金融政策
12月ユーロ圏CPIは前年比−0.2%
11月の+0.3%、予想の−0.1%を下回りました
マイナスになったのは2009年10月以来です
エネルギーや加工食品を除いたコア指数は+0.7%と10、11月と変わらず
エネルギーー価格が−6.3%、未加工食品が」−1%となり
エネルギー価格の下落が総合指数を押し下げました
チャートはCPIとユーロドルの動きです
CPIの低下→ECBの追加緩和期待→ユーロドルの下落の流れがわかります
ドイツ10年債利回りは0.439%と過去最低値を更新
次元の世界が世界中で起こっています
今日は欧州株式市場堅調で、雇用統計前に今日は ショートカバーがはいってる感じですね
新年、最初のイベントは1月9日の米雇用統計です
今月も岡三オンライン証券さんでガチンコ雇用統計のライブ放送やります
武部さんと一緒に為替はもちろん、債券、株式の動きもお伝えしますので
是非ご覧ください
今週の日経ヴェリタスで岡三オンライン証券の大杉社長のインタビューが掲載されています
そこで大杉社長も述べられていますが300人で始まった
セミナー視聴者の方々も 12月のときは1400人となりました
重要情報満載でお伝えしますので、是非多くの方にご覧いただきたいと思います
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上は今回の緩和の内容
下は日銀展望レポートです
今回の追加緩和は
黒田バズーカ2
10.31ショック
ハロウィン緩和
などと呼ばれてるようです
黒田さん財務官の頃は前任の榊原さんが派手だったのに
地味で手堅い官僚という感じでした
アジア開発銀行でも評価が高かったようですが
日銀総裁になって、凄く派手な技を繰り出してきますね
グリーンスパン以降の中央銀行は市場にショックを与えずに
コンセンサスをそちらに向かわせていく手法ですが
黒田に日銀は市場にショックを与える手法です
前回の黒田バズーカは2がキーワードでしたが
今回は3がキーワード
長期国債は 50〜60兆から 70〜80兆に +30兆
ETFは 年間1兆円から3兆円に 3倍
リートは 年間300億円から900億円に 3倍
展望レポートでは
GDP見通しを
2014年年度 0.2〜0.7% 7月時点 0.6〜1.3%
2015年 1.2〜1.7% 7月時点 1.2〜1.6%
2016年 1〜1.4% 7月時点 1〜1.5%
消費税を除いたCPI見通しを
2014年年度 1〜1.4% 7月時点 1.2〜1.5%
2015年 1.1〜1.9% 7月時点 1.2〜2.1%
2016年 1.2〜2.3% 7月時点 1.3〜2.3%
2015年度(2年間で)にインフレ目標2%の達成が危うくなって 追加緩和ともいえます
結局、日銀追加緩和を受けて世界の株価が上昇
海外市場では ありがとう日銀だそうです
日経平均先物は470円高で16960円で終了
シカゴ日経は17025円で終了
月曜が休みでなければ急騰でしたね
株価予想は日経平均17500〜18000円雅多くなってきました
ドル円は110〜114と 115〜118に分かれてきてます
WSJではCurrency War という記事も出てきており
米中間選挙を前に口先出てきそうですね
11月7日は雇用統計で 岡三オンライン証券さんで
武部さんとガチンコ雇用統計を行います
回を重ねるごとに面白くなっていくと大好評です
為替だけでなく、株、ボンドを幅広くお話しするのと
22〜23時と1時間ゆっくりやります
発表前は解説、ポイント、売買戦略
発表後は指標の解説、売買戦略 と盛りだくさんでお話します
ブルーンバーグを前に、指標結果も即座にお伝えします 是非、実に来てください
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FOMC議事要旨の発表を受けドルは急落
フォワードガイダンスの中の相当期間の文言を据え置いたこと
これに関しては賛否両論あったようですが、
次回10月28〜29日でも議論されるでしょう
ユーロ圏や、日本、中国の経済減速の言及したこと
何よりドル高が米経済の一部に悪影響を及ぼし、
長期的なインフレ期待が若干低下するかもしれないと
ドル高に関して言及したこと
ここら辺がFOMC議事要旨が予想寄りもハト派的と見られ
米2年債利回り(上のグラフ)がサポートされていた0.5%を割れ
0.45%付近に急落
金利低下を受けドルインデックス(下のグラフ)も86付近から85.35付近に急落
ここからドルインデックスは85.20、85付近が前回とまったところ
そこらへんがドルのサポートレベルになるとすれば
ドル円なら107.70〜80 あるいは107.40〜50
ユーロドルであれば1.2780〜90 1.2830〜40付近が
ドル円のサポート、ユーロドルのレジスタンスになりそうです
今日は16時からラジオ日経さんの 【ザ・スマート・トレーダー】
という番組に出演させていただきます
体系は別にスマートではありませんが よろしくお願いします
今週11日の土曜日は豊商事さんの福岡支店でセミナーやります
3ヶ月にいっぺんぐらい呼んでただいています
こじんまりしたところで、質疑応答も時間をかけられるので
福岡近辺でお時間があるかたいかがですか
福岡は大好きな町です たのしみな福岡出張です
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今日の日経新聞の1面の記事がドル円の上昇の原因を解説しています。
日銀が9日に大規模な金融緩和の一環としてマイナス金利で市場から国債を購入
マイナス金利は購入額が償還額(額面)を上回りますから
償還まで保有すると(日銀は保有するでしょう)
差額が損失になります
これが3か月と短期でなく2年債とか(ドイツ2年債もマイナス金利です)
期間がまだあれば利回りがさらに低下し(価格が上昇したところ)で売って
キャピタルゲインを獲得する、
要するにトレーディングでより高く売るということもできます
しかし3か月物TB(トレジャリー・ビル、短期政府証券)は日銀買いきりでしょうから、
損失確定ですよ
これは日銀の国債買い入れで資金供給を目的に行っているので
もちろんトレーディングはしないでしょう
そして追加緩和に手がなくなってきた日銀が覚悟を示すためにマイナス金利をあえて買う?
