昨日に引き続き戯言です(笑)
愛煙家の喫煙、あるいは非喫煙者のタバコに対する不安に「ニコチンって毒じゃないの?体に悪いでしょう?」ってあると思うんです。
世界的な禁煙ブームでタバコはすっかり「健康被害」「悪者」「癌になる」「依存が強い」「タバコを吸うやつは頭が悪いし貧乏」・・・あげればキリがないくらいタバコだけではなく、タバコを吸う人までも悪者扱いですw
じゃあ、ニコチンってどんな毒物なの?とwikipediaを見てみると
愛煙家の喫煙、あるいは非喫煙者のタバコに対する不安に「ニコチンって毒じゃないの?体に悪いでしょう?」ってあると思うんです。
世界的な禁煙ブームでタバコはすっかり「健康被害」「悪者」「癌になる」「依存が強い」「タバコを吸うやつは頭が悪いし貧乏」・・・あげればキリがないくらいタバコだけではなく、タバコを吸う人までも悪者扱いですw
じゃあ、ニコチンってどんな毒物なの?とwikipediaを見てみると
ニコチン (nicotine) は、アルカロイドの一種の有毒物質である。揮発性がある無色の油状液体で、化学式は C10H14N2。主にタバコ属(ニコチアナ)の葉に含まれる。
天然由来の物質であり、即効性の非常に強い神経毒性を持つ。
半数致死量は人で0.5mg~1.0mg/kgと猛毒で、その毒性は青酸カリの倍以上に匹敵する。
人体に対して神経毒としての有害性は持つが、ニコチン自体に発癌性はなく、ニコチンの身体依存性はきわめて弱く、それに基づく精神依存の増強は認められない。
ほぼ全ての生物に対して毒性を発揮するため、殺虫などの用途で使用されている。しかし人間に対しても毒性を発揮するため、近年は害虫などに対してのみ選択的に毒性を発揮するよう改良されたネオニコチノイドなどが開発され使用されるようになった。
「ニコチン」の名前は1550年にタバコ種をパリに持ち帰ったフランスの駐ポルトガル大使ジャン・ニコ(Jean Nicot, 1530年 – 1600年)に由来する。
さて、毒性についてですが、0.5mg/kgということで、体重50kgの人に対して毒性を発揮するのが25mg、70kgの人だと35mgですよね。
そして、現在販売されているタバコ1本あたりに含まれるニコチンの量は0.1mg~1.4mg
ニコチンは「ニコチンは体内で急速に代謝され、コチニンとなって主に尿中から排泄される。」とも書かれていますので、体重50kgの人がニコチン含有の多いタバコだと18本、軽いタバコだと250本を銜えて一気に全部の煙を吸い込み体内に取り込んだときに、もしかしたら死んでしまうかもしれません。
というか・・・18本~250本のタバコを銜えて副流煙も併せた全部の煙を体内に取り込んでニコチンも取り込むとか・・・考えただけで無理な気がします。
<ニコチンの薬理作用> wikipediaより
ニコチンは主に中枢神経および末梢に存在するニコチン性アセチルコリン受容体 (nAChR) に作用することで薬理作用を顕すと考えられている。
nAChRは中枢神経の広範囲に分布しているため、ニコチンは脳の広い範囲に影響を与える。
依存性薬物の中で唯一、精神毒性がない。
そのうち、特に依存性の形成に関与する部位として中脳辺縁系のドーパミン神経系が挙げられる。
中脳の腹側被蓋野、側座核などの nAChR にニコチンが結合すると、直接的あるいはグルタミン酸の放出を介してドーパミン系神経の脱抑制を起こす。
このドーパミン神経系は「報酬系回路」として知られており、快の感覚を個体に与えるため、強化行動をひき起こす。
この中脳辺縁系のドーパミン神経の興奮を介した依存性の形成メカニズムは他の依存性薬物(コカイン、ヘロイン、アンフェタミンなど)と同じとされるが半数致死量の低さと他細胞系への薬理作用の点から、麻薬とはされておらず、毒物に指定されている。
末梢においては、中枢神経からの間接的な作用と、末梢の nAChR に作用することで毛細血管を収縮させ血圧を上昇させるが、ヒトにニコチン 1.5 mg/分を5分間静注すると脳血流が増すという報告もあり、縮瞳・悪心・嘔吐・下痢などをひきおこす。
中毒性があり、通常量でも頭痛・不眠・苛立ちを感じるなどの症状、過量投与では嘔吐・振戦・痙攣・死亡を起こす。
ニコチンは体内で急速に代謝され、コチニンとなって主に尿中から排泄される。ニコチンの血中半減期が20~30分であるのに対し、コチニンの血中半減期は30時間以上と長い。この長い半減期の差を利用して、喫煙(受動喫煙含む)者・非喫煙者の判別テストなどが行われる。
ADHDの認知障害を軽減したとする報告がある。
強迫性障害を改善したとの報告がある。
なるほど、上記を読むと、ニコチン依存っていうのではなく中脳辺縁系のドーパミン神経の興奮を介した、快の感覚を個体に与える作用による、作用依存ってことみたいですね。
ヒトにニコチン 1.5 mg/分を5分間静注すると脳血流が増すという報告もあり、縮瞳・悪心・嘔吐・下痢などをひきおこす。
なんて記述もありますが、たしかにタバコをチェーンすると、「さすがに気持ち悪い、吸いすぎだ」と思いますが、自分のことを思い出すに、灰皿が山のような吸殻の状態のとき、徹夜麻雀で遊んだり、徹夜で仕事をした、或いは徹夜でお酒を飲んだ翌朝によく感じました。
趣味喫煙にしてからは、一般的に言われている「ニコチン酔い」をしたことがあります。
レビューを書くのに連続で何本もシガレットを吸ったときに感じます。
そんな特別なこと以外はニコチン酔いは殆どありません。
なぜならチェーンしないからです。
まあ、いずれにしてもニコチンには毒性があるようです。
ただし、毒性が発揮される摂取量があるようです。
ニコチンに依存は殆どないものの、ニコチンが引き起こす作用に対する依存性はあるみたいです(これは自分でも実感がある→タバコを吸うと落ち着くしホットするから、イラついたらタバコがほしくなる)
医療で使われている薬も量を間違ったり用途を間違うと毒であります。
タバコも同じ。
ただし、タバコに気にするほどの毒性がなくても、それを毒だと強く思う人には毒なんですよね。
匂いがしたり煙を見ただけで恐怖や嫌悪を感じるからです。
けれども、毒だとあまり感じてない人に毒だ毒だと浴びせることも毒なのじゃないかと思います。
強い否定をされることに大きなストレスを感じるからです。
両者は上手な距離感を持って、どちらにも平等に快適な社会であってほしいと願うばかりです。
また、マナーの悪い喫煙者はマナーを守る愛煙家へ大きなストレスを与えることも忘れないことです。
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