風味絶佳〜幸せ日和〜

美味しい食べ物、お昼寝、旅、馬、本、映画、吉川晃司。 日々の生活で見つけた小さな幸せの足跡。

2005年06月

6/30(木)カムジャタンにカムジャジョン

退社後、同僚のCさん、Hさんと
감자탕(カムジャタン)を食べに行く。

じゃがいも、エゴマがたっぷり入った감자탕、
大好きなんだよね。


カムジャタン















とりあえずビールで乾杯。
감자탕だけじゃ寂しいから감자전(カムジャジョン)も頼む。
すりおろして焼いたジャガイモがもちもちしてて、美味しい。

カムジャジョン















熱々のモチモチをいただく。

감자탕もいい具合に煮立ってきた。
このグツグツがいいんだよね。
감자탕に감자전、ジャガイモづくしの今夕。

それに막걸리(マッコリ)をほんの一杯。
감자탕に감자전、それに막걸리だなんて
なんて贅沢な組み合わせ。

食べ物良し、お酒良し、おしゃべり楽し、
最高の夜である。



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6/28(火)暑い日には・・・。

今日もまったく異常な暑さ。
脳みそ、溶けそう。
うだるような熱気にぐたぐた。
お昼は冷麺でもさらっと食べようと思い、
韓国料理屋へ行く。
美味しい冷麺がどこにあるのかわからず
たまたま冷麺の看板が目に入った韓国風中華料理店に入る。

冷麺を食べるはずだったのが
チャンポンを目にした途端、心変わり。
この暑さの中、汗をかきかきチャンポンを食べるのも良い!
なんておもってしまったんだよね。
で、チャンポンを注文。


チャンポン













この真っ赤なチャンポン。
まさしく韓国風。
辛い。マジで辛い。
韓国人のCさんも「辛い、辛い」と連発。
でもね、この辛さが病みつきになっちゃうんだよね。
時々、チャンポンが食べたくて狂いそうになることもある。
まさに真っ赤な悪魔の誘惑。

夜は夜で会社の同僚とお好み屋さんへ行く。
仕事あがりのビールは美味い!
もんじゃ、シーフード、ミックス、焼きそば等を食べる。



ミックス















焼き蕎麦












鉄板でジュージュー焼きながら食べるもんじゃ&お好み焼き&焼きそば。
これにビール&カクテルを飲む。
もう最高だね。
夏の夜の楽しみはこれに尽きる。
ってまだ梅雨、あけてないんですけど。



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6/27(月)カフスの似合う男性に。

午後、異常な暑さの中、お遣いに出かける。
明日、上司が取引先の方と会うのだが
その時の手土産の買出し、というわけ。

今回、頼まれたのはネクタイピンとカフスのセット。
なかなかお洒落なチョイスでないかい?
実は私、カフスをしてる殿方に弱かったりする。
カフスをするにはそれなりの余裕がないとダメだし
(金銭的にも、精神的にも、ね。)
常にパリッとしたYシャツを身に着けなくちゃいけない、
そんなお洒落で清潔感漂う男性にはっきり言って弱い。
カフス=有能、清潔、お洒落、セレブ・・・・
ってなイメージが出来上がってんだよね。

ちなみに私の上司(韓国人)もほとんど毎日、カフスをしてる。
何とはなしに視線はカフスにいっちゃうんだよね。
それで惚れちゃうことはないけれど
‘いいな〜’って思っちゃう。

ちなみに今日、買ったのはバーバリーのネクタイピン&カフス。
ウェッジウッドのもよかったんだけど・・・・高かった。
でも、バーバリーのも素敵。

彼氏できたらバシッとカフスなんか着けてもらいたいな〜。
よし、次に付き合うのは絶対にカフスの似合う男性。
お遣いに行っただけなのに、変な決意をしてオフィスに戻る。

カフスセット
















         ↑
今日、買ったネクタイピン&カフスセット。


ちなみに韓国人はバーバリーのことを「ヴォヴォリー」と言う。
留学中に初めて「ヴォヴォリー」なる音を耳にした。
「ヴォヴォリー」=「バーバリー」だと結びつくのに
数秒かかった覚えが・・・!




