昨日の欧州財務相会合ではギリシャ支援に関して紛糾したようです。
今の状況は、ドイツ国民の税金を使い救済するならギリシャ国債を持つ民間投資家にも負担を求めるドイツ・ショイブレ財務相の強硬派。
民間投資家に負担を求める=債券のロールオーバー(債務繰延)を行うと格付け機関がギリシャをデフォルトと判断する。
そうなるとギリシャ国債を担保にECBから資金繰りの資金を借りているギリシャの銀行が行き詰り金融危機が起こる。
またギリシャ国債を担保に受け入れているECBの信用が落ちる。
このためECBトリシェ総裁は、債券のロールオーバーには反対。
基本的にはこの争いが現在欧州の首脳の中で行われており、昨日話がまとまらずに19日に緊急会議を行うようです。
最初にシナリオでは20日の欧州財務相会議で道筋をつけて24日のEU首脳会議でギリシャ救済を決定したいようですが、難しいかもしれません。
ここらへんの話を本日19時からYMTVさんのセミナーでお話しします。
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