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特に鬱血した学校生活を送っている訳でなく、事務所内での対人関係も良好。
恵まれた環境に身を置いてもなお毒づく糞餓鬼盛りの14歳、エクステとストールがトレードマークの二宮飛鳥の生意気な言動にイライラを募らせましょう。


街中で遭遇した4つのオブジェクトをヒントに、嫌悪と羨望と同調が混ざり合ったカフェインを摂取しながら彷徨う彼女の一晩だけのわがままにお付き合いください。




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①2人組のDQN


ぼーっとしていたせいか、くっちゃべっていたDQNに自らぶつかっていき、テンプレ通りに絡まれてしまいます。
しかし、ここで怯まないのが怖いもの知らずの14歳。
金的でも蹴る準備をしていたか、ポケットに護身用の武器を潜ませていたか、まずは激しく一喝して追い払おうとします。
比較的やさしいDQNだったために、ボクっ娘♪ボクっ娘♪と小馬鹿にされただけで解放されました。よかったね(^ ^)



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②薄っぺらなカップル


イチャイチャしていたカップルを近くで見ながら、女衒と売春婦の喜劇なんか見たくない五反田行ってやってろなどと、本音を抑えて達観した風な発言が炸裂。
この後、きのこの鉢植えを持った銀髪の少女がイヤホンをつけて奇声を上げているとの通報があったとかなかったとか・・・



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③缶コーヒー(微糖)


ファスマで、軽い言葉遣いで接客する従業員を前に、どうせ成人コミックの表紙見ながらカウパー垂らしてんだろどおりで店内がイカ臭い訳だと、腹からこみ上げてくる台詞を必死で押し戻します。
いつから僕はこのコーヒーのように甘い人間になった、と味覚の変化とリンクするかのように遷移する思春期特有の心情に影響されてか、またしてもタッカルビ風発言。



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④ゲーセンの筐体


ゲームセンターでは、無機質に稼働する筐体に向かいタッカルビを注文。
ふらふらと現れたスタッフに、条例で未成年は深夜の~と注意され無慈悲な締め出しに遭います。モルゲッソヨ!




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遡れば、ほんの数時間前、休憩室で放った自信たっぷりの豪語からの急成長です。



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曰くゴルゴーンの女帝から、二人は似ているようで全く違うと言われたように、互いに浅い理解のままユニットを貫くつもりかと問われた時の反応のコントラストが凄かったですね、ここのシーンは。

さらに補足すれば、察したかのように見せかけて実際はその場の雰囲気に呑まれているだけ感のある蘭子と、聖さんのレッスンを受けてから4つのオブジェクトを通過するまでの間に入ってきた色々なものがブレンドされてステップアップに繫げた飛鳥。


どちらが正しいではなく、どちらも乖離性を伴った中二病ならではの症状であり、ポジティブに考えるべきでしょう。



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裏切るといった小中学生が多用するワードを安易に選ぶところがいかにもガキンチョなのですが、その未熟さは誰もが経験する楽しい成長プロセスなのです。



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飛鳥に見えていたのは、常に己が都合よく共鳴してくれる蘭子の虚像であり、心から分かち合った連続体的な蘭子の真の姿ではなかったという点。
“中二病”で包括しがちな彼女らの差異を早くから見抜いていたベテトレさんは、伊達に200人近くいるアイドルと接していませんね。




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しかし、飛鳥の落ち着いた物腰と抑揚のない茶化した話術を見る限り、これを本当に中二病と呼んでいいのか、分からなくなってきます。

与えられた事象をとりあえず疑いたくなるのが中二病の広義なんでしょうね。