2021年12月10日

蔵の奥から~塩野七生氏『皇帝フリードリッヒ二世の生涯』

新潮社刊で上下刊。
現在は文庫本も出ていますが、単行本で読了しました。



左高例(さだかれ)氏の『神聖じゃないよ! 破門皇帝フレデリカちゃん』(『小説家になろう』で連載され、現在完結済。書籍版もあるようです)を読んだ際に、フリードリッヒ(フリードリヒ、フェデリーコ《イタリア語》)二世って破天荒な人だなあと思っていました。
先日書店を訪れた時に文庫版の『皇帝フリードリッヒ二世の生涯(しょうがい)』上下巻を見かけたので、地元図書館でこの本を借りて読んでみることにしました。


ローマ法王(教皇)が無理難題をやれと言い、失敗したとしても異教徒と戦って大量の血を流した王へ称賛すること厭わず、というのはなんともはや。
暴力が当然だった時代の異端児だったフリードリッヒ二世は、法王庁からしても扱いにくい皇帝だったのでしょう。
皇帝陛下からは現代人に近い気配がそこかしこに感じられ、合理的且つ理性的な君主が中世という荒波を巧みに渡ってゆくかに見えます。
皇帝陛下は人間的にかなり魅力的な人だったようで、終生忠誠を誓う人物が何人も現れています。


人が狂おしくなるのは基本的に嫉妬と恋愛と信仰と金銭なのかなあ、と思うことしきり。
それこそが人間の本質なのでしょう。
聖職者は人間らしさを体現した存在故に、狂おしく見えてしまうのかもしれません。


フリードリッヒ二世はこの時代の人々の思考を先取りし過ぎる程に考え方が先行していて、まさに『一人ルネッサンス』という感じです。
やり手のカリスマ社長みたいな人だったのかもしれません。
一代で成り上がった、有能極まる切れ者。
それ故に、彼の死後は彼の作り出したセカイが保たれなかったのかもしれません。

それでも、英傑の見た夢は素晴らしいモノだったと考えます。
敵視する人々にずっと奇異な気持ちを抱かせ続けたにしても。




以下、引用。


【中世とは、支配者が各地を巡回してはその他の有力者や領民の代表たちと会い、彼らの前に自らの肉体をさらすことで支配権を確実にしていた時代でもある。(後略)】

【(前略)徹底して信頼されたうえで徹底して活用されることも、男にとっては喜びになるのでは、と思ってしまう。(中略)そして、これだけの協力者ともなると、信頼おける情報の提供者にもなる。(後略)】

【(前略)既得権階級とはえてして、理解させるよりも理解させないために策を弄するものなのだ。(後略)】

【歴史を書きながら痛感させられることの一つは、情報とは、その重要性を理解できた者にしか、正しく伝わらないものであるということだ。(中略)情報を活用できるのは、見たくない現実でも直視する人だけなのである。】

【(前略)反対の声は常に高く、賛成の声は常に低い。(後略)】

【(前略)自分の考えだけが正しい、と信じている人に、別の新しい道を示すのは、中世にかぎらずいつの世にも難事なのである。】

【最も成功する女の操縦法とは、隠さない、捨てない、不可能なことはできないが可能なことならばすべてやる、という、ごく普通のフェア・プレイしかないのである。これをある人は、「正直」という言葉で表現している。「正直」に振る舞われては、恨んだり怒ったりすることもできないではないか。】

【(前略)歴史は勝者によって書かれる、と言われるが、声の大きかった人々によって書かれる率のほうが高かったのではないか。】


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2021年12月05日

RXな4AAA系フラッシュライトを購入しました

某日。
近場の日用大工用品販売店(ホームセンター)の折込広告にて、ジェントス(旧サンジェルマン)のRX(REXEED、レクシード)-044Dが税抜二九八〇圓から二〇八〇圓に値下げし販売される旨を見かけました。
ほほう、いいじゃないか。
事前に少し調べてみると、その懐中電灯(フラッシュライト)はジェントス株式会社創業四〇周年記念製品のひとつだとか。

時間を見つけてくだんの店に行ってみると、一点だけ残っていました。
皆さん、動きが早いのです。
さっそく購入してみました。


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【製品仕様】

◎最大直径:三八ミリ
◎全長:一二九.一ミリ
◎本体重量:約一六七グラム(電池込み)
◎使用電池:単四型アルカリ乾電池を四本
◎明るさ:約四五〇ルーメン(最大様式〈マックス・モード〉時)
◎実用点灯時間:約二時間(約四五〇ルーメン、最大様式時)、約三時間(約三〇〇ルーメン、高等〈ハイ〉様式時)、約六時間半(約一五〇ルーメン、中等〈ミッド〉様式時)、約四五時間(約二〇ルーメン、経済的〈エコノミー〉様式時)
◎照射距離:約二八五メートル(最大様式時)
◎落下耐久力:二メートル落下耐久
◎照射特性:手動式焦点制御(スライドフォーカスコントロール)を採用し、鏡筒部分を前後に動かすことで照射角調整が可能
◎使用光源:高輝度小片型(チップタイプ)白色LEDが一個
◎保護等級:耐塵・耐水仕様(IP66準拠)


※IP66は強風による粉塵(ふんじん)が機器内部に入らず、豪雨でも浸水しない防塵防水仕様のこと。
台風などの激しい雨でも大丈夫。


【特長】
◎最大様式を含む四段階の調光機能
◎円形照射(サークルビーム)による美しい照射面
◎軸尾式電気回路開閉器(テールスイッチ)
◎最大様式、高等様式、中等様式、経済的様式のそれぞれを点灯してから数秒後に電気回路開閉器を押すことですぐに消灯可能なインスタントオフスイッチを装備


【附属品】
◎吊り紐(ストラップ)
◎動作試験用乾電池(パナソニックのアルカリ乾電池)が四本


二〇一九年七月の表示がありますので、これが製造年月だと思われます。
仕様を見る限りでは、随分と本格的な懐中電灯のようです。
ちゃんとした電池が入っており、購入した時にはレシート化された保証書まで附いてきました。




実際に経済的様式の点灯で夜間歩いてみましたが、街灯が点在し所々灯りの無い場所のある地域では約二〇ルーメンでも充分な力を発揮出来ているように思われました。
二〇でなく三〇~四〇くらいはありそうな感じですので、個体差のあるLEDでも当たりを引いたのかもしれません。
或いは、単なる勘違いかもしれませんけれど。

夜間登山だとか野営だとか灯りのまったく無い場所を歩くのでもない限り、これくらいの灯りで必要充分だと愚考します。
やたら明るいと誤って人に照射した場合、 あまり好ましくない事態に発展しかねません。
二〇〇だ三〇〇だといったルーメン数は、街中の夜道を歩く際には不要かと愚考します。


アルミニウムもしくはアルミニウム系合金の外装ゆえか、冬場は素手で触ると冷たく感じられます。
マスキングテープを貼って、冷たさを軽減することにしました。


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少し可愛らしくなりました。



ジェントスが自社で管理するフェイスブックによると、RX-44Dは二〇二一年の売り上げ第二位の製品だとか。
ちなみに一位はRX-32D。
単三型乾電池二本を使うRX-32Dは、手持ちの他の懐中電灯が破損した時の購入候補にいいかもしれません。

