2008年03月31日

一橋大学と桜

素晴らしい。

今日は、久しぶりに一橋大学へ。カンファレンスがあり、その名も、Sakura Conference. 発表があるが、早朝から、桜が最高の眺めのロイヤルホストに陣取り、準備。

の予定だったが、なんと開店は7時から。仕方なく、かつて、年に300回は通っていた懐かしい吉野家へ。朝から牛丼が食べられるようになったので、国立店の牛丼は特にうまいんだよな、と思い、朝から、特盛(ただしつゆ抜き)、玉子、おしんこを頼む。

そして、7時2分前にロイホへ。さすがにモーニングセットを頼む気はせず、しかし、この眺めに、コーヒーだけでは申し訳ないので、オレンジジュースにミルクもつけた。

しかし、まだ一人だ。雨だが、素晴らしい気分だ。

そもそも、国立はやはり素晴らしい。

一橋と国立を離れたことを、自分にはぴったりだっただけに、少し後悔する。

あの日々は帰ってこないのか。  

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2008年03月30日

謝恩会

金曜日は謝恩会であった。学生、皆の幸せを祈っている。

自分こそ、いろいろな人々に謝恩しなくてはならない。それに応えるためにも、今年こそ、頑張りたい、というかそろそろ頑張らないといけない。  
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2008年03月29日

週末早朝の六本木とオイルマネー

一昔前なら、英語以外聞かない感じだったはずだが、最近はロシア語のみ。ここにも、世界の勢力の変化を感じる。  
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昨日の日本市場

昨日は、朝から上がると思っていたが、前場途中までは下方向に。これはおかしい。
前場の終盤に寄り付きの水準まで戻ったのを見て、昼休みに、「午後から、今日はガツンと上がると思う」と言っていたら、怖いぐらいに的中。

自慢したいところだが、なぜか、私のポートは、大幅下落の銘柄もあり、全体ではあまりパフォーマンスがよくなく、レラティブには、最悪だ。

しかし、ちょっと打ち止め感か。

これで一気に、と言いたいところだが、少し微妙か。どちらもありそうだ。

  
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2008年03月28日

今日の米国市場

雰囲気が良い。

そもそもダウ120ドルの下げで、NASDAQはそれ以上の大きな下げ。しかも、後半下がっているのに、何を言っているんだ、と言われそうだ。

グーグルがクリック数が伸びず、株価は3%以上下げ、オラクルの決算も失望で、ハイテクはやや壊滅状態。一方、金融株も、金融不安再燃で下落。リーマンは、ベアスターンズと同じように飛ぶのでは、と言う噂が流れ、8%以上の下落。

しかし、それでも、ダウは当初は崩れず、終盤にちょっと崩れただけである。2週間前なら、これで300ドルは下落しただろう。

数字の裏づけもあった。Jobless claimは予想を下回り、かつ実数でも減少してきた。そして、2007年第4四半期のGDPはトータルの数字は変わらずだが、消費が上方修正、デフレーター(インフレ率)が下方修正、と一番重要な2つの指標がポジティブサプライズだった。

見方によっては、これらの数字にもかかわらず終盤下がった、ということになるかもしれない。ただ、リーマンの噂が、意図的に流されたものだとすると、それは効果的でなかったということであるから、やはり市場環境は、全体としてみれば、仕掛けて売り込む、ということではないのだろう。

一方、日本は少し回復してきたが、ピリッともしない。為替も落ち着き、2007年度決算も視野に入ってくる。もちろん、2008年度見通しが、為替もあり、減益予想が相次いで、下落する、という展開も怖い。しかし、その前に、2007年度の上方修正が単独で出てくるはずなので、これは期待する手もある。為替でやられている、という向きもあるが、それぞれの企業次第だろう。

さくらも満開で、どうなるか。散るのも早かった、と言われるのも怖いが。  
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2008年03月27日

コメント

この1時間に、円高が全面的に進行。下の私のエントリーは、結果的に間違いとなって来ました。

今は、円高が進行しています。事実の変化のお知らせでした。  
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テレビの解説 為替

今日も間違っている。

しかし、今回は、一般的には、専門家中の専門家。今日は円高が急速に進んでいるので、日経平均は間違いなく下落すると言う。

下落するという予想はどちらでも良いが、円高が急速に進んではいない。ドル安が急速に進んでいるだけだ。もっと正確に言うと、ユーロが急進し、その影響で、ドル、およびドルリンク通貨が急落しているということだ。

スイスフランもユーロに併せて急騰、英国ポンドは一旦下がった後上昇で、ミックスだ。

しかし、この為替の動きは、まさに現在の世界経済の勢力図、移り変わりを表していて面白すぎる。株式よりも、今は為替が全てを表している。

為替、しかも、目先の動きだけでなく、トレンドを含め、世界中の様々な通貨に注目だ。  
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2008年03月26日

報道 公示地価

報道とは、事実を歪曲して伝えることだ。

月曜日に発表になった公示地価。報道は、都心で減速鮮明、というもので、ついにバブル崩壊だ、ということだ。

間違っている。公示地価のデータを見ると、そこには、その気配は微塵も感じられない。昨年の都心の急騰が、広範囲に広がり、主だった住宅地、商業地は、神奈川、千葉、埼玉であっても10%の上昇。しかも、見事なまでに、広くいきわたっている。青山、銀座だけが急騰した、一部の土地バブルとはえらい違いだ。

マクロのデータでも、大阪を除くすべての都道府県で、上昇率が上がったか、下落率が縮小した。

日本全体の不動産価値は急増したのだ。

確かに、プロ的に言うと、昨年9月ぐらいから急騰は止まり、急騰の反動で、確かに、7月のピークに比べれば、下落したところも実際には有りそうだし、3月の投売りが起きており、それを買いあさっているところがあるのも事実だ。

しかし、それは、物事全体の動きを100としたときに、5ぐらいの動きだ。確かに、この5は重要な部分で、プロ的には面白いが、残りの95を理解せずに、5だけに飛びつくと間違う。

コメントするほうも、ここぞとばかり、ポジショントークが激しい。

投資にとっては、このような歪曲はチャンスだが、日本経済にとっては明らかなマイナスで、その点では、報道は政治と並んで、世界一のレベルにある。  
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2008年03月25日

雰囲気一変

ムード一変だ。

米国だけでなく日本市場も。今日は、寄りの上がりも小さく、その後、上げ幅を縮小する動きで、これは明らかにおかしい、と思っていたが、やはり、後半上昇した。前半は作られたものであっただろう。

しかし、ここで、セオリーどおり、後半上げる、ということになるということは、やはり雰囲気が正常状態に戻ったということだ。

配当権利取りもあったが、むしろ決算対策の売りが怖かったところで、これも無事(ではなかったが)通過ということで、今後もとりあえずは雰囲気は明るい。

米国も、一時的には、危機は去った感がある。

問題は、これが一時的なのか、トレンドが完全に変わったのか、ということだ。

米国は、いよいよ政策余地がなくなり、もう一発何かあれば、いよいよ追い込まれるだろう。一方、そこまで、玉を打ちまくっており、すべてをかけてここで止める、という姿勢。これは素晴らしいことだ。

