予想芸術化私案

2020年12月31日

競馬予想家協会について語ってみる

どうも、スカイポットです。
競馬予想家協会の予想対決が終わり、その流れで「本命党の桂木AS」さんが新たに協会にご登録されることとなりました。

競馬予想家協会って何?と思われた方は、まずは協会サイトの文章や動画をご覧いただければと思います。
http://hrta.info/aramashi/
https://www.youtube.com/watch?v=o4QEciP00tI&t=12s

協会サイトの文章をお読みいただければ、ほとんどわかっていただけると思うのですが、これは私の特徴として、思想がカッチリしている(しすぎている)、ボランタリーな活動が不可解(何か胡散臭いのでは?)、という点で、ここに参加するのが果たしてご自身の発展にメリットになるのかならないのか、判断つかない方もいるのではないかと思います。

今後も緩い連帯を呼び掛けつつ活動を広げていきたいと思っていますので、今回、もう少し説明しようと思った次第です。

競馬予想の芸術化を目指すきっかけは、自分の予想レベルがある程度高くなった段階で、競馬予想のプロを目指すかを考えた時に、そうなった(基本的には、単なる競馬の有料予想家になった)自分に明るい未来を見通すことができず、諦めざるを得なかったことが背景にあります。社会的地位(信用)もほとんど皆無になりますからね(苦笑)

社会的地位という点では、まずは競馬が確率論的に負けるだけのギャンブルではないこと、競馬予想に相当な理論的な知的娯楽があることを一般大衆にも理解してもらわなければなりませんが、競馬の配当がパリミチュエル方式で行われている以上、優良な情報発信者が隠れてしまうので、なかなか変えていくことが難しいのです。

また、既存の名のある予想家は、(今はYoutubeなど独自の発信媒体を持って進出されてこようという方もいますが、)基本的にはメディアに推された方であり、予想を受け取る側がどれだけ信用できるかといった予想精度の点がよくわからない方が多い印象を受けていました。

大手予想サイトで結果を残して公認のプロ予想家になってから成功されている方も僅かにはいますが、大手予想サイトでは過去の成績まで見えるところ、トータルで何百万もの赤字になっていながら公認のプロ予想家というのも違和感があったりします。

草莽の予想家であり、別に将棋も趣味としている私としては、実力制の導入によりそのあたりを見える化して、シビアに競ったほうが面白いし、納得感があると思いました。
それが「予想力」指標や段級位といった発想につながっています。

私が予想Rの範囲を広げて、大手予想サイトに適応して成功を目指せばよいのではないかと思われるかもしれませんが、私の思うところはそれだけでは解決しないので、自分で協会を立ち上げたという経緯です。

予想家に求められる能力は、量よりも質という思いもあったり、予想家の発掘をメディア任せにしなくても良いのではという思いもあったりします。

(こう思ったからこうしたという話は、他に説明した箇所と矛盾があるかもしれませんが、自分の中で色々な絡み合いの中で出てきているので、ご理解ください。)

協会は既に私物化できないように理事会制を敷いており、現在は私が会長を務め、理事2名(ドステさん、とりおやこさん)の3名が役員となっています。

理事のお二人とは、それまで特に繋がりがあったわけではなく(とりおやこさんとは、競馬ナンデやカピバラさんの対談記事でお名前を知っていた程度)、協会の立ち上げ時に、その情報をご覧になったり、メールをご覧いただいて、協会の趣旨にご賛同をいただきました。

成績報告は慣れるまで手間だったかと思うのですが、それくらい当たり前、と思ってくださっていてありがたいです。規則改正の際にはコメントを頂いて修正することもあり、一人で活動するより効果的です。

昨年、競馬予想をほぼ休むことになり、この活動を続けていけるのかという瞬間もありましたが、協会活動(定期理事会)をきっかけに戻ってくることができました。お二人には本当に感謝しています。

先日、予想対決の説明動画でとりおやこさんに部活と称していただきましたが、元々仲間だったサークルではなく、協会の理念を進めたいと思っている同志として仲間になったという形ですので、入るのにご遠慮は不要です。(先日の臨時理事会は初Zoomで行いましたが、そこでドステさんととりおやこさんが初対面というくらいです)

カッチリとした理念はありますが、規則等を整備して作り込んでいることと、基本、真面目なのも当協会の長所と思っています。参加者のビジネス等を縛ることはしていません(虚偽の広告・宣伝はNGですが、それくらいです)。

あと、営利面やお金の匂いがしない点について、私は兼業ができない本業のため、これまでの活動を無報酬で行っている事情があります。過去には活動に資するということで、有料サービスに参加したりもしていますが、収入を得ない(他の発展してほしい競馬活動者に収益がいく)よう徹底しています。

(追記)
これも地味に重要かもしれないので追記しますが、これまでに大手予想サイトさんとは何ら交流等はなく、私は良好な関係を築きたいと思っています。当協会に参加することが大手予想サイトでのプロ予想家を目指す等の足かせになることはないと考えています。

以上、競馬予想家協会について補足の説明でした。
どこまでできるかわからないですけれど、皆さんのご賛同やお力添えをいただき、少しでも前に進んでいければと思っています。

本年も大変お世話になりました。
来年も引き続きよろしくお願いいたします。

P.S.今日は昨日に引き続き大掃除の大晦日になりそうです(汗)

skypot at 02:31|PermalinkComments(0)

2020年08月24日

予想対決の状況(8月4週目)

競馬予想家協会の予想対決、8月4週目の結果は下記リンクのとおりとなっています。
https://dosute-keiba.com/2020/08/23/post-251/

夜明けのばぁたさんが的中率40%と回収率100%を両立されつつ100Rを達成。ご本人のブログを拝見するに、これからは重賞を中心に予想レースを絞って逃げ切りも検討されるようです。

しかし、その通常考えて相当ハイレベルな実績をもってしても、この大会でトップを獲るには安心できない状況となっています。
まず、おかべさんが的中率50%と回収率120%を両立されつつ予想数76に達しています。このままいくと予想力はいくら出るのでしょうか。
また、予想数は少ないですが、ドステさんは的中率70%と回収率100%を両立され、私も的中率50%と回収率160%を両立している状況です。
先週2つの予想レースを2つとも的中され、一気に数字をあげてきたアラシさんは、前回の記事のとおり、ほぼ必ず良いところを突いてこられています。

現状、調子が奮っていないと思われる方も、まだ5ヶ月中の1ヶ月(も終わっていない)なので、焦る必要はなく、引き続き精度の高さを意識して予想対決の対象レース選定をしていただければと思います。

好調である私とドステさんのモチベーションが相当に上がっていることは間違いないですが、参加者の方々の予想のモチベーション向上にも役立っているのではないでしょうか。

予想掲載をしている7名中4名が的中率40%、回収率100%超えをしているのは凄いことだと思いますし、競馬予想を楽しんでいる競馬ファンはもちろん、予想情報発信者の方や、競馬関係の方々に注目してもらえると嬉しいです。

今週の新潟2歳Sはリスク馬多数で例年なら回避を選びそうですが、ぜひとも試してみたいことがあるので予想予定です。

また、来週後半は夏休みで金から土にかけて旅行の予定があり、どれだけ予想に力を割けるかわからないこと、再来週からの中山・中京開催では精度の維持が難しい思われることから、今週末にできる限り予想をしておこうと思っています(来週末も3場開催なのでできるだけ予想しておきたいところ)。

skypot at 23:27|PermalinkComments(0)

2020年08月18日

競馬予想家協会の予想対決企画について

こちらのブログには久々の投稿になります。
第十四期では6期連続のプラス収支を達成したものの、第十五期でマイナス収支となり1年ほぼ休止してから2020年夏より復帰したところです。

さて、2020年8月より、競馬予想家協会で予想対決企画を開始しています。

参加者や予想掲載場所については、協会の該当ページ(http://hrta.info/yosoutaiketsu/)に掲載しており、これまでの予想成績については、ドステさんがブログ(https://dosute-keiba.com/)にまとめられています。
当大会は競馬予想家協会における「予想力」勝負という点、ご参加を受諾・申請していただいた皆様への感謝も併せて、私からも1つ記事を書いておきたいと思います。

3週が終わって、各者の予想スタイルが見えてきた頃と思います。
複勝1点を中心に予想を行っているのが、ドステさん、おかべさん、夜明けのばぁたさんで、的中率と回収率を高められています。

このような状況から、「予想力」の勝負では大当たりが出ない地味な予想大会と思われてしまう向きもあるかと思いますが、競馬は高確率で来る軸馬がわかれば、勝てる可能性がかなり高くなるので、堅い軸馬を提供する力には、相応の高い評価を与えるべきとの考えがあります。

また、予想力の指標において、元返し程度の的中(取り紙)にも配点があることに疑問を持たれる可能性がありますが、「賭けたお金がなくなるのと戻ってくるのでは心理的な負担が全然違う」、「不的中が続くと予想家を信頼できなくなる」といった予想利用者側の意見も参考にしており、信頼される予想家としての評価につながるとの考えがあります。

先に書いておきますと、「予想力」UPに即効性があるのは、増益的中率と保守回収率(+単純回収率100%超え)の向上です。一発大当たりを狙うよりも、堅実に的中を重ねるほうが予想力は高くなるため、量より質(精度)を高めていただくのがまずは効率的です。

しかしながら、その一方で、難易度は上がりますが、高配当をそれなりの頻度で的中可能な方は、保守利益率の二乗部分が大きくなるため、長打を狙い続けるほうが高予想力を狙うには効果的ともなっています。長打が得意でない人にとっては、大きな当たりがあっても、控除分で召し上げられてしまう感覚があると思いますが、長打を放ち続けることができれば、当初控除となった分も取り戻せて、保守回収率も上昇していきます。

ですので、複勝が唯一の解ではないというのが予想力指標を作った私の考えです(複勝だけでは、回収率をプラスにするのは結構難しいところがあって、ジリ貧になってしまいかねません)。予想力の算出ロジックはこのような特性があるということをご理解いただければと思います。

適時に穴馬を狙ったり、他の券種を使った勝負を行う有効性も踏まえ、このあたりの出し入れの判断や選択といった馬券戦術に当予想対決の醍醐味があり、派手さはなくとも、より本格派な予想対決になっているのではないかと思っています。


参加者のご紹介は、協会理事のドステさん(https://dosute-keiba.com/2020/08/09/post-228/)ととりおやこさん(http://torioyako.blog108.fc2.com/blog-entry-3228.html)が既に行っていただいていますが、私からも少々付言しておきます。

アラシさんは、言わずと知れた競馬系Youtuberです。
元馬術選手による解説は、普通の予想家にはない視点があって参考になりますし、特に調教評価は人気馬にも低いポイントを遠慮なくつけられています。
現在のところ的中率が20%ですが、外れたレースにおいて、クイーンSでは2,3着馬の単勝40%、60%(6.6倍、3.3倍)、レパードSでは4着馬の複勝100%(1.4〜1.7倍)、小倉記念では2着馬の単勝30%(16.5倍)と、紙一重で的中を逃されている状況であり、今後一気の巻き返しも十分と感じます。
今のところゆっくりの予想ペースですが、現地やWINSに行かれる時にまとめて予想されるそうです。

おかべさんは、私が競馬系サイトの巡回をしていた中、ブログで「日本馬券力検定協会」、「馬券株式会社(仮)」の設立や、予想家ファンドの提言などされていて、当協会の理念とも重なる部分があって認知していました。
予想対決初日に8レース中7レースを的中され、しかも断然1番人気ではなかったので、本物のプロはとんでもないなと思いました。2,3週目は複勝の的中率を落とされましたが、上限額を使った勝負でしっかりプラス回収されており、やはり実力者です。

本命党の桂木ASさんは俺プロで同じ馬士のドステさんととりおやこさんの推薦でゲストにお招きすることになりました。多数の馬士の中でも、的中重視の方でフォロワーが多く(これは協会の考え方からも自然であり、もっと評価されるべき)、予想力勝負は望むところと思われます。
3週での回収率は89%ですが、3連単や馬単も結構採り入れられながらの的中率55%は驚異的で、的中が重なればすぐに100%を超えて主役に躍り出られるでしょう。
今後、Youtube配信も行われるそうで、これから知名度も上げられることも期待しています。

損太郎さんは「そんたろう」のNHでnetkeibaさんの俺プロにおいて公認プロでご活躍中です。
現在、最強位バトルで100pt超の馬士で、ウマニティでも過去に大会期間1位も取られた実績をお持ちです。
また、損太郎さんが所長を務めておられるYDR研究所は、ウマニティ最強サークルを目指して、ウマニティ内の成績上位者やウマニティプロをサークルに招くなどして構成されているそうです。
予想数は多いスタイルのご様子なので、10月からの予想参加でも十分な予想数となると思います。上記の実績から、鋭い末脚で追い上げてこられるのではないでしょうか。

夜明けのばぁたさんは、競馬ナンデを中心に活動されている方で、以前にご自身の予想ツール(競馬新聞のような情報満載の資料)を見てくださいというご連絡を頂く等の交流をさせて頂いております(参考になるようなコメントができず申し訳なく思います)。
予想スタイルはほぼ複勝1点ですが、結構穴を当てられており、その結果、回収率では並み居る強豪を抑えて3週時点でトップ。開幕3週で既に75レース以上も予想を行われて的中率40%超えと回収率100%超えは凄いですね。予想数が50レースを超えているおかべさんもですが、このままの水準で100レースを達成すれば予想力が100を超えることが想定されます。

これまで私も100レース以上を蓄積すると、なかなか予想力100を超えることが難しかったので、トップの方がどれくらいの値を出してくるのか興味深いところです。

ドステさんととりおやこさんは協会の成績開示予想者として、実績を公表されてきていますから、スタンスを今更お話するまでもないかもしれませんが、ドステさんはほぼ複勝1点100円勝負されており、とりおやこさんは単勝・複勝・ワイドを中心に概ね1R1000円で勝負されています。

お二人とも、投資額範囲は2倍までしか設定されていないので、予想対決のために自分のスタイルは崩さないで、ご自身のペースを守りながら予想力向上を目指されているものと察しております。

今回は協会側の全員が負けなければ賞金はなしというルールですので、これまで以上の成績を上げられることを願っています(頑張りましょう)。

参加者は全員、誠実さは既に証明されたと思いますが、ここで実績を上げればおそらく注目度もUPすると思いますので、お互いに予想を磨きながら、大いに楽しんでいければと思います!
また、好調の折には、当企画の情報発信のご協力もいただけるとありがたいです。

どうぞ、年末までよろしくお願いいたします。

2020年8月18日 スカイポット

skypot at 20:34|PermalinkComments(0)

2017年01月12日

第十三期予想結果速報 〜五期連続黒字達成!!〜

 昨年8月から行いました第十三期の予想成績(事前公開ベース)は下記のとおりとなりました。

総賭金額:401,400円
総回収額:490,710円
損益:89,310円
的中率:44.2%(19/43)
回収率:122.2%
予想力:108.0

(成績内訳)http://baryutensei.com/report/1701bt-seiseki-13ki.pdf
(過去戦績)http://baryutensei.com/report/1701bt-seiseki.pdf

 12月以降、不的中が続いてしまい的中率は4.5割割れ、回収率は120%を維持したものの10万プラスを維持できずでした。ほぼ、東京でしか勝てなかったのは自分にとってはショックの大きい期になりましたが、今年も大きな配当を得ずとも安定した成績(保守回収率100%オーバー)を残すことができたので、総合的には悪くない結果だったと思います。予想力も若干上げることができました。

 プラス収支はこれで5年連続達成。競馬が必ず負けるギャンブルでないことを引き続き立証しつつ、競馬予想の知性を知らしめることに寄与できれば嬉しいです。

skypot at 00:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2016年12月02日

予想家における予想数について

ご存知のとおり、私は予想を厳選して行っているので、年間を通じて公式実績に残す予想数は50レース程度となっています。
それが一般の予想家に比べて少ないというのは認識していますし、私の予想家としての課題であることももちろん承知しています。
この点を競馬予想家協会の「予想力」に反映していないのは、私に都合の良い形にしているのではないか、と考える方もいるかもしれません。

競馬予想家協会の「予想力」への反映も検討しましたが、例えば、予想を1つする度に予想力が1ポイント上がるとした場合、予想を100R多くすれば、その的中・不的中を問わずとも100点上昇します。0.1ポイントとしても1000Rすれば100点の差。1週間に行われるレース数は2開催場でも48Rあり、これが50週とすれば2400Rとなり、240点の差になりかねません。このような考えから、予想数というものを予想力に反映する必要はないという判断に至っています。

また、予想家の予想情報を見る読者からすれば、予想の数の多さはそれだけその予想家の見解に触れることができるという楽しみはありますが、その見解の正しさがある程度結果に反映してくるものであることからすれば、精度の高い予想に、より高いニーズがあると思われます。予想の数が多くても読み切れないですし、毎週全レースに思い入れをもって臨める読者はいないでしょう。

もし、予想数が多いことに関して読者にメリットがあるとすれば、その予想を見ている読者が多くなればなるほど、その推奨する買い目に投票が集中する(その日勝負したい方の大口投票が入ることもあるでしょう)ため、予想が多いほうが、注目が分散されてオッズ減少に繋がらないといった程度ではないでしょうか。

しかし、これは読者のメリットというよりも、そのオッズ減少が馬券成績に直接繋がる予想家のメリットです。つまり、予想レースを絞れば絞るほど、注目を浴びた場合に、推奨する馬のオッズ減少につながるので、たくさん予想をして、読者の注目を分散させることで、オッズ減少を軽減することができると考えられます。

また、予想を多くすることでプレゼンス向上につながるのも予想家側のメリットです。特に、G1や重賞を予想したほうが多くの方に見ていただけるので、予想家としてアピールするには必要と思われます。

ということで、予想数の多寡については、予想家が予想家としてやっていくためには重要な要素でありつつ、(精度の高い予想を求めるであろう)読者や顧客にとっての評価には直接的に繋がるところが大きくないと考え、将来的にも予想力の評価とは切り離す方向で考えています。

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2016年09月16日

競馬予想の社会的地位向上はなぜ必要か

競馬予想の社会的地位向上がなぜ必要なのかわからない、とのご質問がありましたのでお話したいと思います。

競馬に対する一般人的なイメージというのは、今も変わらず「ギャンブル」だと思います。これは、競馬をやらない人からすれば、長くやれば必ず負けるようにできているものであって中毒性もあり、やめられないのは馬鹿か自己管理ができないからではないか、といったマイナス面を中心に連想されると思います。

ギャンブルと言えば、パチンコで借金地獄になった話とか、子供を車に置き去りにして死なせたとか、会社の金を使い込んだとかそういったニュースがあるので、ろくなことがないと思ってしまうのも理解できるのですよね。
このような背景から、競馬が趣味だというだけで、あまり良く思われないように思います。

例えば、競馬ファン自身にしても、例えばお見合いの席で趣味を聞かれて、「競馬」だと答えられるか、考えてみると良いと思います。
さらに、これが仕事だとした場合、お仕事は何ですかと聞かれて「競馬予想です」とはなかなか言えないですよね。まともな人間と思われないのではないかと考えてしまいます。
これが、私が競馬や競馬予想の社会的地位を向上させたいと思う動機のひとつです。

この方面での活動では、競馬予想は突き詰めれば的中率も回収率も上がってプラスにもできるといった、知的な娯楽であることを伝えるために、長くやれば必ず負けるものではないことを、理論でも実践でも証明するとともに、競馬予想家がその成績も含めて客観的に評価される土壌作りとして競馬予想家協会を立ち上げました。

競馬予想家を社会的存在として認めていくことで、パリミチュエルの壁を乗り越えられる期待もできます。つまり、優良な成績を打ち出せる予想家を表に引っ張り出すことができ、予想をその内容を含めて評価していくことで、競馬予想自体の文化の向上を図っていけると思います。

例えば、将棋であれば、ある棋士が素晴らしい手を見出したとして、それで一局を勝ったとしても、それに対抗する手が新たに研究されていき、その蓄積や相乗効果で将棋という技芸は高められてきました。予想家が壁に閉じこもってしまうと、競馬予想という技芸は各人の領域でしか発展しません。それはもったいないし、同じ趣味を楽しんでいる人が多くいる中で、つまらないように思うのです。


競馬予想の「芸術化」とは何か、ということもよく聞かれます。当初考えたときに適切な言葉が見つからず、「芸術」という言葉にしましたが、今は「芸道化」が一番しっくりくるように思っています(「技芸」、「芸当」などもあります)。
要するに予想技術の巧みさを客観的に評価されるものにしていきたいということですね。

ご不明な点等あればご質問をお待ちしています。

skypot at 00:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2016年06月05日

競馬予想家について(ワックスムーン氏のコメント付)

以下、競馬ナンデグリーンベルトに投稿した文章をこちらにも転載します。

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おくりばんとさんが提起された競馬予想家論について、当方も少し書いてみます。

私は一般的な競馬予想家のことを「予想情報発信者」と呼んでいます。現在、ネット等の個人が可能な情報発信手段において競馬予想等の情報発信を行っている方がたくさんいるところ、彼ら予想情報発信者は何を目指すべきかといった話かと思います。

おくりばんとさんは、予想情報発信者を「競馬予想家」と「予想屋」や「馬券師」に分類されています。

私は、「競馬予想家」(=予想情報発信者)は「予想屋」や「馬券師」を含む概念として話を進めたいと思います。なお、自分自身が儲けることを追求している方を「馬券師」、依頼を受けた特定少数の人を儲けさせるために活動している方を「予想屋」と呼ぶことは同様とします。

多くの予想情報発信者にとって、予想情報発信は趣味です。競馬(競馬予想や馬券購入)が趣味であれば、その記録を残すためであったり、読んでくれる人からの反応や注目されることが楽しかったり、競馬ナンデであればランキング等に参加して情報交換できることにメリットがあったりといったもので、趣味の一環にすぎないかもしれません。この領域の方は、できればそれに越したことはないものの、より多くのレースについて、より多くの人に、より面白い文章を届けることに気張る必要はないでしょう。

ですので、おくりばんとさんの文章は、それ以上の高い意識で予想情報発信を行っている方が考えるべき内容だと受け取っています。

高い意識というのは、より多くの競馬ファンに自分の予想に注目してもらいたい、予想でお金を貰えるようになりたいといった感覚です。予想に自信がある方であれば、将来、競馬予想で身を立てたいと考えたことがあるのではないでしょうか。身を立てるということは、収益を得ることと完全にイコールではないものの、予想をしっかり行いながら、自分が食べていく、家族を養えるといったことが両立できなければなりません。「馬券師」はそもそも情報発信をするメリットはありませんので、一般の予想情報発信者が予想で収入を得ることを目指すと「予想屋」になるのが手っ取り早い方法ということになります。

しかし、「予想屋」は、顧客のために予想を行うため、顧客以外に閲覧可能な形での予想に制限がかかりますし(顧客を増やすために、この活動自体は必要)、予想及びその過程(予想理論)の開示が自身の予想効率にマイナスに働くためこれを行わないことに合理性を見出してしまいがちです。私はこれを「パリミチュエルの壁」と呼び、予想文化の発展の妨げになっていることを指摘してきました。

ただ、「予想屋」はもちろん、「馬券師」も広い概念である競馬予想家から排除するべきではないとも思います。「予想屋」や「馬券師」は競馬予想の研究を熱心に行い、収益を得られるだけの熟練度にまで達したということですから、彼らの技術は競馬予想界において評価されるべきです。現状、身を立てる方法がこの形だっただけであり、彼らの全てが自分の利益のことしか考えられない人間であるかもわかりません。そのため、彼らがより広く予想情報を開示できるような環境(例えば将棋のタイトルや段位といったような別の角度からの評価や賞賛を受けられる等)を考えていく必要があると思うのです。そういったスキルが広く一般に認知されれば、予想の販売だけでなく、予想理論を教える習い事ビジネスも成り立ちやすくなるでしょう。

他の形で競馬予想家として身を立てるというと、業界関係者やメディア出演をしている「予想評論家」になる、というのも可能性としてゼロではないかもしれませんが、ここに食い込むには、業界に就職するか、業界関係者に知り合いがいて声をかけられるといった幸運にあずかるか、雑誌の攻略法コーナーに申し込む等、自らをアピールできる場に進出するかしなければ道は拓けないと思います(雑誌の攻略法コーナーだと、「予想屋」になれればよいほうかもしれませんね)。彼らはメディアへの出演料や原稿料、新聞社の給料で収入が得られるのでしょうから、予想の成績よりもいかに面白い予想をするかのほうが重要かもしれません。

それから、ネットインフラの充実によって多数の者への情報発信が浸透してきた現在においては、「予想屋」にならなくても、ユーチューブによる予想発信等、予想発信媒体における広告収入等によって収入を得る道も出てきました(独自の新聞配信等による直接予想を行わない情報配信料、システム利用料等によって身を立てる方法もあるでしょうが、予想家というテーマからずれるのでここでは除外します)。規模が大きくなれば、予想情報に制約をかけることをより少なくすることも可能となるでしょう。そういった方を輩出できるかが、今後は重要になると考えており、自ら切り拓こうという方には是非、パリミチュエルの壁を意識して乗り越えて頂きたいものです(そして、そのためには誘引が必要というのが持論です)。

あるいは、ある程度の規模で広告収入を得られる予想情報発信媒体(例えば競馬ナンデ?)において、予想家として雇って頂くというのもありえるのでしょうかね。

社会的存在というのは、無論そのように振舞うことが理想的だと思いますが、例えばスポーツ選手等が人間の可能性を輝かせて見る者を励ましたり、楽しませたりする存在であるのと比較して、競馬予想家は(将来的に同様の扱いを受けられるかもしれないが現状において)社会的にそういう見方をされているとは残念ながら思えません。競馬予想家に対する需要というのは、どうしても予想になり、それも高精度かつ着眼点に優れたものが求められるものです(自分が参考に見たいのもそういう予想です)。

私個人の話をすれば、意識は高く持ち、競馬予想の芸術化(社会的存在として競馬文化の発展)を目指していますが、おくりばんとさんの提案からすると、より多くのレースの予想をお送りできていないことが課題になります。私の予想に対する価値観は圧倒的に量より質であり、限られた時間の中で質の向上を優先しています。元々データ使いなので、有馬記念でもデータさえ作成・更新する余裕があればG1予想を再開できるのですが、納得のいく形のものを創るまでには至っていないのが現状です。

私の考えでは、競馬ナンデにおいて高い意識で予想を行っている方に対して、得意条件を絞るなどしてでも精度の向上に努めて頂きたいと思っています。そのほうが、競馬ナンデの機能に条件別のアーニングインデックス等から得意予想家をソートする機能を加える、得意予想家の予想をまとめて競馬ナンデとしての推奨予想を提示する、競馬ナンデとしての推奨予想の成績をとってみる等、色々な可能性に繋がると思うのですよね。友人と遊ぶゲームも対戦型より協力型のほうが最終的に楽しめるものです。将来、この条件ならこの人というような信頼できる予想家さんが見つかれば、その予想に乗って、自分では完結できないWIN5を的中させてみたいものです。
===============
(ワックスムーン氏のコメント)

予想家の存在意義というかニーズは、究極的には、予想を的中させる技術があるかどうか、なんだろうね。
年間回収率150%保障とか、そういう予想理論があるならば、競馬予想界では神と崇められると思う。それがどんな手法であれ。