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6/26(日)覆盆子酒で良い気分〜♪

とても6月とは思えないような陽気ですが。
南西にある私の部屋はそれこそ汗だくだくのうだるような暑さ。
それも昨日までの話。
今、リフォームで入ってくれてる大工さんに頼んで
断熱材を屋根裏にいれてもらったら、
もう、嘘みたいに暑くない。
熱気がこもってしまった部屋に
いくら涼しい夜風を入れても一向に気温&湿度が下がらなかったのが
今夜は夜風が心地良い〜♪

すっかり気を良くして
韓国土産の복분자주(覆盆子酒)を頂く。
(Yさん、ありがとうございます)

お酒














夜風にあたりながら飲むお酒のこの美味さ。
복분자주って甘くないから好き。
果実の旨みがどっしり詰まってるところも好き。
なんか休日してるよな、って感じ。
今、はまってる村上龍の半島を出よ (上)を読みながら
복분자주を飲む。
く〜、たまらん。

복분자주って何でも精力増強に良いんだとか・・・・。
知り合いの아저씨が力説してた。
まあ、精力つけてどうすんの?って感じですが。
美味しいから、いいか。



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6/25(土)諺・慣用句

先々週の翻訳学校で「体の部位が入っている諺・慣用句」を
挙げなさい、という課題が出た。

諺・慣用句自体、あまり知らない上に
体の部位が入らなくちゃいけないという制限付き、となると
かなり苦しい。
咄嗟に思いつくのは数えるほどしかない。

제 눈에 안경 (自分の目に眼鏡⇒あばたもえくぼ)

옷이 날개 (服は翼⇒馬子にも衣装・・・ちょっと違うんだけどね。)
      ※人間に翼はないんだが・・・。

눈 가리고 아웅 (目を覆ってニャア⇒見え透いた嘘をつく)

눈코 뜰 새도 없다 (目や鼻を開けたり広げたりする暇もない
          ⇒息つく間もないくらい忙しい)



かなり悔しかったので、調べてみた。
その中で使えそうなものだけ挙げてみる。


두손 두발 다 든다 (両手両足ぜんぶ上げる。⇒手も足もでない、お手上げ)
          ※似てるけど、両手両足ってところがすごい!

손바닥을 뒤집듯하다 (手のひらをひっくり返す。⇒手のひらを返す)
           ※そのままやんか!とても外国語とは思えない。


믿는 도끼에 발등이 찍힌다 (信じる斧に足の甲を切られる
              ⇒飼い犬に手を噛まれる)
           
발이 손이 되도록 빌다 (足が手になるくらい手を合わせる
            ⇒しきりに頼む)

다리 뻗고 잔다   (足を伸ばして寝る⇒枕を高くして寝る)


발보다 발가락이 더 크다 (足よりも足の指がもっと長い⇒本末転倒)
배보다 배꼽이 크다   (腹よりおへそが大きい⇒本末転倒)
눈보다 동자가 크다    (目より瞳が大きい⇒本末転倒) 
             ※本末転倒を表す諺がなんでこんなに多いの?

눈엣 가시     (目に棘⇒目の上のたんこぶ)

눈이 아무리 밝아도 제 코는 안 보인다 
          (目がいくら良くても自分の鼻は見えない
            ⇒いくら利口な人でも自分のことは分からない)

귀에 걸면 귀걸이, 코에 걸면 코걸이
          (耳にかければ耳輪、鼻にかければ鼻輪
           ⇒物は見方によってどうとでもとれる。)
          ※確かに。なんとも分かりやすい。

귀에 못을 박힌다 (耳にたこがささる⇒耳にたこができる)

목마른 사람이 우물 판다 (喉が渇いた者が井戸を掘る
             ⇒切実な者が仕事を急ぐ)
          ※必要にかられれば人間、何でもやるもんな。

얼굴에 똥(먹)칠한다 (顔に糞(墨)を塗る⇒顔に泥を塗る) 
          ※墨はまだしも糞とは・・・すごい。

사람을 턱으로 부린다 (人を顎でこき使う⇒人を顎で使う)
          ※こんな表現までそっくりなんだ。びっくり。




調べてみるとこれが意外と面白い。
今度は体の部位に関係なく、おもしろ表現を集めてみよう。
お勉強は楽しまなくちゃ、ね。



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6/24(金)昼も夜も。

今日は韓国料理漬けの一日。
お昼は会社近くの韓国料理屋で石焼ビビンバ。
石焼ビビンバ













ナムルいっぱいの本格的な石焼ビビンバ。
嬉しい。
ちょっとお焦げができすぎちゃったのが惜しいところ。
昼間からワインを飲む。
これは・・・・かなりきついかも。


お昼が終わってからしばらくは
ワインに酔ったのか仕事に身が入らない。
昼間のお酒は、きくね。

夜はDさんと一緒に渋谷のチムタク屋さんへ。
ここは本当に美味しい。
雰囲気良し、味良し、お値段良し。
かなり満足度が高い。
チムタク半羽を注文。

チムタク














タレがしみこんだ春雨、じゃがいも、鶏肉が
もう絶品。
最後にご飯を入れて食べるのが最高なんだけど
今日は食べるペースが遅かったのか
春雨がタレを吸い込んでしまったため
ご飯を入れるのは断念。残念。
チムタクのほかにパジョンを頼む。
パジョン



















