2007年01月31日

正念場

今日は正念場。今週は重要だ。

決算が続々出てきている。ここで材料出尽くしとなるか、一段高となるか、分かれ目だ。昨日は、日経平均は強いも、新興は、朝方暴騰後、失速、急落。銘柄にもよるが、いかにもまとまった仕掛けで、日経平均操縦に飽きた方が、新興に移ってきた感じ。日経平均の動きは少ない日が増えてきている。

新興は、時価総額上位銘柄をまとまって動かすやり方。かなり大手だ。ソフトバンクの賛否両論あるアナリストレポート(目標価格を3倍にした)もあって、相場は大荒れだ。

今日の動きに注目。このまま、新興が大幅下落するようなら、やはり新興もこれまでか。大型は大暴落はないと思うが、方向が変わる可能性はある。  

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2007年01月30日

書きたいこと 書くべきこと

かなり書き落とした重要な問題がある。国会開会に合わせて、昨年からのイシューをもう一度議論してみたい。  
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2007年01月29日

今日の取引

ポートの中の不動産セクターの多くを売却。一方、中堅の製薬を少し買いました。前者は、この勢いだとまだ上があるかもしれませんが、もともとの目標に達しつつあるので、指値での売りが成立してしまいました。

本当は逆指値の指値切り上げありの自動売買をしようかと思ったのですが、そうすると、一日の中での揺さぶりがあったときに、一番下げたところで売らされてしまいます。(このプログラムでは今日の多くの不動産が寄り付き直後に売らされたでしょう)仕掛ける側も、そこを狙ってきているのか、というぐらいぴったりの値動きです。やはり、プログラムより、人間の方がまだ上なのか。  
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2007年01月28日

失言

柳沢大臣の発言に非難が集まっている。野党に絶好のネタを与えてしまった明らかな失言だが、なぜ、このような失言を繰り返してしまうのだろうか。

私も失言が多い。失言をしてしまう一つの理由はサービス精神が旺盛なことであろう。政治家の失言は、地元での講演会であることが多い。週末地元に戻って、コアな有権者の前では、面白い話をしなければならず、勢い、滑らかなリップサービスも多くなる。そのような状況の中では、少し過激な発言、刺激的な発言が望まれており、そのニーズに応じて、表現が不適切になってしまうのだろう。

しかし、もう一つの失言の理由は、世間一般の感覚と、自分あるいはその瞬間に属しているコミュニティの感覚が大きくずれてしまっていることがある。そのため、その場の文脈を離れて単独で引用された部分だけを記事などで見ると、ありえないような発言が残ることになる。

もちろん、文脈を外れたために、表現が極端に不適切なものになってしまったということもある。しかし、根本にある、自分の、あるいはその場のコミュニティの感覚、本音ベースの感覚が、ジョークを媒介として露呈されてしまう、ということが失言の本質である。

ジョークには常に本質が含まれている。そして、ジョークを言うときには、常にその場の感覚に自分を同一化しなければならない。私は、米国滞在中は、下ネタが全くなくなり、妻には喜ばれたし、下ネタに頼らないジョークの能力が発達した。しかし、スペイン人と話すときは下ネタが出るし、日本に戻ってくれば、リハビリなしで、下ネタ連発だ。

失言するときには、自分または周りが思っている本音が漏れているのであり、だからこそ、失言は非難されるのである。難しいのは、自分も思っているのか、周りのニーズに応えただけなのか、という点である。

ジョークと失言は紙一重なのだが、大きな本質の違いを表していることも事実だ。

  
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2007年01月27日

ゼミ

うちの学校ではビジネススクールであるにもかかわらず、ゼミがある。このゼミに対しては様々な評価があるが、いずれにせよ、学生同士(そして卒業生)、学生と教員のつながりが強くなるという意味では、重要な場である。

私のこれまでの卒業生は、教員が危なっかしいからか、独立心があり、優秀で志が高い学生が多い。

私はビジネススクールの最大の効用は出会いの場を与えることであると考えている。そのうち、うちの学生同士で企業を上場させる日が来るだろう。  
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2007年01月26日

乱高下

普通は乱高下は下落のサインだが、今回は微妙だ。

木曜日は、どう考えても寄り天で、その予想があたり、また、金曜日の寄り付きも非常に弱く(NYが下落したこともあり)、自分の弱気見通しが当たっていい気になっていた。

ところが、金曜日は引けにかけて急上昇。強いまま終わった。これは強い。

一日の中での値動きで引けにかけて上がっていくのは強いサインだが(要は陽線)、今回は、週末でもあり、かなり強い。高いまま引けて、週末持ち越す自信があると言うことは、相当強気か、あるいは、固い意志をもって来週上げてくるということだ。

