2005年08月
2005年08月31日
ままごとのような…
しばらく生菓子のエントリが途絶えていますが、ちゃんと食べています（笑）。
お盆の後、ご近所さんから幾つか帰省土産をいただきました。そちらにかかりきりなので、生菓子の方をやや買い控えております(^_^;)。今日は東京のお菓子♪
「ぬれあまなっと 壹（いつ）」 （花園万頭）
「ぬれあまなっと」と最中（もなか）の皮が別々に入っていて、食べるときに皮の中に盛り付けながらいただきます。十五粒くらいが適量だそうです。スプーンで一つ一つ盛り付けるのが楽しいな。
子供の頃のままごと遊びを思い出します。泥をこねたお団子を一個ずつ葉っぱの上にのせたりしませんでしたか？
一口サイズのモナカの皮はさくさくしていて、ごまがアクセントになっています。菓銘の「壹（いつ）」とは、満ちていっぱいになること、だそうです。
2005年08月30日
少しずつ秋めく
夏と秋の綱引き、少し秋が引っ張り始めたような気配です。エアコンを止めて、和室で扇風機をかけて気楽な読み物を見ているうちにウトウト……気がつけば二時間近く爆睡してました。夜眠れなくなるから昼寝は30分程度にしておかないと、と思っていたのに。
『和のノート』（木村衣有子著）という本の和風なカバーがステキです。黄色の縞に文字通り臙脂紫の「帯」を締めているみたい。
夕方５時半。まだ青色が残っている空にこの雲です。いよいよ秋だなぁ。
実はこの記事は昨日の深夜に書いて投稿したのですが、サーバーが恐ろしく重い上に全く反映されずエラーばかり出るので、根負けしてそのまま寝てしまいました。 livedoorブログのデータ移行が始まって既に二ヶ月以上経ちますが、作業はまだ完了せず、ここも旧環境のままです。
サーバー増強したり一旦移行を止めてみたりといろいろ対策はされているのですが、依然としてトラブルが続出しているようです。なにしろ６０万件を超えるブログのデータ移行なので、スイスイ〜とはいかないのでしょうね。申し訳ありませんが、見に来てくださっている皆さまには引き続きご迷惑をおかけすると思いますm(__)m。
今朝は早起きして美容院へ行ってきました。シャッターが開く前に扉の前で待っているくらいの超一番乗りだったので、髪をカットしてもらって帰宅したら、まだ９時半になっていませんでした。
2005年08月27日
休憩
かる〜くバテてます（笑）。たまっている夏の疲れがそろそろ出てくる頃なのでしょうか。皆さまもお気をつけください。もう朝晩は涼しい風が吹く日もあるし、光の色も真夏のぎらぎらから影の濃いものに変わってきています。もうちょっとの辛抱ですね。
りんどうを買いました。活けるのには難しい花なので、適当な花器を探していますがちょうどいいのがなくて。カーテン越しでもまだ窓辺は暑いのでしょう。すごい勢いで水を吸い上げてます。
今日、宮内庁のHPにアクセスして京都御所参観希望を許可してもらいました。秋の一般公開日（十一月初旬）にはまた人まみれになるので、十月に行きます。
本当は桂離宮を申し込みたかったのですが、ネットの人数枠はもう十一月のおわりまですべて定員に達してました。ハガキはまだいけるかもしれへんよ〜と夫は諦めていないのですが、観光シーズンだし、どうかなぁ。いっそ、真冬の凍えるような日ならどこでも空いてるかもしれませんね(^_^;)。
2005年08月24日
京都へ買出しに
二週間ぶりに京都へ行ってきました。
今日は時間がなかったので、四条の高島屋で必要な買い物だけ……のつもりが地下道を西へ西へと歩いて柳馬場で一筋上へ。
そう、錦市場です。
わ〜、あるある、いろんなものが揃ってる♪。さすが京都の台所。
鱧はだいぶ安くなっていて勧められましたがパスして、はしりの松茸も輸入物だろううなぁという安値を横目で見て通り過ぎ、そしてやっぱりいつものお店で足が止まります。
「打田漬物」で今日はグリーンボールの浅漬けを買いました。
歯ざわりが柔らかくて、しっかり塩気はあるのにちゃんとキャベツの甘みが残っています。
これから数日、美味しいご飯のおともができて幸せです（^^)。
打田さんからちょっと西へ行ったところにある「平野」でおばんざいを物色。
針生姜と枝豆の炊き込みご飯、小さな里芋コロッケ、昔母が作ってくれた味付けによく似ている万願寺とうがらしとしらすの炊き合せ、いつもの塩豆ももちろん買って再び高島屋地下へ戻りました。
取り置きしてもらっていた和菓子などを受け取り、両手いっぱい買い物袋でヨタヨタと帰宅の途につきました。
今日は時間がなかったので、四条の高島屋で必要な買い物だけ……のつもりが地下道を西へ西へと歩いて柳馬場で一筋上へ。
そう、錦市場です。
