注目されているEU首脳の会議では、財政規律強化のために財政協定を結ぶことを目指しています。5000億ユーロの救済資金を夏までに準備できるように合意を目指しています。
しかしポルトガルはEUの新協定加盟には国民投票が必要であり、否決されればユーロ圏に留まることが難しくなります。
ポルトガルはS&Pの格下げでジャンク級となっていて、唯一、国債が大きく売られていて、10年国債も利回りが17.35%と上昇しています。
ポルトガルが新たな支援が必要になると、ユーロの不安材料がまたひとつ増えてしまいます。
明るいニュースもありイタリアの国債入札は好調で予定額の上限の75億ユーロの調達に成功。
ユーロドルは利食い先行で、金曜の引けの1.32付近から1.3075付近まで下落後に反発し1.32付近まで上昇してきています。
チャートはユーロドルの一目均衡表です。
1、遅行スパンが26日前の価格を抜け上昇
2、価格が転換線、基準線を上抜け
3、転換線が基準線を上抜け
現在強気のサインが出ていて、抵抗帯(雲)の下限あたりで膠着しています。
一目均衡表の強気サインである三役好転のうち2つが(1と3)達成されており、もうひとつの雲の上抜けができるかどうかがポイントになります。
雲の上限は現在1.36付近で、どちらかというと、ここらへんがユーロの天井圏になりそうにも見えるのですが。(もし1.3250付近のレジスタンスを完全にブレークした場合です)
ユーロドルは金曜日から3日間1.3075〜1.3235でレンジになり、雲の手前で動きが止まっています。
雲の下限をぬけ上昇が継続するのか、1.3250付近を天井に下落するのか、そろそろ動きが出るでしょう。
1月29日(日)はエイチ・エス・フュチャーズさんで、恒例の『専門家スペシャル対談』をやりました。
大橋ひろ子さん、エイチ・エス・フュチャーズの商品アナリストの田栗さん、渡邉さんと対談形式で言いたいこといいました。
今年第一回目なので、今年の展望なんかを話しました。
今回は資料が大変面白いので、資料だけでも見ていただければと思います。
オンデマンドでみれますので、覗いて見てください。
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