資産運用
November 21, 2005
食わず嫌い
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昨日はＣＦＰの試験でした。
資格試験にはめずらしく、実践的な内容が多い試験ですが。。。
やっぱり試験は試験
ちゃんと勉強しようっと気持ちを入れ替えたところです。
そこで今日は投資信託の手数料のはなし。
投資には興味深々の私ですが、投資信託は買ったことがありません。
買っても、売っても、持っているだけでもコストがかかる投資信託はなんとなく損をしたような気になってしまうのです。
購入したときには販売手数料が
⇒ 基準価額×２〜３％
（ノーロードファンドという無料のものもあります）
売却したときには信託財産留保額が
⇒ 基準価額×１〜３％
（かからないファンドもたくさんあります）
持っているときは信託報酬が
⇒ 純資産総額×１〜２％
このうち忘れがちなのが信託報酬。
毎日自動的に差し引かれますが、日々にすると少額なので払った感覚がありません。でも毎日ですから侮れないですよね。
たとえば、ある投資信託を１００万円購入し、信託報酬が年率１％とします。
運用している１００万円の財産に対して年率１％＝年間１万円が信託報酬として日々自動的に差し引かれています。
年間１万円ですから１日あたり２７円少々（1万円／365日）が日々差し引かれる計算になります。
もちろん１００万円で購入した投資信託は、その中身に入っている有価証券の値動きによって、日々１０２万になったり、９８万になったりするので、その値上がりや値下がりをした財産（純資産総額）を基準に毎日、信託報酬が計算されて信託財産から差し引かれているのです。
私は苦手な投資信託ですが、巷では結構人気ありますよね。
コストが高い高いといっても、要はコストを超えるリターンがあればいい話。
あまり神経質になることもないのかな・・・と最近は思います。
購入・売却に手数料がかからないファンドも増えてきていますしね。
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October 22, 2005
中古物件にご用心
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アスベスト（石綿）による健康被害が広がるなか、製造・新規使用を2008年までに全面禁止する方針が打ち出されました。
不安に駆られる方も多いかもしれません
ですが、アスベストを含んだ建材でも成型材料であれば、すぐに除去が必要、というわけではないそうです。
“吹きつけ”でない限り心配はない、粉じんさえ出なければまず安心、ということ。
不安を助長して、不必要な調査や工事をする業者も出てきているようなので注意が必要ですね。
先日、関与先から所有している賃貸物件のアスベスト除去工事に1,000万円かかる
という話を聞きました。
アスベスト除去費用は、税務上は原則として全額が損金算入できますが、余計なお金が出ていくことには変わりありません。
不動産投資なら利回り重視で中古物件
と思っていましたが．．．
新しく利回りのよい中古物件に投資をしよう
とお考えの方は、アスベスト使用物件かどうか調べてみてくださいね。
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September 24, 2005
新型はお得！？
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9月14日の日本経済新聞に「新型定期預金」に関する記事が出ていました。
この新型定期預金、どんなものかというと満期までの長さを銀行側が決める代わりに、利息を年１％前後と高めに設定した定期預金のことです。
一般の定期預金の金利は年0.1〜0.25％程度ですから、かなり高め。
通常の定期預金では利息はわずかしか得られない状況が続くとみた個人顧客の資金が流入しており、年内にも総額一兆円規模に達する見込みと伝えていました。
なんだか、怪しそうな気がしませんか？
個人的には、満期を延長するか、満期を繰り上げるかを決定するのは銀行だというところに胡散臭さを感じます。
結局、こういうことです。
当初５年満期の定期預金で、さらに５年延長して10年満期の定期預金にできる商品があったとします。
１％の金利で６年目以降も銀行が資金を確保し続けたほうが有利と判断され
る場合（金利上昇局面）は期間が延長される。
