SN総合車両所のブログ

鉄道模型の製作・整備と乗り鉄・撮り鉄を楽しむ人のブログ

「鉄道模型は縮小された実車だと思い、出来る限りすべてを実車同様に行え」

SN総合車両所です。

当車両所ではTOMIXの新製品EF66の導入を進めてきました。品質に不安がある中国製旧製品在籍車5両のうちギア系統の異音が解決できない2両を置き換えましたが、様々な思いもあって全車置き換えには至りませんでした。今回は貨物機で生き残る2両(旧36、54号機)について、その理由や新製品と共存させるための加工についてご紹介します。
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まずは新製品甲種輸送で最終運用を終えた旧EF66-36についてです。この車両は今は無きマッハ模型で導入した2両のうちの1両で、かつ長い間第一線で活躍した当車両所史でも重要な車両です。
36号機という車番は新製品に譲りましたが、この車両はなんとか廃車にせず改番の上で活用したいと思っていました。
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そしてもう1両は白帯が特徴の54号機です。こちらは導入したのが比較的最近だというのもあり特段状態が悪いわけでは無いのと、導入時にかかった費用が他の車両よりも高くついていたため、まだもう暫く使わざるを得ないという車両です。新製品でも発売されていない形態で製作するにも手間がかかるため、改良を施した上で新製品に混ざってもらおうと考えていました。

この2機を引き続き活躍させるため、いろいろ準備をしました。
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まずは新製品の27号機付属品(写真)のうち一番左の無地ナンバーパーツを準備し・・・改番する旧36号機のナンバープレート部分に取り付けます。
そして無地パーツにメタルインレタを用いて新しい車番を貼り付けました。何号機になったのでしょうか??
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そして以前ご紹介した鉄見模型店にて購入していた新製品EF66用クーラー(左)を用意します。
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左が旧36・54号機についていたパーツ、右が新しいパーツ(PC6062)です。台座部分が目立たなくなったのが大きな進歩です。
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目に見える部分の形状についてはあまり差が無いような気もしますし・・・
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新製品のほうは裏まで塗装が回っていませんね。
取り付け用突起もほぼ変わらないように見えますので、54号機のクーラーを載せ替えてみます。
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右が載せ替え後の54号機、左が載せ替え前(元のまま)の36・・・21号機です(笑)ナンバーは21号機にしてみました。
旧パーツ(PC6061)用に開けていた取り付け穴では少し緩かったので、少量のゴム系接着剤も併用しています。

21号機はナンバーを変えただけの状態ですが、この状態で新製品と比較してみようと思います。
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前から見てみると、前面ガラスの傾斜が変わったことで見え方が変わっていますね。新製品の方には銀でダブルアームワイパーの再現もされています。
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斜め前からみるとガラスだけでなくライトやスカートなどありとあらゆる傾斜が変わっていることが分かります。ただ手すりや解放てこの太さといった新旧の差が出やすい部分ではあまり差が無いようにも思います。
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左に旧製品、右に新製品を並べてみました。ナンバーの高さで比較すると旧製品のほうが腰高に見えますが、車体裾の部分で見るとあまり差が無いように見え、根本から設計が変わっていることが分かります。どおりで新製品に買い換えたくなった訳ですね。
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当車両所に在籍した旧製品のうち45[関]、21、54号機[吹]はまだ頑張れそうなので、第一線とは言わなくとも引き続き活躍してもらおうと思います。

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(当車両所は皆様方における加工時の事故等につきましては一切の責任を負いません)
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当車両所ではTOMIXより続々発売されているEF66新製品を導入し、これまで運用してきた中国製旧製品を置き換えつつあります。

少し記事にまとめるのが遅くなりましたが、その一環で当車両所もTOMIXより2022年8月末に発売された2種類のJR貨物仕様のEF66を導入し、入線させましたのでご紹介します。
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今回導入したのは、
TOMIX 7159 JR EF66-0形電気機関車(27号機)
TOMIX 7160 JR EF66-0形電気機関車(後期型・JR貨物新更新車)
TOMIX PC6062 クーラー(機関車用2)
です。

