windows10-sleep-image

Windows 10のアップデート期限があと数日となりました。Microsoftの熱いお誘いに負けてアップデートしてしまった人もいれば、慌ててアップデートした人もいるでしょう。

ここで問題になるのが、そのPCがWindows 10に正式に対応しているかどうかです。正確にはPCにインストールされているドライバがWindows 10に対応しているかどうかです。また、特にメーカーによって深くまでカスタマイズされているノートPCではシステム周りに不具合が出ることも少なくありません。

今回はその不具合のうちの一つである「Windows10をインストールしたPCが勝手にスリープしてしまう」現象の対処法をご紹介したいと思います。

Win10にアプデ後、2分後に勝手にスリープしてしまう

win10不具合

この症状は、元々Windows 7が入っていたPCをWindows 10へアップデートした際に発生しました。症状は、キーボードやマウスを触れずにいると「きっかり2分後にスリープ」してしまうというものです。

SSDが入っているPCではスリープからの復帰が早いため、「Windows10アプデ後に勝手にディスプレイが消えてしまう」というふうに勘違いしてしまう方もいるかもしれませんが、イベントビューアからログを確認することで、ディスプレイ消灯ではなくスリープしてしまっているという事が判断できるかと思います。

また、この現象はコントロールパネル内にある電源オプションのプランで設定された時間とは無関係に発生し、また、時間を計ってみるときっかり2分後にスリープしてしまうことがわかりました。

調べてみると、コントロールパネル内にある「コンピューターをスリープ状態にする」の設定項目の数値を伸ばす、メーカー製PCでエコ管理ソフトや省電力ソフトがインストールされている場合は設定を見直す・アンインストール。するという解決方法が記載されていましたがそのどちらも効果がありませんでした。

エコ管理ソフトをアンインストールするのは、Windows 10にアップデートしたことによってソフトに不具合が発生している可能性があるためですが、この記事をご覧になっている方はそのどちらも確認済みかと思います。
以下、上記の方法で解決しない場合の対処法を記します。

Win10でスリープ不具合が発生した場合はレジストリ修正!

windows10-sleepbug

Windows 10で勝手にスリープしてしまい、コントロールパネル上の設定が効かない場合はレジストリを強制的に変更することで不具合が解消できます。


win10-sleep-regedit1

まず、キーボードの「Windowsキー」と「Rキー」を同時に押して、[ファイル名を指定して実行]を起動します。
次にファイル名を指定して実行に[regedit]を入力し、「OK」をクリックします。
個人で使用しているPCであれば問題ないかと思いますが、ユーザーアカウント制御ウィンドウがでてくるので「はい」をクリックします。


win10-sleep-regedit2

「レジストリエディター」が起動したら、以下のキーに移動します。
「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Power\PowerSettings\238C9FA8-0AAD-41ED-83F4-97BE242C8F20\7bc4a2f9-d8fc-4469-b07b-33eb785aaca0\DefaultPowerSchemeValues」

DefaultPowerSchemeValuesに移動したら、上の画像にあるように

・381b4222-f694-41f0-9685-ff5bb260df2e
・8c5e7fda-e8bf-4a96-9a85-a6e23a8c635c
・1841308-3541-4fab-bc81-f71556f20b4a

の3つのサブキーが登録されています。

これが順に上から電源オプションにある

・バランス
・高パフォーマンス
・省電力

を表しています。


win10-regedit

更にその中に、ACSettingIndex(AC充電中)とDCSettingIndex(バッテリー使用中)の2つが登録されているので、このデータを書き換えます。

例として「ACSettingIndex」をダブルクリックすると、ここの「値のデータ」が[78]となっています。これが16進数で120秒、つまり2分を表しているので、今回の症状である「操作終了後2分でスリープしてしまう」という症状が発生しているわけです。

値自体は右の表記で10進数を選ぶこともできるので、例として15分後にスリープさせたい場合は60×15=900となるので、「900」を値のデータに書き込み、10進数を選択してOKをクリックすれば適用されます。

設定は再起動後に有効になるので、一度PCを再起動させる必要があります。
Windowsの設定画面上の操作でどうしてもスリープの不具合が解決できなかったという人は、レジストリ編集をためしてみると良いでしょう。