とろみの向こうがわ

バリバリの理系サラリーマンが、およそ科学的でも論理的でもない数々の日常を経て徐々に浮世離れしていく日記

禁糖

今回は「禁糖」について。

やることは実にシンプルで、読んで字の如く「砂糖の摂取を禁じる」ことです。
期間は1~2週間が目安。
梅雨前や秋口などの特定の時期に一定期間行ったり、他には身体の重い日が続いたり、疲れの取れにくい時などに行います。
その効果は絶大で、意味は違いますがまさに「一皮むけた」ような気分になります。
具体的には次のような効果が現れます。

● 疲労回復、あるいは以後疲れが溜まりにくく、抜けやすくなる
● 頭が軽くなる
● 視界が明るくなる
● 感覚が研ぎ澄まされたようになる
● 何となくさっぱりする



さて、内容自体は非常に単純ですが、いざ実践するとすぐにその難しさに気付きます。
何故なら、単に「甘いものを食べない」という話ではなく、原材料名に「砂糖」「甘味料」の記載があるもの、何が入っているか分からないものはすべてNGだからです。

スーパーで買い物するときに原材料をチェックしてみて下さい。
市販の加工食品はほぼ全滅です。インスタント食品、菓子類もダメ。
基本調味料以外のドレッシングやタレ類もアウト。
砂糖を使わない食品を探し出す方が難しいはずです。

外食も、何が使われているか分からないので期間中は禁止です。
従って、食材と基本調味料を使って自ら料理する以外に選択肢が無くなります。
普段料理しない人はとんでもないと思うでしょうが、日本の食事情や自分の食生活を半ば強制的に見直す機会となるので、個人的には多くの人にやってもらいたいと思っています。
もちろん、一番の目的は身体を変える事ですが。


我が家では、特に指定のある時以外は比較的制約を軽くしています。
精製糖以外の天然甘味成分、すなわち以下の食材はOKと決めています。

● 果物
● 蜂蜜
● メイプルシロップ


別に無ければ無いで全然良いのですが、あくまで気持ちの問題です。
ガチガチに制約すると窮屈なので、無理なく続ける為に決めたルールです。
極端な話、それでも辛いという人はもっと緩めても良いと思っています。水飴(麦芽糖)や甘酒等の発酵生成物はOKにしたり、さらに黒砂糖ときび砂糖まで許可したり。
最低限、白砂糖(グラニュー糖、上白糖)と精製甘味料(トレハロース等の多糖類)の類さえ禁じていれば、後は出来る所までやれば良いでしょう。


ちなみに、漢方やマクロビオティックの世界でも禁糖は行われているようです。
これらの業界では、砂糖は陰の性質が強く身体を冷やすとか、中毒性があるとか、イライラしやすくなるなどと言われております。
やり方にはずいぶん流儀や個人差があるようで、中には何が目的なのか、ひたすら苦行化して自己陶酔しているようなサディスティックな人達もいます。

砂糖を絶つ事それ自体が目的ではないですし、「砂糖を絶つ=健康になる」という安易な方程式が成り立つ訳でもありません。
また、「どうせやるなら一切の糖分を絶った方が効くはずだ」とか「長くやればやるほど健康になる」などという話でもありません。
無理したって仕方ないんです。むしろ度が過ぎると逆効果です。
何事も本質を認識して行うのが肝要です。

花粉症は気のせい?