いずれもこちらで購入しました。
藤原模型店
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では早速製品を見ていきます。27号機は飾り帯や車体色が原形に近い分、造形の良さがより光っているように感じます。
車体の塗装は少々ばらつきがありますが、私はそこそこ綺麗な個体を当てることが出来ました。
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中国製の製品ではなかった、メーカーズプレート移設や車体裾外板切り取りの再現がされています。おかげで特急色のクリーム帯が途切れる27号機ならではの側面がきちんと再現されています。
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屋根はグレー一色ですが、色合いが前と変わりました。前はもう少し濃い色だったのですが、今回はかなり明るめの色になりましたね。実車に近いのはこちらのような気がするのですが、あまりよく分かりません・・・。
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付属品はこのようになっています。ナンバーはユーザー取り付けになりましたが、無地のプレートが入っているというサービスがあり、予期せず満足しています。

続いて更新色です。
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こちらも造形は良い感じです。前面下部のクリーム帯(ライト下手すり間)がかすれ気味ですがこれは店頭検品で比べた車両に限らずネット上の車両の多くでも見られるので、工程上仕方の無い部分なのかなと思います。もう少し頑張って塗って欲しかったですが、自分で何とか出来れば其れで良しということで、将来的に何か手直しをしようと思います。
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新更新色の付属品です。27号機と比較して付属ナンバーとカプラーの色が異なるだけでしょうか。
ただこの付属ナンバーが良くて、26、30、33、36という末期に活躍した車両ばかりが収録され、記憶に新しい、もしくは撮ったことがある人が多いように選定されています。中国製の更新機はメーカーズプレート未移設だったため早期に実車が引退した31、34、41号機などが収録され、微妙な感じでした。

では付属品取り付けなど加工を進めていきます。
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PC6062のクーラーを取り付けるには穴開けが必要です。クーラーパーツに付属する穴開け治具を使用し開口、部品を取り付けます。ホイッスル等が干渉するかもしれないので、加工の最初に取り組む方が良さそうですね。

写真では既に取り付け済みですが、手すりやナンバー、メーカーズプレートのパーツをランナーから切り出し取り付けています。部品の合いが良くそんなに難しくはありませんでした。
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屋根には無線アンテナ・GPSアンテナ用の取り付け穴を開けます。こちらは新更新車の方で、車体裏のガイド穴の通り開口しています。

しかし27号機ではそうも行かないんですよね。
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1エンド側は良いのですが、2エンド側は穴を赤矢印のようにずらしておく必要があります。寸法的には4mmほど移動するのでしょうか。
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部品を取り付けて新更新車と比較するとこんな感じです。印象が変わりますね・・・。

このアンテナの件ではネット上で様々なご意見が見られますが、個人的には説明書がミスリードしてしまっている分はまずいような気がするものの、そもそもEF65では特定機であっても昔から「近似」の位置を説明書・治具で指定しているわけですし、この製品だけが叩かれるのはどうも納得がいきません。

そしてもう一つ、自分で解決できる技術や実車の知識・観察眼を持っていれば少々のことは問題にならないので、メーカーに伝わらない場での不毛な議論に時間を浪費することも無くて、純粋に自分の満足する車両を早く仕上げられて良いと言うことに気づきました。愚痴を言っておられる方も多数散見されますが、少々の議論やメーカーへの問い合わせなど有意義な物に時間を使うならまだしも、メーカーがエラー扱いしないのが明らかになっても尚未だにただ文句をつぶやくだけの人が沢山いて、早く自分で何とかして楽しむ方に時間を割けば良いのに・・・と感じます。つぶやく事が出来るほど時間はあるのにアンテナを別の位置に取り付ける技術はないのかな、などと思ってしまうのは私だけでしょうか??

だいぶ脱線しましたね。元に戻りましょう。
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パンタグラフは金属製の新設計のものが装着されていますが、27号機についてはねずみ色に塗装、新更新車についてはダークグレー塗装済みのプラ製PS22在庫品に交換しました。またホイッスルは実車に近づけるため部品を青15号に塗装してから取り付けています。

