hiragana

「パパ」:お前ももう3歳だ。そろそろ"あいうえお"くらい
覚えないとな。

「3歳児」:うん!

「パパ」:せっかくだから誰でもわかるわかりやすいワードで
一気に覚えるぞ。それじゃーいくぞー。

”あ”
アダルト
「3歳児」:あだると

「パパ」:もうすっかり成長して大人になった生体のことだぞ。
エサ用のマウスやラットもアダルトマウスやアダルトラット
っていうぞ。


”い”
インドホシガメ
「3歳児」:いんどほしがめ

「パパ」:2019年(令和元年)にSITES1に格上げされて
国際取引が禁止されたんだ。
販売や譲渡には登録が必要だから気を付けるんだぞ。
未だに中国の闇ルートや生息地からの密輸が絶えず、
検疫で捕まる悪徳ショップ関係者があとを絶えないんだ。


”う”
ウミガメ
「3歳児」:うみがめ

「パパ」:以前、イベントでアオウミガメが45万円で売約されて、
売ったお店が大炎上したんだ。
ウミガメ採捕承認証が提出されて合法性は証明されたが、
現実問題、一般家庭で飼育するのは現実的ではない生き物だから
ウミガメ以外もよく考えて購入するんだぞ。
ちなみに売約は取り消されたらしい。


”え”
エゾブルー
「3歳児」:えぞぶるー

「パパ」:北海道産のアオダイショウの中でも青みかがった個体のことだぞ。
本州産は茶色や緑系のものが多いが、北海道産は青いんだ。
飼ってる人に「キレイなエゾブルーですね」とかいうと喜ぶぞ~。


”お”
オーストラリア
「3歳児」:おーすとらりあ
「パパ」:国の名前だ。ただし、野生動植物の流出を徹底的に規制している国で
爬虫類大国にも関わらず、もう野生の個体が手に入らない種類も多いんだ。
そうなると、既にオーストラリア以外の国で繁殖された血統だけで
増やしていくことになるため、新しい品種が生み出されなかったり、
飼育頭数自体の減少まで考えられる。