パジョンにマッコリ。これ最高。
なんだかんだですごい量のマッコリを飲む。
我ながら恐ろしい。
半分、記憶を飛ばしながら家にたどり着き、
今こうしてPCに向かってる間も酔いが醒めてない状態だったりする。
明日、二日酔いの頭痛がないことを願うばかり。
それにしても私の一日って食べて、飲んでるだけじゃん!?




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6/22(水)朝のひと時


コーヒーショップ















毎朝、出社前に30分ほどコーヒーショップで
寛ぐのがここ数ヶ月の日課。
温かいカフェラテでホッと一息。
韓国語のテキストを開く。
この朝の30分は一人静かに過ごせるとっても貴重な時間。
このひと時が私の元気の源。



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6/21(火)サムギョプサルの夕べ

月、火と2日続けての飲み。
正直、かなりきついっす。
昨日は和食に焼酎。
今日は삼겹살(サムギョプサル)に焼酎。
焼酎続きの2日間。

今日は女性ばかりの同僚4人で飲んでたんだけど
偶然にも駐在員のY部長も友達を連れて来ていた。
あらま、って感じ。
でさ、何とこちらのお会計を全て済ませてくれちゃったんだよね。
こういうところってやっぱり韓国人男性。
女性には払わせない、っていうポリシー。
別に一緒に飲んだわけじゃないのに、ね。
経費削減の折、自腹を切ったことはほぼ間違いなし。

女性にお金を払わせない、
これって一見、親切なんだけど
実は女性は守ってあげなくちゃいけない性、
っていう意識が隠れてるんだよね。
まあ、それが男尊女卑にも繋がるわけで・・・。
な〜んて思っちゃったけど
Y部長のせっかくのご好意、有難く受け取ることにする。
男性と女性じゃなくて上司と部下の関係と思えばいいわけだしさ。


そういうば삼겹살のことをほぼ100%の韓国人が
「三段バラ」っていうんだけど。
三段バラってちょいと違うんじゃないかい?
せめて三枚肉とかさ、バラ肉とかさ、あるじゃない。
三段バラっていうと、思わず自分のお腹を見つめちゃうわよ。




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『スーパースター カン・サヨン』を観る

오랫동안 꿈을 그리는 사람은
마침내 그 꿈을 닮아 간다.

  
                    -앙드레 말로-



映画『슈퍼스타 감사용』の冒頭に出てきた言葉。
ひどく心に残ってしまった。
まるで突き刺さるかのように。

この映画はまさに“ドラマ”だ。
夢を追い、挫け、それでもなお夢に向かって
突き進んでいく人間のドラマ。

夢を追い求めるという心、
すっかりどこかに置き去りにしていた心を
思い出させてくれる映画。

ワールドカップの頃、“꿈은 이루어진다”(夢は叶う)が
まるで流行語のようにあちこちで聞かれた。
初めのうちこそ、良い言葉だな、なんて思ってたけど
テレビをつけても、看板を見ても、どこへ行っても何をしてても
嫌でも見聞きするようになってしまった、
あまりにも氾濫しすぎたその言葉に
「夢」が安っぽいものにすら感じられた。
そして「そんな言うほど簡単に夢は叶うものじゃない」という
反発心も・・・。

そして日本に戻っての会社員生活。
現実の生活の中で夢なんて抱く余裕もなければ
夢を追い求めるパワーも失ってしまっていた。
そんな今の私を見つめなおす、そんな機会を与えてくれたのが
この映画。

どんなに努力しても叶わない夢は多い。
「夢は叶う」なんて軽々しく口にできない。
でもね、夢や希望を持って努力し、前向きに突き進んでいく人は
美しい、と思う。
そんな美しい人に私もなりたいと思う。
「今さら」「年だから」「時間もないし」「お金もないし」
そんな言い訳は捨てなきゃね。



