野草園

仙台市野草園のスタッフが書いているブログです。 東北地方に存在する貴重な植物を植栽しております。 広さは、95,000㎡(約東京ドーム2個分)園内全体を歩くと1時間くらいで回ることができる自然植物園です。 開花情報やイベントのお知らせ等をこのブログで行っております。野草園のスタッフによる植物に関する豆知識もあります。植物を知ればいつもの道がミドリの道に変わります。どうぞ仙台市野草園にお越しください。

2011年02月

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やはりはなかなかとおい!!

先週は暖かいと思っていたのもつかの間、今日は雪の日になりました。しかし季節は着実に春に向かって進んでいます。

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<今日の雪景色>

いよいよの訪れが・・・・・・。

 

先日福寿草が一つ咲きました。ロウバイも咲いています。急に暖かくなって、植物も動き出しました。これからマンサクやコシノカンアオイなども咲き始めてきます。いよいよ春間近です。野草園は開園に向けて忙しい日々を送っています。

 みなさまお待ちかねのことと思います。野草園開園日は、3月20(日)です。この期間を開園記念週間として、観察会をしたり入園プレゼントをしたりします。どうぞお楽しみに・・・・。

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マンサク

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ロウバイ

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ヤブツバキ

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フクジュソウ

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コシノカンアオイ

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フキノトウ

針葉樹林区の常緑樹

鳥たちのプレゼント

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園の東の区域には針葉樹林区があります。ここはあまり人の手の入っていないところです。鳥が運んできたと思われる植物がいろいろと生えています。宮城県が北限という常緑樹は多いのでこのような多様性が見られます。

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<アオキ>          

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<シロダモ>        

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<シラカシ>  

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<ヤツデ>          

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<ネズミモチ>         

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<シュロ>   

まずは、アオキ・ヤツデ・ネズミモチ。常緑の低木ですのでどこにでもあるのですが、やはり鳥たちが実を食べて殖やしています。

ここで私のこだわりの木についてお話しましょう。私はこのシロダモこそ仙台の気候に合う木だと思います。シロダモは宮城・山形を北限とするクスノキ科の常緑高木です。野球ではバットにするアオダモを植林したなどと話題になっていますが、この木はもっと地味です。雌雄異株でメス木には赤い実がきれいで、花と実が同じ時期に見られるという木です。街路樹で赤い実がなったらそれも見どころにはならないでしょうか。もっと活用して欲しい木だと思います。この木について後日また・・・。

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<ヒイラギナンテン>

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<カクレミノ>
 庭園や家庭の庭木から“逸出“したと思われる木もあります。それは、カクレミノやヒイラギナンテンです。また、シュロも同じでしょう。イヌマキは、標本木としての成木から落ちた実から出た実生です。ところが、期待しているコウヨウザンからは、実生がないのです。多分暖帯性の植物なので、実らないのではないでしょうか。どなたかご教授下されば嬉しく思います。

 このように針葉樹林区には、針葉樹の下草として、鳥が運んできた種から芽吹いた植物がいろいろと育っていますので、ぜひ開園したら皆様に足を運んでいただきたいと思います。

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<イヌマキ>

圃場完成

前回お知らせした圃場が完成しました。これから職員がまた不足分を補いながら使いやすい圃場にしていきます。なんといっても、市電の敷石を通路に再生したことが、見栄えがよく仕上がりました。寒い中・強風の中作業ありがとうございました。

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(園長:伊深 正文)

春は・・・待ち遠しい!

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 このごろ日が長くなりました。ラジオの日の出の時刻がこれまで東京に先んじられていたのが、仙台のほうが早い時刻になってきました。地軸が少しずつ傾いているのがこういうことからわかるのもですね。もう少しで春ですね。私の帰り時刻には蔵王連邦が夕日の沈むころと重なって、すばらしいシルエットが見えます。

 野草園は北斜面ですので、なかなか早春の草木の芽生えも遅いようです。先日の強風では、彫刻広場からの落ち葉が事務所の上に吹き飛んでいきました。これから三寒四温が続いていくことでしょう。

 テレビ局から、春の便りの問い合わせがあるのですが、今年は、寒さが厳しく野草園の植物も凍えていますが、やっとロウバイが咲きだしました。

私の手仕事

 萩を刈っては捨てるなといい、竹を切っては捨てるなといっている私です。萩では、トイレの[ついたて]をいま直しています。

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例の菰編み用具で今度は萩を編みました。長さは、150センチ幅90センチの萩すのこのようなものです。秋に刈り取った萩の枝を組み合わせて編込みましたが、なんといっても萩は優雅に枝垂れるものですので、まっすぐな<萩すのこ>材料を選ぶことが大変。何とか一枚編みました。重さは15kgくらいはあるでしょうか。2枚目は、細い枝の所を多くして編みました。仕事から学ぶものですね。枝先の部分の方がまっすぐな材料なので1作目よりは目が細かく出来ました。

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<テンニンソウの敷きもの>

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<ススキとチガヤの混ぜ編み>

 また、薬草区の上のところからとったチガヤで菰を編みましたし、テンニンソウの茎でも編んでみました。さらにススキでも編みました。ススキとチガヤと交互に編んだのも良くできました。70㎝くらいの長さに作ると色紙や写真掛けにもできるようです。昔の人は、身の回りのものをこうやって作ったのだなぁと思います。

蔓編みクラフト教室

 野草園ガイドボランティアの方々にクズの蔓の編み方を練習していただきました。職員と一緒に編んで2時間かかりましたが、できばえには皆さん満足されたようです。今度は2月19日の蔓クラフト教室でお手伝いいただきます。

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 おかげさまで蔓クラフト教室の申し込みは初日6日の9時30分には定員になってしまいました。今回初めての試みですが、多くの申し込みがあって驚いている次第です。当日は、参加者の皆様が満足できるようにがんばりたいと思います。せっかくお申し込みいただいたのにもかかわらず、定員オーバーでご参加できなかった皆様にお詫び申し上げます。来年度は12月に行いたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

(園長:伊深 正文)

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