前回記事から2年以上投稿をさぼってしまいましたが、久しぶりに記事をアップするとともに今後もぼちぼちと続けていくつもりなのでよろしかったらご覧ください。

 さて、今回は鉛筆画第9作目のモデルとなる新所原(しんじょはら)駅の紹介です。
 この駅はJR東海道本線との乗換駅で、愛知県との県境にあり駅の北約100㎡には静岡県道3号線が線路と並行して走っています。
 
新所原駅周辺Googleマップ埋め込み

 天竜浜名湖鉄道の終点駅である新所原駅は起点である掛川駅から数えて39番目の駅で、トイレは付設されていますが駐車場はありません。
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新所原駅北口

 上の写真では左側の山小屋風2階建ての建物が天浜線新所原駅で右側がJR東海道本線の新所原駅になります。
天浜線では数少ない駅員が常駐する有人駅で、ホームは1面1線単式ホームとなっています。
 駅舎内にはうなぎや「やまよし」が入っており、浜名湖産のうなぎの白焼き、かば焼き、うなぎ弁当を注文することもできます。
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天浜線新所原駅入り口(浜名湖うなぎののぼりが出ています)

 1987年に国鉄二俣線は第三セクター化され現在の天浜線(天竜浜名湖鉄道)になりましたが、それ以前の二俣線は新所原が終点ではなく新所原-豊橋間を東海道本線と線路を共有して豊橋まで行く直通列車がありました。
 新所原止まりの列車もありましたが豊橋までの下り直通列車は新所原駅を出たあと東海道本線と立体交差する跨線橋をわたり東海道線下り線路と合流して二川駅と豊橋駅に停車していました。
 豊橋駅には立ち入り禁止となっていますが二俣線当時のホームが残っており、
東海道本線を跨いでいたガーダー橋は撤去されましたが橋脚と築堤は残っています。
 新所原駅のホームも当時は2面2線式で今もその名残が残っています。
 駅舎も二俣線当時はJR東海と共有していましたが、改造工事が行われてJR東海の駅舎は解体され、その西側に仮設駅舎が2015年に設けられて以降、JR東海と天竜浜名湖鉄道の駅舎が別々となりました。
 JR東海の駅舎は北口のみでしたが、2012年から橋上駅舎・南北自由通路の建設、駅前広場の整備などをまとめて行う新所原駅周辺整備事業がスタートし、2016年にはJR東海道本線新所原駅の橋上駅舎が完成、南北自由通路と南口の供用を開始しました。
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JR東海の新所原駅南口

 湖西連峰ハイキングコース紅葉の名所普門寺へ行くにはここが玄関口になります。
以上
 最後までお読みいただき有難うございました。