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6/18(土)紫陽花の花

紫陽花













生きてると嫌なことも、うまくいかないことも
悲しいことも、傷つくことも、いっぱいある。
いつもいつも楽しい、幸せ、では生きられない。
年を重ねるにつれ、苦しいこと、辛いこと、悲しいことが
増えていくような気がする。
そしてそれを誰かに吐露することもできず
一人で抱えていくことが多くなってきたような・・・。
時々、苦しくて、辛くて、悲しくて
押しつぶされそうになる。
どんどん大きくなっていく苦しみを一人で抱えて
これからも生きていかなくちゃいけないんだろうか。


昨日の夜遅く、韓国人の同僚、Kさんから電話。
仕事を終えて、ラーメンを食べて家に帰る途中だという。
奥さんと子供さんは今、韓国で、Kさんは日本で一人。
仕事が忙しくて、寂しいと思う余裕もないと言うけれど
やっぱり寂しいんだろうね。
言葉にはしないけれど彼の寂しさが伝わってきたような気がした。

みんなそれぞれ、いろいろあるんだろうね。
寂しくなったり、悲しくなったり、虚しくなったり。
そんなことを思いながら目にした紫陽花が
今日は特に綺麗だと思った。





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6/16(木)雨降りの日は・・・

ユッケジャン












今日のお昼は육개장(ユッケジャン)。
すごい好物ってわけじゃないんだけど
雨降りのせいもあって、汁物が食べたかったんだよね。

‘これぞユッケジャン’っていうような
絶品ユッケジャンがあったら、どこへでも飛んでいくんだけど。
未だかつて絶品ユッケジャンに出会ったことがない。
辛くもなければ、あっさり系でもない。
なんか中途半端なんだよね。
でもどこかに美味しいユッケジャンがあるはず。
ユッケジャン・・・これはこれからの課題だね、きっと。


最近、気になること。
「大人になって普通に結婚して家庭を持つ」とか
「人並みに結婚して・・・」っていう表現。
30過ぎて未だに独身の私は「普通」でもなければ
「人並み」でもない「異常」な「人並み以下」の人間ってことになる。
なんかな、なんかあれだよな。
釈然としないんだよね。
結婚するのが普通、という社会に私は生きてるんだな、
とつくづく思う。



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6/14(火)食べ物の話

サムゲタン
















韓国からの出張者のお昼にお供する。
今日のランチは韓国料理屋さんで「삼계탕」(参鶏湯)。
삼계탕を食べるのって本当に久しぶり。
考えてみたら日本で삼계탕を食べるは初めてだったりする。
お値段、高いもんね。

出張者チームがこの蒸し暑い中、お仕事を頑張ってくれてるから
その慰労の意味をこめてのお昼だったのだが
すっかりご相伴に預かってしまった。

本当は若鶏の中にもち米、高麗人参、なつめ、にんにく、栗
なんかが詰まってるんだけど、
今日の삼계탕には見事、何も詰まってない。
ちょっと悲しい。
仕方なく添えられたご飯(もち米じゃなくて普通のうるち米)を
スープの中に入れる。
ちょっと慣れない삼계탕に戸惑う。

でもね、スープの味はお見事。
濃くもなく、薄くもなく、ちょうど良い具合に
お出汁が出てる。
このあっさりとしたスープと一緒に
キムチを食べると最高。

「幸せ」だと思う。
そういえば今日、韓国人の上司に聞かれたんだっけ。
「日本人はどうして食事をしてるときに“幸せだ〜”と
言うのか」と。
「韓国人は食事をしながら“맛있다”(美味しい)とは言うけれど
“행복하다”(幸せだ)とは言わない」と。
なるほど。確かに。
「幸せはもっと大きな喜びのときに使うのが正しいのでは」とも。
ふむふむ。確かに。
まあ、日本人はそれだけ食に貪欲なのかも知れない、ね。
そうでなければこれだけいろんな国の料理が
日本国内で導入、発達はしなかっただろうし。
私も・・・食べてるときが一番、幸せかもしれない。

会社の帰り、電車の中で雑誌を読む。
目に飛び込んできたのが「ぶるだっく」
ぶるだっく? 
一瞬、アヒルの一種か、あるいはブルドックかと思ったわよ。
そしたらさ、何と「불닭」だっていうじゃない。
あの韓国で大流行してた(してる?)불닭!
それが日本上陸したというからびっくり。
3月に韓国に行った時に食べたけど、辛かった。
大抵のものは大丈夫なんだけど、これはマジで辛かった。
でも、美味しかったけどね。
ビールとの相性も良かったし。