的中にたどり着くための根拠、合理的理由が示せれば理想ながら、競馬の場合、常に合理的な結論が導かれるとは限らないのが、その楽しさでもあるので、よくあるサイン派や、出目なんかも、予想スタンスとして否定されるべきものではないんだとは思う。
間口の広さが競馬予想の魅力でもあると思うので。
たぶん、初心者には、サイン派とかのほうが面白いと思えると思うしね。

たくさん予想をしたところで、専門のサイトまで覗きにきて馬券を買おうなんて人は、すでに競馬に相応の興味を持った人だと思うので、多数予想そのものを否定はしないものの、いわゆる裾野を広げるという役割はあんまり果たせないだろうね。
より多くの人が馬券を買うであろうG汽譟璽垢鰺汁曚垢襪海箸蓮△修陵汁朮箸涼楼未鮃發瓩笋垢い箸呂い┐襪世蹐Δ韻鼻
やっぱ、裾野の拡大は、地上派等のライトなメディアに出演するアイドル予想(こじはる等)がやるべき事なんだろうな。
そういう広告塔がいないと、成り立たないんじゃないかと。あくまで現状では。
競馬をしない人でも知っている競馬予想家なんて、一人もいないと思うよ。

社会的地位。
これは非常に難しいね。競馬予想界、その道での名誉というのは、得られないこともないんだろうけど、社会的地位を高めるのは簡単じゃないからね。
競馬を投資のひとつと考えるのであれば、バフェットみたいに財を築いて、それを寄付するようなことをしない限り、賞賛はされないだろうね。そうすれば賢人として称えられるかも。
310億ドルだよ、寄付金額。総資産の85%を慈善団体に寄付だもんw

やっぱ、今のところ私腹をこやすための手段としかとらえられていないと思う。一般論として競馬に限らずギャンブルは。パチンコとかと同じかもね。パチンコだってプロはかなり研究してるんだろうし。
一家を養っている人はいるにせよ、巨万の富を築いた人はいないんだろうな。
いつだったか、香港かどこかの投資集団が捕まったよね。そういう奴ばっかりだよ。
いたとしても、それを社会に還元しようという志がある人は今のところいないんだろうね。

だって、常に捕まるんだもん。会社の金等を使い込みした奴が。競馬に使ったってw
あとは、香港の例みたいな脱税ねw
これを覆すような奴が多数出てこない限り、残念ながらイメージアップは果たせないだろうな。

競馬に興味を持った層が、より深く競馬に予想にのめり込むように、深淵なる予想の世界があることを提示できるように、腕を磨くしかないのかもしれないね。

結果として、そういう地道な活動が社会的地位の向上に繋がる可能性があるかもしれないけど、社会的地位を最初から向上させようとしても、簡単ではないね。
社会的地位が高い人は、最初からそれを目的としていた訳ではないと思うしね。

そういう高いレベルで、技術で戦っている人がいることを知らしめるものとして、予想家協会みたいなものの存在意義はあるんだろうけど、高いレベルの人でも、自分の儲け、予想収入を得ようって人は、表には出てこないからね。ジレンマだね。
社会的地位は、凄い財に余裕がある人の一部が得られるものなのかも。こと、お金儲け系に関しては特に。

なにやらWINSとかでさ、外国人がプリンターを駆使してマークカードを多数塗って、凄い金額の馬券を買い捲る絵がよく見られるらしいけど、脱税逃れで現地で買ってるらしいね。
究極的には3連単でどれが来ても儲かるように資金配分して買うことは可能なんだろうね。
そこまで極端ではないにせよ、そういう買い方をしている資金豊富な層が、3連単のオッズをまずくしてんだろうな。二桁人気馬のワンツーでも100万いかないとかね。そういうのが出てくるんだよね。

(現状のまとめ)byスカイポット

社会的地位向上は競馬予想芸術化を構成するひとつの車輪ですが、マスメディアに露出可能な予想家が志を持って行わなければ進まない印象ですよね。

とりあえず、今できることはネット社会となり一般人でも露出がしやすい環境になってきたので、その機会を活用できるよう心がけていくことですね。そして、そのためにはもうひとつの車輪である予想精度の向上が必要で、常に鍛えておかなければなりません。

なかなか、難儀なことですね。私自身だけでは力不足ですので、競馬予想家協会に参加してくれるような有志の方々と連携していければと思っています。

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2016年01月16日

第十二期予想結果速報 〜四期連続黒字達成!〜

 昨年8月から行いました第十二期の予想成績(事前公開ベース)は下記のとおりとなりました。

総賭金額:412,200円
総回収額:452,500円
損益:40,300円
的中率:47.8%(22/46)
回収率:109.8%
予想力:93.2

(成績内訳)http://baryutensei.com/report/1601bt-seiseki-12ki.pdf
(過去戦績)http://baryutensei.com/report/1601bt-seiseki.pdf

 年明け以降、不的中が続いてしまい的中率は5割割れ、回収率も110%を維持できず4万プラス程度にとどまりました。しかし、中穴以降の馬券をほとんど取らなくてもこれだけ安定した成績(保守回収率も100%オーバー)を残すことができたのは収穫でしょう。予想力も若干上げることができました。

 プラス収支は4年連続で達成することができました。競馬が必ず負けるギャンブルでないことを引き続き立証しつつ、競馬予想の知性を知らしめることに寄与できれば嬉しいです。

 さて、しばらくゆっくりできます^^

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2015年12月30日

成績開示予想者にドステさんが新規登録されました!

競馬予想家協会関連の情報ですが、本日、協会の予想成績開示規則に従い、成績開示予想者としてドステさん(サイト名「ドステの競馬予想」)が新規登録されましたのでお知らせします。

ドステさんは協会設立時に、本登録を目指すとご連絡を頂きました。その当時のご自身の予想成績報告書のサンプルをお送り頂き、馬券種による予想力評価の公平性について、ご意見を頂く等のご協力も頂きました。その時の予想力は80台だったと思いますが、今回の登録での予想力は30.9となっています。不本意な成績にもかかわらず宣言通りに登録されたことは、私は大変勇気の要ることだと思っています。誠実であるとともに、すぐに挽回できるという自信も感じました。

当協会の規定する「予想力」は、安定した的中及びしっかりした回収を、数値で表現できる内容になっています(高配当を的中できるとしても、100Rで2R以下しかないとすれば説得力がないし、参考にする側も当たる前に資金がなくなってしまいますよね)。それゆえ、予想の安定感を求められることによるプレッシャーはそれなりにあると思います。ドステさんは、これをきっかけに更なる予想技術の向上を目指される模様。

私の予想は若駒戦ばかりで予想数も少なく、もうすぐシーズンオフとなりますが、ドステさんは休みなく年2期の予想期間とされていますので、ドステさんの予想を是非ご注目頂ければと思います。

ドステさんの予想はまぐまぐのメルマガ(及びニコニコ動画)にて行われています。

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2015年12月27日

競馬予想家協会の周知をしていて思うこと等

 競馬予想家協会を設立して約半年になります。この間、自らの予想期間に入り、予想配信も行っているため集中できていない状況ではありますが、目についた方や実力がありそうな方に対し、当協会へのご理解、ご支援、ご参加を呼びかける等の活動を行ってきました。

 とりおやこさんに成績開示予想者の登録を完了して頂いたことや、ランキンさん、ドステさん、カピバラさん等が登録を目指すことを公表されたことは、大変嬉しく思います。その中でも特に、既に有料予想を行われているドステさんの参加表明は大変勇気の要ることで、有料予想家が全て排除されるものではないということを証明してくれました。

 成績開示予想者の登録システムが、有料予想家には高いハードルなのだろうことは、当初から想定していたことです。予想成績が開示されることにより、自らの予想力が露呈されるため、実力を誇張して広告をされている方はもちろん抵抗があるでしょうし、予想内容が優良な方でもその重圧に耐えられる方でなければならず、成績をしっかりつけられる対応力がなければなりません。要約すると、「誠実な予想者」でなければ無理だと思っていました(予想力の基準に納得がいかない方がいることも留保はしますが、おそらく的中率が安定しない方でしょうから、極端なマイナス収支に陥る等のトラブルを起こしてしまいやすいと思います)。

 周知活動は主に、個人の予想家(または特定の予想家の色が強い業者)に行っています。予想会社でもまともなところはあるのかもしれませんが、ウェブサイト、ブログ等を見て回って、外観上そう思えるものは見つからなかったためです。この探索は、なかなかにこの業界の問題の根の深さを感じるものです。個人の予想家は、有料であれば大抵、これを叩くサイトや情報がありますが、そのクチコミも悪徳業者が行っている可能性があるのです。悪徳競馬予想サイトを糾弾するサイトはたくさんありますが、そのサイト内に優良競馬予想会社のリストがあれば、自作自演の可能性が高いと考えられます。

 悪徳競馬予想サイトを糾弾するサイトには、有料予想で被害を受けたという方の書き込み等がありますが、その予想家さんが不調の時期だっただけで、運悪くマイナスになってしまった可能性もあり、被害者の意見だけでその予想家の価値を測ることはできないとも考えます。しかしながら、的中実績をこれでもかと書き、プラス回収であることを謳って宣伝広告をしていれば、それを見て入会した顧客が、結果が出なかったことで騙されたと思う心情は理解できますし、予想家側の自業自得であるとも言えます。アンチが発生するのも、大抵は宣伝広告の仕方に問題があると思われます。

 例えば、「競馬データぶろぐ」を運営されているコリフ氏という予想家がいます。情報収集をしたところ、彼は、レジまぐでの宣伝記事を見るに予想に真摯な方のようで、現在の今年の予想成績はマイナスですが、それを隠さず開示しているところは評価できると思います。ただ、2013年の成績(回収率129.5%)は12月までマイナスだったところ、レートを一気に上げたタイミングで好配当が当たっただけとして叩かれています(参考リンク「競馬予想悪徳サイト撲滅へ!有料情報検証ブログ」)。これは、予想レートを上げることもあることを事前に公表していなかったことに原因があるのでしょうし、その回収率を悪びれることなく宣伝に使うことで、レート上昇に対応できなかった顧客の反感を買ったことは明らかです。

 例えば、「破滅へのカウントダウン」を運営され、馬券攻略本を何冊も上梓されている半笑い氏という予想家がいます。彼は過去の好成績や高回収率を宣伝文句にしていましたが、プラスの時は成績を開示していたのに、マイナスになったら開示しなくなったといった内容で批判されていました。hanfanfan7氏のnote詳しいですが、ツイッター発言等への人格攻撃とも取れる内容は行き過ぎと思われつつも、意外と合理的な観点で半笑いさんを批判しています。アンチが増えすぎたからか、半笑い氏は「お詫びとお願い」という記事で「私は明確に「実力が期待値マイナスの予想家」」であると明言し、プラス収支に期待して購入された顧客に謝罪をするところまでいきました。ここまで追い詰めたhanfanfan7氏らアンチの執念はおそるべしですが(hanfanfan7氏は更新を止めた模様)、予想で事業を行われている方や考えている方は留意すべきでしょう。

※上記の方々について、当方のスタンスは中立です。批判内容の真偽についてコメントするつもりはありません。問題は、もっと直接的な悪徳業者にあるのです。

 顧客やアンチ絡みのトラブルが発生されてしまうような方こそ、競馬予想家協会に参加して頂くべきなのではないかと、私は考えています。予想家は、その時の予想の調子が良ければ鼻が高くなり、そのテンションで顧客にアピールする宣伝広告を発信してしまいがちです。これを真に受けた顧客からすれば、その後の結果が芳しくない場合、騙されたと思うのも仕方がない面があるのです。自分の予想実績はこういう内容です、更に、このような予想文を書いていますということを開示しておくことは、予想家によって非常に大切な防衛ラインを引くことでもあるのです。私だって、来年もプラスの予想を行えるかはわかりません。

 競馬予想家協会にも穴があるかもしれませんが、今後もできるだけそれをなくして、誠実な予想者であることを証明する場としての存在意義を確立したいですし、誠実な予想者が集まって、競馬予想の技術を競う場にできればと考えています。著名な予想家さんにアプローチをかけるまでは時期尚早だと思いますが、いずれはそういった方にも認めて頂きたいです。

 この活動は当方にとって収益事業ではありません(無償奉仕です)。そして、競馬ファンの一人として、誠実な予想家を明らかにしたい、実力のある予想家をより客観的に見出したい、応援したいという思いから行っています。業界やマスコミ関係者の方も、ご興味を持っていただけたら、何らかのご助力を頂ければ幸いです。


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2015年11月09日

成績開示予想者にとりおやこさんが新規登録されました!

当ブログの更新が停滞して恐縮です。
競馬予想家協会の活動については、別サイトに移行しているところですが、先週、協会の予想成績開示規則に従い、成績開示予想者としてとりおやこさん(サイト名「とりおやこ式 「たのしく、マジメに」」)が新規登録されましたのでお知らせします。

当協会の規則は事後に修正や削除のできない媒体でレース発走時間前までに予想を開示(発走時間前までに掲載したことが証明できれば、事後公開でも可能)する形で、100R以上の予想配信実績を積み上げて報告しなければならないので、手間もかかるし、心理的なプレッシャーもあったと思います。これをして頂いただけでも、誠実な予想家として賞賛されるべきと思います。

虚偽や切り貼りの予想成績で広告することはもちろん、予想内容を全て隠したままの予想販売も、顧客にとっては予想家を信頼するしかない状況で、開けてみれば実力のない予想家というおそれがありますし、そのような業界では先がないと思います。

当協会の「予想力」概念が、予想家によってはそのスタンスと相容れないという可能性はありますが、安定した的中及びしっかりした回収を、数値で表現できる内容になっていると思います(高配当を的中できるとしても、100Rで2R以下しかないとすれば説得力がないし、参考にする側も当たる前に資金がなくなってしまいますよね)。自分のほうがもっと上手であると思う方、誠実な予想配信者であることを証明したい方等の参加をお待ちしております。
※協会の規模が多くなって事務局ができた暁には、早期登録者を委員に優先的に選定(お声がけ)しようと思いますし、競技的な面も加えて、継続開示のメリットを付与していこうと考えております。

私の予想は若駒戦ばかりで予想数も少ないところ、とりおやこさんの予想を是非ご注目頂ければと思います。
とりおやこさんの予想は競馬ナンデにて行われています。

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2015年07月01日

競馬予想家協会の創設について

 先日よりパブコメをしていました、成績開示予想者の登録等を定めた優良予想家協会構想については、特段の意見はありませんでしたが、「競馬予想家協会」として設置し、専用ウェブサイトを新設することで開始することにしました。
(新旧対照表)http://baryutensei.com/report/1507bt-kisokushinkyu.pdf

 また、協会の概要については、サイトにも掲載していますが、下記のとおりです。

【競馬予想家協会について】

 競馬予想情報の発信は誰でも行うことができ、インターネットが普及した現代においては、多数の顧客を相手に情報を販売するビジネスが成立するといった背景もあり、現在、競馬予想家を名乗る者を含め、競馬予想情報の発信を行う者(以下「予想家」という。)は相当な数にのぼると思われます。

 また、競馬の配当は、胴元が馬券購入金額の一部を控除した上でオッズが定められるパリミチュエル方式で行われるため、優秀な予想技術を持つ予想家は、その技術を秘匿し、予想を有料化して顧客を囲い込むことに合理性があり、優秀な予想家がますます見出されにくいといった状況が生じています。

 この状況下では、競馬ファンは、より有用な情報発信者の情報にアクセスしにくく、いわゆる悪徳予想業者等の被害に遭遇するリスクも比較的高くなりますし、予想家は、予想技術が高くなっても、それを外部に出していくメリットはなく、一定の顧客を囲い込んだ予想情報の有料化に行きつくことになり、予想技術の交流的発展は、一部のメディアに出演している予想家に委ねられるしかありません。

 当協会は、客観的な評価基準を設けることにより、優秀かつ誠実な予想家を明らかにし、当該予想家の活動を支援することを通じて予想家に新たな価値を創造するとともに、競馬ファンがより競馬予想を愉しめる環境整備を進め、ひいては、競馬予想文化の発展に寄与することを目的としています。

 詳しくは、協会ウェブサイトをご覧ください。
→ http://hrta.info/

 まだ非常に簡易なページですが、今後、更新して充実させていきたいと思います。
 また、活動を理解し、前向きに支持してくれるサポーターを募集します。サポーターになると言っても、費用はかかりませんし、何か作業をお願いするものでもありません(してくれるという方がいればもちろん歓迎ですが)。この活動にかかる情報をご覧頂けるといったものですので、ご興味があれば是非。


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2015年04月29日

誠実な予想情報発信者のサポート策について(協力依頼)

 ここのところ競馬予想芸術化の活動を進めることができなかったところですが、予想成績開示規則の一部改正を行いつつ、この活動を推進していきたいと思います。
 予想の評価基準の策定及び予想成績の開示を求めていく意図について、そもそもの当方の問題意識には、下記のようなものがあります。

○予想の評価基準を作ること
 現状、予想を評価する基準が拙い(「的中率」と「回収率」の概念しかない)ため、予想の評価が容易にできません。評価の基準があれば、予想の優劣を客観的に示すことが可能となり、例えば、誠実に情報発信を行っている予想情報発信者が、たまたま不的中が続いた時に会員になった人から「悪徳業者」との風評を流されることを防ぐことにも繋がりますし、一人ひとりの競馬ファンが当該指標を高めることを目標にすることができます。
<規則における対応内容>
 「予想力」という独自指標を作成(予想発信者の予想力は、安定したプラス収支となる的中、数少ない高額の回収に頼らない回収を重視して評価)。予想成績開示規則を3年間運用した結果、不合理な計算部分があるため、今回、規則の一部改正を行う予定。

○誠実な予想情報発信者を明らかにすること
 予想に係る分析過程や虚偽のない成績を開示する等、誠実に予想情報を発信している優良予想者に対し、公表等の優遇措置を採ることでメリットを付与します。その結果、悪徳予想業者が怪しいと思われやすい環境を醸成していくことができればと思います。
<規則における対応内容>
 予想成績開示規則にて、広告で利用できる実績について等の自主規制を規定(第六条)。ただし、特に利用されていないと思われるため、今後の普及促進が必要。今回、規則の一部改正を行い、優良予想家協会(当面、馬流天星にて対応)に「成績開示予想者」の登録を可能とする予定。

 この方法について、私は誰でも確認しようと思えば確認できる、一部予想の事前公開による方法(協会型)を唱えています。予想情報発信者同士が予想を事前に公開する方法(組合型)で良いのではないかとの意見もあるかもしれませんが、この方法では外部から内部の運営が正しく行われているかをチェックできない(例えば、私がチェックしているから大丈夫と言ったとして、私を信用してくれる方は問題ないと思って頂けるかもしれませんが、もし、私が買収されていたとして、外部からはわからない状態になってしまいます)ことに問題があります。ガバナンスを強めるには、外部からもチェックできるようにするのが一番です。

 現実的には、例えば、一部の情報開示(例えば、1日に予想を配信する15レース中の1レースを公開すること)が既存顧客のデメリットになるという否定的な意見もあると思います。ですが、情報発信者がどれくらい競馬予想に熟練しているかを顧客が判断し、納得して予想を購入できたほうが顧客の利益に資するでしょうし、予想レース数が多いよりも、予想の精度が高いほうが顧客にとってはメリットになると考えられるのではないでしょうか(もちろん、沢山のレースを賭けたいという顧客がいることも否定はしませんが)。

 また、パリミチュエル方式の競馬だから難しいといった意見もあろうかと思います。つまり、予想発信者を信奉している顧客は、その発信者の情報がより日の目を見ることによって、同じ馬券を買う人が増えて、オッズ的に損をしてしまうと考えるだろうということです。しかし、開示を求めるレースは一部のレースで構わないとしているので、直接的にそれほど影響はないとも考えられます。

 競馬に興味のない層も多数いる現状、競馬(予想)という娯楽が絶対負けるギャンブルではなく、予想理論によって成績を向上できる知的なものという理解を得ることによって、パイを拡大することも可能と思われるので、一部の予想情報及びその実績を公開して信頼を得ていくほうが、予想発信者のメリットになる可能性はあると思いますし、顧客が多くなれば、予想情報料は低くなる可能性があり、この場合には顧客のメリットにもなり得ます。

 ということで、誠実な予想情報発信をしているという自負のある方は、「成績開示予想者」の登録を検討頂ければと思います(新規則は平成27年7月1日より適用予定)。また、予想の実力に自信がある上、私の活動に協力したいという方も是非、ご連絡ください。

 馬流天星は、今後とも、誠実な予想情報発信者とともに、彼らをサポートする試みを続けていきたいと考えています。
(具体的には、「成績開示予想者」について、ウェブサイトでの公表、メルマガでの特集及び常時掲示を考えています)

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2015年04月28日

「予想成績の開示に関する規則」の一部改正に係るパブリックコメントの募集について

 当方が作成している予想成績の開示に関する規則の一部改正を以下のとおり行うことを考えております。つきましては、コメントがありましたら、5月28日までに、コメント又はメールでご連絡頂ければ幸いです。

(新旧対照表)
http://baryutensei.com/report/1504bt-kisokushinkyu.pdf

※様式については更新中です

skypot at 23:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2015年01月12日

第十一期予想結果速報 〜三期連続黒字達成!〜

 昨年8月から行いました第十一期の予想成績(事前公開ベース)は下記のとおりとなりました。

総賭金額:428,200円
総回収額:630,900円
損益:202,700円
的中率:51.1%(24/47)
回収率:147.3%
予想力:81.2

(成績内訳)http://baryutensei.com/report/1501bt-seiseki-11ki.pdf
(過去戦績)http://baryutensei.com/report/1501bt-seiseki.pdf

 的中率5割超え、回収率も147%で20万プラスと言うと一見素晴らしい結果のようですが、私の作った予想力による評価は騙されません。81.2は昨期と比べて約40ポイントも落ちています。朝日杯の1撃に頼るところが大きかったので、予想における堅実性の証明が足りなかったということです。

 しかしながら、結果としてプラス収支を3年連続で達成したことは事実。私が事前公開予想をして実績を積み上げてきたのは、競馬が必ず負けるギャンブルでないことを証明し、競馬予想の知性を知らしめることにありました。

 3期連続プラスを達成し、的中率も4割は超えていますから、前者は既に達成したと考えてもよいかと思っています。後者については今後の課題ですね。

skypot at 23:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2014年09月23日

競馬予想界改革私案(悪徳業者等の排除について)(再掲)

 競馬予想界には、インサイダー情報等によって高確率で馬券が的中する等とうたい、有料(高額)の予想を提供するという詐欺的な予想会社や個人(以下「悪徳業者等」という)が存在する。競馬詐欺の被害は近年増加し、2011年には国民生活センター及びJRAが注意喚起を行っている(注1)。悪徳業者等の手口(的中馬券の偽造、顧客情報の共有、元業者の証言、業者との電話応対の現場等)はTV報道もされているが(注2)、オレオレ詐欺のように年々巧妙に進化しているようである。

 折角、競馬に興味を持った人たちが、悪徳業者等の詐欺によって経済的な痛手を被って退出してしまうことや、八百長やインサイダー情報などがまかり通る世界であると誤解されてしまうこと等、悪徳業者等が蔓延ることで競馬やその予想者のイメージが悪くなることは、ファンとして遺憾であり、私の競馬における活動の目的である「競馬予想の芸術化」において、競馬及び競馬ファンの社会的地位の向上を掲げている以上、改善されるべき課題として認識している。

 悪徳業者等を撤退させるためには、悪徳業者等を1件1件摘発するよりも、騙される人を可能な限り減らしていき、儲からないようにしてしまうほうが効果的である。なぜなら、摘発には弁護士に相談する等の費用や時間のコストがかかる上、ようやく1社を撤退に追い込んだとしても、そこに甘い汁が吸える構造がある限り別の悪徳業者等が参入してくるだけと考えられるからである。競馬情報販売業については、現状、特別法となるような規制が存在せず、許可や登録等も不要であり、このような詐欺は警察でしか取り締まることができないのだが、明らかな詐欺でなければそれも難しい状況(注3)であり、再犯を防ぐことも難しい(悪徳業者等の名称を公表しても、社名を変えてしまえば済んでしまう。登録制等にすれば、過去に詐欺業者を運営した者等を管理し、排除することも可能となり、一定の効果は期待できる)。業者規制を設けることが現実的でないとすれば、当面は自衛のできる環境を整備する方向で対策を練るべきである。

 悪徳業者等が騙しを行う手口としては、
A.無料会員登録等によって、お金に困っている人や、競馬でお金儲けをしたい人を見つけ出す
B.(関係者情報等を語ることによって、)必ず儲けられるレースがあることを信じ込ませる
C.情報料が有料(高額)、限定的となることを納得させる
D.上位のコース等への誘導等により二次的な利益を求める
というのが典型例なので、これらに係る問題点と可能な対応策を考えていく。

 A.については、そういう甘言に引き寄せられる人もいるのが世の常であり、一定程度の人が無料情報への登録を行いDM等が頻繁に届けられるようになってしまうのはやむをえないと考える。この時点では、大きな被害には至らないので問題はないが、こういった無料情報で顧客候補名簿が作成され、関連会社に情報共有されているということは知っておくべきである。

 B.については、「事前に着順が決まっているレースは存在しない」ことの認識をより広く共有する必要がある。馬は動物であり、騎手はその動きの全てをコントロールすることはできない。時速60キロというスピードの中、着差がコンマ何秒という世界で着順まで必ず指示通りに入ることは無理というものである。もし、八百長がばれてしまえば、競馬界から追放されることも余儀ないところであるから、難関の競馬学校を卒業し、晴れて騎手という職業に就きながら、そのような行為に手を染める可能性は低いと理解できる。また、故障等のアクシデントが起こらない保証がないことからも明白であろう。

 予想業者等は、一定程度以上の精度がある予想(すなわち、価値のある予想)を行うことができるはずだが、それが必ず的中するものではないから、予想情報を他者に提供することで対価を得ることが合理的な行動となるのである(このため、予想に価値がなく、予想を販売することがすなわち悪徳であるという考え方も間違っている)。もし、必ず的中できるレースであれば、他者に提供して対価を得るよりも、そのレースの馬券を大量に購入して儲けるほうが合理的な行動と考えられる。もし、絶対的中できるレースがあるといった勧誘を受けた場合には、この論点から相手の矛盾を指摘することが可能だ。

 競馬に絶対がないことを周知するためということでもないだろうが、これまで、サイン馬券術等の客観的合理性の低い予想法が一定の評価を得て、「予想は(逆さに読んだら)ウソヨ」という言葉にもあるように、予想の合理性自体を軽視・否定することが多かったように思う。しかし、これでは、「競馬は事前に着順を必ず的中できるものではないが、予想技術によって、事前に着順を当てる精度を高められる知的芸当である」という、予想自体の本質的な魅力を伝えることができないというジレンマが生じる。