一方の日本はあまりに無策だが、むしろ買いチャンスを作ってくれている、と解釈するか。しかし、それには、いつか、政権が変わって(どの党であれ)、リーダー、及び政府の意思決定メカニズムが機能し始めることが前提となる。この前提は、現状では危うい。

しかし、この前提を変えるのが、仕事なので、何とかしたい。  
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2008年03月24日

世界経済転換の歴史的瞬間

我々は、これに立ち合わせている。

これは、決して幸運なことではない。なぜなら、転換点とは、激しい破壊を伴うからだ。しかし、創造には破壊が必要であるのは、シュンペーターの創造的破壊でもおなじみだ。今回は、創造というよりは、覇権争い、覇権の移動で、ゼロサムゲームではあるが、前に進むには仕方なく、その過程で、不当に膨らんだバブルは崩壊し、健全な部分も傷みつつ、前に進んでいくこととなろう。

今回は、いつも、差し控えていることも含めて書いてみたい。これは、市場に影響を与えることを意図しているものではない。全く逆で、私の書くものが市場に影響を与えないことは明らかであるが、そうだとしても、ほんのわずかでも影響を与えることのないようにする。なぜなら、観察、分析対象に影響を与えては、観察者である研究者としては失格だからだ。経済の見通しについて書くが、これを投資の参考には、しないでいただきたい。

さて、はじめよう。

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米国市場は、とりあえず、落ち着くであろう。しかし、下降のトレンドは止まらない。これは、景気循環やバブルの崩壊にとどまらないからだ。きっかけは、リスクテイクバブルの崩壊であるが、本質は、米国の覇権の終了であるからだ。自民党が、小泉バブルによって、盛り上がったことにより、崩壊を早めたように、米国も、最後のバブルが覇権の衰退を早めた。

ドルの下落は、その結果であり、米国名門金融機関の能力低下もその一環である。政治的指導者がイラクとの戦い、テロとの戦いにより、外交的にも、覇権を失わせることに貢献したが、経済の覇権の喪失も、同時に起こることとなった。社会学的には、同時に起きたことの意味は深いものがあるはずであるが、ここでは、触れない。

したがって、市場の混乱は、依然として、米国の混乱である。欧州も、米国系の金融資本の影響を受ける範囲でこの影響を受けている。欧州、英国、不動産バブル、金融市場バブルも、この範囲内での出来事であり、崩壊もこの範囲での出来事である。したがって、英国は欧州よりも打撃は大きいであろう。一方、大陸も、EUバブルの問題があるので、別の要因で経済的には停滞することになろう。これはまた別の現象だ。

中国のバブルも、米国バブル、世界全体のリスクテイクバブルに支援されたものであり、崩壊は必至であり、インドバブルも、ある程度は、英語圏バブルの影響であるから、米、英が崩れれば、短期的には、苦しいだろう。他の、英語圏の世界中の国々も同じだ。資源国も、米英系金融機関の影響による商品、資源市況の高騰によるものであるから、ある程度ダメージを受けるだろう。

こう見てくると、世界的に短期的な不況になるのは避けられない。そして、世界の金融市場はそれ以上に混乱し、恐怖感が渦巻くものになるだろう。なぜなら、実物経済に対する、米英資本の支配力に比して、金融市場への支配力は圧倒的であるからだ。


だからこそ、金融市場はチャンスだ。


ここに、2つのディカップリングが起こる。米英、英語圏経済とその他世界経済圏の間のディカップリングと、より重要な実物経済と金融市場のディカップリングだ。

金融市場は、世界的に混乱する。これは、米英の影響だ。これは避けられない。そして、まだ続くであろう。ネガティブであっても、凋落するステージであっても、その世界に対する支配力、影響力は、凋落が終わってから落ちるのであって、凋落ステージでは、むしろ、負の影響力は増大するからだ。

一方、実体経済は、そこまで影響を受けない。すでに、持続的な動きは起きてしまっており、世界各地で、内需、地域内需要、経済圏は成立してしまっており、米国経済の不況入りの影響は限定的だからだ。

この負の影響力のギャップが、米、英以外の経済における、金融市場と実物経済のギャップをもたらすのだ。そして、金融市場の混乱はいつか収まり、新しい勢力図の下に、秩序が作られていくだろう。

この議論は、長期的な変動であるため、日々の市場の変化とは相容れないように見えることだろう。したがって、投資判断には直接は役に立たないだろう。しかし、日々の投資判断よりも、歴史的変動の方が、我々の人生における経済的側面においても重要なはずだ。  
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2008年03月23日

日銀総裁 4月?

4月に入らないと提示できないそうだ。なぜなら、うっかり提示して、不同意となったら困るそうだ。卒倒。それをこの前やったではないか。  
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2008年03月22日

マスクフェチと株価バブル

この2つは、人間は幻想に包まれている、という意味で共通している。すなわち、本能的に、淡い期待を抱いてしまう、人間とは夢見がちな生物だ、ということだ。

私は、マスクフェチだ。マスクをしている女性がとても美しく見える。変態に聞こえるが、これは、人間として、極めてノーマルである。

車を運転している女性が、車外から見るときれいに見える、というのも同じ現象だ。すなわち、部分的にしか、情報が得られないときに、人間は、失われた部分の情報を、自分にとっての理想的な姿として描くのだ。つまり、本能的に美化する傾向があるのだ。

株式投資のときも同じだ。限られた情報により、投資をするときは、常に、夢を見て投資してしまう。値上がりするのではないか、と、宝くじに当たったらどうしよう、と悩むのと同じような感覚で、自分が投資対象として、投資するかどうか迷っている株は急騰するような気がしてくるのだ。

これが、投資後はさらに悪くなる。自分にとって、都合の良い情報だけを取り入れ、一旦下落しても、また戻るのではないか、反転して損を取り返すのではないか、というイメージだけを膨らませる。

極端に恐怖心をあおられると、この夢から一気に覚め、今度は過度に不安になり、悲観的になり、パニックになる。

これがバブルの生成と崩壊のメカニズムである。

したがって、バブルが崩壊するときは、一般的には、頂点から一気に暴落するのでなく、一旦落ちて、もみ合って、また復活するかも、という淡い期待を持たせてから、本格的に暴落するのである。

逆に言うと、どんなバブル崩壊でも、必ず、一度、逃げ場は存在するのである。  
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2008年03月21日

日本市場

一時的にせよ、流れは変わったのではないか。

米国こそ一時的だが、この大混乱は、一時的には小休止ではないか。となると、日本は一時的にせよ、流れが変わる可能性が高い。為替の問題は残るが、スピード感が怖かっただけで、100円前後なら、仕方ないだろう。こんなものだ。

また、米国が崩れたときに、連動する可能性はあるが、ひとつあく抜けした感がある。あくまで感覚的なものだが。

しかし、実態的にも3月末の減損がらみの売りも終了し、日銀総裁問題はあるが、あとは決まるだけなので、これも、タイミング的に売りたたきにくくなった。これは昨日の休日のおかげ。休日のおかげで、ダウに振り回されることが1回転分、回避されたので、本当に昨日は休日で良かったと思う。