わ〜、あるある、いろんなものが揃ってる♪。さすが京都の台所。
鱧はだいぶ安くなっていて勧められましたがパスして、はしりの松茸も輸入物だろううなぁという安値を横目で見て通り過ぎ、そしてやっぱりいつものお店で足が止まります。
「打田漬物」で今日はグリーンボールの浅漬けを買いました。
歯ざわりが柔らかくて、しっかり塩気はあるのにちゃんとキャベツの甘みが残っています。
これから数日、美味しいご飯のおともができて幸せです（^^)。
打田さんからちょっと西へ行ったところにある「平野」でおばんざいを物色。
針生姜と枝豆の炊き込みご飯、小さな里芋コロッケ、昔母が作ってくれた味付けによく似ている万願寺とうがらしとしらすの炊き合せ、いつもの塩豆ももちろん買って再び高島屋地下へ戻りました。
取り置きしてもらっていた和菓子などを受け取り、両手いっぱい買い物袋でヨタヨタと帰宅の途につきました。
本 『足るを知る』 （中野孝次）
足るを知る 自足して生きる喜び
今あるままの自分を肯定し、生きがいを持ち、心から自分の生涯を愛し充足して日々を送った人生の達人たちを紹介しつつ、本当の幸福とは何かということを考えさせるエッセイ。
老子はじめ、良寛、貝原益軒、幸田露伴など難しい思想論になりそうな人物の言葉をやさしくかみくだいて伝えていて、読みやすい。
なかなかこうはいかないのよねーと思いつつ、書かれていることにはほとんど異論はない。なさすぎて、特に印象に残る内容ではなかったのが残念。
作者は、『清貧の思想』『ハラスのいた日々』の中野孝次さん。
2005年08月22日
ひさご
「ひさご」 （塩芳軒）
ひさご……ひょうたんのことですね。
瓢箪形のお菓子は七月から出ていたので「ひさご」って夏の季語だと思っていたら、秋でした(^_^;)。
実は私つい最近まで「朝顔」も夏の季語だと信じていたんです。ほら、朝顔の観察日記とか夏休みの課題があったでしょう？当然夏の朝の花だと信じて疑わなかったわけです。
朝顔が秋の季語だなんて……旧暦とかいろいろ理由はあっても、なーんか今でも釈然としないわ（笑）
さて塩芳軒さんの「ひさご」は、大きな小豆三つがアクセントになっている道明寺羹。
お砂糖は控えめな感じで、中に餡が入っている春の桜餅よりもずっと道明寺糒（ほしいい）そのものの味がわかりました。
洗練された素朴さとでも言うのでしょうか。やや小ぶりなのと、ほどよい上品さが、一ついただいてから「もう一口二口ほど食べたいな」とアト引くんです(^^)。
2005年08月21日
強烈な復讐劇「メディア」
よく雨が降ります。
晴れてるので洗濯物を干して出かけると、一時間足らずの間に天候が変わって帰りはどしゃ降りとか、けっこうあるので要注意ですね。
台風が二つ発生してるし、週明けからお天気悪そう。
今日は午前中に家事をすませて、午後は本を読んだり（途中で何度か記憶が飛んでます(^_^;)）、録画しておいた昨日の舞台中継を見たりしてゆったり過ごしました。
渋谷のシアター・コクーンで今年５月に上演された「メディア」、早くもWOWOWで放映です。
蜷川さんがインタビューで「話が陰惨なので、舞台は美しく作った」と語っていらしたけど、本当にそのとおり。
舞台上に本物の水を入れて石造りの館の前に川を作り、大きな蓮の花と緑の葉っぱ。コロス（合唱隊）の女性たちの赤い衣装にメディアの黒、殺される子供たちは真っ白と衣装も視覚的に効果を上げていたと思います。
蜷川さん演出の舞台って、いつも美術関係がすばらしくて、どれも印象に残ります。大竹さん（メディア）や生瀬さん（メディアの夫イアソン）の演技ももちろんよかったですけど。
続きを読む
晴れてるので洗濯物を干して出かけると、一時間足らずの間に天候が変わって帰りはどしゃ降りとか、けっこうあるので要注意ですね。
台風が二つ発生してるし、週明けからお天気悪そう。
今日は午前中に家事をすませて、午後は本を読んだり（途中で何度か記憶が飛んでます(^_^;)）、録画しておいた昨日の舞台中継を見たりしてゆったり過ごしました。
渋谷のシアター・コクーンで今年５月に上演された「メディア」、早くもWOWOWで放映です。
蜷川さんがインタビューで「話が陰惨なので、舞台は美しく作った」と語っていらしたけど、本当にそのとおり。
舞台上に本物の水を入れて石造りの館の前に川を作り、大きな蓮の花と緑の葉っぱ。コロス（合唱隊）の女性たちの赤い衣装にメディアの黒、殺される子供たちは真っ白と衣装も視覚的に効果を上げていたと思います。
蜷川さん演出の舞台って、いつも美術関係がすばらしくて、どれも印象に残ります。大竹さん（メディア）や生瀬さん（メディアの夫イアソン）の演技ももちろんよかったですけど。
