2007年08月31日

今日の市場

午前に高く始まったのもやや驚きだったが、後場になると、ブッシュ大統領がサブプライム対策を打つとのニュースから、大幅高となったようだ。

少し危なっかしい感じもあるが、サブプライム対策は、以前にこのブログでも書いたように対策は立てやすい。問題は、リスクマネーの収縮がどこまでくるかで、サブプライムが解決するのは、当然すばらしいことだが、その結果、以前のようにリスクマネーが再び膨張するとは思えない。

慎重に観察、分析を続けたい。  

Posted by sobata2005 at 14:55Comments(2)clip!

2007年08月30日

朝日新聞

今日は、朝日新聞に、金融変調、市場の本質、ということで、インタビュー記事が出たようだが、中身は先週の日経のものと同じ方向だ。私の汚い写真が載っていることが違いか。  
Posted by sobata2005 at 13:29Comments(3)clip!

相場と恋愛 日本を世界を愛せるか

相場の状況を見抜いていた私は、それにもかかわらず、損失を出した。なぜか。それは、欲望に目がくらんでいただけのことだ。

欲望は全ての障害だ。前が見えなくなる。性欲であれ、金欲であれ、権力欲であれ、同じことだ。

性欲のない恋愛でさえ、欲望に支配されている。恋してしまったが故に、愛されたいという欲望が、愛されることへの障害となる。

そこが愛と恋との違いだ。性欲の場合も多いが、プラトニックラブでも同じだ。恋、愛されたい願望、相手に選ばれたい願望、認められたい欲望、これらが障害となって、恋が愛へ昇華することを妨げる。

愛とは、相手が幸せになることが自分の幸せとなることだ。そこには、欲望はなく、純粋に相手の幸せがある。

純粋に愛だけとなるのは、人間には難しく、そこで、恋愛ということになる。近年は、子供への愛情も愛ではなく、恋愛化していると言える。

私は、妻を愛しており、学生を愛している。しかし、日本を愛しているか。多くの政治家と同様に、日本に恋愛しているのではないか。自分を捨てて、日本のために、世界のために働けるか。隣人を愛することですら難しいのに、日本という概念上の対象を愛することが出来るのか。


  
Posted by sobata2005 at 05:48Comments(0)clip!

相場と恋愛

欲望が全ての障害だ。

普通は、市場と女心は気まぐれだ、というところであるが、女性に言わせれば、男心は分からないし、そもそも、市場は気まぐれ、と市場を研究している学者としては、それは逃げでしかない。一見気まぐれに見えるが、本質的に動かす力があり、それを解明する、のが私の仕事だ。

しかし、相場は難しい。

ダウは247ドルの上昇。昨日の下落を取り戻した。円の水準も1日で(半日で)元に戻った。

なぜか。理由などない。というのが真実であるが、その真実を別の言葉で言えば、昨日下がったから今日は上がったのであり、昨日下がったのは、それまで上がりすぎていたからである。

さらに言い換えれば、おとといまで、いい気になって戻してあげていたが、依然、サブプライム関連で、投資家は皆不安である。ただ、不安ながらも、上がったので、その前の水準から言うと、下がってきたので、買いチャンスとはやして上げていた、あるいは、ナイーブな投資家に買わせていただけだ。彼らはナイーブだから、脅せばビビる。日本の方がひどいとはいえ、これは米国も日本も同じ。そして、シラー住宅価格指数、FOMC議事録を材料に遊んでやっただけのことだ。そして、それはアジアに波及。為替に弱く、すぐ振られてしまう日本市場は絶好の遊び相手だ。それが東京の昨日の下げ。もちろん、遊びだから、終盤、日経平均は戻された。そして、今日も上がるだろう。

この遊びが効果的なのは、遊ばれてうろたえる投資家がいるからである。総会屋につけ込まれる経営者と同じだ。同じ投資家でも、サブプライムで不安心理を煽られ、その不安を抱えたまま、上がった相場に付き合って、買ってしまっていれば、それはまた振り落とされてしまう。仕掛けるには絶好のタイミングだったのだ。

しかし、それでも、私は損失を出した。この状況が分かっていながら、ポジションを抱えていた。なぜか。欲望に目がくらんでいたからである。

相場。欲望を抑え、純粋に市場の動きを観察できるようになったとき、全てが見えてくる。ポジションを取っていなかったり、投資の予定がなく、純粋に観ていたりするとき、このとき、相場がよく見えるのは当然だ。ポジションを取りながら、プロの投資家でありながら、この境地に達するために、修行と準備が必要だ。
  
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2007年08月29日

今日の市場

日経平均は、予想通り、引け間際に急上昇。想定外だったのは、自分の保有銘柄だけ、戻らなかったことだ。

死亡ではないが、瀕死だ。  
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米国市場 大幅下落

予想されたことだが、大幅下落。日本市場にとっては、それに連動して、為替がかなり円高に戻したのが痛いところか。

昨日から、すでに、ドル、ユーロでも気持ち円高に振れていたが、オーストラリアなど高金利通貨に対しては、かなり円高に戻していて、危険な状態ではあった。というよりも、ドルやユーロが戻りすぎていた、といった方がいいかもしれない。

米国の下げも、有名なシラー教授の作った住宅価格指数が大幅下落したこと、メリルリンチが米国銀行の格下げをしたことが、基本的な材料だが、それは米国の前場からすべて開示されていたことであって、ダウ280ドルの下げの、最後の40分での150ドルの下げは、これらとは無関係。

むしろ、FOMCの議事録が公開され、金利引き下げに前向きな内容であったから、市場にはプラスのはずで、それと関係なく(あるいはサプライズなし、材料出尽くし)でそこから大幅下落。

日本も米国も汚れた市場か。

ただ、米国市場は戻りすぎていたので、このような展開は予想されていたはず。日本も戻しが急すぎたところもあるが、戻しの額としては小さかったので、本来であれば、今日は大崩れしなくても良いはずだが、為替も急速な円高なので、そう甘くはなさそうだ。

