ボクは新しい降臨とかあるとwikiでそのキャラについて調べて少しでも感情移入するようにして楽しむ派なのだけれど、ヘパイストスのお話はあまりに面白かったので紹介したい。


ほぼwikiからの引用ですがそれ以外も調べたのでいくつかの説が混じったりしているので注意。
また今回の記事は一部卑猥な表現などが含まれますので健全な中学生以下の方は閲覧禁止とさせていただきます。




まず、ヘパイストスとはオリンポス12神と言われる、ギリシャ神話の中でも中核となる神々の一人。
オリンポス12神には主神にみんなのヒーローゼウス、パズドラ最初の降臨であるヘラ。
アテナやアポロン、アフロディーテなど、とくに有名な神々がそろっている。
まだパズドラで登場していないのはヘスティアとデーメーテールかな。

それくらい有名なオリンポス12神のひとりであるヘパイストスは炎と鍛冶の神様。
そのオリンポス12神のひとりになるところから結構面白いエピソードだった。


1、誕生

ヘパイストスはゼウスとヘラが結婚した後に生まれたヘラの子供。
これには大きく二つの説がある。
ヘラ一人で産んだとか、ゼウスとヘラの間に生まれたとか。
このギリシャ神話の神々(日本神話でもそうだけど)別に男だから子供が産めないとか、ない。
母親から産まれずとも体の一部から生まれただの、無機物から産まれただのなんでもあり。
むしろヘラという女性から産まれたというだけでもまだまともな部類になる。

で、産まれてきたヘパイストスは奇形だったとか不細工だったとか言われている。
普通、神々は美男美女でスーパーパワーを持っているんだけどヘパイストスは上手くいかなかったようだ。

ヘラは怒ってヘパイストスを地上へ捨ててしまう(!!)
ゼウスは他にも前の奥さんとの間に子供もいるし、浮気相手もいっぱいいるしそれらにたいてい子供を産ませているのだけれど、ヘラはゼウスの正妻だから、正妻の自分が醜い子供を産んでしまったことに腹を立てたと言われているようだ。

捨てられたヘパイストスはテテュスという海の女神に拾われて9年間地上で修業し、鍛冶能力を鍛え上げることにした。

という説が主だけど、異説では、ゼウスとヘラがケンカしたときにママンであるヘラをかばおうとしてゼウスの怒りを買い、地上に落されて足が不自由になったとか、そういう説もある。


2、天上界への復帰

地上で修業したヘパイストスの鍛冶(武器とか道具を作る仕事のこと)能力はすごいことになったらしい。
それこそ、 人間であるパンドラをつくりだしたのもヘパイストスだと言われているくらいだから何でも作れるし、有名なアイギスの盾(アテナがもってるやつ。もとはゼウスの持ちモノ)やらゼウスの武器である雷霆などもヘパイストス作。
見た目は不細工でも頭脳はピカイチだったのだろうね。

あ、先に言っておくとヘパイストス自体はこれだけだと理系の技術者みたいなイメージになっちゃうけど、実際は戦闘能力も高かったようだ。
人間界を巻き込んだ大戦争である「トロイア戦争」において、ヘパイストスは河の神と対決することになる。
アキレウスですら苦戦したこの神に対し、ママンに命令されて戦うことになったヘパイストスは大火によって川を蒸発させるというとんでもない力を発揮して倒している。
実はケンカも行けるクチだ。


さて、修業を終えたヘパイストスは神々のすむ天上界への復帰とヘラへの復讐を画策する。
まず、自分を追放したママンであるヘラに手に入れた技術を持って美しい黄金の装飾椅子を献上した。
ヘラはご機嫌になってその椅子に座るわけだけど、実はトラップが仕掛けられており、ヘラはいすに縛り付けられて椅子から立ち上がれなくなってしまった。

怒ったヘラはもちろんヘパイストスにこの罠を解くように言うわけだけど、ヘパイストスは条件を出す。
「ボクを神々の一人に加えてほしい」

本来ヘラの第1子なので神々のなかでも結構いいところにいておかしくないのだけど、不細工だったり奇形だったために追放されたヘパイストスだったので元の地位にもどしてくれ、ということだったのだろう。

ヘラは自分の子供だということも認めたくなかったけれど、このまま椅子に座りっぱなしというのも恥ずかしいのでこの提案を承諾。
晴れてヘパイストスは神々の一人に返り咲くことができたのだった。

「あなたの言うとおりにしてあげたでしょう。いいかげんこの罠を解きなさい」

とヘラが言うのだけど、一度母親に捨てられた子供の心の傷は深い。
ヘラのいうことを信じなかったヘパイストスはヘラの言うことが信用できずに拘束を解かない。

そこでさらにヘパイストスは要求を突き付ける
「あと、神々の中でも美しいと評判のアフロディーテをボクのお嫁さんにくれよ」
ゼウスの養女であり、この後パリスの審判で神々最高の美と言われるようになるアフロディーテを嫁によこせと要求した。

ヘラはこれも承諾。
逆に承諾してもらえると思っていなかったヘパイストスは驚いたと書いてあった。
ヘラはようやく椅子から解放されることになった。





3、アフロディーテとの結婚とアレス

 
結婚したヘパイストスとアフロディーテだったけれど、アフロディーテはヘパイストスが不細工なのが気に入らなかった。
ヘパイストスはアフロディーテに尽くしていたようだけれど、アフロディーテはヘパイストスをいつも邪険にしていたため神々の中でも二人の不仲は有名だったようだ。
なんだか、政略結婚(みたいなものを)させられたアフロディーテもまあかわいそうではある、気がする。
ヘパイストスは最高の美女を妻にできてウハウハだろうから、少々アフロがつっけんどんにしたところで、かわいいなこいつーで済んだんだろう。
でもアフロはたまったもんじゃないわ。
無理やり結婚させられた不細工と仲良くなんてできるわけがない。

