YEN蔵のFX投資術-ドル、円、ユーロ、ポンド、オーストラリアドルで世界に投資

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米国雇用統計 その2

NFP5、2015.4.4

NFP3,2015.4.4


米雇用統計の続きです
米国は移民の国ということで、さまざまな人種が生活しています

ニューヨークに旅行された方は多いと思うのですが
またニューヨークに在住されていて私より詳しい方も多いと思います

ニューヨークにはチャイナタウン、リトルイタリーとか人種ごとの
あるいは民族毎のコミュニティーなんかもあります

シティバンクのディーリングルームに行ったときは、
やはりさまざまな人種と民族が働いていました

当然雇用統計でも人種ごとの失業率も発表されます
上のグラフがそれです
一番失業率が低いのがアジア系で3.1%

シティのディーリングルームでもぱっと見20〜30%が アジア系という感じ
あくまでイメージですが

1世が移民で英語も話せずに低賃金の仕事でがんばり
2〜3世がいい大学をでてウォール街の金融機関に就職する
必ずしもそれが幸せというわけでもないですが
そんなサクセストーリーもあると聞いたこともあります

1990年に初めてニューヨークいったときに
友人がNYU(ニューヨーク大学)に留学していて案内してくれたのですが
コリアン・デリというお店があり、
日本のコンビに見たいな店が ちらほら見かけました

コリアン・デリをググると違う業態が出てきますが
あくまでそれじゃないですからね
これは1990年代ニューヨーク界隈の、
もしかしたら私の友人が通っていたNYUあたりだけで
通用した単語なのかもしれません

何でコリアン・デリなのかといえば、
韓国・朝鮮系移民の人が 経営しているケースが多いから
八百屋・果物屋といえば昔はイタリア系だったらしいのですが
アジア系の手先の器用さ、清潔さでイタリア系を駆逐して
八百屋・果物屋+コンビニみたいな業態をコリアンデリと呼んでいたようです

コリアンデリ経営者の息子・娘たちが
アイビーリーグの大学でて ウォール街の金融機関に就職していたのかもしれませんね
ま〜2000年以降はIT業界なんでしょうが

いまでもあるのかなコリアンデリ

米国の失業率にはこのように明確に人種間の差があります

2番目のグラフは経済的な理由からパートタイムで働いている人の数と
それらの人々を含めた失業率

660万人の人がパートタイマーで、
これらの人を失業者にカウントすると失業率は10.9%に上昇します

イエレンFRB議長が注目しているいくつかのポイントのひとつがこれです

パートタイマーは総じて賃金が安く、
これらの人々が正社員となって賃金が上昇しないと
物価も上昇せず、利上げの継続が難しい

フルタイムの仕事に就けずに、
賃金の上昇が緩やかというのは 先進国共通の悩みですね

ここら辺はピケティの格差の拡大にも繋がるテーマです

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米雇用統計はOMG!!

NFP2015.4.4

NFP2,2015.4.4


NFP4,2015.4.4



Oh My Gosh!

昨晩は岡三オンライン証券さんで、恒例のガチンコ雇用統計をやりました
今回は10回記念ということで、友人のウルフ村田が遊びに来てくれて
1時間半のロングバージョンで盛り上がりまして

しかし、しかしです!!
米雇用統計は驚きの結果
これは大変なことになると思いましたが、
グッドフライデーで欧州、米株式市場が休場で参加者がいないのか
以外に反応が緩やかでした

上から、米雇用統計の各項目と 非農業部門雇用者数の推移
項目はロイターから、グラフはFTからです

非農業部門雇用者数が予想の24.5万人に対し12.6万人
失業率は5.5%と横ばい

2月分は29.5から26.4万人
1月分は25.7から201万人
合計で8.7万人も下方修正 結構ぶれるんですよね
だから今回の結果も来月の修正があるのか、
3か月分ぐらいのトレンドを見る必要がありますね


失業率が変わらなかったのは労働人口が9.6万人減少のためか?

ただ良い側面もありました
注目の時間当たり賃金は24.79から24.86ドルに0.3%上昇

長期失業者数は270.9から256.3万人に減少

U6失業率 11から10.9%に低下

ここら辺が評価されたのかもしれません

FTのグラフを見てください
2014年後半から25〜30万人の非農業部門雇用者数が普通でした
2014年11月なんて42.3万人とありえん数字が出ていました

しかし2013年は15〜20万人ぐらいで推移しており
20万を超えてきたのが2013年後半からです

米国は移民の国なので15万ぐらいが
失業率を下げるほどの 大きな雇用増加のボトムラインといわれています
(ここら辺は人口の増加もあり微妙に変わってくると思いますが)

ですから15〜20万人が継続できれば、じわり失業率は低下してきますし
それほど悪くはない

ま〜25万人以上がズ〜ト続いていたのが良すぎた面もあります
過去の推移を見ると25万が続くというのできすぎで
15〜20万で十分という感じです

今後の推移が15〜20万で落ち着くのか
再び20万以上となるのか
あるいは今回の12.6万を中心に10〜15万になるのか
見極めることが必要でしょう

そもそも2013年ごろは失業率6%割ったら利上げを始めると言ってたのにもう5.5%です
むかし5%といえば完全雇用と言われていたのに
にもかかわらず賃金が上昇しない
何故?という感じです

普通失業率が低下し、人が雇えなくなれば賃金が上昇するはずです
この経済学で言うところの需要と供給のバランスが
昔のようにならないところに、

リーマンショック以降の 経済の変化があるのでしょう

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