今日も仕掛けられるかもしれないが、日本の投資家全体として、冷静に反応してほしいところだが、、、。  
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2007年08月28日

相場の見通し

ダウが反落というよりも、為替が戻った。ドルは1円、ユーロは1円半程度、円高方向だ。

東京株式市場は、反落するだろうが、こんなものだろう。内閣改造も、予想通りサプライズはなく、相場には短期的には影響はないだろう。

ようやく暴落相場、それからの反騰相場は終了。ここからは個別相場になるのではないか。米国、欧州市場、為替の影響はもちろん受けるし、何かのショックがあれば、その影響も大きいだろう。米国、欧州の金融政策も注目で、依然警戒は必要だ。

しかし、8月17日のパニックの再現の可能性は低いと見る。ショックにより大きく下げることは十分にあるが、日本市場においては、水準としては、あのときのようなものはないと予測する。

そして、個別相場に移っていく。日経平均全体で動くのではなく、セクターごと、銘柄ごとの違いが鮮明になっていくのではないか。そう考えると、個別に丁寧に拾っていくチャンスが出てきたともいえる。

さて。  
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これからの丹野麻美

準決勝は、残念ながら、テレビで(私の個人的理由で)見ることは出来なかったが、丹野は51秒81で敗退。ただ、自身の持つ日本記録に100分の1秒差に迫るタイムで、大健闘と言っていいだろう。

昨シーズンは故障もあり、これが大学4年最後の夏ということだが、まだまだ今後に期待だ。進路はどうなるのだろう。

彼女のよいところは、テレビやインタビューを見る限り、非常に前向きで明るいところ。是非、さらに飛躍して欲しい。  
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2007年08月27日

内閣改造

全く驚きはない。こんなものだろう。

期待値が低かったせいか、大臣はまあまあ良かったのでは、という感想。党三役には失望したが。  
Posted by sobata2005 at 22:17Comments(0)clip!

今週の相場

非常に難しい。

今日の東京は上がるだろうが、明日以降(今夜の米国以降)は、よくわからない。

これであがってしまうと買っておけばよかった、ということになるし、下がれば、高値掴みをしてしまった、ということになる。

一息ついたのは事実であるし、一時の混乱は収まった面もある。一方、冷静に考えると、米国市場は調整したとはいえない高い水準であるし、サブプライムは何も解決していない。欧州の利上げもあるし、米国の利下げはすでに織り込まれているので、下げなければどうなるのか、わからない。

ニュートラルで様子見をするのが無難。これまでの下げで失った分を取り返したいところであるが、じっと我慢であろう。  
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2007年08月26日

丹野麻美 準決勝進出

以前もこのブログに書いたと思うが、丹野麻美が世界陸上400Mで準決勝進出。

うれしい。是非、明日もがんばってもらいたい。  
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2007年08月25日

NY 上昇

NYは大幅上昇。

この水準では、correctionがあったと言えない。サブプライムの震源地がこれなのに、日本市場は大きく下がった後、少ししか戻していない。

月曜日は、ユーロが159円ということもあり、このままなら、かなり戻すことになろう。

しかし、世界的には、危険がまだまだあると思う。慎重に行きたい。  
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2007年08月24日

日銀 福井総裁会見

日経金融新聞で、ダイジェストを読んだが、第一感は、9月の利上げはなさそうだ。

もちろん、9月17日まで、何が起こるかわからないし、そのときの状況もわからないのだが、日経新聞の短いダイジェストや、そのほか、間接的な引用の報道を読むよりは、金利引き上げをあせる感じはなかった。

米国FRBの動きに制約されない、とか、完全に凪のない状態でないと金利は上げられないことはない、とか、長期的には、金利を引き上げなくてはいけないとか、たしかに、それぞれの言葉を見ると、すぐにでも利上げをしそうであるが、質疑の文脈を見ると、FRBの制約があるから上げられないのでは?という質問に対する回答として考えると、完全に制約されるわけではない、と答えているだけで、米国の景気や市場の混乱が日本の実体経済に影響しない、という確信が持てなければ金利を上げない、というニュアンスもあり、なんともいえない。

やはり、インタビューは本物を見ないといけない。新聞でなく、完全な録画を見たいのだが。  
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昨日の市場

少しあがりすぎではないか。

日本のファンダメンタルズは強いし、先週の金曜日は下げすぎだから、円安に戻った昨日は、確かに上げてよいのだが、そこまでとは。しかも、引け間際の日経平均先物はさらに強かった(15時から15時10分)。

その後、欧州では、為替がさらに円安に進んだが、今はかなり戻ってきたようだ。しかし、昨日の日本時間の15時よりは、円安水準だ。

落ち着きを取り戻したと考えれば、水準としては、現在としてはちょうど良い気もするので、高すぎるとはいえないのだが、ここから買うことはないと思う。

依然、リスクは残っており、米国株式市場も水準としては、調整があったとはいえないような水準で、債券市場とはやや様相が異なっている。

個人的には、とりあえず、少しポジションを落として様子見したい。  
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2007年08月23日

経済教室 リスクテイクバブル

村上事件とグレーゾーン以来、1年ぶりに日経の経済教室に寄稿した記事が今日掲載。早くも賛否両論の反応を頂いている。感謝。是非、忌憚ない批判、意見をお願いします。

日経では、やばい案件は小幡、ということになっているらしい。これからも、論壇の色物として頑張って行きたい。  
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2007年08月22日

明日への見通し

なぜか、為替が、15時10分から円安にふれている。今日はあまりウォッチしていないので理由は分からないが、ともかく、明日へ向けては、いい知らせだ。

あまりに露骨な操縦か。日本市場を今日は押さえ込もうということだったのか。

ロンドンも今のところ1%の上昇。日本以外のアジアは2%以上上がっており、懸案の香港も大幅上昇だ。これは中国本土から香港へ投資が流れてくる、と言うこともあるので、なんともいえないが。

米国次第だが、米国が上昇、日銀金利据え置きなら、そこから動きがあるか。ただ、注目は、福井総裁記者会見で、これは株式市場が閉まったあとだ。記者会見自体は、マーケットの期待よりは、短期的には株式市場を下げる方向の内容になる恐れもあるが、いずれにせよ、注目だ。  
Posted by sobata2005 at 21:39Comments(2)clip!