日本初上陸の「ブルダック」、これは行ってみないといけませんな。


http://www.booldak.co.jp/buldak.htm



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6/13(月)ジャズを聴く

知り合い(韓国人)の息子さんが
ジャズ奏者でアルバムを出したということで
CDをもらう。

ジャズアルバム








ジャズってあまり聴かないし、
馴染みがなかったんだけど
これがいいのよね。本当に凄くいい。
心の奥深くにまで旋律が響いてくるというか、
そんな感じ。

「あら、ジャズって素敵♪」
思わずそんなふうに思ってしまう。

疲れた心をジャズで癒す、
温かいコーヒーを飲みながら、
食後のカクテルを飲みながら、
眠りにつく前の読書をしながら、
生活の一部にジャズが流れてる生活。
穏やかな生活の演出。
これって本当に素敵かもしれない。

宝のひょうたん

バガジ






田舎に心優しいお百姓さんが住んでいました。
お百姓さんは働き者でしたが、
日照のために農作物はまったくとれない有様でした。
お百姓さんは食べる物がないので、
家にある生活道具を市場に出しては
ただ同然の値段で売ってはお米を手に入れていました。

「今日は何を売ろうか。ああ、もう一握りのお米しか残ってない」
お百姓さんはがっくりと野道を歩いていました。
ところがしばらく行くと蛙を捕まえては
大きな桶に入れている人に出会いました。
「どうして蛙をそんなにたくさん捕まえているのですか。」
「とてもお腹が空いて蛙でも捕まえて食べようかと思いまして。」

凶作のせいで他の人もみんな生活が苦しかったのです。
お百姓さんはその人が可哀想に思えました。
しかし桶の中で悲しげに鳴く蛙も哀れでした。
「私が米を一握りあげるから、かわりに蛙をくれないか」
その人は蛙よりお米の方が良かったので、
すぐさま蛙を売りました。

お百姓さんは蛙が入った桶を持って、近くの蓮の池へ行きました。
そして蛙を全部、放してあげました。
「良い時だったらこんな目にもあわなかったものを。
蛙さんたち、元気でな。」
ところが蛙は水の中に入ろうとせず、
お百姓さんの足元から離れようとしません。
「早く行け」
蛙はぴょんぴょんと跳ねて藪の中へと消えてきました。
そして「ケロケロ」「ゲコゲコ」と鳴きたてるのです。
お百姓さんは一体、どうしたことかと藪に入っていきました。
すると蛙たちはひょうたんを囲んでいるではありませんか。
「はは。私に贈り物でもしてくれるというわけだな。
ちょっと古いけれどお前達の優しい心を有難く思って
使わせてもらうよ。」
お百姓さんは気分よくひょうたんを手にとりました。
するとやっと蛙たちはぴょんぴょんと池の中へと入っていきました。

家に帰ったお百姓さんはおかみさんにこっぴどく怒られました。
「家に残ってたお米を全部もってどこへ行ってたんですか」
「悪いな。かわりにひょうたんを一つ持ってきたよ。
かまどに置いておくから使ってくれよ。」
「何ですって?お米のかわりにひょうたんですって?」
おかみさんは怒って台所へと行ってしまいました。
「あなた、冗談が上手だこと。ひょうたんいっぱいに
お米を持ってきたって一言も言わないんだから。」
おかみさんはお米がいっぱいに入ったひょうたんを手に
にっこりと微笑みました。
「米だって?からっぽのひょうたんだったのに」
お百姓さんはびっくりしました。
本当にお米がいっぱいに入ってるではありませんか。
「蛙さんたちのお陰で今日は白い飯がお腹いっぱい食べられるぞ。」
お百姓さんとおかみさんはご飯を炊いて、お腹いっぱいになるまで
食べました。

次の朝、おかみさんはびっくりして叫びました。
「あなた、早く来て!」
お百姓さんは何事かとあたふたとやってきました。
なんということでしょう、ひょうたんの中は
お米でいっぱいではありませんか。
「昨日、私がこのひょうたんに入ってたお米でご飯を炊いたのに
またいっぱいになってる!」
お百姓さんは身じろぎもせずにただ首を縦にふりながら言いました。
「これは話に聞いていた宝のひょうたんのようだ。
食べても食べても尽きることなく出てくる宝のひょうたんだ。」
「あらまあ、なんておめでたいことなんでしょう!」

