インターネット時代になって、デイトレーダーなんて人がいるらしんですね。
実際、毎日のデイトレを小まめに公開報告してる人もいる。大体、新規公開株を公募で買って初値付近で売却したり、店頭銘柄を日計りで売買したりしてるみたいですね。まあ、私的に彼らを評論すると、何て時間の無駄やってんのかな、ってことかな。老人のボケ防止に趣味でやってんのなら、お好きにどうぞって感じだけど、若い人が、職を持たずに、デイトレを本業でやってるっていうから、ちょっと、のけ反ってしまいますね。私も株の世界は古いんですが、若い人には、是非言っておきたい。早いうちにお遊びやめてまともに働きなさい、ってね。確かに、金融市場はドンドン拡大の様相を益々鮮明にしている。単一なモノ作りで付加価値を得る行為よりも、金融市場の拡大は半永久に続く。しかし、その金融市場の膨張とは、あらゆる分野のモノ作りの付加価値に比例するものだから、あくまでモノの付加価値が創造した富を反映したものに過ぎない。その膨張分を市場で奪い合ってるのが資本市場の本質なんです。だから、デイトレなんていって、毎日、日計りで売った買ったやったって、市場に新規資金が流入してきた時だけ市場規模が膨張し、逆に投資家が資金を回収に回ると、市場から資金が流出して値が崩れてくるだけのことだから、儲かったり損したりを繰り返すだけのことですよね。それ以外何の意味もない。だから、デイトレが本業だなんて、馬鹿げてるな、ってことなんですよね。昔は、株好きが高じて、兜町や北浜に相場師が密かに生息していて、市場の拡大を予測しては、安値で売られ続ける玉を拾って、大量の玉集めをして、市場が反転して逆に買いあがってくる買い玉に手持ち玉を売りに回って大量に捌いていく。そうすることで大量の売買益を手中にするわけですね。そんな相場師っていうのは、例えば10年単位の商いで儲けるんですよね。10年単位の下げ相場、上げ相場で儲けていく。私の経験上でいうと、やはり、相場で儲けるというのは、そういうことです。大きな産業構造の変化や市場構造の歪みを突いては利鞘を稼ぐもんなんですね。それをヤミクモに、毎日、新規公開株クラスの、市場価値の定まってない銘柄を売ったり買ったりしたって、確率的にも継続的に儲けられる道理などあるわけがない。だから、サッサと手仕仕舞って、ちゃんと社会保険や年金を付加されて、将来定年で退職する時は、大きな退職金がもらえる仕事をしなさい、っていうんですよ。私は経験上、色んな人を見てるけれど、老いてからのカネの無い人生は辛いし惨めですね。某大手百貨店に勤める人が株好きでね。その株好きが高じて、百貨店やめて、相場師になるんだとかいって、毎日証券会社に入り浸って、ボードと睨めっこしてるんですよね。サラリーマンだと、毎月25日に仕事しなくても給料が振り込みされて、生活費に充当してたんだけど、相場師になってからは、売買益だけが生きる糧なんですね。ところが、焦れば焦るほど、相場の深みにはまって溺れていく。損が嵩んでくるもんなんですね。そんな毎日に耐え切れず、頭がおかしくなってしまったんですね。家族は崩壊して、どっかにいってしまいました。そんな人一杯見てきましたからね。何で、最も生き残りが困難な相場師を選ぶのか?公務員が一番いいんですよ。何の野望も持たずに、コツコツ可も不可もなく、無難に日々を送っていく。そんな人らが最終的な人生の勝利者になるんですよ。コツコツまじめにいかなくちゃね。