俄かには信じられない話です。
僕もまだ半信半疑ですが、まあ諸説あるうちの1つと思って下さい。

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この時期悩まされる花粉症。
本州以南では圧倒的にスギ患者が多いと思いますが、北海道出身の僕はスギは比較的平気です。
とは言っても目がベタベタしたり痒くなったり、多少は鼻水も出ます。
ひどいのはこれからピークを迎えるヒノキで、これが来ると鼻水ずるずるで頭も働かず非常に難儀します。
僕ほどではありませんが妻も似たような症状です。

これほど明らかに因果関係の見られる「花粉」と「その症状」ですが、実はその症状の原因は花粉ではありません。

真の原因は「時期」にあります。

花粉が飛ぶ時期、すなわち3月から5月頃。
冬が過ぎ、春の訪れを感じる時期です。

寒い冬の間、さっぱり汗もかけず、冷えと老廃物をたっぷり溜め込んだ身体は、季節が春に近づくにつれ、冬眠から目覚めるように一気に排出モードに転じようとします。
この排出活動が、鼻水や目ヤニ、微熱などの諸症状となって現れます。
中でも排出活動の最たる例が風邪です。
事実この時期に風邪を引く人は多いですよね。それだけ冷えや老廃物を溜め込んでいた人が多いという事です。

加えてこの時期、何となく暖かくなった気がしてつい薄着になりがちですが、三寒四温というだけあってまだ意外と寒い日も多いです。
すると身体は、ちゃんと防寒していた冬の時期よりも敏感に冷えを感じ取り、その結果排出活動が長引いたり、重くなったりします。

つまり、花粉症の正体は「冬の間に溜まった冷えと老廃物+春の薄着による冷えの上乗せ」の排出活動という訳です。

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この話を聞いた時はちょっと信じられませんでしたが、よくよく考えてみると思い当たる節があります。

整体に通って初めての春を迎えた昨年、夫婦で「足湯」と「禁糖」を試してみたところ、前年までの症状が嘘のように軽減したのです。
おまけに身体も軽い。
もちろん、偶然他の要因が重なっただけかも知れませんし、そもそも気のせいと言われれば否定する根拠はありません。
しかしながら、その後も度々その効果を体感している為、偶然にせよ気のせいにせよ、実際効くのだからまあそうなのだろうと思っています。
こういうのは理屈でなく、やって体感しないと絶対分かりませんね。


という訳で、花粉症退治はすなわち冷え退治。
その中でも絶大な効果のあった「禁糖」について後日書きます。

市民農園

市民農園を借りてみました。

自宅から車で20分程度、ちょうど丹沢の裾野にあり、天気が良い日は富士山を望める開放的なロケーション。
料金は年間契約で1?あたり550円。1区画30?なので16,500円です。
土地だけならもっと安い場所もありますが、ここは農具や水道が備え付けで無料、管理事務所にトイレもあり、たまに農業講習会や収穫祭などが催されるなど、初心者にはありがたい内容になっています。

案内してくれた管理のおじさんが
「(この辺りの土地は)今時期ならジャガイモがいい。3ヶ月後には新ジャガが食べられるよ」
と勧めるので、まずはその通りやってみるつもりです。


市民農園程度の規模なら当然かも知れませんが、基本的に有機無農薬栽培です。
管理事務所にはその季節や野菜に応じて色々な配合の有機肥料が備え付けてあり(有料)、何を使うかで生長度合いや味が大きく異なるそうです。

これは裏を返せば、作物によって好みの栄養素が異なるという事です。
何を植えるかで土に含まれる養分量も変化する為、植える順番や与える肥料をちゃんと考える必要があります。

簡単に例えるなら、窒素成分を好む作物ばかり連続して植えると窒素成分が不足し、育ちが悪くなるので、リンが好きな連中とカリウムが好きな連中を織り交ぜるなどして、飯の食い合いを防ぐ必要があるわけです。


その土地の気候、季節、土の状態、作物の種類、植える順番、肥料の配合など、これを頭で理解するのは不可能。体得するしかありません。

とにかくまずはジャガイモ。
そして夏野菜。トマト、きゅうり、なす、ピーマン、オクラあたりがポピュラーでしょうか。
自家製味噌を付けてかじったり、カレーにしたり、冷やしそうめんの具にしたり・・・。
夢は広がります。
プロフィール
神奈川の某メーカーに勤めるエンジニア。
現代の生活を逸脱しない範囲でいかにシンプルかつナチュラルな生き方を実践できるか模索中。
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