今日の取引

不動産関連株を買った。まだまだ不安定な状態だが、少しずつ買ってみた。

日銀政策決定会合は、記者会見に注目だ。  
Posted by sobata2005 at 21:32Comments(0)clip!

2007年08月21日

今後の展開

新聞に大幅反発、という見出しがあって、違和感を覚えた。

金曜日の日経平均874円の下げは余計で、米国はすでにもどしてきたのに(木曜日は最後の30分でダウ200ドルの上昇)為替があるとはいえ、午前の200円の下げでも十分すぎるぐらいだった。

差し引き700円ぐらいは下げすぎなわけで、月曜日は700円は上げるはずだが、日本の相場は弱虫なので、400円ぐらい上がればいいか、個人的には弱気だった。

実際にあがったのは458円。一時は600円以上上がり、意外と頑張っているな、と思ったが、結局予想通りの弱い上げだった。こんなものだが、大幅反発というよりは、下げ分を戻せず、というべきだろう。

一方、今日は、今のところ200円弱の上昇。為替は安定したとはいえ、以前と比べれば超円高で1ドル114円、1ユーロ154円だ。昨日のNYでは115円台もあり、もう少し(1,2円)円安に戻すかもしれないが、こんなものだろう。

今日は、為替が円安にならないのに、株式市場が上がっているのは、いいことで、これは当然の動きと思うが、少し安心した。

勝負はあと2,3日。日銀が金利を据え置き、それに相場がどう反応するか。あるいは仕掛けてくるか。

万が一金利が上がったら、神に祈るしかない。  
Posted by sobata2005 at 10:24Comments(2)clip!

2007年08月20日

今日の取引

REITを売った。  
Posted by sobata2005 at 10:33Comments(2)clip!

2007年08月19日

ジョナサンにて

今日は、ジョナサン爺さんは、5時に登場。いつもより1時間以上早い。

注文もいつもの焼酎セットはなく、ビールのみ。しかし、食事は、ハンバーグ。6時には退店。

グローバルリートはちょっときついか。  
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2007年08月18日

どのような政策対応をすべきか

FRBは緊急利下げに踏み切ったが、日本としては何が出来るか。

まず、金利を上げないこと。そして、為替介入だ。

仕掛け売り(円で見れば買い)に対して、介入を発動するのは、馬鹿馬鹿しく、軟弱なように思われるが、きっかけや原因がどうであれ、世界の金融市場がパニックに陥っている以上、パニックを鎮めるために出来る政策は採るべきだ。

今回は、為替介入が一番効果的だ。金利を上げれば、パニックの再来の恐れがあるため、これをやる必要はなく、日銀もそれはしないだろう。しかし、これは当たり前のことをやるに過ぎず、ポジティブサプライズ、パニックの連鎖をとめる材料にはならない。

為替介入は、今回もっとも世界的な大きな影響を与えている為替に直接踏み込むことになるため、効果も絶大、最高のリバーサルのきっかけをつくることになるだろう。

しかも、為替は実体経済に影響を与えている。オーストラリアやニュージーランドは、これまであまりに為替が高すぎたが、その為替バブルの崩壊といっても、実質的に、例えば、オーストラリアで住宅資金などが供給できなくなっており、企業側も資金が詰まって倒産することになれば、健全な個人の借り手も打撃を受けることになるし、その兆候ははっきりと出ている。

ヘッジファンドなど、過大にリスクをとったところが破綻するだけだからバブル正常化の過程であり、それらの金融機関を救済することはない、という意見も見られるが、今回の危機は、ヘッジファンド、金融機関を超えて、実体経済に影響を与え、幅広く世界を巻き込んでいる。バブルだったとはいえ、新興国経済は資金を取れなくなり、実体経済に大きな影響があるだろう。為替の打撃も大きすぎ、海外からの資金は全て引き上げられてしまうだろう。

金融の怖いところは、影響力が大きすぎて、一旦危機が発生してしまうと、その発信源を離れて、幅広くパニックが伝播してしまうことだ。今、流動性を供給して救われるのは、ヘッジファンドではなく、世界一般なのだ。だから、サブプライムの解決は現時点ではどうでも良く、世界的な流動性の問題なのだ。

さらに悪いことに、私の感触では、今、パニックで儲けているのは、そのヘッジファンドだ。彼らは一粒で二度おいしさを味わっている。

このパニックで、いち早くキャリートレードを先週に巻き戻し、引き際に多少の損失は出したかもしれないが、その損失を取り返すために、パニックを煽って、円を買い仕掛けているはずだ。自分達でバブルを作って儲け、バブルを潰すときにも儲ける。倫理観を議論したり、ヘッジファンドの過大なリスクテイクを押さえる対策を考えている暇はなく、現在、損をしているのはヘッジファンドではなく、足の遅い、長期投資の、ごく普通の金融機関、年金資金なのだ。

そのためにも、なんとしてもパニックをいち早く抑え、仕掛け人たちのチャンスをつぶすべきだ。彼らにとっては、バブルもパニックも同様においしいのだ。パニックは利益回収の速さから言うと、また格別の味だろう。  
Posted by sobata2005 at 10:33Comments(10)clip!