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2005年08月20日
祭りも甲子園も終わって
昨夜11時頃に寝室へ入ったら、月の光が部屋の中央まで射し込んで何やら幻想的な雰囲気になっていました。満月だったのかな？
寝苦しくて午前1時頃に目を開けると、ベランダから見える田んぼの稲が風に揺れてサーサー音を立てている上にいよいよ強くなった月光が降り注いで、まるで暗い海の波を見ているようでした。
ベッドに横になると、ちょうど月影が窓にさしかかり、夜空を渡っていく月がこれ以上ない角度でそのまましばらく視界に入っていました。
寝たままでお月見、乙なもんだなー。来月の名月もこんなふうに眺めてみようか、なんて(^_^)。
夕立がありましたが、今夜も丸い月が出ています。
夏祭りがあって（マツケンサンバ、大音量で鳴らしすぎ(~_~;)）、景品抽選に会場まで行ってきました。
昨年は自治会で役をもらっていて、フランクフルトを茹でて焼いて売りまくって忙しかったのですが、あれからもう一年か……。早いなぁ。
ちなみに、お祭りの抽選はハズレ。
残念賞の「自治会タオル」を一枚もらってきましたが……あまりにもしゃれっ気ゼロの白手拭なので（笑）家の中でしか使い道なさそうです。
高校野球も、今日京都が負けて終わりました。北海道の二連覇は快挙ですね。おめでとー。
まだ暑いけれど、夏はもう褪せ始めています。
寝苦しくて午前1時頃に目を開けると、ベランダから見える田んぼの稲が風に揺れてサーサー音を立てている上にいよいよ強くなった月光が降り注いで、まるで暗い海の波を見ているようでした。
ベッドに横になると、ちょうど月影が窓にさしかかり、夜空を渡っていく月がこれ以上ない角度でそのまましばらく視界に入っていました。
寝たままでお月見、乙なもんだなー。来月の名月もこんなふうに眺めてみようか、なんて(^_^)。
夕立がありましたが、今夜も丸い月が出ています。
夏祭りがあって（マツケンサンバ、大音量で鳴らしすぎ(~_~;)）、景品抽選に会場まで行ってきました。
昨年は自治会で役をもらっていて、フランクフルトを茹でて焼いて売りまくって忙しかったのですが、あれからもう一年か……。早いなぁ。
ちなみに、お祭りの抽選はハズレ。
残念賞の「自治会タオル」を一枚もらってきましたが……あまりにもしゃれっ気ゼロの白手拭なので（笑）家の中でしか使い道なさそうです。
高校野球も、今日京都が負けて終わりました。北海道の二連覇は快挙ですね。おめでとー。
まだ暑いけれど、夏はもう褪せ始めています。
2005年08月18日
2005年08月16日
送り火
京都のお盆行事、大文字送り火。
夜８時からの点灯を京都テレビの生中継で見ました。
東山如意ヶ嶽（大文字）−松ヶ崎西山東山（妙法）−西加茂船山（船形）−衣笠大北山（左大文字）−嵯峨曼荼羅山（鳥居形）の順に五山に火が灯って、お盆の間この世に来ていた「お精霊さん」が、その送り火に足元を照らされて冥府へ戻っていく……というこの行事がとても好きです。
薪には松脂（まつやに）の多い松明薪が使われるため、火の粉が激しく飛び、煤（すす）も多いそうですが、炎はとても美しいということです。
同じ夜空に上がる光や火の粉でも、花火よりずっと心打たれるものがある。いつまで見ていても飽きない炎です。
京都の夏といえばとにもかくにも祇園祭なのでしょうけれど、私は断然送り火だなー。
そんなこと言ってるわりに、混雑がいやで実際に見に行ったことはないという不届き者なんですけどネ^_^;。
「五山送り火」 （亀屋清永）
おせんべいです。裏側に砂糖蜜が引かれていてけっこう甘め。
五山の位置どおりに並べてみました(^^)。
夜８時からの点灯を京都テレビの生中継で見ました。
東山如意ヶ嶽（大文字）−松ヶ崎西山東山（妙法）−西加茂船山（船形）−衣笠大北山（左大文字）−嵯峨曼荼羅山（鳥居形）の順に五山に火が灯って、お盆の間この世に来ていた「お精霊さん」が、その送り火に足元を照らされて冥府へ戻っていく……というこの行事がとても好きです。
薪には松脂（まつやに）の多い松明薪が使われるため、火の粉が激しく飛び、煤（すす）も多いそうですが、炎はとても美しいということです。
同じ夜空に上がる光や火の粉でも、花火よりずっと心打たれるものがある。いつまで見ていても飽きない炎です。
京都の夏といえばとにもかくにも祇園祭なのでしょうけれど、私は断然送り火だなー。
そんなこと言ってるわりに、混雑がいやで実際に見に行ったことはないという不届き者なんですけどネ^_^;。
「五山送り火」 （亀屋清永）
おせんべいです。裏側に砂糖蜜が引かれていてけっこう甘め。
五山の位置どおりに並べてみました(^^)。
