2008年01月31日

FOMC 利下げ

マーケットのいいなりだ。それでも下落。

市場というか、投資家達の願望的な予想は、0.5%の追加利下げ。冷静に考えると、緊急利下げ0.75%はソシエテジェネラルのトレーダーに振り回された欧州市場の暴落に対応したもので、余計なものだったことから、今回は利下げがなくても良いぐらいだった。

しかし、利下げした。これは、また後日書くが、バーナンキとしては株式市場を持ち上げるための、いわゆるバーナンキプットではなく、先手をとって景気を回復させる意図と私は理解している。

しかし、意図はどうであれ、金利は引き下げられ、ダウは一気に200ドル上昇となった。しかし、そこから、250ドル下落し、マイナスで引けることになってしまった。これは、モノラインの格下げ報道が一気に冷や水を浴びせたからだ。

逆に言えば、売りたい人々は、下げ材料を待ち構えていて、格好の材料が出たことで売り浴びせたのだろう。材料は何でも良かったのだ。200ドル上げた瞬間が一番下げの揺さぶりに弱い。そこで買ってしまった人々は、狼狽するしかない。

その売り仕掛けは、30分で終了して、もうポジションフリーとなっているか、さらに売りを狙ってくるかは不透明だ。

乱高下は予想通りだが、日本はどうなるか。さらなる乱高下もありうる。しかし、その乱高下には意味がない。狙いとしては、大きく下げるようなら買い、大きく戻すようなら利益確定、といった風に、乱高下を利用して慎重にコツコツ稼ぐというのがセオリーだろう。もちろん、買いポジションで長期を狙うという手もあるが、今年の先行きを考えると怖い。せいぜい数週間の狙いか。


  

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2008年01月30日

FOMC 金利を下げることの意味

なぜ金利を下げるのだろうか。

そんなの当然、という前に目的を分類して考えてみると、少し別の見方が可能だ。

)寨茲蓮金融市場の混乱を抑えるため。クレジットクランチが起きそうあるいは起きていた昨年夏の緊急利下げはこれだった。このときの緊急利下げは、公定歩合であり、金融機関への融資利率の引き下げであり、この目的にかなう。

別の言い方をすると、金融市場の混乱を実体経済へ波及させないために、金融市場の混乱の時点で問題を解決する、ということだ。これはわかりやすいし、理論的にも、利下げに対する反論は少ない。インフレリスク、という懸念も少ない。

△靴し、一般的には、景気浮揚のため。景気が悪くなりそうなとき、あるいは悪いときに、浮揚策として、財政出動か金融政策か、という選択肢を並べて語られることでも明らかだ。

こちらは、インフレ懸念とのバランスで、その妥当性が判断される。実体経済に直接アプローチするため、設備投資やローンによる購入が想定される住宅や自動車など耐久消費財の購入などを喚起し、景気浮揚効果がありそうに思われる。

しかし、理論的には賛否両論で、景気が悪いときに、どんなに資金調達コストが低くても企業は生産を拡大しないから、設備投資は増加しないという議論があり、これがまさにケインズの有効需要の議論だ。投資が金利に感応的か否か、という論点だ。個人消費も同じで、将来の所得不安があるときに、いかに金利が安くても、借金してモノを買うなどということはありえず、さらにモノの値段そのものが安くても買わないはずだ。これが、クルッグマンのインフレターゲティング論が間違っているポイントだ。

リフレ政策とも呼ばれるが、インフレを起こすことにより、将来のモノの値段の期待値を上げ、現在の駆け込み需要を喚起する、という意図である。しかし、デフレでモノの値段が下がっているときには、将来の景気不安、雇用不安から、将来の所得の増加が期待できないことから、どんなにモノの値段が割安でも、モノを買う前に節約、貯金して将来不安に備えるはずだ、と私は思う。日本の2003年までの経験はこれを裏付けている。この観点に立てば、最も有効な景気対策は年金改革で、将来の年金額を確定することが重要だ、というのが私の主張だ。

理論的には、金融政策は、インフレや景気の過熱を抑えることは出来ても、デフレや景気停滞から引っ張り上げることは出来ない、という金融政策の非対称性が主張されている。

 金融市場の混乱を解消する、という目的が、単なる資産価格の下落を食い止める手段に変質してしまう場合もあり、この場合は、株価、地価、債券価格対策としても金利引き下げである。


  
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2008年01月29日

Amplifier

市場に質の悪いアンプが取り付けられたようだ。

日経平均は、金曜日は500円あげ、昨日は500円下げた。ちょっとしたダウの変化というノイズを、不必要に増幅するアンプにより、日経平均は異常に乱高下している。しかも酷い音をわめき散らして。

問題は、アンプは誰か、ということだ。

オーディオマニア的に言うと、理論的には、プリアンプなしで、パワーアンプ直結のほうが音は良いはずなのだが、パワーアンプの質が悪かったり、本源的には、元々の音源が悪かったりしたときには、プリアンプで音を整えたほうが良い、ということになる。

今回は、音源は、米国市場あるいはサブプライムで、どうしようもないので、質の悪いパワーアンプは取り締まり(相場操縦の取り締まり)、かつ良質なアンプをいれ(多様な視点を持った自己判断の投資家を日本市場に呼び込むあるいは造る)プリアンプを導入する(ある程度の政府の市場デザインの工夫をする)ことが必要だ。  
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2008年01月28日

正念場

今週こそが正念場だ。

先週は、恐怖相場の乱高下。日本市場は、大幅上昇で終わり、一応下落の大部分を取り戻した。といっても、昨年末に比べると、まだかなり低く、世界同時株安の前のショックが痛かったが、ともかく、依然低い。

しかし、本当の正念場は今週だ。普通なら、先週後半の反発で恐怖相場終了、依然低すぎるのであれば、もう底値は確認し、後は上がるだけ、となるのだが、今回はそうはいかない。米国サブプライムの懸念は残り続けるし、欧州の資産市場、インフレも恐怖心ということでなく、ファンダメンタルズとして危険だ。

怖いのは米国FOMC。市場は勝手に、もう一段の利下げを織り込んでいる、ということだが、本当に下げるのか。常識的に傍から見ると、今週下げてもサプライズがないから、先取りで下げて先手を打ったはずで、今週下げるという意図ではなかったはず、というのが普通の考え。しかし、FRBが第三者から見て普通の考えを今とっているとは限らず、また、下げるべきでない、と思っていても、市場が勝手に動いてしまえば、市場には勝てず、とりわけこの恐怖相場では市場に逆らうと、本当に世の中がおかしくなってしまいかねないので、苦渋の決断として下げるということがあるかもしれない。

いずれにせよ、FOMC,金利がらみで、今週も乱高下の恐怖相場となろう。日本市場は低すぎるだけに、一気に上がる可能性もあるが、かなり戻したので、また一気に下がる可能性もあり、ただ言える事は、乱高下は間違いない、ということぐらいか。ということはピンチでもあり、チャンスでもある。  
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2008年01月27日