カプラー交換、エアホースなどスカート周りの加工も済ませ完成です。詳細はこちらも合わせてご覧下さい。

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EF66-27から見ていきましょう。造形が素晴らしいの一言です。黒染め車輪で引き締まった足回り、絶妙にツヤのある車体、メリハリとスケールバランスを両立したディテール・・・中国製から変えて良かったと思った瞬間です。
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新更新車については中国製の在籍車から引き継ぎ36号機にしています。思い入れのある釜なので新製品に転生してもらいました(笑)
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なんか左にもう1両映り込んでいますが、引き続き活躍する中国製の54号機(右)と共に当車両所で活躍する貨物ゼロロク3両の並びです。54号機を見るとこれも新製品でラインナップして欲しくなってしまいました。
中国製EF66状態不良車の置き換えはこれで一旦落ち着き、しばらくはこの布陣で頑張ってもらうつもりです。

左のもう1両は次回ご紹介しましょう。

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2022年9月23日の九州地区ダイヤ改正では西九州新幹線開業ということで盛り上がっていたようですが、それに関連して在来線ではいくつか大きな変化が生じているのもご存知の通りです。新幹線に取って代わられる長崎本線区間の特急廃止や非電化区間化は前もって明らかにされており、最後の「電車での旅」をしようと駆けつけた方も多くいらっしゃることでしょう。

しかしこのダイヤ改正、我々鉄道ファンとしては想定外にもう1つのものを失うことになりましたね・・・JR九州に在籍する415系100・500番台(鋼製車)の定期運用離脱です。
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鹿児島所属車は引退のアナウンスがされていましたが、大分車は引退前日になってようやく発表され、私も完全に意表を突かれました。台風で中止になった先日の415系撮影会(@大分)も予約し、来るべき時にきちんとお別れの撮影をしようと行動しつつあったのですが、それは叶いませんでした。

しかし実は私は全く別件で9月17日にふらりと小倉を訪れており、たまたま415系Fo108編成に乗車することが出来ていました。これが思わぬことに実質の「乗り納め旅行」となってしまったので、今回はその旅行についてご紹介しようと思います。
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下関までは115系N-18編成に乗車してきました。ここで関門海峡をくぐる415系に乗り換えます。
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やってきたのは1500番台のFo1521編成です。1500番台で関門海峡を通過したことがなかったのでこれに乗ろうかと思いましたが、何か胸騒ぎがしたので見送りました。この謎の意思決定が鋼製車最後の旅を呼び込むことになります。

Fo1521編成が出発してしばらくすると、小倉方から鋼製車が入線してきました。Fo108編成の登場です。
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この編成はロングシート化だけでなく一部窓の一枚固定窓化改造がされており、外観に多少変化が生じています。しかし西日本のように単色になることはなく、「白電」と言われる白に青帯の塗装を維持していて好感が持てます。

この時は翌週の電撃引退劇を知る由もなく、ただ「いつかなくなるだろう」と思って各部を撮影しました。
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なので車内はお粗末写真なのですが(汗)、ロングシートはバケットタイプになっており、定員着席しやすいように工夫されていることがわかります。このシートに揺られ、MT54の爆音、トンネルに反響するジョイント・フランジ音を聞き、「関門の415はこうだよなあ」などと適当なことを考えながら楽しみました。
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小倉に行くのには訳があり、北九州モノレール守恒駅近くにある鉄道模型店「鉄見模型店」に訪問したのでした。
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そんなに大きな店舗ではありませんが、なかなか市場で見つけられないレアものもあって充実感を感じました。初めて訪れた身にもかかわらず親身になって話していただいた店主さんの存在もあって、とても楽しい買い物をすることが出来ました。
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こんなものを買っていますが、いずれこのブログでご紹介するつもりです。お楽しみに〜
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小倉に戻ると、乗車したFo108編成が止まっていました。小倉⇄下関のピストン運用に入っていたようで、こうして再び拝むことができたわけです。
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少しするとFo126編成もやってきました。何度か撮影していて少し馴染みのある編成ですが、これが私にとって最後の鋼製車の撮影となりました。
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しばらく九州はご無沙汰だったので調査不足で、やませみかわせみ/いさぶろう・しんぺいがまだこのエリアで運用されていることも忘れていました。お恥ずかしい限りです。
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下関で見たFo1521も帰ってきました。鋼製車の経験を踏まえると1500番台もしっかり撮影していかなくてはなりませんね。
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これに乗って関門海峡を渡り、帰路につきました。
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関門海峡をくぐる時には必ず白と青帯の415系に乗る、私はそんなイメージを持っていましたので、今回の突然の過去帳入りがまだ頭の中で呑み込めていません。九州内でも新型に混じって幅広く活躍が見られ、たまに出会うと嬉しい気持ちになったのも過去の話なのかと思うと、とても寂しい気持ちになります。
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九州で長く走り続けた白電として、特に18きっぷ旅行時や下関での撮影時に必ず出会っていた車両として、とても大きかった存在感のせいで私は今回の引退をあまり現実味を持って捉えられていませんが、これまでたくさん乗せてもらって様々な思い出を作ってくれた415系100・500番台の皆さん、長い間の活躍お疲れ様でした。