今日(?)の公示地価もおそらくプラス要因で、一息つく展開を期待したい。

  
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捕捉

パニックが一時的にせよ収まっている兆候として、

為替の戻し
金、原油の急落(急騰が戻る)
金融セクターの急回復
とりわけファニーメイ、フレディマックの急回復

が挙げられる。もちろん、これも持続しない可能性もあり、FRBとしては、3発玉を出し切ってしまったので(先週の資金供給、今週の利下げと今日の措置)、ここで、もう一度暴落し、パニックになると、かなりしびれるが。

しかし、FRBの全力を挙げている姿勢は、素晴らしい。もうちょっと早くやっても、という議論はありうるが、もうこれからのことを考えるしかない。今のところ、ベストを尽くしている。  
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米国株式市場 乱高下

昨日暴落した分を取り返した。

本当にめちゃくちゃのようだが、今日は理由があった。FEDが銀行に資金供給するときに、担保として幅広く認めるということで、金融セクターが暴騰、シティも上がっているが、このところ反転していたファニーメイ、フレディマックといったところがさらに10%上昇して、S&Pindexの押し上げに貢献している。

これは効果的だ。金融の目詰まりを直接解消する。collaterized mortgage obligations (CMOs) and AAA rated commercial mortgage-backed securitiesこれらを担保として認めるということであるから、一番の不安要素を取り除こうとしている、ということだ。

さすがだ。金利下げと相まって、これはかなりの効果をもたらすだろう。

もはやサブプライムではないが、基本的には、金融危機であるので、金融を救えば、ある程度は危機は収まるはずだ。もちろん、実体経済もバブルがはじけたから良くはならないだろうし、成長軌道に戻るわけでもないだろう。しかし、今の危機的状況は、明らかに金融の危機であるから、適切な金融政策を必死でやれば、ある程度はなんとかなる。それが金融の良いところであり、また、逆に怖いところでもあるのだ。後は、政府の財政出動を待つばかりだ。

それに比べ、日本は、本当に日銀総裁が空席。しかも、来月までとか。これには、卒倒した。空席が出来ても、この木曜日の休日に新しい案が出てきて、金曜日には決まると思っていたからだ。なぜ1週間も必要なのか。あるいは1週間も平気なのか。
  
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2008年03月20日

ああ ジョナサン爺さん

彼は深い悲しみを抱えていた。彼は素晴らしい人格者だった。

久しぶりに、早朝のジョナサンへ。淡い期待を抱きつつ、万が一彼が来たときのために、どこに陣取ろうか、と思いつつ店に入る。

すると、彼は、既に居た。ビールをかなり飲んでいた。いつもに比べて非常に早い。

いつものように、1ブロック離れて座るはずだったが、いつもの僕の席は、パンくずで汚れていた。それは心理的な言い訳に過ぎないのだが、今日は思い切って、彼と同じブロックの席に座る。仕事はしにくい、暗い狭い席だ。

どうしようか、と思っていると、彼はおもむろに携帯を取り出し、かけ始める。彼は携帯を持っているんだ、という驚きもつかの間、彼の話し出した声は、思いのほか力強い。

しかし、これらの重大な新事実も、その話の内容の前では、瑣末な事象へと転落していく。

彼のことが、少し、わかった。

彼を尊敬した。そして、僕は、以前にも増して、彼が好きになった。  
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2008年03月19日

FRB さすが

0.75%だった。妥当だ。

FF金利、要は政策金利の下げ幅が焦点だったが、先週頭までは、0.5%で、あわよくば0.75%というのが、市場(というか投資家)の意向(見方、という報道だが、実際には希望だ)。

ところが、先週後半、今週となって、なんと、1%がコンセンサスで、0.75%では足りないとまで、市場は示している状況。やりすぎだ。

市場が言っていることとは、上述したように、投資家というより、トレーダーの希望にすぎないこともあるから、慎重に向き合わないといけない。今回は、金利を急に引き下げたところで解決するわけでなく、全般の金利を下げるのでなく、丁寧にかつ大胆に、資金の目詰まりを一つずつ除去していく作業だ。

そのためには、サブプライムに限らず、証券化商品買取機構を作り、ファンダメンタルズを精査して、時価とファンダメンタルズの間の価格で買い取ることが必要だ。

しかし、FRBがそれを直接できるわけがないので、政府が最後にそう判断するまでのつなぎで、金利を下げてごまかしているのだ。

だから、金利引き下げの実体経済への効果には、半年以上下がるから、連続して下げるのはおかしいとか、下げすぎとか、そのような学者のような議論は、トレーダーたちがSOSで1%下げろ!と騒いでいるのと同じぐらい、間違っている。

単に市場との間合いなのだ。

間合いとすれば、0.75%は現状ではベスト。トレーダーは自分勝手だが、市場を動かしているのもトレーダーなので、市場が崩壊すると困ると責任感を持って望んでいる政策担当者としては、ある程度は迎合せざるを得ない。しかし、やりすぎても、効果は継続しないため、次の球をとっておくために、バランスの取れた幅にする必要がある。今日は、0.75しかないだろう。

しかし、今日はダウ先物でデイトレしたかった。FOMC発表前に300ドルの上昇。1%はなく、0.75%下手すると0.5%だから、市場はいったん売るに決まっている。いや、たとえ1%でも、前半あげていた状況からすると、織込み済みと称して、一旦下げるだろう。しかし、それは仕掛けに過ぎないから、すぐに戻る。これが私の予想だった。

見事な予想のようだが、このところのFOMC利下げのときは毎度同じパターンだ。きっと誰もが同じ予想をして、米国ではデイトレをしていたに違いない。プロもアマも。

しかし、この効果がどこまで持続するかは、未知数。一日かもしれないし、このところ、総悲観論だったから、しばらくは流れが変わるかもしれない。そのしばらくが、2日なのか、1週間なのか、それはわからない。結局、予想できないのだ。

  
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2008年03月18日

福田首相 日銀総裁人事

報道ステーションによると、財務省は、田波氏に民主党が同意しないということで難色を示し、渡辺氏を提案したとのこと。まともだ。

福田氏は何を考えているのか。民主党の意向がわからない、小沢とのパイプが切れた、ということだが、田波氏に民主党が同意できるわけがない、というのは少し考えれば(考えなくても)わかること。

何か理由があるのか。  
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日本の政党の構造的欠陥

民主党も自民党も終わっている。民衆に迎合しないからだ。嫌いだったが、その意味では、小泉政権はまともな政権だった。

古典的な霞ヶ関の官僚の性癖とは何か。それは、政治家を馬鹿にし、自分たちだけが日本の将来を本気で憂いており、大衆は愚かで、短期的な快楽を追及し、自分たちが、将来を見据えて指導してやる必要がある、という鼻持ちならない愛国心だ。

その官僚たちが政治家を押さえ込んで、自分たちの意見を通そうとするロジックは、政治家は、選挙のために、大衆に迎合し、愚衆政治になってしまうので、自分たちの意見を死守する必要がある、というものだ。いわく、増税は誰もがいやだから、政治的には成立しないが、消費税導入、引き上げは必要だ、などなど。

そのロジックが妥当なときもあるが、基本的には、それでは政治は成り立たない。企業が顧客を信頼しなければ、長期的にはいい企業には成れないし、信頼できる国民を持たなくては、よいリーダーには成れない。