現在夜間に歩く際にはオーム電機の懐中電灯を主力的に使っていますが、防塵・防滴仕様ではないので雨天時がちと心配です。
そういった意味で、今回購入の懐中電灯は渡りに舟という感じでした。

様々な環境下でも使えそうな高性能系懐中電灯がお買い得価格で入手出来てよかったです。


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【少しマニアックな知識】

4AAA:単四型乾電池を四本使用するという英語表現。今回購入したRX-044Dがこれに該当します。

2AA:単三型乾電池を二本使用するという英語表現。

ちなみに単五型乾電池はN、単二型乾電池はC、単一型乾電池はD。


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2021年11月30日

宵待月の夢~第百五十二夜

こんな夢を見ました。

明日は引っ越し当日。
それなのに、ダブルサイズなマットレスやら食器やらは全然片付いていません。
若い男性が何人も室内にいますが、わたしとの関係性は不明。




別の日の夢。

東京や横濱辺りの都会に住んでいます。
今日は天気がいいから、エヴァの映画でも観に行こうかな?
田舎に帰ったら、観に行くのは大変ですから。
あ、でも三日後には引っ越ししないと。
どうにかなるかな?
既に退去日は不動産屋さんに言ってあります。
今から変更は出来ません。

まあ、なんとかなるでしょう。




また別の日、こんな夢を見ました。

母と夕食を共にすると約束し、外出。
出先で料理店を発見。
お店の人と会話しているうちに、何故かお店の人の自宅で料理をいただくことに。
おうちに行くと、見事な女世帯。
洗い物が沢山あったので、洗い物をしますと自発的に言って洗います。
手元がすべって二個破損。
後で弁償することに。

あ、母に夕食はよそで食べると連絡しなくちゃ。




そしてまた別の日に見た夢。

自宅にいます。
呼び鈴が鳴ったので出てみると、小学生から高校生までの女の子が五、六人。
宗教の勧誘?
同行しているらしき他の女の子たちが庭に侵入したので、注意しました。
なんだか変です。
この子たちはなんなのでしょうか?


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2021年11月25日

黒騎士曰く

『ファイブスター物語(通称FSS)』の登場人物たる『狂乱の貴公子』デコース・ワイズメル曰く。

「自分の使う道具を手入れしない奴はバカ者だ。」


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2021年11月20日

小川洋子氏曰く

『遠慮深いうたた寝』(河出書房新社刊)より。


【(前略)文章自体が無神経な作品はどこか信用できない。結局は、見かけだけの薄っぺらなエネルギーを振りまいているにすぎない、という気がする。小説における言葉の美しさとはつまり、一文一文、一語一語に対する慎重さに尽きるのだ。】


【(前略)作業には、読者が味わう疾走感とは正反対の、足踏みの時間がうんざりするほどかかる。】


【(前略)自分が理解できる範囲などたかが知れている。(後略)】


【小説の難しさと面白さは、理屈を超越した世界を、論理的な文法を持つ言葉で表現しなければならない点にあると思う。(後略)】


【(前略)分からない場所にこそ、本当に知らなければならない真実が潜んでいる。】


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2021年11月15日

夢・クリエイション的な会社の作った昭和後期的ステーショナリー

とある中古品店にてバンダイのパレッタコム不完全版を三〇〇圓で入手しました。
鋏(ハサミ)とホッチキスとカッターナイフの留め具と説明書とが欠けている状態ですけれども、この機を逃しては今後入手するのも極めて困難かと考えて購入。

一九八六年(昭和六一年)に発売。
他に漆黒仕様や三角形仕様も販売された模様です。

台形の青色系セロテープカッターですが、中に入れてあったセロテープが劣化してでろでろになっていたので丹念に洗いました。

実用性を考えると首をひねりそうな感じの製品ですが、おもちゃの延長線上にあるモノと考えた方がいいのでしょう。
おそらくは。
昨今の文房具はそういった感覚があまり感じられないので、経済的余裕や社会的余裕が必要なのではないでしょうか。

こうした遊び心も時には大切かと愚考します。


それはともかく、珍しい品を入手出来ました。


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2021年11月10日

売っている、売られている

電脳世界の小説や記事などで時折見かけるのですが、「~が売っている。」といった表現を見かける度にもやっとします。

「~が売られている。」もしくは「~を売っている。」が本来的表現でしょう。
国語の時間にそういったことは習ったと思うのですが……。

ただでさえ、『い抜き言葉』や『ら抜き言葉』などが溢れる電脳世界の言葉遣い。
なんでもかんでも厳格に使う必要は無いんじゃない? と言われるかもしれませんが、基本はきちんとしておいた方がいいと思います。
間違った表現を読んだ人たちがそれを正しいと鵜呑みにして、同じようにやらかしてしまわないようにするためにも。


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2021年11月05日

とある主席の風景

「私はあの方を尊敬している。」
「焚書坑儒をされるということじゃないですよね。」
「『雀は人民の敵だ。』と言って、イナゴが大量発生する要因は作られませんよね。」
「地方へ視察に行って、現地の女の子たちに接待させるおつもりじゃないですよね。」
「あちこちの女の子と不純異性交遊されたい訳じゃないですよね。」

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2021年10月30日

貴志佑介氏曰く

毎日新聞の『趣味と嗜好』より。
文房具へのこだわりはありますかとの問いに答えて曰く。

「万年筆はたくさんあります。インクカートリッジ式は味気なくて、吸引式が好きですね。いまだにゲラ直しには黒の鉛筆を使っています。三菱ハイユニのHBかHですね。それをドイツのクム製の鉛筆削りで削ります」

「鉛筆削りといっても、手で鉛筆の方をグリグリ回す方式です。(中略)削っている感触がとてもいいですね。(中略)話がまたそれますが、学習机に取り付けるタイプや電動の鉛筆削りなんて、やはり売らんかなだと思いますね」


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2021年10月25日

道尾秀介氏曰く

「手書きの手紙を出すのが好きです。(中略)知人や恩師から手紙が届いたら、やっぱり返信は手紙ですね」

「この2、3年(取材時は二〇一一年)愛用しているのは『呉竹』の万年筆ペンの硬筆です。(中略)めりはりのある字が好きなので、ボールペンはほとんど使いません。中軟字の万年筆でブルーブラックのインクという時期もありましたが、便箋が残り少なくなってくると、感触がカリカリしてくる。それがイヤになって、今は呉竹に落ち着きました」


毎日新聞の『趣味と嗜好』より


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2021年10月20日

阿刀田高氏曰く

「簡単に得られる情報は、それを得た人にとって、その情報が尊いもの、価値あるものだと受け取れるのか。やはり情報は苦労しながら入手する、そのプロセスに意味がある。日用品と違って、情報は安易に簡単に手に入ればいいというものではないと思います。特に今まで情報入手の方法を身に着けてこなかった若い人が、苦労して情報を得ることをしないままだと、知識そのものが薄っぺらになる危険性があるのではないでしょうか」


毎日新聞の『趣味と嗜好』(二〇一五年四月)より



既にそうなっています、先生。

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2021年10月15日

とある首相の迷走の風景

「首相になる前の発言となった後での発言が著しく違うのですけれど、その辺がブレ過ぎなんじゃないんですか?」
「私自身の考えが変わった訳でもなく、ましてや脅迫された訳でもなく、状況に合わせて発言しているだけです。」
「どこぞの偉い人たちの言いなりになっているだけじゃないんですか?」
「私は傀儡などじゃありませんし、自分自身の考えで発言しています。」
「あなたのどこが聞き上手なんですか?」
「聞いたことはちゃんと覚えています。」