短期的には、弱気予想を引っ込めないといけない。もちろん、十分に警戒は続けている。誰もが強い、と思った瞬間に下に仕掛けられると、非常に脆いからだ。

来週も警戒が必要だ。  
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2007年01月25日

個人投資家

個人投資家の最近の動向について、取材を受ける。これが結構難しい。

世間では、新聞でも、個人投資家は、と語られることがここ数年増えている。相場の動きにも影響を与えるようになっているからだが、個人投資家とは誰か。

世間の議論は、新興市場が活況だから個人も動いている、とか、信用買残高が増えたから、個人は買っているとか、ネット証券の注文が増えたとか、そんな議論だ。

ある意味止むを得ないが、これには大きな前提と誤解がある。

個人の行動を直接観察できないから、現象、結果から勝手に推測しているという問題だ。(そして、統計的には、structuralではなくreduced formで推測していることになろう。)

結果から推測するには、大きな前提があり、新興市場で売買するのは個人投資家だけ、証券会社の信用買を使うのは、素人個人と言うイメージの個人、ネット証券は、それこそ、学生や主婦を含み、一般的にはサラリーマンの投資家、というイメージだ。

これらは全部誤りの可能性がある。新興市場で仕掛けてくるヘッジファンドは増えており、また、規模の小さいプチヘッジファンド(と呼んでいいかどうかわからないが)は、ネット証券の個人口座を使うし、信用も使う。

最近の個人の動きとは、プロとなっている個人で、運用規模、10数億、あるいはセミプロで、運用資産1億前後、という“個人投資家”の回転売買が中心と推測している。

したがって、データの解釈には注意が必要と思う。


  
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2007年01月24日

相談

最近、本当はいつもなのだが、相談されることが多い。それは、大変幸せなことだ。

しかし、自分は、きちんと自分の危機の時に相談しているだろうか。一人で抱えすぎていないだろうか。

投資においても、自分の危機の時に、チェックしてくれる体制が必要だ。それがないので、仕方なく、損切りルールなどを儲けるのだ。人生も孤独だが、投資家も孤独だ。  
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2007年01月23日

市場の状況

よくわからない。

一気に落ちるかと思ったが、そうでもない。かといってあがるわけでもない。

このようなときは注意が必要だ。
  
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2007年01月22日

上げ上げムード

株式市場は上げ上げムード一色だ。

大型株だけでなく、先週は新興も急騰。今日もとりあえずその流れを受け継いでいる雰囲気だ。

私は、大型株はほとんど持っていないので、先週金曜日にかなりポジションを落としてしまったが(2分の1程度)、この流れに乗り遅れても構わない。

少し押せば、少し買うが、基本的には、新興銘柄については、ここからも売り上がりで(相場が上げるのに合わせて売っていく)ポジションを落として行きたい。

個人が復活しているという話が流されているが、私は懐疑的だ。  
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そのまんま東 VS ヴィジュアル系エコノミスト

そのまんま東氏が、宮崎県知事に当選。この現象をどう解釈するか。

参議院選挙へ向けて、タレント議員の投入を急増させるなら、それはその政党の大きな誤りとなろう。

そのまんま東氏は、入念に準備をしてきた。7年前から、大学へ通い、また、政治を学び、強い政治家志向で、人生を組み立ててきた。一説には、それが離婚の原因だという説もあるほどだ。

つまり、今回の当選は、知名度があれば何でも良い、という結果を表しているのではない。タレントというも、下手な政治家志望の官僚よりも入念な準備をしており、地元出身で落下傘でもない。

タレントで、中身がない印象に見えるが実は意外と中身のある候補者と、エコノミストや大学教授で知的に見えるが実は中身がない候補者では、どっちが当選しやすいか、という問題だ。(東氏には、この意外性が大きくプラスに作用したはずだ)

これまでは、単なるタレント議員はだめで、知的なイメージのあるタレント・有名人ならば圧勝、ということであり、選挙戦略としても、より知的なイメージ、表面的なレベルアップが図られてきた。今後、この傾向は止まらない、と思われていたが、今回の東氏の当選で、分からなくなってきた。

今回は、すべての既存の政治家への不信が高まっている中で、その直撃を受けた宮崎県知事選、ということで、既存権力への批判なのだが(アメリカの大統領候補オバマ氏も最もワシントンから遠いというところで人気急上昇している)、その批判を候補者という形にするときに、どのような形が、有権者に支持されるか、という問題だ。

実質主義か、肩書き主義か。有名人といってもどのような有名人を選んでくるか、政党は戦略を決定しなければならない。

今回の事件は意外と深い問題を提示している。  
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2007年01月21日

金利の引き上げ どっちでもよい

と書いたが、だからこそ、今度の騒ぎは日本経済にとって大きなダメージだ。

0.25%の引き上げでこれだけ大騒ぎになる見識はありえない。日銀に圧力をかける必要は全くなく、政治世界の日本経済への配慮はほとんどない(あるいはネガティブな影響しか持たない)ことがはっきりしたことが、今回の騒ぎで、日本が得たことだ。