しかし、である。現在の両政党は、はるかに下のレベルであり、この議論の前提も満たしていない。

つまり、政治家、政党とは、国民の意見を吸い上げて、それを政策として実現することが第一の機能だ。それができないし、やる気もない。これが両政党だ。

民主党。誰が、今、福井総裁の村上ファンド問題を考えているか。選挙で一票も取れない主張だ。武藤氏の財金分離論も、まったく票にならないだろう。何のために、存在しているのか。選挙に負けるために生きているのか。担当小委員長は、自己の怨念に固執しているだけなのか。政権政党になるのが怖いのか。

自民党も、何にこだわっているのか。首相もその周囲も、問題を解決しないように行動している。わがままな子供か。

やはり日本は絶望的か。自民党は個人的資質によるものだが、民主党は、構造的な問題かもしれない。その意味では重症だ。





  
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日銀総裁人事

民主党はA級戦犯だが、自民党もS級戦犯だ。

まず、民主党。なぜ、福井再任ではだめなのか。村上ファンド?みんな忘れていましたよ、そんなことは。

自民党。民主党が、福井同意、武藤不同意なら、民主党が合理的になってしまうリスクを犯してでも、武藤氏にこだわった理由は何か。

一番の不可思議は、田波総裁候補。民主党が理屈上、同意できない人事案をわざと持ってきて、嫌がらせをしている、あるいは子供のようにムキになっているとしか思えない。武藤以外なら誰でもいいって、いったじゃん、とか。

なぜ、渡辺博史ではだめなのか。榊原英資という手もある。財務省の都合では?という勘ぐりもしたくなる。変だ。

しかも、田波氏の人事は事前に打診なし。意図的に、空席を作ろうとしている、と言われても、あるいは、民主党に不同意にさせて、民主党に空席の汚名を着せようとしているとしか思えない。

改悪人事が加速し、かつ空席リスクが拡大している。  
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日本株式市場 転換点

今日の前場引けにかけて、あるいは、後場、上がらないようだと、ほぼ絶望だ。

日銀人事、米国金融政策、ゴールドマン、リーマンの決算と控えている材料が目白押しだが、ここが、悲観の一つの極となるはずだ。

水準の予想は差し控えるが、一日の中の動きとして、前場後半、後場にかけて力強い動きが多少とも出てこないと、短期的には絶望的だ。

もちろん、逆に仕掛けてくる可能性も十分にあり、この予想は、明日、材料が出てからかもしれないが、ともかく、ここ数日の乱高下の中で、どこかで、盛り返す動きがないと、絶望的になる。

そこまで絶望する必要は、日本市場については、ないと考えているが、私の相場観の転換が必要に迫られるかもしれない。いまのところ、転換はしない。危機だが、だからこそ、少しのチャンスがあると考えている。  
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2008年03月17日

為替介入

するしかない。

ここまで、急激に進むのは、恐怖心を煽った仕掛けであり、かつ、現在は、この水準でもオーバーシュートかどうか不安になるぐらい、米国経済は怖い。

だから、介入はまだだ、と先週は判断していたのであるが、この一気の仕掛けには、対抗しておく必要がある。ドル95円、ユーロ151円で、ユーロが150円を割ったらと思っていたが、このスピード感は、151円以上のものがある。なんとしても、今、ここでとめるべきだ。

まず、今日一発介入して驚かせ、火曜日のFOMCを待つ。FOMCにももう一発サプライズを演出してもらう。ここをしのがないと、本当に崩壊してしまうリスクが出てきた。そして、機会を見つけて、米、欧、日で同時にもう一発サプライズ政策介入、日本はもう一度、為替介入だ。それが、なんとしても必要だ。

ベアスターンズのJPモルガンによる救済は、ネガティブニュースとなっているが(株価が2ドルというのはあまりにひどいが)、流れがちょっとでも変われば、いいニュースになるはずだ。

なぜなら、JPモルガンは、救済する力があり、どこも救済できない、という状況よりは遥かにましだからだ。

ここで世界に日本が最高の貢献をする機会が現れた。汚名を払拭するためにも、今日の為替介入が望まれる。  
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ユーロ152円台 ドル96円台

これなら介入だ。

明らかな仕掛け。一気に下がったので、一気に流れを変えるチャンスだ。今、ユーロを買い介入すれば、流れは変わる。
  
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為替

ドルは、一瞬、98円を割ろうか、というところまで。ユーロも、154円台前半まで、一瞬。

これは、かなり仕掛けっぽく、今は、急に戻ってきている。といっても、依然、98円台半ば、154円台だが。

ユーロが150円を割るようなら、為替介入を考えないといけないかもしれない。  
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総悲観論

昨日、パートナーはなんと自転車で都心のオフィスにやって来た。久しぶりに、マーケットについて、discuss.

彼は、最近、あまり、動きにはついて行っていない、というか、懸命にも、関心を持っても仕方がない、というスタンス。自分のやるべきことだけをやっている。素晴らしい。

今は、明らかに安すぎるともいえるが、為替は痛く、そうとも言えない雰囲気になっていた。しかし、一番の問題は、買い手不在。余力がないか、気力がないか。いずれにせよ、誰も買う気が起きない、ということらしい。

ここまで、総悲観論だと、そろそろ、という気もしてくる。私ですら、もう買う気が起きない市場であるが、だからこそ、そろそろ、という考え方だ。

しかし、やはり、冷静に考えても、怖い。むしろ、冷静になればなるほど買えない。米国はひどすぎる。しかし、日本はここまで、とも思うが、誰もそりゃ買う気しないよね、という論理を否定しようがない。

わけわからんから、極めて余裕のある範囲で、目をつぶって、おそるおそる動く、という手もあるかもしれない。しかし、一方、冷静なら、今買う必要はなく、見極めて、あともう少し、あるいはもっと下がってから、あるいは、下がりきった後、反転を確認してから、いずれにせよ、待って遅くはない、という考え方になる。

かかわらないのが一番だが。
  
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2008年03月16日

米国市場

ちょっと不思議だ。
ベアスターンズの話で、急落し(といっても毎日のことなので、急落、という言葉は適切でないか)、一時は、ダウは300ドル安まであったが、終盤、盛り返し、一時は二桁まで下げ幅を縮めた。結局は194ドル安なのだが、動きは変だ。

以前も、帳尻あわせのように、引けにかけて戻る、ということを書いたが、普通は、後半の勢いは、相場の実勢を現すから、終盤の盛り返しは、通常はよい兆候なのだが、このときは、何か、明日の下げ仕掛けのために、一旦戻しておく、というような雰囲気だった。案の定、その後、大幅下落した。

しかし、ダウは、FRBの欧州と協調した緊急措置により、400ドル上げて、その後、下落したために、毎日暴落している気がするが、結局は、11800ドルとか11900ドルというレベル。決して低くなく、引けの数字だけ見ていると、なんとか保っているという水準だ。

この解釈は2つ。1つは、まだまだ下がる。これが一番自然だろう。

しかし、注目したいのは、逆の説。上がりはしないと思うが、ここでの、恐怖感のあおられ方は、あおられているに過ぎず、決して良くはないが、恐怖感を意図的にあおっているだけ、というもの。

チャートを見たり、値動きを見たり、デイトレをしていれば、あるいは、指数先物でオーバーナイトしていれば、恐怖感にあおられっぱなしの値動きであるが、結果から見るとあまり下がっていない。仕掛けで売られて、売らされているのは、実需の投資家、ヘッジファンドのポジション整理。そこをうまく拾っている、という風にも見えなくはない。