ダボス会議 福田首相の演説

これほど心のこもっていないスピーチを見たことがあっただろうか。

NHKで完全(たぶん)版を録画放映。気持ちを伝えたい、という部分が完全に欠落していたスピーチだった。中身も良くなかったが、そんなことですらどうでもよくなるほどの衝撃を覚えた。

まずい。日本語なので、気づかれる割合は多少は落ちるだろうが、表情、言葉の迫力で、現場にいた人にはすべて見抜かれていただろう。

ダボス会議でのスピーチのまずさ、金融市場に関する危機感のなさで、ダボス後の株価下落を心配していたが、そのような次元でない。日本人とは人間ではないと思われるだろう。

本当に日本沈没だ。
  
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2008年01月26日

日経平均

上げすぎだ。

この前までは、下げすぎで、イブニング先物を入れれば、12000割れ直前まであった。

やはり株は分からない。合理的でない。放って置けば戻る。いずれも誤りだ。

過度に悲観的な恐怖相場であることを表している。及びそれを利用した仕掛け。ただし、仕掛けによるインチキ下げ説が好きな私でも、今回は、仕掛けよりも、恐怖感そのものの影響が大きいと思う。

戻すのは、パニックで売ったために下がりすぎた反動に過ぎないが、パニックなっているので、今度は、戻ってしまうとあせって買い戻す、という展開だが、それも一種のパニックだ。

まだまだ油断できないことを、過度な反発は表している。来週以降も悪い材料がなくなったわけでなく、FOMCがもう一段の利下げを行う保証はなく、欧州もインフレ警戒を緩めず、また新興市場のバブルも完全に終了で、大きくもう一度膨らむことは考えにくくなったので、ショックがもう一度あれば下へ行く可能性が高いこと、全てが、恐怖を正当化するファンダメンタルズだ。

来週は警戒が必要。もう一度パニックがあれば、そこが勝負どころ。底なしになる可能性もあるが、そこが本当の買い場である可能性もある。

私の解釈は、欧米市場は底なしに対する警戒が必要、日本は政策対応が誤らなければ(これ以上悪い対応をするのは難しいが)、パニックは、慎重にではあるが、捉えるべきチャンスと見る。  
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2008年01月25日

金融おんちを自慢する閣僚

世界で日本だけだろう。

昨日の自民党の有志の議連の金融・経済に関する緊急提言を受けた記者会見で、某官房長官は、自分は金融おんちと公言し、自分から金融に関して世界に発信しても、効果が無いと断言。あたかも自慢しているかのようだった。

この緊急提言が出たことは素晴らしいが、それが現政権の酷さを証明することになってしまった。  
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2008年01月24日

自民党議連 動く

動きがあっただけでもすばらしい。

自民党の議連が、緊急資本市場対策を提言。FTでも取り上げられている。

中身については、言いたいこともあるが、この動きがあっただけでも素晴らしい。配当課税の廃止、政府投資公社の設立。この2つは非常に意味のあることなので、実現してほしい  
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政策の力

米国の乱高下は酷い。330ドル下げたのに、最後は約300ドルの上昇。

やはり株価なんてものは一喜一憂してはいけない、という解釈は間違いだ。

世界の株価下落スパイラルを止め、今日のダウの最後の1時間の急反騰を支えたのは、米国金融当局が、モノラインの救済策で、大手金融機関と協議に入ったからなのだ。

昨日の緊急利下げ、今日の当局の動き、やはり危機に重要なのは、政策の迅速な対応なのだ。

日本はなぜ何も出ないのか。どんな些細なものでもないのか。

動く気がある政治家はいないのか。  
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米国乱高下

ダウは、一時、マイナス330ドルと大幅下落となった後、今はプラス。恐怖相場の様相を呈している。円も一時104円台。昨日の107円台に一瞬戻したのが、うそのようだ。

恐怖相場、ということはセンチメントが相当弱っていることをしめしているが、と言うことは売りかと言うと、このように一気に上に振られても弱いので、なんともいえない。

米国は恐怖を味わう理由があるのだが、日本は悪いにしても、恐怖相場で、毎日500円の乱高下、という相場になる理由はないのだが。冷静な買い手が不在なのが、一番痛い。  
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2008年01月23日

香港利下げ

米国に追随して、0.75%金利引き下げ。ドルペッグだから当然といえば当然だが、素晴らしい。

やはり今のところ、いまだ米国は世界金融市場の中心なのだ。  
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ここが日本政府の勝負どころ

政府はほっとすべきではない。

さすがのFRBが最高のタイミングで緊急利下げ。下げ幅もサプライズありの0.75.九死に一生を得た。

これがなければ世界株安スパイラルは止まらなかっただろう。水準は関係ないから、このアクションがあるところで下げ止まるから、1日でも早い方が良かった。

ただ、これは一時しのぎに過ぎない。

暴落スパイラルは止まった。ここは大きくリカバーするチャンスだ。日本政府がここで、次々と対策を打ち出せば、株式市場は一気に回復するだろう。一方、これで一安心して、もう一度下がったときに、何かやっても、後手後手で効果は薄いだろう。ここで大きく戻しておけば、高い水準からの下落となり、水準的には、今回の水準まで下げない可能性も出てくる。

日銀も、本来であれば、一昨年から昨年前半にかけて、金利を最低でも1%まで上げておくべきで、今回、その幅を利用して、0.25下げることが出来れば遥かに政策余地が広がり、安心感が違ったであろう。

ともかく、次の動きを、微かに期待する。やることは、配当課税廃止、もしくは10年間暫定税率ゼロ。そして、政府投資公社の設立決定。

為替介入は1ドル100円まで取っておくべきだ。日銀金利引き下げは、最後の最後であるものの、サプライズになるように先手で打つべきだが、政府から既にプレッシャーがかかっているのはいただけない。2月のG7で、協調利下げとなったときにやるという手もあるが、やらずに済むに越したことはない。長期には、年金改革だ。  
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2008年01月22日

さすが米国 緊急利下げ

0.75%緊急利下げだそうだ。さすが。すばらしい。

まだ未確認情報だが。確認したい。  
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さすが日銀総裁

他の政府高官とは危機感が違う。

政策決定会合後の一問一答の報道を読む。利下げの可能性を示唆したわけではないが、排除したわけでもなく、適切なこと、必要なことは、現在の金利水準に縛られずにやる、ということで、すばらしい。

一縷の望みがつながったか。  
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危機感

政治家とは、危機のときに国家を守るものではないのか。

何もやることはない、発言する大臣に、静観する総理。頼みの金融通といわれる大臣までもが、(少なくとも日経の報道によると)、小手先で何をやっても仕方がない、と発言。金融市場の危機だけでなく、政治的リーダーシップの危機だ。

危機を重大に受け止めているメッセージを出す。どんなことでもいいからアクションを起こす。ブッシュの減税を批判する資格は、何も動かない政権にはないのだ。

どんなアクションでも良いから、誰かが動いてくれることを期待する。  
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欧州暴落 世界同時株安