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Nゲージ製品では既に多くの車両が製品化されており、よほど拘らなければ割と簡単に欲しい車両を手に入れられるようになりました。 

しかしそんな現在でもなお入手が難しい車両群の1つに、工事臨時列車用貨車があります。
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国鉄やJR各社で定番のネタである「チキ工臨」と呼ばれるレール輸送列車があります。これは主に長物車各形式が用いられますが、チキ工臨を再現する上で使える状態で完成品として発売されているのはTOMIXのチキ7000くらいで、メジャーなチキ5200やチキ5500、チキ6000などは完成品はおろか、キットさえも難易度の高い物しか無い状況が続いていました。

しかし今年上旬、モデルアイコンが発売するキット製品群の中にチキ5200が加えられました。比較的組みやすいプラキットで、同社のチキ6000よりもカッチリ仕上がっているキットということで評判も上々のようですので、当車両所でも導入することにしました。
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小さめの段ボール箱に入ったキットで、サイズもお値段もお手頃ですね。

今回はこちらで購入しました。

藤原模型店

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中のパーツ構成はこのような感じです。車体、ウエイト兼床下機器、台車・カプラー周りパーツランナー、緊締装置ランナー2種が含まれています。
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台車周りのパーツは切り離しますが、切り取って良い突起とそうで無い突起があるので、説明書を読んで落ち着いて作業をしたほうが良いですね。
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ウエイトや車体は黒で塗装します。車体はサーフェイサーを、ウエイトはプライマーとして染めQブラックグレーを事前に吹いた上でMr.colorのつや消しブラックを塗装しました。
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緊締装置はマルチプライマー塗装後にGMの黄かん色を塗装しています。
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塗装後の車体にはレボリューションファクトリーのインレタを貼り付け、車番や各表記を再現しています。
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凹凸がなかなか邪魔になる部位なので転写には少々苦労しました。実車もレタリング位置がまちまちなので手先の器用さと実車のバリエーションの二重苦です・・・。
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何とかインレタを貼り終えれば組み立てです。緊締装置がなかなか取り付けれらず苦戦の図・・・結局左右2本ずつある突起は切り取り、車体やウエイトに開いている取り付け穴はやすりで拡張しないと取り付けられませんでした。
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台車はTOMIXの黒染め車輪(旧集電)とGMナックルカプラー(短)を使って組み上げています。カプラーはそのまま付けると高さが足りないので、写真のように加工しています。
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完成車はこんな感じです。
苦労もありましたがエッチングキットやペーパーキットに比べれば十分お手軽でした。

今回は新山口のチキ5273・チキ5274としたので、広島・山口近辺のチキ工臨を楽しめますね。インレタを変えれば越中島や東福山、他各地域の車両を作ることが出来ます。皆様も1ユニット2両から作ってみては如何でしょうか?

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キハ58系によって運転される定期急行列車がいなくなってから15年が経ちましたが、当車両所ではその最後の姿を再現すべく、急行みよしの充当車を1両ずつ製造しています。
 
しかし塗装がなかなか大変なので製作はスローペースになってしまっていました。前回最初の車両として作ったキハ58-563は2021年2月の完成、あれから1年半を経てようやく相方が完成しましたのでご紹介します。
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製造したのはキハ28-2329です。実車は今も岡山で見ることが出来ますね。

今回もTOMIX HG車から製作しました。車体の加工はキハ58と重なる部分がありますが、前回とは塗装順を変えてみたというのが大きな変更点でしょうか。
具体的な手順としては、まずGMのクリームを塗装しマスキングの後、ファルベの緑14号スプレーで緑帯を再現しています。