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2021年10月10日

キネマへようこそ~怪盗と公国

某日、とある複合型キネマで『ルパン三世 カリオストロの城 4K+7.1ch』を鑑賞しました。

ある平日、時間が取れることになりました。
真っ暗な時間に起床し、夜もまだ明けぬ暗い道を歩き、汽車にゴトゴト揺られ、乗り継いだ乗合自動車に揺られながらの長い時間を経てようやく複合型映画館に辿り着きました。

自動券売機で当日鑑賞券を購入し、モギリのお姉さんに券を提示します。
鑑賞特典として、非売品の透明型書類挟み(クリアファイル)をいただきました。
券はちぎられず、そのままお持ちくださいとのこと。

わたしが一番乗り。
他には誰もおらず。

やがてぽつぽつと観客。
総勢八人ほどの客入り。
平日の午前中だと、こんなところなのかもしれません。


先に上映される『ルパンは今も燃えているか?』は新作。
次元大介の声はちゃんと声の出る人にすればいいのにと思って観ていたら、小林清志氏ご本人の声でした。
うわぁ。
内容的には詰め込み過ぎに見えなくもありませんでしたけど、わりかし健闘しているようにも思えました。
個人的には、白乾児(ぱいかる)をもう少し活躍させて欲しかったです。



新作の上映が終わり、六期をやるよ的な宣伝も終わり、いよいよ『カリオストロの城』の開幕です。

ようやく、ここまで辿り着きました。


始まりました。
序盤のキレのよさは流石。
新作のぎっちょんはっちょんな展開が少し気になっていたので、この滑らかさが心地よいです。

『炎のたからもの』が流れる、暗い館内。
じわりじわりと響いてゆく、この贅沢感。
嗚呼、この作品を劇場で観ることが出来るだなんて。
素晴らしいことです。
なんとか時間を作って正解でした。


ルパン一味も警官隊も食べる即席麺
公国の検問所にいるイケメン衛士
伯爵の着替えを流れるように行う執事
大活躍するワイヤー
酒場の娘との軽快な会話
スパゲッティを食べる場面
地味に活躍する警察隊
ルパンたちの部屋へ最初に突入したカゲの強さ
サンバ・テンペラード

などなど



宮崎駿監督の趣味嗜好満載の作品。
芸達者な声優陣の巧妙な演技。
ご本人はお好きでないみたいですが、わたしは大好きです。
実に魅せ場の多い作品でした。


「どっちにつく?」
「おんなぁ!」
「だろうな。」


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2021年10月05日

ウルトラQへの所感

公共放送を自称している放送局の番組にて4K版『ウルトラQ』を全話視聴しました(旧衛星第二テレビジョン、現BSプレミアム)。

個人的に一番好きな話は『バルンガ』です。
美術の成田亨氏に措かれては、造形的にいじりようが無かったらしいバルンガ。
話としては雰囲気のあるモノだと考えます。
『マンモスフラワー』も割と好きです。

金城氏の脚本に於ける台詞は、荒い言葉が散見されるように思われました(『ウルトラセブン』でも若干そういう傾向がありますね)。
そういう言葉遣いが流行りだったのでしょうか……。
『ウルトラQ』は展開的になんじゃこりゃと感じられた話も少なくありませんが、児童向け番組であることを勘案すると妥当なのかも……でもあんまりな言葉を多用するのはちょっと……。
うーん。
結末に至っては、ええ、ここで終わっちゃうのとなるモノもちらほら。
実にいい加減で御座る。
五五年も前の作品ですし昭和の作品でもありますので、致し方無いといえばそうなのかもしれませんが。
ギリギリの状況で製作されていたことを加味するならば、非論理的な展開や適当な結末にも多少は情状酌量があるのかもしれません。

主な狂言回しとして作品で使われる三人組の男女ですが、この中で最もマトモなのは一見お調子者に見える青年(立場的には一番下)かと愚考します。
お転婆撮影女子は物語の都合上か大変無鉄砲で考え無しですし(その余波で青年が被害をこうむることも度々)、飛行機乗り的自称SF小説家は一見常識人に見えてけっこうはちゃめちゃです(その余波で青年が迷惑をこうむることもしばしば)。
はちゃめちゃ且つしっちゃかめっちゃかなのがこの作品の魅力なのだと言われたら、まあ、そうなのかもしれませんが。

出てくる登場人物たちに対し、お前ら大概にせーよと特に思ったのは『クモ男爵』です。
人が住んでいないと思って、屋敷内でやりたい放題の狼藉三昧。
なんですかこれ。
不法侵入に加え、勝手に酒を呑んだりしていました。
わやくちゃです。
お話だからなにをやってもいいんだと、製作側はそう考えていたのでしょうか?
廃墟に無許可で侵入して、好き勝手にやらかす人みたいなものかと考えました。
いやはや。

また、倫理観の低さが話のあちこちで散見され、そういったことが気になりました。

『ウルトラQ』は作品の方向性が定まっていなかったためか、話によってはゴシックホラーになったり日活アクションになったり〇〇七になったりします。
多様性というかバラバラというか。
荒削りの原石みたいな感じ?
最初の出だしはとてもいいのにちゃらんぽらんな脚本と適当な演出が話を引っ掻き回し、結末が投げっぱなしになる話もちらほら。
手探りで製作していたからこその結果なのかもしれません。
その点、『ウルトラセブン』はかなりよくなっていたんだなーとしみじみ。

お転婆撮影女子が所属する毎日新報はかなりいい加減に見えるマスメディアですが、現在の新聞社と大して違いは無いような感じもします。




いろいろ書きましたが、それでも後々続くウルトラシリーズの原点且つ先鞭的作品として今も愛好家が存在する点に於いては立派だと考えます。



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2021年09月30日

半世紀近く生き残った古参兵

とある日曜大工用品店へ、三菱鉛筆のBOXY100を見に行きました。
以前このお店ではボールポイントペン(ボールペン)などの筆記具が箱無しで什器(じゅうき)に突っ込んで販売されていましたけれども、現在はそれぞれ個包装で売られています。
そうした変更の際にいろいろと整理が行われたらしく、多様性がすっかり損なわれてしまいました。
それでもBOXYのボールポイントペンは今も継続販売されているのですから、立派だと思います。
作り手が消費者を育てていくというか、共に歩むというか、日本に於ける製造販売会社ではそういったことに無頓着な気がしないでもないです。
あと、意匠も。

目的のボールポイントペンが入っている袋の仕様ですけれども、二種類販売されています。
しかも一本ずつ。
これは買わねばなるまいて。
そういう訳で購入しました。
二本で税込一八四圓。

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橙(オレンジ)色のポッチを押して分解する際、つまようじを使用しました。
金属製の細いナニカでやってもいいのですが傷がついてしまいかねないので、そうした結果を忌避される方にはつまようじがおすすめです。

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左側の軸に入っている替芯は二〇二〇年八月製造。
右側の軸に入っている替芯は二〇一七年七月製造。
どちらも替芯はS-7S。