 C.については、必ず的中することを信じ込ませれば、高額の情報料でも支払わせることが可能であろうと思われる(B.における問題点)。また、競馬情報の提供においては、他者が相乗りするとオッズが下がる等と言って、情報公開に消極的で、顧客に定員を設けたり、購入金額を指定したりしていることが一般的である。この方法はパリミチュエル方式の配当方法では合理性があり、価値があるものを公開せよというのも難しいものだが、何も公表しなければ、優良な予想技術を持っているかいないかが、入会してみなければ客観的にわからない状況となる。このような状況下では、悪徳業者等が自身を優良業者であると思わせるような外観を作りやすい環境となってしまう。

 D.については、「別の高額コースでは的中していました」「返金は、次のレースにも参加してもらわなければ応じない」等といって、追加で高額の支払いを求める手口がある。私が無料で予想配信を行っていたところ、「もっと当たる有料コースに入会したい」といったメールが寄せられたことがある。競馬情報会社に浸かっている人は、有料(高額)が予想の信頼度の高さだと思うのかもしれないが(実際、予想家にとって自信度の高低があるにせよ)、そのような発想は、このような手口に対して危うい。競馬に絶対がない以上、予想の金銭的価値には一定の上限(例えば、私は1レース最大5千円程度と思う)を念頭に置いたほうが良い。

 さて、悪徳業者等の手口について確認したところで対応策を考えたい。第一には、競馬において(事前に着順が確定する)八百長が行われるというような嘘が簡単に信じられないように、より明るいイメージを醸成していくべきであり、良い予想は隠されるものでなく、より透明化されている知的芸当であるという認識を拡大していくことが有効であると考える。具体的には、「我こそは優良予想家である」と思う者は、悪徳業者等と似た外観にならないよう差別化を図り、悪徳業者等が客観的に見出されやすい状態を作るようにしてはどうだろうか。差別化については、予想の一部や予想文を事前に無料公開すること、予想実績を広告にする場合には、無料公開の予想を累積した数値を用いること等が考えられる。前述の情報公開をしていれば、会員になるかを検討している人が、業者等の実績を自分で確認することができ、自己責任を問うことができる。

 予想(技術)の公開については、予想者の優位を低下させるものであるから、賛同できないという意見も多いと想像される。しかしながら、予想が知的芸当であることの認識を広め、競馬予想の文化的価値を高めるためには、予想技術を証明するある程度の情報公開が必要不可欠である(全ての予想技術の情報公開をすべきというものではない)。この点については、現状、予想技術を公開する者のメリットがほとんどないことから、何らかの環境整備が望まれる(将棋におけるタイトルや段位のようなものによって、予想公開者の地位が向上する等)とともに、競馬関係者の方や競馬メディアの方が、このような私利にとらわれず競馬予想の文化的価値を高めようとする活動家を積極的に支援して頂きたいものである。我々競馬ファン側も意識をして、そのような活動家を評価し、バックアップすることが必要だろう。情報発信ができないという方は、活動家の投稿記事の拍手ボタンを押すだけでも良い。

 第二に、競馬予想の文化的価値を高めようとして、一定の情報公開を行っている予想者が連携できる場所を育てることである。以前より私は協会構想を説いているが、これは、「競馬予想家協会」のような協会を作り、優良と認識されたい予想家は当該協会に加盟して、事前の無料公開予想を行いつつ(注4)、その収支結果を協会に報告、協会はそれをチェックし、公表するというもの。予想家を一定の基準において競争させ、優秀な者に段位等を与えて表彰する機能や、予想の対象範囲ごとにタイトル戦を設けて称号を与える機能を持っても面白い。優良な予想家が集まり、注目を集めるようになっていけば、登録することや称号等がステータスとなって予想家側の需要も取り込め、協会がチェックをした上での収支やタイトル戦を見たいという競馬ファンの需要も取り込めるだろうし、タイトル戦にスポンサーがつくことも将来的には考えられる等、協会としても収益事業にすることができるのではないだろうか。このような協会の発展は、競馬予想界の発展に寄与することと思われる。

 第三に、上記をより効果的なものとするうえで、予想の優劣を判定する尺度が、現在の競馬界において「回収率」と「的中率」しかないことについて、何らかの改善が必要と考える。「回収率」と「的中率」は、どちらか一方が高いだけでは必ずしも優秀な予想とは言えないものだが、短期間や数の少ないレースでの高回収率や、取り紙にまみれた高的中率によっても成績を良く見せることができる。予想の優秀さは、回収率と的中率のバランスや内容と、一定以上の試行回数によって判定されるべきものであって、これを総体的に表現できる新たな概念を作り(注5)、協会や優良な予想家が当該指標を使うことによって共通認識にしていってはどうだろうか。この点については、そもそも、自身の予想技術のレベルを管理する指標がなければ、その向上を目指す時の物差しがないことになるため、競馬予想文化の成熟度の低さを示している部分だと考えている。

 優秀な予想技術を持つ予想家は、その手の内を見せないことが合理的だと考えるのが普通なのかもしれない。ネットで予想家として認められた人の中には、プロとなって情報を有料化し、顧客を囲い込むようになっている。しかし、優秀な予想家の成功の形がそれだけしかないとしたら、利己主義者や金儲け主義者、あるいは競馬関係者とつながりのある者のほかにこの業界で身を立てたいという人間はいなくなってしまうのではないか。

 優秀な予想技術を持つプロ予想家であれば、予想技術やその思考過程の一端を読者に伝えることによって、読者が、競馬予想が知的芸当であることに開眼することを理解できるはずである。そして、一度それに目覚めた読者は、安易な競馬詐欺に引っ掛かることはなくなると実感するだろう。それゆえ、悪徳業者等が優良な情報会社であると見せかけられる外観を作れないよう、悪徳業者等が真似できないこと(予想の一定の情報開示)を率先して行うことが意味を持つのである。これは、優秀な予想技術を持つ者にしかできないことであり、このような努力を行うことは、回りまわって自分たち自身の社会的地位や評価を高めることにつながるのである。

(注1)
・国民生活センターの2011年1月13日公表記事
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20110113_1.html

・JRAが把握している悪質な予想・情報提供業者の被害事例及び業者一覧
http://www.jra.go.jp/news/informations/akutoku_ex.html
http://jra.jp/news/informations/akutoku_list.html

(注2)関連リンクは下記のとおり。
2008年6月6日(金) 朝日放送(ABC)「ムーブ!」 
https://www.youtube.com/watch?v=3lPtngwD_qs
とある業者のPR動画
https://www.youtube.com/watch?v=Avo7fTaqQf8
(全レースの予想が的中するという映像だが、マークカードを書いている時点(2:12)で、京都2Rが始まる場内放送が流れており、東京1Rの前でないことが明らか。お粗末な騙し動画である)

(注3)例えば、以下のリンクの相談者のような事例がある。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6157167.html

(注4)予想の事前公開を行う媒体は、事後修正ができない媒体(まぐまぐ等)としなければならないことに留意が必要。

(注5)当該概念については過去に検討し、独自の概念を試作・運用している。
拙ブログ「 予想力を示す客観的な基準の検討について」
http://blog.livedoor.jp/skypot/archives/51820115.html
拙ウェブサイト「予想成績の開示に関する規則」
http://baryutensei.com/002kisoku.htm

※2014年4月6日に掲載した記事を一部修正して再掲

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2014年03月17日

競馬ナンデのご紹介について等

日曜日に、「競馬ナンデ」のチャットコーナーで、カピバラさん(及びおくりばんと編集長)と対談を行いました。
(対談の模様はこちらからご覧頂けます)
http://www.keibanande.net/?m=pc&a=page_l_chat

競馬ナンデのサイトコンセプトは、「競馬ナンデは、「地方競馬のあり方に係る研究会」中間報告書の精神に則り、「知的推理ゲーム」としての競馬の面白さを追求し、競馬文化の発展に寄与すべく努めます。」と書かれているように、私の主張とも重なります。
http://www.keibanande.net/?m=pc&a=page_l_concept

また、カピバラさんも志を同じくする方で、競馬予想が知的芸当であることを伝えようとされています。

このような活動には賛同しますので、応援を兼ね、来シーズンの若駒戦予想(及び、G1のデータ予想等)を、競馬ナンデにも投稿していく予定です。無料のままですし、メルマガでの予想をやめるわけでもないのでご安心ください。

ただ、メルマガだけをご覧いただいている方にはお知らせしておきますが、予想文を発信した後、見解に変化があった場合、予想の買い目が変わらない限りはメルマガの再発行をせず、facebook等で追記を行うケースも多少あります。(例えば、先週のアネモネSでは、断然の1番人気馬(4着)だったマーブルカテドラルについて、facebook等で「マーブルカテドラルは芙蓉Sで指数56.5、アルテミスSで指数57.8しか出せていません。信頼しすぎないほうが良いと思います。」と追記を入れています)

競馬ナンデへの投稿においても、可能であれば最終バージョンの予想を掲載したいと思っていますので、ご利用頂ければと思います。また、自分も予想文を書いて、多くの方に見てもらいたいと思う方は、予想執筆側でご参加ください。
※メルマガにおけるメリットは、買い目があることと時折のレポート配信、その他今回のような情報提供、編集後記等となります

なお、対談においては、指数計算の中身についてご質問を頂きました。カピバラさんには、観測者によるアナログ要素が大きく、私個人の点数表という風にご理解を頂いたのですが、先般より、天星指数の算出システムの作成を外部に委託しており、その過程で相当部分における算出式や決め事は作っています。

天星指数については、自分の中でどこまで公開するのかということについてしっかりとした整理をしていませんでした。予想の過程を公開することが競馬予想文化の発展につながると明言していますから、全部公開すべきという考えもあるのですが、これを公開することで、競馬予想文化の発展を考えない予想家(有料で顧客と自分の利益しか考えない業者及び個人)に利用されるだけになるのではないかという懸念もあります。

自分自身、少なくとも当面の間は競馬予想で食べて行くことは考えていませんので、プロ予想家より身軽な立場ですし、そのうちに全ての予想理論を公開して競馬予想界に衝撃を与えてみたいとも思っていますが、現時点では、開示をしないほうが競馬予想文化推進につながる度合いが大きいと考えており、今回以上の開示ができないことをご理解頂ければと思います。現時点で、収支プラスを実現している予想を無料で事前公開していますし、予想の過程もそれなりに書いているので、自身のメリットも確保しつつ、競馬予想文化推進につながる活動をしていこうと考えています。(単なるプロ予想家として独立しなかったのもそうですが、本気で競馬予想文化推進を考えるがゆえの戦略です)

競馬ナンデの無料アカウントに登録した際、自分の競馬歴が17年と表示されて何とも言えない戸惑いを覚えました。そのうち10年間、若駒戦予想配信をしてきたのですから、キャリアの半分以上、地道な指数出し作業を行い、悲喜交々の結果を受けながら研究を続けてきたことになります。ディープインパクトの凱旋門賞に一人で行った時はまだ20代だったのに…、自分も歳をとったな〜と思ってしまいました。競馬のレジャスポ化を目指して取り組んだ若駒ナビがうまく行かなかった後は、時の流れが異様に早く感じます。時間の制約はありますが、そろそろ次のステップとして、色々と活動していきたいですね。

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2014年01月12日

第十期予想結果速報 〜V字回復!〜

2013年7月から始まった、第十期若駒戦の予想期間が1月1週に終了しました。
第十期の予想結果(事後修正不可媒体による事前・無料公開予想)は、回収率173.0%、的中率47.6%(純利益は約27万5千円)でした。

近年、10万馬券以上を的中することが少なく、第十期も10万馬券以上のヒットはなかったのですが、それでも高的中率・回収率をマークすることができました。昨期はプラスでも的中率のあまりの低さに全く満足のいかないシーズンでしたが、今期は満足できる結果です。

自分が独自に提案した「予想力」の計算式で今期の値を確認すると「121.7」。好調だった第五期をやや上回る結果となりました。

(参考)
第九期 62.0、第八期 73.6、第七期 79.1、第六期 88.4、第五期 116.2

来シーズンも更なる高みを目指して頑張りつつ、競馬を継続的に行ってもプラス収支にできることを証明したいと思います。

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2013年01月10日

第九期予想結果速報 〜予想家と馬券師の違いについて〜

2012年7月から始まった、第九期若駒戦の予想期間が1月1週に終了しました。
第九期の予想結果(事後修正不可媒体による事前・無料公開予想)は、回収率117.0%、的中率28.8%(純利益は約7万5千円)でした。

的中率3割弱で回収率100%越えという数値は、一般的には良好な予想成績と言えるでしょうし、まっとうな宣伝をするならば十分なものだと思われます。

しかし、私としては回収率100%超えを達成することができたことに最低限の仕事を果たせたと思いつつも、総括すると、かつてない的中率の低さのため満足のできる結果ではありませんでした。
その印象を証明するかのように、自分が独自に提案した「予想力」の計算式で今期の値を確認すると「62.0」と、過去最低を更新してしまいました。

(参考)
第八期 73.6、第七期 79.1、第六期 88.4、第五期 116.2

このように、今回の結果に対して評価が低いのは、私が結果的な回収率よりも、安定的な予想精度の高さに重点を置いているからです。既に別のところで書いておりますが、その考え方は、予想情報提供者はできるだけ正しい見解を示すべきというものに由来します。

(参考)的中党(より誠実な情報発信者のスタンス)

的中率が低くなればなるほど、回収率はアテにならないものになります。そして、一発大きい的中があっても、それが稀であればラッキーパンチの可能性が高まります。

今期の私の予想で例えれば、くるみ賞の予想だけ参考にした予想情報受領者は大儲けができましたが、その1レースを買い逃した予想情報受領者はほぼマイナス収支で終わってしまったことになります。買い逃した方からは、回収率117%と言うほどの良い予想情報、発信者であったとは言われないでしょう。

私は、このあたりの感性は、予想情報発信者が自分以外に対してどのようなスタンスを取っているかによって表れると考えます。たまにお話する「馬券師」と「予想家」との違いというのもそれです。

「馬券師」は馬券生活者、閉じた予想販売者を想定しています。彼らは結果的に自分が儲かっていれば良しとし、自分の予想情報をできるだけ秘匿し、オッズを下げないようにしつつ利益を得るために顧客を限定して販売します。

一方、「予想家」は、予想精度の高さを追究しますが、自己の利益だけにとらわれず、エンターテイメント性を重視し、予想法や自らの予想過程を販売もしくは無料で公開します。単純に、自己顕示欲が高いということも大きいでしょうが、こちらのほうが、自己の利益を中心に考えていない分、競馬界に対する社会的な貢献度は高いと思います。

私は「予想家」の道を歩みたいと考えています。

かなり低くなった予想力も、おそらくここが底。いや、底にするためにしっかり反省していきます。

(反省レポート冒頭より)

skypot at 23:14|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2012年07月03日

競馬予想の競技化について(JRA、ウマニティ等への提案)

もし、競馬予想が競技となり、その技術の高さに賞賛と名誉が与えられ、社会的地位を得られるとしたら、世の競馬ファン(特に予想家や腕に自信のある馬券ファン)は積極的に予想の公開を行うようになるのではないだろうか?

この前提そのものにハードルがあるのは理解しているが、継続的に収支プラスを現出できる予想を行っていれば、その予想法の研究がされ(すなわち、予想家が注目され)、知名度が上がることによって、オッズの減少を超えた利益をもたらすことも容易に想像ができる。そう考える方もいるかもしれないと思いつつ、次の段階を考えてみたい。

まずは、競馬予想の事前公開をしてもいいよという腕に自信のある予想家等に集まってもらい、以下の条件で予想を行ってもらうこととしてはどうか。

★規定予想数
年間、6ヶ月以上の期間において100R以上の予想を行うこと
(ある程度コンスタントかつ相当量の予想を配信できる能力は必要だろう)

★1Rにおける賭け金額
(例えば)5000円〜35000円とすること
(勝負レースとそうでないレースの差異を設けられるようにする)

★予想事前開示
事後修正不可媒体(まぐまぐ等)により出走時間前に予想公表すること
(何かと理由をつけてこれを行わない者は優良予想家として賞賛すべき人ではない)

★予想力計算
当方案の予想力計算式(予想成績開示規則)を用いること
(とりあえず。ちゃんとした代替案を作ってもらえれば問題ないが、的中率、回収率という既存の指標をそのまま使っていては精度の高い予想技術の評価ができないこと(詳しくは既出記事)に留意)

※世に賞賛され、注目されるような予想家になってもらうためには、継続的に優秀な予想力を示してもらう必要があるため、当面、タイトル戦は行わないこととする。

これによって得られた結果により、以下のようにクラス分けを行う。

★クラス分け
直前期予想力130以上又は過去三期平均予想力110以上(クラスS)
直前期予想力110以上又は過去三期平均予想力90以上(クラスA)
直前期予想力90以上又は過去三期平均予想力70以上(クラスB)
直前期予想力70以上又は過去三期平均予想力55以上(クラスC)
直前期予想力55以上又は過去三期平均予想力40以上(クラスD)
直前期予想力40以上又は過去三期平均予想力30以上(クラスE)
上記以外(クラスF)

いずれ、クラスS(S+A)の限られた者の間で、名人戦を行う。
また、ジャンルによる称号も付与する(例えば、2歳戦及びに3歳ダービー週までにおける同世代戦のみに限定した予想力1位→「若駒王」など)。

こういう大会ができれば面白くないでしょうか?
ハードルのひとつである予想事前開示については、ウマニティのような仕組みにしてあれば、他者に簡単に見られなくなり、より多くの予想家等の参加を見込めると思います。
いわゆる悪徳業者への対策として、JRAに主催してもらい、PAT等にて行えないものでしょうか。
これができたら、JRAも、競馬も、新時代に向かえるように思います。

思いつきのような、キリンやハリボテが走る予想ゲームを作ったり、主人公が馬設定のギャルゲーを作ったりしている状況を見ると、上記のような、競馬予想の文化水準を向上させ、悪徳に騙される人を減らすような活動ともリンクできるシステムを作ってみてはいかがでしょうか。

民間でも、ウマニティは予想力の計算方法を改めれば今でも対応可能です。ただし、どれだけ権威を持たせられるかは、取組の姿勢次第になりそうです。
予想被評価者(予想家等)の側が、審査料として月300円程度支払うというのでも、自分はOKです。

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2012年06月16日

紹介「ROUNDERS vol.3」

「「ROUNDERS」vol.3 特集「野平祐二」ミスター競馬が教えてくれたこと」

内容紹介(Amazonより)
第3号の特集は、「野平祐二 ミスター競馬が教えてくれたこと」。ミスター競馬と呼ばれた男・野平祐二を通して、競馬論から馬券論に至るまで、幅広く、そして奥深く追究してみました。「競馬とは?」という問いに対して真正面から取り組んだ、今までに例を見ない内容になっています。もちろん、馬券のヒントになる内容も随所に織り込まれていますので、お役に立てれば幸いです。初心者の方にとっては競馬の教科書として、上級者にとっては競馬のバイブルとして、まさに競馬を愛する人のための1冊となっています。
巻頭言 競馬も語るものがいなければ 治郎丸敬之
特集1 藤澤和雄インタビュー 調教師、そして競馬人として
特集2 エッセイ 「実況マイクは騙されて」 長岡一也 「スタージョッキーの挫折がいま」 山本一生 「嵐が丘」 高橋源一郎 「野平先生と僕」 鈴木学
特集3 馬券の極意 野平祐二+夏目耕四郎+治郎丸敬之
特集4 競馬歴史マンガ 野平祐二 尾田瑞季
特集5 口笛吹きながら 競馬の未来を語ろう 野平祐二+治郎丸敬之
新連載 一口沼の溺れ方 Southend

雑誌: 176ページ
出版社: ROUNDERS; B5版変形版 (2012/5/25)

競馬ファン必読の書である。

ROUNDERSは第一号で「調教」、第二号で「ジョッキー」といったテーマで作られてきたが、今回は「野平祐二」という一人の競馬人にスポットが当てられている。

一見奇異に映るかもしれないが、ROUNDERS編集部がこの雑誌を作る上でモットーとしてきた「競馬は文化であり、スポーツである」の言葉が野平氏にルーツがあることを知れば(治郎丸編集長の運営ブログ「ガラスの競馬場」をご存知であれば言うまでもなく)、今回のテーマは必然であり、むしろ、今回の取材を円滑かつ充実させるために第一号・第二号が必要だったのではないかとも考えられる。

治郎丸氏が憧れの野平サロンを訪問する巻頭言「競馬も語る者がいなければ」が熱い。

野平氏が競馬をより良い世界へと導くことに生涯を費やしたことについて、「少年時代に騎手になりたいと告白して非国民扱いされ、戦争により競馬が中止されて競馬がなくなるかもしれないという恐怖を味わい、競馬が再開されてからも騎手は競馬というギャンブルの駒でしかなかった。自分の愛する競馬が反社会的な存在であり、その競馬の中でも、騎手は罵声を浴びるだけの存在に過ぎない、という二重の意味で野平祐二は苦しんでいた」、そのマイナー精神によるものではないかと指摘する。

治郎丸氏も自身の経験を綴っているが、趣味は競馬と胸を張って言うことのできない(今では大分環境が良くなったとはいえ、公の場で言いにくいのは変わっていないだろう)ファンの気持ちもそれに重ね合わせることができる。

いまだ世界では戦争・紛争が絶えない。昨年、震災により競馬が1週間行われなくなったが、国家規模の大きな事態が発生した場合に、競馬は開催されなくなるのではないか。また、地方競馬のように経営が成り立たなくなった場合にも、競馬は切り捨てられるのではないか。そういった危惧に対抗するのが野平氏の言った「競馬は文化であり、スポーツである」という考え方なのである。その先鋒のひとつとして、ROUNDERSは存在する。

単なる収支だけが気になる馬券ファンであっても、自分の趣味が認められることは嬉しいだろうし、何より将来まで競馬を愉しむために、その文化的価値を高めることが必要だという考えを知れば、これに賛同しないはずはない。

治郎丸氏は「語る者がいなければ野平祐二も人々の記憶の底に沈んでしまうように、競馬も語る者がいなければ滅びてしまう。野平祐二を語ることは競馬を語ることであり、競馬を語り継ぐためには野平祐二を語り継がなければならないのだ」と締めくくった。競馬の語り部として今後も活動されることの表明と受け止めたが、是非、この活動を続けられていくことを期待したい。

雑誌の構成としては、藤澤和雄調教師のインタビュー、長岡一也アナウンサー、山本一生氏、高橋源一郎氏、週刊Gallop鈴木学編集長のエッセイ等の特集やルドルフおやじ氏、けん♂氏、ハイランド真理子氏、檜垣立哉氏らの連載など読み応えのある内容が満載である。

どれも良いが、週刊Gallop鈴木学編集長の「野平先生と僕」は是非読んで頂きたい。また、檜垣立哉氏の「競馬場の追憶」は自分としても若駒分析ナビゲーションに携わっていた若駒世代の不可解かつ順当なダービーを的確に記されており感銘を受けた。

興味を持って頂けたら、vol.1やvol.2も併せて読まれることをおすすめする。

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2012年05月12日

競馬予想界に当面求めるべきもの(芸術化以前の段階として)

当ブログでは、「競馬予想の芸術化」を目指す上で、予想内容の開示を訴えてきたところですが、議論の過程において、自分が行ってきた予想文の開示(芸術点の評価)についても触れてきました。

また、先日は「競馬及び競馬ファンの社会的地位向上に係る検討」と題して、
A.競馬ファンの予想に対する理解水準を上げる
B.予想家等は、読者に対し、有料サービスに勧誘するため又は注目を得るために、真実の実績を誤解せしめる虚偽の実績開示や誇大広告を行わない
C.予想家等は、競馬(予想)の文化的発展や社会貢献を念頭に置く
などを提示させて頂きました。(http://blog.livedoor.jp/skypot/archives/51829663.html

ただ、私が求める理想と現実では相当の隔たりがあること、及び、予想理論の公表については(手の内を明かすことであるため)相当の反対が見込まれること、よく例えに出している将棋の世界においても棋譜は公表されるが思考過程までは公表されないことを鑑み、当面、競馬予想のイメージアップのために予想家等に求めるべき課題は以下のとおり考えます。

1.一定の予想を事前公開すること(有料で予想配信を行っている予想家等については、配信予想のうちの1部)。

2.的中率や回収率等の成績を用いて自己の成績を広く公表する場合には、上記1.の事前予想にて公表したもののみで算出されたものとすること。なお、買い目(あるいは印の場合は成績の計算方法)まで記述しておく必要がある。

これだけであればできるという業者・予想家はいないでしょうか。やってみるということであれば、以下のリンクより予想成績開示のルールや様式を使ってみて頂ければと思います。
http://baryutensei.com/002kisoku.htm

一定の予想を事前公開しているのは、有料では「勝ち組の勝利指針」さん(http://archive.mag2.com/0000095133/index.html)しか知りません。競馬予想を文化として高める土壌作りに合力して頂ける方の出現をお待ちしています。


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2012年04月07日

前回記事に関するワックスムーン氏との問答1

前回記事はこちら「競馬及び競馬ファンの社会的地位向上に係る検討」

(ワックスムーン)
競馬予想、競馬予想家が、例えば棋士と同様に語られない、位置付け難いのは、競馬予想そのものは主体的に行うものであるが、競馬予想の結果とリンクする競馬のレースそのものに対しては絶対的に傍観者に過ぎないという点が大きいかもしれない。
傍観者が賞賛される世界というのは、基本的にないはず。ミュージシャン以上に音楽評論家が賞賛されることは決してないように。
予想家は確かにトレーダーとかに近いのかな。金儲けのためにやっていると思われるなら、なおさらかな。でも、トレーダーとも違うのは、その行為が、市場に影響するものであるのに対し、予想家のそれは、競馬のレースとは無関係なんだよね。

なので、厩舎や騎手に使うべきレースやレースの戦略を指南したりする、戦略家みたいな存在がいれば、それは賞賛されるかもしれないね。コーチみたいなもので。
それが調教師なのかもしれないけど、よく分からないレースを使ったり、下手な乗り方をしたりで、競馬そのものが、あまり洗練されているスポーツの世界ではないという気もするね。行き当たりばったりの世界というか。馬主の自由になる部分も多いから仕方ないのかもしれないけどね。

将棋は棋士同士の争いであるのに対し、競馬予想は結局のところは個々の戦いとなり、究極的に戦うべき相手は自分自身しかいないので、予想家に優劣をつけるのが非常に難しい。
回収率だけで予想の優劣を競い難いのは、前の議論のとおり。

野球選手以上に野球解説者が注目されることはない。
ただし、野球解説者は過去の名選手の再就職口となり、一定の地位を認められているのは、野球がスポーツとして国民に認知されたものであるからかもしれない。
競馬は、競馬そのものの地位が低いので、競馬予想家の地位もそれに比例して低いのはある意味当然のことで、競馬に対する悪いイメージ、いわゆる他のギャンブルと同じという、単なるばくち、手を出すと身を滅ぼすものというイメージを少しでも拭う努力が必要になるだろう。競馬の地位が向上すれば、それに比例して予想家の地位も向上するはず。
C>A>Bかな。Bは、CとかAのための具体的手段という感じもするので。

(スカイポット)
競馬予想って何なのだろうという根本まで考えさせられるコメントありがとうございます。
将棋は主体的だが競馬予想は絶対的に傍観者に過ぎない、との話ですが、競馬予想によって予想が的中するかしないかは、主観による判断を伴うため、主体的な関わりがないと言えないのではないでしょうか(むしろ、ファンが予想という形で主体的に参加できるのが競馬の醍醐味では?)。
レースの結果に対して主体的に関われないというのは確かにそうなので、論点がずれているだけな気がします。競馬には、純然たるレース結果の世界と、予想の世界とがあって、後者に対して競馬ファンは主体的に関われるということでしょうか。

予想の世界の競技は、直接に戦うことができませんが、以前分類したように、フィギュアスケートのように何らかの評価基準を作ることで、その優劣を競わせられる余地があります。
と、考えていくと、競馬予想のプロという存在は、現状、その競技の優劣の評価(ルール)がなく、しっかりとした枠組みがないという宙ぶらりんなところにいるにすぎないということになりますね。だから第三者から尊敬されることも賞賛されることもないと考えると納得です。
プロには、ここのところを整備することの危機感がないのでしょうか?もしくは、予想力に自信がないから放置しているのでしょうか?

