(旧)牧師のひとり言

東京都国立市にある国立のぞみ教会の旧「牧師のひとり言」です。 2021年11月より新しいブログになりました。

当ブログは新しいサイトへ移行しました
https://pastorkenta.com/

【国立のぞみ教会 Address】
牧師 唐澤健太
〒186-0002
東京都国立市東3-15-9
TEL&FAX 042-572-7616
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郵便振替 00190-7-48385 国立のぞみ教会

平和講演会

八法亭みややっこ「憲法噺」

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 23日(日)の午後高座教会において平和講演会が行われました。今年は平日は弁護士として活動され、週末は落語家八法亭みややっことして「憲法噺」をされている飯田美弥子さんを講師にお招きしました。私の父親が落語が大好きなので、その影響でしょうか神学生になってからよく落語を聞くようになりました。古今亭志ん朝の噺が声色やリズムなど一番好きです。

 「憲法噺」ってどんな風に話されるのかとても楽しみにしていましたが、本当に面白かったです。条文の説明などどうしても眠くなりがちな話を、くすぶり、笑いを取り入れながら聴衆を引きつけ、1時間30分くらいだったでしょうか語りつけてくださいました。

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高座教会の講壇が「高座」に早変わり

 「憲法とは」というそもそも論から、自民党改憲草案の問題点をしっかりとわかりやすく伝える噺はまさに「芸」といえるものでした。みややっこさんの博学に驚きました。

 この秋には三選を決めた首相が改憲を具体的に進めてきます。国家権力を縛るはずの憲法が、国民を縛るものへと変えられようとしています。こんなめちゃくちゃなことがお金や組織の持っている者たちが有利な形で進められています。貴乃花問題など大した問題ではありません。安倍晋三のこそ大問題です。9条だけの問題ではありません。一人一人よりも無形な「国」というものが第一とするのが、自民党が変えようとしている憲法案です(そもそもそれを憲法と呼べるのかどうかという問題がありますが、、、)。


 少し前のものですが、みややっこさんの「噺」がYouTubeにあったので貼っておきます。ぜひご覧くだい。



 
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内容

平和講演会2011 「すべての生命に出会えてよかった」

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桃井和馬さんの平和講演会が本日午後1時から高座教会で行われた。この平和講演会は例年出席者が少なく、とても広い高座教会の会堂がより広々と感じてしまうようなことが多いが、今回は例年より遥かに多い出席者がありとても嬉しかった。

 桃井さんの話は昨年4月に東京三教会合同退修会でお聞きしたことがある。その時にとても感銘を受けて、ぜひ中会でも桃井さんをお呼びしてお話を伺いたいと願って、今回お招きすることになった。計画の当初私たちの中でイメージしていたことは昨年、聞いた講演の筋を考えていた。 テーマも近著である『すべての生命に出会えてよかった』として、世界140カ国、紛争地や大自然を巡り歩い桃井さんだから語られる言葉に耳を傾ける計画であった。それが今年の1月の終わりだった。その後、あの3・11が起こった。 

 桃井さんは講演の冒頭で、「今、この時3・11を踏まえずには語れない」として、ご自身が3・11から4日後に被災地に入り撮影した写真を多く使って「今、この時」私たちが転換点にいることを熱く語られた。被災地を切り取った一枚一枚の写真は、やはりプロのそれだ。その時がそのまま写真に閉じ込められ、私たちの前に表現されている。その一枚一枚に思わず唾を飲んだ。

 原発の問題についても、これまでご自身が誠実に向き合ってことなかったことを告白されつつ、「電力という名の人間の欲望の果てが福島ではないか」との問いかけには迫るものがあった。今回の大震災を「マーケット」として見る人間の現実がある。それはいかなる世界なのか。これでよいのか。その一つ一つの言葉が私たちに問いを突き付けてきた。

 講演そのものは、昨年の方が洗練されクリヤーな切り口だったと私は思った。しかし、「3・11」を経験した「今」を切り取り言葉を紡ごうとするところに、写真家――本人はご自身を表現者と定義するが――桃井和馬の立ち位置がよく現れた講演であったと思う。その意味でも2011年の平和講演会としてはもっとも相応しい講師があらかじめ備えられていたのだと思わずにおれない。

 今年の平和講演会を通して教えられたことは、人間の傲慢を砕かれ、今一度創造主の前に謙虚に生きること。そこから「平和」への歩みが始まるということだ。決して人間が「トップ」なのではない。人間の力が及ばない世界、領域を謙虚に受け止めること。原発のことも含めて、今、私たちの生き方の転換が問われている。そのことを深く思い巡らした講演であった。

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【平和講演会】写真家桃井和馬さんを迎えて

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桃井

 昨年東京三教会合同退修会でお招きしたキリスト者であり、フォトジャーナリストである桃井和馬さんを今年は日本中会神学社会委員会主催の平和講演会の講師としてお招きする。

 世界140カ国をめぐり歩き、紛争や環境破壊を始め、人の「生命(いのち)」の現場を見つめてきた桃井さんの「証言」を聞く時です。今回の東日本大震災の被災地にも入り、取材を続けておられます。

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※ご本人の許可を頂いて画質を下げて掲載しています。転載はご遠慮ください。

 桃井さんが「現場を切り取った」多くの写真と現場を見た者だけがもつ説得力が私たち一人一人に迫ってくること間違いないしです。どなたでも参加できますのでぜひお越しください。

≪平和講演会≫ 「すべての生命にであえてよかった」
日時:5月21日(土) 午後1時から午後3時30分
場所:高座教会 神奈川県大和市南林間2-14-1 TEL:046-274-1370
講師 桃井和馬さん 公式HP http://www.momoikazuma.com/

〈講師プロフィール〉

1962年生まれ。写真家、ジャーナリスト。

日本基督教団経堂緑岡教会教会員。

これまで世界140ヵ国を取材し、「紛争」「地球環境などを基軸にしたプロジェクトを通し独自の切りで「文明論」を展開している。講演・講 座の他、テレビ・ラジオ出演多数。第32回太陽賞受賞。著書に『この大地に命与えられし者たちへ』清流出版、『生命がめぐる星 』『もう、死なせない! 』ともにフレーベル館。『観光コースでない アフリカ大陸西海岸』(高文研)ほか多数。近著に『すべての生命にであえてよかった』(日本キリスト教団出版局)、妻と最期の十日間』(集英社新書)がある。環境写 真プロジェクト「EYEWITNESS」共同代表。


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【予告】桃井和馬氏を迎えて! 平和講演会

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まだ随分と先だが、カンバーランド長老教会神学社会委員会が毎年行っている「平和講演会」に今年はフォトジャーナリストの桃井和馬さんをお招きすることになった。

桃井さんには昨年、東京三教会合同退修会でも講演をしていただいたが、三教会だけではもったいない! ぜひ多くの人に聞いてほしいと思い、平和講演会の講師を依頼したところ、快く引き受けてくださった。

このブログでもチラシなどができたらあらためて案内するが、取り急ぎ日程だけ(会場は現在交渉中)でもお知らせしたい!

2011年5月21日(土)午後1時から3時30分 


桃井和馬さんのHPは
http://www.momoikazuma.com/index.html

近著としては


ぜひ皆さんのスケジュール帳に予定を入れておいてください!
 
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