YEN蔵のFX投資術-ドル、円、ユーロ、ポンド、オーストラリアドルで世界に投資

外資系銀行の為替ディーラーとしてマーケットをサバイブしてきた知識をすべて公開. 外国為替、債券、株、オプション、デリバティブをファンダメンタルズ分析、テクニカル分析で解説。 投資、経済についてやさしく解説し資産運用のお手伝いをします。

株式市場

2014年最後マーケットと2015年の注目点

レンジ2015.1.1
usdindex2015.1.1


皆様新年明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします

上のグラフは昨日のマーケットの騰落率
下のグラフはドルインデックスの月足です

2014年最終日は年末、月末のドル買いがでたのか ドルの上昇で終了しました
ドルインデックスは年初の80.43から90.64に12.7%と
1997年以来の上昇で2006年以来の90台まで上昇しました

今年の大きなテーマはFedの利上げがいつになるのか?
今の状況だと6〜9月のどこか
利上げに向けてドルの上昇が続くのでしょう

ダウは160ドル安と米国株は下落
8営業日で6%と急騰していた分の調整でしょうか

ダウは年間7.5%上昇と6年連続で上昇
SP500は年間11.4%上昇
ナスダックは1年間3.4%上昇しました

大統領選挙の前年の米国株は堅調とのアノマリーがあります
ダウは1833〜2011年までで大統領選挙の前年の上昇率は際立っています
ただ上昇局面も6年目を向かえ、しかも利上げがある今年はどうなるのか?

利上げの初動では株価が急落することはないので 来年まで持つのかもしれませんが、
米国の利上げがあると新興市場ががたつくことが多く
それが引き金でリスクオフというパターンにも注意したいところ

まずは1月25日のギリシャの総選挙、ウクライナ問題、原油価格
ここら辺がリスクオフ要因なので要注意


新年、最初のイベントは1月9日の米雇用統計です
今月も岡三オンライン証券さんでガチンコ雇用統計のライブ放送やります

武部さんと一緒に為替はもちろん、債券、株式の動きもお伝えしますので
是非ご覧ください

今週の日経ヴェリタスで岡三オンライン証券の大杉社長のインタビューが掲載されています
そこで大杉社長も述べられていますが300人で始まった
セミナー視聴者の方々も 12月のときは1400人となりました

重要情報満載でお伝えしますので、是非多くの方にご覧いただきたいと思います



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ドル円のターゲットと株の動き

usdjpy1.13.2014

東京市場は休みですが、ドル円は金曜日の安値103.80付近を抜けて急落

雇用統計を受けて米国株は
ダウ -0.05%
SP500 +0.23%
ナスダック +0.44%
米国株に関してはニュートラル

明けてアジア市場は
ハンセン +0.26%
上海総合 -0.19%

欧州市場序盤は
DAX +0.24%
CAC40 +0.3%

株式市場に関しては雇用統計は悪影響を受けていません

米10年債利回りは2.8579%と前日の2.9634%から急低下
失業率の低下を良しとしたのか
非農業部門雇用者数の低下がテパーリングのスピードが遅くなると評価しているのか

チャートはドル円です 1月6日にサポートされた20日移動平均線画ブレーク
5日線と20日線がデッドクロスしそうです

20日線を下回ったのは11月8日以来で、
そこからの上昇トレンドが、これで一旦終了した可能性もあります

105.45起点のフィボナッチエクスパンション
1.618倍 102.80〜90
2.618倍 101.30〜40

105.32起点 1.618倍 102.80〜90
2.618倍 101.60〜70

10月25日安値96.90付近〜105.45
23.6% 103.40〜50
38.2% 102.10〜20

60日移動平均線 102.10〜20

当面20日移動平均線の103.90〜104円付近がレジスタンス
下値は 102.80〜90 102.10〜20付近がサポートできるか

日本株はやっていませんが シカゴ日経平均先物は 85円安の15835円
現在クリック株日経225は 200円安の 15628円で推移しています

今日欧米株の動きとドル円の動きを注目です

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騰落レシオは高値圏

騰落レシオ11.15.2013


今日は大きな指標もなく、まずはアジアの動きが注目ですが
グラフは東証1部の騰落レシオ25日移動平均 70〜80%で底値圏、
120〜130%で天井圏というのが一般的 ですが
昨年の上昇局面では150〜160もたびたびありました