(ワックスムーン)
指摘のとおり、予想をするという行為については、方法はいろいろあるにせよ、完全に主体的だね。レースに対しては馬券を買った1ファンなので、レース結果を左右する存在ではないというだけで(苦笑
なので、競馬は他のスポーツ観戦よりも熱くなれるのかもしれないし、そこが魅力の一つだと自分も思っているし、実際かなり熱いよね(笑
競馬予想については、プロのライセンスがある訳でもないし、予想5段とか、そういうものもないので、他者から認められにくいというのはあるよね。
そこを整備しようという動きがあったのかどうかだね。

(スカイポット)
自分の知る限り予想を競技として整備しようとした動きはないと思いますね。IPAT馬券道場の段位がJRAの枠を超えてライセンス的に扱われることはなさそうですし、競馬検定も単なるクイズ。ウマニティの予想コロシアムはよく出来ているとは思いますが、あれはウマニティのビジネスモデルであるし、予想力の評価がおそらく単純回収率に大きく拠っていると思うので、そこでプロ予想家認定されても、継続的に精度の高い予想を送れる方はかなり限られそうで、予想家の評価を上げる効果はあまり高くないのではないでしょうか。

あと、現在の予想家は、競技者ではなく、コンサルタント的な仕事をしているのであり、コンサルタントは基本的に顧客のためだけの活動をしますから、社会的な賞賛を得るというのとはそもそもズレているということなのかも。
ただ、コンサル的な方向でも、他の専門家が何やろうが構わないというスタンスでは業界全体のイメージが悪くなってしまいます。例えば弁護士には弁護士会があり、会計士には会計士協会があり、税理士には税理士会があって、問題を起こす者を処分して、その信頼性を維持しているように、競馬予想家にも何か自主規制がないといけないように思いますね。

予想業界を含めた競馬界に貢献することを考えていけば、競技としての方向性で整備するか、協会を整備するか、どっちかは少なくとも必要なのではないでしょうか。

(ワックスムーン)
なるほど、コンサルタントか。確かに社会的な賞賛は得られないかな。他の顧客から注目を浴びることはあってもw
予想家の世界にも自主規制機関があれば、自浄作用も出てくるし、協会に加入していない=信用性が低いという構図もできるだろうから、その試みはいいかもしれないね。
壮大な計画のようだけど、それが実現できないと、いつまでも今のままという気がするし、JRAが音頭をとってくれてもいいと思うけどな。売上げ減を嘆いているけど、競馬の世界をより良いものにする努力をしているとは思えないので。WIN5とかで配当が大きくなりますよアピールは確かに新規顧客の開拓にはなってるだろうけど、競馬のイメージは一向に変わらないからね。
協会のようなところができれば、予想を事前に明かすと会員その他への影響が大きいという点も、協会が予想精度等を審査して、予想家をランク付けするということも出来るだろうし、いいかもね。
後は、毎度のことながら、そのランク付けの基準をどう作りこむかということになるんだね(苦笑

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2012年04月05日

競馬及び競馬ファンの社会的地位向上に係る検討

私は「競馬予想の芸術化」を掲げ、そのための一側面である「競馬及び競馬ファンの社会的地位向上」を推進しようと考えています。これを推進するために、もう少し頭の整理をしていきたいと思います。例えば、またいつもの比較ですが、競馬予想と将棋を比較すると、プロの競馬予想家と将棋の棋士とでは圧倒的に後者のほうが社会的地位は高いと思います。どうすれば競馬のイメージアップを図れるかについて、予想情報発信者ができる範囲で考えたことは以下のとおりです。

A.競馬ファンの予想に対する理解水準を上げる

巷には、いまだに関係者情報や、必ず儲かるなどの謳い文句に踊らされて、実績に裏付けのない高額の予想を購入されてしまう方がいます。もちろん、このような情報を売る側(以下、「悪徳業者」という)に問題があるのは当然ですが、簡単に騙されない競馬ファンを増やすことによって、悪徳業者の収入源を減らし、退出してもらうことができれば、結果的にイメージ向上に寄与できると考えます。

そのためにできることと言えば、実力のある競馬予想情報発信者や競馬予想情報発信業者(以下、「予想家等」という)が、一定程度の予想理論や透明化した実績を開示することではないでしょうか。理論を示すことで、深遠かつ知的な娯楽であるという認識を広げられ、理論や過程がしっかりしていない予想の価値は相対的に下がりますし、実力があれば長期的にも必ず負けるギャンブルではないことを証明することができます。

予想力がある予想家等は、競馬(予想)の世界においてパワーを持っています。パワーを持っている人間は、その世界に対して奉仕しなければならないという倫理を持って頂きたいものです。

B.予想家等は、読者に対し、有料サービスに勧誘するため又は注目を得るために、真実の実績を誤解せしめる虚偽の実績開示や誇大広告を行わない

これは全ての予想家等がそうだと言っているわけではなく、誠実な予想を提供している方もいます。ただ、所謂悪徳業者が多い業界のため、一般に求められる以上の高潔な姿勢が求められると思います。そして、これからは、そのような思いを持つ方々がお互いを評価することによって連携していかなければいけないと思います(この考えの延長線に協会構想があります)。

しかしながら、複数の業者等を運営し、それぞれが真実の実績を示していると謳うことによって偽装する方法も考えられ、これらを乗り越えるためには、無料予想を公開し、その結果の集計を実績とするような、より透明化した情報公開をしていくしかないのではないでしょうか。

もし、プロの予想家等でこの点を軽視し、自身の利益のために虚偽の情報開示や誇大広告を行っていれば、競馬ファンも含めた業界のイメージダウンに繋がる行為であることを認識し、即刻やめていただきたいと思いますし、この世界においてパワーがあると自負されるなら、真実の情報開示を行って頂きたいと思います。

なお、馬流天星においては、予想成績をわかりやすくするために、「増益的中率」等の独自の概念を創作し、「予想力」を計算するためのエクセル表を公開しております。

C.予想家等は、競馬(予想)の文化的発展や社会貢献を念頭に置く

競馬予想の世界における大きな課題は、競馬には約25%の控除率があり、マイナスサムゲームであることから、「誰かのお金を奪うことによって、自らの利益を増やす」という構造であることです。この現実と対峙すると、自分が儲かれば良いとか、自分と自分の予想を買ってくれる人が儲かれば良いという精神構造になりがちなのは仕方のないことかもと思わされます。

ただ、このような考え方をしてきたからこそ、この業界は現状の社会的地位に陥っているのではないでしょうか。自分たちの利益のみを追求する者たちが、第三者から尊敬され、賞賛されるわけがないですから。

(もちろん、現状においても、中には大震災時に寄付をしている方もいましたし、社会貢献につなげようと努力されている方もいます(全面的に大賛成です))

従って、プロの予想家等には、単に自身や顧客のみの利益のみを求めるのではなく、競馬予想の文化的発展をより上位の目的に掲げて頂きたいと考えます。実力のある方なら、競馬予想の奥の深さは理解されていると思いますし、それをより多くの人を巻き込んで開拓していくのは、とても刺激的で面白いことだと私は思います。

例えば、一部の予想情報開示すら、会員の利益を盾に明らかにしないというのは、利己主義的な発想であり、会員以外の競馬ファンを(ゼロサムゲームという観点で)敵に回していることになります。サービスの約款がそうならば、目的を変えて、顧客の理解を得るようにされれば良いと思います。

また、一方で、情報受領者側にも、考え方を変えて頂きたいと思う点があります。

Z.回収率がマイナスであれば直ちに悪徳という認識を持たない

予想家等が悪徳かどうかは、有料読者であれば、約款のサービス内容と異なる場合(約束を守らない)場合であったり、誠実な対応をしてくれないといったケース、一般には予想実績について嘘をついているケースなどが考えられます。

「絶対に儲かります」「年間プラス回収を実感できます」等の約束によって有料サービスを提供しているにもかかわらず、どう買ったらプラスになるかを明示せずに、予想を平買いしてプラスにならない場合は、嘘をついているので悪徳と言えますが、そもそもプラス収支を約束していない予想家等も存在しています。

そもそもプラス収支を約束していない予想家等に対して、プラスにならないから悪徳だと言うのは筋違いです。

(なお、プラス収支を約束していない予想家等でも、虚偽の予想実績の開示などを行っている場合は、嘘をついているので悪徳と言って良いと考えます)

Y.一緒に考えて頂き、競馬(予想)の文化的発展の観点から評価する

自分の考えは所詮理想論だと言われてしまうものかもしれませんが、ビジョンを描き、それに沿った活動をしていくことで、現実を少しでも理想の方向に動かせるのであれば、やらないよりもやったほうが絶対に良いと思っています。

もちろん、自分の考えに至らぬところがあれば、方法についてご意見等頂ければ幸いです。業界を良くしていきたいと思われる方々にご助力頂けなければ、変わらないでしょう。是非、ご自身でもできることをお考え頂ければと思います。

skypot at 08:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2012年02月25日

予想開示規則の策定及び予想力概念の導入について

(前回の記事の続きです)

さて、予想には技術が必要であり、技術を高めることによって予想力は高めることができるという考えは、予想を真摯に取り組んでいる方は理解されていることだと思うが、そのレベルアップは何をもって管理しているのだろうか。

自分のことを省みれば「的中率や回収率を見て判断してきた」としか言えず、その基準の精度を高めることには思い至らなかったというのが率直なところだ。

だとすれば、よりしっかりとプラスを計上したレースを評価し(的中率基準を改良)、よりまぐれでなくコンスタントにプラスを維持できる(回収率基準を改良)基準を採用することで、予想力の向上を明確に把握できる環境となるのではないか。

競馬予想本や雑誌を見ると、実績による広告や謳い文句が幅をきかせている。それは、馬券で儲かる実績があるか、馬券で儲かる理論かどうかを重視する競馬ファンのことを考えての当然の方法であり、自分も否定するものではないが、その実績の開示や内訳が不透明であり、そもそもの実績の基準にも前回の記事で指摘したような課題があることが根本の問題なのだと思われる。

そこで、当方においては、汎用性のある予想成績報告書の様式・ルールを作成し、率先してこの基準による予想成績の開示を行っていくこととする。第五期からの予想力を算出してみたところ毎期下がってきているので(苦笑)、再び優良予想家レベル(90ポイント以上程度か)の予想を送れるよう取り組みたい。

ご自身でも記録して、今年はスカイポットに勝った、負けたと言ってもらったり、あるいは競馬のお仲間同士で勝負をして頂いたり、明確なルールの上で競い合うひとつの土俵として頂ければ幸いである。

(参考)スカイポットの第五期〜第八期の予想成績報告書
第八期 http://baryutensei.com/report/1202bt-seiseki-8ki.pdf
第七期 http://baryutensei.com/report/1202bt-seiseki-7ki.pdf
第六期 http://baryutensei.com/report/1202bt-seiseki-6ki.pdf
第五期 http://baryutensei.com/report/1202bt-seiseki-5ki.pdf

予想成績報告書様式については、フェイスブック「若駒戦研究会」に「いいね!」を押してくださっている方に、計算式がある程度入ったエクセル表にて配布します。

若駒戦研究会 http://www.facebook.com/wakaken


なお、詳細な点に対するQ&Aは以下のとおり。

Q.予想レース数は予想力に反映されないのか。
A.当初案では考慮していましたが、これに配点を設けると、予想数をとにかく増やせば予想力を上げることができてしまい、予想精度を測るという本来の目的から乖離してしまうため、配点には加えないものとしました。極端な高成績となることが想定される、予想数が少ない(100R未満)状態での実績の広告への利用については、予想成績の開示に関する規則第六条によって行えない(全くの自主規制ですが)こととすることで一定の対応をしております。

Q.返戻的中率、減額的中率は配点する必要がないのではないか。
A.的中率は予想の堅実性を担保するための指標であることを踏まえると、たとえ元返しであったり、僅かな回収額しか得られない場合であっても、その結果を予見できたことは、全くの的外れの予想よりは上位の評価をしてしかるべきと考えています。

Q.回収率が高い=優秀な予想実績という判断で良いのではないか。
A.もちろん、回収率の高さは予想力をはかる重要な指標です。ただし、予想情報発信者に求められる資質は、実績通り(もしくはそれ以上)の成績を安定して出せることと考えております。そのため、プラス回収ができる的中率や、まぐれと思われかねない突出した回収額のレースを除いた回収率にウエイトを置いた算出法としています。

Q.レートの根拠はあるのか。
A.現行の基準は、直感的な判断ながら、‥中率サイドと回収率サイドの各3つの概念(的中率は、「増益的中率」、「返戻的中率」、「減益的中率」、回収率は「堅牢回収率」、「保守回収率」、「単純回収率」)を、重要視すべきものからその比率を高くすること、的中率サイドと回収率サイドの比重では、やや回収率が重くなること、J原腓覆靴僕ノ匹噺世┐詬汁曠譽戰襪100ポイント程度とすること、の全てを満たすと考えられるとして採用しました。

Q.複勝1点勝負のみとすればポイントを上げやすいルールではないか。
A.確かに、一定の水準以上の予想力を持つ方にすれば、その方法が「予想力」を上げるのに効率的となると考えられます。しかしながら、現状の評価基準ではその縛りを単純かつ合理的に規定に落とし込むことができませんでした。複勝1点勝負には一発逆転ができないリスクを背負う必要もあり、また、予想自体も地味となり一般的に魅力を得にくいものであることから、評価の補助になると考えています。

Q.点数絞った予想を高評価すべきではないか。
A.点数を絞った予想は芸術性という面で評価されうるものだと思いますが、これも基準への反映方法が困難と判断しました。現状は、「良い読みをしていたものの点数を絞ったために外れたレース」と「全く見当違いで外れたレース」が同じ評価となってしまうことはやむをえないことと考えます。

Q.計算方法、レートに納得ができない。
A.本ルールは馬流天星において試行的に定めたものです。ルールを作る際に考えたのは、できるだけ細かい規定を設けないことでしたので、多少穴がある部分があるかもしれません。運用において問題があると認められれば、改正することも考えていますし、どうしても改良すべきと思われる場合には、別途独自のルールで行って頂きますようお願いします。

(参考:規則案(コメント募集中(4月1日施行予定)))

予想成績の開示に関する規則(馬流天星)

(目的)
第一条 この規則は、競馬予想情報発信を行う者に関し、予想成績の開示の規則を整備することにより、予想情報の実績等を明確にし、予想力を客観的な基準により指標化するほか、予想技術の存在に関する社会的認知度の向上を図り、もって競馬予想の文化的発展及び予想情報購入者の保護に資することを目的とする。

(定義)
第二条 この規則において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。
 一 予想情報 競馬の結果を事前に予測した情報のうち、買い目、印、その他、発信者の予想の成績を計算するために必要な示唆が含まれる情報
 二 報告等開示場所 予想方法及び予想成績報告書の公開場所として予想情報発信者が指定する、ウェブサイト等のインターネットを閲覧可能な全ての者が確認可能なURL
 三 的中率 予想を行った全レース中、配当の多寡にかかわらず払い戻しがあったレースの割合
 四 回収率 個別の予想レースにおける、投資額に対する回収額(配当額)の割合
 五 増益的中率 予想を行った全レース中、回収率が100%を超える払い戻しがあったレースの割合
 六 返戻的中率 予想を行った全レース中、回収率が75%超〜100%以下となる払い戻しがあったレースの割合
 七 減益的中率 予想を行った全レース中、回収率が0%超〜75%以下となる払い戻しがあったレースの割合
 八 単純回収率 予想期間中の全予想レースにおける、投資額に対する回収額の割合
 九 保守回収率 予想期間中の全予想レースのうち、回収率の上位1%(小数点以下繰上げ)、回収率の下位(0%の場合、投資額の最も大きい)1%(小数点以下繰上げ)を除外した上での、投資額に対する回収額の割合
 十 堅牢回収率 予想期間中の全予想レースのうち、回収率の上位3%(小数点以下繰上げ)、回収率の下位(0%の場合、投資額の最も大きい)3%(小数点以下繰上げ)を除外した上での、投資額に対する回収額の割合

(予想方法の開示)
第三条 予想情報発信者は、次の各号に係る予想方法を、自ら定める報告等開示場所において開示しなければならない。
 一 予想期間 予想情報発信者が指定する、3ヶ月以上かつ1年以内の連続する任意の期間。期間外とした期間における予想は予想成績に参入しない。特に定めのない場合は、暦年(1月1日〜12月31日)とみなす。指定方法としては、月日で区切ること以外に、特定のレースまでとすることが可能。
 二 予想方法 予想を記載する形式について、「買い目・金額提示」、「買い目提示(均等計算)」、「買い目提示(特殊計算)」、「印のみ提示(特殊計算)」、「その他(特殊計算)」の5つのうち、いずれかを選択する。「買い目・金額提示」を選択する場合には、予想の買い目及び金額を記載しなければならない。「買い目提示(均等計算)」を選択する場合には、買い目を記載しなければならず、成績の計算時には、1点を100円とした均等計算を行うものとする。「買い目提示(特殊計算)」を選択する場合には、買い目を記載しなければならず、次号に従い成績の特殊計算の方法を公開しなければならない。「印のみ提示(特殊計算)」を選択する場合には、印を提示しなければならず、次号に従い成績の特殊計算の方法を公開しなければならない。「その他(特殊計算)」を選択する場合には、予想方法及び次号に従い成績の特殊計算の方法を定めて公開しなければならない。
 三 特殊計算の方法 予想方法において、特殊計算を選択した場合、その方法を策定しなければならない。なお、著しく実態の成績に相違する計算をし、又は著しく人を誤認させるような計算方法としてはならない。
 四 投資額範囲 1つのレースの予想における賭け金の上限額及び下限額を記載する。ただし、上限額は下限額以上かつ下限額の7倍以下となる金額とする。
 五 予想掲載場所 予想情報の掲載場所として予想情報発信者が指定するURL等。紙又はFAX等、その他の媒体の場合はその旨を記載する。
 六 予想公開水準 予想情報を掲載する形式について、「S:事前公開(事後修正不可媒体)」、「A:事前公開(事後修正可能媒体)」、「B:事前非公開(事後修正不可媒体)」、「C;事前非公開(事後修正可能媒体)」、「D:その他」の5つのうち、いずれかを選択する。「S:事前公開(事後修正不可媒体)」を選択する場合には、予想対象レースが行われる前に、予想掲載場所(ウェブサイト等の、インターネットを閲覧可能な全ての者が確認可能な場所であり、かつ、まぐまぐ等の事後修正ができない媒体に限る)において公開しなければならない。「A:事前公開(事後修正可能媒体)」を選択する場合には、予想対象レースが行われる前に、予想掲載場所(ウェブサイト等の、インターネットを閲覧可能な全ての者が確認可能な場所に限る)において公開しなければならない。「B:事前非公開(事後修正不可媒体)」を選択する場合には、予想掲載場所(まぐまぐ等の事後修正ができない媒体に限る)において公開しなければならない。

(予想成績報告書の開示)
第四条 予想情報発信者は、自らが定める予想期間ごとに、予想期間における予想実績を記載した報告書(以下、「予想成績報告書」という。)を、当該予想期間経過後三月以内に、自ら定める報告等開示場所において開示しなければならない。

(予想成績報告書の作成)
第五条 予想成績報告書は、別に定める様式によって作成するものとする。なお、次の各号に掲げる項目の記載については、当該各号に定めるところによる。
 一 予想情報発信者名 予想において使用している名前(ハンドルネーム可)又は法人等団体名を記載する(併記可)。
 二 予想期 予想期間が暦年の場合は、暦年を記載する。予想期間が年を跨ぐ場合は、予想開始年を記載する。なお、開始年を「第一期」等とする別称を用いている場合は、「予想期(別称)」欄に記載をすることができる。
 三 予想方法 事前に選択した予想方法を選択する。ただし、複数の分類の予想方法を用いている場合は、「その他(特殊計算)」を選択する。
 四 予想公開水準 事前に選択した予想公開水準を選択する。複数の分類の予想公開水準を用いている場合は、そのうち最もランクの低い水準を選択する(ランクは上位からS、A、B、C、Dの順)。
 五 特殊計算の方法 事前に定めた成績の特殊計算の方法を記載する(様式の行幅変更及び別紙による添付も可)。
 六 様式「供ネ汁曠譟璽稿睫」においては、予想期間内に行った各予想の「R数」、「日付」、「予想レース名」、「投資額」、「回収額」を記載する。なお、「R数」は予想を行った順番に1から番号を振り、必要に応じて行を挿入又は削除して作成する。
 七 様式「掘ネ汁枸六残蝓廚砲ける「予想レース」のポイント算出については、「予想レース」行の「数or率」列に予想を行ったレース数を記入する。
 八 様式「掘ネ汁枸六残蝓廚砲ける「的中力」の算出については、「増益的中率」、「返戻的中率」、「減益的中率」の各行の「数or率」列のセルの自動計算式に「供ネ汁曠譟璽稿睫」の全予想レースの回収率が選択されていることを確認し、選択されていない場合は範囲を修正する。
 九 様式「掘ネ汁枸六残蝓廚砲ける「回収力」の算出については、保守回収率及び堅牢回収率を算出する必要があるため、様式「供ネ汁曠譟璽稿睫」の損益計の行の下に、保守回収率の算出のため除外される予想レースを掲載し、また、堅牢回収率の算出のため追加で除外される予想レースを掲載した上で、「単純回収率」、「保守回収率」、「堅牢回収率」の各行の「数or率」列のセルの自動計算式について、「供ネ汁曠譟璽稿睫」の損益計、保守回収率及び堅牢回収率の回収率セルが選択されていることを確認し、選択されていない場合は修正する。

(広告への利用)
第六条 予想情報発信者は、予想成績報告書によって算出された「予想力」等の各種成績を、広告等に利用することができる。ただし、当該予想成績報告書の予想期間中の予想レースが100に満たない場合は、連続する予想期間を合算し、100以上となる成績を利用できるが、その場合は予想期を併記しなければならない。また、直近の予想期間における各種成績を採用しない場合にも、予想期を併記しなければならない。

附則
〔施行期日〕
第一条 この規則は平成24年4月1日から施行する。


規則を反映した自動計算式の入った様式については、フェイスブック「若駒戦研究会」に「いいね!」を押してくださっている方に、エクセル表にて配布しています。

若駒戦研究会 http://www.facebook.com/wakaken

skypot at 18:55|PermalinkComments(4)TrackBack(0)

2012年02月10日

予想力を示す客観的な基準の検討について

そもそも、予想実績を客観的に示す尺度に「的中率」と「回収率」しかないというのは、予想そのものの文化的未熟さを示しているのではないだろうか。

「的中率」は、予想における買い目において、ひとつでも当たりがあれば「的中」とカウントされるものである。収支がプラスであることを問わないので、極論を言えば、10000円を購入してそのうち1.1倍の100円の複勝が当たっても的中率は上昇することになるし、出走馬全ての単勝を買えば的中率を100%にすることができてしまう。従って、的中率の高さのみで予想力ははかれない。

一方、「回収率」にしても、100レース予想してそのうちの1Rだけ的中してプラスを達成したようなケースを想定すると、たまたま当たっただけかもしれずその人の予想力が反映されているかについて疑問が残る。

予想は儲かれば良い、という考え方のみであれば、あるいは回収率基準は機能していると言えなくはないが、予想芸術化の観点を持てば、予想者のレースの見立ての精度は求められるべきであり、検討違いの見立てばかりをする(的中率の低い)予想者は評価されるべきではない。

また、回収率至上主義を採れば、大きな配当が得られた都合の良い期間をピックアップして予想巧者であることをアピールすることが容易となってしまう。

以上のことから、既存の「的中率」と「回収率」は予想力を示す基準として一定の機能はしているものの、一見して予想家の予想力を判断できる客観的な基準までには至っていないのではないか。これまでは、それゆえに予想の芸術性は予想文で評価されるものとして、予想を公開した上で、フィギュアスケートの審査員による技術点と演技・構成点を分けた評価の仕組みのようなものを作ってはどうかと考えたこともあるが、既存の「的中率」と「回収率」を一定の基準で細分化することで、機能の改善、向上が見込めるのではないか。

的中率は、点数を絞って高配当を得ても、掠った程度の取り紙でも、同じ評価をされていまうのが課題である。また、的中率は本来予想の堅実性を担保するための指標であることを踏まえると、取り紙になるような的中の水増しを明らかにするような指標を作れば良いと考えられる。

回収率は、まぐれ当たり的な少数の的中にも影響を受けやすいことが課題である。従って、回収率の高い一部のレースを除いた場合に、どれだけ回収率が落ちてしまうかを明らかにするような指標を作れば良いと考えられる。

以上の検討により、下記のとおり提案する。

・的中率を、課題を踏まえ以下のとおり分割して表示する
「増益的中率」…回収率100%超となったレースの割合
「返戻的中率」…回収率75%超〜100%となったレースの割合
「減益的中率」…回収率0%超〜75%となったレースの割合

・回収率を、課題を踏まえ以下のとおり分割して表示する
「単純回収率」…従来の「回収率」
「保守回収率」…回収率の高いレース順に並べて、予想数の上下1%(繰上げ)ずつを削った上で計算される回収率
「堅牢回収率」…回収率の高いレース順に並べて、予想数の上下3%(繰上げ)ずつを削った上で計算される回収率


(従来の「的中率」は「増益的中率」、「返戻的中率」、「減益的中率」の合計で認識可能)

これらの値を見ることで大体どのような予想をしているかがわかるし、もし更に1つの基準を設ける必要があるのであれば、それぞれの項目別に一定のレートを掛けて足し合わせ、「予想力」を求めればどうか。
例えば、「増益的中率」×100、「返戻的中率」×40、「減益的中率」×5、「単純回収率」×5、「保守回収率」×15、「堅牢回収率」×40を合計してみるとか。

これによって、予想力の評価をより正確に示すことが可能となると考える。

ご意見・ご提案などあればコメントを頂ければ幸い。なお、いずれも予想のある程度の公開が前提となるため、引き続き予想の透明化について、求めていきたいところ。


skypot at 23:40|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2012年01月20日

優良予想協会構想<3>予想屋マスター氏とのやりとり(続き)