今回は車体も少しこだわっています。まずはライト周りからご紹介しましょう。
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アクセントポイントであるヘッドライトリムの塗装には、新しいガンダムマーカーを使ってみました。
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正直なところ予想以上に良い出来となり驚きました。これからガンガン使っていきたいですね!
なお種別幕部のHゴムには撮影後に黒の油性ペンで色差しをしています。
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旧製品の遮光ケースに新型の基盤を取り付けるため、少々無理矢理ながらケース上面にLEDの逃げ穴を開けました。

テールライトは今回からトレジャータウンのレンズカット入りテールライトパーツを採用しています。
以前紹介していましたので、こちらも合わせてご覧下さい。

このパーツを車体に取り付けて塗装していましたので、組み立てはレンズを取り付けるだけとなっていました。
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まずレンズ先端を赤の油性ペンで塗ります。

そしてレンズを取り付けるのですが、干渉箇所があるので加工します。
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遮光ケースのテールプリズムをカットし・・・
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車体側のレンズも限界まで切り詰め・・・
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右のように車体裏面とツライチになるように仕上げます。
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レンズカットがある様子がお分かりでしょうか? 
・・・・・・自己満足の世界ですね(笑)そして粗が目立つ・・・

車体の細々としたところも何カ所か変更点があります。
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この写真を見てお分かりになる方はとても少数だとは思いますが、キハ28-2329(右)は張り上げ屋根化改造をされていたので、元の雨樋をパテで埋め込むようにしてその形態を再現しています。左のキハ58-563(原形)と雨樋の始点を比較すると分かりやすいでしょうか?

この雨樋のやすりがけ作業にどれだけ時間を費やしたことか・・・
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トイレの臭気抜き窓はサザンライツのHゴムインレタを使ってみました。
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前回作では少々失敗したHゴムの再現も満足行く物となりました。トレジャータウンのインレタから車番を貼り付け、TOMIX電車用トイレタンクを取り付けて更に密度を上げています。
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クリア塗装もキハ58-563とは異なる塗料を使用したので、少し印象を変えることが出来ました。
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 急行色のキハ58-563に加え、広島色の2両を増結して混色4両編成で走行させてみました。単色やステンレス車に囲まれる最近となってはこの2色は懐かしく感じられますね。

漸く急行みよしが再現できるようになりました。ここまで長かったですが、まだ作らないと行けない車両があるので頑張って作っていこうと思います。 

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以前より阪和線の103系を製造しており、HK605編成についてはモハユニット単位でゆっくり製造を続けています。

もう2ヶ月も前のことですが、HK605編成のモハユニットを製作した記事で、出場時にもう1両車両が見えていたことを覚えていらっしゃるでしょうか?

今回はその車両の紹介です。
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製作していたのは、羽衣線で活躍した103系HL102編成のクハ103-162です。
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HL102編成には何度かお世話になりました。阪和線から103系運用が消滅したあとも羽衣支線で最後の砦として103系が頑張っていました。その1つに初期車で構成される3両編成が2018年春までいたなんて今となっては驚きですが、最後まで残った分良く撮ったので思い入れもあるんですよね。

模型の方はTOMIX 97940 特別企画品 JR 103系通勤電車(JR西日本仕様・混成編成・オレンジ)セット含まれる先頭車からの製作です。
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この車両の特徴はHゴムの無いシンプルな金押さえドアと、側面に2カ所設置されていたワンマンスピーカーです。種車は元からこのドアでしたのでこの点は楽が出来、スピーカーは車体塗装前にエッチングパーツを貼り付けています。
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運行番号は世田谷車両センターの物を使用しました。
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溶剤で予め印刷を剥がしておいた幕パーツをはめ込んだ後、インレタの転写要素部分を切り取り、セロテープで仮押さえしながらバーニッシャーで転写しました。
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その他、行き先表示や前面ガラス・車体の車番なども同様に世田谷車両センターの物を使っています。その他表記やJRマークなどは手持ちの物で再現しています。
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まだクモハ・モハユニットが完成していませんが、なかなか大変なのでゆっくり作っていけたらと思います。

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全国で数を減らしつつある国鉄形車両ですが、最近は国鉄末期製造の車両も淘汰が進んでいて、昭和30・40年代製の車両となるともう本当に数が少なくなってしまいました。