どちらの軸も再生樹脂を使用していて、印刷はのっぺりしたもの。

ちなみに、手持ちの緑軸のBOXY100の替芯は二〇〇五年一二月製造。
二〇〇五年一〇月には既に販売されていたようで、二〇〇六年三月に限定復刻版として販売されたモノとは異なるようです(限定復刻版は軸に太字でBOXY表記のみ)。
黒軸と緑軸とを見比べてみると、樹脂や商標名の印刷や仕上げ具合のそれぞれの違いが如実に分かるので世知辛いです。
簡略化省略化がかなり進んでいようとも現行品として生き永らえているのですから、それはたいしたことなのでしょう。



軸と、口先及びノックボタンは仕上げが異なるのでそこら辺のこだわりにニヤリとします。


口金的先端部分の面取りは別仕上げだと思うのですが、留め具付近の意匠を含めてこうした細やかな工夫がこのBOXY 100の現在まで生き残れた要因と考えています。
生産性が高く、堅牢で、生産費用を低く抑えられる一体構造。
これで意匠が洗練されているのですから、日本の低価格帯ボールポイントペンとしては珍しい品と愚考します。

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黒軸と緑軸とのノックボタンを換装してみました。
こういったお遊びが出来るのもいいと思います。



一九七五年から発売されて一時期消えたものの、BOXY100は復刻版を経て現在も販売され続けています。
製造単価が低めなのでなんとか生き残れたのではないかと邪推してもいますが、なんにせよ生き延びれたことこそ称賛すべきではないでしょうか?





【BOXY 100の変遷?】
電脳上で記事を複数読み、幾つもの仕様が異なるBOXY 100の画像を見つめ、推測と憶測を重ねた結果(これが正しいとは限りません)

◎一九七五年、販売開始
BOXY(太字)表記
替芯は先細
六色展開(黒、赤、青、黄、橙、灰)

◎一九八三年頃、軸の表記変更
BOXY 100表記
消費税以前
替芯は先細
五色展開(黒、赤、青、黄、緑)

◎?年頃、替芯変更
BOXY 100表記
消費税以降?
バーコード、商品名、値段の記載されたシールが軸に貼られるようになりました
替芯が変更になったということは設計の一部も変更したでしょうし、軸の素材も変更になった可能性があると愚考します
替芯はS-7S
四色展開(黒、青、赤、緑)

◎二〇〇六年三月、限定復刻版販売開始
BOXY(太字)表記
替芯はS-7S
五色展開(黒、赤、青、黄、緑)

◎?年頃、黒軸のみの販売(この頃から公式サイトに掲載されなくなった?)
BOXY 100表記(印刷がのっぺりした感じに)
再生樹脂製軸となりました
替芯はS-7S

こんなところでしょうか?
消費税が導入された頃に変更が大きくなった?



鉛筆にせよなににせよ、軸に直接バーコードを印刷されることはげっそりするものです。
その点、BOXY 100はシールを貼ることでそうした仕打ちから逃れ得ていますから、とてもよいことだと考えます。


現行品は旧型に比べて作りがやや荒くなって改悪化の傾向も見られますけれども、それでも半世紀近い年月を経て生き残っていること自体は素晴らしいと思います。
普及品価格の製品にしては破損しにくく耐久性の高い作りですから、替芯を取り替えつつ長く使うことも不可能ではないでしょう。


このセカイの片隅で文房具を求めて。



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2021年09月25日

書類送検されたりされなかったりする風景

「こちらの議員は鉄道写真撮影の目的で昨年線路を横断したため、軽犯罪法違反となりました。よって書類送検します。」
「それは不当逮捕じゃないんですか?」
「これは、不当逮捕ではありません。」
「それならば、虚偽答弁を複数行った上に不正を散々やらかしたある議員は何故未だに書類送検を免れているのですか?」
「これは決して警察権力の濫用でありませんし、また、特定の政党を抑圧弾圧するためのものではありません。」
「聞いていることを答えず、聞いていないことばかり、いけしゃあしゃあと正当なことのように言うのですね。」
「公安は二四時間体制で特定政党の議員をつけまわしたりなどしておりませんが、今回の事件によって、今後勝手踏切を不正に使う撮影者が逮捕される可能性は幾らか存在するものと考えられます。また、逮捕後に眠らせないで尋問するといった拷問じみた行為は行わない予定です。なんといっても我々は民主警察なのですから。」


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2021年09月20日

いっつ・あ・ソニーと奈良美智氏の絵

知り合いによると、昔、ソニーというお洒落な製品を作る会社があったそうです。
現在も同じ名前の会社があるけれど、まるで別会社のごたるだと言っていました。
日本製の家電品がろくに無くなった今日。
持っていたモノを次々に手放しながら、それでも進んでゆくしかないのでしょう。
日本の会社がどこへ向かっているのか、まったくもってよくわかりませんけれど。




防災用品として、小型無線音声受信機(小型ラヂオ、ポケットラジオ、ポータブルラジオ)を購入しようと思いました。
その昔はトランジスタラジオと言っていたそうですが、ゲルマニウムラジオというモノもあったそうです。

小型無線音声受信機を買うにあたっては電脳界隈(かいわい)でそれなりに情報収集し、ソニー製品を買おうと考えました。
要求性能は以下の通り。

◎手回し選局(アナログチューニング)方式
◎乾電池を使用
◎スピーカー有り
◎軽量
◎持ち運びしやすい
◎長時間駆動可能



ラジオのことを調べていると謎用語が出てきたのですが、知らない分野の話はちんぷんかんぷんです。
ラジコってなに?
ワイドFMってなに?
文房具の話を書くときは知らない方でもある程度理解出来るように書いているつもりですが、読んでいる側からするとちんぷんかんぷんなのかもしれないと思いました。

裏目標として、現在も使える(かつての栄光の時期の)ソニーが作った日本製手回し選局方式的小型無線音声受信機を購入しようと思います。
難易度は非常に高そうですが、まあ、気長にやれば案外するっと見つかるかもしれません。

ところで、テプロス通商はウツミのポータブルラジオがソニーの紅白系小型ラジオとそっくりで思わず吹きました。
あれ、ええんですかいのう。

地元を含む行ける限りの個人電器店やラジオ商社や商会などに出向いてみましたが、日本製ラジオといった品は置いてなくてあっけなく全滅。
ま、そりゃそうですか。

地元にある某多店舗型家電品量販店へ何度か赴き、どれがよさそうなのか実物を見てみました。
わかったような、わからないような。
結局、単三型乾電池を二本使用するソニーのicf-P36を購入することにしました。
税抜二六三〇圓。

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附属している乾電池を本体に挿入し、実際に放送局を自宅でどれくらい聴取出来るか試してみました。
悪くない感じです。
AMは局と聴く場所によって他局の音が混じったりもするみたいですけれど、上手く選局出来ればそれなりの質で聴くことが可能の模様。
洗い物をする時など含め、折に触れ使ってみようと思います。








某日、とある画材屋さんへ。
長期在庫品(デッドストック)的な文房具などは無いかいのうと探しに行ったら、そういった品はありませんでした。
ただ、様々な画家の作品の複製品が販売されていましたので、そうした中からよさげな品を買おうと思って沢山ある品々をぱらぱら見ました。

