「映画・クワイエットルームにようこそ」

 

映画「クワイエットルームにようこそ」(2007年、松尾すずき監督)の感想を書きます。以下ネタバレ注意。

 

雑誌の編集者・佐倉明日香(内田有紀)は、気が付いたら病院の閉鎖病棟(クワイエットルーム)に拘束されていました。周りの人たちの証言や自分の記憶を遡ると、締切りに追い詰められてアルコールと睡眠薬を多量服用し倒れているところを救急車で運ばれたらしいことが分かります。そこから、他の変な患者たちとの共同生活が始まります。

 

特に元AV女優の西野(大竹しのぶ)が強烈でした。あと、キツイ系看護師・江口(りょう)と優しい系看護師・山岸(平岩紙)との対比が印象的でした。

 

佐倉明日香の回想シーンが入ります。つまらないという理由で前の夫と離婚し、その後前の夫は自殺。いい加減な生き方で、すごく嫌な女です。

 

仏壇の所など、変にコミカルな部分が挿入されます。この辺りがシリアスな閉鎖病棟と違いすぎて、変な感じです。この辺りは私の感覚とは合いません。

 

最後の退院直後にメールアドレスを書いた紙だけではなく、色紙の寄せ書きと似顔絵を捨てていました。この病院には二度と来ない、という決意の表れなのでしょう。退院できてハッピーエンドのような終わり方でしたが、今後の佐倉明日香の人生が良い方向に行くとは思えません。