永らく更新をしてませんでしたが、ほとんど打ってないから
なんですよね。
どうにも機械代・新台ペースと稼働のバランスが取れていないぞ、
というのが体感出来て足が遠のくというのが正直なところです。

今年度は最大手のマルハンさんですら新台導入のペースを
落として利益を確保しているとの話をコラムで読みましたが、
来年はほとんどのホールで同じような買い控えが起こってくる
のではないかと思います。

そうなって初めてメーカーの方でもこれではいかんと対応を
考えるのでしょうが、一旦嵩んだ開発費をすぐに下げる事が
出来るのかは疑問です。
何事も急には変われない。大手であれば大手であるほど
急には変われないでしょう。
ホールとメーカーが適切な体制で安定して、ユーザーも
適切な数と稼働に安定するには何年かかるのでしょうか。

現状のパチンコパチスロ業界はバブル状態だとしか
思えません。どう考えても稼働実情に見合った市場規模では
ない状態が長く続いています。それは不当な販売方法が
原因のひとつでもありますが、新台ばかりに客数が集中して
しまうという実績も原因なんだと思います。
ですので、新台の客離れがだんだん早くなってきたのは
正常化に向かっているいい傾向なのではないかと思います。
 
これからまだまだ多くのホールが閉店して、多くの人が
仕事を失っていくでしょう。販社の営業さんは血を吐くような
苦境に陥りメーカーも大規模なリストラを迫られるのでは
ないかと思います。
エンドユーザーが減っているのですから。バランスが
おかしいのです。
そんな中で勝ち抜けようだとか抜きん出ようだとかしても
しようない。状況に合わせて正常化させることが第一です。

今のパチンコパチスロ業界は、資本主義が持っている
落とし穴のモデルケースの様な破滅的な状態に思えます。
ホールは潰れたくないがために滞在ユーザーの増加を求めて
新台を購入し、販社はそれに付け込んで抱きあわせ商法の
ような売り方をして利益を確保しては店の負担を増やす。
メーカーは開発費の高騰を台数でカバーしていくので
新台入れ替えのペースは早まる。負担が増えたホールは
回収傾向を強める。勝てないエンドユーザーが増える。
打ち手が減る。
それぞれが自分が損をしないような選択を選び、市場全体が
崩壊していきます。これはどこが悪いとかではなく、単純に
バランスが悪いんです。正常ではない市場は苦しみを生む
ばかりです。

今は、打たないが、吉。どこもかしこも回収傾向が強すぎます。
ひとまず設定1でも102%のうみねこが出るまではパチスロは
打たないというのが賢明だなと個人的には思います。