東山魁夷(かいい)氏の『冬の城』辺りがあればいいなあと思いましたが、そういった品は見当たらず。

奈良美智(よしとも)氏の『OH! MY GOD! I MISS YOU.』を発見。
税抜一八〇〇圓。
メリケン製。
ほほう、こういうものもあるのか。
いいじゃないか。
買ってみるべさ。
という訳で購入しました。

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帰宅後手持ちの額縁を見てみたら、合いそうな品を見つけました。
これでどうだ。
割とよさそうな感じです。

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額装してみると雰囲気が変わってゆき、そういったことは趣深く感じられます。



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2021年09月15日

ユーハイム、夏の終わりに

ある日近場の中規模商業施設を訪れたら、特価区画でゼリー菓子の贈答品が幾つも半値になっていました。
いわゆる、ギフト解体品です。
その中に、ユーハイムのオープストオアーゼ(『果実の憩いの場』という意)を見つけました。
一〇個入り。
元値は税抜三二〇〇圓。
単品だと税抜二八〇圓とのこと。
これは買わねばなりますまいて。

そういう訳で購入に至りました。

賞味期限はまだまだありますので(霜月)、一個ずつ冷やしていただきたいと思います。


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2021年09月10日

とある首相の斬り捨てと退身の風景

「ワシは……ワシは、今まで貴方と組織にこれまでずっと尽くし続けてきたではありませんか!」
「尽くし続けるだけでは意味など全然無い。不要になれば斬り捨てる。それが私のコトワリ。」
「力なき一般庶民のみならず、今まで長く尽くし続けてきた老人まで斬り捨てるとは酷いなあ。」
「別におかしいことでもなんでもなく、これは合理的判断に基づいた理性的な解答に過ぎない。」
「自分に厳しく、他人に厳しく、そして行き着く先は孤独ですか。」
「私はなにも間違っていないし、強要も強制などもしてはいない。」
「もし間違っていたら、どうなされるおつもりですか?」
「そもそも間違っていないので、その仮定は無意味だ。」
「ところでいきなり首相を辞めると言われましたけれども、もしかして、いろいろな人から嫌われてしまったためですか?」
「感染症との戦いに明け暮れた日々は相当なエナジーを要した。これからはこれまで以上に、対策に全力を尽くす所存だ。」
「やはり、嫌われたんですね。」
「断じて違うといったら違う。」

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2021年09月05日

アメリカンカーコレクションとマッスルカー

某日、とある書店で『アメリカンカーコレクション』と銘打たれた附録つき雑誌のようなモノを発見しました(附録が本体という逆転現象的な品ですね)。
お値段は特別価格の税込六九〇圓。
隔週刊の創刊號は、『フォード・マスタング シェルビーGT500』です。
なかなかよさそうな品に思えたので、見たや否や即時に購入を決定しました。
この仕上がりでこの値段は、非常にお買い得価格と思えたからです。

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帰宅後に車にさして興味の無い母へ見せたところ、『あら、恰好いいじゃない。』との評価をもらいました。
この種のモノは最初が肝心。
意外と作りがよいように感じられます。
これならば、居間などに置いても充分見応えがあるでしょう。


二〇二〇年一〇月より静岡県内で先行販売され、六号で敢えなく廃刊となった『アメリカンカーコレクション』。
今回の全国展開版は二〇二一年八月末日より開始した模様ですが、果たして何号まで継続販売出来るでしょうか?
創刊號と続く號との値段差が三倍はえげつないように思えなくもないですけれど、これが資本主義なのでしょう。


それは兎も角、よい買い物が出来ました。

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2021年08月30日

なんちゃって富野調ステーショナリー戦記

「何故だっ? 何故、ジェットストリーム以外のボールペンを認めないんだ!? 他にもすぐれたボールペンがあるじゃないかっ!」
「ふっ、今一番売れているボールペンはジェットストリーム。ならば、一番すぐれたボールペンを使うのが道理というものだろう。」
「長時間書いている時に時折かすれたり、筆記後に油染みが発生する問題はどうなんだ?」
「ははっ、かすれるのは貴様の個人的問題だろう。油染み? 知らんな。筆記時に兎に角滑らかならば、それでいいのだ!」
「滑らかさならば、他にも複数あるぞ。ビクーニャなんて滑らか過ぎる程だ。」
「あれは互換性の低い替芯だ。」
「ジェットストリームだって、互換性にすぐれているとは言い難いだろうに。」
「ええい、ジェットストリームはパーカー型のG2替芯も出ているから問題ない!」
「六〇〇円って、高いよね。パーカー型ならシュナイダーやオートでもよくない?」
「違うのだ! 滑らかさが根本的に違うのだ!」
「モンブランのリーゼンミーネやカランダッシュのゴリアットもいいんじゃない?」
「あっちの高級舶来品よりも、ジェットストリームの方がコスパに断然すぐれる!」
「コスパねえ。ジェットストリームって、本当にコスパがすぐれているのかねえ?」
「ええい、ジェットストリームを疑う者など重力井戸に留まる(以下自粛)。」

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2021年08月25日

赤い糸の奇跡

Zaoeyo(曾潇霖)氏が牧瀬里穂氏の『ミラクル・ラブ』(Miracle love 奇迹之爱 一九九一年)に触発され製作された全編CGの映像作品(https://vimeo.com/580570476?ref=tw-share)は、非常に完成度が高く雰囲気よく実に素晴らしいものに思われました。

渋谷駅と思われる駅舎の乗降場内電光掲示板が大阪環状線(内回り)になっているのですけれど、そこは微笑ましく見ればよいかと存じます。

映像の冒頭に出てくる、江戸川乱歩氏の『陰獣』とコクヨのプリットの広告にニヤリ。
『ブレードランナー』や『攻殻機動隊』の気配もいささかあるように見受けられます。
夕方から夜にかけての描写が少女の繊細且つ不安定な心情を活写しているようで、わかっている人が作ることの心地よさを感じました。

思わず、何度も何度も繰り返し視聴してしまいました。

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2021年08月20日

ロフト、夏のお値打ち価格篇

某日、とあるロフトの文房具的値引き区画を覗いてみました。
いろいろとお値打ち価格になっています。
半額になっているモノも散見されました。
そう、セールの時期がやって来たのです。
これは買わねばなるまいて。
という訳で、探索開始です。
複数の荷台に置かれた品々を見て回ります。
どれがよかんべさ。


どれが自分の生活様式で使えるかと考えつつ、お買い得な品々の中から商品を選別しました。
以下は戦利品です。
ちなみに価格は税抜価格で記しました。




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この画像の品は全品目半値

◎ゼブラはエマルジョンボールペンのフォルティアem.を二本
パールブルー軸とダークグリーン軸
替芯は共に二〇一九年五月製造
元値は三〇〇圓


◎エトランジェ・ディ・コスタリカのペンシルケース
インドネシア製
元値は四〇〇圓


◎ほぼ日のカズンは透明型手帖的覆いのiroiro
カバー・オン・カバー
堀口尚子氏の意匠がかわいいです
二〇一九年の製品
元値は五七〇圓





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この画像の品も全品目半値

◎HELLOなロフトボーイのメモ帳
昨年七月に展開されていた製品の模様
A7大
日本製
元値は三五〇圓


◎HELLOなロフトボーイのポーチ
本体素材はポリ塩化ビニール
日本製
元値は一〇〇〇圓


◎HELLOなロフトボーイのちょこっと袋
一〇枚
日本製
元値は三五〇圓

◎レモネードな缶バッジ
金沢のレモネードbyレモニカとの共作系製品
ロフト文フェス2020の残り香
日本製
元値は三〇〇圓

◎HELLOなロフトボーイのクリップ
日本製
元値は四〇〇圓




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◎北イタリアのロンバルディア地方はベルガモに本拠を置くカステリミラノの手帖(手帳)
フォレスタのリーフ
イタリア製
元値二三〇〇圓が半値に


