2010年08月13日


飛べぬなら

乾かしてあげる

悲しみは

心の羽が

ただ濡れただけ









(19:58)

2010年08月07日

月の無効の世界まで

感じるかの様な

透き通った夕暮れ

一人のこの道も

守られ

包まれているかの様に

心が躍る

同じ月の元にいる

貴方と

何を語りましょうか…








(06:02)

2010年08月05日

疲れたの

貴方を追う長い時間

流れだす種

涙のかたち







(07:02)

2010年08月01日

地上のすべてに
微笑みを与える太陽でさえ
届かぬ世界があることを
知っているのか
眩く煌く太陽が空にあるというのに
この手も、この体も照らしてはくれぬ

翼を持たぬ天使は
輝く対岸へ渡る夢すら
思いつかず
沼地へはまる足かせを解く術さえ知らず

深く哀しみを持つこの手は
太陽を映すただひとつの鏡さえ
割ってしまった

あぁ
私は翼が欲しい…

(08:17)

2007年06月23日




もっと

もっと

知りたいから…

出会ったときに

感じた

貴方が

本物であるように

約束を

重ねれば

その思いは

濃くなる

雨のこの季節に

強くなる

緑たち

今日より

色鮮やかな

輪郭が

明日には

現れるのでしょう

それは

私の恋のかたち

それは

私の雨の季節の足跡













(19:07)

2007年06月21日




私が花なら…

貴方の

手のひらに

そっと乗って

貴方の

その眼差しを

感じられるのに…


私が花なら…

貴方が

つけた名のとおりに

生きていけるかもしれない…


私は…

貴方の

手のひらの上で

いつか

色褪せ

枯れてしまう…

その

最後の時まで

側にいられたら…


私が

花だったら…

花びらならば…













(20:44)

2007年06月14日





そう…

聞こえた…



そう、言ったの?

って…

聞けなかった

私の何を

どう…

愛しているの?

知りたいけど

聞けない…

私?





わからない…


側にいてくれるのなら…


愛してくれるのなら…


貴方を


愛せるかも…


と…


思っています…


思っています…
















(20:13)

2007年03月02日





想いを転がし

膨らんだ

心の扉を

たたくのは

春の風

桜のつぼみを

開かせる途中に

たたいている

私は

染まった

頬を

大きな幹で

冷やすため

風をすりぬける

春よ



貴方への

詩は

まだ

届けられない

貴方の

この旋律に

乗せる言葉が

まだ

見付からない…











(20:08)

2007年02月25日






この静寂は

雪の白さの嘆きの音

あれは

一度も汚れたことのない白なのです

本当に

そんな夢があるのなら

偽りの白さに涙しました

心の行方を認めたくなくて

不透明な言葉を綴る

私が

ここにいます

春を告げる使いを

手のひらで追いかける

私が

ここにいます

捕まえれば

消える運命と知りながら

恋人達のささやきすら

届かない夜の詩
















(10:32)

2007年02月21日





冬は

春のため

悲しみは

喜びのためにあるという

昨日は

今日のため

明日は

今日の私への

贈り物

それを

創るのは



この小さな私













(00:14)