ウィスラーでの生活が忙しさをましてきました。
ゲレンデは観光客でごった返し、職場のレストランも一年で一番の稼ぎ時を迎えています。

何年か前までの自分は、滑るための仕事と、割り切って働いていましたが、今年はなんとなくこの忙しい生活のなかで滑る事ができて幸せを感じています。スノーボードを追求する事は自己表現を追求する事、だから仕事に集中する事も、例え嫌々でもそれが自分が長く続けてきたライフスタイルの一部なら、追求するべき事なのだと、今更ながら気づいたわけです。





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そんな忙しい最中、heart fimsの撮影が始まりました。
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仕事仲間でもあり、プロスノーボーダーでもあるGeoff brown と一緒にジャンプセッション。
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これも仕事中にgeoffにジャンプ教えてよ〜、なんていう話をした事から話が始まり、半ば無理やりケイジくんにお願いしてハートの撮影にGeoffを交ぜてもらう事ができたわけです。Geoffがつれてくる仲間はいつも一風変わったやつばかりで、毎回笑わされて面白い。高校時代を思い出させるしょうもないバカ友達みたいなのを連れてきて、俺たちの仕事を引っ掻き回したりもしました。

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Day3、気まぐれな天気に悩ませれながらもなんとか三日目のトライで、撮影することができた。
高額投資で仕入れた新しいカメラを構えるケイジ君、足首に不安を抱えながらも誰よりもデカく飛ぼうとする佐々木悠、二年のブランクから復帰し、いきなりファーストをヒットした、Mr.平岡暁史パイセン。決めるまで絶対に諦めないGeoff 。そして、フォトグラファーMike & Vanessa

そんなかんじで賑やかにHeart filmsの新しいシーズンがスタートしました。
シェフの仕事もスノーボーダーとしての仕事も、自分の生活の一部と考えて、自己表現を追求していきたいと思います。