「こころの薬箱」-SMaPG-軽い読み物

精神科・心療内科専門医・臨床心理士グループStress Management Power Group(SMaPG) at 品川心療内科の情報発信

裁判官の仕事

 裁判官の仕事って、社会的なことを知らなくてはいけないし、法律も知らなくてはいけない。しかも法律はどんどん変わる。だから全部のことがわかって、自信をもって判決書けるという人は非常に少ない。たいていは、「判例秘書」という判例検索ソフトで、過去の似たような事件の判決を探しだしては、ああ参考例があってよかった、これを真似すれば判決が書けると言って、コピペしたりしている。

 他方で、スーパーエリートであった某裁判官が、自信を持って、信念に基づいて国を負けさせ続けたところ、みごとに左遷されてしまいました。東京に戻ることもかなわずに今年の5月に名古屋で定年となりました。するとみんな、国を負けさせるとヤバいんだなとわかる。見せしめをひとりつくれば、下手に締め付けなくても、裁判官を自発的に隷従させることができる。そんな組織になってしまっている。

先輩が後輩に教えるシステムが断絶してる

基本的な司法の役割すらわかっていない裁判官がいます。なぜ、わからないかといえば、誰も教えないからです。それにワーク・ライフ・バランスで、週に何回かは早く帰らなくちゃならない。そうなると職場の飲み会もなくなる。先輩が後輩に教えるシステムが断絶してるんですね。

少数者の権利を誰が守るのか

三権分立のなかで、立法と行政は多数決原理ですから、必然的に少数者は追いやられる。その少数者の権利を誰が守るのかといったら、司法しかありません。

不眠治療で大事な「3つのP」

不眠治療で大事な「3つのP」とは

食事、運動と並び、健康を支える3大要素の1つである睡眠。「しっかり寝かせれば、他の病気も治りやすい」ことは、多くの医師が体験していると思います。本講座では、医療現場で遭遇する患者さんの睡眠問題をどう診立て、いかに対処するかを紹介していきます。今回のテーマは、不眠症の発症と慢性化に関わる「3つのP」です。慢性不眠症に対処するヒントが隠されています。


 不眠症の「P」といえば「3つのP」ならぬ「5つのP」が有名です。多くの診断・治療マニュアルにも載っているのでご存じの先生も多いでしょう。不眠症の5大原因の英語の頭文字から取ったものです。

表1 不眠の原因となる古典的な「5つのP

Physiological(生理学的要因)騒音、温湿度、照明、寝具などの環境要因や、運動不足、加齢、性周期(生理、妊娠、更年期)、シフトワーク、時差ボケなど
Psychological(心理学的要因)心理社会ストレス、孤独、睡眠へのこだわり、不眠恐怖など
Psychiatric(精神医学的要因)うつ病や不安障害などの精神疾患
Physical(身体的要因)心不全、アトピー、気管支喘息、関節リウマチなどの身体疾患
Pharmacological(薬理学的要因)薬物の副作用、アルコール、カフェインなど

 5つのPを見てお分かりの通り、不眠症の原因は実に多岐にわたります。教科書的には、これらの原因を同定してそれを取り除くことから始めるのが不眠診療の定石とされています。痛みや痒み、うつ病など不眠の原因になっている心身の症状を取り去ってやれば、不眠が軽減するはずだからです。

 この定石は、急性不眠については間違いではありません。けがや虫歯の痛みによって急に出現した不眠は、鎮痛薬などで原因を除去すると消失します。急性ストレス性の不眠も同様で、東日本大震災後にも不眠を訴える人が急増しましたが、余震が収まり元の生活環境を取り戻すにつれて2、3週間ほどで不眠患者も大幅に減りました。

 ところが、慢性不眠症についてはこの理屈は通用しません。いったん慢性不眠症に陥ると元々の原因を除去しても不眠症が改善しないことが多いのです。うつ病で長期間にわたって不眠を経験すると、うつ病が治っても不眠症状だけが残遺することが多いのはよく知られた事実です。