◎パラドックスは砂時計のヘビーメタル
シルバー
重量は三九グラム
輸入販売元はマークス
本体は高品質アクリル
内部液体は油
顆粒(かりゅう)は硝子
観賞用なので正確な時間を計るには不向き
雰囲気を楽しむためのモノと考えられます
ドイツ製
元値二八〇〇圓が三割引に


◎愛知県瀬戸市に本拠を置くセトクラフトのペンギン的ペン立て(ステーショナリースタンド)
展示品
おもろいです
元値一八〇〇圓が半値に




よい買い物が出来ました。

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2021年08月15日

とあるワクチンの風景

「伝統的な手法で作られた我が国のワクチンは大量供給出来るので、素早く沢山の人民に接種可能です。」
「そもそも貴国のワクチンは全然効かないので、実質的に『安物買いの銭失い』となってしまっている。」
「冷蔵庫で保存出来ますし、打たないよりは全然効きますよ。」
「接種後に感染するんじゃ、打った意味など無いじゃないか。」
「供給して助かる国もあります。」
「さらっと嘘をつくんじゃない!」
「使える道具はなんにせよすべて使うべきです。」
「信頼するに足らない道具を使っても無駄だよ。」
「我が国の技術大国としての実力を、存分に新興国へ示しましょう。」
「貴国の自信は大層なものだが、結果を出せなければ意味がないぞ。」
「我が国のワクチンを打っても人は死にませんが、他国のワクチンは接種後死ぬ可能性があります。」
「ちょっと待て。安全性が不透明な最新技術を使っているんだから、それは致し方ないことだろう。」
「ワクチン自体に死亡する懸念が殆どありませんし、保存性は数ある同種のものよりも格段に優秀でしかも運搬しやすい。これほどのワクチンをいっぱい供給出来るのは我が国だけです。」
「接種して死亡する懸念がないこと自体はありがたいけれど、打っても効かないんじゃ無駄打ちに過ぎない。幾ら保存がきこうとも運搬しやすかろうとも、必要な能力が無い品は駄目だ。」

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2021年08月10日

伊藤まさこ氏曰く

スタイリストをしているとよく、ものえらびについて尋ねられます。みんな、どんなものを買っていいのか分からないんですって。そんな時、私はこんな風に答えます。自分にとっての、なんだかいいなっていう感覚をもっと信じた方がいい、と。見た目に好ましく思うかどうかとか、触った時の感じとか、重みの具合とか、時には匂いとか。(中略)私のものえらびは、すべてこの「好ましく思うかどうか」で決まります。(中略)ものえらびに妥協は禁物。どんなものでもひとつひとつ、ていねいにってね。


【『本日晴天 お片づけ』筑摩書房刊より】


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2021年08月05日

夏の昭和後期的ステーショナリー的戦利品~旧きオムニを添えて

ミドリ(デザインフィル)のテクノトーンな定規をもう一つ買っておこうかと、地元のとある文具屋さんへ。
ここは商品整理をきちんと行わないお店なので、未だに見つけていない変わったモノがあるかもと過去数度文房具店巡りの際に訪れた時の経験でそう思いました。
店内をちょっと探してみたら、あるわあるわ昭和の残り香的な文房具がわんさかと。
あら、びっくり。
その中でも現在も使えそうな品々はどれだろうかと、半分以上倉庫みたいになっているお店の中を探し歩きました。

探してきたモノを帳場近くの机に置かせてもらったら、最近は小売りをしないで納品ばかりだから値段がわかるかしらとお店のお姉さん。
値段がすぐわかるモノばかりではなかったのと、お店でそんなに売れないからとのこと。
一緒に値段は幾らですかいのう的にお互いうんうん唸った後、なんとかすべての品を金額計算してもらえました。
普段はお客さんが殆ど来ないようですが、たまに遠方から人が訪れて来るとのこと。
マニアな方はこの小さな街の片隅にあるがごときお店にもやって来ているようです。
おそるべし、マニア。
ただの文房具好きなわたしとは全然違います。
接客業としてのお姉さんは到底合格点に達しませんが、品揃え自体はわたしにとって魅力が充分あります。
店主に売る気が殆ど無くて商品は箱ごと放置していることさえ多い、なんとなく退廃的な店舗。
それだからこそ、これだけの廃番品系文房具が今日まで排除もされずに生き残れたのでしょう。
たぶん。
値段がろくすっぽわからなくなった品々を買いに来る酔狂な客は、もしかすると彼女にとって招かざる客とまではいかずともあまり嬉しくない相手なのかもしれません。
後で調べるから別の日に来て、なんて商品を帳場近くへ持っていった時に言われたのもご愛嬌。
店主の発言には随所で矛盾を感じましたけれど、それもまた人の有り様のひとつなのでしょう。
おそらくは。


以下、戦利品です。



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◎ミドリのテクノトーン
一二センチの定規
金属製
日本製
雰囲気のよい品なので再購入
二〇〇圓

◎プラスのミニカッターナイフ
一九八四年に発売されたチームデミの組み合わせ製品の単品売り?
たぶん日本製
値段がよくわからなかったので一個一〇〇圓にしてくださいました

◎3Mはスコッチ(Scotch)のすぐ乾くスティックのり
速乾性で紙・写真・布などに使用可能
内容量一五グラム
バーコード有り
スリーエムフランス製
三五〇圓

◎コクヨはプリット(Pritt)のスティックのり
ジャンボ
タ-320
現在、プリットはプラスが取扱会社となっているそうです
植物由来のバイオマス製品
大型で内容量は約四〇グラム
ドイツはデュッセルドルフのヘンケル社(ゾーリンゲンのヘンケルス社とは別の会社)製
紙・写真・布などに使用可能
エコマーク認定商品
バーコード有り
更に大型で大英帝国(UK)製の品もありました
値段がよくわからなかったので三五〇圓にしてくださいました
購入後、アスクルで調べてみたら丁度の金額でした



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◎パイロット萬年筆のハイテックCスリムノック
二〇〇二年二月製造の、〇.三ミリな芯径の水性系替芯が入っています
LHS-20C3-B
小型ボールポイントペンとして使いやすいように見えます
書き味は硬め
日本製
二〇〇圓

◎コクヨのキャンパスデイリーFペン
プラチナ萬年筆の使いきり萬年筆(万年筆)なEペンと同じに見えるので、同社の相手先商標生産品(OEM)と思われます
PM-P2
帰宅後書いてみたら、普通に書けました
値段がよくわからず、並んでいた似た製品が二五〇圓だったのでその値段に

◎コクヨのキャンパスマルチアングルペン
PM-P501
購入後に調べてみると、ペン先はセーラー萬年筆が昔展開していたトライデントという三つのペン先と三つのペン芯とを組み合わせた三六〇度どの方向からでも書けるとされた品みたいです
みくに工業がペン先を開発し、セーラー萬年筆やプラチナ萬年筆がペン先として採用したみたいです
プラチナ萬年筆の全方向萬年筆なA-PENと同じ姿なので、同社の相手先商標生産品かと思われます
書き味は硬めでインキの湧出量は今一つ
日本製
二五〇圓



