スペインワイン会201702_w


( )内はWA(パーカー)ポイント。

1)N.V. Pago de Tharsys Cava Brut Rosado ** B+
ガルナッチャのロゼ・カヴァ。いままで飲んだ(数少ない)ロゼ・カヴァの中ではレベルは高いものの、価格は少し高すぎる感があります。


2)2011 Rodrigo Mendez Salvora, Rias Baixas (93) **** A--
ラウル・ペレス氏も関わっているワイン。数年前に飲んでいたら間違いなく感動していたと思いますが、同氏のワインを飲んでいると当然と思うようになってしまいました。慣れは恐ろしい(笑)。自然派、いろいろなアプローチでそれぞれの個性を引き出しているのですが(このワインも自己の天然酵母で温度コントロールなしで木樽で発酵)、どのワインもクリーンでフレッシュな白色(ときに黄色)のフルーツのニュアンス、凝縮した果実味を持った共通したスタイルに感じます。結果的に価格によるヒエラルキーが構成され、より高いワインを飲まないと感動を得られにくなっているようにも思います。


3)2009 Puligny-Montrachet Les Perrieres, Etienne Sauzet (93) <差し入れ> A-
抜栓当初はやや閉じた印象ながら、時間経過とともに多層的で厚みを持った果実味が口の中で立体的に広がっていきました。2009年らしい甘みに過不足ない酸味。良質な砂糖(和三盆?)を振りかけた夏蜜柑。差し入れに感謝しております。


4)1982 Chateau D'Assault, St. Emilion <差し入れ> B+
同時期他の多くのシャトーにより作りは粗さが残りますが、1982年という偉大なヴィンテージの恩恵を受けており、きれいに熟成しています。一度リコルクか。こちらも差入れに感謝しております。


5)2001 Finca Villacreces Reserva, Ribera del Duero (91) ** B++
テンプラニーリョが80%前後、他カベルネ・ソービニヨン、メルローのブレンドでボルドーらしさも漂います。紫にオレンジ色が入る熟成とともにフレッシュな果実味も点在して残っています。ブラックカラント・ブラックベリー、クレームドカシス、黒いスパイス。

6)2001 Finca Villacreces Nebro, Ribera Del Duero (98) **** **** A
古木・低収穫量・単一区画のテンプラニーリョ100%、フレンチオーク新樽14ヶ月。しっかりとしたタンニンを凝縮した黒いベリーの果実味が覆い、酸味も過不足なくあります。スケールも大きく、余韻も長い。ただ、思った以上に熟成が進んでおり、ピークはヴィンテージから20年程度かもしれません。


7)2008 Vega Sicilia Unico, Ribera Del Duero (96) **** **** **** **** *** A
テンプラニーリョ主体にカベルネ・ソービニヨンのブレンド。以前ほどではないかもしれませんが、やはりこちらは寿命が長いワイン、まだまだ先が楽しみです。ただ、6)ネブロの倍の価格というのは知名度の高さによるものだと思います。WAの点数のように逆転しているとは思いませんが、ほぼ互角の水準。反面、ウニコも以前がボルドー5大シャトーの倍の価格でしたので、相対的には値上がりは小幅ともいえます。


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スペインワイン会201702c


・西洋タンポポと柑橘類のサラダ

・鹿肉のプレザオラ

・白子のソテー 菜の花

・甲烏賊とほうれん草のトマト煮込み

・猪のラグーのパッパルデッレ

・チーズのニョッキ

・仔羊の炭火焼き

・伊豆産猪の煮込み

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