⇒ 預金者は金利のよい他の商品に乗り換えることができません
５年後も低金利状況が続いていて、銀行が新たに低利で資金調達したほうが
有利になると判断される場合は期間は延長されない。
⇒ 強制的に満期を迎えることになります
中途解約も原則できませんし、やむ得ない場合として解約できたとしても元本割れを生じる可能性があるようです。
悪質商品とは言いませんが、慎重に検討する商品ではありそうですね
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September 14, 2005
住宅バブル再来！？
アメリカの住宅ローンで、当初は利息だけを返済し、数年経った後に元本＋利息を返済するもの。
日本でも昔？はやった「ゆとりローン」と同じようなものですね。
アメリカでは異常といわれるほどの住宅バブルが続いているようです。
その理由は。。。
高齢層のセカンドハウス取得が増えている
ベビーブーム世代の子供たちが家族形成期に入った
投資先として住宅を購入する人の割合が増えている
などと言われていますが、その背景にインタレスト・オンリー型ローンがあるのは間違いないでしょう。
金利だけを払っている間に住宅を転売し、売却益を得ることもできるから。
でも、フェデラルファンド（FF）金利は上昇しています。
FFレートの度重なる引き上げにもかかわらず、なぜかアメリカの長期金利は低下を続けていることが話題になっていますが、長期金利がこのまま低水準にいるとは考えにくいものです。
長期金利が上昇しはじめたら。。。
アメリカの景気は減速
するでしょう。それにつれて日本の景気も深刻な状況になりはしないでしょうか
せっかく景気の上昇気流に乗り始めてきたと思っていたのに〜〜
【参考】
フェデラル・ファンド（Federal Funds）とは、米国の市中銀行が連邦準備銀行（米国の中央銀行）に預けている無利息の準備預金です。フェデラル・ファンド・レートは、銀行が中央銀行に預け入れるフェデラル・ファンドを調達するために銀行間市場において無担保で資金を貸借する場合の金利。
September 11, 2005
地価の行方
部分的ではあっても不動産市場が活性化してきたことが窺われます。
ところが．．．
関西には塩漬け土地が4,320億円もあるというではありませんか！？
「塩漬け土地」とは、近畿の土地開発公社が未利用のまま5年以上保有している土地のことをいっているようですが、面積にして1840ヘクタール！
（東京ディズニーランドとディズニーシー、セットで18個もできてしまいます）
あまりにあまりじゃありませんか！？
公共事業が進まず放置されてしまった土地。
いったんは自治体が買い戻すにしても、いずれは民間に売却することになるでしょう。本当の意味での不動産市場の活性化はもう少し時間がかかるかもしれません。
【路線価とは】
相続税や贈与税を算出する標準価格のこと。主要な道路に面した１�屬△燭蠅療效呂良床然曚嚢饑把�から毎年８月初めに発表される。
September 04, 2005
注目のホテルファンド？
といったばかりですが．．．
今日はお金のはなし。
livedoor Blog（http://blog.livedoor.com/）に
「安心・好利回り！ホテルファンドの魅力とは」
という気になるPRが出ていたからです。
見てみるとレジャーホテル・民宿・ゴルフ場・パチンコホールに投資するリートでした。
（レジャーホテルとはいわゆるラブホテルのことのようです）
そういえば１年くらい前、バージン諸島に本社のあるＭＨＳキャピタルパートナーという会社がファンドをつくって日本のラブホテルを買い取っている、そして海外の投資家はそれに注目しているという話を聞いたような気がします。
時間貸しができるラブホテルは利益率がとてもいいけど、イメージが悪くなるからという理由で大規模なホテル資本や大企業が参入してくることはまずありません。
そこを狙ってくるとはさすが外資です。
PRしているファンドの運営会社はどこの資本か知りませんが、もしかしたらラブホテルへの投資、日本でも流行るかもしれないと思いました。
でも「安心・好利回り！ホテルファンド」となっているのが気になります。
高収益なら高利回りでいいんじゃないの？
一見ソフトなニュアンスにしているところが、かえって胡散臭く感じるのは偏見なのでしょうか．．．？
【参考】
ファンド：多数の投資家からお金を集めて株や債券に投資して利回りを得るもの。
リート：不動産に投資するファンドのこと。