今回の仕掛け

NYが戻したにもかかわらず、クライマックスはもう1つあったわけだが、それはなぜか。そして、874円もの下げ、ITバブル以来、同時多発テロよりもきつい下げになったのはなぜか。

完全にこれは仕掛けだ。それに対する、異様なまでの脆い狼狽売り、プログラム売り、単純な損切りルール売りだ。まさにパニックとはこれだ。

日本市場は主体性がなさ過ぎるので、仕掛けにはめっぽう弱い。仕掛けるものにとってはおいしすぎる市場だ。

仕掛ける側にたって推測してみよう(以下は個人的な推測です)。

まず、為替に敏感になっているところへ、寄り付きでかなり下げが出ていた。最後のポジション整理もあったかもしれないが、ポジション整理を安値でさせるための仕掛け売りも多かったと思われる。ここで、日本投資家のセンチメントの弱さを確認する。そして、午前中にある程度自分達のポジションを確保する。NY反転の流れを引き継ぐところの遮断には完全に成功した。そして、午後から一気に為替で仕掛ける。株式市場も合わせて仕掛け、動揺を誘う。香港市場でも仕掛け(こちらは実質的なパニックが先行していたかもしれないが)、これがさらなる動揺を誘う。

完全にパニックと成り、為替も株式も投売りだ。そして、15時終了。

仕掛けに弱い背景の一つが、FX取引だ。個人投資家はこちらにかなり移っており、損切りルールがあり、自動的に売られてしまう。ユーロが150円割ってはひとたまりもなく、154円に戻っても取り返すことは出来ない。為替の仕掛けの背景には、異常な個人投資家のFX投資の積み上がり、しかも、円売り一方向であることが狙われたと思われる。

一般論として、ルールによる損切りは実は危ない面もある。株式投資の自動的な損切りルールもそうだ。プログラム取引の多くは、自動的に損切りされてしまうし、また反転をねらうプログラムは相場の雰囲気にかかわらず買ってしまうので、そこでまた売り場を提供することになり、さらに売り仕掛けられてしまう。仕掛けに狙われると弱いのだ。皆が20%損切りルールを使っているとすると、上昇局面で買いの厚かった価格帯から主力株が20%近く下がっていれば、そこから売り仕掛ければ簡単に儲けられる。

今回の世界同時リスク商品価格(つまり、高金利通貨、非鉄金属など全てを含む)暴落現象で、日本株は、一番その影響をファンダメンタルズ的には受けないはずなのに、仕掛けに弱い市場なので、完全に狙われてしまい、ダウよりも下げ幅が大きいという意味不明の状況になっている。為替がどんなに円高になっても、キャリートレードをやっている投資家が大きく損失するだけで、実需の企業は影響は大きいとしても、レバレッジが聞いているわけでもないので、円高でも、そこまでパニックになる必要はない。

日本のこの弱い構造を強くするために私もいつか貢献したい。  
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昨日の日本市場

なぜ下がったのか。NYの引け際の急回復で、クライマックスを迎えたという予想は外れ、もう1つさらなるクライマックスが待っていた。

直接の原因は為替市場。NYでは一時、111円台もあり、そこから114円まで回復していたのだが、そうはいっても木曜日に日本の株式市場が閉じたときは116円から比べると下落は2円でかなり大きかった。ユーロに関しては、木曜の日本15時には155円台の後半で、金曜日の日本時間9時の寄り付き時点では152円台だから、これもNYでは150円ぎりぎりまで行ったことからすると、かなり戻した、という印象だったが、夜しっかり寝ていたトレーダーには驚くほどの下げだったようだ。

しかし、それは寄りの日経平均200円程度の下げに繋がったにすぎない。実際、輸出関連銘柄(為替差益銘柄といったほうがよいか)、これまで上がっていた銘柄(海運、自動車など)などの下げはきついものの、銀行を始め、底堅い回復の流れのものも割りとあった。

しかし、午後は雰囲気が悪く、13時過ぎからは急落を始めた。為替主導で仕掛けたようだ(今回はずっとウォッチしていたわけではないので)。一旦戻すものの14時から急落。見るも無残なこととなった。

完全に為替の仕掛けで、これに株価が連動している。両方で同時に仕掛け、スパイラル売りを誘ったものと思われる。為替は、一旦15時に株式市場が閉まると終了するものの、16時にかけて急落。111円台となる。16時から欧州市場が反発して始まるとこれをうけて急速に仕掛けを終了し、18時ごろには114円付近まで戻した。

ユーロもほぼ同じ動きで、16時過ぎにはなんと149円台。18時には153円に戻している。

ユーロはFRBの利下げを受けて、日本時間22時半過ぎには155円まであった。

実は一番心配していた英国株式市場は、FRBの利下げのニュースが間に合い、引けにかけて急速に上げ幅を拡大し、3.5%高で終わった。

  
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朝の涼風

東京は一雨降って、久しぶりに涼しい朝となった。

NYからの風も心地よい。  
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昨日の取引

REITを買った。  
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FRB 緊急利下げ

素晴らしい。

いまだに賛否両論あるようだが、何を言われようと、アクションをとったことは素晴らしい。さすが米国中央銀行だ。  
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2007年08月17日

クライマックス

米国市場も日本市場もこれで終了と思うのがセオリーだが、願望も入っているので、慎重にウォッチを続ける必要はある。

米国はオプションの清算もあったので、ここがクライマックスとわかっていても、あの下げでは、耐え切れなかった投資家も多かったのではないか。特にプログラム売買は、仕掛けとしても効果的だが、逆に仕掛けられるのにも弱い、という欠点が露呈したのではないか。

今後は、大規模にレバレッジをかけた裁定取引、金融工学の乱用による取引から、原始的な取引への回帰が起きるのではないか。

単純に、リスクのあるものを丹念に分析して拾っていく。王道に戻るのではないか。ベンチャーキャピタルも見直され、M&Aはデッドの出し手が一時的に不足するが、根強く続くだろう。

あとは相場操縦で儲けること。これは、古今東西、違法的に儲ける王道だ。ぜひ根絶したい。  
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クライマックスか

昨日の日本市場、今朝方の米国市場、ほとんど同じ展開だった。

前半は、驚くほどの下落。そして、そこへの更なる仕掛け。後半から、仕掛けの巻き戻し、short cover. リバーサルのきっかけとなったセクターはこれまでいじめ続けられた金融。