さて、先日、予想屋マスター氏の詐欺業者を潰すという話を見てから、予想屋の中に同志を見つけたかと思い接触してみた件の続きです。
先方の提示している予想組合では結局外から見たら詐欺かどうかわからないという点を指摘し、より透明化された条件を作成して、参加の可否やルールについて意見を求めてみました。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
skypot_bt スカイポット/馬流天星
先日の件で参考までお聞きしますが、マスターさんはこの条件でも参加できますか? http://blog.livedoor.jp/skypot/archives/51814607.html @yosoyamaster 結果を公表までやると誰も参加してくれない〜僕は構わないですけど。

yosoyamaster 予想屋マスター
「予想者は、まぐまぐ(注3)等の事後修正不可能かつ一般に開かれた場・媒体において予想を公開すること」これ有料予想をただで公開しろってこと?それは無理じゃない?“@skypot_bt

yosoyamaster 予想屋マスター
この間もお話ししましたが、協会を作るという意味で一番大事なのは真面目な協力者を多数集めることです。あまりガチガチにすると誰も協力してくれません。公開などを入れると一位の一社にだけお客さんが集中します。こうなることを喜ぶのは予想に自信のある僕とか数人だけかと。@skypot_bt

skypot_bt スカイポット/馬流天星
1日の予想のうちの1鞍程度無料で公開するのも無理なのでしょうか?マスターさんの組合構想では、結局悪徳業者が集まっている可能性を否定できないと思います。 @yosoyamaster

yosoyamaster 予想屋マスター
一鞍の無料公開意味なくない?お客さんに提供した情報と的中結果に嘘がないかどうかを証明するのが重要でしょ?“@skypot_bt

yosoyamaster 予想屋マスター
悪徳業者が集まってる可能性を否定する方策いれればいいんですよ。弁護士さんとか信頼できる第三者を監視役にいれればいいだけじゃないの?“@skypot_bt

yosoyamaster 予想屋マスター
ちなみに構想を打ち上げるなら、自分が窓口やるくらいのスタンスが必要だと思います。じゃないと、誰もついてこないですよ。“@skypot_bt

yosoyamaster 予想屋マスター
一度予想を有料で販売してみたらいかがですか?現実が色々と見えてくると思います。@skypot_bt

skypot_bt スカイポット/馬流天星
「お客さんに提供した情報と的中結果に嘘がないかどうか」を客観的に証明するには事前公開しなければ外からではわかりませんよね。それに、1鞍の予想でも累積すればある程度その人の実績が表れてくると思います。@yosoyamaster

skypot_bt スカイポット/馬流天星
若駒分析ナビゲーションという有料サービスを無償奉仕ながらお手伝いしていたことがあります。窓口は時間があればやりたいのですが、そこは自分も苦しいところですね。弁護士を入れる等も含め、マスターさんの構想をもう少し具体的に聞いてみたいです。@yosoyamaster

yosoyamaster 予想屋マスター
その方法でも、有料で提供した他の予想の的中実績は誰も正当性示せないでしょ?“@skypot_bt

(yosoyamaster 予想屋マスター
ブログ読みました。独立を検討されているようですがネットで有料予想を売るのは相当難しいですよ。ネットでは予想会社が星の数ほどあります。独立しないで有料で予想を売ってみてはいかがですか?何でも行動しないで口で言うのは簡単です。“@skypot_bt)

skypot_bt スカイポット/馬流天星
その必要はないと思いますよ。事前公表した実績については偽りがないのですから。@yosoyamaster

yosoyamaster 予想屋マスター
事前公表した予想しか正当性示せてないでしょ?公開しなかった予想は実績にしないってこと?だったら結局全部公開しろってことになるでしょ?矛盾してるよ。“@skypot_bt

skypot_bt スカイポット/馬流天星
自分の案では、広告等で謳い文句に使う「回収率」等の協会お墨付きの実績を、公開での実績に限ることとするので、公開しなかった予想は実績にしないってことで問題ないと考えています。自分の案の方針には矛盾しているとは思いません。@yosoyamaster

yosoyamaster 予想屋マスター
有料予想を公開できないっていう意味が分からないみたいですね。レース終わってからこのレースの本命はあの馬だったって呟いただけでも、次走の参考になるから呟かないでくれてっていうメールも来るんですよ。“@skypot_bt

yosoyamaster 予想屋マスター
そもそもね。お客さんが知りたいのは有料予想の回収率。無料で公開されたものとは違うでしょ。全部公開したら有料で予想買わない。矛盾しまくりでしょ。“@skypot_bt

yosoyamaster 予想屋マスター
自分の人生にリスクも取れないのに、お客さんにリスクとって馬券買えっていうことになる、予想が売れるわけない。まずは予想売ってみなよ。現実がよくわかるし、競馬ファンの求めているものもよくわかるから。僕はそれを分かった上で、詐欺業者を減らす方法を考えています。

skypot_bt スカイポット/馬流天星
有料予想と無料予想を分けて考えていらっしゃるのは自分としては違和感があります。有料予想レベルの予想のうちの1鞍を事前に公開することは、そんなに不利益になるのでしょうか。詐欺業者に真似できないことをするのが重要だと思います。@yosoyamaster

yosoyamaster 予想屋マスター
15レースの予想のうち1レースの公開だと意味ないって言ってるだけですが。“@skypot_bt

yosoyamaster 予想屋マスター
それと予想にお金払うって意味分かってる?公開されないものを見たいからお金払うんだよ。まったく別物だから分けて当然でしょ。“@skypot_bt

skypot_bt スカイポット/馬流天星
自分は15レースの予想のうち1レースの公開でも意味はあると考えます。公開されない情報は凄いというのは、悪徳業者の手口と(中身はともかく)一緒の外観になってしまいます。そこから透明化しないと、悪徳に騙される競馬ファンを減らせないと思います。@yosoyamaster

yosoyamaster 予想屋マスター
そもそも事前に公開できるなら組合いらないでしょ。誰でも分かる。“@skypot_bt
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

完全にすれ違いました。自分も既存の業界のビジネスモデルからすれば突拍子のないことを言っていると思いますが、マスター氏の案にも問題があることを理解してくれようともせず、自身の具体的な案も示さず、投げやりな調子で批判ばかりされるので、終盤は理解してもらう気力が萎えました^^;(接触やめます)

有料予想を販売して同じ立場になってみろ(現実がわかるから)と言うのですが、ツイートした通り自分は有料サービス(無償奉仕)で予想をしています。当時の第五期は予想が今以上に安定していたので(時間があったからと思いたい)、それなりの顧客規模がありましたし、顧客が求めるものを予想に限らずお送りできたと思っています。

参考実績(第五期の予想成績読者からの的中報告等

その視点に立っても、この業界を変えるには、予想技術をある程度オープンにして、透明化された条件で詐欺業者ができないことをやるしかないと思っています。既に有料予想で生活している方は、会員の利益を考えていてはなかなか難しい壁で、やるには志と情熱を持って会員に理解を訴えなければいけないでしょうね。

今の予想業者のビジネスモデルだと、情報を表に出すことは顧客の利益に反するというのはありますが、それを理由に出せないと言っていたら悪徳と似た方法になり現状を崩せません。

よりオープンな場で実績を証明し、尚且つ顧客を満足させるサービスを工夫すればビジネスとして成り立つと思います。競馬が胡散臭いものと思われるより、知的なものであると認められれば間口は広がるし、競馬予想家の社会的地位も向上すると思うんですけどね。

将棋のプロ棋士は棋譜を晒していますがそれと同様。競馬予想家も自らの理論が競馬ファンの研究に晒されても、常に技術を磨くことで彼らに先んじることによって、本当の意味での予想プロとしての尊厳を得ることができ、各予想家がその技術力と表現力を競い合う。そんな世界にしたいと思います。


↓コメントを多数頂いております

skypot at 00:38|PermalinkComments(18)TrackBack(0)

2012年01月17日

優良予想協会構想<2>競馬予想における「優良」と「悪徳」の定義について

優良予想組合(協会)構想について、勝ち組の勝利指針様よりコメントを頂きました。

内容を私の理解によって要約させて頂きますと、
1.優良・悪徳の定義は曖昧であり、実績が良いことだけが優良を示す基準ではないのではないか
2.発信側のモラルは当然大切だが、受信側にもモラルが必要なのではないか
3.実績を透明化することにより、実績だけを求めるモラルの低い顧客が増えることが懸念されないだろうか
4.透明化は労が多く、実は少ないのではないか
といった趣旨でした。

確かに、予想が優良か悪徳かという線引きは個人差のある曖昧なものだと思われますし、馬券としての予想実績で結果が出ていないとしても、展望・回顧情報などをしっかりされていたり、顧客への対応を誠実に行っており、顧客が会費等の出費に見合う満足感を得られる媒体であれば、少なくともその顧客にとっては、実績に関係なく「悪徳ではない」と認識されることでしょう。

なお、この議論については自分だけの意見にならないよう、ワックスムーン氏にも課題について意見を求めてみましたので、関係する部分に挿入します。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(ワックスムーン)
確かに悪徳と優良の違い、、、、悪徳だ、悪徳だと叩く人は、どの世界にも少なからずクレーマーと呼ばれる種族の人がいるから、優良か悪徳の判断は人によりけりというのは確かにそうかも。

明確な基準があるものって世の中には少ないよね。好みの問題になってしまうので。
CD枚数を売り上げているミュージシャンが提供する音楽があったとして、それが優良な音楽かどうかは聞き手の問題だもんね。

競馬予想に置き換えて、何が優良と考えるか。
金を出して人の予想を買うのだから、やっぱり的中したい、回収率を上げたいというのが目的という人が大半だと思う。
やっぱ金払ったのに、回収率が100%割ったとしたら、悪徳だ悪徳だと騒ぐ人は多いんだろうね。。。
安くないしね、競馬の予想情報は。

そういう意味では回収率が高い=優良というのが一般的な見方になってしまうのかな。。

個人的には、予想の根拠を示していて、それが、その人にとって納得性が高いか、そして、もちろんながら結果(回収)も出来ているのが優良。
これもどっちが先かという問題もあるよね。納得して買ったけど、結果として想定外のリスクで外れた場合、結局は上手いこと言いくるめられたけど、やっぱり間違ってたじゃないか!と怒る人もいるのだろうから。。。

もしかしたら、凄く難しい定義なのかも、優良と悪徳の違いって。。。
予想の根拠は曖昧ながら、結果が出ているものを否定できるかというと、必ずしもそうとは言えないところもあり。

本当の意味での悪徳は100%当たる情報があると言っては会員を釣って、実際は根拠のない買い目の提供だけをして、外し続けるところなんだろうけど、今、そういうところがどれだけあるのかなぁという気もする。

実際、当たることもあれば外れることもある訳で、一定の回収は出来ているんだろうし。
悪徳騒いでいる人は、たまたま当たりが出ない時期に会員になって、辞めた人なのかなという気もするので。

前に競馬の神様O氏の優良予想の提供を受けていた人に話を聞いたんだけど、それは電話をかけると自動音声で買い目と資金配分が聞けるという奴だったんだって。
実際、当たることもあれば外れることもあるけど、指定どおりに買い続けることは難しいので、買ったときは外れ、買わない時に当たりみたいになりがちなんだってさ。

今はネットやメールがあるので、情報を配信するのも容易になっていると思うので、買い目だけを提供するという業者はいないような気がするね。

みんな納得してくれそうな優良の定義

’柴誓の高い予想根拠を示している
回収率は100%オーバー
情報の受け手も会員を続けることで、予想スキルが上昇し、仮に会員を卒業してもやっていける

悪徳の定義
〕汁曚虜拠はなく、買い目の提供のみ
回収率は100%割れ
2診会員を続けても予想スキルは向上しない

こう考えると、回収率だけではなく、予想の根拠の良し悪しというのは重要な気もするんだけど、結局は、当たらなかったけど、予想の根拠は素晴らしい!というようなケースも少ないような気もして。
難しいねw

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ワックス氏の優良・悪徳の定義案を眺めてみると、優良の定義は 銑A瓦橡たせば間違いなく優良であり、 銑いずれかでも満たせば人によって優良と言えそうだと思える一方、悪徳の定義は、 銑A瓦橡たせばおそらく悪徳と呼んで差し支えない気がしつつも、 銑いずれかに該当する程度では悪徳とまで言えないのではないと思えます。

「悪徳」とは、辞書によると
<あく‐とく【悪徳】 道義に外れた言行。「―商人」⇔美徳。>
とあり、「道義」とは、
<どう‐ぎ〔ダウ‐〕【道義】 人のふみ行うべき正しい道。道徳。道理。>
であり、「道徳」、「道理」とは
<どう‐とく〔ダウ‐〕【道徳】1 人々が、善悪をわきまえて正しい行為をなすために、守り従わねばならない規範の総体。外面的・物理的強制を伴う法律と異なり、自発的に正しい行為へと促す内面的原理として働く。>
<どう‐り〔ダウ‐〕【道理】[名・形動]1 物事の正しいすじみち。また、人として行うべき正しい道。ことわり。 2 すじが通っていること。正論であること。また、そのさま。>

なのだそうですから、人としてあくどい商売の仕方をしている予想業者を「悪徳」と言うのでしょう。
そして、それを最も簡単に見分けるとしたら、「嘘をついている」かどうかではないかと思います。
また、高額の情報料(1週間1万円等)を取得しているところで、電話をかけ続けたり、脅しをしたり、顧客に何らかのプレッシャーを与えて強迫的に購入させるような手口も道義に外れた商売の仕方と言えます。

悪徳の定義には、ワックス氏の掲げた
〕汁曚虜拠はなく、買い目の提供のみ
回収率は100%割れ
2診会員を続けても予想スキルは向上しない。
に加えて、
け海鬚弔い討い襦糞偽の実績で宣伝・広告を行う等)
ゾ霾麥舛高額すぎる
Χ迫的に購入させるような販売手口を行っている
という点があるのではないかと思われます。イ蓮↓い筬Δ付随するからこそ、顧客が冷静な判断ができなくなると思われるので、突き詰めていくとい筬Δ「悪徳」であることの要素ではないかと考えます。

嘘をつかず、情報料も安価であり、顧客対応も健全であれば、実績が出ていなくても「悪徳」とまでは言えないのではないでしょうか。

上記い筬Δ乏催しない情報発信者のことを「悪徳予想屋」等と呼ぶ人がいれば、それはその人を「悪徳読者」と呼び、読者側にもモラルを求めていっても良いのではないでしょうか(この際、道義に反する言動を行う読者にも「悪徳」のレッテルを貼らせてもらいます)。

道義の定義もないじゃないか、という突っ込みもあるかもしれませんが、それは辞書も明確にしていないくらいですから、個別に考えていけば良いと思います。情報発信者に対して、理不尽なクレームをつけるような行為が該当するでしょう。

悪徳は嘘をついているかどうか、酷い販売手法であることを以って見分けられるとすれば、批判する側も根拠が示せる(示さなければならない)ことになり、モラルに欠けたクレームはつけにくくなると思います。自分の感覚では、競馬予想業界のいわゆる悪徳業者というのはこの程度の縛りでも「悪徳」に該当するものがほとんどであると思いますので。

実績をあげられる自信がなければ、誇大的な実績で勧誘しなければ良いのですし、実績を表に出すなら、ちゃんと透明化された場において、事前に決められた計算方法で求められたものを使えば良いのです。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(ワックスムーン)
悪徳の定義、嘘も方便という言葉もあるけど、やはり顧客との信頼関係を築けないような場合は、悪徳ということになるだろうね。
嘘をつかれてしまうと、やっぱり信頼は出来ないので。
モノを売る場合、メリットのみをアピールするケースが多いと思うけど、競馬予想の場合は、的中した場合のみを取り上げて、的中しないレースはなかったことのように扱うという感じかな。
的中率100%!回収率1000%のインサイダー情報!とか、誇大広告と思われる広告を連発している業者は、悪徳の可能性が高いよね。
ただ、あまりにも的中続きだと嘘くさくなるので、この辺りもインテリ悪徳業者は巧妙に広告しているような気もするけどね。
個人的には、指定した期間に回収率300%達成できない場合は、次の開催の情報料は無料!とかしているところは、悪徳疑惑を持つかな。そんなに高い回収率を約束できるぐらいなら、自分達で投資として競馬をしても生活できるだろうから。
最近は無料会員を募っているところも多いようだし、まずは無料予想で信頼してもらってからという、顧客に判断させる機会を提供しているような業者は、優良かどうかは断言できないけど、良心的な業者じゃないかなと思う。

優良を定義する場合、予想と回収率を別々に考えることは難しいけれども、出発点としては予想の芸術化を目指すところなので、やはり別物だと捉えるべきだと思う。

ただ、芸術的な予想でも、当たることもあれば、外れることもあるけど、芸術的な予想をする技術があれば、長期的には、しっかり回収率をプラスにしていくことが出来るはずなので、芸術的と呼べるものは、やはり回収もついてくるものという感じには収斂していくのかもしれないけどね。

1レースの結果に一喜一憂することなく、共に予想の精度を上げていくという発信側と受信側の向上心が必要なんだと思う。

競馬予想界を良いものとして、ひいては、競馬というものに対する偏見を少しでもなくしていく為には。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ワックス氏が指摘された顧客との信頼関係というのは確かに重要だと思います。ただし、時系列的に騙されていることに気がついていない時点もありうるので、入り口の勧誘規制的なものが重要であることは留意したいところです。

また、ワックス氏は優良の定義について、回収(率)もついてくるものに収斂されると言われており、これには賛同します。「悪徳」は「道義」といった観点から私なりの定義をしていきましたが、「悪徳」の反対語は「美徳」であり、あこぎな商売をせずに誠心誠意の対応をしている予想業者は「美徳予想家」であったとしても「優良」とは限らないと言えます(一般的な言い方では「良心的」と言うのでしょうかね)。また、辞書を引いてみましょう。

<ゆうりょう[いうりやう] 0 【優良】(名・形動)[文]ナリ 他のものに比べてすぐれている・こと(さま)。⇔劣悪>

予想において、他のものに比べて優れているといえば、予想実績と考えるべきであると思います。すなわち、ワックス氏の掲げた、
’柴誓の高い予想根拠を示している
回収率は100%オーバー
情報の受け手も会員を続けることで、予想スキルが上昇し、仮に会員を卒業してもやっていける。
に加えて、
づ中率が高い(etc.30%オーバー)
ネ汁曚世韻妨造蕕此⊂霾麁睛討寮催戮高い
などがあげられると思います。

悪徳予想家と罵倒されないためには、あこぎな商売をせず誠実な顧客・読者対応をすれば良い一方、優良予想家と賞賛されるには、実績を評価されなければなりません。そのため、我こそは優良予想家であると言いたい方は、透明化された場において事前予想を公開するなど、誰もが納得のいく方法で予想実績をあげ、その実績とともに言う必要があります。

まとめると、優良予想協会構想は、「優良予想家」を発信者及び受信者いずれも納得しやすい方法で抽出するとともに、「回収率」等の予想実績を広告に使用している予想業者に対し、透明化された実績でなければ通用しないことを広めることによって「悪徳予想家」を暴き出し、更には、「悪徳読者」から悪徳ではない情報発信者を擁護するというものです。

残念ながら現在のところ、窓口を行ってくれる方がおりません(自分も多忙により不可能)ので、すぐには行えませんが、いずれ実施したいと思いますので、優良予想家(業者)であることを証明したいという情報発信者の方はご検討頂ければと思います(ルール構築にも参加されたほうが、ご自身にとってメリットかもしれませんよ)し、自ら透明化された場を立ち上げて頂ければ幸いです。

skypot at 22:57|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2012年01月13日

予想屋マスター氏との優良予想組合(協会)についてのやりとりについて

ネットで予想会社を運営されている予想屋マスター氏がtwitterにて、

「詐欺業者を潰すための競馬予想組合作りたいだけど、誰ものってこない。
ルールは簡単。嘘の的中実績・回収率を公表しない。予想は全会員に同じ物を配信。
関係者情報などありもしない嘘の情報での勧誘をしない。
これだけで呼びかけてるんだけど、誰も協力してくれない。これが予想業界の現状。」


と発信されていたので、競馬予想の芸術化を目標とする者として、以下の通りやりとりさせて頂きました。

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skypot_bt スカイポット/馬流天星 
はじめまして。私も競馬予想界をより透明化すべきと考えています。ご提示された優良予想組合は、そのひとつの方法として可能性があると思います(私もルールによっては合力を検討できないことはありません)。 @yosoyamaster 【拡散希望】

yosoyamaster 予想屋マスター
是非。ルール作りからお話できれば嬉しいです。“@skypot_bt: はじめまして。私も競馬予想界をより透明化すべきと考えています。ご提示された優良予想組合は、そのひとつの方法として可能性があると思います(私もルールによっては合力を検討できないことはありません)。

skypot_bt スカイポット/馬流天星
ありがとうございます(私は業者ではまだないのですが)。現状、悪徳業者と考えられる者が存在し、予想技術を身につければ収支をプラスにすることは可能である(大数の法則は通用しない)ことについて誤解をされている方が多いことがまず問題と考えています。 @yosoyamaster

skypot_bt スカイポット/馬流天星
提示された予想組合の、予想成績が正しいか否かを組合内部のみで判定する方法では、悪徳業者と考えられる者が集まって運営されているのではないかという疑念を抱かれてしまいかねないと思いました。 @yosoyamaster

skypot_bt スカイポット/馬流天星
例えば、協会を作って、登録予想家にある程度の公開予想(買い目と金額の掲載または指定買い目を均等買いする等、計算方法の公表)を求め、協会が集計結果をとりまとめて公表し、登録予想家は公開予想の実績を使って公告なりしていけるような仕組みはいかがでしょうか。@yosoyamaster

yosoyamaster 予想屋マスター
協会が公表までということを僕も考えたんですが、まじめにやってるところでも、当たってない予想会社がたくさんあるわけです。結果を公表までやると誰も参加してくれないと思っています。よほど自信のある予想会社以外は。僕は構わないですけど。@skypot_bt

skypot_bt スカイポット/馬流天星
確かに、段階を踏む必要はあると思います。ただ、私は将来的に、ある程度の実績を出せる発信者が残ることになるでしょうし、その段階では実績よりも発信者の予想文が評価されるようになっていくと思っています。買い目を出していれば予想という風潮を変えられればと。@yosoyamaster

yosoyamaster 予想屋マスター
その理想論の前に、競馬ファンが騙されてる詐欺業者を潰すのが第一優先と思っています。なので、まじめにやっている予想業者をある程度の数まとめる必要がある。そのためには、参加のハードルはできるだけ下げなくてはいけない。国際的な条約などと同じ発想です。@skypot_bt

skypot_bt スカイポット/馬流天星
私は実績のない発信者をまとめるよりも、予想屋マスターさんが実績をあげられる力があれば(恐縮ながら存じ上げていません)、マスターさんの予想を過程を含めて一部無料公開するほうが、いわゆる悪徳業者に騙される人を減らし、目標達成に有効かと思います。@yosoyamaster

yosoyamaster 予想屋マスター
僕は無料でたくさんのコンテンツ公開していますよ。だからうちは、的中実績を一切公開しなくてもお客さんがたくさんいます。これ以上の公開は有料会員から許してもらえません(今でも公開しすぎというクレームがくるくらいなので)。@skypot_bt

skypot_bt スカイポット/馬流天星
ご事情拝察します。顧客のために情報を制約しなければならないことが、予想技術の存在を広めるネック(悪徳業者もやりやすい)となっているように感じています。マスターさんは途中まで予想過程をオープンされているので内外差等の技術があると承知しています。@yosoyamaster

yosoyamaster 予想屋マスター
ちなみに悪質業者に引っかかる人は、予想の過程や予想文を一切見ません。虚偽の的中実績や回収率、内部情報のようなアリもしない極秘情報に弱い人が多いんです。回収率500%とか1000%とか元騎手の情報とかに騙されてるんです。@skypot_bt

yosoyamaster 予想屋マスター
予想を販売したことないとのことなのでわからないと思いますが、予想会社は星の数ほどあります。実際に有料の予想が売れているのはその中でもごく一部です。そのごく一部の殆どが詐欺業者という実態を変えたいと思っています。@skypot_bt

yosoyamaster 予想屋マスター
予想技術自体はサイト上の競馬理論というコーナーでかなり掲載してあります。有料で予想を買っていただいているので、レース前にそのレースの予想方法や買い目などを公開できないんです。“@skypot_bt:

skypot_bt スカイポット/馬流天星
酷い状況なのですね。悪徳に引っかかる人はその人が悪いとも思いますが、予想技術の存在を知れば変わる人もいると思います。突然に色々と申し上げ失礼しました。お付き合い頂きありがとうございました。@yosoyamaster

yosoyamaster 予想屋マスター
悪徳に引っかかる人が悪いと言うレベルじゃないんです。詐欺業者はすべてが巧妙すぎて驚きます。オレオレ詐欺なんかと同じなんです。勧誘のメール、電話などすごい巧妙ですよ。更に、自作自演でランキング、口コミサイトを数千サイトも運営して、評判を調べても完璧。@skypot_bt

skypot_bt スカイポット/馬流天星
尚更、実績のあげられるメンツを揃えないと厳しそうですね。でも、しっかりと予想を配信していく過程で読者が開眼していくことはマスターさんもご承知のとおりと思いますので、今後、より透明度の高い活動をされることを期待しています。@yosoyamaster

yosoyamaster 予想屋マスター
透明度の高い活動をこれからも続けていこうと思います。僕としては、うちの予想を買って欲しいということではなく(これ以上お客増やせません)、詐欺業者に競馬ファンが引っかからないで欲しいと思っているだけなんですけど、予想業界は腐り過ぎていてなかなか難しいです。 @skypot_bt

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初めての交流であり、かつ当方の時間がなかったため、踏み込んだ話はできませんでしたが、方向性的に前向きなお考えをされており、しっかりされた方という印象を受けました。
ただ、やはり有料予想者は情報の公開が既存顧客の利益と相反することになることも再認識させられました。(これは以前の記事で想定済み→http://blog.livedoor.jp/skypot/archives/51360625.html
当然、顧客のお陰で収入を得ているのであれば、漠然とした「競馬予想界」や一般のファンのために顧客の利益を削るわけにはいかないでしょうから、この壁はなかなか堅牢です。予想以外で収入があり、予想界を変えていこうという志を持っている予想技術の高い者が、行動を起こしていかなければならないでしょうね。

それから、改めて考えてみると、マスター氏の提案されていた競馬予想組合の方法は、顧客サイドに立って考えると、ある特定の予想家の予想を見たいために参加する場合、他の予想家の情報がパッケージ化されてしまう分のコスト増に抵抗を感じそうな点も検討しなければならないでしょう。

これらを踏まえて、以下の方法を提案してみます。

(将来的に「優良予想協会(仮称)」設立を見据え、)我こそは優良予想者であると考える方は、
優良予想協会窓口(未定)に登録申請すること
登録申請においては、「代表者名(HN可)」、「連絡先(メールアドレス)」、「予想公表場所(アドレス等)」、「予想実績公表場所(アドレス等)」、「指定期間(注1)」、「購入金額レート(注2)」、予想において購入金額を記載しない方法による場合は「計算方法」をメール等に記載すること
予想者は、まぐまぐ(注3)等の事後修正不可能かつ一般に開かれた場・媒体において予想を公開すること
予想の公開にあたっては、買い目及び金額(計算方法を設定している場合を除く)を記載すること
(まだ協会がないので)予想者自身または協力者が、指定期間の予想実績を、指定期間終了後1ヶ月以内に公表すること
予想者は、上記の予想実績(規定数(注4)あり)を「優良予想協会規定実績」と銘打って広告等に使用できる
協会窓口は、登録予想者のリスト及び公表された予想実績を公開し、また、悪質な行動(登録者、非登録者問わず、優良予想協会規定実績とする虚偽の広告等を行う等)を取った者のリストを公表する
予想者は、他の予想者等によるГ旅坩戮鮓つけた場合には、協会窓口に通報すること

