tapさんから、今の時期に嬉しい記事をいただきました!

↓ここから本文です。

 先日so-toさんが投稿してくださった9弾考察の中にロイがない!
個人的に9弾ではロイが最強候補だと思っていますが自分自身が実際に大会で使えるのはもう少し先になりそうなので先に使い方だけ書いておきます。

※1 この記事は前の前の記事、「【お悩み相談室】新しいカードの使い方が分からない!」の個別編的な内容になっていますので自力で使い方のわかる方は読まなくても良い内容かと思います(し、むしろ自分よりうまい方々の投稿が続くのを期待しています。


※2 筆者は3弾で最強の主人公はセネリオだと思ってたくらいに先見の明が無いので実際にはそうでもない可能性もあります。試してもいない机上の空論で語っています。


1コストのロイについて

 このロイ、とんでもなく強いと思っています。
B09-055N_SAMPLE
スキル:炎の意志
このユニットの攻撃で敵を撃破した時、カードを1枚引く。自分の手札を1枚選び、デッキの1番上に置く。


 8弾までのロイデッキの最大の弱さはクラスチェンジ前に何のスキルも持っていなかったことだと思っています。
 それが、一転すごくロイにかみ合ったスキルを引っさげて登場しました。

できること:手札にあるカードをもとに、キャラを1体以上出撃し、1ターン目(先攻であれば2ターン目)からコンボができる

 例えば、以前記事にしたこちらのデッキの場合

1.竜人の紋章で絆を伸ばす
2.援護の紋章で、後衛の敵を攻撃する間接攻撃キャラを確実に自陣後衛に下げられる
3.攻撃の紋章等で、戦闘力の低い間接攻撃のキャラの攻撃も強くできる
4.歌舞の紋章で、攻撃回数を増やせる
5.ロイを引けるかも

 といった、いずれも「できたらラッキー♪」だった効果を意図的に起こすことができます。

1の強さは言わずもがな、クラスチェンジを早めることができたり、絆の量の関係でクラスチェンジしかできないはずのターンに追加でキャラを出せたりとゲームを左右するレベルの力があります。

2は、援護の紋章が強いと言ってもらえる可能性も出たのではないでしょうか。支援値は20と低いですが、弓で天馬を攻撃する、屍を攻撃する等支援20でも倒せそうな戦闘時に置きたい紋章です。

3も、上のリンク先のデッキでは大事なことで、なるべくオーブをたくさん割りたい、ただし戦闘力も支援値もそこまで高くない、という課題がありました。
それが、一転オーブを割れる可能性がかなり高くなりました。

4は、歌舞の紋章自体は支援値が10と低いですが、
・もしかしたら相手が支援失敗するかもしれない
・もう1回攻撃したら別の紋章をめくるかもしれない
といった可能性を秘めており、今まで最大の懸念であった「手札に来ても絆に置くくらいしかできなくて困る」の有効な解決策になっています。

5は、そもそもカードを1枚交換する効果と考えれば何も失っていませんし、魔術の紋章のような手札交換の強さはこれまでにも散々言われてきています。実際ロイデッキの敗因として「ロイを引けなかったから」は結構ありましたので自力で引く手段を増やせるのは大事です。
 また、別にロイを引けなくても少しでも良い手札へと質を向上させられます。


他にも、

・暗闇の紋章で、相手の手札を捨てさせられる
・忍者エリーゼを置いて、攻撃回数を増やせる
・英雄の紋章でオーブ2枚割りができる

など組み合わせはたくさんあります(誰かリスト化とかしないかなぁ ←自分はやらない)


 この効果が発動するのはあくまで「ロイの攻撃で撃破した場合」ですが、ロイ自身の戦闘力が標準的な40であり先にコストを支払うわけでもありません。
 むしろ相手からすると上のような効果を使われる可能性があるため「いきなり回避しないといけないかも」という状況になります。
 序盤から回避をすると手札の内容的に以後の選択肢が狭まりますので、回避させるだけでもかなりの成果を得られています。
 もし支援値が届かなくても、手札にロイが余ってたら必殺攻撃しても良いかもしれないくらいの効果です。

 効果が発動するにしろ回避されるにしろ、試合後「最初のロイの戦闘結果が大きかった」というふりかえりをする可能性があるほど試合を左右するスキルなのではないでしょうか。
 

 また、今回の新しい4コスト、5弾で収録された5コストのロイともスキルがかみ合っており、デッキ構築の際から悩む必要もありません。


 対戦相手からしてロイが嫌な点はもう1つ。主人公を表にした時点で「どっちのデッキかわからない」という点があります。
ロイデッキは主に2つ。
A.上のリンク先のデッキのように低コストを並べて一気にオーブを割るデッキ
B.SRディアドラ、SRエリウッドなどと組み合わせ、後半に強いコントロール系デッキ

があり、Aを相手にしたとき、「ロイのオーブを割らない」ことは相手の手札を増やさない点で1つの防御手段にもなりますがBのデッキを相手にしたときは(自分がロイよりもっと長期戦向きのデッキを使っていない場合は)少しでも早くオーブを割り、プレッシャーを与えるほうが有効という、まったく逆の行動が最善手の可能性があります。
 もし絆に置くカードや出撃するユニットで迷ったら、より相手に自分のデッキのタイプがバレにくい側を置くのも作戦になります。


 さて、今日から始まった9弾の大会、実際にロイは強いのか。各地の結果を楽しみにしています。

so-to感想
 私は、1Cロイは紫中心のウィニーで是非お勧めしたいカードだと思ってます。ロイの次の攻撃が確定出来るのはエラい!
tapさんは主に主人公としての運用を中心書かれていますが、主人公以外でも活躍してくれると思います。

 ここまで読んでいただきありがとうございました!