これは深刻だ。

米国市場が休場なのが、幸いとも言えないほど、恐怖感を煽る市場になっている。

日本政府として出来ること。日本の金融機関の傷みは、欧米に比べれば軽いとしても、株式市場の下落には、重大な危機感を持っていること、そのコメントがまず必要だ。静観、というコメントは最悪だ。

コメントの下手さも大問題だが、株式市場、金融市場の重要性がまだわかっていない。そして、株価なんて訳のわからんものに振り回されたくない、という意識では、日本の金融市場の浮上はありえない。

具体的な対策として打てるものは、短期には、配当課税の廃止だろう。これは長期的なプランにも適合的だし、理論的にも、法人税を払った後の利益から払っている配当に所得税を課すのは二重課税であるから、正しい政策だ。

ガソリン税引き下げに反対して、配当課税廃止では、政治的には苦しいので、ガソリン税引き下げも飲まざるを得ないだろう(個人的には、政策的にはガソリン税引き下げは景気浮揚効果が小さいので反対だが、政治的には一時的な引き下げは飲むべきと思う)。

ここはチャンスなのだ。日本が相対的に傷んでいないのだから、財政赤字を別にすれば、対策は取りやすく、少しのアクションで大きな効果が得られるはずだ。そして、世界経済が停滞する中、力強い底堅さを見せれば、日本の企業が世界市場で巻き返しを図るチャンスとなるのだ。  
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なぜわからないのか?

官僚の秘書官は優秀なはずだし、そう思われてきた。それなら、何とかしてほしい。

この発言が変わらない限り、日本の浮上はない。

[東京 21日 ロイター] 福田康夫首相は21日夜、首相官邸内で記者団に対して日経平均が昨年末から約2000円の大幅な下落となっていることについて「現状を冷静に把握することが大切だ」と述べた。

日本経済全体は「底堅い動き」であるとしつつ、価格転嫁に関し「中小企業の一部でうまく行かない部分があるのは少し、心配している」と語った。

 株安については「他のアジアの国も大幅に下げている。気がかりだが大元は米国の問題だ。米国の(打ち出した)対応について、(マーケットが)どのように受け止めているのかの表れだろう」と最近の株安について言及した。

  
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2008年01月21日

暴落だが、しかし。

日経平均で500円の暴落。そして、イブニングの先物はさらに200円下げており、13100円だ。

上海でも大幅下落。アジア全体が下げている。日本はディカップリングかと思ったが、そうは行かない、というより、一番ひどい下げの一つだ。

官房副長官は、株価下落への対応を聞かれて、米国の経済対策を見守っていこうと思う、と発言。大丈夫か。聞かれているのは日本の株価ですよ。

米国のせいではなく、そのコメントが全てを象徴しているのだ。

噂では、ゆうちょ、かんぽのPKOということがささやかれるが、これも真偽は定かでないが、表では何も言わず、裏で、ではなく、経済を守るという姿勢とガッツを見せないことが一番の問題なのだ。一時的にせよ、重大な危機と受け止めている、という発言でも十分なのだ。

と書いている間にも13060円まで下がった。13000円割れか。

明日は、下げすぎでさすがに戻ることを期待したいが、ユーロの下がり方を見ると半端じゃない。ここで政府の出番でなければ、政府の存在意義はあるのか。

  
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2008年01月20日

友人

友人がいない社会とは、どんな社会だろうか。

尊敬する宗教学者との昼飯の他愛もない会話から、重大局面に。

私が不用意に、留学中に感じたことをしゃべると、彼はそれから深い思考に入ったようだ。

私いわく「当地の人々は、基本的にパートナー社会で、あまり友人が多くなく、友人と飲みに行くことはあり得ない」「友人がいないから、Friendsというドラマで理想郷を描いている」などとのたまう。

ちょっとした極論だが、わが身のことを考えてみる。自分から友人たちがいなくなったらどうなってしまうだろう。潤いというものが全くない沙漠のような社会になってしまい、生きていけなくなってしまうのではないか。しかし、一方、それでは、本当に一人になったときに生き抜く力があるだろうか。もちろん、個人力も鍛えつつ、友人にも恵まれる人生が理想なのだが。

社会というのは不思議なものだ。利害関係から一緒に社会を作っている面も否定できないが、そうではなく、利害関係を超えて、自然発生的に生まれてくるものが社会ではないか。

友人も同じではないか。気が合うから友人だし、好きだから友人なのだろうが、自分に得になる人間とだけ友人になるわけではない。一緒にいるうちに自然となるのが友人ではないだろうか。

恋愛観、結婚観はよく議論になるが、実は、友人観を議論することで、より、その個人、その社会の性格が露呈するのではないか。


  
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2008年01月19日

ゼミ 卒業

ゼミの卒業論文(修士論文)発表会があり、わがゼミの発表は昨日だった。

無事に終わり、わがゼミでは年一回の飲み会へ。みんな、ほっとしたこともあり(私が一番かもしれないが)、はじける(これも私が一番かもしれない)。

その中でも、いつくか感動的なシーンが。

ビジネススクールの教員とは、教育者なのか顧客サービス産業なのか、迷うときもあるが、少なくとも昨日一日は、教育者として感無量の一日だった。

この日を忘れないようにしたい。  
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2008年01月18日

政策相場

政策相場となってしまった。

下にも書いているように、日本の政治家とは、政治力のない人々だ。薬害訴訟など、政治のど真ん中でもそうなのだから、金融市場に対して期待する方が悪いが、やはり、政策により暴落しているといわざるを得ない。

何か姿勢を見せよ。何でもいいのだ。年金改革、消費税が難しければ、配当課税見直し、キャピタルゲイン課税見直し、それで十分だ。そして、今やらないといけない。

為替介入も選択肢としてはありうるが、今はすべきときではない。1ドル100円、1ユーロ150円、ここまでとっておくべきだ。日銀の金利引き下げも最後の最後だ。

道路のための補正予算に動いて、配当課税、キャピタルゲイン課税に動かないのは集票構造から行けば、当然だが、次の選挙に勝つためには、経済失速はまずいはずだから、株式関連税制の方が選挙対策としても、自分の議席でなく、政権維持のためには、重要なはずだ。  
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今日の市場

勝負どころだ。  
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政治力

おとといの官邸の某国務大臣の記者会見。福田政権になって日経平均株価が2500円下がっていることの責任について質問され、露骨に不快感を表しながら、福田政権のどの政策が影響して株価が下がっているのか明確に指摘してもらえれば回答する、とコメント。

そのコメントが下げていることに気づいて欲しい。なぜ不快感を表す必要があるのか。何もないのなら、愛想だけでも振りまかないのか。地元の有権者に会ったときには、愛想振りまくのに、記者あるいはテレビカメラには、なぜ愛想を振りまかないのか。テレビカメラの先には、有権者がいっぱいいるというのに。

薬害肝炎訴訟でも、政治交渉で負けていることでもわかるように、日本の政治家は政治力が欠けている。  
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米国暴落

一日おきに暴落だ。

毎日暴落しているような気がするが、たまに戻すので、まだかろうじて12000ドルは維持しているダウ。一方、日経は13500までさがって、昨日は反発したが、今日のシカゴ先物は、13360円と大証イブニングからは370円安で、あっさり13500円を割っている。日本市場の水準の低下はひどい。

