2023年1月29日(日)
梅田調教師 ジョッキーは「前走より仕掛けてからの反応がなかった」と話していましたし、もしかすると使ってきたぶんの見えない疲れもあったのかもしれません。それでも最後はこの馬なりに脚を使って差を詰めていましたし、今日は少頭数でペースが落ち着いてしまったことに尽きると思います。こういう脚質の馬なので多頭数である程度ペースが流れてくれたほうが競馬はしやすい印象です。ここまで続けて使ってきましたので、この後は一旦リフレッシュ放牧を挟む予定です。
片山の目 前走は前半に急かさない戦法で収穫のある走りを見せてくれましたので、今回も同様の作戦でレースに臨みました。相手関係にも恵まれた一戦でしたが、少頭数らしく道中のペースが落ち着き過ぎてしまいましたし、後方から終始外々を回る大味な競馬で前を差し切るのは容易ではありません。それでも、近2走でこの馬のレーススタイルはある程度確立してきた印象を受けますし、それによって安定感も増してきました。前が止まる流れになれば上位争いできる力はある馬ですので、放牧明けの次走では改めて期待したいと思います。
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鞍上人気もあったでしょうが、いくら8頭立ての少頭数とは言え1番人気は明らかに過剰だったということでしょう。
直線勝負に徹した割には上がり3Fも38秒4と切れるほどの末脚を使えるわけでもないし、1000m通過1分4秒台とペースが落ち着いてしまえば展開的に手も足も出ない状況です。安定感は増しましたが、一方で勝ち上がれる可能性は大きく減少したと言えるかもしれません。このままでは1勝Cの安定勢力として終わってしまいそうな感じです。
<写真・転載情報はすべてウインレーシングクラブより許可を得ています>
直線勝負に徹した割には上がり3Fも38秒4と切れるほどの末脚を使えるわけでもないし、1000m通過1分4秒台とペースが落ち着いてしまえば展開的に手も足も出ない状況です。安定感は増しましたが、一方で勝ち上がれる可能性は大きく減少したと言えるかもしれません。このままでは1勝Cの安定勢力として終わってしまいそうな感じです。
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