2005年08月15日
一週間分まとめて ��
ブログ書き込みを休んでいた間に読んだり見たりしたもの。
メモがわりに短くまとめておきます。
まず本。
理由
宮部みゆきさんの新聞小説。
ずっととっている新聞に連載されていたのに、当時なぜか読んでなかった。
高層マンションの殺人事件が題材になっているんですが、単純な犯人探しの推理物より「家族の崩壊」を通して人生の重さを感じさせる内容でした。
超短編アンソロジー
ちくま文庫。本田祐さんが「短編」よりもっと短い古今東西の作品を編集。一編がすごく短くて区切りがつきやすいので、暑くて根気の続かない今の時期に読むにはいいと思います。
古事記の「大気都比売神」やグリム童話の「トゥルーデおばさん」などは、まさに文芸の精髄で何度読んでも印象に残るし不思議な後味がすばらしい。
以前はショート・ショートっぽいものが苦手だったけれど、最近少しずつ読むようになりました。
リチャード三世
新潮文庫のシェイクスピアもの。
悪の権化のようなグロスター公リチャードが次々と邪魔者を消して王座につき、そして滅びていく史劇なんですが、ヨーク家とランカスター家の薔薇戦争の頃のイギリス史をろくに知らずに読んでいると登場人物の関係がなかなか頭に入らず辛い。おまけにエドワードとかエリザベス、ヘンリーなど王家ゆかりの名前ばっかりなので途中でわからなくなってしまうの。「このエリザベスは誰の娘で誰の母？」「エドワードってこれ何世のエドや？」なんて、しょっちゅう確認しなきゃならない。
リチャードの悪の魅力を堪能するまでに至れず疲労……というか、シェイクスピアの饒舌に耐えるには季節が悪すぎるかも。暑苦しくてギブアップだわー。
ま、一応最後まで読んだけど。
メモがわりに短くまとめておきます。
まず本。
理由
宮部みゆきさんの新聞小説。
ずっととっている新聞に連載されていたのに、当時なぜか読んでなかった。
高層マンションの殺人事件が題材になっているんですが、単純な犯人探しの推理物より「家族の崩壊」を通して人生の重さを感じさせる内容でした。
超短編アンソロジー
ちくま文庫。本田祐さんが「短編」よりもっと短い古今東西の作品を編集。一編がすごく短くて区切りがつきやすいので、暑くて根気の続かない今の時期に読むにはいいと思います。
古事記の「大気都比売神」やグリム童話の「トゥルーデおばさん」などは、まさに文芸の精髄で何度読んでも印象に残るし不思議な後味がすばらしい。
以前はショート・ショートっぽいものが苦手だったけれど、最近少しずつ読むようになりました。
リチャード三世
新潮文庫のシェイクスピアもの。
悪の権化のようなグロスター公リチャードが次々と邪魔者を消して王座につき、そして滅びていく史劇なんですが、ヨーク家とランカスター家の薔薇戦争の頃のイギリス史をろくに知らずに読んでいると登場人物の関係がなかなか頭に入らず辛い。おまけにエドワードとかエリザベス、ヘンリーなど王家ゆかりの名前ばっかりなので途中でわからなくなってしまうの。「このエリザベスは誰の娘で誰の母？」「エドワードってこれ何世のエドや？」なんて、しょっちゅう確認しなきゃならない。
リチャードの悪の魅力を堪能するまでに至れず疲労……というか、シェイクスピアの饒舌に耐えるには季節が悪すぎるかも。暑苦しくてギブアップだわー。
ま、一応最後まで読んだけど。
一週間分まとめて ��
夜も暑いし眠れないので、BSや深夜放送で幾つか映画を見ました。
美しい夏 キリシマ
終戦間際の南九州。逃げ遅れた友人を助けられなかった辛い記憶を引きずりながら疎開生活を送る少年と周囲の人々の日常。
焦土になっていないキリシマの自然の美しさと戦争の悲しみが対照的。
黒田和雄監督には同じく戦時下の庶民の暮らしを淡々と描いた「TOMORROW/明日」（'88)がありましたが、これもTV大阪の深夜枠でやってました。
お盆休みの頃には毎年戦争を扱った作品を放映しているようですね。
エトワール デラックス版
パリ・オペラ座バレエのドキュメンタリー。
ダンサーたちが目指す位置は最高舞踊手のエトワール（星）で、年齢や実力に応じて分けられたそれぞれのクラスでの喜びや苦悩、野望と不安がインタビューを通して赤裸々に伝えられていました。
明けても暮れてもレッスンレッスン。果てしなく続く熾烈な競争。そこを勝ち抜いてエトワールになれたとしても、次々に優れた踊り手が出てくるから地位を保っていられる期間って短いんですね。
「バレエが好き」だけでは通用しない本当に厳しい世界なのねぇ…と、ぐーたらな凡人は才人たちの努力と孤独をしみじみと思いやるのでした。
美しい夏 キリシマ