インサイダーのニュースも伝わり、悪い雰囲気を作る要素ばかりだ。こういうときこそチャンスでもあるのだが、一方、下げ止まってからでも遅くはない、という考え方が一般的で、反転ムードには程遠い。

  
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2008年01月17日

下がる理由がないから下がる

コメントをいただいた方の、東京、要注意!という予言どおり、昨日は大変なことになった。彼のコメントで救われた方が、一人でもいればうれしく思います。

さて、私自身は、資産状況は大変なことになっているが、となると、暴落の件で、テレビの出演依頼が来る。そして、「小幡さん、なぜ下がっているんですか?!」とテレビカメラが回る。

「こっちが聞きたいよ!」と叫ぶのを我慢して、不自然に微笑みながら

「下がる理由がないから下がる。下げる理由がなく下がっているから、どこまで下げるか誰もわからないし、さがる理由があればその理由がなくなれば下げ止まるが、その理由がないので、下げ止まる理由もない」

とやけくそで答える。冷静な記者は、「小幡さん、今のだと、視聴者の方々は、全くわからないと思います。」と言う。俺だって、もうわけわからんぞ。

ということで、オンエア。どうビデオが編集されたか知らない。

ただ、これは、相場の永遠の真理だ。上げるのにも下げるのにも合理的な理由はない。大事なのは、研ぎ澄まされた直感と、それを活かして、冷静に投資行動結びつけること。私は後者が出来ていないが、多くの投資家がそうだ。そこをシステマティックにコントロールするのがプロだ。ただ、プロでもそれが出来ていないこともあり、また彼らは直感力がない。

いずれにせよ、勝負どころだ。  
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2008年01月16日

そろそろか

下げ止まる気配もなく、米国は決算が続き、こちらこそ、どこまで下がるかわからず、政策頼み。世界同時株安で、最悪だ。

だからこそ、そろそろか。怖いことは怖いが、打診買いを始めるには、怖いぐらいの方が良いか。おそるおそるではあるが、動いてみるという考え方も在りそうだ。  
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2008年01月15日

みずほコーポレート メリルに出資

素晴らしい。やっと来た。こうでないといけない。

条件などは不明だが、規模はそれほど大きくなく、経営に対する影響力もないだろう。でも、構わない。第一歩を踏み出したのだから。徐々に準備して、学ぶべきことは学び、これからもチャンスを狙っていって欲しい。

どん底からの這い上がりが始まった。今日は祝杯を上げよう。

ただ、足元の市場は惨憺たるものだが。新興で楽天がストップ安する理由はない。こちらも、頑張らないといけない。日本市場を変えるために。  
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2008年01月14日

株価の水準

年末の株価を予想するのと、妥当な株価水準を断定するのと、どちらが難しいだろうか?

普通に考えると、妥当な株価水準とは、ファンダメンタルズだから、PERとかPBRをベースに、マクロの経済成長を考えれば、自然と出てくる、ということになるが、私はそうは思わない。

例えば、ジャスダック平均はいくらまで下がったら明らかに下げすぎで、割安なので、目をつぶって買ったらよい、ということになるだろうか。誰にも分からない。

だから、日本の新興市場はレベルが低いんだよ、といわれそうだが、新興市場に限った事ではない。12月末には、15000円を割れば目をつぶっても買ってもいい、と思っていたが、1月7日には、それが14500円となり、今や14000円割れても怖いというか、割れればそれこそ怖くて底なしだ、ということで、水準は大型株でもあてにならない。

現代ファイナンスは妥当な株価水準が存在すると思っており、行動ファイナンス学者で個人投資家の彼は、年末の株価が予想できると思っているが、どちらも妄想だ。  
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2008年01月13日

マンションの理事会

管理組合の副理事長をやっているので、今日の理事会は欠席できなかった。

議題は、細かい話であるが、みんなのことを決めるとなると、勝手には決められないし、どう考えてもこちらの方が効率的だ、と思っても、共同の持ち物であるから、個々の意見を尊重しないといけない。

日本は、全体のことを考える、というが、日常のいろいろな場面で、ごく一部の個人的な意見を主張されると何も動けないのをいいことに、強引な主張をする人もいる。日本人は、自分勝手ではない、というのは妄想で、自分勝手にしないほうが得な社会だったからそうしていたに過ぎず、今やクレーマー天国であるから、そのインセンティブに忠実に行動を変化させている。

時代の変化に即応できない、多くのいい人たちが、犠牲になっていく。  
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2008年01月12日

休養

人間はもっと休養を活用すべきだ。

相場に休みはない。常に平日は開いている。一方、人間は、本当は休もうと思えば休めるはずだ。

浜崎あゆみは、是非、休んで欲しいし、我々は、会社やプロジェクトに縛られているが、そんなもの、本来は人生において二の次なので、休むべきだ。

家族に対する役割も、一見休めないようだが、もっと柔軟に考える必要がある。自分が壊れてしまえば、支えようとした家族は本当に崩れてしまうからだ。

かくいう私自身も、ちょっと休養が必要なようだが、人には言えても、自分では実行できない。一つずつ休んでみようか。  
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2008年01月11日

パニック

これは作られたものか。それとも、本物か。

本物だとすると、あほとしか言いようがないが、それが現実だ。今日の下落のきっかけは、不動産と小売。ダウは終盤上昇したので、関係ない。ユーロも高くなっていたので、日本市場にとっては、外部環境は悪くなかった。問題は国内だ。

これまでの企業の収益好調は、外需に支えられたもの。そして、サブプライムをきっかけとして、外需が悪くなり、円高になれば、日本企業は苦しい。だから、世界が下がれば、日本も下がる。これが、これまでの理屈。正しい見方かどうかはともかく、そういうことになっていた。

そこへ、今度は、もともと、日本企業好調だが、日本経済自体はそれほど良くないのでは?という疑問の裏づけとなるようなショック2発。日本の不動産市場も下落へ向かっているのだ、という解釈をされてしまったある企業の下方修正。そして、国内経済の要の消費が弱いことを示す小売の数字。確かにこれも、理屈はある。そこで、パニック売り。ただし、銀行など金融は持ちこたえていた(最後は駄目だったが)。ハイテク、輸出関連も下がったがそれほどでもないのも理屈どおり(実際にはそれまで下がったからなのだが)。

ということは、このパニックは本物か。

不動産市場。変化が起きているのは事実だが、それが悪いことではない。瞬発的なバブルが止まった、あるいは少しはじけただけで、ということは、むしろ、健全な不動産市場にとっては、非常に大きなプラスだ。不動産関連企業は、差が出てくると思うが、それこそ投資にはチャンスだ。

小売は、日本経済の構造変化の過程では当然だ。大手流通が伸びる理由はなく、別のものに支出が移っているのだから、これで、日本経済の変調を表していると考えるのは、本気なら間違っているし、仕掛けなら、まあ筋の良い仕掛けといえるかもしれない。