そんな中で昭和の香りをぷんぷんさせている車両がいる鉄道会社の1つに、千葉県のいすみ鉄道があります。いすみ鉄道ではかつてJR西日本の大糸線で活躍したキハ52-125、高山本線越中八尾以北で活躍したキハ28-2346の2輛を使用し、休日運転の急行列車を運行しています。両車とも国鉄色なのは言うまでも無く各部出来る限り見た目が国鉄時代に近づくよう整備されており、何かしら改造や塗装変更がされているJRの国鉄車とは1つ上の次元で「国鉄」を堪能することが出来ます。

しかしそんないすみ鉄道から、ショッキングなお知らせがあったのは皆様もご存じでしょう。検査に莫大な費用が掛かるため、キハ28の運行終了が決まってしまったのです。

DMH17H形エンジンを唸らせながら国鉄急行色で営業運転する最後の急行形気動車キハ28-2346と2エンジンでキハ28を支えるキハ52−125に会いに行ってきましたのでご紹介します。
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大多喜までの道中、国吉駅に留置されているいすみ206とキハ30−62を見ることができました。隣の腕木式信号機もいい味を出していますね。
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大多喜ではいすみ301と対向のいすみ302が並ぶシーンも見られました。
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大多喜ではホーム横にいすみ351も停車していました。この車体とキハ20系風の運転台が組み合わさった外観は新鮮ですね。

この日の本命であるキハ2両が出庫してくるので、その様子を撮影します。
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「白浜」のヘッドマークをつけたキハ52が先頭で、本線に向けて進みだしました。横にはいすみ352もいますね。

そして折り返してきて、大多喜駅ホームに入線します。
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キハ28−2346、国鉄急行色だけでなく白Hゴム、内ばめテールライトと国鉄気動車の要素が詰め込まれた素晴らしい車両です。
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ここからはキハ52先頭で上総中野(かずさなかの)に向かう普通列車に乗車することにしました。この日はキハ28がレストランカーだったため一般客が乗車することはできず・・・歯痒い思いもしましたがそれでも車両が見られるだけで満足です。
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キハ52−125の内装です。青地のボックスシート、丸い取っ手、淡緑色の内装、そして足元から伝わるDMH17のエンジン音・・・これぞ国鉄形気動車といったところです。
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車内にはさまざまな装飾がされていました。乗車日が入っているヘッドマークを背後に記念撮影をする事もできます。
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随所にJR西日本時代のものが残っていることには驚きました。同僚115・156と組んだ3色のラストランももう何年前のことでしょうか・・・
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上総中野の折り返し時間の間にキハ52およびキハ28の運転台をよく観察することが出来ました。計器類がアナログなのもそうですが、何でも液晶・タッチパネル化された現代の運転台にはない「機械感」がありますね。

折り返し後の列車は大多喜から急行列車に種別を変更して大原へ向かいます。DMH17Cを堪能するべく引き続き乗車することにしました。
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途中の国吉駅の停車時間でキハ28を撮影しました。「そと房」のヘッドマークも似合っていますね。
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大原に到着し車両を眺めます。天気には恵まれなかったので屋根のある場所でしっかり撮っておきたかったんですよね。

すでに長い時間キハ52に乗車しているはずですが、なぜか名残惜しいので計画を変更し当日最後のキハ充当列車である急行大多喜行きに乗車しました。

エンジン音を聞いているとあっという間に時は過ぎ・・・
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終点 大多喜に到着です。到着前にはオルゴールもしっかり録音でき、大変満足な乗車となりました。

ここまで来ましたので、最後の入庫まで見送ります。
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私が国鉄急行色のキハ58系を拝むのは2011年のJR西日本高山本線以来、実に11年ぶりでした。あの当時も幼いながらキハ58系、国鉄急行色、DMH17H型エンジンというものの歴史的重要性を理解し、五感を通じ脳裏に焼き付けたものですが、11年後に其れの追体験が出来るとは、それも乗車した車両と最後まで同僚だったキハ28-2346まで拝めるとは、当時は全く思ってもいませんでした。
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2両のエンジンが切られるまで、独特なアイドリング音をホームから聞き続けました。こうして見るとキハ28は外観がくたびれていますね・・・
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大原に戻り209系8連を撮影するなどしてから帰路に就きました。
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引退が迫るキハ28-2346に乗れなかったのは残念ですが、キハ58系最後の現役車を記録することが出来たのは嬉しかったです。11年前に私に国鉄急行形気動車というものを教えてくれたキハ58-477・キハ28-2360の勇姿が重なって見え、まるで再会したように感じて目頭を熱くしたこともありましたが、とにかく素晴らしい旅行となりました。