これはメディアにも責任があると思う。彼らは、メディアに大きく取り上げられるから、派手なパフォーマンスをするのであり、無視すれば、そんなことはしないのである。

メディアの論調も、かなり無責任で、金利引き上げ見送り決定前は、政府与党と意見が食い違う状況で、日銀が引き上げれば、それは大きな問題だ、と騒ぎ、引き上げなかったら、政治に屈した、金融政策の独立性への信頼が揺らぐと大騒ぎだ。

しかも、批判の対象は騒ぎを起こした、政府与党ではなく、日銀に向けられる。

日本経済は、どうでもよい問題により、どうにも取り返しのつかないダメージを受けた。政治、メディアは、経済危機を作り上げる、無から有を創造することが出来る偉大な力を持つことを示した。  
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今回利上げしなかった理由

メディア、政治がうるさかったことに尽きる。

福井氏の会見では、利上げしなかったのは、経済指標に対する評価ではなく、それを将来に向かって解釈したときに、経済のトレンドは全く変わってないが、金利を引き上げるまで機が熟したと100%言える、と思っている委員と、まだ機は完全に熟していない、と思っている委員との差があったということだ。さらに、政治的な圧力の影響を受けたことは全くなく、政府に引き上げないという連絡を事前にしたことも事実無根だ、という言明もしている。

ここからは、私の解釈である。

機が熟していないと思った6人の委員のうち、福井氏を始めとする数人にとっては、機が熟していないというのは、直接的には政治、メディアが騒いだからではなく、市場の判断が100%利上げを織り込まなかったことが、引き上げをするべきでないと判断した主要因になっていると思われる。しかし、直前に市場が迷ったのは、政府、メディアの騒ぎがあったからであり、結果的には、彼らの判断には、政治、メディアが大きく影響したことになる。

もちろん、経済指標などから、100%の自信を持って金利を上げなければいけない、と思ったのであれば、それは引き上げに賛成したはずだ。それは福井氏も直接的に述べている。昨年3月の量的緩和解除や7月のゼロ金利解除は、そのような判断だったと思われる。

今回は、機が熟したと思えば、積極的に市場に働きかけて、市場との対話を通じて、日銀の考えと市場の考えを一致させたはずだ。もちろん、市場を100%動かすことが出来るわけではないので、対話をして、それでも意見の食い違いが残るのであれば、サプライズを起こさないために、どうしても必要でない限り、金利は引き上げないと思われる。これが、引き上げないべきである、という判断と「機が熟していない」という判断との差だ。

逆に言うと、福井氏の会見でもかすかに言及されているように、金利を上げないと経済に悪影響を与える状況になっていないことも、福井氏がじっくり腰を落ち着けて、機が熟するのを待つことが出来る要因のひとつとなっている。

急速なインフレが始まったわけではないし、資産インフレは始まっているが、これには、ゼロ金利を解除したことで、かなりの程度、急加速するリスクは抑えられた。だから、量的緩和解除、ゼロ金利解除は、慎重に万全を期しつつ、急いだのであり、断固として行ったのである。量的緩和と金利調節は、根本的に金融政策のガバナンスが異なるのであり、ゼロと0.25(あるいは0.4%)は、無限大の差があるのだ。しかし、0.25と0.5ではほとんど違いがない。だから、急ぐ必要はないのである。

福井総裁の言葉を引用すれば「(金利引き上げの判断の)材料を蓄積することによって判断を補強していく時間的余裕があるという方と、その時間をもうかける必要がなく今回政策判断に踏み切ってもいいのではないかという方と、ごくわずかな判断の差というように理解して頂きたいと思います」ということだ。

個人的には、キャリートレードは心配だが、確かにゼロのときの危機感とは全く違う。結局、経済は落ち着いているから、上げても上げなくても、影響はほとんどなく、要はどっちでも良いということだ。したがって、騒ぐ必要はいずれにせよ全くないのである。  
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日銀 福井総裁

私は、誰がなんと言おうと、福井総裁を支持する。

村上ファンド問題は、就任のときに解約しなかったこと、スキャンダルになってから解約したこと、その後の答弁、という点で、大失敗であったが、これらも金融政策に関する能力の一部と言うことも出来るかもしれないが、政策能力という意味では、現在の世界中の中央銀行総裁の中でもトップクラスだと思っている。

今回の記者会見を再度熟読した。今回は素晴らしい、というよりは苦しそうだ、という印象だが、それにしても、この状況の中では、素晴らしい記者会見といえるだろう。

新聞記事などで、日銀の金融政策に疑問をもたれている方は、一度、福井総裁の記者会見要旨を、日銀のサイトで見てほしい。間接的に伝えられているのとは、かなり違った印象になると思う。それに対して、賛成、反対、批判は色々あると思うが、私は、福井氏の伝えたいことが手に取るように分かる。  
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2007年01月20日