 実際、不眠が1カ月以上持続すると、その後に自然に治ることは少なくなります。1カ月以上不眠が続いた人のうち、70%では1年後も不眠が持続し、約50%では3〜20年後も不眠が持続していたという調査結果もあります1)、2)。すなわち短期不眠症と慢性不眠症との間には、予後を一変させる深い谷があります。

 なぜ、慢性不眠症に陥ると原因を取り除いても治癒しないのでしょうか。そのメカニズムと対策法を考える際に、今回のテーマである「3つのP」という視点が大変役に立ちます。

Spielmanらの「3Pモデル」

 不眠には、うつ病のような精神疾患による不眠もあれば、関節リウマチやアトピーの痛み、痒みなどの身体疾患による不眠もあります。このように原因は異なっても、いったん不眠が慢性化すると、ある共通したプロセスで「正常な生体反応としての不眠」から「病気としての不眠症」に変質することが研究から明らかになっています。「3つのP」とはその慢性化ステップでのリスク要因を示しています。

図1 不眠症の原因となる新たな「3つのP」(Spielmanらの3Pモデルを元に筆者が作成)

 図1には、不眠症の発症と慢性化のメカニズムを分かりやすく体系化したSpielmanらの「3Pモデル」を示しました3)

 3Pモデルの第1のPは「Predisposing factor(素因)」のPです。心配性、神経質、切り替えベタなど不眠症に罹りやすい性格傾向、ストレスに対する脆弱性、高齢や女性であることなどの発症リスク要因がこれに当たります。慢性不眠症の患者さんは若い頃から「枕が変わると眠りにくい」などの不眠体験を持っていることが多く、ストレスに対する脆弱性のサインであると考えられています。ただし、第1のPだけでは臨床的に問題となる不眠症は発症しません。

 第2のPは「Precipitating factor(促進因子)」のPです。第1のPに第2のPが重畳することで不眠症を発症すると考えられています。この第2のPがいわゆる「不眠の原因」と呼ばれるもので、心配事、基礎疾患(痛み、痒み、頻尿、うつ病)、薬剤の副作用、アルコールなどが代表的な要因です。冒頭に挙げた「5つのP」がこの第2のPに相当します。

 たとえ何らかの原因で不眠症を発症しても、第2のP(促進因子)に早期に対処できれば、短期不眠症(一時性不眠障害)でとどまると考えられています。ところが、複数の素因を抱えていたり、慢性疼痛がある、うつ病が遷延するなどの悪条件が重なると第3のP「Perpetuating factor(遷延因子)」が顕在化して慢性化のプロセスに入ります。遷延因子にもいろいろありますが、代表的なものは「不眠を悪化させる睡眠習慣」と、その結果生じる「生理的過覚醒」です。

 不眠が長引くと、焦りからやたらと早い時刻に寝床に潜り込むものの(早寝)、なかなか寝付けなかったり、短時間で目を覚ましたりします。結果的に長時間寝床の中にいる(長寝)ものの、眠れずに悶々と過ごす苦しい時間も長くなり、これが負の条件付けとなって寝床恐怖、寝室恐怖を引き起こして不眠が悪化します。逆に寝室外では身構えないため、思いのほか長時間の昼寝をしている人が多いのも特徴です。長すぎる昼寝も不眠を悪化させます。慢性不眠症で悩み始めると大部分の患者さんが「早寝」「長寝」「昼寝」という不眠を悪化させる睡眠習慣に陥ることが分かっています。

 もう1つの「生理的過覚醒」とは、慢性不眠症の結果として生じる、覚醒度を高める身体的変化です。例えば、夜間の交感神経緊張、代謝率の亢進、体温上昇、心拍数増加、コルチゾールやACTH(副腎皮質刺激ホルモン)の過剰分泌などです。これらの身体的変化によって就床時刻でも眠気が抑えられ、また睡眠の質が低下します。いったん生理的過覚醒が出来上がってしまうと、原因が除去されても不眠症状は容易に改善されなくなります。つまり原因から離れて不眠症が一人歩きを始めるのです。