そこへ、マッチョイケメンのアレスが登場する。
彼もゼウスとヘラの子であるけど、こちらはオリンポスでも1,2を争うイケメンだったようだ。
当然の流れというか、アフロはアレスと浮気を始めてしまった。

おバカで実直なヘパイストスはアフロが浮気していることには気づかない。
気付かない夫もどうかとは思うけど、まあアフロのことが好きだったんだろうか。
しかし、太陽の神であるヘリオス(太陽だからね、空からみえてるので何でもお見通し)がヘパイストスに浮気のことを告げ口する。
とうぜんヘパイストスは激高しまたもや復讐を計画することになる。

ちなみに、この後ヘリオスはアフロディーテに復讐されている。


3、浮気への復讐

ヘパイストスは二人が浮気するベッドに仕掛けを施した。
つーか、これってアフロが自宅にアレスを呼んでいたってことだよね。
なんで浮気する女性は矢口さんとか自宅に間男をつれこむんでしょうね?
せめてホテルにいかないと、バレタときの旦那の怒りはやばいですよ。

仕掛けを終えたヘパイストスはいつも通り会社に出勤(したふりをする)。
旦那が出かけた後に間男のアレスを自宅に連れ込んでことに及ぼうとするアフロ。

そこで仕掛けが発動。

二人はベッドの上で裸のまま網にとらわれてしまう。
もちろん特製の網なのでヘパイストスしか外すことができない。
ヘパイストスは二人をどうやって辱めてやろうかと考える。

そこにヘルメスが通りかかる(なぜ)
ヘルメスといえば、伝令の神。
パズドラでもなんか足が早そうな、手紙届けてそうなイラストになっていたと思う。
ヘルメスはアフロに惚れていたらしく、それを知っていたヘパイストスは「いいもの見せてやるから」といって拘束した二人を見せる。

さらにヘパイストスは他の神々も連れてきてほしい、特にこの汚嫁を紹介してくれた母上(ヘラのことね)を連れてきてほしいとヘルメスに頼む。
伝令の神であるヘルメスなので、この情報は瞬く間に神々の間に伝わり、ヘパイストスの自宅へ神々が集合することになった。


「皆さんに面白いものをご覧に入れましょう!」
とヘパイストスが醜態をさらす二人を神々に見せる。
しかし、神々は困った顔をしてしまう。
それは、二人の様子があまりに面白かったので大笑いしたかったのだけれど、自分たちは神であるから、こんな馬鹿げたものをみて大笑いするわけにいかず、笑いをこらえていたのである。

ところがアポロンが
「ヘルメスさん、あなた、確かアフロさんのことが好きって言ってたよね?一回やってみたいといっていたし、いい機会だからアレスとかわってもらったらどうだい?」
といった。
ヘルメスは
「いやいやいや、ボクのアレはアレスさんのソレに比べたら頑丈でもたくましくもないので遠慮します」
と返した。

これで笑いをこらえていた神々はこらえきれず大爆笑してしまう。
しかし、さすがにこの結婚を取り仕切ったヘラだけは笑えずにいたそうだ。

ヘパイストスは
「母上、あなたより拝領した花嫁はこのような浮気者なのでのしをつけてお返しします」

ヘラはアフロディーテを連れて神々の失笑がこだます中退散していったそうだ。

 

これにも異説あって、神々の笑いものになるバージョンと、裸のアフロがあまりに美しく、こんなさらし者になってもいいからおれも一回抱いてみてぇとみんなが言ってヘパイストスが悔しがるバージョンもあるらしい。




4、離婚後のヘパイストス


ポセイドンが離婚を仲介し、最初は慰謝料など受け取らない!といっていたヘパイストスだけど、けじめだから、とポセイドンに説得され慰謝料を受け取ってこの離婚は終結した。

結果的にはアフロに振られたヘパイストスは次にアテナに目をつける。

あるとき、武器屋であるヘパイストスの元にアテナが発注していた武器の受け取りに現れる。
欲求不満だったヘパイストスはアテナに欲情してしまい、アテナに迫る。
アテナに一発やらせてほしいと追い回すヘパイストスだったけれど、アテナは処女神なのでこれを固く、断る。逃げ回る。
一説にはバトルに発展するほど執拗に追い回したらしい。
戦いの神でもあるアテナと一戦交えるほどストーキングするヘパイストスは、さすが、といったところ。


足が不自由だったヘパイストスだけど、なんとかアテナに追いつき、一週間ためにためた精液をアテナの足にぶちまけたらしい。

変態だ。


その精液をアテナが羊毛でふき取ったところからエレクトニオスという神が産まれたらしい。
なんでもどこからでも産まれてくる神はすごい。
いや、ヘパイストスの精液がすごいのか。

ちなみに、このエレクトニオスはアテナがひきとって育てたそうだ。
アテナかわいい。







以上がwikiやらほかで調べたヘパイストスの伝説です。
変態で、粘着質なところがすごく面白い方だなあと思いました。
あとアフロが若干かわいそうだけど、まあ浮気はよくないということで。

これで次のヘパイストス降臨が楽しみになったね!!!
hepaistos