October 11, 2006

まほうのえのぐ(福音館書店)1993

4fca03b6.jpg大好きな林明子さんの作品をご紹介いたします〜。あまりに素敵な作品が多いのでどれにしようかと迷ってしまいましたが、芸術の秋…と言うことでこちらにしてみました。
主人公の女の子よしみちゃんはいつもおにいちゃんが使っているえのぐばこやスケッチブックにとても憧れています。おにいちゃんに「わたしもえのぐでかきたい」とお願いしてみますが、「これはだいじなまほうのえのぐだからだめだよ」と断られてしまいます。でも何度も何度も描きたいと言う妹の強い気持ちに根負けしたおにいちゃんはとうとうえのぐセットを貸してあげることに…。
わくわく気分のよしみちゃんは早速青、黄色、赤などのいろを使い始めますが、あまりに熱中しているので周りにリスやカラスがそうっときていることなど気がつきません。
そうしているうちに足下から突然でてきたへびに赤色のえのぐを持って行かれてしまうのです。
必死で追いかけるよしみちゃん、どんどんと森の中へと探しに…。
やっと赤色えのぐを見つけるとなんとそこにはへび、リス、カラスやねずみまでもが楽しく絵を描いている姿がっ。いつのまに持って来たのか、くまときつねが、えのぐばことスケッチブックまで持ってきています。しっぽを使って描くへび、くちばしに木の枝をくわえて描くカラスやすずめ、イッチョマエに筆を使って描くサルなど、かわいらしい様子には見ているだけでほのぼのとさせられますよ。最後にはよしみちゃんもこの動物達と一緒に静かな森の中で楽しいお絵描きの時間を過ごすの
です。よしみちゃんの気持ちになって読んでいると本当に優しい気持ちになれます。今の季節にぴったりのしっとりとした作品です。

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July 26, 2006

だいくとおにろく(福音館書店)1967

e1c77ffb.jpgおなじみ「こどものとも」傑作集よりご紹介します〜。むかしあるところにとても流れの早い大きな川がありました。かけてもかけてもたちまち橋がながされるのを見て、村の人たちは名高いだいくに橋をかけてほしいと頼みます。さぁ、そのだいくが川を眺めながら考えていると、川の中から大きな鬼が出てくるのです。だいくが鬼に、橋をかけるつもりだと告げると、「おまえのめだまよこしたら、おれがおまえにかわってはしをかけてやってもええぞ」と言うのです。
けれども、強運の持ち主の主人公だいくはうまくここを切り抜けます。だいくと鬼の愉快なやりとりも魅力的。お話自体は、ずっと昔から語り継がれている有名な一品ですが、私はこの絵とても惚れ込んでいます。「スーホの白い馬」などでもなじみ深い赤羽末吉さん…、 ごひいきにしているので、彼の作品はコレクションしています。素朴で温かみのあるまるで墨絵のような画風…、とっても魅力溢れる一冊です。


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June 26, 2006

きれいなどうぶつ(フレーベル館)196?

b197b964.jpg本日はとってもノスタルジーな一冊をご紹介します。この絵本は、私が小さかった頃にシリーズに
なっていた「トッパンのカメラえほん」どうぶつシリーズからの一冊です。きれいなくじゃくがゴージャスな羽を広げて凛として立っているこの表紙も素敵なのですが、ページをめくると今度はかわいらしいうさぎが登場します。ふわふわ している あんごらうさぎ ぴょんぴょん はねてる あん ごらうさぎ おやつに おやつに おいしい くさを あげましょか…文章にも暖かみがあってとても和みますよ。にしきごいのページではにしきごいのことをお雛様の着物みたいねと描かれています。イラストじゃない分、子供が受ける言葉の響きってとても大切だなって思います。いきいきと撮 られている動物達に優しい言葉がぴったりとハマっている素敵な絵本です。ちなみに、このトッパンシリーズ絵本は、オットがミクシーでコミュニティーを立ち上げておりますので、良かったらご覧下さいね。


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June 20, 2006

みんなうんち(福音館書店)1981

46c2c174.jpgうわぁ、いっぱいある〜いろんなうんちが。おおきい ぞうは おおきい うんち、小さいねずみは ちいさい うんち、さかなも うんち、とそれぞれのうんちの大きさに触れてあります。だんだんと動物の種類によってうんちの仕方が違うということ、そして、なにより命あるものは全て、食べ物を食べるから、うんちをするんだよと言う大切なテーマが描かれています。次男に初めてこの絵本をよみきかせた時、そおっと絵本をかかえてトイレに入り、「うんちでたよー」と満足気にでてきたのを覚えています。シンプルだけど、子供の心にすーっと入ってくるようなすがすがしさも感じられて、次男のお気に入り本となっています。
絵本を1ページずつめくっていくと、まるで折り紙のようにきれいな色が次から次へと出てくるのも素敵です。さすがの五味太郎さんです。

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June 17, 2006

あし にょきにょき(岩崎書店)1980

d216ebf0.JPGこの世の中で食べたことの無いごちそうはなんにも無いと思っているポコおじさんのところへ、ある日一人の怪しい男の人が尋ねてきます。その人は、大きなトランクを持っていて、中には見たこともないくらいの大きなそらまめが入っています。さぁ、びっくりしたポコおじさんはそらまめを売ってもらうことに。早速ぺろりとたいらげたポコおじさんでしたが、あやや、なんと、おじさんの左足が信じられないほどの勢いでにょきにょきと伸び始めたのです。一体どこまでのびていくのでしょうか?
息子達のリクエスト回数の多いこの絵本は、イラストに味があるので私自身もお気に入りです。ポコおじさんの顔、ほんとに笑えますよ〜。♪ そして、最後のオチにまたくすっ…という一冊です。