仕掛けているのが同じ投資家だから当然といえば当然か。

しかし、これほど激しく動く日は数年に一度、歴史的な日かもしれない。

昨日、今朝とワープロ仕事に没頭していたため、脇のPCでずっとリアルタイムで日本と米国の市場の動きをウォッチ出来たのは、研究材料としては、類まれなる幸運。

人間としては寿命が縮んだ。  
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NY 急回復

学校に来てみると、NYは急回復。

急落からの動きから見て、ある程度予想されたことだが、FEDの動きには引き続き注目。  
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米国市場

緊急事態だ。

円は一時1ドル111円台かというところまで。ダウも340ドル以上の下落まであった。

FEDは緊急集会を開き、緊急利下げをしないまでも何らかのアクションを起こすべきではないか。  
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2007年08月16日

サブプライムの実体経済への影響

米国市場では、かなり大きいはずだ。

中低所得者が、自宅用であれ投資用であれ、住宅を買えなくなれば、マージナルな土地取引価格は下落を加速し、住宅市場一般に影響は及ぶだろう。住宅資産(再び自宅であれ投資用であれ)の価値が下落すれば、個人の消費は落ち込むだろう。

これは、金融市場のバブルが、過度なローン供給という形で、住宅バブルという実体経済における資産バブルを生み出し、これが、消費という実体経済の根幹にもバブルを伝播していた。

このバブルが崩れれば、当然、実体経済も打撃を受ける。日本の90年代頭と同じだ。

しかし、それなりの対策は打てる。

まず、サブプライムローンの借り手にリスケジュールを認めるように制度を改正し、遡及的に適用するか、政府の融資公社のようなものを作り、救済措置をとるべきだ。現在では、繰上げ返済も認められておらず、あまりに借り手に不利になっている。よって、対策の余地はある。

消費の低迷はある程度は許容せざるを得ないだろう。

そして、FRBの金利政策(金利引き下げ)が波及してくるのを待つということだが、FRBが早く手を打てば打つほど、実体に対する対策を議論する前に、金融市場の混乱は収まる可能性が高くなる。

金融政策と実体経済に対する政策の合わせ技が必要だ。  
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バブルとリスクマネー 実体経済との関係

サブプライム問題は前述のように、典型的なバブルとその崩壊の過程だが、典型的なだけに解決策も単純だ。

要は、金融市場における、富の増大、消失が、巨大な規模で起こっただけなので、実体経済への影響が限定的であるとするなら、LTCMのときと同様に、投資家の救済策を必要な範囲で行うことだ。

現在は、サブプライム関連の証券にまったく値がつかない状態になっているが、混乱を解消するために、いくらでも良いので、価格がつくようにすることだ。昔なら政府が直接買い取るところだが、現代金融市場においては、それが市場で行われるようなサポートをすることにより、市場機能を回復させることになるだろう。

この間接的な対策が、中央銀行による短期の資金供給であり、これにより、サブプライム関連証券市場の余波が、他の証券市場(主に債権に関する市場)に波及するのを抑えようとした。これは部分的には成功したが、リスクマネーの収縮は抑えられず、市場は依然下落を続けている。

この余波がどこまで及ぶかが焦点であるが、株式市場もリスクマネーの減少で低迷は避けられないが、しかし、リスクマネーは貪欲なので、収縮しなかった部分はどこかに投資先を求める。

本来は不動産なのであるが、サブプライムは不動産そのものなので、ここには投資しにくく、現金と株式、ということになろう。現在はいったん現金に戻す動きで、株式には回ってきていないし、その余裕もなく、むしろ、利食いをしてポジションを落としているところだ。

しかし、次のステップは、株式への投資となろう。米国市場には投資しにくいが、他の市場へは投資が回復するのではないか。途上国は米国経済依存というイメージがあるので、やはり、欧州だが、欧州金融機関も、サブプライムの直撃を受けているので、サブプライムに投資する度胸とノウハウのなかった日本が一番の退避場となる可能性がある。今年、相対的に上がっていなかったこともあり、日本が選ばれる可能性はあるのではないか。  
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サブプライムが示す現代金融市場の本質的欠陥

市場が合理的であると考えれば考えるほど、市場の危険は増大する。

高度に発達した金融市場ほど、Volatilityが低いと思われているが、それは間違いだ。通常の状態におけるVolatilityは、多様な投資家が参加し、リスクを移転するメカニズムが発達することにより、リスク許容度が増すので、その結果、逆に、Volatilityが低下し、今度は逆に、これがリスクを低下させるため、市場全体で、利益が出てくる、という構図である。

すなわち、個々の投資家がリスクを許容するがゆえに、市場全体では、その結果リスクは低下することになり、金融商品の価格は上昇、リスクを許容した投資家は結果的にリスクなしで利益を上げることになる。

これが、金融市場が発達する局面での富の増大の源泉である。

当然これがバックワードにくれば、富が消失する。これが現在のサブプライムに端を発したリスク資産市場の状況だ。

さらにこれに拍車をかけるのが、高度に発達した裁定取引である。

価格が合理的であればあるほど、裁定取引による利幅は減る。しかし、合理的な価格にあるという信念が高まれば高まるほど、その裁定取引のリスクは低く認識されるようになる。ファンダメンタルズからずれていれば、それは必ずすぐに解消するから、そこへ裁定取引をかけることはリスクのない取引となるからだ。

利鞘は極めて小さいが、リスクはさらに小さく無視できる。となると、大幅にレバレッジをかけて、リターンを増幅する、ということは合理的に見えてくる。

しかし、リスクがないと考える投資家の一部が、リスクがあると認識した瞬間(それが事実であれ誤った認識であれ、これがノイズトレーダーリスクだ)、このメカニズムは崩壊する。デッドの出し手は容赦なく回収してくる。これでレバレッジによる裁定取引は崩壊する。

これがLTCM、サブプライム投資で起きたことだ。サブプライムにはこれにバブル的要素も加わり(上述の富の創出過程が、バブルを作った)、大幅な買い越し(ロングポジション)をしていたため、影響が広がった。

この崩壊を止める手段はないように見える。  
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2007年08月15日