11月14日に124.3の高値、15日が123.5と 9月27日の124.9に接近

やはり1週間で1000円超の上昇はスピード違反で、高所恐怖症
いったん調整が出るのかどうか見極めです









為替と株価の連動が変化してきた

ドル円と日経平均2.04.2013


2013


株高と円安が同時に進行してきた2か月ほどですが、すこし変化が出てきました。
1月後半以降は為替が上昇して、株価がついてきた感じですが、そのまえは株価が先行した思いますが。

今日は為替は円高に振れてますが日経平均は+0.62%、TOPIXは+1.39%
銀行証券株の上昇がTOPIXを押し上げています。
出来高も44億株と大商い

いままで円高になると新興市場が上昇(内需中心)、円安になると大型が上昇(輸出系)でしたが、今日は円高なのにマザーズが-2.94%(これは今まで相場をけん引していたバイオ系などの下落が原因ですが)といままでとは逆の動きになっています。

上昇している株価が正しいのか、下落している為替が正しいのか?

ドル円は5か月連続月足陽線、週足も先週まで6週連続陽線、そろそろ調整かな
すこし注意しています



2月8日19時30分から岡三オンライントレードさんで【FXトレードスキルアップセミナー】というオンラインセミナーを行います。
今回はテクニカルを中心に、いかに自分の勝てる手法、強み(エッジ)を身に着けるかというテーマでセミナーを行います。
単にテクニカルの解説ではなく、時間軸や市場のアノマリーを利用して、いかに市場に打ち勝つかをお伝えします。

収録会場へのご招待もあり、ご来場の方は収録後の座談会にもご参加いただけます。

今回は岡三オンライントレードさんの口座をお持ちの方限定のセミナーになりますが、お時間があればぜひご参加ください。


東洋経済オンラインさんで連載が始まりました
本日アップされました、90〜93円付近でのオプションの影響について書いてます。

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先週の動きから、来週の戦略

週間騰落率(為替)7.14.2012


週間騰落率(株)7.14.2012



先週の動きをまとめたののが上の表です。
為替と主要株式指数の騰落率です。

為替の動きをみると、ユーロドルの下落は小幅でしたが、ドル円が0.6%ほど下落したために、クロス円の下落が目立ち、ユーロ円、ランド円、ニュージーランド円、豪ドル円の下落が目立ちました。
ケーブルが0.7%上昇、豪ドルも0.4%上昇、ドル円は0.6%下落ととこれらの通貨に関してはドル売りでしたが、ユーロドルは下落しドル買い、結果としてユーロクロスはユーロ円、ユーロポンド、ユーロオージーと下落が目立ちました。

スペインの銀行への資本注入などが決まりましたが、ユーロの下落は続いています。
金曜日は株価も上昇しニューヨーク市場でユーロドル、豪ドル、キウィが上昇しました。
しかし株価の上昇に対して、ドル売り、円安になるリスクオンの流れが弱く、月曜日はこのニューヨークの流れを受けてドル売り、円安の流れになるか期待していますが、もどりが弱ければ、売り場探しになるでしょう。

株価の騰落率をみると、日経(-2.23%)、トピックス(-2.33%)、ハンセン(-2.71%)、上海総合(-1.12%)と金曜日の海外で流れが変わったために、アジア株は比較的大きく下落して終了しました。
ドイツDAXは+2.05%と大きく反発、フランス、英国は小幅な動きに。
ダウとSP500も小幅上昇となり、欧米株は金曜日の上昇で、週間の下げをほぼ巻き返した流れになりました。

金曜日はJPモルガンの決算で予想の1株利益を上回ったためにJPモルガン株は上昇しダウも大きく反発しました。
来週は米国企業の決算発表も本格化するために、これも注目材料になります。

来週は金曜の流れが継続しリスクオンがどこまで続くのか、まずは見て、その勢いが弱ければ再びリスクオフの流れに乗りたいと思います。

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ゴールデンウィークはどうなるのか?

