December 27, 2005

数字に強いとは?

今日はビジネス誌でお馴染みのスキル「計数感覚」のはなしです。

計数感覚とはある数字を見て「なぜそういう結果になったか」というプロセスを読み取る力をいいます。

例えば、決算書を見ると100万円の売上高があったとします。
これから何を読み取るか、です。

「100万円を売り上げる」には「100万円の売上があがるような手段をとった」んですよね。
その手段、見つけられますか?
100万円を分解してみて「単価」×「数量」であることに気付けば合格点。

具体的には
「1件当たりの売上を増やす」  × 「得意先数を増やす」
「1時間当たりの売上を増やす」 × 「営業時間を増やす」
「1人当たりの売上を増やす」  × 「販売員を増やす」

売上を増やす方法、見えてきましたか?

さらに。。。

「数量」に注目すると、まず母数が多いことが必須。ただし、数ばかり多くても名前だけの顧客は「数量」につながりません。
つまり、売上を増やすには「新規開拓をする」か「顧客を活性化する」かということもわかってきます。

こういう発想が「計数感覚」。
求められているのは数字のもつ意味を読み取ることなのです。

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明日はいよいよ仕事納め。
このブログもお正月休みをいただきます。

稚拙な文章にお付き合いいただきコメントくださった皆さま、ご訪問くださった皆さま、本当にありがとうございました



snafkin69 at 23:27│Comments(1)TrackBack(0) 経営のはなし 

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この記事へのコメント

1. Posted by えみこ   December 28, 2005 10:02
新規開拓をするか?顧客を活性化するか? 
両方充実させたい!!
「1時間当たりの売り上げを増やす」×「営業時間を増やす」は
昨日 まさに体験して実感した(笑)

「1人当たりの売り上げを増やす」×「販売員を増やす」に
今は すごく興味があります!


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