納豆問題

納豆の効果に関するテレビ番組に対する批判が高まっているが、相場にもかなり影響した。

豆腐関連の銘柄が、納豆も扱っているということで、急騰したものもあったからだ。テレビ局に対する批判を横に置くと、人々も相場も非常に動かされやすいということが、またもや裏付けられた。

人々と相場は同じものを意味するから当然なのだが。
  
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2007年01月19日

卒論発表会

ここ3日間は、うちの学校の卒論発表会だ。金曜日の今日は、私のゼミ生の発表があったので、特に一大イベントであった。

卒論については、いろいろ議論もあるが、知的好奇心もビジネス的好奇心も満たすものというのはなかなか難しいもので、たとえ完成度が低くても、2つの好奇心を刺激するものであれば、それは素晴しい卒論だと考えている。  
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2007年01月18日

見送り

利上げは、事前に報道されているとおり、見送りだった。

  
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利上げ

利上げは本当にないのか。私のパートナーはありそうだ、と言っていた。メディアは見送り一色だが、まだ分からない。  
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日銀が金利を上げたい理由

理由は2つあると言われている。

1つは、教科書的に、金利が低すぎると、景気が過熱し、放置すればバブルが起こり、経済が混乱する、ということである。

もう一つは、本来金利を上げるべきときに、政府の圧力により、金利引き上げを見送るのであれば、中央銀行の独立性は存在しないことになり、今後の金融政策に対する信頼性がなくなる、というものだ。

日銀の金融政策は、9名の政策委員が決めるので、福井総裁だけの意見で決まるわけではないが、福井総裁は、後者の観点はもっていないと考えている。むしろ、その点に関しては、無理することはなく、摩擦なく、市場にサプライズを与えないように、金利を上げていきたいと考えているはずだ。

そこが、前任者との大きな違いであり、私が福井氏を信頼している理由はそこにある。村上ファンドのことがあっても、借りが出来た、とは思っていないはずで、政府、与党が騒がないタイミングで上げたい、ということなのだ。

じゃあ騒ぎ続けたらどうなるのか、という問題があるのだが、もしかすると、今回はそこまで来ているかもしれない。  
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日銀利上げ

ちょっと時間がなくなってしまったので、また書くことにします。

とりあえず利上げはない、ということのようですが、私は絶対に利上げをしたほうが良いと思います。また、このように日銀と政府の意見が分かれている、とメディアに書きたてられている時点で経済にとっては大きなマイナスなので、もう既に日銀も負けているし、日本経済も負けている状況と思います。  
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年率1%のインフレは怖いか

インフレは怖いが、年率1%程度なら怖くない。むしろ当たり前であり、世界的な水準から言っても低すぎる。それなら、現在、物価変動ががプラスに転じたマイナスのままだ、と大論争しているが、いずれにせよ、年率0.2%とかその程度なので、騒ぐことはなく、インフレを防止するために、金利を上げる必要は全くないことになる。

しかし、日銀はやっきになって金利を上げようとしている(と思われている)。日銀はいったい何を恐れているのであろうか。

日銀が怖いのは、当たり前だが、ゼロ、という水準である。  
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怖いのはインフレ?

教科書には、金融政策は物価をコントロールするために行うと書いてある。

物価が上がると何がいけないのか?私と同年代であれば、石油ショックで物価が高騰し、なぜか、お一人様一つ限りのトイレットペーパーを買いにスーパーに母親に連れて行かれたことを覚えているだろう。

狂乱物価になると景気は悪くなり、経済は混乱する。日本の10%のインフレでもあんな騒ぎだったのに、年率1万パーセントもざらである、80年代の南米や資本主義化直後の旧社会主義国の混乱は想像を絶する。

なぜ、インフレだと困るのか?一つは、とても不便だからである。インフレと言うことはお金の値段が下がると言うことであるから、お金を手にしたらすぐ使わなくてはいけない、ということである。つまり、インフレが1日100%とすると、コーヒーの値段は、今日は150円でも、明日には300円、あさっては600円になってしまうのである。だから、お金では資産が一気に目減りしてしまうので、実物資産、モノにしておかなければいけない。しかし、モノを欲しがる人たちに、自分のセーターを売って得た現金で、今日の食事を買おうと思うときはよいが、あさっての食事を買うときには困る。スターバックスのラテを3日間取っておくわけにはいかないので、お金で持っているが、あさってにはラテは4倍の値段になっているから買えないのである。

こうなると誰もお金を受け取ってくれない。お金を一瞬でも持っていては損をするのである。これはハイパーインフレーションで、岩井克人のいう貨幣経済の崩壊、資本主義が貨幣経済だとすると、資本主義は崩壊するのである。

現実的にも、インフレ率が高くなり年率20%ぐらいになると投資はできなくなる。企業が投資して収益を上げ黒字転換するのに3年かかるとすると、3年後には、1.8倍に物価水準がなっているから、少なくとも、借りたお金を倍にしないといけない。そのときに物価が上がっているから売上も倍になって問題ないような気もするが、貸し手はそうは考えないから、倒産してもよいように、金利を高くして、最初の1年程度で資金をある程度回収しようとする。こうなってくると、すべてのもののやり取りに金利がつき、それに便乗もあるだろうが、上乗せが起こり、付けで買うことはもちろん、現金でも受け取ってもらえなくなり、物々交換で経営をしなくてはいけなくなる。これが旧ソ連邦で起きたことだ。

つまり、インフレは怖いのである。  
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金利を上げると悪いのはなぜか?

