ワインの会(東京ワイン会) ワイン会・飲んだワインの感想

どなたでも参加自由のワイン会を東京で開催しています。ご関心がありましたら是非ご一緒いたしませんか。知識は問いません。 このページではワイン会と日々飲んだワインの感想を書き込んでいます(*は750ml換算で一つ2500円。A(90点台):素晴らしいワイン。コストパフォーマンスが高いワイン。B(80点台):美味しいワイン。再購入の検討充分価値あり。C(70点台):平均的なワイン。D(60点台):苦手なワイン。旧点数は15/20で90点相当です)

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アメリカ:カリフォルニア

2012 Hyde de Villaine Belle Cousine, Los Carneros

*** B+
葡萄混合比率はヴィンテージにより変わりカベルネの方が多いこもありますが、2012年はメルロー70%、カベルネ・ソービニヨン30%。新樽率25%、18ヶ月。抜栓当初はカルネロスとしては甘いタンニンを感じ、より暑い産地を連想。時間経過とともに酸も立ち上がってきて果実味と調和していきます。凝縮度はミディアム、力強さとエレガントさのバランスがとれています。最新のヴィンテージ(2014)のワイナリーリリース価格$80というのは少し高いように感じます。

2014 Franciscan Cabernet Sauvignon Oakville Estate, Napa Valley

** B
カベルネ・ソービニヨン90%、メルロー4%、プチ・ヴェルドー3%、マルベック2%、シラー1%。ワイナリーリリース価格$29のカベルネとして可もなく不可もなく。

2014 Caymus Cabernet Sauvignon, Napa Valley

**** A--
2回目。思ったよりまだジュースのまま。クランベリー、ブラックラズベリーと色はやや薄め。ピュア感あり。凝縮度は前回ほどではなく。WA94点(ロバート・パーカー氏、2016年)

2013 St.Supery Dollarhide Ranches Estate Vineyard, Napa Valley

*** A--
前回と同印象(甘いタンニンに凝縮した果実味。ブラックベリー、プラム)ですがボディをより感じます。WA93点(ロバート・パーカー氏、2015年)。

カリフォルニアワイン会(Farrell, Groth他)/感想

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ゲイリー・ファレルのトボーニ・ヴィンヤード、グロスのカベルネ・ソービニヨン・リザーブ1996年という希少なワインの差し入れをいただきカリフォルニアワイン会を企画しました。


1)2004 Ramey Chardonnay Hyde Vineyard, Carneros **** A-
2)2002 Ramey Chardonnay Hyde Vineyard, Carneros **** B+

ボトル差があったのかもしれませんが2002年はピークをやや過ぎた印象。2004年はここまで熟成の恩恵を感じさせます。ブルゴーニュ風ではないものの、樽香は強すぎず(最新ヴィンテージで新樽率22%)、力強い果実味と過不足ない酸味が調和しています。

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3)2014 Gary Farrell Pinot Noir Toboni Vineyard, Russian River Valley <差し入れ> A--

これは驚き。ブラインドなら間違いなくブルゴーニュと回答します。確認しましたところトボーニはサンタ・ローザ・プレーンに位置しています。名前どおり標高は高くない平坦、霧により冷涼な気候となっていますが、この地域では特別なことではありません。オレゴンやニュージーランドも当てはめようとしましたが、やはりブルゴーニュに辿り着きます。ポマールあるいは凝縮して力強いボーヌ1級畑というところでしょうか。


4)2010 Williams Selyem Pinot Noir Westside Road Neighbors, Russian River Valley **** ** A--

3)のゲイリー・ファレルと比べると暖かいカリフォルニアらしいワイン、同じ産地(RRV)とは思えません。とはいっても濃紫の濃いだけのピノではなく、凝縮された赤いベリーにアジアンスパイス、ミネラル感もたっぷりある力強さとエレガントさを兼ね備えています。


5)2002 Ramey Jericho Canyon Vineyard Proprietary Red Wine, Napa Valley **** *** A
6)2001 Rudd Estate Proprietary Red Wine, Oakville **** **** * A
7)1996 Groth Cabernet Sauvignon Reserve, Napa Valley <差し入れ> A-

