昨日は、米国株はダウが+1.5%、SP500が+1.55%、ナスダックが+1.82%と大きく上昇し、ドル円、クロス円も上昇するリスクオン相場に。
BOC(カナダ中銀)は予想通り政策金利を1%に据え置き。
声明では
・経済の緩みが減退、
・インフレが底堅さを増していることを踏まえ、金融刺激策を一部程度解除することが適切になる可能性
と金融緩和を解除する可能性を示唆し、ややタカ派的な内容
この声明を受けてドルカナダは0.9960→0.9850へ下落。
カナダ円は80.40→82.25付近まで上昇してきています。
チャートはカナダ円の日足ですが、昨年10月31日のBOJの介入時の高値79.60付近が、2月17日に上抜けして、そのレベルがサポートレベルになりました。
80.00付近が、昨年10月4日の安値72.10〜3月21日の高値84.95付近の38.2%戻し。
80.10付近が90日移動平均線
79.60〜80付近はこのようにサポートレベルが並んでいて、4月11日の安値80.20付近、4月16日の安値80.15付近とダブルボトムを付けた後、昨日ネックラインの81.60付近をブレークして上昇しています。
短期的には81.60がサポート4月6日の下落前の高値83.10付近がレジスタンスとみています。
まさかBOCがチャートを見ていたわけではないでしょうが、サポートレベルが教科書通りにサポートされ反発しました。
昨日はリスクオンの流れが強く、南アフリカランド円も2%以上、豪ドル円も1%ほどと資源国通貨の上昇が目立っていたこともリスクオンの流れが強かったことを印象付けました。
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