不動産下落のきっかけをつくった、下方修正をした企業は、不動産というよりは新興投資銀行。この決算で不動産全体を語るのは明らかな間違いだが、多くの投資家がその間違いに気づくか、あるいは気づこうとするか、あるいは利用するか。それによって変わってくるが、まじめに考えれば、他の不動産企業の決算に注目だ。来期見通しは当然慎重になってくるが、これが将来の成長が止まったことを表しているわけでなく、とりあえず足元の数字をよく見たい。これだけがファンダメンタルズを表している。また、賃料の推移にも注目。これこそがファンダで、資産市場の価格はファンダを表す指標としては信用できない。

小売の下方修正のほうは象徴的で、収益は下方修正だが、増配発表だ。これが、これからの日本だ。フローでの急激な成長はなく、人口も減るから物量的な伸びはなく、付加価値の高いサービスで利益率を高めること、財務的に利益を効率よく上げること、投資家への配分を効率よく増やすこと、これらが生じることにより、株価が上昇する、というシナリオを象徴している。この観点からは、日本株は相当改善余地があるので、それをどこまで織り込んで株価が決まるか、あるいはこの流れに経営陣、日本社会が前向きになるか、ということがポイントとなろう。  
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2008年01月10日

一年の計は元旦にあり 解題

今年の相場は、大荒れの米国市場に振り回されるであろう。

米国市場は、今年まともなはずがない。サブプライムの余波というか、実体経済への影響は今年噴出するはずだ。ただし、金融市場的には、金融機関の決算だから、昨年ある程度出たことになっているが、大手はうまく(相対的に)昨年で処理を進め、また株価に織り込まれつつあるが、大手以外のところはこれからまだまだ出てくるだろう。そして、住宅市場は、今後数年間は回復しないだろうし、大幅な下落が実現するのは今年だろう。ニューヨークのオフィス市場も下落し始めたので(金融機関の需要が減少したからだ)、ロンドンのシティも含めて、日本とは全く逆に、欧米、とりわけ米国の不動産市場は予想をさらに上回って苦しいだろう。

不動産、住宅市場の影響が消費に影響を与えるのは当然で、今年はそれが本格化するだろう。米国景気後退入りは、このところ多数派の意見となり、市場にも織り込まれつつあるが、悪材料出尽くしで、反転、というわけには行かないだろう。そこが金融市場と違うところで、消費財市場はずっと暗く、そうなると雇用も暗く、多くの消費財市場関連企業は苦しいだろう。

ということで、米国は悪いに決まっているのだが、金融セクターはある程度織り込み済みなので、材料が出るたびに乱高下するマーケットになると思われる。もちろん、全体的には悲観的で、恐怖相場となる場面もあるだろう。そして、日本市場も、この乱高下に振り回され、恐怖相場に付き合わされることになる。

一方、日本独自の動きもある。日本市場は、米国市場の値動きとは、基本的に関係ない。米国市場の下落は、サブプライム問題がきっかけだが、日本は、世界で最もサブプライム問題と無関係な市場だからだ。

サブプライム問題とは、直接的には、米国住宅ローンおよび住宅市場問題だが、本質的には、世界的なリスクテイクバブル崩壊だ。

リスクテイクバブルとは、世界中で、投資資金が余剰となり、投資家はとにかく何でもいいから投資先があれば投資した。その結果、皆が投資するから、必然的に投資された金融商品はすべて値上がりした。つまり、リスクをとって投資をすれば、リスクをとっただけ儲かったわけで、リスクをとったもの勝ちの世界であった。したがって、投資家全員がリスクへ向かって殺到し、リスクがあるものは全て値上がりする、というリスクテイクバブルが生じたのである。

日本市場とは、サブプライムローン債券からも、リスクテイクバブルからも最も遠い存在であった。欧州の金融機関、投資家が、米国のサブプライムローン債券に多額の投資をする中、わが国の金融機関は、相対的には投資額が小さかったため、金融機関による信用収縮の動きはほとんどなかった。しかし、より本質的な問題としては、日本市場は、リスクテイクバブルとは無縁の世界であったことが大きい。

2007年の日本市場は、世界で最も退屈な株式市場であった。成熟経済で高齢化、人口は減少で、成長とは無縁の経済であり、かつ、国内投資家はリスクをとることに怯えている人々であった。海外投資家にとっては、空売りで、パニックに陥れ、揺さぶって儲ける市場であった。ここでは、バブルが生じようがない。この結果、世界のほとんどのリスク資産市場でバブルが生じていたのに、日本市場はそれから完全に取り残されてしまったのである。

これは大変悲しいことであるが、開き直ればチャンスである。バブルが生じないくらい魅力がなかったのであるが、その分、崩壊するバブルもないので、下落余地が限られており、今から投資するには、消去法的には選ばれやすいということだ。

2008年は世界的に波乱の相場、リスクテイクバブル崩壊の相場なので、そのような相場では、消去法的に、あまり上がっていない、あるいは今まで下がっていた投資商品が選ばれる。それが日本市場なのである。

2008年の第一週に起きたことは、まさにこの2つである。最初の2日間、1月4日、7日は、米国市場に振り回されて、下げの仕掛けを受ける市場。そして、1月8日、9日は、米国の下落にもめげず、日本が自律的に反発した市場。そこにはオイルマネーが入り、米国投資銀行が売り、欧州の投資銀行、オイルマネー、そして国内機関投資家が買う、という構図で底堅かった。日本もようやく、米国発の暴落の伝播および意図的な仕掛けに対抗する勢力が存在する市場になってきた可能性がわずかながら感じられる、第一週であったのである。

希望的観測込みで、また、客観的には、他の市場がバブルで倒れるチャンスをものにするために、とにかく勝負できるような体制とガッツを持って行くべきだ。
  
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一年の計は元旦にあり

厳密に言うと、一年の計は大発会にあり、だ。

今年の相場は、この一週間に集約されている。4日の大発会は、大幅下落で、前日のダウはプラスだったのに、数倍の規模で下落し、604円安。年末年始、日本だけが止まっていた間に、ダウは大幅下落していたし、為替も5円以上円高ドル安になっていたから仕方ない面もあるが、あまりに脆すぎ、ヒステリックだ。7日月曜日も、前週末のダウの250ドルの下げを受け、大幅続落で、191円安。これが日本市場の典型的パターン1.