表は日本相互証券の国債のレートです 3か月ものTB(短期証券)は
9月1日に0.015%ですが 9月5日に−0.01%、8日が−0.005%とマイナス金利です
要するに金利低下、日銀積極緩和姿勢?で円安というわけです
いつも不思議に思うのですが、日経新聞とかてなんで損失覚悟の売りとかいうのでしょうか?
株の解説でも損失覚悟の売りとか表現しますよね
この表現聞くといつも笑っちゃいます
為替とかはストップ当たり前なので損失覚悟でなく損失確定です
株の解説とかなんで損失確定でなく、損失覚悟の売りとかいうのでしょうね
株の方、教えてください
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ニュージーランドドルが久々に暴落しています
高値を更新してましたが0.88がキャップされて下落中
きっかけになったのニュージーランドのCPIです(3番目のグラフ)
16日発表された第2四半期のCPI(消費者物価指数)は
前年比1.6% 第1四半期の1.5%からは加速しましたが
予想の1.8%を下回りました
前期比で見ても0.3%上昇と予想の0.4%を下回りました
2011年の第2四半期の5.3%からは随分落ち着きましたが
2013年第2四半期の0.7%からはインフレが加速し
ここら辺がRBNZの利上げサイクルのきっかけになっています
RBNZは2014年3月、4月、6月にそれぞれ0.25%利上げし
2.5%から3.25%まで引き上げています
CPIが予想を下回り24日のRBNZ理事会での利上げ観測が微妙になっています
乳業大手のフォンテラの定期入札で、乳製品価格が下落したこともあり
利上げサイクル一服の観測も出てきています
通貨が高いこと、乳製品価格(ニュージーランド最大の輸出品)の低下で
利上げを一旦停止の観測もでています
16日時点でのロイターの調査では16人中13人が来週の利上げを予想
ただ利上げ確率は91%から80%に低下
また仮に利上げをしても、今年はもう利上げはないとの予想も出ています
CPIをきっかけにニュージーランドドルは下落しています
0.8650~0.8750のレンジに入ってきました
オージーキウィが上昇しています 6月4日に1.1032につけた後に、
7月10日に1.0621まで下落しました そこから6連騰中
38.2% 2.618倍 1.0770〜75
50% 1.0820〜30
7月2日戻り 1.0835
4.236倍 1.0860〜65
61.8% 1.0870〜75
ここら辺が上値のめどになると見ています
来月の米雇用統計では、再び力蔵の登場です。
今月の米雇用統計で岡三オンライン証券さんで ガチンコ雇用統計のセミナーをやりましたが、
ご好評につき8月1日の米雇用統計>でも再登場です。
いろいろご意見をいただき、岡三オンラインさんらしく FXだけではなく
個別株や日経先物、オプションをトレードしている方も多いようなので、
それらの投資家の方々のご意見もうけて、
日経先物やオプションの話もしたいと思います
8月1日は21時から是非御覧ください
連休明けの米株式市場はダウが0.26%、ナスダックが0.77%の下落
史上最高値を更新したダウなどは高値警戒感 ダウの下落、
ドル円の101円台への下落を受けて、
日経平均も一時15225.11まで下落しましたが
15304円と下げ幅を縮小しています
昨日話題になっていたのはゴールドマンサックスのリポート
6日に出ていたので昨日の東京市場ではすでに知られていたわけですが、
チーフエコノミストのジャン・ハッチウス氏によると、Fedの利上げ時期が 早まると予想。
2016年第1四半期の予想を2015年代第3四半期に切り上げたようです
実物見てないのでなんともいえませんが。
グラフは前回FOMCで各メンバーが政策金利であるFFレートが
将来どのくらいになっているか予想したドットチャートと呼ばれるものです
これによると2014年の利上げ予想は1人
2015年の利上げ予想ですが0.25%が3人、1%が3人、1.25%が3人です
それ以外にもばらつきはありますが
0.25%ずつの利上げなら1回〜4回ぐらいに集中しています
もともと市場のコンセンサスは2015年中ごろが多かったので
2015年第1四半期ならタカ派、2015年第3四半期以降なら ニュートラルといったところでしょうか
ゴールドマンのチーフアナリストが2016年とハト派だったので
強い米国雇用統計を受けて、市場のコンセンサスに合わせてきたというところだと思います
あくまで私の予想ですが
2番目のグラフが米10年債利回りのチャートです
2.7%近くまで上昇した赤丸の部分は米雇用統計直後の動きです