終戦間際の南九州。逃げ遅れた友人を助けられなかった辛い記憶を引きずりながら疎開生活を送る少年と周囲の人々の日常。
焦土になっていないキリシマの自然の美しさと戦争の悲しみが対照的。
黒田和雄監督には同じく戦時下の庶民の暮らしを淡々と描いた「TOMORROW/明日」（'88)がありましたが、これもTV大阪の深夜枠でやってました。
お盆休みの頃には毎年戦争を扱った作品を放映しているようですね。
エトワール デラックス版
パリ・オペラ座バレエのドキュメンタリー。
ダンサーたちが目指す位置は最高舞踊手のエトワール（星）で、年齢や実力に応じて分けられたそれぞれのクラスでの喜びや苦悩、野望と不安がインタビューを通して赤裸々に伝えられていました。
明けても暮れてもレッスンレッスン。果てしなく続く熾烈な競争。そこを勝ち抜いてエトワールになれたとしても、次々に優れた踊り手が出てくるから地位を保っていられる期間って短いんですね。
「バレエが好き」だけでは通用しない本当に厳しい世界なのねぇ…と、ぐーたらな凡人は才人たちの努力と孤独をしみじみと思いやるのでした。
2005年08月14日
盂蘭盆会
一週間ぶりの書き込みです。
日記というものは、内容はどうであれ一定のペースを保って書けている時はなんとも思わないのですが、一度休んでしまうと復帰するのにけっこう気力がいりますね（笑）。
お盆の時期は何日かおきに滋賀と大阪を往復しています。
先祖を迎えに行く日のお参り、仏壇にお経をあげてもらう日、お墓掃除とお参り、施餓鬼供養。
連続していていっぺんに済ませられるといいのですが、一つずつ二日おいて次、また三日あけて次……という状況なので夫の長い夏休みもほとんどお盆の行事をこなしておしまいということになります。
実家へ着いて夫がお寺へ行っている間、私は掃除してました。（暑いので休憩ばかりしてましたけど^_^;）
これは13日朝。名神高速道路の大山崎と京都南ICの間、桂川パーキング付近の渋滞にはまってる時の一枚。
のろのろイライラ…雨は降ってくるしでため息ばかりの車内でした。
6時前に起きて7時過ぎに自宅を出てはいるのですが、高速に入って1ｋｍも走れず渋滞の列に追いつきました。はぁ〜、この時期はもうどの道もあきませんわ。
次回はさらに1時間早く出てみるつもりですが……。
夫の実家のお参りが終わってからお墓参り。その後琵琶湖大橋を渡って私の実家へ。
蓮の葉の上に供えるスイカ丸ごと一個は老齢の両親がもう食べきれないので、去年からメロンに替わっています。赤いホオズキも一つだけ。
13日は本来お精進で生ものなどは食べない日なのですが、叔母も来ていてにぎやかだし仕出屋さんからお料理を取ってみんなで食べ（ビールも飲んだ（笑））てしゃべって、車の比較的少ない深夜に大阪へ戻りました。
いつも午前0時前後にはもうエアコンを使わない習慣ですが、朝７時から夜11時半まで閉め切っていた我が家。冷房せずにはいられないほど熱気がこもってました(ーー;)。
日記というものは、内容はどうであれ一定のペースを保って書けている時はなんとも思わないのですが、一度休んでしまうと復帰するのにけっこう気力がいりますね（笑）。
お盆の時期は何日かおきに滋賀と大阪を往復しています。
先祖を迎えに行く日のお参り、仏壇にお経をあげてもらう日、お墓掃除とお参り、施餓鬼供養。
連続していていっぺんに済ませられるといいのですが、一つずつ二日おいて次、また三日あけて次……という状況なので夫の長い夏休みもほとんどお盆の行事をこなしておしまいということになります。
実家へ着いて夫がお寺へ行っている間、私は掃除してました。（暑いので休憩ばかりしてましたけど^_^;）
これは13日朝。名神高速道路の大山崎と京都南ICの間、桂川パーキング付近の渋滞にはまってる時の一枚。
のろのろイライラ…雨は降ってくるしでため息ばかりの車内でした。
6時前に起きて7時過ぎに自宅を出てはいるのですが、高速に入って1ｋｍも走れず渋滞の列に追いつきました。はぁ〜、この時期はもうどの道もあきませんわ。
次回はさらに1時間早く出てみるつもりですが……。
夫の実家のお参りが終わってからお墓参り。その後琵琶湖大橋を渡って私の実家へ。
蓮の葉の上に供えるスイカ丸ごと一個は老齢の両親がもう食べきれないので、去年からメロンに替わっています。赤いホオズキも一つだけ。
13日は本来お精進で生ものなどは食べない日なのですが、叔母も来ていてにぎやかだし仕出屋さんからお料理を取ってみんなで食べ（ビールも飲んだ（笑））てしゃべって、車の比較的少ない深夜に大阪へ戻りました。
いつも午前0時前後にはもうエアコンを使わない習慣ですが、朝７時から夜11時半まで閉め切っていた我が家。冷房せずにはいられないほど熱気がこもってました(ーー;)。