3つのPが不眠治療を変える

 不眠症を「3つのP」の視点で理解することは、不眠治療のあり方にも貴重な示唆を与えてくれます。先述のように、不眠症は長引くほど自然寛解しにくくなります。従って、不眠症(夜間の不眠症状+日中の機能障害)が長引いたら、放置せずに早めに治療に取り組むべきです。不眠症の出現から1〜3カ月が治療を開始すべき1つの目安になるでしょう。この時期であれば薬物療法を行っても短期間の服薬で減薬・中止できることも少なくありません。

 また、慢性不眠症の治療では、第3のPである遷延因子を軽減するアプローチが有用です。薬物療法に加えて、患者さんが陥りがちな「早寝」「長寝」「昼寝」などの不適切な睡眠習慣を修正する認知行動療法が慢性不眠症に非常に効果があることが明らかになっています。認知行動療法をベースにした睡眠習慣の指導法については次回ご紹介します。

まとめ
・不眠症の発症と慢性化に関わる「3つのP」がある
・いったん慢性不眠症に陥ると原因の除去だけでは改善しにくくなる
・慢性不眠症の患者さんは共通した悪しき睡眠習慣に陥りがち。逆にそこが指導のポイントになる



【参考文献】

1)Morphy H, Dunn KM, Lewis M, Boardman HF, Croft PR. Epidemiology of insomnia: a longitudinal study in a UK population. Sleep. 2007;30(3):274-80.

2)Buysse DJ, Angst J, Gamma A, Ajdacic V, Eich D, Rossler W. Prevalence, course, and comorbidity of insomnia and depression in young adults. Sleep. 2008;31(4):473-80.

3)Spielman AJ, Caruso LS, Glovinsky PB. A behavioral perspective on insomnia treatment. Psychiatr Clin North Am. 1987;10(4):541-53.

斎藤健農水相 恫喝された

" 現役閣僚である石破派の斎藤健農水相も14日の集会で、安倍首相を支持する国会議員から「内閣にいるんだろ。石破茂元幹事長を応援するなら、辞表を書いてからやれ」と恫喝されたことを暴露。斎藤農水相は議員の名前こそ伏せたが、安倍側が石破派議員や石破氏支者に対して猛烈な圧力をかけていることが白日のもとにさらされたのだ。

「やっぱり、彼(斎藤農水相)に対して、若くして大臣になりましたから、若いというのは当選回数がね、ですからそのなかで、そういういろいろジェラシー等もあるんだろうと思います。そういう世界ですから。それを前提にね、『自分は大臣になってないのに君は大臣になったじゃないか!』と言う人もいるかもしれません」  

安倍首相は当初、「本当にそういう出来事があったのかどうか」と打ち消していたはずなのに、いつの間にか妙に生々しい話になっているのは、これはもう、本当は“犯人”をよく知っているということではないのか。

実際、永田町ではいま、斎藤農水相に「石破支持なら大臣を辞職しろ」と圧力をかけた議員が実名で取り沙汰されているという。全国紙の官邸担当記者が苦笑いしながら解説する。 「まことしやかに名前が挙がっているのが、西村(官房副長官)さんと萩生田(光一・幹事長代行)さんですね。すでに複数の自民地方議員から圧力発言をバラされたように、西村さんはこの間、石破支持に回りそうな議員に対して露骨な締め付けをやってきた。萩生田さんも度々メディアへ圧力文書を送りつけたり、政敵を貶める怪情報を流すなど暗躍している。萩生田さんと西村さんは2003年初当選の同期で歳も一つ違い、萩生田は当選5回で西村は6回と、ともに入閣適齢期だけど大臣経験はない。一方、斎藤大臣は、年齢こそ上ですが、二人より少ない当選4回で登用された。総理がわざわざ言わなくてもいいのに『ジェラシー』とか『当選回数』とかと口を滑らせたのは、懐刀である萩生田さんか西村さんをイメージしていたとしか思えませんよ」 "

"カップル女「ねえ頭のいい女と顔のいい女どっちが好き?」 カップル男「どっちも好きじゃないよ。僕が好きなのはキミだから」"

"カップル女「ねえ頭のいい女と顔のいい女どっちが好き?」 
カップル男「どっちも好きじゃないよ。僕が好きなのはキミだから」"