米国経済が良いはずはないが、金融セクター以外の株価についてはどう考えるか、難しいところだ。債券の暴落に比べて、強すぎるので、トレンドとしては上はないと思うが、この恐怖感にあおられすぎるのも良くない。米国企業は、米国市場に依存している割合が低いので、とりわけ大型株は(金融、内需を除けば)粘り強いはず、という考え方もある。しかし、ナスダックが下がっていることからいくと、この説もそれほど説得力はない。

さて、われわれも冷静になろう。

分析としても、私の主観、感情が入らないように書くと、恐怖感をあおられている報道などの情報に比べ、結果として出てきている米国の株価はそれほど下がっていないということ。一方、日本は、恐怖感及び、円高から株価は大きく下落しているということ。日本企業も外需は米国市場依存ではあるが、その数字は間接的なものを入れても40%といわれている。これが大きいと見るか。

心理的には、12500円の壁をあっさり割り込み、12000も怪しくなってきたところで、どうなるか。米国市場はともかく、日本市場は、恐怖感にあおられすぎず、実体をよく考えて行きたい。  
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2008年03月15日

明日

妻に、明日は、早く起きて、終電で行こうかな、と告げる。

妻は、寝坊しないでね、とコメント。  
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2008年03月14日

為替介入 1ドル100円突破

今日は、為替介入をするという選択肢もあった。

しかし、個人的には、介入するのは、まだだと思う。

その理由は、今日は、ドルの独歩安、というよりは、円高であり、世界でのリスクマネーの収縮という観点からの動きである。株価も必要以上に下がっている。

したがって、介入するのは、ありなのだが、ここで、介入しても、迫力がなく、インパクトを持って流れを変えられないと思う。

次までとっておくべきだ。

日銀総裁が決まり、落ち着いた後、そして、G7をこなした後、そこで、国際的な協調姿勢を伴った介入をすべきだ。

つまり、米国金利下げ、欧州金融緩和措置、日本為替介入、というセットで同時にやるべきだ。それまで取っておくべきである。

とりあえず、日銀総裁を決めてからだ。  
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米国 住宅ローン対策法案

どこが良いか。

まず、不良化したローンに対して、公的機関が保証を付けることによって、借り換えを可能にする。これは必須。また不良債権化した物件を買い取るのに、融資、助成をする。これも必須。

次に、借り手が支払い可能な水準まで引き下げられたローンとなるので、今後、この住宅が売りに出されにくくなる。売られ続け、住宅市場が崩れ続けるのはよくない。下げ止まるのが先になっても、投売りを引き止めるには、事業用でないので、自分で住んでもらうのが、すべての利害関係者にとってハッピーなはずで、それが実現される。

そして、貸し手、債権者が、融資責任をとって、評価損を計上することで、ある程度の負担はすること。これも必須だ。

最後に、貸し手や、債権者は、借り手に対するエクスポージャーではなく、公的機関に対するエクスポージャーとなる。

問題は、このまま実現するのか、ということと、実際の執行上の問題がどのくらいあるか、ということ。これは私には判断できない。  
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サブプライムと現在の金融市場の混乱

直接は関係ない。

サブプライムはきっかけに過ぎないから、今回のサブプライムローンへの対策で、現在の混乱が収まるわけではないのは当然だが、動きが出てきたことは評価しても良いだろう。  
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米国サブプライムローン対策

しかし、このような案は、私も昨年の8月に提案していたし、提案せずとも、当然、すぐにヒラリーなどにより法案となり、実施されると思っていた。

なぜ今までやらなかったのか。何か政治的障害があってできないのか、と思っていたが、できるんなら何で今頃、という感じ。どの国も似た面があるが、まあ極東の貧国よりはましか。  
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サブプライムローンの解決策

今までで一番効果的な政策が打たれそうだ。これはなかなかよさそうだ。ロイターの報道による。

  
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2008年03月13日

為替介入

介入すべきだ、という声もあるが、まだだ。

まだ伝家の宝刀は使う場面を先にとっておきたい。

一方、為替介入はしない、と決めてしまうのも良くない。  
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民主党 損切りの方法

一番良い損切りは、自民党に同じ案を出させて、採決を棄権することだ。

こうしておけば、今は、民主党の面子的には負けだが、今後、金融市場が混乱し、金利を下げるべきなのに、日銀が金利を上げる、という事態になったときに(その逆でも良いが、いずれにせよ、インフレで景気減速だから、困難な局面が必ずやってくる)、武藤批判、自民批判をすればよいのだ。責任を向こうに押し付けるのである。

問題は、結局、自民党の首相以外の執行部の姿勢が悪化し、民主党の言うことはもちろん、選挙がないのをいいことに、世論も一切聞かなくなる、ということがある。これは大きな問題だが、解散することが現状ではありえない以上、このような自民党の姿勢も変わる理由がない。人事異動があれば別だが。

後は、自民党の別の案が出てきたときに、採決を棄権することだ。この場合は、今後の金融市場の混乱のときに、あの時、民主党が武藤氏、伊藤氏を否決しなければ、日銀はうまくやったのに、という批判を受ける恐れがある。これは、自民党が、松下、福井という候補を、大蔵出身、日銀スキャンダルに絡んでいる、という理由で無理やり追い出して、後で、自分たちが連れてきた人に利上げされて後悔したのと似たパターンになってしまう。

民主党は、この新しい人事案に賛成する方法もある。賛成しても、棄権しても、いずれにせよあまり変わらない。

ともかく、空白は避けることだ。空白になれば、日本経済も民主党も終わりだ。  
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民主党 損切り

民主党は損切りをしなくてはいけない。

日銀総裁人事のチキンレースは、メディアがほぼすべて自民党に回ったため、民主党の負けが確定した。

そもそも、今回こそ代替案がないため(普通の法案に関しては代案を政府と同じレベルで出すのは難しいのは、代案を出す必要はないが、今回は、いい人を連れてくるだけなので、代案は必要だ。株主提案で、取締役提案は合理的だが、新しい経営方針の提案や投資案件の提案は難しいのと同じだ)、負け気味の戦いだったが、負けが確定したので、早く引かなければならない。つまり、損切りが必要だ。

このまま粘れば粘るほど、損失は民主党にとって大きくなり、空席にでもなったら、民主党は、今後の世界的な金融危機による混乱による日本の金融市場の混乱をすべての民主党の責任として押し付けられるリスクもあり、何の得もない。今引けば、特に失うものもなく、ただ、今後の自民党との国会審議の駆け引きで追い込みやすくなる、というアップサイドを狙ったが、それに失敗しただけのことだ。

損切りするには、やや遅すぎたが(不同意せずに先送りし、欠席すべきだった)、投資での鉄則は、損切りが遅れても、遅すぎることはなく、明日よりは今日のほうがましだ、ということだ。

私は、自民党政治家の責任も重いと思うが、メディア、世論が自民に付いたので、負けだ。これは、自分がいかに企業の真の価値を見抜いても、マーケットの波に押されて、暴落してしまったのに似ている。そのときは、追証になる前に清算しなくてはいけない。

民主党も、日銀総裁問題は清算して、次の勝負で勝てばよいのだ。  
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2008年03月12日