サブプライム 今後

欧州市場は反落。米国も、ウォールマートの決算もあったが、基調としては、サブプライムで投資家心理が弱っていることによる、大幅下落。

ヘッジファンドの危機が9月末にもう一度来るだろう、という観測もあり(9月末決算のところが多いので)、買い手が不在であることも大きい。そこへ、カナダのABS(資産担保証券)の発行体が借り換えをドイツ銀行に拒否されたニュースも出て、依然総悲観は続いている。

本来はこういうときは買い場なのだが、上げるきっかけも見えないので、あわてて買う必要もなく、みな様子見、といったところか。

世界的な潮流には逆らえないが、日本はもっともサブプライムの直接的な影響を受けておらず、短期金利の上昇懸念も小さいことから、本来はチャンスだ。じっくり構えて、大きく動く、国内系の大規模ヘッジファンドがあれば期待したいのだが、ないものねだりか。

  
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2007年08月14日

サブプライムと欧州中央銀行

ダウなど、米国は、現時刻では、いまいちもたついているが、欧州市場は、全ての国で大幅上昇。金曜日の下落の半分は取り戻し、木曜、金曜の下落の流れは一応止まった。

これで、少し安心だ。サブプライムの世界への伝播が一旦止まった、と言っていいだろう。もちろん、いつ再燃するかわからないので警戒は引き続き必要だ。

しかし、これは、欧州中央銀行の徹底した防戦によるものだ。再度、拍手を贈りたい。  
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2007年08月13日

サブプライム問題 政策の力

総悲観論だが、峠は超えた可能性もある。

これからも、個々の損失のニュースは出てくるであろうが、注目したいのは、政策的対応だ。

まず、中央銀行は世界的に連携して、サブプライムによるマクロ的な金融市場への波及は何が何でも押さえ込むことを示した。これで、短期的なパニックは起こりにくくなった。

次に、米国におけるサブプライムの実態を考えてみると、政策的に手を打ちやすい状況にある。サブプライムで直接困っているのは、返済に困った、低中所得者層。これは民主党の支持基盤だ。弱者救済という信念からも、民主党は動くだろう。一方、これら弱者が借金で飛んで困るのは、ヘッジファンドなどのプロ中のプロの金融機関。大統領選挙へむけて資金をかき集めている時期でもあり、昨今では、ヘッジファンドが一番の資金供給者という話もある。そしてウォールストリートは、最近は一辺倒ではないとはいえ、共和党の基盤。

ということで、サブプライム問題の解決は、米国のすべての政治関係者の利益となる。大統領選挙へ向けて、各党の候補者同士の争いが繰り広げられている中、以前から解決策を提示していたヒラリーが、さらに具体性に踏み込んだ提案をした。各候補者も、この論点へ向けて、具体的な提案をしてくるだろう。

したがって、実態的にも、政策的な解決策が米国国内でまとまる可能性が高い。これがどれほどのスピード感で実現するかは、政治過程によるが、市場としては、解決策が打たれる、ということを確信した時点で、それを価格に織り込むから、現在の、サブプライム関連の証券に全く値がつかない、という状態は急速に改善し、取引が行われるようになるだろう。取引が行われるようになれば、それがどれほどディスカウントされた価格であろうとも、換金できずにファンドが飛ぶ、という事態とは根本的に異なり、市場は動き出すので、損失は限定的、一部のファンドの解散にとどまることになると予想される。

現時点でここまで楽観的に考えるべきかどうかは別にして、方向性としては、収束が徐々に見えてくると考えている。  
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2007年08月12日

サブプライムと中央銀行

サブプライム問題が、これで終わったかどうか、ということはともかく、各地域の中央銀行の徹底した防衛策は、一定の成果を収めた、という評価だ。

やはり中央銀行は素晴らしい。この危機対応に、最も力強く戦ったのは、欧州中央銀行で、大量の資金を供給した。これに対し、米国は、1日目は、やや控えめだったが、2日目は、FF金利が急上昇したこともあり、戦う姿勢を見せた。

これに対し、日本の中央銀行の対応は穏やかで、緊張感を持って注視しているはずだが、実際のアクションは限定的であった。

もちろん、これは、現象としての市場の混乱度合い、今回の発端はBNPパリバであること、日本はサブプライムの直接の影響が金融市場としては小さいこと、これらの要因があるとは思う。

しかし、欧州の対応は、やりすぎで、返って、そんなに問題が深刻なのか、と市場を疑心暗鬼にさせた、という批判をする市場関係者もいるが、私は、これは素晴らしい対応だったと思う。このようなときは、やりすぎ、と思われてもいいのだ。しかも、後々に直接、悪影響をもたらす政策ではないので、これでいいと思う。もちろん、介入したと言う事実は残り、今後も騒ぎが起こると常に介入せざるを得なくなるリスクはあるが、今回は、そのような問題は重要ではなく、とにかく、この危機を乗り切ることが重要だ。

さて、日本の金融政策は、これで、利上げが難しくなった、というのが一般的な評価。私もそう思う。ファンダメンタルズが強く、この問題が一時的に収まって、8月22日、23日を迎えれば、利上げもありうる、という意見もあるが、それはないのではないか。

私の信頼する福井総裁は、この危機を的確に把握しているはずで、23日に金利を上げることはしないであろう。今、この不安定な状況で、日本が利上げをすれば、日本発のショックということが起こる可能性はゼロではない。そのショックは合理的ではないが、合理的かどうかは関係なく、ショックを起こしてはいけないのだ。したがって、ここで金利を上げる必要はなく、来月以降に延ばして問題はないはずだ。

  
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2007年08月11日

追伸 ジョナサン爺さん

彼の今朝のメニューは、焼酎セットにビールにキーマカレー。旺盛な食欲だ。

一方、私は、食欲がなく、ホットケーキにドリンクバーだが、ホットケーキは半分残した。

グローバルリートと個別株の差か。  
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2007年08月10日

