東京スカイツリーの電波障害問題で電波試験放送の日程

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東京タワーから東京スカイツリーへの電波塔移転実施が遅れて
いるそうですね。
東京スカイツリーは観光面では大成功を収めていますが
本来の目的の電波塔への移転が電波障害などが発生したことから
電波試験放送を行いながら対応しているので遅れているそうです。


３月１４日にもＮＨＫと在京民放の６局がスカイツリーからの
試験放送を３月１６日以降、最長１時間に拡大すると発表しま
したね。
数万件の対策工事が必要と見込んでいるみたいですが
３月１３日までに６万８７６４件の問い合わせがあり、
このうち東京都内を中心とする２万４８３７件で
受信対策が必要と判断されたそうです。

これまでの試験放送は
毎週土曜午前４時５８分からの２分間だったそうですが
３月１６日は午後２～３時、
３月１９日は午後１１時３５～４０分、
３月２０日は午後４～５時、
３月２３日は午前１０～１１時、午後６～７時、
午後１１時３５～４０分、
３月２４日は午前８～９時、
３月２８日は午後１０時～１０時半
３月３１日は午後８～９時
に実施拡大されるそうですので、まだチェックできて
いない方はこの機会にチェックしておきたいですね。

東京スカイツリーの役割である地上デジタル放送の送信は
５月頃の移行するよていですが、早く本来の電波塔としての
役割を果たせるといいですね。

東京スカイツリーのホームページによると
2003年12月より関東地方の地上デジタル放送が開始されて
おりますが、電波の送信について都心部に林立する200m級
超高層ビルの影響を受ける可能性が出てきました。
そこで600ｍ級の新タワーからの送信が望まれたのです。
600m級の新タワーに移行すると、地上デジタル放送の
送信高は現在の約2倍となりますので、年々増加する
超高層ビルの影響を低減できると共に、2006年4月に開始
された携帯端末向けのデジタル放送サービスワンセグのエリア
の拡大も期待されています。
と記載されていますね。

超高層ビルの影響を低減できるということで東京タワーから
東京スカイツリーに電波塔を変更すると今まで受信でき
なかったところが受信可能になるイメージしかありませんが
実際は違うんですね。

ちなみに東京タワーでは当初は電波障害が出たが、今まで
１０年かかってビル陰対策やケーブルテレビなどの対策を
行ない解決したそうです。
東京スカイツリーの電波障害も簡単に解決できないみたいで
何年かかけて対応が必要みたいですね。

いずれにしてもまだ電波試験放送でチェックしていない家庭
では３月１６日から実施される試験放送拡大の機会に
チェックしておくことが必要ですね。