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渋谷のTSUTAYAで見つけた本です。パラパラと見たら言葉が洒落ていました。いくつかの単語を引いてみて、なるほど、と思ったり、へえ〜と関心したり、気づいたらニンマリしました。それに素朴だけど状況をよく表現しているイラストも気に入りました。それに「ロマンス」ってなかなか考えないですね。特に、今の年齢(還暦超えてます)になると、なんかどっかに忘れてしまったようです。しかし、人生にロマンスは大切です。何歳になったって、ロマンスと無縁でいるのは悲しいです。そこでこの本からロマンスを見つけるヒントになる言葉をひろってみました。皆さんの心にもロマンスが芽生えてきますよ。まず、冒頭の著者の言葉を紹介します。

 

日常に「ロマンス」というフィルターを

本書は単なるフィルターである。そこに正解など存在しない。だからこそ、本書を手がかりに、日常の中に隠されたロマンスを見つけ出していただきたい。この世界という舞台は、視点というスポットライトの当て方をほんの少し切り替えるだけで、悲劇にも、喜劇にもなり得るのだ。引くのでも、読むのでもなく、ただ感じるつもりで、どうか思いのままにページをめくっていただきたいp003)

 

なるほど、日常にあるいろんなことをロマンスというフィルターを通してみる・・・すると、同じものが違うものに見えてきます。いつもと違うフィルターを通してみると、心にゆとりが生まれ、気づいていないことに見えてきて、その結果、視点を変わったりするのでしょう。では、私が気に入った言葉をいくつか紹介しましょう。

 

終電

ロマンスの足りない夜にわざと逃すもの。(p092)

なるほど・・・関係性の発展させるのも、ちょっとした口実が欲しいものです。そんな時に「終電終わっちゃった!」というのは仕方ないかと思える理由づけになりますね。だから、禁句なのは「タクシー使えば・・」ってやつでしょう。

森羅万象

(1)この宇宙に存在するすべてのもの。

(2)ベッドに入った後、明かりの次に消える君以外の一切。(p098)

これはすごいです。この宇宙に存在するものが、「君」だけになってしまう究極のマジック。それは明かりを消すことだった。誰にもできそうで、そこまでどう運ぶというのが至難の技です。だからこそ、ロマンスの意味も価値もあります。それにしても、「君」以外は消してしまい、世界を二人にものに変えていくのです。まさにロマンチック!

すれ違い

何度でも巡り会えることを証明するための愛の試練。(p105)

携帯やスマホが発明されてから、私たちはこの試練から逃れています。しかし、すれ違いあるからこそ、燃え上がる相手への想いから焦燥感をもったり、押さえきれない感情と向き合うのです。それもロマンスの貴重な1ページだったはず。そんなものが一切、なくなったのは残念です。試練を乗り越えてこその愛であり、その物語が素敵なロマンスになるでしょうに。

図書館

先人たちの恋を覗き見られる、ロマンスの貸し出し施設。(p 142

まさに文学とは何かを考えさせられます。古典であろうと、現在のベストセラーであろうと、文学は性愛を探求します。だからこそ、図書館は先人たちの恋を知る貴重なアーカイブと言えます。私が思い出したのは、大学の卒業論文で、ゲーテの『若きウェルテルの悩み』を題材に、3角関係で悩み自死する人の精神構造を論述したことでした。文学とはまさにロマンス、甘いと同時に危ないものです。

温もり

ちょうど、君の体温。(p160)

これは温もります。君がそばにいてくるのを理屈でなく肌で感じられる時、心が温もります。人肌の気持ちよさもありますが、何よりもそれが「君」であることの安心と幸福がその温さに溢れているでしょう。

ホットココア

胸の奥をあたためてくれるカップの中の暖炉。(p207

ほっこりとする時間。それは日々の中で大切なひとときです。その時にあったかいココアがあるとなんともジワーとあったかさが広がります。カップの中の暖炉とは言い得て妙です。まさに、暖炉の火のように体を芯から温めてくれる飲み物です。

胸ポケット

君へ贈る一輪の花を押しておくのにちょうどよい服の切れ込み(p 233

これはキザです。そんな風に花を差し出して絵になる人になってみたいです。また、そんなことをした時に、どんな一言があれば、その行動が自然であり、粋であり、相手の気持ちに刺さるのかな、なんて想像しました。そんな風に、一輪の花を誰かに送ってみたいです。

ルール

夫婦や恋人同士の感情という荷物を積んだ不安定な汽車が転倒しないよう、あらかじめ敷いておいた方がよい線路。(p 269

チャレンジですね。転ばぬ先の杖です。夫婦にしろ恋人同士にしろ、感情が暴れ出すと大変ですが、感情が発露しやすい関係でもあります。それに翻弄されたり、鍛えられたりするのも、二人の関係を深くしていく試練でもあります。その二人の熱い感情のもとで、その状態を冷ましてくれるルールが作れると素敵です。しかし、どんな風にできるのか、私にはまだ謎ですけれど。

 

いくつかの言葉を紹介しましたが、どの言葉の定義もキラキラしていて、味わい深いと感じます。ロマンスを見つけるにも、ロマンスを発展させるにも、言葉が鍵ですね。ちょっと洒落た表現を使うことができればそれこそ、そこにロマンスが生まれます。

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