お百姓さんはひょうたんから次々に出てくるお米を隣近所に
分けてあげながら暮らしました。
恩返しをしてくれた蛙からの大切な宝物を
一人占めしてはいけないと思ったからです。
心優しいお百姓さんはその後もたくさんの福を受けながら
一生、元気で幸せに暮らしたそうです。


                   우리 옛 이야기 「화수분」より




今日の単語


화수분 金のなる木 財物が尽きずに生じて
      使っても使っても無くならないこと。
      우리 집 재산이 화수분인 줄 아느냐?
(家に金のなる木でもあると思ってるのか?)
세간    生活用品  生活道具
헐값    廉価
통 桶
흉년 凶年
안쓰럽다 哀れだ
옳다 ああそうだ、そうそう
연못     蓮の池
폴짝폴짝 小さいものが跳ぶ様 ぱたんぱたん ぱっぱと
수풀 藪
핀잔 けんつく 面責
      핀잔 먹다 面責をくわされる
      핀잔 주다 面責する
      아는 척하다가 핀잔말 받았다.
활짝 満面に微笑みをたたえた様
      활짝 웃다.(にっこり笑う)
경사 慶事
      경사가 나다(おめでたいことが起こる)




動物など生き物に親切にしてあげて恩返しされるという話は
どこの国にもあるようで。
それにしても何で親切なのは心優しい働き者の男で
女はがみがみうるさいものと相場がきまってるんだろう。
これは国を問わず・・・なんだろうか。





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韓国旅行(写真編)

韓国で撮った写真。(6/3-6/5)
食中毒であまり撮れなかったのが残念。


한국의 풍경(韓国の風景)
風景2風景6
















風景3風景4









風景1


















한국의 음식(韓国の食べ物)
たこスープ焼肉









海鮮粥伝統茶













アイスクリームイチゴケーキ









マンゴーケーキ









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6/10(金)厄日

今日はとにかくついてない。
次から次に災難が降りかかってくる。

それは朝、目が覚める前から始まった。
朝の5時半、階下から母親の小さいけれど
ヒステリックな声が聞こえてくる。
よくは聞き取れないけれど
「出てけ!」ってなことを言ってるらしい。
結婚しないでいる私がよっぽどのストレスになってるらしく
時々、病的と思えるほどヒステリックになる。
こんなことが続くようだったら
家を出るのがお互いのためかもね。

でも、どうしてなんだろう。
どうして結婚しないといけないんだろう。
どうして結婚しないとこんなにも生きにくいんだろう。
どうして結婚しないと人格欠陥者かと疑われなくちゃいけないんだろう。
どうして結婚しない生き方が認められないんだろう。
どうして結婚=幸せ、という常識がまかり通ってるんだろう。

別に非婚主義者ではないし、
縁があれば結婚したいとも思ってるけれど
どうして‘結婚’という二文字のために
苦しい思いをして、時として劣等感すら感じなくちゃいけないんだろう。

朝っぱらからこれだもん、ね。
会社に着いたら着いたらトラブル発生。
これは私の確認ミス。
私の思い込みによるミス。
結果的には無事に済んだから良かったものの
どうなることかと思ったわよ。

気分を変えようと
ランチは同僚に連れられてタイカレーのお店へ。
野菜カレーを食べる。

タイカレー









これがさ、絶品なのよ。
大根なんかが入っててちょっと和風テイスト。
それにパクチーが合うんだよね。
実はパクチーってちょっと苦手だったんだけど
これならいける。
初めてパクチーが美味しいと思えた。

汗をかきかきタイカレーを食べ、
同僚とおしゃべりをして、気分をリセット。
したつもりだったんだけど
会社への帰り道、雨で濡れた床に足をとられて
ド派手に転ぶ。
お尻をしたたかに打ち付ける。
痛さと恥ずかしさで穴があったら入りたい気分だったわ。

その後もなんだかんだと問題が発生。
今日は厄日としか言いようのない一日だね、ほんと。
ま、こういう日もあるわな。

仕事の帰り、上司らと一緒に韓国料理を食べる。

サムギョプサルカンジャンケジャン








삽겹살(サムギョプサル)、곱창(ホルモン)、
간장개장(カンジャンケジャン)、감자탕(カムジャタン)を食べる。
どれも美味しい。

お酒は소주(焼酎)に막걸리(マッコリ)。
久しぶりに막걸리を飲んだけど
甘くて、風味豊かでやっぱり美味しいね。
雨降る今日はまさに우주회(雨酒会)。

美味しいお料理とお酒で厄払い。
週末はとにかく、休む。
とことん休んで、綺麗さっぱり厄落として
リフレッシュしてやる!