話がそれてしまったが、金利が低ければ、お金をただで借りられるので、無駄遣いが増えるので、景気がよくなる、ということだ。

したがって、金利を上げると無駄遣いが減って景気が悪くなるのでよくないのである。

たまに、金利を上げないと、企業に対して規律が効かない、という議論を聞く。数年前までは、ゾンビ企業が、多量の借金を抱えつつ、あまり儲けも出すことが出来ないのに、金利がゼロに近いため、なんとか金利ぐらいは払えてしまい、倒産せず、市場から退場しないため、市場に企業が多く残ってしまい、本当は、効率的な企業だけが残ったほうが経済全体の利益が上がるのに、効率の悪い企業も生き残り、またそこが生き残りをかけてダンピング(異常に安く製品を供給する)してしまうので、効率の良い企業も儲けを出せなくなり、市場全体がずっと不景気だ、という議論があった。

しかし、現在では、企業再編が進み、倒産すべき企業のうちのいくつかは実際に倒産し、残りは吸収合併され、あるいは再生ファンドなどによる資金注入により復活して、現在に至っている。現在も企業再編がブームであるが、これは、まあまあ儲かっているが将来的には厳しいところが合併をしたり、利益は出しているのであるが、全力でベストの経営をしていない(利益を最大化していない)企業が買収を仕掛けられる、というのが背景である。

さて、そうなると、今は金利が低すぎて、悪い企業まで残ってしまう、という議論はなくなったので、金利が低くて悪いことはないように思える。なぜ、日銀は金利を上げたがるのであろうか?  
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金利と政府財政赤字とコーポレートガバナンス

金利が上がると、借り入れにより投資している人々は投資を抑えるから、景気抑制効果があるということだ。

しかし、一方、預金金利や運用の金利も上がるので、金利が上がったこと自体で、経済全体が、直ちに損をするわけではない。ただ、預金や資金の出し手は、お金が余っているから、資金を運用しているので、お金を借りて使いたい人々にお金を回したほうが、消費や投資が増えて、景気はよくなる。

景気がよくなるのは、無駄遣いが増えるという考え方もある。それは、バブル消費だけでなく、政府の歳出を抑制するために、増税はしないほうがよいということが言われる。あれは、どうせ政府は無駄遣いをしている。その無駄遣いを止めさせるためには、お金を持たせないほうが良い、と言う議論だ。

これは何も政府に限ったことではなく、民間企業の経営でも同じ事で、エイジェンシー問題と学問的には呼んでいるが、資本家がお金を経営者に委ねたときに、経営者は自分のお金でないから、無駄遣いしてしまう、ということだ。利益も全部懐に入るのであれば、無駄に投資しないが、どうせ株主に返すことになるのであれば、その前に使ってしまえと言うことで、野心的な(無謀な)新規事業に使ってしまう。

これを押さえるために、ガバナンスをかけなければいけない、というのが、古典的な狭義のコーポレートガバナンスだ。

  
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金利が上がるとどうなるか?

なぜ、金利を引き上げるのは経済にとって悪いのであろうか?

試験問題に出すと、難問となってしまうが、実は答えは簡単で、「悪くない」のである。

厳密に言うと、現在の経済情勢で、0.25%というコールレート(銀行が1日のベースでお金を借りるときの利子率(年率ベース))を0.5%にしても、何の悪影響もない。

実質的に、金利が0.25%そのまま上がると、住宅ローンが上がり、企業の借り入れ金利が上がるとしても、0.25%程度では、ごみみたいなもので、長期の投資(住宅購入も長期の投資あるいは支出だ)にはほとんど影響がない。そして、現在の金利水準は0.25%という異常な低金利であるので、それを正常化するということであるから、たとえ投資に影響がると仕手も、それは投資に水を差すというよりは、過剰な投資を抑えることになる。

  
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日銀 政策決定会合と株式市場

株式市場はテキトーだ。

昨日は、日銀の利上げが遠のいたことから、先行きの金融政策の不透明感から大幅下落し、日経平均は1万7千円を割る勢い。ところが、午後から、低金利継続と言うことで、平均は大幅上昇。先物の午前の安値は17010円で午後の高値は17370円。日経平均の水準には何の意味もない。

これは予想通りで、政策決定会合が自民党によりかく乱されるのであれば、これを材料に遊んでくることは誰でもわかることで、それが17010なのか16800まで遊ぶのか、上にもって行くのが、17400なのか17300なのか、午前に上げるのか、午後、下げた後にするのか、それが分からないだけだ。

