December 25, 2005
見方を変えると
借入金の返済額のうち、利息部分は経費になりますが、元金部分は経費になりません。
これは、会計上の利益を算出するときでも、法人税あるいは所得税を計算する場合の利益を算出するときでも同じです。
なぜかというと。。。
借入金は債務だから。
元金部分の返済は債務の返済であり必要経費とはならない。
わかりにくいですね。
やり手の社長さんでも、こう説明すると腑に落ちない顔をされることがあります。
では、借り入れをしたときに売上に計上しますか?
と聞くと、とんでもない!と言われます。
お金が増えたからといって利益ではない。
お金が減ったからといって経費ではない。
キャッシュフローは大切ですが、そればかりを見ていると思わぬ落とし穴に陥りかねません。
トラックバックURL
この記事へのコメント
1. Posted by ゆうじ December 27, 2005 01:19
それでも「キャッシュフロー」って偉い人はみんないうんっすよ・・・