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◎三菱鉛筆はBOXY SPORTSの消しゴム
PD-100
BX-PD
日本字消工業会の番号が012ですけど、該当企業はわかりません
工業会に現在加入しているのは七社ですが、その中の数字ではありません
以前は工業会に加わっていたものの、現在は加わっていない企業の製造品?
既に畳んだ会社の製品?
楕円形の部分にはシールが貼られています
一個一〇〇圓

◎ステッドラーのマルスプラスチック
箱単位で棚にあったため、びっくり
箱買いしようかどうしようかと少し悩みました
きたきつね氏が八〇年頃に購入し、三〇年ほど愛用した製品であります
当時は一〇〇圓だったとか
現行品よりもこちらの方が好きな雰囲気です
好き嫌いの別れる消しゴムですが、わたしは好きです
バーコード有り
西ドイツ製
一個一三〇圓

◎プラスのオムニ(OMNI)8
鉛筆・インキ(インク)・ボールペン用
廃番品たる伝説の消しゴムな初代(旧)オムニを見つけたことが本日最大の驚きでした
全部で一五種類販売されたという、泡沫狂乱期(バブル期)ならではの品
よもやここにあろうとは
あちこちの文房具屋さんで探して見つからなかったのですけれど、まさに灯台もと暗し
アッチョンプリケ
オムニ1か4でもあればと思いましたが、そんなに世の中都合よくはいきません
店の棚にひっそりとあったのはオムニ7、8、14、15
嗚呼、なんとマニアックな品揃え
買う人はいるのでしょうか……
箱単位で存在しており、箱ごと買おうかと少し悩みました
実用性を考え、オムニ8を三個買うことにしました
これはNo.4(6B~6H)とNo.7(インク・ボールペン)のコンビだとか
ちなみにオムニ8の画像をインターネットで探してみたら、一五種類勢揃いの画像が一枚見つかったきりでした
これだけ電脳が普及していても、情報が極めて少ない製品は存在するものです
提供する者殆どなくば、表層にあらわれるもの少なし
購入者が情報を秘匿(ひとく)しているのか、そもそもなかなか見つからないのか
1か4があったらもっと買ったかも
一個一二〇圓




購入後、お店のお姉さんがこんな古い文房具をどうするのと聞いてきました。
そりゃあ勿論使うためです、と答えておきました。
世の中、古い文房具を現役で使う人もいるんです。
古い文房具すべてが素晴らしいとは思いませんけれども、古い文房具の方が現行品よりもずっとしっかり丁寧に作られていたりすることも散見されるので悩ましいです。
そういう説明をしても反応の薄い方が割とおられるので、おしゃれで『進化した』とされる簡素化簡略化省略化された最新式文房具が受けるのでしょう、たぶん。
樹脂の高性能化や技術の向上などを含めた諸々(もろもろ)の状況や事情が、昔よりも手間暇を省いた製品の溢れる結果につながっているのだと愚考します。
いろいろな文房具取扱店を訪ねた経験からすると今回訪れたお店のお姉さんは下から数えた方がいいような態度と物言いでしたが、地元のお店で品揃えがいいことからまたそのうち訪ねようと考えています。
商品よいは七難隠す。
なんちて。

古かろうと新しかろうと使えるモノは使う。
そこにはなんの不思議も無いと考えます。
『枯れた技術』や共通規格で作られたモノならば比較的長期間使える可能性がありますし、全肯定か全否定かの二択以外が個人的にいいです。
国産ジーンズでは生産の際に旧式力織機が使われてもいますけれど、それを批判する人は寡聞にして聞いたことがありません。
ジーンズに使う機械がよくて文房具は駄目という論理も無いでしょう。
他人に自身のやり方を押しつけるのでない限り、好きにやればいいと考えます。
「そんな古いモノを使うの?」よりも、「そういう考えもあるんですね。」の方が個人的にはより望ましく思えます。


なにはともあれ、よい買い物が出来ました。









以下、毒舌的余談。

先日とある動画共有提供環境で人気がある方の出された著作を読んだのですけど、内容はよく出来た型録みたいでした。
高評価された品々のいいとこ取りな切り貼りというか、他の文房具好きな方々が言われてきたことの寄せ集めみたいな傾向を感じました。
著者は頭がいい人なんだろうなあと思いましたけれど、 人気があるモノとか人気が出そうなモノばかり撰んでいるところに作為的なモノを感じました。
『いいね!』を極度に意識している感じというか。
串田孫一氏や和田哲哉氏的な文房具好きでなく、土橋正氏や小日向京氏の方の感覚に多少近いように感じられました。
昨今はああいった内容でも大いに受けるのでしょうか?
謎なのです。
C-300型替芯のことをG2型替芯と誤記されていましたし、もしかしたらまともに校正されていないんじゃないでしょうか?
うーん。
なにかしら電脳上で知られているらしき女性の書かれた生活様式提案系書籍でも似たようなものを何冊か読んだので、よそからいろいろ引っ張ってきてそれらしく混ぜてまとめるのが近頃の流行りなのかもしれません。
グローバルの包丁やル・クルーゼの鍋などは当家でも重宝していますが、似たり寄ったりの写真や表現ばかり見ると食傷気味に陥ります。
違う著者の筈なのに同じような皿とか道具とかが写されている本を何冊も見かけるのは、はたしてコメディなのかホラーなのか。
せめて文章くらいはもっと力を入れたらいいのに。
独自性の薄さが昨今の受ける要素だとしたら、それはなんとなく面白くないです。
中身がすかすかになりやすいので独自の視点をもうちょっと持ち込むようにしたらいいのにと思わないでもないですけど、本人たちはさほど自覚が無いのかもしれません。
或いは、何冊も著作を出さなくていいし出版した時だけ受けたらいいので敢えてよそに似せているのかも。
近頃は絶版になる時期がやたらと早くなっているので、どんな手を使ってでも早期に売っちゃう手法の方が好まれるのかも。

よくないなあ……そうだとしたら……。



昭和一九年生まれでビーパルとかダイムとかサライなどの生活様式提案系雑誌を創刊したとされる中村滋氏曰く(電脳上で展開されているクールシニアマガジンにて八年ほど前の発言)。

『文具マニアというのがいます。デジタル時代に逆らって紙や鉛筆、万年筆にこだわります。』

……感じが悪い言い方をされる人ですね。
もっと違う言い方が出来ないのでしょうか。
極端なことを言うと、セーラー萬年筆やプラチナ萬年筆などはマニアな方々あっての会社だと思えるのに。
萬年筆やインキを主体に作っている会社はマニア向けの商いが基本なのに。
サライを創刊された方とはとても思えないような発言です。
お年を召され、様々な感覚が劣化し鈍られたのでしょうか?
こだわり過ぎることはあまりよくないといえども、言い方がなんともかんともです。
もしかして、サライでそういった方を取り上げた時は内心笑っていたのでしょうか?
そうだとしたら、非常によくないです。
『のが』は関東圏の方言なので幾分仕方ないにしても、『という人たちがいます』くらいの表現にしておけばよかったのに。
きっちりと校正する人がいなかったのでしょう、おそらくは。
デジタル時代に迎合することは現代に生きる人々にとってある程度必要なことなのでしょうが、デジタル時代は切り捨て使い捨て上等的な刹那的側面が散見されるのでそれに阿諛追従(あゆついしょう)するが如くに黙って受け入れるのはなにか違う気もします。
デジタルとアナログの融合もしくは共存を目指すのが、過去の栄光を今も引きずるご老人方の役目なのではないでしょうか?
お偉いさんの効率主義的な主張に感情論が混ざっている時もあり、必ずしも論理的ではないように受け取れる時があります。