それは仕掛け人の意向次第だが、気まぐれでもなく、その市場の雰囲気を利用してくるわけだから、我々がおろおろすればするほど、彼らにとっては遊びやすくなってくる。

金利は上げても上げなくても良い。問題は日銀の金融政策がかく乱されることだ。ということでは政治の責任も重いが、メディアがそれを増幅している面もある。
  
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2007年01月17日

もう一つのサプライズ 日銀金利引き上げ延期

日銀の政策決定会合は、今日、明日だが、金利を引き上げない可能性が出てきたとの事。他のメディアでも昨日から報道されており、これも、私にとってはサプライズだ。

12月20日ごろに、某番組の収録で、1月に金利引き上げが100%あると断言してしまったからではなく、今上げないといつ上げるのか、ということだ。

  
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サプライズニュース その1 三菱10分割

今日の日経は、サプライズが一杯だ。

まず、一面トップは、三菱東京UFJが株式10分割。5分割超は実質禁止と思っていたので、もう一度勉強しなおさないといけない。

しかし、三菱は、マーケティングがいつの日からか、急に上手になった。まずは、金利1%の住宅ローン。ゼロ金利実感キャンペーンだ。いまでは目新しくないが、2002年にやったのが素晴しい。税額控除を入れると実質ゼロ金利だ。

そして次が、1%以上を保証した20年運用の長期預金というか信託プラン。1%の利回り保証で大うけだった。実はそれなら自分で国債を買ったほうが早かったのだが、マーケティングの勝利。

そして、コンビニATM無料。利用者のための利益還元、と謳っているが、実質はメイン口座獲得キャンペーンに過ぎない。テレビメディアが飛びつき、無料のテレビ広告だった。

そして株式分割。ライブドアショック1周年と言うことで、分割疑惑バブルははじけたということで、もう大型分割してもよいか、ということか。そんなことは考えていないはずだが、ともかく、次は個人株主マーケティングだ。株主への金利優遇もキャンペーンするようで、素晴しくマーケティング上手の会社になってしまった。従来の三菱グループのイメージ一新だ。
  
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2007年01月16日

文化功労者

昨日、ゼミの恩師が文化功労者となったと書いたが、ちょっと文部科学省のサイトを見て驚く。こういう場合はどう対処したらよいのだろうか。  
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2007年01月15日

恩師

大学時代のゼミの恩師である根岸先生が、文化功労者に選ばれたお祝いのパーティに出席。

恩師の奥様に、ご無沙汰してしまったお詫びをすると、本当にそうだと、怒られる。  
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2007年01月14日

ネット通信販売 ソファー

通信販売でソファーを買おうと思うのだが、やや勇気がいる。風合いも確かめられないし、その店自体の品質もよく分からない。

ただ、店頭でも、なかなか判らない面もあり、オーダーの家具になると、出来てみたいとわからないので、とても苦しい買い物だ。欧米のようにもっと中古市場が発達すべきと思うが、現状では、異常に割高のアンティークとヤフオクぐらいか。

ヤフオクで、新品のソファーを売っていて、丁度欲しいものなのだが、ちょっと安すぎるのが不安だ。また100円スタートのオークションで売る、というのも理解できず、品質と価格は関係ないのか、とおもってしまう。胡散臭い。しかし、インターネット家具屋では、店が五万とあり、宣伝も難しいので、オークションを利用するのはうまい手段なのだろう。しかし、そこは趣味の問題か、私は買う気にはなれないので、あえて高い値段のネットショップで買うことにする。

高ければ品質はよいだろうという、ブランド物に騙されて買うときの発想と同じなのだが。  
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2007年01月13日

昨日の取引

私自身は、年末に仕込んだ超マイナー銘柄についてニュースが出たので、保有の半分を寄付きなど、指値対応で売却した。また、M&A含みの食品関連銘柄も、おととい大量に買いが成立し、ポートが膨らんでいたので、一部売却した。

来週以降も指値対応で、売り場を探すことになる。  
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昨日の市場

一時、日経平均は300円以上上げの場面もあり、終値でも200円以上のプラスで引けた。銀行株が上げたということで、TOPIXはさらに上げ幅が大きく1.7%の上昇。
(TOPIXは時価総額加重平均なので、時価総額の大きな銘柄、ここでは銀行株、の影響を大きく(適切に)受ける。日経平均は、大雑把に言うと単純平均なので、値嵩株の影響を大きく受ける)

今週の前半、火曜、水曜は正月明け、3連休明けのお遊び相場という予想は当たったが、それが木、金も続いたのは予想外だった。

これで現在の妥当な水準、市場のセンチメントが分からなくなった。それが、仕掛けやの狙いかもしれないが、来週以降も波乱含みの展開が続くか。

不二家、フルキャストとスキャンダルが続いており、企業不信から、相場全体も弱くなっても良いのだが、粉飾などではない、ということで、株式市場全体には無関係、ということか。

