野草園

仙台市野草園のスタッフが書いているブログです。 東北地方に存在する貴重な植物を植栽しております。 広さは、95,000㎡(約東京ドーム2個分)園内全体を歩くと1時間くらいで回ることができる自然植物園です。 開花情報やイベントのお知らせ等をこのブログで行っております。野草園のスタッフによる植物に関する豆知識もあります。植物を知ればいつもの道がミドリの道に変わります。どうぞ仙台市野草園にお越しください。

2010年11月

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表彰式と落ち葉焚き

 野草園の今年最後の行事である植物感謝祭が終わりました。約400人もの大勢の市民のみなさまがおいでになりました。1年間私たちを楽しませてくれた植物への感謝の心を落ち葉焚きを通して行いました。

 この様子をお知らせします。

 初めは、「植物の詩」と「萩まつりの投句」の表彰式です。「植物の詩」の募集は今年で32回目を数えますので、述べ960人もの小学生が受賞してこられたことになります。今年の最優秀賞は、長町南小学校の「根じょうカボチャ」を書いた菅原千桜さんが受賞しました。次に5人の優秀賞と12人の仙台エコーライオンズクラブの方々からのどんぐり山賞の表彰がありました。続いて12人に花地蔵賞が贈られました。

 どの詩も子供らしい感性とものの見方が現れている作品でした。また、萩まつり投句の入選された方々には、色紙額を贈りました。

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<栗和田建設局長さんの御挨拶>

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<表彰の様子>

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<どんぐり山賞の表彰>

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<萩まつり投句入選者の表彰>

 次は、落ち葉焚きです。野草園の植物たちに感謝する心を参加者の黙祷と鐘の音で表しました。今回で53回になるこの儀式は、山川草木皆生命という事への感謝の心でしょう。最後にやき芋を味わって植物の恵に感謝して終わりました。風もない小春日和のいい一日でした。

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<焚き火を囲んで>

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<草笛愛好会の秋の曲>

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<サザンカも満開です>

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<やき芋をお配りします>

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<食べながら歌って>

職場体験

 仙台市立郡山中学校の2年生6人が総合的な学習の職場体験として野草園にやって来ました。中学生はやはり、大人並の力持ちです。オカメザサ刈取りとキチジョウソウ刈取りを一生懸命してくれました。さらにヤマユリを「ときのき広場」の北斜面に植えてくれたり、落ち葉を集めてくれたり、感謝祭の竹伐採をしたりと熱心に体験しました。

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<ヤマユリの掘り上げ>

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<来年咲きますように>

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<芝生広場の落ち葉集め>

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<お客様への名前調べ>

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<草取りの籠で>

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<午後の部開始>

 「とても楽しかった。」「協力してできてよかった。」「やることはきちんとできてよかった。」等の感想を述べてくれました。2日間御苦労様でした。これからの人生の参考になれば幸いです。

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<竹取りの手伝い>

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<感謝祭に向けて準備>

(園長:伊深 正文)

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<サザンカが満開です>

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<ツワブキも咲いています>

晩秋の草花
 菊の仲間や吉祥草などは、今が花の盛りですし、ツバキ科の山茶花や茶の花はすでに咲き出しています。

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 今年の紅葉は、例年より遅いとのことですが、野草園のモミの木に絡まったツタは赤や黄色に色づききれいでした。私は、11月初めに山形へ関山街道を通っていきました。わが宮城県の紅葉はとてもきれいです。山形県に入ると色がくすんで見えました。「ああ、ナラ枯れ病だな。」と思いました。宮城県はまだナラ枯れが進んでいないので、赤や黄色や緑が錦のようです。

Img_2058 特に鳳鳴四十八滝のところがきれいです。こんなに見事なのに、どうして観光客がいないのだろうと思った次第です。仙台は宣伝が足りないのでしょうか。不動滝から鎌倉山を見通す絶景を楽しみました。同様に野草園の紅葉も今が盛りですので見に来ていただきたいと思います。

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 今年は市内紅葉名所めぐりの観光バスが4回野草園に来るようなので、ありがたいことだなと思っています。特別に「野草園蜂蜜」の味見をしていただこうかと思っています。どうぞお楽しみに。

市民写真展

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 今年は90点もの出品がありました。皆さんなかなかの腕前ですし、季節の植物や小動物の特徴をよく捉えて撮っておいでです。野草園にいても見られない場面の結晶が展示されているといえますので、多くの方にごらん頂きたいと思います。

アサギマダラ

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 長い距離を飛ぶ蝶として有名ですが、来園された青葉区の斉藤さんが10月3日に撮影したアサギマダラにはマーキングがされていて、福島県の吾妻連邦のデコ平で放されたものと分かりました。10月になってから野草園に北上したことが分かりました。野草園のフジバカマやサワヒヨドリの花の蜜を吸っていました。この草の毒の成分を体に取り入れているとのこと、自然の仕組みは分からないことですが、驚くようなことが野草園で見られるのが分かったのでした。
 でも、羽に字を書かれて人間の知りたい欲に協力させられてアサギマダラは可愛そうだと私は思いますが・・・・。

(野草園長:伊深 正文)

草木染め教室開催!

 去る7日(日)には、関口怜子先生と軽部和湖先生による第3回草木染め教室を行いました。大人と子供併せて20人が参加しました。

 染め物の原料は、もちろん野草園の落ち葉です。小春日和の中、親子で落ち葉を集めたり、絞り方をしたり、一緒に水洗いしたり、充実した一日を過ごしたようです。

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<早速落ち葉集め>

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<布の絞り方を学びます>

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<絞りの作業>

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<絞り方を軽部先生からアドバイス>

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<煮出した落ち葉は染料に>

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<媒染液につけると色が黒緑に>

 今日の制作は、野草園の座布団カバーを染める事と、お土産の自分のハンカチを染める事です。小石や割り箸などいろいろ工夫して布を絞り上げていました。

 染め液に浸す間は、関口先生のご指導で、思いがけない落ち葉のマグネット作り!

 園内を走り回って珍しい葉や美しい葉を探してきました。

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<染まるまでは落ち葉のマグネット作り>

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<開くと思いがけない>

参加者の声

「絞るのが難しかったけど、楽しかった。」

「あんな落ち葉からこんな素敵な色が出て驚いた。」

「色が素敵な秋の色でよかった。」

「模様をつけるとき、どうなるのかと楽しみでした。」

「野草園のイベントはいつも楽しくて家族で参加しています」

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<最後に皆で記念写真>

(野草園長:伊深 正文)

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