2.66%まで小幅上昇した青丸は昨日の早朝です
もしかしたらゴールドマンのリポートに反応したのかもしれませんが
利回り上昇は2.66%までで、その後低下し2.617%付近で推移しています
米10年債利回りを見る限りはゴールドマンリポートの影響は あまりないようです
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為替
ドル円のレンジは38銭と相変わらずの体たらくです
ま〜どの市場もボラティリティが低下していて、早くも夏枯れか
昨日も元気のいいのはニュージーランドだけ
また南アフリカは20万人級のストライキ計画でランド売りに
5月の米消費支出は+0.2%でしたが予想の0.4%には届かず
新規失業保険申請件数は31.2万件
弱い指標にドル円は101.48まで
今日も仲値に向けて輸出勢からドル円の売り
200日MAの101.60~65付近がきになるところ
オプションは101.45、102.15、102.25とありますが アマウントがたいしたことないようです
一方で豪ドルの0.9350、0.9450がでかく それで豪ドルは動きづらいのかも
債券
前日の弱いGDP、弱い消費支出を受けて債券利回りが低下
10年債利回りは前日の2.56%から2.532%と3週間ぶりのレベル
期末に向けた投資家の債券買いも出ていた模様
株式
ブラード・セントルイス連銀総裁(議決権は無し)がタカ派的な発言
2015年第1四半期までに利上げの見込み、年末に向け失業率は6%を割れ、
インフレ率は2%を超えると発言 これを受けて
ダウは−21ドル安、
SP500は−2.31ポイント、
ナスダックは−0.71ポイントと小幅に下落
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他でも書きましたが、あらためて
本日のFOMCのポイントは
1、100億ドルの資産買い入れプログラムは織込み済み(一部に増額期待も)
2、声明文の変更があるか
もちろんこれはいつでもそうなのですが、フィッシャーFRB副議長(中立~ややタカ派)、
ブレナードFRB理事(元財務次官、ややハト〜中立)、
メスター・クリーブランド連銀総裁(タカ派)の新メンバーが加わり、
バランスがややタカ派に傾くとの観測もあり、その影響はいかに?
3 上のグラフはFOMCの予想経済状況、
12月と3月(上段)の予想からの変更は?
GDPは今回弱かったので、その影響が出るのか、
PCIインフレは?
下のグラフはFOMCメンバーの政策金利の今後の予想、
これで利上げ時期が早まったりするとドル高の材料に
4、とはいえこれらを打ち消すイエレン記者会見でハト派的なものになるか?
ここらへんがポイントです
昨晩のCPIの上昇を受けて、10年債利回りは上昇、ややドル高に傾いているだけに
ハトは過ぎると怖い
とはきょうはやはりスペインVSチリの試合があります スペインの運命はいかに
6月21日(土)は14時からサンワード貿易さんのセミナーを名古屋で行います
【YEN蔵が語る夏の陣】です
名古屋方面の皆さん、是非遊びに来てください
もちろん東京、大阪からでも大歓迎です お待ちしています
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RBNZは予想通り政策金利を0.25%引き上げました。
声明文では、インフレ圧力は増大、金利はより中立的な水準に戻ることが必要と
以外にタカ派的なコメントが追加感期待につながり、ニュージーランドを上昇させました。
ウィーラーRBNZ総裁は、為替市場を注視している、
ニュージーランドドルが下落しないことに驚き と牽制発言を行いましたが効果はなしです
グラフはニュージーランドの成長率とニュージーランドドルの日足です
RBNZのHPからのグラフですが潜在成長率(赤線)を上回る成長が続いており
先行きも成長が加速する予想をしています
ここら辺が通貨高を犠牲にしても、タカ派的なコメントに繋がっているのかもしれません
ニュージーランドドルは50%戻しの0.84が結局サポートされました
そこを起点のフィボナッチ・エクスパンションが1.618倍が0.8730付近 そして
5月6日の高値が0.8780付近 ここを超えていくのは少ししんどいと思いますが
トリプルトップになるのかどうか注目しています
6月21日(土)は14時からサンワード貿易さんのセミナーを名古屋で行います
【YEN蔵が語る夏の陣】です
名古屋方面の皆さん、是非遊びに来てください
もちろん東京、大阪からでも大歓迎です お待ちしています
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