(注1)指定期間とは、年間ベースまたは各発信者が個別に指定する連続する期間(最低3ヶ月、最長1年)とする
(注2)購入金額レートは最少額〜最大額を5倍以内とする
(注3)まぐまぐの場合、バックナンバー設定を全て閲覧可としなければならない
(注4)規定数は100R以上とし、直近の指定期間中の予想においてその数に達しない場合は、直近以前の連続する指定期間の合計としてもよい(その場合は期間も併記する必要あり)。なお、実績の類型は「的中率」や「回収率」等が考えられる。


ざっくりとした形ですが、いかがでしょうか。予想を発信されている方々、上記ルールにコメントを頂ければと思います。
また、優良予想協会窓口をやりたいという方がいればお願いしたいと思います。立ち上げつつも、当方は多忙により厳しい現状です^^;


優良予想協会構想<3>マスター氏とのやりとり(続き)

skypot at 23:54|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2011年08月18日

ひとヤマ当てたい方がやるべきギャンブルについて

自分にとっての競馬が当初は、友達付き合いから始まり、折角だから的中させたいと思う「ギャンブル」であり、現在のような考え方(純粋なギャンブルではなく、他のギャンブルとは一線を画す)をするようになるまでにはある程度の時間を要したように、多くの方にとっても、競馬をやってみる当初の動機は、誘ってくれる人から来る縁であったり、ひとヤマ当てたいという金銭面での誘因からではないでしょうか。

これは競馬に限らず、多くのギャンブルで同じような思考があると思います。競馬の発展を考えるに当たって、このような動機があることを否定はできませんし、ギャンブルである面(幸運、不運によって大きく儲かったり、負けてしまったりすること)を前向きに捉えて良いと考えています。ギャンブルに係る問題は、個人の金銭感覚であったり、借金をしてまでやりたいと思ってしまう中毒性への制御力ですので、それに負けない精神力を磨くのにも、投資機会がある程度限られる中央競馬は逆に勉強になると思っています。

以前、競馬とパチンコを両立して勝てるほど競馬は甘くないので、両方はやらないでほしいというコラムを書いたことがあります。それはパチンコで勝つにも技術があって、それは台の見極めに関する技術であると私は認識しており、朝早くから台選びのために並んでいるような時間があったら、競馬のレース回顧をしなければならない、という意味でした。

しかし、パチンコの現在は、事情が変わってきているようです。
以下の特許・実用新案文献番号索引照会で「文献番号h08-301849」を検索してみてください。

http://www.ipdl.inpit.go.jp/Tokujitu/tjbansaku.ipdl?N0000=110

これは、パチンコの出玉を個人別に管理し、遠隔操作をする技術の特許です。発明の要約を見ると以下のとおり書いてあります。


【課題】 パチンコ台の出玉率をユーザの利用状況などに応じて調整する。
【解決手段】 ICカード1に利用者の識別データが記録されるユーザIDエリア1Bを設けると共に、ホールコンピュータ3に識別データに対応して利用者の利用状況を示すポイントデータが各個に記録されたデータベース34を接続し、ホールコンピュータでは、データベースのポイントデータにより出玉率を決定してユーザIDとともにパチンコ台へ送信し、パチンコ台では、挿入されたカードのユーザIDとホールコンピュータから送信されたユーザIDとの一致を検出すると、予め設定された出玉率を、ホールコンピュータから送信された出玉率に変更してこの変更データに応じた出玉の制御を行う。
従って、各パチンコ台の出玉率をユーザの利用状況などに応じて調整できる。



現在、全てのパチンコ店でICカードが導入されているのかを私は知りませんが、ICカードが導入されている店では、この技術によって顧客はその勝ち負けまで店側にコントロールされている可能性があるようです。漫画カイジのパチンコ「沼」編に出てきた遠隔操作、まんまです。

これでは、いくら出る台を見極める技術を持ち、朝から並んで台をゲットしたとしても、個人で収支が管理されるのだから、たちまちに控除率に応じたお金を取られるように出玉を操作されてしまうと考えられ、ひとヤマ当てることは難しいですし、継続的に儲けることはまず不可能でしょう。

パチンコファンの方は、このようなほぼ負けの確定しているギャンブルに面白味を感じられるのでしょうか。そもそも、遠隔操作で手のひらを転がされている状況を知っているのかもわかりませんね。

動機が「ひとヤマ当てたい」というものであるならば(趣味を見つけたいということであれば尚更)、競馬のほうが良いように思います。技術を上げれば、プラスにすることも可能ですし、WIN5で2億円の夢を見ることもできるようになりましたから。

芸術化推進とはややズレていますが、お伝えしておきます。


skypot at 00:15|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年05月14日

馬流天星は次なるフェイズに

更新が滞っており申し訳ございません。
仕事は相変わらず遅く、休日も自由時間が少ないのも理由のひとつではありますが、現在、馬流天星のサイトリニューアルに向けて、次なる構想を抱いておりまして、そちらの作業に没頭しています。

秋からの第八期には間に合わせられるようにと思っています。
こちらの更新は減ると思いますが、その分、馬流天星ファンに愉しんで頂けるもの(無料です)が進んでいると捉えて頂くとともに、定期的に確認を頂ければ幸いです。

メルマガもお休みしていますが、オークスやダービーでは展望する予定です。

skypot at 15:17|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年03月06日

【提言】これからの競馬予想の潮流は「総合馬券術」になる

たまに私が発する「総合馬券術」という言葉について、ここに記しておきたいと思います。以下の文章は私がサービスサイト(PRET)で作成中の予想理論の冒頭文ですが、有料化の目処がたたない現状から、一部を世に問うことにしました。

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「今の必勝法に関する出版物にほとんど共通していることがある。そもそも競馬で勝ちたいのは、一日で一財産築くためだし、そのために簡単で負担のかからない方法を探し求めているというコンセプトのもとに作られているのだ。
(中略)だが、結局のところ、複雑きわまる競馬予想に抜け道なんてないのだ。勝ちたいと思えば、まともにその複雑さに取り組まなければならない」(『勝ち馬を探せ!!』アンドリュー・ベイヤー)


 予想には様々な理論があり、書店の競馬コーナーを賑わせています。
 スピード指数、血統、オッズ、出目、サイン、騎手、厩舎、コース、枠順、調教など、色々思い出されます。それらの本は、それぞれのジャンルに沿った視点で、ここだけ見れば馬券は簡単に当たる、儲かる、と書かれ、宣伝されているものが多かったと思います。
 ベイヤー氏が1970年代に米国で記したことは、日本においてもまた同様でした。つい最近までは。

 ここ数年、予想者たちがブログ等により容易に情報発信できるようになった、あるいはJRAレーシングビュアーやTARGET等のインフラが整ってきた環境により競馬予想の研究が進み、少々変化が見られるようになってきました。

 ひとつは、真の能力ベースでオッズが構成されることが多くなったことです。以前は、前走に不利があった馬など、馬柱は良く見えないけれど能力は高いという馬が、その情報の見た目で人気を落とすことが多かったのですが、最近はそういった面まで加味され、極端に人気薄になってくれることは少なくなりました。

 また、もう一点として、例えば亀谷氏は血統、棟広氏は馬場、半笑い氏はラップというような予想技術を持った方が、その予想技術を看板としつつも、それだけではなく様々なジャンルのツールを併用して実績を出している(様々な予想要素が、それぞれ効用があると主張する)ということが増えてきたように思います。未だに、あるジャンルに特化した攻略本は多いのですが、それは編集者側の意図であって、攻略法を開発した予想者はそのジャンルだけで予想をしていないという印象です。

 実際、ある程度の精度を持つ予想を行えるようになればわかることですが、あるレースの結果(勝因・敗因)を回顧する時に必要となる知識は、多岐のジャンル(能力、適性、血統、馬場、展開、騎手など)に亘ります。あるジャンルのみの視点で予想をしていくと、他の予想要素が敗因と感じるという壁に向き合わなければなりません。精度の高い予想を目指せば、いずれ各種ジャンルの予想要素を完全に無視するわけにはいかなくなるのです。

 各予想者によって、どのジャンルの要素に比重をおくか、どの程度の運用をしていくかに個性はあって当然ですが、今後は、様々な予想要素があるということとどう向き合うか、そしてそれらのうち技術に関係する部分があることを前提として、どのような予想要素が効果的なのか、どのくらい効果的なのか、どのように必要な部分を自分の予想に取り込んでいくか、という知恵・ノウハウが必要となってきていると考えます。

 このような予想理論を私は大きな括りとして「総合馬券術」と呼んでいて、これからは総合馬券術への考え方が競馬予想のテーマとなると考えています。

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 私が独自に鍛え上げている予想理論は「進歩的予想理論(PRET)」と呼んでおり、それは「総合馬券術」の流れを汲むひとつの理論と位置づけています。

 自分はこの予想要素しかないんだ、という方もいるとは思いますが、色々な予想要素を加味されて予想理論を築いていらっしゃる方々は多くなっていると考えられますので、これからの予想方法の潮流を示す言葉として、世に送り出してみたいと思っています。

skypot at 00:14|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年03月05日

マイネル軍団総帥 岡田繁幸氏の相馬眼

先日、エノさんから頂きました表題にかかる競馬場の達人DVDを拝見しまして、ようやくタイミングが得られ、感想を書かせて頂きます。

総帥が訪れたのは2008年9月6日札幌競馬場。

1R 芝1800m
2歳未勝利戦が組まれていました。シェーンヴァルトが勝ったレースですが、総帥の本命はアグネスタキオン産駒のロイヤルクリッパー(1番人気)。とても自信があるようでしたが、8着に惨敗。展開が12.5-11.4-11.6-12.0-12.1-11.9-12.5-12.8-12.5と厳しめの流れのところ、好位から失速してしまいました。
外枠とコーナーでのロスを加味したこの時の指数(第五期天星指数)は53.6で、その後若駒戦期間で6戦し、ほぼ同じ指数で走り続けました(10/5 54.5、11/23 50.9↑、12/21 53.8N$、1/24 53.2、2/7 53.7NS、2/28 47.0)。その意味で総帥の「すごく真面目な顔してるし」という評価はあるいは正しいかと思いますが、結局強くなかった馬ですので相馬眼としては失敗の例でしょう(総帥は直後に敗因を疲れと分析されていますが、指数からすればほぼ全力を出し切っています)。紐に選んだ4頭中で1,2,3着が決まったのは流石です。

2R ダ1700m
「ダートの場合は、後ろ脚で蹴って進むんですね馬っていうのは。だけど、前脚でも走ってるの。で、後ろ脚ってのはボンと滑るんですけど、前脚は滑んないから、前脚をうまく使える馬はダート向きなんですね」
そのまま聞くと分かり辛いのですが、走法分析法を固めてきた今はこの言葉が理解できます。換言すれば、前脚でしっかり地面をつかんでいる掻き込みタイプの馬のほうがダート向きということです。
5頭ボックスで的中。

3R ダ1700m
総帥が購入したコスモザグレートが出走。筋肉が硬くて駄目、買うときにはわからなかったとのこと。
愛馬の応援のため、遊び馬券を購入し、不的中。

4R 芝1200m
2歳新馬戦。1番人気のイイデエースの飛節が伸びない点について、「地面をもっと後ろに蹴れって言いたいわけ」と実演。「後ろに蹴れる体型にできてればグオンと最後までグオンと蹴ったらギュッと進むから当然強いはずなんだよ。ところが飛節が伸びきらないために蹴る前にもう返しにかかっちゃうの」「飛節が深いから、曲がっているから、トモが中に入りすぎちゃって、それが入りすぎたやつをあっ入りすぎたっつって、地面に下ろせって言いたいんだけど、前に行きすぎちゃって、下ろすのにロスがあるの」と力説してくれています。
不満を言いながらも馬券はイイデエース本命で単勝1万+馬単。結果は2着不的中でした。単勝は1.6倍でしたから、本当に自信がないのに何故という気がします。馬単だけにするか、馬単を馬連にするほうが良かったような。と、ここまでは総帥の眼と考えをいまいち信用できず。

5R ダ1700m
的中。コーナーロスについて解説されていました。

6R 芝2000m
「2000mは、エネルギーをロスするんですよ、体型にミスのある馬って」と、中長距離戦の予想を指南。理想的な体型を見極められるようにするには、写真でも、ビデオでも、名馬のビデオをずっと見続けると良いとのこと。これから勉強しましょう。
大外16番のマコトボムケッチを軸にして、「1角までが勝負」と言った総帥でしたが、痛恨の出遅れ。これは不運な惨敗でした。

7R ダ1000m
体型的にミスがあっても、その日の体調次第で好走してしまうため好きではないそう。体型的に1000m向きと推したモエレフェミニンは10番人気の馬でしたが5着に頑張っていました。
「筋肉は量じゃなく質」、それが見極められるかがプロとアマの差と断言されています。「短距離馬って胴が長いの」という持論も展開。普通に言われているのは長距離馬のほうが胴が長いということなので、どちらが正しいのか今の私には不明。
3頭に絞り、的中。

8R ダ1700m
馬体重について解説されていました。(能力的に)成長する馬は徐々に体重が増える。
アグネスデジタルの仔は筋肉量がなくとも質が良いのでよく追い込んでこれる(メジロオマリーについて)。
的中(1着馬から2〜4着への流し)し、収支は大幅プラス。

9R 芝1800m HBC賞
能力拮抗のレースであり消せる馬が少ないとしながら、「フェスティヴナイトはトモの付く位置がちょっと良くないのと、他の馬より収縮力がちょっと落ちる気がする」等の見極めで、4頭に絞る。
的中(1〜4着馬の馬単ボックス)。

途中、コスモバルクの話、ジェラルデインツウの話など。

10R 芝2600m 富良野特別
マイネル軍団の馬が3頭出走。しかし、どれも信頼できないということで馬券は「見」として応援に徹する。

11R ダ1700m 層雲峡特別
ジェントルフォークを本命にしたが、仕掛け遅れで敗北。

12R 芝1500m
冒頭で枠の有利不利を解説。13番のトラックワンダーについて、能力では1番だが、外枠なので不利と言っていたところ、実際に2番人気8着に惨敗した(これはアナログで予想している人には常識)。
「ただ、(トシザユカは)水平尻で、本当にいい馬というのは、もっとお尻が斜めになっていて、蹴るときにお尻も腰も中にグッと入ってくるのがいいわけ」
走法分析では前脚中心に分析してきましたが、後脚ももっとよく見る必要がありそうです。
総帥の馬券は的中。マイネベクルックスの最後の差し脚には、見ているこちらも力が入りました。総帥も愛馬が絡んだ馬券でしたから、「津村(騎手)だもんね。津村はやっぱりやるもんね」と、ご満悦でした。

最終結果は、的中率50%、回収率121%で4万円のプラス。

「この道で僕が損したんじゃ馬券は儲からんって話になっちゃうから、僕が真剣になって儲けなきゃ駄目ですね。単なる一般の人たちから見るとギャンブルなんだけど、ひとつの道をずーっと模索すると、凄く深くて、ある程度深い洞察力というか、オーバーに言うと哲学みたいなものまで持つくらいなこと考えないと、なかなか神様はヴェールを脱いでくれないなと思っていて、そのことを長くずーっと35年間、夢中でやってきて思うことは、色んなファクターがあって決まることで、小さな小さな積み重ねがレースで結果が出るということで、その小さな積み重ねのファクターをどれだけ自分が把握できるか、どれだけ洞察できるかという問題なんです。それは哲学的なものも考え合わせないと、なかなか本当の、走る馬は作れないんじゃないかなと思ってやっていているんだけど。たかが馬、されど馬なんですよ。」

時に爽やかに、時に情熱的に語った総帥。
今後は、日英のダービー制覇を狙いたいとのことですが、まずはグランパズドリームで2着だった悔しい思い出を上書きしてもらいたいですね。

マイネル・コスモ・セゾンらの馬は血統的に評価されにくいため、馬券を買う我々ファンにとっても頼りにしたいところ。
今後のご活躍をお祈りしつつ、我々も負けないようにそれぞれの眼を磨いていきましょう。

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2011年01月26日

予想理論構築の意義と役割

 競馬予想と将棋に似た部分があるというのは時折感じるところだが、ひとつには、競馬予想における買い方と将棋の次の一手における「最善」について、自身の頭脳をかけて答えを導き出す行為、そしてそれを繰り返し行っていくことに共通点があるのではないだろうか。

 ある局面(出馬表)をテーマに、どのような手(買い目)がベストかを、己の知識・経験を駆使して結論を出す。そして、最終的な勝敗は出るが、その時の選択が正しいか間違いか、結果に対して直結したかしないかも、関連しつつも明確には言えない場合が多い。その奥深さが競馬予想と将棋に共通した大きな愉しみであると思われる。

 選択を行う際には、基本的には定跡や自分が研究した理論に基づくが、最終的な判断に直結するのは「直感」である。予想家の中では、木下健氏が「勘」という言葉を多用したり、若駒分析ナビゲーションでご一緒したたまバス氏も「直感」重視を公言していたし、私自身も理論で行き着く先には未分化のアナログ的な判断や、その時の思いつき(流れ)によって変化する部分があると認識している。

 私は棋士の本もよく読むが、羽生氏の最近の著作「結果を出し続けるために」においても、次の一手の決断プロセスとして、「直感」、「読み」、「大局観」の3つを挙げているように、やはり「直感」は重要な選択における判断要素になるのだろう。

 直感は言語化が難しい感覚で、普通に考えていることとどのように区別されるものかすら説明困難だが、先週、その存在を裏付ける発見についての新聞記事が掲載されたのでご紹介させて頂きたい(記事へのリンクが消失するかもしれないので全文引用させて頂く)。

<将棋>プロ棋士「最善の一手」 脳の2カ所が活性化…理研
毎日新聞 1月21日(金)4時0分配信
http://mainichi.jp/select/science/news/20110121k0000m040130000c.html
 将棋のプロ棋士が「最善の一手」を直感的に見つける時に働く脳の部位を、理化学研究所脳科学総合研究センターなどのチームが世界で初めて特定した。アマチュアには見られない現象で、プロならではの直感をこの部位が生み出しているらしい。21日付の米科学誌「サイエンス」に発表した。【西川拓】

 理研は日本将棋連盟の協力を得て、羽生善治名人らプロ棋士延べ約60人に詰め将棋を解いてもらったり、将棋の盤面を見た時の脳の活動を、機能的磁気共鳴画像化装置(fMRI)で調べた。それを、平均年齢が同じアマチュアのグループと比べた。その結果、プロは盤面の状況を素早く把握する際、後頭部に近い大脳皮質にある「楔前部(けつぜんぶ)」が活発に活動。その後、短時間(約1秒)で次の一手を探す間には、大脳基底核の「尾状核(びじょうかく)」が活発に働いていた。どちらもアマチュアではそれほど活動しなかった。

 チェスの場合、アマチュアが多数の手をしらみつぶしに読んで決めるのに対して、トッププロは最初に最善の手が直感的に浮かぶことが知られている。今回、将棋でも同様のことが裏付けられた。

 尾状核は、ピアニストがピアノを弾く時の指運びなど習慣的な運動をつかさどる部位で、判断など思考に関係するとは考えられていなかった。棋士が直感を身に着ける過程で、二つの部位の間の神経回路が発達すると考えられる。

 同センターの田中啓治チームリーダーは「プロ特有の強さの一端を解明できた。この種の直感は訓練によって高められるので、さまざまな分野のプロ養成法開発などにつながるかもしれない」と話している。


 常人には体がどうなっているのか理解できないピアニストの洗練された正確な演奏と、プロ棋士の最善の一手を選ぶ直感が脳内の同じ部位によって司られているらしいことは人間の神秘であるが、そうすると、競馬においても、「楔前部」と「尾状核」を駆使した予想が、常人には理解できないレベルの領域に入れる可能性があるということになるのかもしれない。

 今回の調査では、直感の存在証明にはなるかもしれないが、どのように直感が鍛えられるかという点については今後の研究のテーマになるのではなかろうか。想像するに、地道な反復訓練が大前提として影響しそうなのと、更にプロとアマの差を生じさせる何らかのプラスアルファがあるのではないか。

 さて、羽生氏は前述の著書で「読み」以外のプロセスを「直感」と「大局観」に分けている。

<直感に関する記述(一部引用)>
「一つの局面で指せる手は、平均して八〇通りくらい存在すると言われていて、全部を考えていると、あっという間に日が暮れてしまいます。ですから実際には、八〇通りの中から二つか三つの可能性だけを考えています。このために「直感」というものを使って、残りの七七通り、もしくは七八通りの手を瞬間的に捨て去っているのです。」
「最近のカメラはオートフォーカスで、ピンボケしないように自動的にピントを合わせてくれますが、それを自然にやっているような感覚です。」


<大局観に関する記述(一部引用)>
「具体的な手というよりは、方針や方向性を考えるという、もう少し抽象的なものです。」
「経験を積めば積むほど、大局観の精度は上がっていきます。また、大局観には、一つ目に挙げた「直感」と、似ているところがいくつかあります。①ある程度、数をこなすこと、経験を積むことが、直感や大局観を磨くうえで重要であるところ、②感覚的なものであり、なかなか具体的な表現が難しいところ、③(これも感覚なのですが)微妙なバランス、さじ加減が求められるところ」
「若いうちはそうした大局観がありません。しかし、体力があるので、とにかくがむしゃらに手を読みます。そして年齢を重ね、経験を重ねて大局観を身につけてくると、方向性に合わない手を捨てることができるので、大筋で間違っていない手を選択することができるのです。」


 これを読んで、自分の予想における実感から想像すると、羽生氏の言う「直感」は、アマでも普通に行っている技能であり、羽生氏の言う「大局観」こそが新聞記事の、プロとアマに差を生み出している「直感」なのではないかという気もする。

 いずれにせよ、羽生氏の「大局観」も“経験を積めば積むほど、精度は上がっていく”と記述されていることから、「大局観」的な要素も含めた広い意味での「直感」を鍛えるためには「読み(予想理論)」に沿った反復継続の訓練が必要であると考えられる。

 また、ただ馬券を買ってお金を殖やしたいという方は直感重視で良いが、プロなど有料で予想を発信する立場にいる人は、自分の予想の説明ができることが望ましく、直感を予想理論に言語化して表現することが求められる。

 以上により、予想のレベルアップ(及び芸術化)を目指すには、より正しい予想理論を身につける等、一定の判断基準に基づいた反復訓練を行い、将来的に「直感(大局観)」を形成する基礎作りをしていくのが望ましく、そのような観点から、競馬予想においては「予想理論」も「直感」と同様に重要な課題として捉えられる必要があるものと考える。

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2011年01月11日

それぞれの競馬がある。人生のように。

何気なく土曜日に競馬中継を見ていたら、CMで「最後の10完歩」が流れて驚きました!
どうも、2011年JRAブランドCMに「最後の10完歩」が復活することになったようです。
昨年、当ブログで紹介したとおり、僕が大好きな映像なので嬉しいです。



このCMは何度見ても見入ってしまい、目頭が熱くなります。
ただ人馬が一体となって走るシーンをスローモーションにしただけですが、余計な情報がない分、積極的に心がシンクロしていけると思います。

「それぞれの競馬がある」というCMの言葉。

ご覧になっている方には、競馬関係者の方やファンの方、ファンの中には、純粋なお金儲けとして参加しているファンや、競馬のドラマやロマンを中心に馬券も愉しむファン、一部には情報発信媒体を持って競馬を伝えるファンなど様々いるでしょうか。このCMを見ながらあなたにとっての競馬はどんなものか、自問してみるのも良いかもしれません。

ちょうど、若愉で活動中のgachalingoさんが自身のブログ「半熟卵の冒険」(いい加減“煮卵”だろうという声もあり(笑))にて、「ギャンブルとしての競馬を肯定するには」と題した競馬論を展開されているのでご紹介させて頂きます。

僕の所感としては、ギャンブル=馬券で話が展開されている点について、「ギャンブル」という言葉には知性がなく、「馬券」という言葉には知性が含有され得るというように感じます(もしかしたら、これまで自分もギャンブル=馬券のように表現したことがあるかもしれませんが修正します)。僕にとって、予想芸術を追求した結果カタチとなる“馬券”は、頭の中で想像していた情景をキャンバスに描いた作品のようなものであるように、熟慮を極めた後に購入された競馬ファンの馬券は、単なるギャンブルを超えたもの、gachalingoさんの言う『想像力(imagination)と情念(emotion)の塊り』なのでしょう。

僕の周囲には、競馬に対し、馬が好きなだけで競馬番組を見るけれど馬券は買わないという稀有な方がいます。でも、馬券抜きということはイコールギャンブル抜きで競馬を捉えている方の存在を嬉しく思う反面、競馬のより深い部分をその方と共有できない分共感できないし、その方の純粋らしい馬への愛が、馬券を買う競馬ファンのimaginationとemotionの塊りに敵うとは決して思えないのです。

gachalingoさんの記述の冒頭で立川氏が自分にとっての競馬を問われ、「馬券です」と即答したことは、競馬は単なるギャンブルであると言っているのではなく、そういったimaginationとemotionの塊りを含んだ、競馬の奥深さを主張する回答だったのではないでしょうか。

競馬のギャンブル性を前向きな方向に受け入れられるためには、ギャンブルではなく投資であるなどと言っても逆効果で(結局、お金儲けの着眼点しかないため)、馬券の中にあるimaginationとemotionの塊りを伝えること、そもそもそれらを含んだ馬券とギャンブルがイコールで繋がっているのか、もしくは繋がっていないならどのようにすれば繋がるのか、そういった観点から進めていけば良いのかなというふうに思いました。

さて、自分にとっての競馬について。CMの最後に出てくる「人生のように」を見て、「人生が競馬の比喩である」と言った寺山修司氏を思い出し、自分も「僕にとっての競馬は人生そのものである」くらいに格好付けた表現をしてみようかと思いましたが、流石にそこまでは言えません。しかし、

「僕にとって競馬は、自身の創作欲求を夢に昇華させてくれた舞台である」

というくらいは言えると思います。

skypot at 02:09|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2010年12月23日

立志

2歳G1の予想で結果を出せなかったのは残念ですが、来年の皐月賞やダービーに向けて頑張っていきたいですね。

久しぶりに競馬予想の芸術化に関し、自分なりの主張をまとめてみましたので、ご覧頂ければ幸いです。

私たちの競馬をより素敵なものにしていきませんか

なお、現在、現在恒例の年始レポート(指数公表)のお申し込みを受け付けています。募集要項につきましてはメルマガをご覧ください。

2010年ももう年の暮れとは、時の流れは速いものですね。

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2010年05月23日

宝くじの発売禁止?