船長、それは非論理的です。

日本製品の意匠に問題があるとしたら、意匠家よりも決定権を持つ企業のお偉いさんの方にそれは強く存在すると考えます。
お偉いさんの意匠に対する感覚を養わないといけないのに、それはしないで意匠家に丸投げしてダメ出しばかりするやり方。
決定権のある人間が責任を取らず、責任を感じることも無い(どこかの國の首相みたいですね)。
そうした悪循環が継続しているため、日本製品の意匠は洗練されにくいのかもしれません。
日本製品は案外海外で評価されることもあるのですが、そういう情報は出し惜しみしたり知らん顔したりしているようです。
ごくたまに宣伝材料にするみたいですが。
なにかおかしくないですか?
原因をちゃんと調べようとするでもなく批判し否定する方が楽なので、まともに日本製品の意匠について考える方は存外少ない気がします。
日本製品を否定ばかりして欧米製品を誉めてばかりいる方もおられますが(例:松浦弥太郎氏)、日本の洋菓子を否定ばかりして欧州の洋菓子を誉めてばかりいる自称専門家(ブルータスの洋菓子特集でちらほら見かけました)と大して違わない気がします。
本当に詳しい方がきっちりと丁寧に述べられるならばともかく、適当なことをそれらしく述べる香具師(やし)めいた人がうようよしているのはなんだかうれしくない光景です。
ああいう感覚に呑み込まれないようにしたいものです。

ただ、氏は厭なことばかり言われている訳でもありません。
こうも言われています。

『短くなった鉛筆を持ちやすくするホルダーはいろんなタイプが売られていますが、昔の方が軽く持ちやすくデザインも優れています、困ったものです。』

他の分野でもある程度言えることですが、『最新こそ最良』が当てはまらないことはちらほらあるように見えなくもないです。
特に文房具に於いては複数それが思い当たります。
パーカーのジョッターやカランダッシュのエクリドールだって、随分昔の意匠を今も殆どそのまま使っています。
古かろうと新しかろうと、なんでもええやん。
下手な自称専門家や有名なんちゃらの語るナニカよりも、長年好きな文房具を愛用する市井(しせい)の方々の意見の方がずっと好ましく思える時さえあります。
どの分野にせよ、『ボクは詳しいんだ!』的な方の文章を読む時は眉につばを付けてから読んだ方がいいかと愚考します。


『温故知新』なる箴言(しんげん)があるように、古いモノや昔のモノにもある程度かそれ以上の価値はあると愚考します。
古いモノは全部駄目だとする社会は多様性を否定する社会と考えていますので、旧型も新型も共存出来る社会であって欲しいです。
『そんな古いモノを使うの?』と年配の人でさえ言ってしまいがちな社会は、なんとはなしにさみしく思えてくるのです。
飽きっぽくて新しモノ好きが日本人の特徴とされていますけれど、必ずしもそういう人ばかり存在する訳でもありません。
こだわることを揶揄(やゆ)する意識高い系の人もいますが、価値観が皆同じなセカイはとてもおそろしく感じられます。
身勝手な感傷かもしれませんが、古いモノを大切にする気持ちさえ失った時、大事なナニカがどんどん心から消えてゆくのではないかと危惧しています。
それを勝手に浪漫と位置付けることは誤りなのかもしれませんが、生きるためには浪漫の欠片(かけら)があると尚よいのでないかと信じています。


「よりよくなろうと努力することをやめてはいけない。たとえ、決して目標地点に辿り着けなくても、努力すれば必ず報われる。」
(データ少佐)


このセカイの片隅で文房具を求めて。
浪漫の欠片を探して。


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2021年07月30日

槇村さとる氏曰く

【隣に生きている人を疑い、密告したり、されたり、自分の思いを口にすることもできない不信の世界が、私の戦争イメージです。】


【描くという行為の恐ろしい所は、作者の価値観や欲望が主人公を通してモロに出て、外にばれてしまうことです。】


【今、私たちの身の回りにはあらゆる服やモノや仕事や雑多なことが積み上がってしまっています。断捨離しなきゃとってもマズい。それにしても何から捨てたらいいの? と、途方に暮れそうになる時。先輩たちのライフスタイルをのぞいてみて、「考える」という工程がひとつあると視点がグッと高くなっていいなァ……(後略)】



『50代は悩み多きお年頃(光文社刊)』より

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2021年07月25日

カッターナイフ二本のちょっとした換装

手持ちのカッターナイフでコクヨHA-4とNTカッタープロAD-2Pとを見比べていたら、どうやら滑動部(押手、スライダー)が換装出来そうに見えました。


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それでは試してみましょう!
試して合点!
よろしい、ならば交換です!
レッツ、プチカスタマイズ!

画像左側のコクヨHA-4を見てみると、NTカッターが本体、滑動部と留め具(クリップ)兼刃折具はプラスが担当したかに思えます。
もしかしたら全然違うのかもしれませんが。
ちなみに刄は貝印製。
本品は長期店頭在庫品と思われます。

画像右側は一九八八年生まれのNTカッタープロAD-2Pですが、入手した品は長期店頭在庫品だったように見えました。
もしかすると初期生産品かも。
入手した店ではイクシーズのルーズリーフバインダーが普通に売られていたので、その可能性は高いように感じられます。
一体構造型の軸(ホルダー、ボディ、グリップ)は素材として18-8ステンレス(SUS304)を採用しており、こだわりの強い製品だと考えます。


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それぞれ換装後の姿。
滑動部を交換してみたら普通に出来たのでどうやら互換性はあるようです。
コクヨの方は滑動部の動作がややゆるめになりました。
NTカッターの方は滑動部の動作がやや堅めになりましたが、そんなに力がいる程でもないので問題は殆ど無いと考えます。
名付けて、NTカッタープロAコクヨカスタム!
なんちて。
滑動部を本体先端方面に動かすとどちらも抵抗感が少々強くなるので、微妙に寸法が合っていないのだろうと思われました。

普通に使う分には特に問題が無いようなので、このまま使ってみたいと存じます。



※もし似た感じのモノをお持ちで試されようとされる場合、あくまでも自己責任でお願いします。
作動不良に陥る可能性がありますし、もしかすると故障するかもしれませんので。
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2021年07月20日

ある誤って認めてしまいそうな都市の風景

「町田は東京です。」
「町田は神奈川です。」
「町田は埼玉です。」
「池袋も埼玉です。」

正解はどれだっ!?


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2021年07月15日

ある理解に苦しむ風景

「世界大会を無観客で行うなど、理解に苦しむ行為だ。これでは儲けられないじゃないか。」
「流行り病が蔓延している状況なのにそういうことを言うのは、実に理解に苦しむ発言だ。」


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