それぞれ素晴らしいワインです。グロスはまさにピーク。1990〜1997年までカリフォルニアでは恵まれたヴィンテージが続いた中では1996は「偉大」にはやや及ばなかった印象があり、その分まろやかになったのが早めだったかもしれません。それでも今後10年はゆうに楽しめそうです。また、2000年代、1990年代で少しスタイルが異なる時代の変移も感じます。レイミーがラッド創設時に関わったことが共通性の一因ではあると思いますが、やはり2000年代の方がモダンに感じます。とはいえ現在の2010年代のスタイルと比べるとクラシカルに感じます。

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・瀬戸内海産鰆の自家製カラスミとフロマージュブラン フォカッチャ添え

・黒毛和牛の自家製コンビーフとポテトのルッサ

・岩手県産さすけ豚のリングア ラビゴットソース

・新鮮な丸ガニの自家製タリアテーレ トマトソース

・北海道産乳飲み仔牛のスペッツァティーノ

・トローネのセミフレッド

・コーヒー

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2013 St.Supery Dollarhide Ranches Estate Vineyard, Napa Valley

*** B++
2010年同様ワイナリーリリース$100(実勢$80)のワインとしては日本の価格はリーズナブル。高騰続けるカリフォルニアワインのなかでは1万円クラスと充分対抗できます。カベルネソービニヨン100%、フレンチオーク小樽100%(新樽76%)。甘いタンニンに凝縮した果実味。ブラックベリー、プラム。WA93点(ロバート・パーカー氏、2015年)。

2015 Annabella Cabernet Sauvignon, Napa Valley

** B--
ワインのレベルは上がっているもののターゲットは一昔前の$10CSと同じでしょうか。適度なパワーを感じ、またバランスも整っている完成度の高い「商品」ですが、甘く、複雑味に欠け、今後の熟成も不要に感じます。この価格ならまだボルドーの方がお勧めです。

2013 Clos du Val Cabernet Sauvignon, Napa Valley

** B+
熟した赤紫のベリー。タンニンや木のニュアンスはあまり感じず、凝縮したジンファンデルや南仏品種をも連想します。WA89点(ロバート・パーカー氏、2015年)

2014 Simi Cabernet Sauvignon, Alexander Valley

** B--
アレクサンダー・ヴァレーの特徴はあまり感じない、ローダイあたりといわれても分かりません。このクラスなら仕方がないのかもしれませんが、単調で後半飽きます。果実味の凝縮度は適度にあります。同価格帯なら他国がお勧め。

カリフォルニアワイン会/感想

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1)2011 Roederer Estate l'Ermitage brut, Anderson Valley *** B++
相変わらずカリフォルニアトップクラスのスパークリングだと思いますが、以前より濃くなっているように感じます。蜂蜜、ブリオッシュ、オレンジ色の柑橘類。スタータには少々重いかもしれません。

2)2013 DuMol Chardonnay, Russian River Valley **** A--
3)2012 Halstead Vineyards Chardonnay, Napa Valley ** B

2)デュモルはエレガントさとパワフルさを兼ね備えています。一杯で充分という声もありましたが、ブルゴーニュらしさもあるスタイルで個人的には好みです。新樽率は40%、12ヶ月(その前にタンクで6ヶ月)、完全マロラティック発酵。
3)ハルステッドはデュモルと比べると物足りなさは残りますがバランスは整っています。

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4)2013 Mahoney Vineyards Pinot Noir Mahoney Ranch, Carneros **** B
5)2011 Williams Selyem Pinot Noir Westside Road Neighbors, Russian River Valley **** ** A--
6)2011 Clos du Val Cabernet Sauvignon Stags Leap District, Napa Valley **** B++
4)マホニーは1万円超の希望小売価格は少し割高感あり。
5)ウィリアムズ・セリエムはさすが。まだまだ若々しくて凝縮した果実味と過不足ない酸味に熟成を伴うしなやかさが加わっています。
6)相変わらず安定した美味しさ。ジェネリックのナパ・ヴァレーと比べるとタンニンがしっかり、ビターチョコ、スモークのニュアンスを感じ、前面に出る甘みは控えめで奥にブラックカラントの果実味を感じます。

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