2005年08月07日
夏休み
明日は新聞休刊日。つまらないなー（笑）。
新聞っていいですよね。高校生くらいになっても「こんなの読んでどこが面白いんだろう」と思っていたのに、トシ取ってきたら毎朝楽しみで、休みの日は寂しいです。
今日面白かったのは、元首相の森さんが解散なんてやめとけ〜って小泉さんを説得に官邸へ出かけたら、ビールと固い干からびたチーズしか出してくれなかったとブンムクレな記事。緊迫の政治情勢の裏で、「寿司くらいとってくれると思ったのに…」ってそんな〜(＞∀＜)
でも、食べ物の恨みは怖いかも（笑）。
もう一つは、紀宮様披露宴「決まらない天皇陛下の席次」という週刊誌の見出し。
う〜ん、これは笑い事じゃないかも^_^;。
民間の結婚披露宴だと普通新郎新婦の親は一番末席で、来客にビールついでまわったりするんですけど、まさか天皇皇后両陛下はそんなことなさらないでしょうし、お席はやっぱり特別な上座になるのでしょうか。新婦親族である皇太子夫妻の席は？各宮家は？
どなたがお決めになるのか知りませんがたいへんそうですねぇ。
ツバメの一家。
かんかん照りの真昼でも元気いっぱい。電線にとまってお食事してました。
昨日から夫が１１連休の夏休みに入っています。
何かと忙しく、お盆前に移動もあるのでブログの更新はしばらく滞りがちになるかもしれません。
皆様さまもお体おたいせつに、楽しい夏休みをお迎えください。
新聞っていいですよね。高校生くらいになっても「こんなの読んでどこが面白いんだろう」と思っていたのに、トシ取ってきたら毎朝楽しみで、休みの日は寂しいです。
今日面白かったのは、元首相の森さんが解散なんてやめとけ〜って小泉さんを説得に官邸へ出かけたら、ビールと固い干からびたチーズしか出してくれなかったとブンムクレな記事。緊迫の政治情勢の裏で、「寿司くらいとってくれると思ったのに…」ってそんな〜(＞∀＜)
でも、食べ物の恨みは怖いかも（笑）。
もう一つは、紀宮様披露宴「決まらない天皇陛下の席次」という週刊誌の見出し。
う〜ん、これは笑い事じゃないかも^_^;。
民間の結婚披露宴だと普通新郎新婦の親は一番末席で、来客にビールついでまわったりするんですけど、まさか天皇皇后両陛下はそんなことなさらないでしょうし、お席はやっぱり特別な上座になるのでしょうか。新婦親族である皇太子夫妻の席は？各宮家は？
どなたがお決めになるのか知りませんがたいへんそうですねぇ。
ツバメの一家。
かんかん照りの真昼でも元気いっぱい。電線にとまってお食事してました。
昨日から夫が１１連休の夏休みに入っています。
何かと忙しく、お盆前に移動もあるのでブログの更新はしばらく滞りがちになるかもしれません。
皆様さまもお体おたいせつに、楽しい夏休みをお迎えください。
2005年08月06日
小さなアートギャラリー
最寄のショッピングモールに今春からアートギャラリーができました。
今そこで「小磯良平展」をやっているので、買物のついでにのぞいてみました。神戸にある小磯記念美術館所蔵の中から四十数点のこじんまりした展示会です。
油彩、パステル、鉛筆すべてに関して人物画が多いのが特徴かな。特に女性像が全体の四分の三くらいを占めていました。量感があって（腕の太さなんかエゴン・シーレの倍はある（笑））生命力、活力に満ちているのに静かな印象として残ります。
乗り物に乗らなくても見に行ける展覧会が増えるのは大歓迎です。
大阪、暑すぎ……。
昨日豊中で38・4℃。市内は37℃だったらしい。
やっぱり体温より高い気温って体がついていけませんよね。最低気温27℃っていうのもげんなり。
夕方になっても涼しくなるどころか、昼間の熱気を溜め込んで二階の南西の部屋なんかまるっきりサウナですわ(~_~;)
皆さま、水分補給を怠らず熱中症にならないよう気をつけましょうねー。
2005年08月04日
暮れなずむ
私はわりに家事を一気に片付けるのが好きで（あとでまとまった時間ができるから）朝、植物の世話をして洗濯と掃除の後、夏以外だと勢いでそのまま買出しにも行ってしまうのですが、さすがに最近暑くて息切れ状態です。
夕方までにお金の出し入れした方がいい銀行や郵便局に用がある日は一番暑い午後２時くらいに自転車で出かけて、デパートやショッピングモールで涼みながら買い物をします。その他の日は午後６時を過ぎてから徒歩で。
帰り道、ようやく日が落ちていきます。夏至からもうひと月半。でもまだまだ日は長い。
日中の熱気は残っているけれど、なかなか暮れない夏の夕方もいいものです。つるべ落としの秋の夕暮れより寂しくない。どこか余裕がある感じが好きです。
「暮れなずむ」 （長久堂）