ついに

これを待っていた。

米国市場はこれまで下げすぎ。トレンドとしては、まだまだ下がる可能性も高いが、短期的に見ると下がりすぎだ。何かきっかけがあれば、一時的にせよ大幅反発する、そして、それはFRBによるものだ、という私の予想は見事なまでに当たった。

だめなのは、それが、月曜日(米国時間)に起こると思っていたことだ。そして、その可能性(月曜日)にあまりにかけてしまい、金曜、月曜(日本時間)と買ってしまっていたことが問題なのだ。そのため、火曜日(日本)の寄りでは買えずじまいだった。

とりあえず、反発。米国市場は、これが明日以降も続くかどうか、が焦点だが、何か事件がなければ、一日で一気に戻ることもないと思うが、一方、何か事件がある可能性はあるので、難しいところ。短期的な極端な悲観論だっただけに、一時的には盛り返すだろうが、しかし、トレンドが変わったわけではないので、FOMCがある来週月曜日はどうなっているの?といわれると分からない、となってしまうところがつらいところ。

さらに、日本市場と米国市場の微妙なディカップリングも難しいところで、日本は、米国と関係なく底堅い(というか底まで落ちすぎだ。一方、米国は、なんだかんだ言って落ちなさすぎ。)が、米国が昨日までのように下がるとやはり売りしかけ、決算売りとなってしまう。

日本は日銀総裁問題がくすぶるが、今が悲観論のピークかもしれないので、望みは持っているが、あまりの政治家のお子様ぶりに(個人的な資質の問題が大きい)合理的でない結果も起こりそうで、心配でもある。

再度繰り返すと、今日の米国の上げをもたらした緊急措置は、世界の中央銀行が連動していることによるものなので、日銀総裁の空白は最悪だ。どうせ日本の中央銀行がリーダーシップをとるわけではないので、そこに受身に同意する人がいればいいのだから、誰でもいいから、空白だけは避けるべきだ。  
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2008年03月11日

民主党 日銀 武藤 伊藤 不同意

最悪だが、ここまでは予想通り。問題は次だ。

人物としては、武藤、伊藤でいいと思うが、仕方がない。きちんと政治家として、両党とも、政治的調整をしてほしい。それが仕事のはずだ。

その意味で、自民党官房長官、幹事長、民主党某委員長、彼らは最悪だ。

自民党は、大蔵つぶしのあまり、そして、日銀スキャンダルによって、大蔵松下、日銀福井の目がなくなり、ゼロ金利を強引に解除するような変な人を連れて来てしまった。民主党は、その轍を踏まないでほしい。

打開案としては、個人的には、福井留任を押す。法律的には何の問題もなく、年齢だけだが、緊急事態だけに、何でもいいから空白を避けるべきだ。そして、福井氏は、実績がすばらしく、何の問題もないはずだ。

後は、財務省の財務官経験者の、榊原英資、渡辺博史が候補になるが、国際金融畑で、大蔵出身といっても、武藤さんとは違う、と民主党が言えるだろう。

ついでに、伊藤不同意の理由がわからない。民主党はちょっと調子に乗りすぎか。伊藤は本当は反対だが、譲歩してそれは認める、といったほうが、武藤氏に反対がより説得力を持つ。

民主党は、出口を考えているのか。誰なら、同意するのか。  
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失敗の要因

今日の市場の動きの予想は完璧だった。

誰もが大幅下げと思っていたようだが、私はあがると思っていた。寄り付きで下がったところは、目をつぶって買い。前場終わり、昼休みに大幅上昇し、いったん下がり、今日も、昼休みまで、と思わせたところで、後場の後半も大幅上昇。

あまりにみなが悲観論となっていた。素人までが、1万2千円割れも、と言っていた。こういうときは買いだ。悲観論一色なら、もう下げようがない。

しかし、現実には、完璧な予想だったが、買っていない。あほだ。なぜか。

先週金曜、昨日、と既に買ってしまっていた。それにつきる。現在の状況なら、びっくりするほど下がるまで、これ以上、下げようがない、というところから買っていって遅くない。もちろん、ありえない、今日がどん底だ、と毎日繰り返し思うから、ポジションは少なめだ。ありえない、と思ってからもう2日続いても、買い続けられるぐらいのポジションだ。

これは、アドバイスではない。単なる反省文だ。

しかし、今年はこのようなチャンスが、まだまだ何回もあるだろう。そのために、利益確定は常に早く、ポジションの余裕を常に作っていないといけない。

実は、悲惨な相場ではない。難しくもない。これほど簡単に儲けられる相場はない。判断する必要はない。明日以降、上がるか下がるかわからない状態なら買う必要はまったくない。どう見ても、下がりようがないから、上がるしかない、そのときだけ買えばよいのだ。

つまり、投資判断は必要なく、ポートフォリオマネジメントと欲望マネジメントが必要なだけだ。どうみてもチャンス、ただ取り、と思っても、ポジションはほんの少しでよい。利益確定もほんの少しでよい。今はリスクが高い相場ではない。非常に簡単な、しかし、利幅は小さい、ノーリスク、ローリターンの相場なのだ。ローリターンでも繰り返せば、ミドルリターンになるのだ。  
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2008年03月10日

機械受注

奇跡的に大幅プラスでサプライズ。ブレの大きい統計だけに、これで実体経済を語れるわけではないが、逆だったら、今日は死亡していただけに、九死に一生だ。流れが変わる望みは一縷あると思っている。  
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EU 加盟国拡大バブル (続)

EUの通貨統合とはどのような意味を持つのか。社会的な影響は考えずに純粋に経済的な要素だけを見れば、それは、ドイツマルクおよびドイツ連邦銀行の信頼を借りて、欧州全体のインフレを抑えるメカニズムだ。インフレを抑えつつ、統合需要で、景気は上向く。新しくEUに加盟した、所得水準が既存のEU諸国よりも相対的に低い国々が経済圏に加わるから、既存のEU諸国の市場を中心に供給していた企業への需要は増え、売り上げは増える。一方、相対的に所得水準が低い国が加わり、人の移動が自由になったから、低賃金労働者が、新規加盟国から既存加盟国へ流入し、既存加盟国の賃金コストが低下し、それにより既存加盟国のマクロでのインフレを抑制することになる。企業にとっては、需要が増え、賃金コストが低下するから、利益は急増することになる。

一方、新規加盟国にとっても、出稼ぎを含め、労働所得が急増するから、マクロの国民所得は増大し、それに伴い、個人消費が増加する。企業においても、マクロでのインフレが低下するため、借り入れなどの資金調達コストが低下、設備投資も拡大する。これに伴い、株価も上昇し、不動産価格も上がることとなる。

これは、日本が第二次大戦後、農村における、余剰労働力と、都市部の成長の二重構造が高度成長を支えた、というメカニズムと同じだ。ここ20年の中国も、沿岸部と内陸部の経済の二重構造が、異常なまでの高成長を実現し、それにもかかわらず、インフレを抑え込むことに成功した要因である。近年、これが消滅し、二重構造なしの内需成長を実現しているが、これは二重構造成長のモーメンタム(慣性)に過ぎず、このバブル崩壊の日も近い。これも日本経済と同じだ。

