2007年06月23日




もっと

もっと

知りたいから…

出会ったときに

感じた

貴方が

本物であるように

約束を

重ねれば

その思いは

濃くなる

雨のこの季節に

強くなる

緑たち

今日より

色鮮やかな

輪郭が

明日には

現れるのでしょう

それは

私の恋のかたち

それは

私の雨の季節の足跡













(19:07)

2007年06月21日




私が花なら…

貴方の

手のひらに

そっと乗って

貴方の

その眼差しを

感じられるのに…


私が花なら…

貴方が

つけた名のとおりに

生きていけるかもしれない…


私は…

貴方の

手のひらの上で

いつか

色褪せ

枯れてしまう…

その

最後の時まで

側にいられたら…


私が

花だったら…

花びらならば…













(20:44)

2007年06月14日





そう…

聞こえた…



そう、言ったの?

って…

聞けなかった

私の何を

どう…

愛しているの?

知りたいけど

聞けない…

私?





わからない…


側にいてくれるのなら…


愛してくれるのなら…


貴方を


愛せるかも…


と…


思っています…


思っています…
















(20:13)

2007年03月02日





想いを転がし

膨らんだ

心の扉を

たたくのは

春の風

桜のつぼみを

開かせる途中に

たたいている

私は

染まった

頬を

大きな幹で

冷やすため

風をすりぬける

春よ



貴方への

詩は

まだ

届けられない

貴方の

この旋律に

乗せる言葉が

まだ

見付からない…











(20:08)

2007年02月25日






この静寂は

雪の白さの嘆きの音

あれは

一度も汚れたことのない白なのです

本当に

そんな夢があるのなら

偽りの白さに涙しました

心の行方を認めたくなくて

不透明な言葉を綴る

私が

ここにいます

春を告げる使いを

手のひらで追いかける

私が

ここにいます

捕まえれば

消える運命と知りながら

恋人達のささやきすら

届かない夜の詩
















(10:32)

2007年02月21日





冬は

春のため

悲しみは

喜びのためにあるという

昨日は

今日のため

明日は

今日の私への

贈り物

それを

創るのは



この小さな私













(00:14)

2007年02月09日






かつて

夢見たものは

色を失い

空に溶けこんで

求めていた手は

翳みのように

消え去って

遠のく

彼方へと

沈黙と

曖昧な倫理の狭間で

翼を

休める森もなく

時の止まった空は

果てしなく続くこの旅は

どこまでも

限りなく

青く

深く

広すぎて










(02:37)

2007年02月07日





凍てつく天に

瞬く

光たち

光たち

時空をこえ

遠い旅の記憶を

綴るように

ただ

ただ

輝く冬銀河

今日の涙は

ここに置き

明日

春の陽を待てと

私にささやく

宝石箱たちよ











(21:50)

2007年02月05日




冬に

閉ざされていた

風の色

時の色

一日一日

強くなる陽に

立ち尽くす

立ち止まる

まだ

春よ

来ないで

私の中の

貴方の記憶が

薄れるまでは

春立ちぬ

まだ

春よ

来ないで


























(22:32)

2007年01月30日





私は

歌を唄う

澄み渡る日には

雨の詩

凍える天には

震える旋律で

一人の空間で

哀しみを

愛された記憶を

涙の舟に乗せて

私は

知っている

この手を

放す時が

あることを

そうよ

私は

春を飛べない

雪の妖精













(19:07)