2017年06月23日

宝塚記念

キタサンブラック。

彼の走りを鑑賞するレース。

単勝が1.5倍よりもつくなら買っても良い。

相手探しのレースというのは競馬の本質から外れる。競馬とは勝負を競うものであり、勝負とは勝利、つまり1着だけを争うレースである。2着で満足ならレースに出るな。

この悪い習慣を作っているのが、JRAの賞金体系であり、登録料の安さであり、また馬連(かつては枠連)中心の馬券ビジネスにある。三連単などもってのほかで、3着など実力とは無関係だ。

その結果、馬も騎手も勝利にこだわらなくなり、騎手も調教師も海外に圧倒的な差をつけられている(シンガポール、香港の騎手さえ)。馬もひ弱な馬ばかりになってしまう(コースの影響も大きいが)。

11頭で少頭数などと言っているようでは日本競馬は滅亡する。巨泉がシンボリルドルフの日経賞のときに言ったように、今年の宝塚もウォークオーバー以外のレースは考えられない。ウォークオーバーとは、適わないから、誰も挑戦せず、1頭だけ登録し、1頭がコースを一周して、1着賞金を獲るレースだ。

それで1.5倍もらえるならもうけものだから、日本の競馬は有難いのかもしれない。  
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2017年06月21日

原油大幅下落

NYで43ドル台。昨年の夏以来の水準となった。

原油の供給サイドの理由ではあるが、相場全体のセンチメントも影響しているし、同時に影響も与えるので、警戒が必要。  
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2017年06月20日

築地、豊洲共倒れへ

市場というのは一つに集中するから市場なのだ。

彼女は市場を知らないのだろうか。

彼女がこの一年でしたことは、妨害と破壊だけだ。

もっとも謎なのは、東京ではそうすると支持率が上がることだ。

藤圭子によれば、「ここは東京、嘘の街」なのだから仕方ないのか。  
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築地、豊洲共倒れへ

市場というのは一つに集中するから市場なのだ。

彼女は市場を知らないのだろうか。

彼女がこの一年でしたことは、妨害と破壊だけだ。

もっとも謎なのは、東京ではそうすると支持率が上がることだ。

藤圭子によれば、東京は嘘の街、なのだから仕方ないのか。  
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2017年06月19日

加計学園 最も気になること

理事長が総理のお友達だとか、総理の意向があったかなど、どうでもよい。

そんなことは日常茶飯事で、昔に比べれば大分ましになったほうだ。金額からしても、新幹線や空港の方が大きく、道路建設や砂利など、日本中にいくらでもある。

私が驚いたのは、岩盤規制を打破すると言いながら、獣医の利権のしがらみで、獣医学部を2つ新設することすらできない、ということだ。

さらに、利権政治のセオリーとしても、加計への注目を緩和するためのカムフラージュとして、京都産業大学の申請も同時に認めるのが当然で、愚か過ぎる。

旧来の利権政治における知恵もなく、規制、既得権益をほんの少しだけ動かす力もなく、日本の政治は終りである。  
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ひねくれ投資日記

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2017年06月18日

函館スプリントS

コース実績が重要。といっても一番人気のセイウンコウセイは、未経験だが、血統的にも洋芝適性は高そうではある。

本命はシュウジ。須貝師によると、精神面だけ、ということだが、精神面が馬は一番大きい。ただ、今回は彼の復活を祈って、精神面の立ち直りに賭けてみる。

穴は、コース実績ならば、エポワス、クリスマスだが、あえてエイシンブルズアイ。コース実績も精神面も心配だが、ただ単にこのまま終わってほしくなく、実力のある彼の復活を祈っているだけだ。

今日は予想が全く論理的でない。

ユニコーンSは、リエノテソーロ。サンライズソアの岩崎騎手の重賞制覇も応援したいが、二番手までだろう。  
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2017年06月14日

高橋道雄九段

おみそれした。

過去、とても強い時期があったが、もう過去の人だと思っていた。

昨日?の順位戦C級1組。永瀬六段との将棋。二人ともC級にいるような棋士ではなく、好カードだが、しかし、永瀬六段の嫌になるぐらいのしつこい将棋および序盤の研究で、高橋先生は勝てないと思っていた。

