7月14日のblogでヤマユリが咲き始めたことをお知らせしてから一週間が経ちましたが、梅雨寒のためなかなか開花が進みませんでした。天気予報によると明日からは雨も上がり、週末にかけては真夏の青空が広がる予報ですので、やっとヤマユリが似合う天気になりそうです。
ヤマユリ⑧
ヤマユリ⑥
ヤマユリ⑦
(※写真は雨の日に撮っていますので、夏らしい雰囲気が出せず申し訳ありません)


大きな花に圧倒されますが、それぞれの花びらの〝くるん〟と巻き上がった美しいカールにも目をとめてみて下さい。
ヤマユリ⑨
ヤマユリ④
(※大きな6枚の花びらのうち内側の3枚を「内花被片(ないかひへん)」と呼び、外側の3枚を「外花被片(がいかひへん)」と呼びます。外花被片は〝萼(がく)〟が花びらのように変化したものと言われています。)


ヤマユリの花は花びらの内側に赤褐色の斑点がたくさん散りばめられています。よく見ると、その斑点は突起であることがわかります。実はこの赤褐色の突起は蜜を吸いにきた昆虫が花にとまりやすくするための〝足場〟になっています。
ヤマユリ③


昆虫(主にアゲハチョウの仲間)に蜜をあげる代わりに花粉を体に付けて他の花へ運んでもらいます。そのため花粉はとても粘性が強くなっており、衣服に付着すると洗濯しても落ちませんので十分ご注意ください。
ヤマユリ⑤


また、ヤマユリといえば強い芳香が特徴です。この芳香は夜間に昆虫(主に蛾の仲間)を呼び花粉を運んでもらうためといわれています。では、この香りはどこから出ているのかと疑問に思い、いろいろな方向から嗅いでみたところ、私には花びらの後ろ側(人間で言えば〝うなじ〟?)から香っているように感じました。皆さんも実際に香りの出どころを自分の鼻で確かめてみて下さい。
ヤマユリ②

散策される場合は十分な水分を用意し、熱中症予防に努めて下さい。虫よけもあると便利かと思います。
暑い中を散策されたあとは、ぜひ「どんぐり庵」へ。冷たいメニューを用意してお待ちしています。