来週以降も、様子見が必要。もしかしたら、この木、金は特殊事情ではなく、今年はこういう相場ということかも知れず、今年一年ずっと様子見しないといけない可能性もある。  
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2007年01月12日

平均先物

先物が200円近く上げている。清算日といえども、ちょっとやりすぎではないか。  
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シカゴ日経平均先物

シカゴの日経平均先物の出来高が異常に細っている。残念ながら、勉強、情報不足で理由は分からないが、枚数で9枚というのは異常だ。

シカゴとの連動もほとんどなくなっており、先物操縦の一つのツールとしての役割は休止中である。私がシカゴ操縦を非難し続けたことが原因であることはありえないが、ともかく、シカゴは注目しなくてよいようだ。  
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2007年01月11日

今日、明日に注目

オフを取っていた、火曜、水曜は乱高下。

先週の金曜の暴落は、これまで高すぎただけに当然で、また、本格的に仕掛けが戻ってくれば、浮かれて買っていた人々は狙われる運命にあったため、意外感は全くなかったが、火曜日は下落の後、大幅に戻していた。この戻しは不思議で、いつ崩れるだろうと思っていると、当然のように翌日、水曜日には大幅下落。市場は一気に悲観ムードになった。

こうなると、突然、今年は世界同時株安の可能性があるとか、1987年のブラックマンデーに状況が似ている、というニュース、解説がうじのようにわいてくる。

この1日の下落で何が変わったわけでもない。ムードが変わり、それを利用しようとする勢力が増えただけのことだ。

しかし、私は、世界同時株安のリスクをずっと懸念しており、12月の株価予想から外し続けていたわけであるが、ようやく、市場の噂がまともな状況になってきた、という感覚。

本当に弱いか、暴落となるのかは、ここ2日が重要。いくら仕掛けに支配されているといっても、振り回される多数の人々が実際に振り回されなくてはいけないので、多数派のこちらがどう反応するかが、最後は重要。ここで、総弱気に傾かなければ、暴落は回避できるだろう。

休みボケをしている暇はない。ここは市場にとっては正念場、我々にとっては、冷静に観察する時だ。
  
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2007年01月10日

西表島

ここ3日、オフを取って、西表に行っていたが、今日帰ってきた。

西表島と石垣島では、全く雰囲気が違う。違って当たり前なのだが、海は、荒涼とした冬の海という感じだったので、リゾートで脳みそとろける、というのとは全く違っていた。

休暇の目的とは大きく異なってしまったが、結果的には、休暇の意味が大きい3日間だった。人生とは日々、そういうものなのだろう。ささいなことでも自分の思い通りにはならない。それが日々の生活を変え、人生の流れも変える。株式市場でも、流れに逆らうことは出来ず、ちょっとしたことで流れは変わってしまう。その中でどう生き抜くかだ。

休暇で学んだことは相場で学んだことと同じだった。  
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2007年01月07日

内藤氏 

内藤氏のブログに先日の会合についてコメントを頂く。
はい、頑張って本書きますね。

投資のほうも頑張ります。




  
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瑠璃の島

昨日、日本テレビの瑠璃の島を見た。

見たといっても、軽い仕事のながら族で見たわけだが、ちょっと理由があって部分的に非常に注目していた。

結局は良くわからなかったのだが、このドラマはそもそもどのくらい視聴率が取れていたのだろう。このようなドラマが人気があるのかどうか、非常に気になる。意外と人気があるのだとすると、やはり日本は変わってきたのだという気がする。スターもいないし、派手な展開もなく、恋愛もない(ちょっとあったか昨日は)。環境とか、離島、田舎暮らしに、潜在的に本気で(変な表現だが)興味がある人々が増えているということではないか。

少し注目だ。  
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2007年01月06日

マネックスユニバーシティ 内藤氏

マネックスユニバーシティの内藤氏と会食。仕事だったのだが、個人的な投資手法の話で盛り上がる。私の投資手法は異常な少数派だと判定して頂く。

投資の優等生的な内藤氏も意外と変わった手法の部分もあり、面白い。

我々個人投資家はプロの投資家(機関投資家とは限らない)圧倒的に不利な立場にあるというのが私の認識だが、個々人の工夫を集めれば面白い投資手法が開発できるかもしれない。それが私の仕事なのだが。  
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2007年01月05日

大幅下落

本当は火曜日かな、と思っていたが、皆が火曜日に警戒するならば、ということで、その前に、不意を付いて下落。さすがだ。

ダウも原油関連以外は上昇、ナスダックは大幅上昇、シカゴ先物は1万7千4百円を軽々超えていたこともあり、誰もが少なくとも寄り付きは高いだろうと思ったところ、シンガポールが始まった後、大証の寄り付き前から、日経平均先物は一気に下へ仕掛け、下で揉み合った後、一気に下落へ。下げ幅は300円近くになった。