一方、8日は、7日のダウは終盤盛り返してなんとかプラスになったものの、寄り直後に大幅下落し、日経平均14360円まであった。しかし、昼に一気に戻し、午後下落したものの、引け際にも戻し、プラスで終わった。そして、昨日、9日。ダウは、AT&TのCEOのコメントをきっかけに終盤、暴落し、238ドル下落。これを受けて、寄りから暴落し、257円安の14271円まであったものの、急速に反転し、そこから(底から)328円上昇し、引けは15599円、プラスとなった。これで、ダウの弱さ、底が見えない恐怖相場に比して、底堅さを見せた。米国離れを起こし始めたという象徴。

今年は、この2つの要素が軸となる。この一週間で、今年一年の相場全体を象徴しているのである。



  
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玄担ぎ

今日の私は好調だ。

3時になんとなく目が覚めるが、いつもならそのまま出勤なのだが、なんとなく寒いし疲れていたので、寝る。もしここで起きていたら、ダウは寝る前は60ドルのプラスで、予想通り!と寝付いたのが、90ドルの下落に変わって、目が覚めてしまったかもしれない。3時の目覚めも、いつもの私の癖で、ダウが暴落し始めると自然と目が覚めるのだが、今日もそれだったのだろう。

しかし、起きていれば、ダウは最後の1時間で大きく動くから、と淡い期待を持ち、はらはらしながら興奮して、引けへかけての急騰で、願望が実現したことに興奮して、そこで疲れてしまっていて、今日一日、仕事にならなかっただろう。だから寝てしまったのはついている。

そして、ヒルズに到着。二度寝したので、超寝坊で、微妙に曇っていたせいもあり、ぎりぎり雲の間から上る真っ赤な太陽にぎりぎり間に合う。ついている。

今日は、福澤先生の誕生日ということで、学校は休みで、ずっと文章を書ける。ついている。

ということで、きょうはついているので、取引もうまくやれるだろう。

なんじゃそりゃ、といわれそうだが、以前も書いたように、毎日占いで投資方針を決めている私にとっては当たり前のことだ。

例えば、日の出が見られたことに、少し喜ぶ。この自分の喜び具合がちょうど良い。日の出だけで、ついている!と熱狂的に喜ぶようでは、よっぽどそれまで不安だったということで精神状態は良くない。ちょうどいい感じなのだ。自分の精神状態を確かめるという意味で、占いも、ついている、という感覚も、玄担ぎも重要なのだ。玄担ぎも、ちょうど良いレベルがあるはずだ。

昨日の投資記録を。日経平均連動、不動産関連を買い、それらを売却。RIETを買った。

  
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昨日の市場および今日の見通し

昨日は、典型的な反発。

要因はいくつかあるが、オイルマネーがずっと現物を買っているという事実。GSの先物売りが終息した(あるいはそう思われた)こと。14500円はやはり安いという認識であること。これまで、米国というだけの理由で、一気に下げすぎていたこと。など様々な要素が揃った。

銀行株主導の上げ(下げ)はほとんどインチキ相場なのだが、今年は日経平均よりもTOPIXに注目した方がいいかもしれない(時価総額で加重平均するので銀行株のウェイトがTOPIXの方が高い)。

今日は、ダウが狂ったように終盤反発し、ほぼ高値引け。一時は100剖瓩下げ、そこから一気の250ドル近い上昇。まあ、昨日の下げもインチキなら今日の上げもインチキなのだが、昨日がインチキだけに、これも予想されたこと。何の意味もない。

今日の日本はどうか。大発会とは逆に、ダウの下げには連動せず、底堅いこと。水準が低すぎるから、これ以上下がりにくい、という一見悲観的だが、実はファンダメンタルズ(水準が安すぎるという水準の議論だ)が株価に反映しているという珍しいまともな相場なので、これは、とても良いことだ。これらのことから、楽観的な立場からは、ディカップリング(米国市場の影響を受けすぎないこと)が起きて、米国は下がるときは連動せず、上がるときは連動する、という素晴らしいパターンになる可能性もある。ただし、米国は乱高下が続くということは、非常に弱いというより、危ない相場なので、極端な突っ込みは禁物だ。

昨日に引き続き、今日も楽しみだ。


  
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2008年01月09日

寄り付き前の外資

普段は全く信用しないが、今日は、なんと買い越し(今のところ)。

これはだましか、本物か。今日は本物な気がするのは、願望込みだろうか。

今日はますます注目の一日となってきた。  
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米国 急落

終盤、急落した。

サブプライムローン会社、カントリーワイドフィナンシャルが今週倒産するという噂で下がった、というコメントもされているが、それはうそで、その話は朝方(米国時間)出て、株価は下がった後、会社側が否定したことで、持ち直し、プラス圏に入っていたのだ。

終盤の急落は AT&TのCEOが電話やインターネットの料金が支払えず、接続を止める件数が増えているとしゃべったことで、米国景気後退入りが濃厚、ということで一斉に売り浴びせられたのだ。

このような値動きをすること自体が、相場センチメントの弱いことの象徴であるが、戻るときも、大きく戻す可能性もあり、かなり乱高下が続きそうだ。

ただし、弱い、不安定な中で大きく戻すのは、危ない相場の典型的なパターンなので、強気にはなれない。

日本は日経平均14500は割と固く、割っても、一気に14000円は行かない、というのが、昨日の雰囲気だったが、米国の状況で一変するのが、今までの、米国依存症の日本の相場であった。そのような意味で、今日の日本は日本の今月の相場の試金石。下がっても底堅いような下がり方であれば、この水準からなら怖がらずにポジションをとっても良い、という考え方をする投資家も出てくるだろう。

どん底はチャンスという意味でも、どん底かどうか注目だ。  
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2008年01月08日

チャンス到来 結語

なぜ日本がチャンスか。それはどん底にいるからである。どん底にいるから、現在の経済戦争に参加する気力もない。海外に投資も行っておらず、何も出来ない状況だ。物価は安く、投資余力も相当あり、銀行融資は引き揚げられたままである。政治に期待する人は誰もおらず、誰が首相になっても、これまでよりはましではないか、という状況。最も重要な参謀もおらず、日本経済のデザインをするデザイナーが不在で、かつてその役割を果たした(といっても戦後の一瞬であったが)官僚組織は崩壊している。もうダウンサイドはないのだ。

栄枯盛衰の歴史を紐解く教養は私にはないが、バブルの歴史は、短期的に繁栄しすぎた経済は必ず崩壊することを教えてくれる。日本がこれにより崩壊したが、現在、日本以外の世界がこの崩壊に陥る可能性は高い。他人の不幸を願い、喜ぶ、それしかチャンスがないぐらい日本は落ちぶれているのであるが、それでもよいのだ。チャンスがあるのならば。

何らかのきっかけで、世界の金融市場が崩壊したとき、日本の市場も崩壊するだろうが、そのときこそ、溜め込んでいた資金を拠出するときなのだ。年金資金、埋蔵金、国有地、ありとあらゆるものが、投資されておらず、有効活用されていない。ケインズのいうところの流動性のわなではないが、わなでもないのにたまたま流動性を保有してしまっていたのだ。だから駄目だったのであるが、それをチャンスに変える瞬間、それがやってくる可能性がある。問題はそのときに、そのチャンスをモノにできるかどうかだ。

そのときに備えておくべきこと。機動的な政府と、決断できるリーダー。これを選ぶことが出来るシステム、社会。英語力も技術力も必要だが、そんなものは二の次で、国として、最適な意思決定ができるリーダーと政府があり、それを生み出すシステムであり、社会であること、そして、そのガッツがあること。強い意志、それが何より重要だ。