求肥の下からのぞく黄色い餡が日差しの名残りでしょうか。
夕方までにお金の出し入れした方がいい銀行や郵便局に用がある日は一番暑い午後２時くらいに自転車で出かけて、デパートやショッピングモールで涼みながら買い物をします。その他の日は午後６時を過ぎてから徒歩で。
帰り道、ようやく日が落ちていきます。夏至からもうひと月半。でもまだまだ日は長い。
日中の熱気は残っているけれど、なかなか暮れない夏の夕方もいいものです。つるべ落としの秋の夕暮れより寂しくない。どこか余裕がある感じが好きです。
「暮れなずむ」 （長久堂）
求肥の下からのぞく黄色い餡が日差しの名残りでしょうか。
2005年08月03日
包んでみました
ＮＨＫ教育テレビで、風呂敷のいろんな包み方を見るのが楽しみです。
７月の最終週から８月の第一週にかけて、月曜〜木曜の午後９：５５から５分間だけしかない番組。再放送は翌日の昼間にやっていたかな。
手先を使うことは苦手なくせに、こういうの見てると、ついやってみたくなるんですね（笑）。
まず本を包んでみました。
上は同じ大きさの本が二冊入っています。ハンドバッグみたい。
下は新書サイズ一冊を入れてねじり包み。
そういえば昔、重い本を風呂敷に包んで持ち歩いていた大学の先生に国語学を教わっていました。多くの先生たちが使っていた教授カバンは頑として受けつけず風呂敷一筋だったけれど、渋いグレーのスーツをバリッと決めて、手には唐草模様っぽい風呂敷というお姿はなかなか個性的で、遠くからでも「あ、Ｉ先生だわ」と一目で認識できたこと、思い出します(^^)。
こちらはちりめんの風呂敷でボトルを包んでいます。
瓶は難しいですね。ちょっと不格好になっちゃっいました。
高さ３０ｃｍ、底の直径７ｃｍくらいで肩のある形のワインボトルだときれいに仕上がるようです。
その大きさのボトルが家になかったので角瓶で代用しました。イマイチな出来具合はそのせい……ではなく、やっぱり手先の不器用さ以外考えられません(;_;)。
ＮＨＫからテキストが出ています。
まる得マガジン「包んで楽しむふろしき」
放送はもう明日の夜で終わってしまうのですが、９月５日から全回再放送があるので、見逃した分もその時に見たいと思っています（ちゃんと覚えていられるといいんですけど^_^;）。
７月の最終週から８月の第一週にかけて、月曜〜木曜の午後９：５５から５分間だけしかない番組。再放送は翌日の昼間にやっていたかな。
手先を使うことは苦手なくせに、こういうの見てると、ついやってみたくなるんですね（笑）。
まず本を包んでみました。
上は同じ大きさの本が二冊入っています。ハンドバッグみたい。
下は新書サイズ一冊を入れてねじり包み。
そういえば昔、重い本を風呂敷に包んで持ち歩いていた大学の先生に国語学を教わっていました。多くの先生たちが使っていた教授カバンは頑として受けつけず風呂敷一筋だったけれど、渋いグレーのスーツをバリッと決めて、手には唐草模様っぽい風呂敷というお姿はなかなか個性的で、遠くからでも「あ、Ｉ先生だわ」と一目で認識できたこと、思い出します(^^)。
こちらはちりめんの風呂敷でボトルを包んでいます。
瓶は難しいですね。ちょっと不格好になっちゃっいました。
高さ３０ｃｍ、底の直径７ｃｍくらいで肩のある形のワインボトルだときれいに仕上がるようです。
その大きさのボトルが家になかったので角瓶で代用しました。イマイチな出来具合はそのせい……ではなく、やっぱり手先の不器用さ以外考えられません(;_;)。
ＮＨＫからテキストが出ています。
まる得マガジン「包んで楽しむふろしき」
放送はもう明日の夜で終わってしまうのですが、９月５日から全回再放送があるので、見逃した分もその時に見たいと思っています（ちゃんと覚えていられるといいんですけど^_^;）。
2005年08月02日
本 『写楽』 （皆川博子）
主人公は一応タイトルどおり東洲斎写楽なのですが、有名なわりに生没年も不明、また彗星のごとく現れて一年にも満たない活躍期間の後、また忽然と消えてしまった人物。
写楽その人よりも、彼を見出し売り出そうとした版元蔦屋重三郎の存在感が大きかったです。
さまざまな統制下、牢にぶち込まれて身代半分を没収されても屈することなく、お上を恐れてビビる戯作者や絵師、摺り屋を励まして禁制の書物や絵を民衆に供給していこうとする書肆の意地と誇りが小気味いい。
手塩にかけ、ずいぶん投資もした喜多川歌麿に裏切られる悔しさ、初めて写楽の役者絵を見た時の興奮。わくわくする面白さです。
歌麿や写楽のような「絵師」ばかりが有名になりますが、版下の絵を生かすも殺すも彫師の腕一つと言われるほど、彫る人の裁量が大きかったんですね。