低いのは店員のレベルではなくお前の収入だ

“どこで読んだか忘れたけど、300円の牛丼食べに行って店員の態度がどうのこうのって言ってる奴は叙々苑にでも行け、低いのは店員のレベルではなくお前の収入だっていうのはまさにその通りだと思う。”

郵便局でアフラックを売る

郵便局でアフラックを売る

「自動車免許試験場には、普段接することがないようなありとあらゆる種類の人がいる」

"
時々、文化人が「自動車免許試験場には、普段接することがないようなありとあらゆる種類の人がいる」みたいなことを言います。それこそ金持ちも貧乏人もホワイトカラーもブルーカラーも無職も社長も誰もが集う珍しい場所、という意味でしょう。

 確かにいろんな店にしても、なんとなく似たようなクラスタの人が集う店というのはあるわけで、居酒屋やバーひとつとってもなんとなくそこに来る人々の種類は分かれている。
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昔話とサル山と権力者と 心が発達不全の、体だけ大人という人達

河合隼雄の中空構造とか話に出ていたのだが
そのようなことを考えた当時の日本の社会の特殊性がわかるだけで
日本社会という歴史を通じてのパースペクティブなどなにもないことが今になってみるとよく分かる

たとえば
現在問題になっている日大アメフト指導者、レスリング指導者、ボクシング指導者、
更に政治の世界で言えば権力者のお友達が優遇されて当たり前、
財務官僚は政治家を守るために文書改ざんまで実行する
そして権力者の気に入らない筋である文科省は次々に叩かれ干されて見せしめにされる

この状態は、近代政治思想の一部が理想として想定する理想市民のあり方ではない
倫理も法も公平で厳格な父親的思想もない
自己の利益とワガママとを一貫させているばかりで
いってみればヤクザ映画で描かれている社会そのもののようである

自分を歴史の中に置き直してみて
現在の自分のあり方を評価する態度がない
「自分は歴史の男である」とか言ったらしいので、まさにその観点が欠落しているのである

やはりユダヤ教的・キリスト教的神の不存在が決定的なのかと思う

妻が意見したからそれに従い自分は辞任する
などの話は実に「法」「社会」「広い共同体」の観念が欠落している

生育歴の中で反社会的勢力との交流があったと自分で話しているようで
その後の人生を見ているとそれ以上には発達できなかったようである
大人の体をしているだけである

ーーー
話はもとに戻って
日本の昔話に「日本人のこころ」が現れているだろうというのであるが
昔話の中にも現在の自分の夢想する日本社会しか見ていなかった

同じことは
河合隼雄の兄がサル学でやっていたことと同じだ
サルの社会を観察して発言していたことが実は発言者の周囲の現在の人間の社会を投影していただけであり
科学的観察ではなかった
現在ではサル山についての別の味方も提案されている
ーーー
「自分は歴史の男である」とか意味空疎な大言壮語する癖のある人間、しかし現実に子分を従えていて、子分たちは反発できない程度に支配されている状態についてなにか解説するのだが、
簡単な方法は、「一見するとAであるが実はその正反対のBが隠されていて、それを隠すためにAが強調されている」という程度の俗流心理解説がよく使われるので、ここでも応用してみると、
いくつも話が作れるだろう

強がっているけれども、本当はこころの弱い人なのではないか
子分が自分を慕っていると言っているが実は信用できなくて孤独で怯えているのではないか
強い父親的イメージを売り物にしているが実際は太っ腹な母親的態度で周囲を甘やかして、それと引き換えに自分の権力を築いてきたのではないか
など
ーーー
権力は理想的には恣意的運用を徹底的に排除し
一種の機関となり、個人的事情や恣意性は完全になくなるように運用するのが正しいと
勉強した人ならば心するはずであるし、周囲の人達もそのような観点で見守り、注意もするだろうし、
何より先輩にあたるの人たちの助言があるはずだろう
しかし耳に痛いことをいう者は排除する、これが独裁者の流儀でありいま日本社会にあふれている
心が発達不全の、体だけ大人という人達のなんと多いことか
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