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6/7(火)ランチで韓国料理

今日のランチは会社の近くの韓国料理屋さんでとる。
大好きな우거지탕(ウゴジタン)を頼む。
우거지탕が出てくる前に
ずららら〜っと반찬(おかず)が並ぶ。
감자조림(ジャガイモの煮付け)でしょ、
생선구이(焼き魚)でしょ、
それに青唐辛子、海苔、キムチ、その他諸々。

반찬だけでお腹一杯になっちゃいそうなくらい。
と思ったら、보쌈まででてくるではないか。
これだけで立派にメインがはれるすごい一品。
それをどどーんと惜しげなくサービスで
出しちゃうあたり、さすが韓国人だね。


ポッサム1
ほんと、보쌈には目がなくてね。
マジで感激もんなわけなのよ。
ポッサム2









キムチ、豚肉、にんにくを白菜で包んで
パクリと大口開けて食べる醍醐味と
口の中に広がる旨みがたまらん。

そして最後にやっと우거지탕が登場。
ウゴジタン
既にお腹がかなり満たされてて
食べられないかと思ったが
一口すすると、あれよあれよという間に
きれいに平らげてしまった。
だって美味しいんだもん。
ほっとする味、優しい味。


量の多さに、美味さに
夢中になってるうちに
午後の就業時間にちょこっと遅刻してしまった・・・。


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6/5(日)人生の地獄

昨日の人生の快楽状態から一変して
まさに地獄を見た日曜日。
明け方3時くらいから下痢と吐き気に襲われ
何度もトイレに立つ。
熱も出てきて、関節痛もある。
額には脂汗が滲む。

食あたりの症状だよね、これ。
何が当たったんだろう?
初日に食べた海鮮粥(牡蠣やらイカやら海老やらがごろごろ)か、
または갈낙탕(たこのぶつ切りがどーんと入ってた)

たこスープ
この갈낙탕はそれこそ絶品。
澄んだスープに絶妙な具合に出汁がきいてて・・・。
韓国人の言葉を借りると
まさに「시원하다〜!」ってところだね。
あんなに美味しかった갈낙탕に当たったとは
思いたくないんだけどね。

原因はなんだか分からないけど、
もうとにかく一歩も動けず、ベッドに横たわる。
考えてみれば1月の訪韓時も高熱に襲われ、
帰国後1週間、会社を休みという事態に陥ったんだっけ。
で、今回は食あたり。
なんかものすごくついてない感じ。

夕方、何とかベッドから這い出し、
ロッテマートへ行く。(タクシーで。歩けないんだもん)
母に頼まれてた炊事用のゴム手袋を買う。
主婦湿疹というのだろうか。
ひどいあかぎれに何年も苦しんでた母が
韓国製のゴム手袋を使い出した途端、
あかぎれが治ったというからびっくり。

成分が違うのか。
私は日本のゴム手袋を使うと
なんとも言えないへんな臭いが手につくから
極力、ゴム手袋はしないようにしてたんだけどね。
韓国製のゴム手袋はそんな臭い、しないよな。

ロッテマートを後にしてYさんと待ち合わせ。
固形物は食べられそうにないので
갈비탕(カルビタン)を食べる。
カルビタンはやっぱり美味しいね。
これが日本でも気軽に食べられるようになると
嬉しいんだけど。

ごろごろするお腹を抱え、明洞にある伝統茶のお店へ。
まったりとくつろぐ。
모과차(果林茶)を飲む。
韓国の伝統茶にありがちなベタベタとした甘さがなく
さらりとした甘味。美味しい。
お店の移り変わりの激しい韓国。
こんなに良いお店にはなんとしても生き残って欲しいものだ。
陰ながら応援しちゃいたい気分だったりする。
余計なお世話、か・・・。



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6/4(土)人生の快楽?