  
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2008年01月07日

敗戦意識

敗戦意識の欠如。これが日本の最大の問題だ。

日本人がその民族としての真価を発揮するのは、どん底から這い上がる局面で、底力に優れているそうだ。これは、親友の議員の主張であり、日本人は、大化の改新、明治維新、太平洋戦争後、これらの危機にはとてつもない力を発揮し、這い上がってくる、ということだ。私の反論は、「しかし、這い上がると、後はのんびりしてしまい、いい加減、適当な社会になってしまう。それが、江戸文化であり、ええじゃないか、が日本人の本質ではないか」というものだ。

私は、日本人の本質は、明治維新にあるのではなく、いい加減な江戸文化にあると思っているが、彼は、基本的にはそうだが、危機には立ち上がるのが日本人ということに期待を込めている。

まさに危機は15年前からやってきており、現状は、危機というよりは敗戦後のような状況である。今回の敗戦後の、過去の3回の敗戦後との違いは、敗戦したという認識がないことである。危機意識がない、ということより、敗戦意識がない、という言葉の方が適当だ。

日本での最高のサービスを受けるのが外国人で、彼らの施しに群がることにより、給料をもらう。60年前の敗戦後のキャンディーがクレジットカードに代わっただけのことだ。唯一の外交、経済政策は米国の意向に従うこと。これも同じだ。1997年の金融危機がレイテ沖海戦で、現在は、沖縄を取られ、東京は焼け野原という状況。新型兵器による経済崩壊を目の当たりにしないと、敗戦に気づかないのだろうか。

敗戦に気づかないだけでなく、チャンスにも気づいていない。他のアジア諸国との違いがあまりに大きい。中国、中東は、サブプライムというつまらない先方のヘマに乗じて、世界の金融を牛耳る金融機関などのオーナーになりつつある。日本は指をくわえてみている、というより、それがチャンスであることに気づいていない。

日本経済は落ちるところまで落ちた。社会も荒んでいる。東京は世界最先端の荒んだ街で、世界最先端の社会問題が起きているほかの国にとっての実験室だ、という皮肉を言う友人の宗教学者もいる。社会はともかく、とりあえず経済だけでも、どん底から這い上がろうではないか。そのためには、どん底にいるという認識が必要だ。


  
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2008年01月06日

チャンス到来

日本国にとって絶好のチャンスがやってきた。

日本経済、日本市場の未来がないこと、沈没決定、ということは、投資パートナーだけでなく、竹中チームとも意識が共有されてしまっていることが判明し、もはやコンセンサスとなってしまったようだ。

最近は暗いというより絶望的なニュースが多い。日本の一人当たりGDPが世界18位で、2000年の3位から、継続的に下落し1980年以降最低の順位となった。もちろん為替動向にもよるが、先進国最低レベルだ。規模では、中国、インドにかなわないのは当然、と一国全体のGDPの地位低下を慰めていたが、一人当たりでも最低で、経済的に貧しい国となっている。

その結果、日本の最高級ホテルが、外資系ホテルに対抗して、超高級フロアを一般フロアとは別に作り上げた、というニュースもあった。6−8万の客室料のフロアの顧客は、ロシア、中国、フランス人とのこと。日本人の金持ちは、2万円で最高級ホテルに泊まって満足している、あるいはそれでも高いと厳しい視線だそうだ。

そう。日本人は貧しいのである。格差社会が話題になっているが、その格差の上層部でも、世界では底辺なのである。

それで何が悪い。そう。何も悪くない。かつてのタイ、ベトナムと同じで、金持ち国の金持ちのおこぼれで食っていく経済になっただけのことだ。素晴らしい文化、料理、女性で、外国の金持ちの欲望を満たすことにより国を支えていく。途上国ではごく当たり前のことだ。

そう。日本は経済的には途上国になっただけのことなのだ。

だからこそチャンスがやってきたのである。どん底にあり経済の勝ち組の流れに乗り遅れていること、そして、この屈辱感。ほかの国のバブルがはじけたときに、どん底にある日本ははじけようがないから、そこがチャンスなのだ。
  
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2008年01月05日

セブン銀行上場へ

感慨深い。

是非、無理な成長を狙わず、素晴らしい新興企業のお手本になって欲しい。

ケースの第二弾を執筆する必要がありそうだ。  
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どん底

どん底から這い上がること、これが、今年の私の目標であり、日本経済の目標でもあろう。どん底から這い上がる。日本の得意パターンなのだから、何とかしたい。
  
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竹中チーム再結集

アジトの近くで、このようなイベントが行われていてため、傍聴。

増税反対というこのチームの提言には、経済学者としては反対、政治アドバイザーとしては賛成。

かなり意見が違うと思ったが、本質的には意識は同じだった。

日本は既に経済大国でなく、改革のチャンスに対しては危機的意識というより絶望感を持つ。日本は経済的には、ほぼ終わってしまっている。政策の中身でなく実行力が重要。根本的には、国全体、メディアの危機意識が足りず、世界を見ていない。

これはもはやコンセンサスか。  
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米国 大幅下落継続

深刻だ。

雇用統計が悪かったことからの下落ということで、これは本物の下落だ。昨日、アジトで会った投資パートナーも、昨日の日本の売りは実弾の売りでお遊びではない、ということ。

当面厳しい流れと思うが、米国の金利引き下げに今度こそ、期待。そこが最後の売り場かもしれないが。  
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2008年01月04日

がんぐにっぽん

日本はおもちゃにされているぞなもし。今日下げているのは、日本だけぞなもし。  
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今年の相場 今年及び今日の方針

相場という言葉をあえて市場の代わりに使いたい。

昨今の市場は、金融取引というきれいごとではなく、単なるギャンブル相場だ。ギャンブルのほうがまだ公正だと思えるぐらい操縦されまくっている。今年もこの傾向が強まるだけだろう。

年初から米国はそのような動き。為替もそうだ。今日の日本も荒れるだろうが、日経平均が15000円を割ったところはチャンスと見て、ただし、タイミングを良く見てポジションをとるようにしたい。今日も今年もこれが方針だ。  
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2008年01月03日

NHK紅白とマーケティング

紅白の価値は何か。

それは、演歌歌手のギャラが紅白の出場の有無で決まることであり、生意気なミュージシャンがテレビに出ない、といっていたのが、紅白なら出ると言い、両親に恩返しが出来る機会となる、これが紅白だ。

つまり、紅白には権威がないといけないのである。

ところが、数日前の紅白は権威を敢えて地に落として、1年だけの数字合わせ、視聴率稼ぎをやってしまっている。話題性の出場者で、数%、その年の数字は稼げても、本物の歌手たちの歌の魅力が落ちていけば、紅白の権威も意味もなくなっていく。

一番の疑問は大塚愛のチューリップだ。なぜチューリップなのか。旬をすぎるかどうか瀬戸際の大塚愛には、彼女の今の精一杯の曲を歌わせるべきだ。彼女の本物の姿を見ることに価値があるのである。コブクロもそうだ。出場歌手の中で最も旬なのはコブクロで、NHKにもぴったりのキャラクターで、彼らに全力で歌わせることが、紅白の価値、権威のはずだ。ところが、それは、前日のレコ大に奪われてしまっている。