事業仕分け 無駄改善できるまで宝くじ「発売禁止を」
5月22日0時1分配信 毎日新聞

 政府の行政刷新会議は21日、「事業仕分け第2弾」後半の作業で、年間1兆円を超す宝くじの売り上げから公益法人に流れる360億円超の使途などに焦点を当てた。仕分け人の寺田学衆院議員は事業の効率化が図られるまで「総務相は発売を認めるべきではない」と指摘。この日は20法人28事業のうち14事業が「廃止」判定となったが、宝くじ関連は8事業にのぼった。仕分け結果が反映されるかは、宝くじ発行主体の都道府県と政令指定市の首長の判断次第だが、許可権を持つ原口一博総務相が発行を差し止めれば、発行できない事態も想定される。


昨晩、こんなニュースがありました。宝くじの発売が禁止される可能性があるとのことです(おそらくはCM等がなくなるだけで済むとは思いますが)。私は宝くじを買いませんが、ファンにとっては一大事かもしれません。

この会議で結論が出された時には大きな拍手が起こったとの話を聞きましたが、確かに、宝くじ資金の流れが複雑で不透明というのはきっちりしていなければならないのですが(JRAは大丈夫ですかね?)、「事業の効率化が図られるまで発売を禁止すべき」とまで言っているというと、ギャンブルなんてなくなってもいいじゃないかという層の拍手もあるんじゃないかと考えてしまいますね。

宝くじでさえこんなに簡単になくなるかもしれないっていうことは、競馬関係者やファンも知っておくべきでしょう。

私が言いたいのは、だからギャンブル色よりも文化レベルを高めましょうといういつもの話です(^^)
ファンには何ができるか。電車や自動車で競馬場などに行く時の公共の場で迷惑にならないよう心がけるとか、些細なことでも気を使えるようにしたいですね。

skypot at 20:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年04月28日

天星スコープの全レース配信

あったらいいなぁと思うこと。
天星スコープの全レース配信。
皐月賞の天星スコープをメルマガでプレゼント中です

自分の指数には自信を持っていますが、バイアスやらBPRやら、上がり順位(3位以上)やらコメントやらが入ったこれはまさに「予想芸術化」の道のひとつであるだろうと思います。

gachalingoさん、りゅうさんと先日お話したら、データさえCSVなりにして吐き出せれば作れるとのこと。
実現したいですね。

その理由のひとつには、今の指数の公開の仕方だと、馬柱の中のどの指数を書くかというのが結構難しくて、明確な基準はなかったんですね(指数算出のシステム化で一応の基準を作ってみましたが)。

そうすると、こっちの指数なら指数通りで決まっていたのに、逆の指数を書いてしまったということがどうしても起こってしまいます。
また、前走だけ突出した指数を出した馬について、その指数を書いたら、いつもの程度の指数分しか走らなかったとか(今年の皐月賞で言うとガルボやハンソデバンドなど)。

過去5走の指数を全部見てもらって、ご自身で最終的な判断をしてもらったほうが良いなと思うのです。

まあ、こう問題提起しつつもしばらくは私(現在の若駒ナビはたまバス氏)の独断でひとつの指数を提示させて頂きますが、うまくいけば、将来的にはこの馬柱が若駒戦全てでお手元にお送りできるようになります。

楽しみです^^

skypot at 02:40|PermalinkComments(4)TrackBack(0)

2010年04月23日

予想芸術化の目的

読者の方から、予想芸術化論に関しご意見を頂きましたのでご紹介します。

「…会員のみ読める、若駒ナビのメンバー3人の予想レポートは非常に意味深いものがあると感じました。正に、文面による予想の芸術家を示している感じで、自分で予想は持ちながらも、3人が協力はしているとはいえ、予想をぶつけ合っているのは意味があることだなと感じています。

根拠は何か、そこを追求することは大事でどれだけ人を的中でも不的中でも関係なしに納得させるかでも重要です。特に、本命と本線になる部分の表現は大事だなと。自分自身、公にするかは別でもチャレンジしようかと思いましたね。レポートを作るというのも、予想力を付ける部分では役立つことなのと本気で思っています。

予想の芸術化論(ワックスムーンさんとの議論の時からブログは読んでいました)は、遠ざかってしまいましたが実際行われると面白いと思います。

そこに対して、思うことがありましたので気分が乗っているうちに書きます。予想を採点する人は、実際に競馬でプラスにできる実力や理論を持っている、凄い人を立てるのは実際には向かない面があると思ったのです。むしろ、競馬一般ファン(重賞を毎週見る)ぐらいも、いたほうがいいような気がするのです。

栗東留学、中弛みスロー、等、いつのまにか競馬をやりこんでいる人は当たり前に使われていますが、これ自体、知らない人からすれば文面を割いて説明しなければ分からないわけで(人によって同じ言葉でも予想の使い方が違う場合もあるし)、高度な予想対決は非常に有意義ですが、一般レベルで競馬をやる人が納得するかも大事だと思うわけです。

実際に、ブログにも記載がありましたが、フィリーズレビューでスーパー競馬のヒロシ氏の予想は、番組上時間制約があったからのは承知でも、私も説明が足りないと感じましたがあの的中はヒロシ氏の予想力の一端を見ることはできたのは事実だし、視聴者で結構凄いと思った人は多いと思います。皐月賞は、G1だったのかちょっとお遊び的な部分がでてしまいましたが(ヴィクトワールピサに重い印を打つのは人気なので面白くないという発言など)、番組の演出(細江氏との面白予想バトルという形)なので、競馬をG1しかやってない人や偶然番組を見た人を対象としているので仕方ないでしょう。

芸術家として、予想を競うとすれば、たまバスさんの一般ブログでの開催は、結構認知されている部分はありそうですし、リンク先もM単などと予想に濃い人の集まりなので向いているかもしれません。たまバスさんの許可が当然必要にはなりますが。

そして、予想の評価者は、実力ある見識者数名と(基本たまバスさんやスカイポットさんの知り合いで十分な気がする)、ブログを読んだ人たち(競馬好きで一般の人)の投票を足す様な形で決めるのが妥当だと思うのです。読者は、投票だけでなく任意でコメントを入れられる機能があるとより分かりやすいかなと思います(多分予想のどこが良かったかが書かれる)。評価ポイントの配分率(見識者と投票者の値の割合)をどうするかという課題はありますが。

予想者は、過去のレース傾向等のデータ論や血統論を使ってもいいし、自分が好きなパターンでもある根拠となるレースから根拠を示すなど自由でいいと思います。根拠となるレースでも、ラップから評価するのか、対戦メンバーや走り方で評価するかでも差が出ますし。いかに読者を納得させることができるかを競いながら、レースをどういう手順で当てにいくかが分かれば、自然と盛り上がるし、レベルは上がるでしょう。人によってはそれを完全に真似して買って、的中してしまうとかありえると思います。そうなれば、ウマニティより充実するかもしれません。」

(下線はスカイポットが追加)

 ご意見、ありがとうございます。
 自分は競馬予想の芸術化を目的として、競馬活動を行っていますので、最近更新が滞っているものの、将来的にこちらも進めていきたいと考えています。

 ご理解頂いている通り、現在は指数管理と週末の予想や展望を回すだけでも手一杯の状況でして、まずは専担者を作らなければならないですし、それを他人に任せようとしたのが若駒ナビでしたが、うまくいかなかったので独自の新サービス構築という方向に動いています。

 じっくり進めていきますので、まだ時間がかかります。私の代でどこまで行けるかという話ですね。競馬ファンの考え方が変わっていく時間も必要になるでしょう。

 予想芸術化の延長には、競馬予想に将棋のように社会的に認められた地位を作り、予想にお金儲け以外の価値を生むこと、競馬をギラギラとしたギャンブルにしている予想部分に知を与え、深めることで、予想だけでなく競馬自体の文化度を高められるのではないかと思います。競馬を日本における文化のひとつとして根付けます。将来、諸事情によって競馬を廃止するかという議論になった時に、より文化的であり、社会悪的イメージがないほうが、生き残る可能性は高まるでしょう。

 繰り返し書いていることですが、これからの世の中の流れは、単なる金儲けというギャンブルはズレてくると思っていて、もっと、精神的に満足が得られるものに価値が出てくると思っています。
 中央競馬はかなり収益がありますので、楽勝ムードではありますが、地方競馬が収益が上がらないからと存在を否定されていけば、中央競馬にしても、収益があがらなくなったら消されても良いという発想につながる危惧があります。


 今回頂きましたご意見では具体的な予想の評価者を、高度すぎる視点ではなく、一般ファンもいたほうが良いというコメントがありました。確かに、一般ファンに伝わる言葉で綴られた予想でなければならない面もあると思います。

 その点で考えると、一般的な視点に注意をされているマスコミの方や、競馬本に携わっている編集者の方とかにもお願いできれば良いかもしれません。でも、大変な作業なので、それなりの報酬をご用意しなければならないでしょう。長く続けられる形でなければ、権威は生まれませんし、あまりにも中途半端な段階では始められません。

 まだまだ先の話ですが、たくさんのご意見を頂ければと思います。たくさんのご意見を頂けるだけのところまで早く行きたいですね。

 そして、より精度の良い、読む人の心を動かせる予想が書けるように努力しなければと思っています。

 ご意見、ありがとうございました!


 競馬予想の芸術化にかかるこれまでの私案につきましては、こちらをご参照ください。

skypot at 01:57|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年01月22日

競馬予想を発展させるポイント

久しぶりに芸術化の雑談です。
最近は競馬予想士を棋士のような存在にしていきたいと言ったり、将棋に例えることが多いのですが、世の中のスポーツや芸術等の全体はふたつの種類に大きく分かれていて、競馬予想と将棋の間にも大きな違いがあることに気が付きました。

それは、相手が必要であり、お互いに直接影響を与え合って勝敗や評価が変わってくるものかどうか。

将棋は、もちろん戦型に個性が出ると言われていますが、相手が攻めてきたら受けなければいけませんし、相手の出方次第で戦法を変える必要もあります。
武道や球技のスポーツ、野球やサッカー、バレーボール、テニス、卓球なども同様に、相手がいなければ始まりません。

一方、その対比として、個人あるいは団体が何かをして、それがある一定の基準に従って評価され、優劣が決まるものがあります。
陸上、マラソン、水泳、フィギュアスケート、スキージャンプなどが思い浮かびます。芸術の多くもこちらに含まれるのではないでしょうか。

競馬予想も後者ですよね。予想大会で1位になるために穴を狙う、という思考が働けば前者な部分も出てくる気がしますが、それくらいの戦略は後者のスポーツ等でもあるでしょう。

競馬の話に戻りますと、現状の予想大会は回収金額で勝負が決まってしまうものが大部分で、そうすると戦略上極端な穴を狙って、嵌った人が優勝するという偶然性の高い評価基準になってしまいます。

なので、競馬予想を芸術化あるいは競技的なものにするためには、もう少し深みのある評価基準を作る必要があると考えます。
いかなる評価基準を作るかが、競馬予想を発展させるポイントになるような気がします。

「ただ儲かれば良い」という精神性では、特にこれからの世界では拓かれません。

美しく正しく、精緻な予想をしたいと思っています。
私も現状では見当違いの見立てをすることもまだまだありますが、適当なことを言わないように気をつけています。
同じ馬券を当てて、一方は予想の見立てが完璧、一方は嘘だらけだったら、競馬予想としての評価は異なってしかるべきではないでしょうか。

skypot at 02:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年09月26日

現状認識の整理及び発展など

競馬が社会的に認められにくい理由は何でしょうか。
一番最初に思いついたのが、

競馬

ギャンブル

絶対負けるようにできている

参加すること自体が馬鹿、理解できない

という図式で、これまでの僕の活動としては、第一期〜第五期の若駒戦で長期的にプラス収支にできることを証明し、競馬が宝くじのような純粋な確率によるものではなく、技術の存在を明らかにしました。

でも、何か変えられたのかと考えると微妙です。

競馬には社会的な生産性はありません。
(グッズやイベント等はありますが)
でも、それも芸術やスポーツなどと変わりはありません。
どんなものがあるか考えてみると、以下のようなものが浮かびました。

芸術(音楽、絵画、陶芸、彫刻、写真)
エンタメ(小説、映画)
伝統芸能(将棋、書道)
スポーツ(サッカー、野球・・・etc)

これらを突き詰めて生活している人はいます。
社会的地位も築きながら。

人を楽しませるから価値があるとすれば、予想も同じでは?
というのがこれまで繰り返し述べてきたことです。


もう少し何が違うのか考えてみます。
競馬を含め、ギャンブルには八百長や関係者情報によるインサイダーのような暗い世界があるようなイメージがあります。
実際のところ、八百長やインサイダーで競馬を長期的に勝てるとは全く思えませんが、そういうイメージがあるというのが問題です。

スポーツにはルールがあり、選手宣誓で「スポーツマンシップに則り」と言うような綺麗さがあります。
もちろん、裏でドーピングなんて話もありますが、そういうルール違反が横行すると、スポーツの意義というか価値はかなり落ちるように思います。
実際、一度はどんなに賞賛されても、ドーピングが判明すればメダル剥奪や選手生命の危機に陥ります。

また、例えば、将棋の対局では長時間お互いに盤面を離れられませんが、もし、これがそれぞれ自宅からでOKとなったら、全然盛り上がらないと思います。
何故なら、その人本人が指してなくて、コンピュータに計算させて指している可能性もあるからです。

その世界の潔さというか透明性、対戦であれば正々堂々と、というのが結構大事のような気がします。

競馬には、まだ八百長やインサイダーのイメージがあること、そして競馬予想は対局のような形でできる場が少なく、ネット越しになりがちであり、そこに透明性がないのが問題なのかもしれません。

また、お金が直結する世界というのも一般的に受け入れ難いようです。
馬券師は株のデイトレーダーに似ていて、予想家は証券アナリストに似ていると思います。
証券のその2者にしても、社会的な地位は微妙な感じを受けますがこれはお金が絡んでいるからなんでしょうかね。
でも、個人的な印象として「お金が全て」のような世界に未来はありません。
競馬は儲けるためにやるものだという人ももちろんいるでしょうし、そのほうが実際多いかもしれませんが、精神的な豊かさをも育てなければ、社会的な存在意義はより希薄化してしまうでしょう。
競馬に精神的豊かさを伸ばす可能性がないとは思っていません。

競馬には夢もロマンもドラマもありますからね。

イチローが、100年前のアメリカの選手を呼び起こすように、競馬においても新しい名馬が、ディープインパクトを呼び起こす日が来るだろうことを想像すると、やっぱり競馬もスポーツだなぁと思います。


ちょっと脱線しました。
あと、競馬予想の場合、勝負の線引きが曖昧になりがちです。
短期的に勝ち負けを競うと、運の占める割合が大きくなります。
今日は負けたけど、実際の予想力は俺のほうが上だ、みたいな。
完敗を味わうことは少ないでしょうし、だからこそ、予想をする人間の自我が肥大化するのでしょう。
でも、一般的な予想対決のルールを作ることは先ほどの透明化等からも必要だと考えます。

それから、競馬場やウインズのイメージアップですね。
東京競馬場などはかなり綺麗になってきましたが、場外馬券売場などはまだまだ汚いところが多いです。
何が悪いかと考えてすぐ思ったのが、紙くずをポイポイ捨てるのが良くないです。

アメリカで、落書きを消したら全体的な犯罪率も低くなったという「割れ窓理論」というのがありますが、まさにそれだなと。
馬券やマークカードが地面に捨てられているのを見たら、自分もまあいいかと思って同じことをしてしまうんですよね。この点で、今捨ててるという方もしょうがないです。周りがしなくなれば、多数の人はやらなくなると思います。
連鎖的に全体のモラルが下がってしまうのは残念なことです。
ゴミはゴミ箱に捨てましょう(今はできるだけ実行しています)。


そもそも、紙をどんどん出す胴元も悪いんですけどね。
イメージアップしたいなら紙を出さない方法を検討してみるのも面白いと思います。

馬券→ポイント化で対応可(既に提案済み)
マークカード→どうするか…。何回でも使えるようなマークカードって作れないんでしょうかね?

skypot at 01:23|PermalinkComments(3)TrackBack(0)

2009年09月10日

予想評価者の募集(将来的な話ですが)

芸術化の話です。
忙しくてそれどころではないんですが、折角ウマニティに投稿をしているのでひとつ提案させてください。

今後、競馬予想を結果のみでなく、予想過程を評価して予想の巧拙を評価していくべきというのが、これまでの僕の主張です。
ここまでの議論は「芸術化」のエントリをまとめてお読みください。

競馬予想には技術があるのですから、そこで予想者の良し悪しを判断でき、印だけ、買い目だけで「予想」として通る(悪徳が簡単に参入できる)という現状は変えていったほうが競馬界や競馬関係者のために良いと思います。

で、競馬予想士検定というのを協会を作って行うとして、肝心のその検定試験を採点する側の人間が必要なんですね。

相当レベルが高くないと務まりません。。

僕がやるのは環境次第で構わないのですし、若駒戦であればきっちり仕事できるように思うんですが、逆を言えば古馬戦やダート戦はできると思えません。

なので、もし、このような取り組みに興味があって、技術もお持ちの方はこのスレッドにコメントの上(ウマニティでのハンドルネーム必須)、ウマニティに参加して頂きたいと思います。
(とりあえず、すぐに検定を始める目処は立っていません)

そこでお互いに評価できれば、何かが生まれるかもしれませんよね。
お近くに凄い人がいれば、声をかけてみてください。

しばらく一番頭に表示されるように設定しますが、ずっと何も反応がなければ、この活動自体考え直さざるをえないかもしれません。


※一旦本活動を凍結します。

skypot at 01:53|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2009年08月27日

御礼とお願いと報告など

ちょっと記事をお休みしたら投票ボタンを押してもらう回数が増えました^^
やっぱり嬉しいものです。

あ、投票ボタンというのは、このブログの右サイドにあるblogramの応援ボタンです。

「予想の芸術化」「競馬と競馬ファンの社会的地位向上」を進めていくにはどうしたら良いか考えたのですが、やっぱりこれを掲げる僕がもっと露出しなければ、いくら予想実績を高めたところで何も変わらないと認識しました。

応援して頂ける方、とりあえず面白そうだから推してみようという方、通りすがりの方等、できれば応援ボタンをご訪問の際に押して頂ければ幸いです。

という声も届く範囲が限られているので、情報発信媒体をお持ちの方はご紹介頂けるとありがたいです。


僕の理念としては、昨年若駒分析ナビゲーションに協力した時に書いていますのでここに転載しておきます。



☆スカイポットからの紹介文

 ついに私の予想技術がサービスとして提供されることになりましたのでお知
らせいたします。その名も「若駒分析ナビゲーション」。

 私単独ではなく、うまジオでおなじみのたまバスさんとぶぎーさんとの3人
で、レース回顧や有力馬分析、注目馬、新種牡馬分析などをご紹介し、若駒戦
をナビゲートしていくものです。

『若駒分析ナビゲーション』

 私はこれまで、様々な競馬の有料商材の宣伝を依頼されましたが、以下のと
おりの考え方で、その多くは商材を紹介することをお断りしてきました。

→http://skypot.web.infoseek.co.jp/09chuui.htm (下のほう)

 しかし、この観点からでも、今回のサービスはおすすめできるものと自負し
ております。

 まず、自分の予想技術は、混迷の第四期の反省を経てパワーアップすると思
いますし(現在反省分析となるレポートのようなものを作成中です)、ある占
いで最悪な運気と言われた3年間をようやく抜けるところです。今回のサービ
スでは、予想はスペシャルプランでもおまけ程度で、基本的には馬の能力診断
や特徴把握という部分になりますから、尚更私の運気に左右されずに、私がぎ
りぎりのところで取れなかったような超高配当馬券を、あなたが的中できる可
能性があります。

 今回のサービスは、私一人ではなく、たまバスさんとぶぎーさんもいること
が心強いです。お二人が参加してガチンコ予想を行っていたKeibaPar
kBlogのこづかい競馬企画。しっかり、プラスの回収率をはじき出し、的
中率も相当なもので予想技術の高さは折り紙つきです。お二人のレースの見方
というか、基本的な競馬の仕組みの理解は正統派と呼んでいる私の今の方法と
近いので、私も納得できる分析をしてくれます。特に、私のメルマガをお読み
の貴方には参考になると思います。
 こづかい競馬をご覧になり、うまジオを聞いていただければ伝わるはずです。


 ということで、サービスの内容自体が評価できおすすめです。それぞれが独
立して有料の情報を配信できるメンバーだと思っていますので、現在の値段は
将来的に相当割安になるはずです(今入れば、今後登録してくれる方が増えて
きて値上げをしても、そのままの値段でサービスを受けることができます)。

 年始に行ってきた指数上位馬のリスト、皐月賞と日本ダービーで行ってきた
無料レポート及び天星スコープも移管されます。


 でも、個人がやっている有料サービスなんて入ったことないし、競馬にそこ
までするのはなぁって思われる方もいらっしゃると思います。私もこういう有
料サービスを積極的に利用したことがないので、気持ちはわかります。


 そうしたら、貴方と競馬の未来のために投資してはいただけないでしょうか。


 今の競馬に関するビジネスは有料予想がほとんどだと思いますが、中にはや
はり悪徳業者がいて、大金を騙し取るような問題を起こし、競馬や競馬を取り
巻く環境に影響を与え、社会的に悪いイメージが作られてしまいます。

 私は「競馬予想を芸術に」と言って、予想技術が確実に存在することの証明
や競馬のイメージを良くすることを目標にHPやブログやメルマガの活動を行
ってきましたので、同じく競馬のイメージを良くしたいと考えていて、「競馬
を日本の誇るレジャースポーツに」を合言葉に競馬を盛り上げようと活動され
ているたまバスさんに出会ったときは嬉しかったものです。

 彼は競馬予想のラジオを立ち上げたり、競馬を題材にしたTシャツを販売し
たり、競馬パークのHP、ブログ、メルマガを発行し、競馬のギャンブルだけ
でない魅力を伝えようと頑張っています。将来的には競馬関係のビジネスで生
きていきたいという心意気もお持ちです。しかし、家庭もあるため平日は派遣
で働いて生計を立てていらっしゃるのが現状です。

 私は彼に、完全に競馬の仕事をさせてあげたいと思っています。競馬のこと
に専念して貰えば、もっと面白いサービスを作ってくれそうですし(既に仲間
内のSNSで色々なサービスの提案、検討なども行っています)、イメージを
良くしてくれるんじゃないかと期待しています。そのために、若駒分析ナビゲ
ーションの設立に協力することにしました。

 あなたからも、彼にチャンスをあげてもらえないでしょうか。


 もうひとりの執筆者であるぶぎーさんはうまジオをお聞きの方はご存知だと
思いますが、「日本一の予想家」を目指して予想分析を行われています。最近
の予想の精度は相当高いですね。しかし彼も現在の仕事の状況如何では、今後
情報発信の場から長期離脱されてしまう可能性があるそうです。

 そして、私も例外ではなく、仕事の関係でこのような情報発信の場から離脱
せざるをえなくなる可能性があります(部署によっては残業が月200時間を超
えるので、そういう所に行ったら無理でしょう)。いつまでこうしていられる
かわかりません。

 単なる趣味ではやっていけないことがあります。

 若駒ナビが成功すればたまバスさんは本腰を据えて競馬に関わる良質なサー
ビス提供に力を注げるでしょう。ぶぎーさんや私、そしてまだ見ぬ情熱のある
方や素晴らしい才能をお持ちの方の人生が変わるかもしれません。サービスの
内容も充実して、毎週天星スコープを発行するようになる目もあります。


 馬流天星では、これまで全ての情報を無料でお送りしてきましたが、無料で
情報を送ることにこだわっていたわけではありません。予想の芸術化が目標な
ので、対価が発生するのは当然で、それは「予想価値の再構築をしたい」とい
う表現をしてきたところです。これまでは、自分の環境や目標設定が高かった
のと、有料予想の責任の重みに怖さを感じていました。今回の協力は、自分に
とって目標に向かって歩みを進める一歩にもなると思っています。ご理解頂け
れば幸いです。

 有料の情報にすることで、読者の方にも真剣味が増すはずし、こちらもその
思いを感謝し、敬意をもってコスト以上のリターンを与えるべく努力するでし
ょう。

 皆さんの力も合わせて、日本の競馬を良くしていきたいと思っています。
 どうぞよろしくお願いします。


 なお、馬流天星読者の方は、申し込みのコメント欄に私宛のメッセージなど
馬流天星読者であることがわかるようなことも書いてください。もし、将来的
に上手くいった場合にはサイトリニューアルに作成予定の特別ページへご招待
しようと考えています。既に申し込まれた方は直接メールをください。


 どうしてもご自身では入れないという方は知人、友人の競馬ファンにすすめ
て頂けると有り難いです。




そして、彼は独立することができ、若駒ナビも読者から御礼のメールをたくさん頂くことができ、参加した甲斐があったと感じています。

読者の方からたくさんの御礼を頂いた件については、僕のほうこそ「信じて頂きありがとうございました」。

こういう競馬の有料サービスはなかなかご理解頂きにくいものだとは承知していますし、その上でご協力頂けたことに感謝しています。

今後も現状を変えていく力になれればと思っていますし、そのために一緒に何かして頂けないかとお願いすることもあると思います。
あなたのできる範囲で(応援ボタンを押すとか(笑))関わって頂ければ幸いです。


そろそろ若駒ナビも第2期の会員募集を始めるところで、サイトがリニューアル中ですのでご確認ください。
http://keibapark.com/futurity/
たまバスさんは今期やる気満々のようですし、僕も楽しみです!