当然、EUもこれと同じ構造となるはずで、イタリア、スペインなど所得水準、労働コストが相対的に低い地域が急速に成長し、インフレになることで、二重構造が解消し(余剰労働力が枯渇し)成長は止まるはずだったのだが、大きな違いがあった。それは、日本や中国は国境が現在でも経済圏をある程度、規定しており、二重構造、あるいは辺境は有限であり、ある時点で枯渇するのだが、EUは国境、領域を拡大することで、辺境および二重構造を継続的に作り出すことに成功したのである。

経済的に所得水準や物価が低い国々を次々にEUに加盟させることで、経済圏および政治圏を拡大し、米国に対する地位を向上させ、内部的には、二重構造を維持することによって、驚異的な成長の継続を実現した。

これは、20世紀初頭までの、帝国主義、植民地拡大と、経済的には同じメカニズムといえる。辺境の獲得争いに負けたドイツ、日本は、武力で逆転を謀るギャンブルに出て失敗した。

しかし、EUもそろそろ限界に近づいている。辺境が枯渇してきたのだ。

対策は2つ。バブル崩壊に備えるか、物理的な辺境のかわりに内部に辺境を見出し、二重構造は維持することだ。

現象は大きく異なるが、日本における格差社会も二重構造を作り、経済成長を図るメカニズムと、意図的でないにせよ、結果的にそうなっている。これは、1980年代後半から90年代前半の米国と同じだ。
  
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高橋尚子 追加

追加で。

私は、彼女のファンではないが、実力者で努力家の価値を活かしきれなかった社会に憤りを感じる。

まず、2004年のアテネに選ばれなかったこと。選考委員会の責任は重い。スポーツ系の理事会などは、前回はフィギュアが話題になったし、現在もバスケットボールが揉めているし、組織として問題のあるところが多いが、マラソン、陸連もそうだ。昨日テレビに出ていたある理事の不遜な態度、言葉はかなり不快だった。選考という権力を弄んでいる。

しかし、陸連、選考委員会の非合理性は予想されたことで、私も、高橋自身も、東京を終わった直後に、名古屋を走らなくてはいけなくなったから、オリンピックでもう一度ピークに持ってくるのは難しい、という形の心配をしていたぐらいだった。名古屋を走らなかったのは、人為的ミスで、これは監督も認めていた。しかし、これは後悔が残る。

高橋は、選考漏れ後、怪我の連続。これは、女子マラソンの指導者達に問題がある。とことんまで練習しすぎだ。一旦壊れ始めたら、回復できない。使い捨てで金メダルを量産するのはどうかと思う。高橋は、シドニー前後、4年間がピークで、アテネ直前ぐらいは、壊れはじめる前兆が出ていた。もちろん出られなかったことの精神的ダメージも大きく、ストレスを練習にぶつけたはずで、これも身体の故障の原因となったと思う。野口は今のところ大丈夫だが、先週末体調を崩したようで、少し心配だ。

そして昨日のテレビ中継と、沿道の人々。彼らは無責任だ。あの状態で、高橋を私は走らせたくない。選手生命をかけて走るのは自由だが、状況によっては、日常生活に支障をきたす可能性や、生死にかかわる可能性もあったはずだ。結果的にそうではなかったかもしれないが、素人の解説者の野球選手や芸能人ならわかるが、少なくとも、プロのコーチ、監督なら、最後まで頑張ってほしい、というコメントをするようでは、監督として、日頃、選手のことをどのように考えているのか、非常に疑問が残る。高橋は、少なくとも、身体的には、すぐ止めさせるべきだ。彼女はそれには絶対反対しただろうし、彼女の今後の人生における精神的ダメージを考えると、走った方がいいかもしれないが、少なくとも、専属コーチでなく、彼女の身体に何が起こっているかわからない第三者としては、絶対にドクターストップをかけるべきだった。

テレビもレースを中継しているのだから、9キロ過ぎからは、高橋にカメラを向ける必要はない。きちんとレースを中継するべきだし、それが高橋にとっても良かったはずだ。  
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2008年03月09日

バブルとフロンティア

バブルはフロンティアの存在が前提となる。

フロンティアを維持し続けること。これが、バブルを崩壊させない秘訣だ。
  
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EUバブル説

EUはバブルだ。

EUは全体で経済は高成長を続けている。米国がサブプライムを発端とする経済混乱に陥っても、欧州は、金融市場はその影響におびえながらも、実体経済は、今のところ、依然力強い成長を続けている。しかし、これはバブルだ。

ユーロもドルが弱いこともあって、依然上昇を続けており、歴史的高値を更新し続けている。通貨もバブルだ。

当然不動産もバブルで、ロンドンは有名だが、アイルランド、東欧の旧共産党幹部の別荘もバブルだ。

これらのバブルの根源はどこにあるか。米国のバブルは住宅市場が根源でなく(ある意味結果だ)、リスクテイクバブルであることは以前述べたとおりだが、EUは何か。

EUのバブルはEUにある。EUバブルがEUの種々のバブルの根源だ。

EUは、加盟国を急速に拡大した。すなわち、EU加盟国の急増バブルなのである。あるときから突然、加盟国の拡大に乗り出した。それ以前は、なるべくEUには入れない、という方針だった。イタリアですら、財政破綻、インフレ国が加わると迷惑だ、といわんばかり、マーストリヒト条約で、追い出しにかかった。ところが、その後は、方針を180度転換し、東欧、中欧、トルコまでやみくもに加盟させた。

これは意図的かどうかは検証する必要があるが、結果として、EUは、加盟国の拡大により、経済圏を拡大し、世界の経済的覇権を握りつつある。域内経済は、ハイパーインフレになるのをぎりぎりのところで抑えながら、高成長を続けてきたのだ。

なぜ加盟国の拡大により、経済発展できるのか。これは、古典的なパターンである、辺境の存在による成長である。理論モデルとしては、日本の高度成長が、農村の存在によりもたらされた、二重構造モデルが参考となろう。近年の中国がまさにそうだったように、今の欧州も同じだ。

またもや、日本が世界の先駆者だが、この件では、米国のほうがハービンガーで、西部の存在、フロンティアの存在が19世紀後半の米国の成長をもたらした、という先駆的経験がある。
  
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リップサービス = 口がすべる

またやってしまった。

取材のときに、リップサービスは禁物だと、今まで何度思い知らされただろう。政策の中身の話ではないので、まあいいか。

参考文献:アエラ(明日発売)  
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名古屋国際女子マラソン 世代交代

世代交代だ。

急に思い立って、尊敬する宗教学者との昼食を切り上げ、ジムへ。マラソンを見ながら、自分もランニングマシンで走るという企画。といっても自作自演だが。

レースは予想通りの超スロー。4年前の大阪を彷彿とさせるが、今日は高温ということもあり、仕方ない面もあった。優勝は、初マラソン21歳の中村。2位も初マラソンの26歳尾崎。一方、ベテランの弘山、高橋は惨敗。世代交代だ。

優勝した中村は実力者で、駅伝やハーフではその実力は知られているところで、今大会も絶好調ということで、事前に期待もあったようだ。後半のスパートは、4年前の大阪の坂本を彷彿とさせ、走りは、アトランタでアナウンサーをカモシカのような走りのロバ、といわしめたロバのように、伸びやかなリラックスしたもので、今後さらに成長の余地を感じさせる。