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June 15, 2006

ありのとおったみち(福音館書店)1983

ccaf0300.jpg突然ですが、今我が家にありんこが住んでいる。なんの断りもなしに、家族の他にもたろうくんやじろうくん、はなこちゃんにジョニーくんと、どんどん友達を呼んできては、子供達の食べこぼしをめざして行列になっている。息子と二人でしばらく見ていると、昨日次男が食べていた「カントリーマアム」らしきものをわっしょいわっしょいと運んでいるのを発見っ。ありんこたちも美味しいものはよく知っているなぁと感心していると、おもむろに次男が今日の分の「カントリーマアム」を持ってきて、ジョニーくん達の真上でわざとこぼれるように食べ始めたのだ。きっとこれにはたろうくんもはなこちゃんも大喜びだ。だってまさに「棚からぼたもち」なのだから。次男とジョニーくんたちの喜ぶ姿を見ながらも、どうしたもんかと一人悩む私。色々考えた末、次男がお留守の時を見計らって立ち退いていただくことにした。オットは隣で「巣穴にねんどでもつめておけば〜」とか言うが、私の決断は、巣穴にセロハンテープを貼付けるだった。どっちも似た様なもんだけど。そんなわけで、今日はすがすがしい玄関だ。今のところはセロハンテープで持ちこたえている。たが明日はどうなるか分からない、また次の作戦を考えなくてはっ。ありのとおるみち、それはありだけが知っている。

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June 14, 2006

ふんふん なんだかいいにおい(こぐま社)1977

bd801c76.jpgさっちゃんはある日、おおいそぎで朝ご飯を食べて、口のまわりは卵の黄身だらけ、手のひらはいちごジャムでべたべた、エプロンはとりのスープでしみだらけと言う状態で飛び出して行きます。どうしてでしょう??
途中でさっちゃんのいいにおいにつられて、きつねのこ、くまのこ、おおかみのこが近づいてきますが、さっちゃんはその度に「あたしのうちにいってごらん」と言うのです。さて、さっちゃんは自分の御用を終えて、家に帰りますが、どんなサプライズが待っていたのでしょうか?
さっちゃんのおかあさんの優しさ、そしてさっちゃんの思いやりを感じる素敵な絵本です。さらさらとしたイラストなのに温かな雰囲気を醸し出しているこの絵本は、我が家の絵本棚にもよく並んでいる、こぐま社からの一冊です。私のお気に入り出版社部門のランキングで上位をしめているこのこぐま社の作品はどれも期待を裏切りません。


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June 13, 2006

ざりがに(福音館書店)1973

1ac0059c.jpgとうとうこの季節到来ですっ♪このざりがにと言う響き…、なんかもうすぐ夏って気がして楽しくなってきます。そう、ざりがにって色んなものを食べるんですよね〜。豚肉とかウインナーとか。結構子供の好きなものばっかり。この絵本には、ざりがにとりをするやんちゃな子供たちが指をはさまれたりとアクシデントにも見舞われながらも大奮闘するシーンが楽しく描かれています。はさみがとれてしまったざりがにのその後の生活ぶりなどにも触れてあってとても興味深い作品です。さぁ、今年はどんなかっちょいいざりがにと会えるかなぁ。楽しみ楽しみっ。

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June 11, 2006

いたずらこねこ(福音館書店)1964

754e974f.jpgこの絵本は、一匹のかめと一匹の子猫の出会いのものがたりです。小さな庭の小さな池に住んでいるかめ、そしてとなりの家に住んでいるいたずらな子猫、この二匹はお互いに生まれて初めてであったへんてこな生き物に興味津々、そしてドキドキわくわくするのです。見開き1ページに描かれるかめと子猫の距離感には脱帽です。最初は思いっきり隅っこ同士に描かれた二匹がページを追うごとにそろりそろりと近づいていくのです。おもしろーい♪子供達は きっとかめを見たり、子猫を見たりと同じ気持ちになって絵本の中に入り込むことでしょう。いたずら子猫は用心しながらそばに近寄っていき、そして、ポンっとかめをたたきます、さてかめはどうなったでしょうか?
見たこともないかめの習性に驚くあまり、子猫のとった行動は???モノクロなイラストにただ一色グリーンだけが使ってある手法もとても魅力的、みどころ満載な一冊です。


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June 08, 2006

そらいろのたね(福音館書店)1964

0ea6d1ac.jpgある日、野原でゆうじくんがもけいひこうきを飛ばしていると、きつねが一ぴきやってきて、このもけいひこうきをとても欲しがるのですが、そう簡単にはあげられません。すると、きつねは「ぼくの宝物ととりかえて」と言い始め、ゆうじくんは、きつねのポケットからでてきたそらいろのたねと取りかえっこすることになりました。ゆうじくんは早速お庭の真ん中にたねをうめますが、次の朝、見に行ってみると、あらびっくりっ♪なんと、土の中から出てきていたのは、そらいろのちいさな家だったのです。こんなファンタジー大好きです。特にジャンル的には、森の中、土の中、家の中ものが私のツボです♪この好みはどうやら息子達にも受け継がれているようで、このジャンルのものはよく読んで〜と持ってきます。この絵本のイラストもどこかとてもなつかしい感じでほんわか気分を味わえますよ。

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