おはようございます
米国政府の相次ぐ対策で、金曜日は株式市場、クロス円ともに上昇して終了しました。
VIX指数9.19.2008














ここからマーケットが落ち着いていくのかどうか、慎重に行動したいと思います。

マーケットが落ち着いていくのかどうか二つの数字に注目したいと思います。
ひとつは上のVIX指数(ボラティリティ・インデックス)の数字です。
15-25で推移していたVIX指数は先週木曜日に42.16まで急騰しました。
金曜日は一時30を割れましたが、終値は32.07と依然高いレベルにいます。
最近の高値が37.57だったので、30台で推移するのか、再び15-25に戻るのか注目しています。

もうひとつはスワップポイントです。
スワップの数字は日米の短期金利差で決まりますから、昨年からの米国の利下げでスワップポイントは縮小していましたが、先週はスワップのマーケットに異変が起こりました。

日経新聞の17面の主要指標・外為市場の銀行間直先スプレッドの9月8日の数字は1ヶ月もので0.176のディスカウント、年率1.94%と出ています。
これは1ヶ月のスワップポイントが17.6銭で金利差が年率で1.94%ということを意味します。
これが9月18日にはディスカウント55.2銭、年率6.33%と大きく変動しました。
スワップの開きが3倍以上になりました。

米国の短期金利の誘導目標は2%、日本の無担コールの誘導目標は0.5%です。
であれば9月8日の金利差1.94%はほぼ通常の範囲内ですが、9月18日の6.33%は異常値です。

これは米国の金融危機でインターバンクの資金の日々の貸し借りが機能せずにドルの調達需要のために米国短期金利が6%以上に跳ね上がったために起こった事態です。
この状態を放置できないので、各国中央銀行は市場にドル資金を大量供給したわけです。

米国の政策が功を奏し市場に落ち着きがもどれば、インターバンク市場の資金の貸し借りも円滑に行われるようになり、ドルの短期金利も下落し、スワップポイントも縮小するはずです。

ですからスワップポイント=米国短期金利の動きには注目しています。