米国市場暴落 追加

暴落の原因は、BNPパリバが、傘下のファンドを凍結したことがきっかけといわれているが、このニュースは、朝方から明らかになっていたようで、ダウは、午前でも一時240ドル安もあったが、その後、100ドル安程度まで戻す場面もあった。しかし、2時半ぐらいから下げ幅を拡大し、387ドル安となった。

この解釈は2通りあり、パリバのニュースはファンダメンタルズ的には、せいぜい200ドルで、それ以上の下落は、センチメントによるもの、というもの。もう一つは、ファンダメンタルズが200ドルなのに、センチメントでさらに倍下げているから、より一層性質が悪い、というもの。

残念ながら、超短期には、後者の解釈が正しいだろう。しかし、中期(短期?)には、前者の解釈も可能である。

ただ、日本市場へのファンダメンタルズ的な波及効果(金融市場を通したもの)は、欧州よりも低いはずであり(自動車などの米国市場の影響はまた別の議論)、かつ、ヘッジファンドの動きにもっとも振られやすいのが、日本市場なので、前述の、超短期には大打撃、中期(短期)には、それほどでもない、という動きは、欧州よりもより大きいものとなる可能性はある。  
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米国市場 暴落

暴落だ。

サブプライム関連証券に投資している3つのファンドをフランスの銀行が凍結したことを受け、サブプライム問題が世界に波及している、ということから、激しく売られたようだ。

欧州の中央銀行も沈静化に乗り出した。米国市場の暴落が世界に波及しているが、これが、サブプライムに直撃された投資家、セクターにとどまるのか、市場全体に広がるのか。ユーロは、一時160円まで戻した後、昨日は165円までユーロ高に戻っていたが、また、4円近くユーロ安が進み、161円台だ。

今後の投資戦略は難しい。

今週大きく戻した分が、また先週末の状態に戻った、ということに過ぎないと考えて、開き直って、少しずつ買いに行く、という手もあろう。一方、米国市場は、この乱高下で極めて神経質な状態なので、かなり危険だから近づかない、という考え方もある。

米国市場の大幅な回復は難しく、流れが急に変わるとも思えないが、そのときこそチャンス、という考え方もある。

特に、日本市場については、出遅れていたこともあり、とりわけ新興市場は惨憺たる状況なので、ここで、こつこつ良い物を拾っていく、という手はある。

一方、この状況でも、上海は上昇を続けており、これも危険で、上海は、ここで上昇していることからも分かるとおり、世界市場とは無関係なのだが、崩れたときは材料にされるので怖い。

ということで、普通に考えると、どうしていいかわからない、というのが現状だろう。だから、買い手も現れず、悲惨な状態となっているともいえる。

そうなると、やはり、おそるおそる買っておく、ということになる。米国市場は、暴落したといっても、ダウは13000台で、年初に比べれば、まだまだ高いし、一方、日経平均は、16000円台の後半なら、高くない水準であるし、新興市場で、収益が安定的に成長している企業で10倍から15倍程度なら、割安と言えるだろう。

来週へむけて、今こそ、じっくりと構えたい。  
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2007年08月09日

荒れる米国市場

3時半に起きて、NYのチャートを見ると、なんとダウは150ドル高、ナスダックにいたっては60ポイント高、2%以上の上昇だ。

今日の東京は安泰か、と思って、原稿を書いて、一休みすると、なんとダウはマイナスに転落していた。

なんなんだ最近のNYは。今日も引けるまで分からん、と思っていると、引けにかけて急騰し、ダウは153ドル高、ナスダックは2%の上昇で引けた。

今週はかなり盛り返し、水準だけからみると、サブプライムなんて関係ない、7月の急騰で上がりすぎただけで、依然好調にも見える。

しかし、このような乱高下は危険で、センチメントとしては、非常に神経質でぶれやすい状況であり、何かのショックがあった場合には、下へ大きく振れる可能性がある。米国市場は引き続き注意が必要だ。

一方、日本はどうか。一時に比べるとかなり水準も下がっており、個別にみると割安感が出てきているものもある。ただ、全体の水準は米国市場を始め、世界市場に左右されるため、丁寧に個別で拾って行きたいところだ。  
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2007年08月08日

内閣改造

安倍首相は退陣しない模様だ。

自民党の権力維持という観点から見れば、退陣したほうが分かりやすいのだが、安倍首相の意思は強く、引きずり下ろそうとすれば、解散総選挙になるリスクもあり、党としても、あまり無理は出来ない。また、明確な次のリーダーあるいは、少なくとも人気の出そうな首相候補、これがいないことからも、下ろした後どうするか、という絵が描けないままでは、積極的に下ろすことは難しい。

我々としては、権力闘争の内幕はどうでも良く、出てくる政策がよいかどうか、そこが焦点である。

金融政策は、それほど悪くはなく、よいことも数多くあったことは前にも書いた。問題は外交政策だが、賛否両論あろうし、私はこれまでの安倍路線(小泉路線ももちろん)強く反対だが、現在、外交政策で強い主張をする余裕は現政権にはないと思われるため、それほど大きな問題とはならないか。

やはり注目は、年金問題ということになろう。良くも悪くも、国民の支持率を回復するにはこれしかない。これを機会に抜本的な改革、あるいは政策転換を望みたいが、むしろ、現状維持で、これまで不備に対する謝罪で、単なる付け焼刃でばら撒きの人気取り政策になるリスクが怖い。やはり、抜本的な方向転換には、政権交代が望ましく、次善は首相交代だが、仕方がないので、何とか、抜本的な変革となるよう望みたい。  
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2007年08月07日

米国市場と東京

昨日は、ヘッジファンドの若手ファンドマネージャー達と夕食会。いろいろ勉強になったので、こちらも、追証と仕手筋の仕組みを解説して、お茶を濁した。

さて、NYは大幅反発で、ダウは4年ぶりの上げ幅。S&P500の上昇率も大きい。しかし、NYも午前は、マイナスまであったのに、2時過ぎから急上昇での、この286ドル高。金曜日の下げを帳消しにしてお釣りが来た。