かつては、紅白で歌うときの緊張感、高揚感にはものすごいものがあり、石川さゆりの天城越えにしても、迫力が違う。それをNHKは分かっていない。話題性のある、というか話題性しかない、ちゃらちゃらした歌手(とも呼べないタレント)と一緒に時間のかかるリハーサルをして歌わされる本物の歌手たちは、魂をこめて歌えないのである。

NHK自身が紅白の価値をわかっていない。これは製品の供給者として最悪の状況である。視聴者アンケートで聞きたい歌をやるのでは駄目なのだ。それが、マーケティングの最大の失敗、顧客に媚びる似非マーケティングなのである。

紅白スペシャルメドレーがその典型だ。歌が芸術なら、歌い手はヒットメドレーには魂はこめられない。プロ野球オールスターと日本シリーズぐらいの差がある。そして、過去の名曲が聞きたいと顧客が言っても、それは、あのときの絶頂期のあの歌手が、あのときの気合をこめた熱唱を聞きたいのである。過去の紅白の名場面集の方が断然良いのである。今は、プロ野球名球界と現役オールスターに芸能人野球チームを混ぜて、適当に試合をやっているようなものだ。

本当はそれでいいのかもしれない。他愛もない、年末の暇つぶしのお祭りなのだから。ただ、そうなると本物の歌手は二度と出なくなるだろう。

本当のマーケティングとは、自分たちの供給する製品の本質的な魅力を、その魅力を気づいていない顧客にアピールし、顧客と供給者の切磋琢磨、魂のぶつかり合いで生まれるものなのである。NHKは紅白の本質的な魅力を毎年見せ付けることで、良い番組にし、顧客の満足度、というより感動を深めていかなければならない。単に目先の適当に答えたアンケート結果に媚びることは、それを供給された顧客、アンケートに答えた顧客自身も失望するものになってしまう可能性が高いのである。

これは、マーケティングの世界では、かなり前からホットイシューになっており、昨年の東洋経済(あるいは日経ビジネス?)でも特集があり、ホンダなどの例が取り上げられていた。日産の没落とは、明らかに魅力的でない車を作り続けていても、ディーラーに対する忠誠心の強い日本の顧客は(単に便宜を図ってくれる、仲良しだなどの理由に過ぎないことも多いが)値引きをすれば日産からは離れずにいてくれる。しかし、車自体には満足しておらず、何かのきっかけがあれば、他のメーカーに移ってしまい、もう誰も戻ってこなくなるのである。これが、日産がかなり前から作っている車がおかしくなってから(最初は独りよがりの車、そして、単なるコストダウンのデザインだけでなく品質の悪い車へ)、改革が起こるまで時間がかかりすぎた理由のひとつである。

さて、NHK。政治をまじめに議論する公共放送で、お笑いタレントに面白おかしく政治を議論させていいのか。年末年始はお笑い番組をみることで良いのか。これらはNHK以外でも成り立つことであるはずだ。まじめに深く政治を議論する場所は、衛星しかないのか、あるいはCSに期待するしかないのか。

NHK紅白も同じだ。2002年の中島みゆきがあれだけ視聴者の心をつかんだ理由をNHKにもう一度考えてもらいたい。  
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ダウ訂正

FOMCの議事録が発表されたのは、1月2日の場中で、その情報は織り込まれ、一旦下げ幅を縮めたものの、その後、下げ幅を拡大したようだ。

したがって、FOMCの材料は理論的には、織り込まれているはずということになる。ということは、米国市場の1月2日の状況は極めて弱かったということだ。

しかし、1月3日の米国市場がこれを材料に反発する可能性はゼロではなく、注目だ。理論と現実が異なるのは、材料にしたがる人々の意思が働くから、というのが第一の理由で、第二の理由は、その日によってほかの人々の立場も異なり、ムードも変わってくるということだ。ここに、仕掛ける人々は改めて、同じ材料をポジティブに取り上げ、上げようとする。もちろん、逆も可能で、これが出ても下げると言うことは本当に弱いと言うことで、さらに下げてくるかもしれない。

いずれにせよ大きく動きそうな時期であり、波乱の年明けだ。  
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ダウ大幅下落

今年の米国市場は大幅下落で始まった。

当然といえば当然。原油も100ドルを超えたが、これの影響というよりは、金融、ハイテクセクターが下落したことが大きい。

ただし、FOMCの議事録が公表され、利下げに前向きと受け止められてもおかしくない内容だっただけに、明日は、大幅反発もありうる。しかし、一方、これで反発しないようでは、当面はかなり弱い米国市場となるという予測も出来る。

日本市場が開くまでにはもう一日あり、大発会は半日で無視するとすれば、まだ二日と週末とあるので、あまり右往左往することはない。ただ、為替は大幅ドル安に振れているので、そちらの取引にとっては注意が必要、あるいは、チャンスかもしれない。  
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2008年01月02日

NHK 紅白

正月から、紅白について語るとは、今年も無駄な日々を送りそうだ。

以前は、紅白も批判の対象となったが、いまや批判する対象にすらならないほど落ちぶれた。視聴率は39%(関東地区)だったそうだが、まだそんなに見ているの、という感じ。2004年の最低につぐというが、毎年内容がどうであれ必ず見ることにしているだけであって、この数字は内容ではなく、人口動態を表したものといえよう。

かくいう私も毎年必ず見ることにしているが、来年からは見ないかもしれない。

数字を意識するNHK。ついに終わりが来たと思う。年始の番組にそれが現れており、このところずっとそうであるが、NHKをつけていても、妻に「それ何チャンネル?」と言われるほど、区別がつかない。今や、お笑いタレントをもっとも多用するのがNHKであり、麻生太郎をもお笑いにしてしまっている。

公共放送の意味を履き違えているのではないか。公共放送とは、みんなが見る放送ではなく、民間ベースでは見られない番組を見るための放送ではないのか。教育テレビを始め、視聴率では採算が取れないような短期的な人気取りでない番組を作ることが公共放送の使命であり、だからこそ、税金(のようなもの)を奪って放映しているのではないか。

紅白が低迷している理由は、NHKがマーケティングおよびコアコンピタンスを分かっていないことから来ている。

視聴率は確かに、話題のメンバーが出ることにより喚起されるだろう。2002年は中島みゆき、2004年は逆にスマップが出ないことによる凋落、確かに話題性は大きい。しかし、その年の番組が良かったかどうかは、その年にではなく、長期的に反映されていく。紅白のような、毎年の目玉番組ならなおさらだ。あるいは、紅白の場合は、内容がどうであろうと、見ると決めている人は見るから、このロイヤルカスタマーの満足度が年々落ちていくということだ。

こうなると不満はあるとき一気に噴出し、そのときにはどのような対応をとっても手遅れになってしまっている。これは、ビジネスでは良くあることで、特に、日本のような一見やさしい、忠実な顧客に囲まれていると陥りやすいリスクだ。テレビという媒体そのものが、この危機に陥っているとも言えるが、代表的な例は日産だ。


  
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