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2009年07月02日

続・閉じた世界をつなげること

 最近、短期集中的に競馬本を読み漁り、少しですが競馬本の書評を書いてきて、ふと、疑問に思ったことがあります。

「人はなぜ競馬本を書くのか」

 その理由について、著者は「読者を喜ばせたい」「初心者に手を差し伸べたい」「一緒に勉強していきましょう」等と考えているように表現しているのですが、何となく本音じゃない気がするんです。

 冷静に考えれば、パリ・ミチュエル方式の競馬の世界で他人にうまい方法を知られるのは自分の優位を下げることにつながるため、馬券成績的に得策ではないはずです。

 競馬本はそれほど売れませんし、本を書く人は何百万と儲けている(あくまでも本人申告ベースですが(笑))のが普通ですから、馬券を買う感覚からすれば印税などはした金でしょう。

 もちろん、名が売れれば自分の予想等の情報を購入してくれる人が増える流れが作れるので、それを見込んで本を書く人もいないとは言えません。また、編集者が根気強く説得して執筆というパターンもあるかもしれませんが、大体のケースで著者は承認欲求を満たすために本を書いているように感じます。(本を出すこと自体に自己実現もあるでしょうね)

・自分が見つけた凄い理論を賞賛してほしい、自分のレベルを認めてほしい(承認欲求)
・自分のレベルで語れる人にメッセージを伝えたい(孤独の解消)
・自分の予想理論に引きずりこみたい(世界観の共有)

 これらは予想士個々人だけで閉じていた世界をつなげる方向の働きかけです。

 うまく承認欲求を制御できない方の書いた競馬本は自慢ばかりのように見えてしまいますね。

 本を出している人は競馬ファンのごく一部ですから、深くまで予想を研究している埋もれた競馬ファンは世の中にどれだけいるでしょうか。

 彼らの中でネットにつながっている人たちはHPやブログという媒体が生まれて、それを使って情報発信を始めるようになりました。

 僕のように。僕ももちろん、世界をつなげる方向で活動をしていますし、認められたいと思っています。

 これをお読みの貴方もそうかもしれません。

 今の時代では、情報発信者の中から、実績が認められたり、競馬雑誌の編集者に発掘されたりして、本を書ける人も増えてきましたね。


 さて、しかし、注目を浴び、自分が見つけた凄い理論が研究されるようになってきて、承認欲求が満たされるようになってくると、パリ・ミチュエルの壁が意識されてくるものです。自分はそう思っていなくても、田中さんのように周囲から助言されたりして悩むことでしょう。自分の予想や理論を隠すようになり、自分の会員だけに情報を提供し、世界を閉ざしてしまうようになります。

 ここでは、自分を信じてついてきてくれる会員のためを考えると、予想を無料公開するほうが悪いと考えられるフェイズでもあるんです。

 ファンがいれば承認欲求は満たされますし、ここまで来れば金銭的にもそこそこの安定収入があるでしょうから、そっちに舵を取るのも個人的に考えれば悪くない結論に思えるでしょう。

 こうしてできたのが、現状です。

 実力のある馬券師さんは有料コンテンツを持っていて、それを持っているがゆえに露出が少なくなっています。僕も若駒分析ナビを手伝うようになってからは、ワックスムーン氏との対談も自然消滅してしまいましたし、多くの人に予想を見てもらう機会を制限されています。

 ただ、この方向性では、より技術の高い予想は一般の方の目に触れなくなり、予想よりも結果が求められ、的中実績が主な宣伝広告になることから、悪徳業者が参入しやすい状態になります。

 競馬業界として考えると、本当にそれで良いのでしょうか。

 優れた予想理論を持ったたくさんの方々が、もっとオープンに情報を発信し、競い合う環境になったほうが良いと思うんですよね。

 木下健さんが著書で、子供が大きくなる頃にはまっとうな仕事に就いていたいと書いていたように、競馬予想家としての成功は社会的には認められる状態とは言えないところに課題があると思います。


 例えば将棋の棋士を考えますと(スポーツマンや画家、ミュージシャンでも構いません)、

 将棋という遊戯に嵌った少年が、奨励会に入って将棋を指しまくり、研究に没頭して、勝率を上げて勝ち進み4段となり晴れてプロ棋士になった。

 多くのプロ棋士は同じような感じでプロになっていると思います。プロ棋士には給料があり、厚生年金もあります。この時点で普通に職業として社会的に認められていますし、先日、名人戦で防衛を果たした羽生氏のように、活躍すれば賞賛を浴びる世界です。

 一方、

 競馬という遊戯に嵌った青年が、予想をしまくり、研究に没頭して、的中率や回収率を上げ、儲けられるようになった。

 というのが競馬のほう。競馬ファンには羨望のまなざしで見られるかもしれませんが、社会的にはただの競馬マニアです^^;

 でも、考えてみると社会的貢献で、この2名にどれだけの差があるのでしょうか。棋士は将棋を指すだけですよ。将棋は確かに日本古来の遊戯であり、文化維持のためにサポートするという理屈もわかりますが、競馬だって文化です。

 上記の例で違いを探すと、奨励会や日本将棋連盟のような組織が競馬予想界にもあれば良いのではないでしょうか。名人位のような称号もあれば、その名誉と競馬予想文化の向上のために予想を公開して競い合うような素地ができるのではないでしょうか。そんなことを考えます。

 折角、競馬予想という非常に複雑であり深遠な世界を極めつつある人たちが、世界を閉じて交流しなくなってしまうのは残念でなりません。

 予想士は個人の世界で閉じてしまわずに、業界全体の承認欲求を満たす方向に進むべきであり、また、そのための環境作りが必要だと、僕は思っています。

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2009年03月12日

続・大数の法則(安易に勝負しないこと)

多忙のためなかなかブログのほうに時間が割けませんが、思いついたことはどんどん書いていこうと思っています。

先日、「競馬で誰も勝てないという事を証明することは出来ない<対談編>」という記事を書いて、「(最低、各レースの期待値が100%以上になる前提で)これを正しく繰り返せば、大数の法則でも期待値は間違いなく100%以上に収束します」というコメントを頂いたのですが、確かにこの考え方のほうが合っているような気がします。

平均してプラスにできる技術を持ってしまうと、大きな金額を張る「勝負」をあまりしたくなくなります。もちろん、ここぞという時にはしますが、無闇やたらとはできなくなるんですね。これは統計上の「分散」を起こしたくない、つまり、たまたま勝負レースで負けてしまって全体収支をマイナスにしたくないという気持ちからではないかと思います。

技術を磨いていけば、もっと、一気に大幅なプラスを作りたいという願望に打ち勝てるようになるのではないでしょうか。

skypot at 01:12|PermalinkComments(4)TrackBack(0)

2009年02月23日

競馬で誰も勝てないという事を証明することは出来ない<対談編>

(ワックスムーン)
ギャンブルは確率論的に儲からない場合が多いというのであれば、ある程度は理解できるけど、儲からないと言い切る事は出来ないような(苦笑)
まあ本の宣伝文句だろうから、それぐらい言わないとインパクトないんだろうけど。
競馬が運頼みのギャンブルだけではない事は間違いないね。
1番人気のほうが勝ちやすいのは事実だし。それをどう反証するのか聞いてみたところだね。
ただ、1番人気のほうが勝ちやすいことは過去の事実からも間違いないところだろうけど、常に1番人気を買うことが競馬で勝ちやすい訳でもないから、そこの証明をしても競馬はギャンブルではないことの証明にはならないのかもしれないけど。
競馬の場合は、オッズというものが予め提示されている訳だから、単に確率だけで買う人はいない訳だよね?
もちろん過去のレース等から馬の実力はある程度把握できる訳だし。
本当の意味での馬の実力とは無関係なところで、オッズが上下するからこそ妙味が生まれる。追い込んで派手に勝つ馬は人気になり易いとか、騎手人気、厩舎人気、血統人気、等。
そのロジックを把握してさえすれば、的中率は分からないけど、回収率は上げる事は可能だと思うけどね。妙味があるレースを選ぶ事は出来る訳だから。
もちろん馬の実力を正確に把握していれば的中率も上がるだろうけど。

<スカイポット>
1番人気を常に買っていれば大数の法則に近づくでしょうが、ワックスさんの言うようなロジックを把握すれば危険な1番人気馬を見抜く技術が身に付き、それを買わない選択により回収率は上がるはずです。それが、100%を上回らない絶対的根拠ってないですよね。

競馬で言えることは、長期的にも短期的にも「勝てる人もいるし、負ける人もいる」、「負ける人たち全員分の損失は勝てる人たち全員分の利益よりも大きい」。厳密に言えば勝てる人がいない可能性も含まれますが、勝てる人がいることを否定はできないはずです。

(ワックスムーン)
全員が負ける、誰も勝てないという事を証明することは出来ないよね。
可能性としては小さいものだというのは納得だけどね。予想技術を身につけない限りは。

<スカイポット>
この本(ツキの法則)を読み進めたところ、著者は以前の著書で「競馬チャレンジ」なるものを行い、誰も応募がなかったことから、この本では「ナンバーズチャレンジ」を行っています。
ナンバーズチャレンジの内容の概要は、双方合意の期間内に100回の機会に1回1万円を賭け、トータルで回収率を105%以上にできたらチャレンジャーの勝ちで、チャレンジャーの投資額100万円を谷岡氏が負担、105%に達せなかった場合にチャレンジャーは阪神淡路大震災の募金に全回収額を募金するというものです。

競馬のほうでも似たようなチャレンジでしょうから、今更ながら競馬ファンのために立ち上がろうかと思っていたんですが(笑)、もう既に成功者が出ているようですね。
→http://www.triple-final.net/nintei.html
さっきまでの話では当然の帰結であり、100%を超える技術者が出てくるのは否定できないということがこれではっきりしました。大学の学長から認定証を貰ったと宣伝文句に使われてしまっていますがww

ツキの法則の著作が1997年ですから、その後の谷岡氏の考え方がどう変わったか、競馬については撤回されているか確認したいところです。

(ワックスムーン)
97年だと3連複やワイドの導入前だよね。3連単もない訳だし、その当時とは随分状況は変わったかと。
単複、馬連だけで儲けるのは楽ではないだろうからね。
ナンバーズチャレンジのほうが、競馬より遥かに難しそうだけどね。正に確率の問題だから、投資側の運次第という感じがするよ。
それに比べるといろんな策を施せる競馬は、ある意味楽だよねw

<スカイポット>
ナンバーズチャレンジを行うという人は勇者ですよねw
確率が固定されているので、これは大数の法則が当てはまりますから、控除率が競馬よりも低くても最終的には負けになるだろうことは予測がつきます。
この結果についても、その後の著作で調べてみたいですね。

skypot at 23:32|PermalinkComments(4)TrackBack(0)

2009年02月19日

大数の法則があるから競馬で勝てないというのは間違いです

今、「ツキの法則」(谷岡一郎著)という本を読んでいます。

確率・統計理論に基づき、「必勝法の迷信・誤解」「より早く確実に負けてしまう方法」などを説きながら、ツキの正体を明らかにする。賭け方・勝敗の意外な関係と賭けの真の醍醐味を教える、ギャンブルの科学、という紹介がされている本です。

ギャンブラーの意識として、当たった時は自分の理論の正しさと思い、外れたときは外部のせいにするとか、マーチンゲール法について、ルーレットで赤が7回連続で出ていたらそろそろ黒にと思うが、次に黒が出る確率は約1/2だとか、サインや占いによる馬券術や宝くじの当て方のような因果関係のないもの指摘するような当たり前だったり理解できることが沢山書かれているんですが、競馬も含め、ギャンブルは(分散のために今儲かっている人はいるかもしれないが)確率論的に儲からないというスタンスに立って書かれています。

ただ、「科学的」と自称する必勝本の類を批判されていることについて、僕としてもこの方の科学を批判させて頂きたいと思います。

谷岡氏は「「大数の法則」という絶対真理」と書き、長期的に賭けると必ず控除率に収束すると説かれています。

でも、大数の法則が成り立つ条件は、確率が固定された条件でそれを繰り返さなければなりません。

まず考えて頂きたいのは、競馬は全く偶然のギャンブルでは絶対ないことです。

もし、全く偶然のギャンブルならば、なぜ、最低でも5頭以上で行われる競馬の競走で、年間の1番人気の勝率が3割以上なるのかが説明できなければなりません。
平均の出走頭数はわかりませんが、多分10頭以上でしょうから、仮に10頭としても、そのうちの1頭が勝つ平均確率は10%です。3割との乖離は異常です。

もっと感覚的に掴んでいただくなら、例えば全く偶然のギャンブルだったら、ディープインパクトの単勝が1.1倍になることもないでしょうし、ディープの単勝が16倍とかつくのであれば、ずっとディープインパクトの単勝を買って我々は大儲けすることができたはずです(笑)

すなわち、厳然たる馬の身体能力が結果に現れていると考えられます。

目のこえた競馬ファンが期待値を測るから1番人気のオッズが安くなり、実際に3割以上は勝利しているということです。これが競馬が全くの偶然ではなく、技術が介在することの証明になります。

じゃあ1番人気をいつも買うモデルを採れば、確率を固定できるという考え方はあります。実際、その条件下では75%に収束するかもしれません。

でも、1番人気にも、オッズで言えば単勝1倍台の断然人気もあれば、5倍台の本命馬不在の押し出されケースもありますし、感覚的に言えば堅い本命もいれば危ない本命もいます。ここの判断は、予想する側の技術で変わります。優れた技術を持てば、危ない人気馬だけを買わないという選択ができます。そうすれば、収束予定の75%以上の回収率を維持することができて不思議はないはずです。

著者自身、本の話の中で、大橋巨泉氏の1971〜1988のG1予想の回収率を算出して、80%を超えていたことを「彼の予想が大変優れたものであったことの証左」と絶賛していますから、技術があることは認められているようなんですが。

そうすると、技術が高くなれば80%を90%にできるかもしれませんし、100%を超えることもできるかもしれません。これを達成できない理由にはなりませんよね。

確率・統計的(科学的)に競馬で勝てないとは言えない、というのが私の結論です。

競馬を始めてもう10年になりますが、ここ4、5年は毎年100レースくらい予想していて、合計500レースくらいで的中率が約40〜50%、回収率もプラスであることは間違いないです。

今や、ネットの普及や環境の変化で大橋巨泉氏が予想をしていた時代とは予想技術のレベルが違います。身体能力を精度良く見積もる指数理論は発達していますし、トラックバイアスやブラッドバイアス等の正しい技術を身につければ、的中率と回収率を高めることができます。

何度も主張してきたことなので今更な感じもありますが、そう思っている方がとても多いので再度書きます。

まだ読み途中なので、続きを書くかもしれません。

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2009年02月14日

競馬予想における根拠の重視及び評価基準作成に関する提言について

競馬予想において最も重要な要素は何かという事を考えた場合、一般的には、的中することと儲かることが求められているのではないだろうか。
競馬予想は馬券を購入する事が前提になっているため、的中して儲かったほうが良いに決まっている。最初から的中せず儲からないと分かっていたら、馬券など誰も買う人はいないだろう。

競馬には、ギャンブルの要素がある。それは間違いないし、どんなレースにも絶対はない。
しかし、ギャンブルだからといって、運頼みだけで馬券を買う人は少ない。
多くの競馬ファンは、意識的にせよ、無意識にせよ、馬券を購入する際には何らかの情報を求めている。
競馬新聞の馬柱、コメント、その日の馬場状態、パドック、オッズ、出目、サイン、独自理論、記憶の引き出しなど、自分がそれを信じ、購入の根拠に出来るものなら何でも良い。
どの情報に重きを置くかは、その人次第であり、結果的に的中した場合は、その判断が正しかったと思い、運だけで当ったとは思わない。
馬券を購入する際の根拠を求める行為、それが予想だと思う。

冒頭に書いたとおり、競馬予想に的中して儲かることを求めるとすると、予想の行き着くところは、当然の事ではあるが、勝つ可能性を高めることであり、負ける可能性を低くすることである。
その過程には多種多様な技術や深遠な世界があるのだが、これまで競馬予想の優劣は的中という結果のみが賞賛され、予想の過程は切り離されてきた。

予想大会を例に考えてみても、一定期間内に一番資金を増やした人が優勝し、どのような予想をしたか、その過程まで問われるケースはなかったのではないだろうか。つまり、高額配当の馬券が当たりさえすれば、仮に、その予想根拠が自分の誕生日と同じ数字を購入したものであったとしても優勝できるものであり、必ずしも予想の技量を競う大会とはなっていないのだ。
「結果として、資金を最大に出来ない予想なのだから、予想の技量が劣っていたのではないか?」という疑問を感じる方も多いと思うが、評価の全てを結果に委ねてしまってきたことが、本当の意味での競馬予想界の発展を妨げてきたのではないだろうか。
スポーツ新聞の広告欄を賑わす予想業者が、予想の根拠を述べることなく、的中実績だけを羅列しているのも、現在の競馬予想界においては、結果を偏重する傾向が強いことを裏付けている。

競馬ファンであれば、競馬に対する世間のイメージの悪さを肌で感じたことは少なからずあると思うが、当たればなんでもいいという風潮が、結果として、競馬のギャンブル的な側面をクローズアップし、競馬ファンの地位さえも貶めてきたのではないかと思うのである。

ギャンブル的な側面をクローズアップしてしまっている点については、予想技術が高いとは思えない競馬記者や競馬ファンを自認する著名人が競馬関係のマスメディアで予想を行うことが多いことも助長しているだろう。

インターネットの世帯普及率が約9割とも言われる現代において、競馬ファンは自分のサイトやブログ等を使って自分の予想を情報発信できるようになり、予想を有料化にすればプロとして活動できる環境が整ってきている。

しかし、今の競馬予想は、儲かる予想であることだけをアピールするものが殆どであり、その根拠面をアピールするものは極めて少ない。有料予想業者の殆どが、元調教師、騎手等の競馬サークル関係者を抱えていることを全面に出しているように、予想の提供を受ける側も、その根拠については深く考えず、尤もらしいインサイダー情報に踊らされ、高額の会員費用を投じているケースが多いのではないだろうか。
この「予想する側が予想技術の有無を問われない」という背景から、高額の的中実績をアピールして入会金を稼ぎ、時期をみて姿をくらましては、新しい業者でやり直す、いわゆる悪徳予想業者が出現しやすい土壌が作られてしまっている。

もちろん、予想業者が全て技術を持っていないと言うつもりはないし、インサイダー的な情報にも有用なものはあるだろう。しかし、読者に認められるほどの予想技術に達した予想家は顧客を囲い込む傾向にあるため、予想技術の存在については世間一般には広がりにくいというジレンマが生まれ、予想家の相互交流が起こりにくく、技術の向上を妨げてしまう。

そろそろ、競馬予想に過程、技術の評価を含めていく時期に来たのではないだろうか。

予想を提供する側、提供を受ける側の認識に一石を投じるためには、予想技術の優劣を客観的に評価する一定の基準が不可欠となる。
予想の評価を行うために評価基準を作れば、現在ある様々な予想手法の中から、例えば、出目やサイン等、客観的合理性の認められにくい予想手法の価値が下がってしまう可能性は高いが、予想は購入の根拠にできるものであることを前提とすれば、予想の優劣を評価するためには、客観的合理性が重要になるのは当然であると考える。
この試みは予想の画一化を目指すものではなく、客観的合理性に基づく予想過程と技術を求めつつ、独自の予想を表現していく道を作ることを目指すものである。

地道な活動ではあるが、後々には競馬が単なるギャンブルではないことを広く伝え、競馬ファンの社会的地位向上にも繋がり、予想家にとっても、例えば、将棋界における棋士のような、周囲から認められる地位を確立することを期待できるのではないだろうか。

予想家は自らの理論が競馬ファンの研究に晒されても、常に予想力を磨くことで彼らに先んじることによって、本当の意味での予想プロとしての尊厳を得ることができ、各予想家がその技術力と表現力(芸術と呼ばれるものにまで高められるのではないか)を競い合う。そのような環境作りを見据えて、競馬予想における根拠の重視及び評価基準作成を提言したい。


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2009年02月06日

芸術化緒論<対談編5>

<スカイポット>
昨日の話にD&Dさんからコメントがありました。
総流しについて、「若い牝馬の行うレースだから、何が起こるかわからない」という理由で、買い方に強弱をつければ根拠点が加算されないか、という内容でしたが、どうでしょうか?

「若い牝馬のレースは何が起こるかわからない」と言えるのであれば全ての牝馬限定若駒戦をそう書いただけで理由をもって指名したことにできてしまうので芸術的ではないと思います。比重を重くした馬が好走すれば、その馬に対するコメントの技術点が上がると考えればそれだけで良いように思いますが。

小数点第一位を導入して採点しないといけなさそうです^^;

(ワックスムーン)
確かに牝馬限定の若駒戦は波乱するイメージはあるよね。根拠点に繋がるかどうかは、そのイメージを読み手にどこまで納得行くように説明できるのかという予想家の力量にかかってくるんじゃないのかな。
「何が起こるか分からない」というのは、結局のところどのレースでも同じなので、牝馬限定の若駒戦だからという説明だけでは、リスク量の違いを説明出来てない気がするね。
現時点のルールでは印を打っていない馬を買うことは認められていないので、総流しをするのであれば、印を打った馬、つまり全馬について、何らかの合理的な理由を書かないとダメだよね。
総流しという買い方は、そもそもが運頼みのラッキーパンチ狙いな訳だから、合理的な説明をするには相当技術を要するんじゃないかな。
結果的に普通では買えないような人気薄が相手に入って、万馬券になったようなケースは、結果点は高いものが期待できるだろうけど、根拠点で高評価を得ることは難しいだろうね。
仮にその大穴馬にも合理的な説明をしているにせよ、他の来なかった馬にも何らかの説明をしている訳で、それを全馬にやると、そこで矛盾が生じるだろうからね。
矛盾のない合理的な理由が求められる予想大会では、総流しという作戦でトータルの点数を稼ぐのは厳しいだろうね。
相手によって傾斜をかけて行くという買い方の技術についても、一定の評価はできるだろうけど、普通に絞って流して当てた人に比べると、相対的に評価は低くなるだろうね。
予想技術(芸術)を競う大会のコンセプトを分かりやすく説明する文章を考えないとダメかもね。

<スカイポット>
そうですね。問題は合理的な説明ができるのかどうか、審査員や読者を納得させられる内容かであって、総流しはもちろん、あらゆる馬券の選択を否定するわけではないということですね。総流しだとコメントが必須となる馬が全馬になるので、構成点を取るのが大変ですし、コメントに矛盾があれば技術点が下がるので「根拠」の点が取りにくくなるわけです。

コンセプトを伝える説明文、ちょっと考えますか。


skypot at 00:13|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2009年02月05日

芸術化緒論<対談編4>

(ワックスムーン)
昨日更新の記事を今朝読んだけど、また新たな議題が出てたね。
総流しをどうするか?って話。
総流しは基本的に芸術予想とは認められないという整理でいいと思う。
軸を選んだ根拠・技術は素晴らしいけど、相手も絞らないと結果的に相手が人気薄でしたというオチorガチガチというオチかで評価が変わるというのは変だからね。
絞れば花とあったけど、やっぱり絞れば花という前提は正しいと思う。
点数を買えば買うほど的中率は上がる訳だよね、統計学的には。競馬の場合、的中率100%にすることも理論上は可能な訳で。
根拠を示しつつ、可能な範囲で点数を絞り込んで行く作業は賞賛されていいよね。
まあ、1頭軸の総流しの場合、馬連なら最大でも17点で、それは絞れているじゃないか!という意見もあるかもしれないけど、やっぱり、それは結果オーライの運頼みという評価になってしまうよね。
実際の馬券を考えた場合、相手波乱を期待して総流し作戦というのはアリだと思うけど、流すにしてもやっぱり相手を絞る作業を放棄した予想は、芸術予想という観点からは、評価するのは難しいよね。
まあ、流す相手にそれぞれ買う根拠があって、選択した軸馬からの流し馬券だとどの相手入っても配当が17倍を超えるということで、相手を全部買うというのであれば、評価していいような気はするけどね。
まあ、愛知杯なんて、そうでもしないと確かに取れないと思うしww

芸術予想の場合、根拠のない購入はしない前提があるので、仮に相手が絞れず総流しをするようなレースだと考えるのであれば、その1頭の単複勝勝負にするのか、それで妙味がないと考えるのであれば、そのレースを見送るかという判断をするべきということになるんだろうね。

もう1つ。ダイワスカーレットのフェブラリーS出走のような未知馬について。
これを合理的に説明するのは難しいだろうね。
芝のみのキャリアでいきなりダートG気膨戦して結果を出した馬っているのかね?若しくはその逆でもいいけど。
そんなにサンプルはないと思うけど、確率的に著しく低いのであれば、それを理由にダイワを嫌うことになるのかな。タキオンも基本は芝血統だしね。
何せ出てくれば相当人気するだろうから、消しての勝負に妙味ありという事にはなるだろうからね。で、結果として、凡走したケース。
逆に芝スタート、先行馬、調教での走り等からスカーレットから勝負して、見事スカーレットが勝った場合のケース。
どっちの根拠も合理的かと問われると、無理やり引っ張ってきた理由という感じがしてしまうよね。
この場合、どっちが賞賛されるんだろうか。一般的にはスカーレット消しの穴ゲットが評価高いんだろうね。
でも、芸術的という観点からは、どっちも結果論でしか評価出来ないので、イーブンという感じかなぁ。

芸術的な予想を目指すには、周囲を納得させられる合理的な根拠がない場合は勝負しないというのが正しいので、未知の人気馬がいるレースは回避妥当という事になるのかね?

でもサクセスブロッケンみたいにダービーで3番人気になってしまうような馬がいた場合、ダービーを買わないというのも変だしね。
サクセスブロッケンは惨敗に終わった訳だけど、あの馬を消す場合の根拠として合理的なのは、どんな理由になるんだろうね?
結局は過去データを引っ張ってきて、この人気で買うような馬ではないとするぐらいしか思いつかないけどね。

うーん、難しいねw

たまバスさんが乗り気というのは嬉しいね(^^
予想や採点をアップする場所としては既にツールがある競馬パークのサイトが望ましいと思うけど、審査のレスポンスをどれだけ上げていくかというのは難しいよね。
実際、誰かが一手に引受けてやるには難儀な作業だよ。
審査は事後的に参加者で集まって、その場でみんなで討論するとか?
合同審査で、意見出し合いながらやるのが、最初は望ましいような気もする。一般的な審査基準を作り上げるという意味でも。
最終的には審査マニュアルみたいなのが出来たりしてねww


<スカイポット>
コメントありがとうございます。
「実際の馬券を考えた場合、相手波乱を期待して総流し作戦というのはアリだと思うけど、流すにしてもやっぱり相手を絞る作業を放棄した予想は、芸術予想という観点からは、評価するのは難しい」
に賛成です。高配当が当たれば「結果」点がつくので、それ狙いで総流しするのは構わないですけど、どれが入るかわからないから運に頼るという姿勢に芸術性は感じないですからね。

未知馬の評価コメントについては、配点の構造上、プログラムでの要コメント馬は1〜3番人気と印を打った馬としており、未知馬が配点の大部分を占めることはおそらくほとんどないと思われます。例えば、フェブラリーSのダイワスカーレットは3番人気までには推されるので何らかの取捨につながる合理的なコメントが求められますが、買うにせよ消すにせよ、絶対正しいと言えるコメントはできないと思われます。ただ、それはこのレースを予想する人ほぼ全員同じ条件で、ダイワスカーレットの根拠点が若干低くなるというだけですから、不利になるわけではなく、最高点が下がってしまうにしても、そのレースを選んだ予想者の判断に帰してしまって良い気がしています。

とりあえず、ルールをある程度詰めた上で、3月下旬に打ち合わせをしたいとたまバスさんから連絡があったので、審査基準マニュアルにつながる隙間を埋めていきましょう。

(ワックスムーン)
運(ギャンブル的な)要素を可能な限り排除した予想を目指して行こうとしているので、総流しは根拠点が低くなるということで大丈夫そうだね。配当のほうで結果狙いは妨げないということで。

未知馬の根拠についても、そのとおりだね。1〜3番人気が全て未知馬ということは想定できないし、もしあったとしても、そのレースでは結果当っても合計点は低くなるということか。みんな未知馬に対しては合理的な根拠を示すことは難しい訳だから、その条件は同じだしね。
未知馬取捨の根拠コメントが審査側が納得するようなものを示せるかというのもテクニックになってきそうだね。
芝、ダ適性については、たまバスさんの言うところの“走り方”や馬の造り(筋肉の付き方等)とか、予想精度を上げていくために必要となる新たなファクターの発見にも繋がってきそうだし、いろいろな人の見解を聞ける機会としても、その予想大会を通じた審査基準の構築は意義がありそう。

3月下旬まで、いろいろ討論しつつ、ルールの詳細を詰めていけたらいいね。

<スカイポット>
ありがとうございました。引き続き検討しましょう。


skypot at 01:27|PermalinkComments(1)TrackBack(0)
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