あまりに予想通りで怖いぐらいだが、ちょっと高すぎたので、まあ当然か。

問題は、3連休明けで、火曜日はいたずらがあるだろうから、週の後半、つまり来週後半が勝負どころ。再来週は、ライブドア強制捜査開始から1周年ということだが、あれがなければ3月末まで一気に行っていたかもしれないだけに、今年はどうなるか。  
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2007年01月04日

大発会

大発会は上昇。昨年末からの流れで大きく動くとすれば来週からだろう。

ポジションを落とすはずが、変わった一部の銘柄について大きなポジションを抱えてしまっている。今日も少しずつ落としたのだが、あまりに上がりそうなので落とし方が難しい。個別では持ちたいが、市場全体の動きからすると落としたい、このような時は平均先物を売り建てれば良いのだが、現在は先物を建てる余裕がない。

明日、もう少し落としておきたいところだ。  
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2007年01月03日

トップの権力

米国市場は、1月2日はフォード大統領の葬儀のため、休場。日本では過去の首相が亡くなってもニュースにはなるが市場は閉じない。

トップに権力を委ねている国と、どこに委ねているか分からない国との差か。  
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2007年01月02日

私の嫌いな箱根駅伝

私は箱根駅伝が嫌いだ。

嫌いだ、というコメントをしなくてはいけないぐらいこの駅伝は人気があるのだが、昨年も書いたとおり、この駅伝が日本の男子マラソンの弱体化を産んでいる。

ここを目標とするあまり(かつては社会人からこのレースを走るために大学生になった選手もいた)、箱根燃え尽き症候群にかかる。これ以上の注目を集めるのは、オリンピックのマラソンだが、そこまでは距離がありすぎるので、燃える目標がなくなってしまうということだ。

今年も昨年に引き続き、山梨学院の2区の選手が暴走し、最後の2キロで失速。今年もアナウンサーが、15キロの地点で区間記録更新は間違いないが、どこまで行くか、というのは、昨年と同じコメントで、選手と同様に学習効果がない。

駅伝では、これだけはやってはいけない走り方だ。昨年の順天堂の9区の選手の脱水症状は、選手の責任ではないと思うが(死者がでないように給水を認めるようになったが、当たり前のことだ)、このように飛ばしすぎて失速するのはかつての早稲田の花形ランナーにも見られたが、駅伝はチームプレーなので、それをやってしまうと、そのほか全員の走りが無駄になってしまうのでやってはいけないのだ。一人で走るマラソンなら失格しようが知ったことではないが、チームは違う。したがって、社会人駅伝ではそんなことはなく、また女子中学生が好走することの多い国際女子駅伝でもそんな間抜けな走りをするやつはいない。

箱根は魔物が棲むといえばかっこいいが、箱根は目立ちすぎるために、選手の精神年齢がかえって幼児化してしまうのだ。

このようなレースは見世物としては面白いが、陸上競技としては低レベルとなる。このところ、駅伝でスターだった選手がマラソンで活躍することはまれだが、当然のことだ。

駅伝での必勝パターンは、前半は余裕を持って走り、調子がよければ後半上げる、というのが安全な走り方だ。となると、個人の力を限界まで出す、という走りは向かないことになり、個人の能力の向上には役に立たない。したがって、ランナーレベルの底上げには良いが(10人×20大学=200人の選手が注目されるというのはすごいことだ)、トップランナーを育てるには良くない競技だ。

社会人駅伝のように、1万メートルやマラソンという目標の中で、スピードをつける、イベントとして取り組む、という意味でスパイスのように駅伝があるのならそれは競技者としての能力を高めることになろう。

とはいっても、スポーツイベントとしてこれだけ盛り上がってしまうと、止めるわけにはいかないし、箱根を目指して派手なスポーツから長距離走に移ってくる選手もいるかも知れず、なんともいえなくなってきたかもしれない。サッカーから野球へ人が戻るためには、WBCや松坂、松井、イチローだけでなく、甲子園もあるだろう。

箱根駅伝もやはり毎年観ることになる。解説だけは代えてほしいが。
  
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2007年01月01日

今年の市場

今年は(も)波乱の市場となるだろう。

年末になって突然来年は2万円とか2万2千円という声が聞こえるようになったが、これぞ天井のサインと見る。年末の上げは、鉄鋼株、自動車株を中心とした一部の上げで、仕掛け的要素が強い。1月は波乱となると考えるが、この予想が外れても、1年間を通してみると、それほど上はないと考える。

しかし、個別株としては狙ってみたいものが多くあり、鉄鋼、自動車もそうなのだが、再編狙いだろう。超小型株に注目。あとはこれまで勢いの良かったセクターが昨年失速し、今年もセクターで大幅下落となったところを、個別に拾っていく戦略。注目は、不動産やその他金融セクターにおける個別銘柄など。

さて。  
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