2010年GW株


2010年GW為替


2011年GW株


2011年GW為替


ここのところGW(ゴールデン・ウィーク)に波乱が起こることが多くありました。
2010年、2011年はGW前後の株価、為替が高値をつけることも多く、今年も今週がFOMC、日銀政策決定会合、来週が米雇用統計とマーケットを動かす材料が満載です。
チャートは2010年と2011年の株と為替の動きです。

2010年のGWの材料としては
EU,IMFによる1200億ユーロのギリシャ支援合意
ポルトガル、スペインの格下げの噂
IMMユーロの9万枚以上売り越し
欧州危機でドルの資金繰り深刻
ニューヨークダウが一時1000ドル安(フラッシュクラッシュ)

2011年の材料としては
ギリシャ、ユーロ離脱の噂
米国経済指標の悪化
QE2終了への警戒感
米国は金融緩和継続の思惑

2010年はGWから株も為替も下落、2011年は株は8月ぐらいまで持ちましたが、為替はドル円、クロス円が下落。
これは震災後の協調介入で上昇したドル円、クロス円が高値を付けて下落したのがGWごろでした。

毎年米国は税金の還付がありその資金が春に株に向かい高値を付けるので、sell in May(5月に売れ)とか日本では年金の資金が4月に入るので株価が高値を付けるなどのアノマリーはあるようですが、今年は中央銀行の政策がキーになりそうです。

そこら辺の話を昨日はエイチ・エス・フューチャーズさんでさせていただきました。
マーケットブル派とベア派でトークバトルしているので、オンデマンドもありますので見てみてください。


オンデマンド映像はこちらです

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2012年の市場は複雑系?

週間FXレンジ1.08.2012


週間株式レンジ1.08.2012


2012


【2012年最初の週の動きは】
2012年のマーケットが始まりましたが、今年の動きを予感させるような難しい動きだったと思います。
最初の表は各通貨の週間レンジと変動率です。
大きく動いたのはユーロドル(1.7%下落)、ユーロ円(1.8%下落)、ドルスイス(1.3%上昇)でした。
ドル買いのようですがドル円(0.03%上昇)、豪ドル(0.03%下落)、ポンド(0.49%下落)、キウィ(0.33%上昇)と単純にドル買いかともいえずに、やはりユーロ、ユーロクロスの下落が目立ちました。

【株式市場の動き】
2番目の表は各国株式指数のレンジと変動率です。
日経225(1.8%下落)、TOPIX(1%下落)、ハンセン(0.95%下落)、上海総合(2.2%下落)となりアジアの株式市場の下落が目立ち、とくに上海総合は11月の2530から下落が止まりません。
DAX(1%下落)、フランスCAC40(0.66%下落)、FT(1.4%上昇)と欧州は下落し、英国は上昇しました。
欧州ソブリン問題でユーロは下落していますが、株式市場はそれほどの下落でもなく、英国はむしろ上昇しています。

英国は欧州ソブリン問題は関係がないようですが、英国の銀行も欧州向け資産はありますから無関係というわけではありません。
一方ダウ(1.1%上昇)、SP500(1.5%上昇)と米国株は強く、米国経済の底堅さとマッチしています。
3番目の表はVIX指数ですが、米国株式が上昇しているためにVIX指数は20.63まで下がっています。
このように株式市場も各国まちまちの動きが目立っています。

【2012年のマーケットは複雑系?】
このように2012年の最初の動きは為替も株式もすべて各通貨、各株式市場がばらばらに動き、昨年はやったリスクオン、リスクオフの動きとは異なるものになりました。
ややリスクオフ的な動きでしたが、リスクオン、リスクオフで一番変動した豪ドル、キウィなどの動きが少なくなりました。
これはユーロオージー、ユーロキウィの売りでユーロ売りオージー買い、キウィ買いの影響だったと思います。

今年は昨年のように、リスクオン、リスクオフの単純系ではなく、各通貨、各株式、各商品が個別の動きになる可能性があり、より複雑な動きになってくるかもしれません。
今年は政治の年であり、毎月のように首脳や議会の選挙があり、また1〜4月は欧州国債の償還が集中します。
これら個別の材料も個別の動きに拍車をかけるかもしれません。
今年はより詳しく各国の状況をチャックする必要がありそうです。



1月29日(日)はエイチ・エス・フュチャーズさんで、恒例の『専門家スペシャル対談』をやります。
大橋ひろ子さんエイチ・エス・フュチャーズの商品アナリストの田栗さん、渡邉さんと対談形式で言いたいことを言うオンラインセミナーです。
今年第一回目なので、今年の展望なんかを話そうと思っています。
参加者が形式にこだわらず討論する、一味違うセミナーを是非御覧ください。

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