髪の毛なんかでも絵師はおおよそのあたりをつけるだけで、太さ細さ生え際後れ毛一筋一筋彫り分けていくのは彫師の腕。着物の柄だって絵師は細かい描き入れなどしていなくて彫師に任されていたのだとか。
だから、まず才能のある絵師がいて、彼らが優れた彫師と組めてこそ後世に残る芸術作品が生まれたわけで、絵師のパトロンでもあり、そういうコーディネートもしていた版元の審美眼と功績はもっと評価されてもいいんじゃないかって思いました。
1995年に映画化されてて脚本が原作者の皆川さんだし、真田広之、フランキー堺、佐野史郎という出演者にも魅力があるのでレンタル探してみたんですが、最寄のTHUTAYAにはありませんでした。DVDも出てないようですね。
2005年08月01日
八月に入って
午前６時５０分、カレンダーを八月にしてから外へ出て植木の世話。これだけでもう暑い〜(一_一)
洗濯物は午前中で既に乾いてしまいました。
市の配布物「防災マップ」
裏面は洪水ハザードマップになっているのですが、もしも淀川と最寄の川が氾濫したら……我が家は浸水深５ｍ以上の地域に入ってるじゃありませんか。
５ｍというと二階もだめですね。屋根に上がらなきゃ。
避難地域に指定されてる小学校へたどり着くまでに溺れることになってる……たいへん(＠_＠;)
まだ夏真っ盛り。
台風もこれから幾つか来るだろうし、暑さのピークもしばらく続きそう。
防災にも体調にも気をつけて、今年の夏も無事に乗り切りましょう〜。
洗濯物は午前中で既に乾いてしまいました。
市の配布物「防災マップ」裏面は洪水ハザードマップになっているのですが、もしも淀川と最寄の川が氾濫したら……我が家は浸水深５ｍ以上の地域に入ってるじゃありませんか。
５ｍというと二階もだめですね。屋根に上がらなきゃ。
避難地域に指定されてる小学校へたどり着くまでに溺れることになってる……たいへん(＠_＠;)
まだ夏真っ盛り。
台風もこれから幾つか来るだろうし、暑さのピークもしばらく続きそう。
防災にも体調にも気をつけて、今年の夏も無事に乗り切りましょう〜。
浜のお土産
先月最後の記事に出てきた「亀屋則克」さんで私の大好きな葛焼きより有名なお菓子と言えば、これです。
「浜土産（はまづと）」（亀屋則克）
ハマグリの殻の中に寒天とお砂糖を煮て固めた黄色の琥珀羹を詰めたお菓子。一粒だけの浜納豆はインパクト大。
一個300円と上菓子にしてはとても安価で、数買うと竹の篭に入れて檜葉を添えてもらえて、より海辺のお土産って感じがします（京都には海がありませんけれど^_^;）。
写真の竹細工篭はうちにあったもので、お店のはもっと雰囲気のあるステキなパッケージです。
貝殻はもちろん本当のハマグリで、天日干しの後、一年くらい置いて臭みを取ってからきれいに洗って使うのだそうです。
爪の短い私はぴったり閉じた貝の口が開けられず、スプーンの先を使ってこじ開けるという無粋なことをしてしまいましたが(ーー;)、どうやって貝の中に琥珀を詰めるのかはお店の秘伝らしく教えてもらえません。
浜納豆、初めて食べましたが辛い……というかなんとも不思議な味でした。奈良漬の味に似てるかも…？？。琥珀と混ざり合うと甘さ辛さが互いを引き立て合っておいしいと思いました。
夏場でも常温で一週間（冷蔵するとそれ以上）と日持ちがいいので、贈答品としても重宝するお菓子じゃないでしょうか。全国発送もあるようです。
ただし通年商品ではなく、五月中旬〜九月中旬頃までの夏期限定。
「浜土産（はまづと）」（亀屋則克）
ハマグリの殻の中に寒天とお砂糖を煮て固めた黄色の琥珀羹を詰めたお菓子。一粒だけの浜納豆はインパクト大。
一個300円と上菓子にしてはとても安価で、数買うと竹の篭に入れて檜葉を添えてもらえて、より海辺のお土産って感じがします（京都には海がありませんけれど^_^;）。
写真の竹細工篭はうちにあったもので、お店のはもっと雰囲気のあるステキなパッケージです。
貝殻はもちろん本当のハマグリで、天日干しの後、一年くらい置いて臭みを取ってからきれいに洗って使うのだそうです。
爪の短い私はぴったり閉じた貝の口が開けられず、スプーンの先を使ってこじ開けるという無粋なことをしてしまいましたが(ーー;)、どうやって貝の中に琥珀を詰めるのかはお店の秘伝らしく教えてもらえません。
浜納豆、初めて食べましたが辛い……というかなんとも不思議な味でした。奈良漬の味に似てるかも…？？。琥珀と混ざり合うと甘さ辛さが互いを引き立て合っておいしいと思いました。
夏場でも常温で一週間（冷蔵するとそれ以上）と日持ちがいいので、贈答品としても重宝するお菓子じゃないでしょうか。全国発送もあるようです。
ただし通年商品ではなく、五月中旬〜九月中旬頃までの夏期限定。
