自然観察会はso-moネット

飯能、奥多摩、青梅、主催者の関係動物園などを中心に自然観察会を運営するso-mo ネットのバックヤードです。

2012年10月

12月22日のエコツアー準備中〜

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Q.この画像内のどこにムササビがいるかわかるかな?

12月22日のエコツアーは、so-moネットの定番「ムササビ観察」です。

参加された方へ最高のパフォーマンスができるように、ムササビ観察をする前に行うガイダンスの準備はもちろんのこと、ムササビの動向調査を継続中です。

今年の晩春から初夏にかけて、常識の欠けた観察者による人為的な攪乱などもあり、昨年とはだいぶムササビの状況が変わってきてはいるものの、それらの問題も環境教育の教材として取り入れ、「ムササビを通して見た里山問題」についても、しっかりガイダンスで学べるエコツアーにします。

ムササビは周年観察することができる野生動物ですが、1年の中で
冬がもっとも観察しやすい季節です。しかも今回はムササビの繁殖期を意識した日程です。タイミングが合えば、たくさんのムササビが観察できるかも!?
コーイチ

「シシ森観察会」無事終わりました〜

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無事お天気にも恵まれ、参加者11名怪我もなく終わりました。
皆様お疲れさまです!!

今回は「シシ森」を通して「自然」と「人間環境」の関わりを見てもらい、参加者の皆さんに何か宿題を持って帰ってもらえれば成功かな?
全員がリピーターの方だったので、「so-moの理念」を理解して参加していただいてるのだなとスタッフも安心でした。
「自然は人間のためにあるものではない」これをクリアしているかしていないかの差は大きいと感じます。
自然というのは「癒し」ではない。「おもちゃ」でもなければ「敵」でもない。


次回のso-mo観察会は12月22日、ムササビがテーマです!!
詳細は後日☆
         リサ


*今回の流れ
11:00 ガイダンス 
12:00 休憩
12:10 公民館出発 
12:20 シシ森着後昼食
13:00 フィールドワーク
14:30 シシ森出発
14:40 公民館着、まとめ
15:10 解散 〜番外編 アナグマセット
次回の観察会は
「冬の星座とカノープスを観察しよう!」     2月22日(土) 美杉台公民館       大人 ¥1,500 小学生 ¥1,000          ゲスト講師 雙木 潤(アマチュア天文写真家)                         「天覧山で学ぼう〜冬を越した生きものたちの暮らしと知恵〜」                 3月8日(土) 飯能市立図書館        大人 ¥ 1,500  小学生 ¥1,000
so-moネットの理念
so-moネットの主催する観察会は、まず室内で、これから見る動物について勉強をする「ガイダンス」があります。 「え〜っ? 動物を見に来ただけなのに!? 勉強かぁ」と思うかもしれませんが、これは、実際にフィールドで動物を観察することは、あくまでも教材という考えからで、観察している動物が、ただ 「かわいい」とか「すごい」というだけではなく、何をたべているのか?どうやってみつければいいのかを事前に知ることになり、その動物がもっと身近に感じられるはずです。 人間だって、初めて会う人が、自分のことを知ろうとしてくれている方が心を開きたくなるでしょう? 多分、動物もそうだと思うのです。 so-moネットの考える観察会の最大の目的は、参加者が現地に来て環境を見たときに、「なるほど、野生動物がいそう」と感じてもらうことなのです。 そのため、もし観察会で野生動物に会えなかったとしても、「また参加しよう」という気持ちになってもらえるように、教材や資料を準備して「ガイダンス」を行っているのです。