ただし、1,2位とも初マラソン、そしてハーフでの実力者ということで、今回のように、異常な緊迫感の中での超スローで、後半だけを、もともと無欲で走った2人が上位に来たということは、中村の実力はものすごいものがあるとは思うが、2回目となるオリンピックで、その実力をいかんなく発揮できるかどうかは未知数だ。レース後のインタビューを見る限りでは、判断力もありそうであるが、たとえば、野口、ヌデレバ、周という実力者のうち調子のよさそうな奴にずっとついていって30キロ過ぎてから勝負を考える、という作戦でもいいかもしれない。

私の期待する原は、作戦ミスもあり、4位。あのペースになってしまったら、10キロから、気温など関係なく、ガンガン自分で行くしかない。後半の急激なスピードアップで勝負できないタイプである上に、あれで勝っても、2時間26分は切れず、いぜれにせよオリンピックには出られなくなってしまう。走る力をレースに結び付けるには課題が残った。

高橋はある意味予想通りの結果。彼女はもともとムラがあるタイプなだけに、仕方ないかもしれない。しかし、それよりも、ほかの選手もそうだが、日本の女子選手は、練習をしすぎているので、一度ピークを超えてしまうと、その後は活躍できない。その辺が、出産後も活躍したエゴロワ、シモン、ヌデレバ、ラドクリフと全く異なる。体も精神もボロボロなはずで、高橋は、アテネ選考漏れ後、精神的にも、肉体的にも故障続きだった。シドニーの後、休ませずに、ベルリンなど世界記録に挑戦させすぎで、広い意味での休養を与えなかったこと、名古屋を2004年に走らなかったこと、そして精神的に依存させすぎてしまったこと、など、小出氏の責任は重いと思う。

私も、今の自分に往年の力はないことはわかっていたので、2時間半、早歩きペースにとどめておいたが、やはり、ブログを書いている今、疲れが出てきた。明日のセミナーは欠席か。  
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オリンピック 上村愛子と女子マラソン

上村愛子がW杯で優勝。ついにやった。

ルックスで注目された上村だが、実力、努力も素晴らしく、唯一の欠点が人の良さとノミの心臓。前回のオリンピックでも、心臓だけが課題で、それが乗り越えられなかった。あの涙は、いまだにビデオのハードディスクから消せない。

昨日は、別の涙。オリンピックでも、といいたいところだが、W杯で勝ったのだから、またオリンピックで実力を出せず勝てなくてもいいのではないか。これで十分だ、と言ってやりたいが、上村自身は来年の世界選手権、そして2年後のオリンピックということだろう。ともかく嬉しい。

一方、女子マラソン。こちらは、前回のオリンピックは人為的災害により悲劇の主人公として、無理やりの笑顔を見せた高橋が、最後の挑戦。

個人的には、残念ながら、高橋に往年の力はなく、今回は難しいと思う。5年前の東京ほどではないが、今日の名古屋も気温は高そうだ。人為的に作られた悲劇の埋め合わせに神は非協力的か。むしろ、年齢を凄みに変えている弘山に最後に来てマラソンでのオリンピック出場という一縷の望みがあるか。リディアシモンに抜かれてもオリンピックに出すべきだったこちらも人為的な悲劇の主人公からのドラマティックな展開がありうるか。

今回のレースでは、個人的に野口を除けば実力ナンバーワンと思っている原裕美子に注目。昨年の世界選手権は足の故障、今年の大阪は胃腸炎で欠場とツキが落ちたかに見えるが、ここで実力を見せ付けてほしい。根性だけでなく、頭脳も経験により進化すれば、野口に近づくことも可能と期待している。  
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2008年03月08日

株価とMy Fair Lady

王様はなぜ王様か。

これは、恩師の岩井克人が、繰り返し授業で投げかけたテーマである。それは、貨幣論の授業で、貨幣は貨幣であるから貨幣である、という結論の授業である。いわばそれだけを伝えるために、半年を使うのであるから、ぜいたくな授業であるが、この真理は重い。

王が王であるのは、王が王であるからだ。そして、左のバーナード・ショウが「My fair lady」で伝えたかったのは、マルクスの主張であり、「ladyがladyであるのは、ladyがladyであるからだ」ということに尽きる、と岩井は言う。ヘップバーンがladyになれるかどうかは、訛りを除去することによって決まるのではなく、彼女が自分がladyであると信じることであり、それを周りも信じ、追随することにより、決まってくるのである。

つまり、王が王であるのは、臣下が、王を王と思って扱うからで、臣下が王を王と思わなかったら、王は王ではなくなる。織田が天下人となる可能性があるのは、まわりがそう思っているからで、彼を天下人と思わなければ、簡単に殺せてしまうのであり、王はまわりが王と扱わなくなった瞬間に王でなくなるのだ。リア王も、黒澤の「乱」も同じだ。

現在の株価が割安かどうかは、皆が割安かどうか、と思うかどうかにかかっており、割安と思わない限り、価格の上昇はなく、将来の価格の上昇がなければ、割安なのではなく、単に安いのであり、低い水準にあるだけなのだ。  
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2008年03月07日

日銀総裁

空席だけは避けて欲しい。

先程、竹中元大臣とすれ違ったが、自民党、民主党、ともに反対だろうが、ウルトラCでありうるか。個人的には、武藤氏で無難と思うし、政策のチェックは我々がやればよいのだ。副総裁候補の伊藤隆敏氏が総裁でも良いかもしれない。

ともかく。空席だけはやめて欲しい。日本まで、本当に危機になってしまう。  
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ドル 101円台へ

ついに突入した。

すぐに102円台に戻ったようだが、102円そこそこなので、いつまた101円になるか分からない。

日本株式市場もすごいことになっており、さらに、日本の債券市場も世界的なリスクマネー収縮の動きで、おかしくなってきた。

もはやリスクマネー収縮というより、危機だ。

週末、ゆっくり休めないかもしれないが、休んでおいた方がよさそうだ。  
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日本市場 昨日と今日

昨日の日本市場は、大幅上昇。一時は日経平均400円高に迫る勢い。

私の個人的な強気予測はかろうじてようやく実現し、昨日が見所、という予測も当たって、ちょっと予想に自信を取り戻したか、と思ったが、今朝のダウでは、一日天下どころか、数時間天下となってしまった。

ダウは大幅下落。せっかく104円まで戻った円が再び102円台に。今日の日本市場で強気になれる要素はない。

昨日の上昇も、米国政府が、サブプライムローンで救済策といううわさ、といういい加減なものであり、誰かが仕掛けたのであろうが、しかし、そういう仕掛けが可能であること自体、買いたいムードが強いことを示している、と考える。

今日は、午前は期待できないが、午後、それも引けにかけて盛り返してくるようであれば、前日比はマイナスであっても、期待できる。通常なら、大幅上昇の反動、ダウの大幅下落(しかも大幅上昇を期待していただけに、そのギャップはあまりに大きい)、週末、来週のメジャーSQと、弱気になる材料が目白押しなだけに、万が一、引けにかけて、少しでも、前場に比べて上がってくるようなら、まだまだ日本市場は買いチャンスを探る、という考え方でよい、という考え方もありうる。  
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