過去の思い出の数々を思い起こしながらキハ52に揺られ、房総半島の真ん中でキハ28と1日を共にした思い出は忘れることは無いでしょう。

費用が掛かるので引退、というのはコロナ禍の輸送業界では仕方ないことなのですが、鉄道ファンをその気にさせれば軽々と数千万円を集めてしまうクラウドファンディングのように、何かしらの手段を取ろうとはしなかったのでしょうか?
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キハ28-2346を残したからと言って必ずしも収益や地域活性化に貢献するとは断言できませんし、車両の状態的にも難しいのは分かっていますが、実働する最後のキハ58系、急行形気動車として、残すに値する価値ある車両であるのは確かです。

房総半島の真ん中という言わば「ど田舎」に私のように1000キロ離れたところから来る客がいるのは、そんな貴重な車両がいるからです。いすみ鉄道が代替案無くこの車両をなくす方針を立てると言うことは、集客・沿線活性化につながる・繋がっているかもしれない実質唯一の要素をいとも簡単に半分捨てようとしていることと同義です。キハを残して欲しいという私的感情を引っこ抜いて考えても、いすみ鉄道が自らの魅力を捨て、地域を巻き込んで破滅の道を意図的に歩もうとしているような気がしてなりません。

鉄道ファンだけでなくいすみ鉄道と沿線の為にも、何かしらの形でキハ28が活用され続けることを、あわよくばキハ28が動く状態で生き続けられることを、願ってやみません。

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SN総合車両所の頒布用車両製造部門である「SN総合車両所 車両製造部」のページに、今月2日発売の新製品について、製品情報・出荷情報を掲載しました。以下のURLをクリックされるか、当ブログ中の「参加中のブログ」欄からアクセス頂けます。 

出荷・発売情報:1件


製品情報:4件
 
 
 
 

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以前当車両所ではマイクロエース製 キハ47みすゞ潮彩を導入していましたが、整備はまだ行っていませんでした。時間が経って仕舞いましたが今回漸く整備が出来ましたのでご紹介します。 

以前の記事はこちら! 


マイクロエース製キハ40系ではおなじみの加工ですが、TOMIX製のカプラー・スカートパーツに交換していきます。
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使用したカプラーはJC6365のTNカプラーです。床下がグレーのキハ40系に使用される部品です。

まずはカプラー取り付け用の突起を右のように切り取ります。
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それからスカートは同じくTOMIX HGキハ40系用のものを使用しますが、こちらも右のように干渉部分を切り取っておきます。

カプラーとスカートを組み合わせ、車両の床下に接着すれば完成です。両面テープを使えばメンテナンスの事を考えても問題ないですし、現状復帰も出来るので今のところ最適解かなと考えています。
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そういえばこの製品にはシールが付属していました。

前面は白幕・・・? 実車はガラスが車体色で塗りつぶされているはずなのですが・・・なんだかよく分かりませんがひとまず貼り付けておきました。

側面は製品状態で黒地の印刷がしてあったので、当車両所のキハ40系(TOMIX製更新車)に合わせるべく貼り付けを見送っています。
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この車両は中古での購入なので、集電・動力系も清掃・整備を行いました。走行歴が少ないのでしょうか、磨くと新品のような美しい黒染め車輪が現れました。
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室内灯は中古販売時に取り付けられていた物を流用したので、新たに取り付けは行っていません。

幌枠があるからなのか、瀬戸内マリンビューに比べればTOMIX車とのディテールの差が感じられやすいですね。それでもまだマイクロの中では悪くない方だと思いますけども。
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ということでみすゞ潮彩の入線整備が完了しました。比較的安値で状態の良い物を購入出来て満足していますが、これからもそのコンディションを保っていけるよう大事にしていこうと思います。

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