間違いだった。

ほぼ必勝の将棋を持将棋(双方入玉で引き分け)に持ち込まれ、それも点数が足りないと思って持将棋でもと、戦ったのに、永瀬六段の驚異の粘りでぎりぎり点数に達し引き分け。23時49分。0時19分から、指し直しとなった。

必勝の将棋だったのに、もったいない。粘りの永瀬に二局目勝てるわけがないと思ったが、なんと高橋先生の勝利。終局午前2時53分。体力勝負でも24歳の永瀬六段に57歳の高橋先生が勝った。そして、感想戦もしっかり3時過ぎまで。

凄い。

感服した。

プロフェッショナル。職人。勝負師。

自分は出直さないといけない。
  
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藤井聡太四段

連勝記録でいよいよ明日は、将棋棋士にとって最も重要な順位戦デビューだが、しかし、プロになってから25連勝はすごいが、それでも奨励会三段リーグは13勝5敗。最も厚い壁といわれる三段リーグを一期で抜けたのはすごいが、それでも5回も負けているのだ。

ピークを過ぎた棋士に連勝しているだけでなく、若手の四段や千田六段にも勝っているのだが、彼らよりも奨励会三段の方がレベルが高いのだろうか。  
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2017年06月12日

今週のひねくれ投資日記

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2017年06月11日

エプソムカップ

やる気もなく当たる気もしないが、読者が数名いるようなので、一応予想を。

エプソムカップは、例年は、大物や期待の馬が居て、それが勝つので本命で決まっているが、今年は不在。そこで自分の趣味で。

牡はわが身と同様に高齢者に同情して、ダッシンブレイズ、ヒストリカル、フルーキーの順。

一方、牝は若い方が良いので、マーメイドは4歳のビッシュ。  
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2017年06月10日

ベルモントS

米国三冠レースというのは、かなり特殊で、1ヶ月ちょっとの間に三連戦があり、しかも、1冠目のケンタッキーダービーが最高峰のレースでほとんどの馬がそこを目指してやってくる。

二冠目のプリークネスはピークに仕上げても余勢をかってそのまま連勝というケースや、本命でケンタッキーを負けてしまった馬が、ケンタッキーダービー馬へのリベンジをして、まだ勝負付けは済んでいない、ということをアピールすることになる。

サンデーサイレンスとイージーゴーアのケースが典型で、血統的にはイージーゴーアの方が母系がきらびやかであったために、最後まで、本当はイージーゴーアの方が強い、というファンや関係者が多数派で、そのおかげで、サンデーサイレンスを20億円という破格の安値で社台が買えたのである。

また、今年もクラシックエンパイアがオールウェイズドリーミングよりも強いところを見せ付けるために出走し、それには成功したが、クラウドコンピューチングに足元をすくわれてしまった。

しかし、アメリカの馬の名前は粋ではなさ過ぎて、うんざりだ。

さて、したがって、三冠を達成するためには、何より丈夫でなくてはならず、まともに馬のことを考えれば、三冠目のベルモントは回避して休養するのが妥当で、いわば残り者のレース。

しかも、米国としては超長距離の12ハロン戦。しかも、日本のようにスローで直線だけの切れで勝負する馬がもてはやされず、ハイペースで先行して押し切るレースをするのが強い馬だから、本当にタフな馬でないと勝てない。

したがって、ベルモントは波乱になることが多く、またピークアウトした馬が多いので、ラニにも今年のエピカリスにもチャンスがあるが、あまり勝っても馬の評価は高まらない。

予想としては、ケッタッキーに間に合わなかった良血馬だが、米国の場合は、2歳から仕上げてしまうので、そういう馬は例外的で、ここも、ケッタッキーに出走したが惨敗し、プリークネスも諦め、空き巣のベルモントを狙ってきた馬を馬券的には狙いたい。

となると、ブックメーカーでも本命のようだが、ウッドメモリアルというエリートレースを勝ち上がってケッタッキーに二番人気で臨んだが惨敗してしまい、ここに回ったアイリッシュウォークライ。ただ、父のCurlinは12ハロン向きとは言えず、断然の本命とは言えない。