NYの乱高下に付き合ってはいられないが、逆に言うと、儲けるチャンスだ。大雑把に言えば、NYにつられて、大幅下落で東京が寄り付けば、買って、NYが戻したら売ればよい。

まさに、昨日はそのチャンスで、最後の力を振り絞って寄り付きで全力で買った。

日経平均は、前場の後半からあげて、後場、昼休みの時間にいったんピークとなり、その後下げるも、引けにかけては上昇で、その日の高値付近で引ける、という予想が、あまりに見事に当たっていて、引け後に日経平均のチャートを見たときは、完全な自己陶酔に陥った。ところが、ネット証券の自分のポートフォリオの画面は、資金繰り難を警告して、オレンジになっており、よく見ると、自分の買った銘柄だけ、大幅安の寄付きよりも安く引けていた。

さて、今日は市場全体も戻す方向で寄り付く(寄付きしかわからないが)と思われ、私の昨日の投資銘柄も、今日はさすがに頑張ってくれると期待している。

さて。  
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2007年08月06日

恐怖感

今日の寄り板を見てしまうと、恐怖感に駆られるかもしれない。銀行株など見ようものなら、卒倒してしまうだろう。

しかし、ここは目をつぶって、買ってみようかとも思う。怖いときに目をつぶってバットを振っても当たるはずがないが、少しずつ行く、という考え方もあると思う。

さて。  
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2007年08月05日

続・別れの予感

相場は、もう駄目だ、と思った瞬間、神はやってくる。しかし、それは、神であるにもかかわらず、悪魔だったりする。なぜなら、追証で観念して、投げ売った瞬間に相場は戻すのだから。

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彼は、僕があきらめた瞬間、そこにいた。7時10分。いつの間に入ってきたのか。

僕は感激に包まれるはずだった。

しかし、何かが違う。

彼は、いつもの焼酎セットのほかにキリン一番絞りの中ビン。つまみは、鉄板ハンバーグだ。どちらも初めて見るメニューだ。

いや、違っているのは、彼の注文したメニューではなく、僕だった。何かが、ジョナサンがセピア色に変わった瞬間に失われた。セピア色が原色に戻っても、それは戻らなかったのだ。

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翌日の日曜日。僕は6時前にジョナサンに着いた。彼を待つにはベストのタイミングだ。しかし、その意識は僕にはなかった。

8時になっても彼は現れない。今度こそ、本当の別れだ、と僕は気づいていた。

8時48分。彼は、大幅に遅刻して現れた。そして、昨日と同じく、焼酎セットとキリンの一番絞りを頼む。梅雨が明けたら、ビールも頼むのは、毎年のことなのだろう。しかし、その理由に僕は関心がなかった。

時折、僕と視線を合わせる彼も、僕の変化に気づいているのか、どこか落ち着かなく、また、呆然としているようにも見えた。

僕は、90年代前半、日本では映画館で、コロラドでは、英語の先生の自宅で、2回観た「ダメージ」という映画のラストシーンを思い出していた。不倫の愛により、職も息子も失った主人公は、突然夢から覚めたのだった。そして、数年後、あれほど幻惑的な魅力のあった彼女を偶然見かけたが、彼女は普通の女性だった、というフレーズで終わる。

僕は、今度ジョナサンにくるのはいつになるだろうか、と考えていた。妻に電話を入れ、店を出た。

  
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2007年08月04日

別れの予感

彼はまだ来ない。

6時45分。彼は、いつも、ジョナサンがグランドメニューの深夜料金の時間帯から、モーニングセットメニューに切り替わるのを見計らうように、6時過ぎにやって来る。今日は、その時間を30分以上過ぎても現れない。

急な暑さで体調を崩したのだろうか。それとも中国ツアーに行っているのか。先日、自宅を確かめておくべきだった。後悔の念が一秒ごとに強くなる。

ジョナサンの店内は、夏休みのせいか、子供連れの夫婦が一組だけ。いつもの、冷やし中華とパフェを頼む水商売風の女性もいない。酔いが覚め、疲れを振り払うように大声で話す若者たちもいない。

6時53分。彼は来ない。

別れとは、こんなにあっさり来るものなのか。1つの恋が、また、こうして終わっていく。

私の目に映るジョナサンの店内がセピア色に変わっていった。  
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Bear Stearns

しかし、米国市場は激しい。

2時過ぎから、急落し、現在、ダウは160ドルの下落、ナスダックも1.8%の下落となっている。サブプライムで損失を出しているBear Stearnsに異常に注目が集まっているようだ。Bear Stearnsのfixed income marketは22年ぶりの悪い状態というコメントもあり、ちょっとしたパニックとなっている。

と書いているうちに、ダウは200ドル以上の下落となり、ナスダックも2%以上の下げとなった。引けにはどうなっているか、わからないのが、最近のNYであるが、しかし、激しい値動きだ。

シカゴの日経平均先物もこれを受けて、今のところ、16685と450円も下落しており、月曜の東京も大幅な下げとなりそうだ。

やはり復活はまだまだ遠いか。  
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2007年08月03日

安倍政権

今週は、安倍、朝青龍に引退勧告があったが、私も相場から引退勧告を迫られないよう、市場の言葉を誠意をもって受け止め、ここを乗り切りたい。

安倍政権は、憲法改正や集団的自衛権など、防衛関係のイシューが中心と思われているが、安倍首相が閣僚などに一任した個々の政策では良いものもあった。

たとえば、金融市場。取引所改革や、アジアゲートウェー構想、投資公社の設立など、見るべきものは多い。このような正の遺産はしっかり引き継いで、このまま日本市場の改革、発展の流れを止めないようにするべきだ。私も努力したい。  
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今日の市場

円も戻し、NYも戻した。素直に東京も戻すか。  
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昨日の後場

昨日は市場を全くウォッチしていないが、後場の動きは異様だ。なぜあそこまで下げて、また戻したのか。単なる、仕掛けの脅しか。

  
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