夜、たまたま出張で韓国に来ていた上司と
落ち合い、三元ガーデンで焼肉。
三元ガーデン、その知名度に違わず、
とても広くてお洒落で高級感が漂う。

갈비(カルビ)설등심(雪トゥンシム)を注文。

焼肉

く〜、美味しいね〜。
あまりの美味さに体が全身で反応する。
噛めば噛むほどにじみ出てくるお肉の旨み。
こういうのは日本で食べようたって
そうそう食べられないだろうね。

勧められるままに소주(焼酎)を飲む。
これ以上は飲めないと思いつつも
上司に勧められたら断れないのが
韓国企業勤務の悲しい性。
何とか気をしっかりと持ちながらその場を保つ。
韓国に来てまで酔っ払ってるとは・・・。
いやいや韓国に来たからこそよっぱらってると言うべきか。

焼肉を堪能した後はシメに冷麺。
この焼肉⇒冷麺ってコースがたまらないわ。
冷麺をお酢とマスタードで味を調節する。
この調節具合で冷麺の美味しさが大きく左右されるから
笑顔でお話しながら、その内面ではかなり真剣。
お酢もマスタードも入れすぎたら
元も子もないからね。

焼肉、冷麺でお腹は満たされ、
焼酎で心も満たされ(?)
上司と別れる。
その後、市内観光でもしようかと思ってたが
焼酎がきいたせいかホテルに着くなり爆睡。
完全に気を失った状態で寝入る。

食べて、飲んで、寝て・・・。
人生の快楽をいっぺんに楽しんでるみたい。



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6/3(金)韓国到着

今年3回目の韓国。
今回、初めて羽田<-->金浦線を利用する。
成田までえっちらおっちら行くより楽。
まあ、免税点がちっちゃいのが、ちょっと寂しいけどね。

出国手続きの列に並んでいると
聞こえてくる旅行者の声。
「こんにちはって韓国語で何ていうの?」
「ありがとうは?」
「言葉、何もしらないよ〜、やばいよ」
「ミリオレには絶対、行きたいんだよね」・・・・etc
手にガイドブックを握り締めてる女の子。
このわくわく感、高揚感、これが旅行なんだよね。

金浦空港に着くと早速、タクシー運転手の
「タクシーに乗らないか」攻勢の洗礼を受ける。
「あー、韓国に来たんだなあ」と変なところで
韓国に来たことを実感する。
タクシーは高いから断り、
地下鉄はこの荷物を抱えて階段の上り下り、
乗り換えをするのはしんどいからやめる。

で、結局、リムジンバスを利用。
ソウル駅まで行って、タクシーに乗り換える。
ここで事件発生。
「ヒルトンホテルまで」と言ったはずが
気がつくとどんどん変な方向に進んでいく。
なんでこんな住宅街のような山の上に連れてくのよと思い、
「おじさん、南大門市場の方にあるヒルトンホテルですよ」
と言うと・・・
「ヒルトンホテル〜?」とまるで今初めて聞いたっていうような
顔をする。続けて「ピルドンって言ったじゃないか」と反論に出る。
「ピルドン?ヒルトンホテルって言ったじゃないですか」
「発音が悪いからピルドン?って聞いたらそうだって言ったじゃないか」
と一気に険悪な雰囲気に。
確かに発音が悪かったのかもしれない、
でも一方的に「あんたが悪い」と言われると、やっぱりね。
まがりなりにも私は客だよ。
その客をつかまえて「発音が悪い」とぬかすとは・・・。
おまけに「俺は悪くない」とばかりに一言の謝罪の言葉もない。
一気に頭に血がのぼりそうになったが、
ここは韓国。日本じゃない。
日本みたいに「お客様は神様です」という接客文化はない。
ここで腹を立てちゃだめ、だめ、と自分に言い聞かせる。
むっとしたまま「とにかくヒルトンホテルに行ってください」
と伝える。
それに対する答がまたまたびっくり。
「これから、やっぱり行くのか・・・。」
当たり前でしょ、こんな訳わからん所で降ろされても困るじゃない。

憮然としたままヒルトンホテルに到着。
金額は7900WON。
どうしようかと思ったが、面倒くさくなって8000wonを出す。
するとおじさん、しばらく困った顔して紙幣を見つめる。
そしておもむろに3000wonをぐいっと突き返してきた。
これにはびっくりしたね。
おじさん、あんなに口は悪かったけど
心の中では少しは悪かったって思ってくれてたんだな、
と思わずホロリとしてしまった。
「いいですよ。受け取ってください」と言うと
パッと笑顔を浮かべるおじさん。
満面の笑み。花がパッと咲いたかのような笑顔を浮かべるおじさん。
こういう笑顔を浮かべられちゃうと弱いんだよね。
到着早々についてないわ、なんて思ったけど
このおじさんの良心と笑みで帳消しってとこかな。

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名前:ピンス
住所:神奈川県
血液型:O型

食べること、飲むこと、旅すること、馬に乗ること、本を読むこと、お昼寝、一人過ごすことが大好き。
吉川晃司にはまって早1年。
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あくまで昔の話です (知れば知るほどきらいになる国?)
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