あとは、サンタアニタダービーを2番人気で勝ち、ケンタッキーでは9着だったゴームリー。

もちろん、日本のエピカリスにもチャンスはあり、血統から言っても、12ハロンは他の馬で向きそうな馬が少ないから、チャンスかもしれない。ただ、UAEダービーというのはそれほどレベルが高くないことが多く、今年の勝ち馬はアイルランド2千ギニーで2着だったので、例年よりはレベルが高いともいえるが、実績よりもむしろ、日本馬にしては遠征をこなしたということで、評価が高いのだろう。

今日の東京8Rで12ハロンを走るジュヒョウとともにエピカリスを応援する、観戦の日としたい。
  
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2017年06月05日

「SONY」凋落とデイトレ損失の共通点

小幡績 ひねくれ投資日記
News Picks 掲載されました。  
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2017年06月03日

雇用統計は無視してよい

雇用統計に若干失望が出て、ドル安になっているようだが、関係ない。

もう雇用の数字は金融政策とは無関係だ。

インフレは賃金と連動するから、というが、どちらも構造的にマクロ的には上がりにくく、部分的に上がっていくだろう。

なぜなら、人手不足の部門は大幅に伸びるが、経済全体では、産業も企業も、そして労働者にとっては世代もそして個人の能力差においても、勝ち組と負け組みがはっきりしているので、負け組の賃金低下がマクロでは影響が大きいからだ。

よって、雇用統計は無視してよい。  
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安田記念

ダービーのルメールの騎乗について書く予定だったが、これは明日以降にして、安田の予想を先に。

混戦で多くの馬に勝つチャンスがある。

イスラボニータは好きな馬で、実力も一番と思うが、ルメール人気もあり、馬券的には軽視。

難しいので、素直にそれ以外は強い順で。

本命はステファノス。二番手はアンビシャス。

枠順が二頭とも最悪だが、そこは戸崎に期待。ダービーでルメールを追って行ったのは戸崎だけ。ルメールに次ぐNo2は彼だ。

アンビシャスは枠も展開も向かない可能性はあるが、毎日王冠というもっとも能力検定レースとしては信頼の置けるレースで好走しただけに力を発揮することを望みたい。音無先生は先週の借りを返せるか。

安田記念はスプリンターも2000の馬も勝つが、ヤマニンゼファーも天皇賞を勝つスプリンターなので、天皇賞も勝てる馬を買いたい。そこがマイルチャンピオンシップと違うところ。よって、この二頭。

ロゴタイプはもう一度チャンスだし、エアスピネルも枠順は絶好。

ダービーとは違う実力馬にとって良いレースを期待したい。  
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2017年06月02日

親友のテレビ出演 BSフジプライムニュース 本日

親友の北神圭朗が本日出演いたします。よろしくお願いします。

6月2日 金曜日 2000− BSフジ プライムニュース

出演は成長戦略の部分 20時半頃から21時55分までの予定です。

『米パリ協定離脱の衝撃 ▽解剖「新成長戦略」 ドローン配送の現実味』
 政府は30日に提示した新たな成長戦略の素案のなかで、「健康寿命の延伸」や「移動革命の実現」など、5つの分野に政策や投資を集中させる方針を示した。「移動革命の実現」では、早ければ2022年にも自動運転による「隊列走行」の商業化を目指すことや、ドローンによる都市部での荷物配送も2020年代には本格化させることなど、最新技術の実現化に向けた具体的な案が盛り込まれた。
 新たな成長戦略によって、ニッポンの未来の姿はどうなっていくのか?
 与野党の担当者と専門家を迎え、今回の成長戦略の狙いと実現可能性などについて、議論する。
ゲスト
山際大志郎 自由民主党副幹事長 元経済産業副大臣 衆議院議員
平口洋 前環境副大臣 自由民主党衆議院議員(前半)
竹内純子 国際環境経済研究所理事 主席研究員(前半)
北神圭朗 民進党第4次産業革命小委員会座長 元経済産業政務官 衆議院議員(後半)
伊藤元重 学習院大学教授 経産省新産業構造部会長(後半)  
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2017年05月28日

上海馬券王のダービー予想

予想よりも前振りが面白い

きぃーという牝馬よりも彼は牡馬向き、雄好きではないか。  
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2017年05月27日

第84回 日本ダービー

今年のダービーは難しい。

大混戦というと、レベルが低いように感じられるし、実際、今年の三歳牡馬はレベルが低いと思われているようだが、私はまったく逆の意見であり、今年は高いレベルでの勝負だと思う。

ファンディーナが皐月賞で負けたのは、この時期に無理に牡馬と戦わせるのに無理があることも事実だが(輸送のない桜花賞を勝ってからダービーでよかったとは思うが)、最大の理由は牡馬のレベルが高かったことにあると思う。

今年の皐月賞は参考にならない、高速馬場の前残りだ、という見方もあるが、やはりレコード決着であり、前半からよどみのない流れで、カデナやペルシアンナイトが押し上げていき、直線は力を振り絞るようなレースで、レベルが低いということは全くなく、正反対で、非常に厳しいレースだったと思う。皐月賞で消耗した馬も多く、ファンディーナもその一頭だ。一方、青葉賞、プリンシパルSもともにレースレコードで、そこを快勝してきた馬が参戦してくるのだからレベルは非常に高い。

レベルの高い戦いであれば、王道の予想をしよう。

本命はアルアイン。

(どうも、ライバルたちとは予想が大きく違うようだが。)

アドミラブルがもっとも強い可能性はあり、いつも控えめだが的確なコメントをする、信頼する音無師が今年は勝てるかも、とコメントしたこともあり、圧勝の可能性もある。

レイデオロも大物で、前走休み明けを叩いて、上昇余地は大きいと思うし、東京も向いているだろう。

サトノアーサーもこの二頭と同様あるいはそれ以上の大物で、厳しいレースだった皐月賞で消耗した馬に対して、ローテーションでアドバンテージがあるかもしれない。東京も絶好。

この三頭を差し置いて、アルアイン本命としたのは、ずっと彼を本命にし続けてきたこともあるが、やはりレベルの高い皐月賞を、恵まれた展開ではなく、先行から後退して、もう一度差し返してきたことにある。

皐月賞がダービーと連動せず、距離適性も問われ、桜花賞とオークスの関係と全く異なる理由は、皐月賞にある。中山2000という特殊なコースで、スローで前残りのこともあり、枠順や展開に大きく左右されると同時に、そもそも皐月賞が能力検定レースとして意味をなさない年もあることによる。

しかし、そうでなければ、つまり、皐月賞が底力を問うようなレースであった場合は、オークスと同様にクラシック1冠目と連動することになる。そして、今年は、コースレコードの消耗戦。皐月賞の結果を信頼できる年であり、しかもレベルの高い年であれば、楽なローテーションでの箱入りの馬よりも、厳しい実戦で生き残ってきた馬の方がより成長していると考える。

したがって、本命は強いレースをして勝ったアルアイン本命。二番手は首差2着だったペルシアンナイト。

ペルシアンナイトはデムーロが非常にうまく内を押し上げていったことが好走に繋がったし、逆にスワーヴリチャードはコースロスが大きかった。また、レイデオロも後ろ過ぎて中山で届かずなので、次こそ、ということもあるだろう。

しかし、スローの前残りでなく、力を振り絞って、かつ前で押し切った馬というのは相当強く、たらればの馬よりは彼らを評価するのが自然と思う。さらに、後ろからズドンという馬が日本では人気があるが、底力では前で押し切れる馬の方が上で、かつ今年はハイレベルでダービーも消耗戦になると考え、超良血でありシンザン記念に出ていなければ大本命になったであろうアルアインとした。

アドミラブルは大外になったので不利ではあるが、もし超大物ならそれも克服するだろうから、人気が18番枠で下がるようならむしろ買いたい。

スワーヴも勝つ可能性はあるし、ダンビュライトはレースが向きそうだし、カデナ、クリンチャー、ダイワも2着の可能性はあるだろう。馬券的にはダンビュライトの複勝だが、そこまで手が回るかどうか。

好レースで、誰かのダービーが重要でないというような言説を吹き飛ばしてほしい。
  
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ダービー

ダービーは特別な祭典、競馬でもっとも重要なレースと言われるが、私はそうは思わない。

米国においては、依然ケンタッキーダービーが最重要だが、欧州では、各国のダービーを勝ち上がり、3歳で凱旋門を目指すのが王道であり、いまや凱旋門へのステップレースになっている。

米国でも欧州でもそして日本でも、それぞれローカルダービーがあり、その中でケンタッキーダービーとイギリスダービーだけが別格で(フランス関係者は怒るかもしれないが)、各地から米国、欧州のチャンピオン戦として集まっている。

しかし、欧州では英国ダービーを最大目標とするのではなく、凱旋門へのひとつの王道として捉えるようになっている。極論すれば、日本の2歳戦のような位置づけで、2歳のGIを勝っても、誰もその馬が最高の馬だとは思わない。英国ダービーは例外だが、それでも2000ギニー、英国ダービーがともに皐月賞を2回やるようなものだと考えていいかもしれない。

そもそも3歳戦の三冠が英国では無意味になったのは、セントレンジャーが長距離戦で、血脈的に流行おくれになったからだが、それと同時に、古馬の寿命が延びて、高齢まで走ることになるので、古馬になってからの成長力というよりは成熟した強さが重要になってきたことが加わり、ダービーの位置づけが相対的に低下していったのだ。

そして最も重要なのは、古馬の寿命が延びたのは、調教技術の進歩もあるが、経済的な要因だ。欧州競馬から貴族馬主がいなくなり、オイルマネーに依存せざるを得なくなったが、さらにオイルマネーも余力が大きく低下した。この結果、種付け市場のインフレも収まってしまい、生産市場は苦しくなってきた。この結果、馬の価値はほとんど繁殖から得られるという世界から、レースでの賞金がベースで種馬の価値と並んできた。

これと並行して、世界的に賞金引き上げ競争が加速していった。ドバイで外国馬には多額の賞金が払われ、香港なども参戦勧誘のために賞金が急激に上げていった。この結果、レース賞金は極めて重要になり、特に牡馬は走れるだけ走って賞金を稼ぎきった後で、種馬になるようになった。以前であれば、綺麗に引退することが最優先で、三歳でダービー、凱旋門と勝てば、即引退、無敗のダービー、凱旋門賞馬として伝説化した。怪我をすれば復帰などあり得ない。そして、高値で種馬として売りさばき、逃げ切るのである。ラムタラが典型例だ(ちなみに、あれは買った方が悪い、というのは日本が購買した時点で私ですら分かった)。

さて、日本においては、さらにその傾向が強い。日本のレース賞金体系は異常である。出走手当という謎のものがあり、近年は少し改善されたが、8着まで賞金が出るなど異常であり、2着3着でも相当の賞金があるというのは、枠連、馬連、三連複といった2着、3着もギャンブルとしても重要ということとあいまって、勝利がすべての競馬という競技の本来の形を失っている。これは日本の馬の勝負弱さ、騎手の勝利への執念不足をもたらしている。

いずれにせよ、古馬としての競争暦が大半を占めるようになり、2歳GIだけでなく、皐月賞は勝ったけれどあとはどこにもない、という馬が散見されるようになり、しまいにはダービー馬でも、その後ぱっとしない馬が出てくるようになった。もちろんこれはスローにより、前残りでの波乱や、直線差しだけの実力とは無関係の勝ち馬が出てくることも大きい。ただ、ここで重要なのは、古馬としてチャンピオンになることが、種馬としてはより重要になったということだ。

日本はそれでもいまだに一応三冠にこだわるが、ダービーの次は天皇賞か凱旋門、というのが本筋になって当然で、実際そうなりつつある。

この結果、三歳限定戦、という甲子園の決勝戦というのは、ギャンブルやドラマとしては面白いが、斉藤と田中の価値とその時点の試合結果とは無関係、というのと同じで、情報価値が低下しているのだ。

したがって、ダービーは、皐月賞と同様に、もはやすべての競馬関係者が最大の目標とし、それをすべての馬が目指す、ということではなくなり、その結果、ますます、この時期限定の世代限定戦になっているのである。

  
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週末の一曲

perfumeをまったく聴かなくなって久しい。(それには理由があるのだが。)

そして、宇多田もやめた。

今は、ひたすら藤圭子を聴いている。

すべて良いが、一曲挙げるならやはり「圭子の夢は夜ひらく」。  
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