2008年10月31日

International 総会屋

総会屋というのは、日本固有のものでなく、イギリスにもあるらしい。

Jパワーが、現在の株価2895円を30%以上上回る3830円で株式を買い取ると発表。相手は、これまで争ってきたTCI. ザチルドレンインベストメントだ。

これは、明らかに、特定株主への利益供与、これまでの脅しに屈した利益供与で、総会屋に対する利益供与と全く同じである。

あのニッポン放送でさえ、ライブドアから買い取るときには、すべての株主からちゃんと買い取った。TCIがそういう株主であることは分かっていたが、Jパワーの取締役は、実質的には刑法違反の恐れがあり、実刑判決を受けてもいいくらいだ。

これがこのまま通るようでは、日本は、違法勢力に対して恵みを常に施す、世界一優しい国家だということになる。  

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日銀への信頼 

もっと信頼したほうがよさそうだ。

今日の利下げが4対4ということで、かなりびびったが、ふたを開けてみると、反対の4人のうち3人は、利下げ幅を0.25%とより大きくしろ(あるいは通常通りの幅で下げろ)というもので、利下げには1人を除き賛成、ということだった。当然なのだが、やはり素晴らしい。4対4で疑った私が悪かった。ごめんなさい。

しかし、やや分かりにくかったのも事実で、それならなんとかまとめて、7対1、という形で出したほうが良かったはず。マーケットは混乱し、今日の引け際の下げは、日銀だけではないと思うが、多少影響はあったはずで、また、一旦下げの流れになってしまい、欧州、米国と下げてしまったあとでは、日銀、実は、さらなる利下げ、となっても、元には戻らないかもしれない。この辺が、学者からすれば、市場とはいい加減な、ということだろうが、そこが、市場が生き物、投資家心理の微妙なところで、取り返しがつかない。

恋愛みたいだ。

  
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日銀政策決定会合

反対したメンバーが分かった。結論に反対する立場にないが、ぜひ、その理由が聞きたい。利下げしないことで、世界の金融市場がさらに崩壊することについても聞いてみたい。  
Posted by sobata2005 at 14:59Comments(1)clip!

日経平均急落

日銀の4対4にびびったか、それとも、米政府の、GMとクライスラーの支援拒否によるものか。

いずれにせよ、今後は、11月15日までは、良い材料は考えにくい。ただし、悪い材料はほとんど織り込んだので、悪い材料が出ても反応するかどうかも分からない。  
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日銀 0.2%利下げ

ホッとした。

そして、0.25ではなく、0.2というのが素晴らしい。次がある、という示唆だ。0は苦い経験を持っているから、ここは、次は、0.1あるいは、刻んで、0.2、0.1と二回利下げ余地を残したか。

必ず、またそのときはやってくるので、素晴らしい判断だと思う。

しかし、反対4とは。その人々と議論してみたい。  
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無駄なのは何か

追加経済対策が発表された。ほとんど無駄だ。

昨日は、テレビのコメントで、2兆円の定額給付、住宅ローン減税、高速道路の1000円で走り放題、の3つの対策について、酷評したが、総合的には40点とコメントした。その意図は、上述の3つはまったく無駄で、財政を考えればマイナスで、マイナス100点ぐらいだが、金融安定化、緊急市場対策の部分は、現政権としては、期待以上の成果で、これは150点ぐらい。あわせて、40点というところだ。

定額給付、高速道路は、国民を馬鹿にしきった政策だ。定額給付は、国民は目先のことしか考えないから、減税だと使わないが、金を使うようにばら撒けば、使ってしまうから、景気浮揚となる、という考え方だ。

そんなことはありえない。減税のほうが、給付対象が同じであれば、より効果的だ。なぜなら、国民は、自分の好きなようにお金を使える。将来に不安があり、将来にお金を取っておいたほうが、不安を取り除けるのであれば、そして、実際、将来のほうが所得が減るのであれば、今もらったお金は貯めておいたほうがよい。それにより、この個人の幸福度は増すのだ。

政府はGDPを上げようとしているだけだ。それは、自分の通信簿の一部が景気で、それはGDPという数字に表れると思っているからだ。

大きな間違いだ。政府の役割は、国民を幸福にすること。そのためには、国民が自分の意思に基づいてお金の使い方を決定した方が良いに決まっている。自分がどうしたら幸せになれるかを知っているのは、自分だからだ。

それなのに、貯蓄を妨害し、無理やり使わせて、その帳尻を3年後の増税で強制的に搾取するという政策は、国民が非常に愚かで、自分がどうしたら幸せになれるかどうか分からないから、お金使って幸せになるように政府が指導してあげる、という考えに基づいている。素晴しく親切で、愚かな国民よりもはるかに優れたエリート、料亭で食事し、ホテルでリラックスするから頭脳も高級になっている人々が、われわれのことを考えてくれているのだ。

なんという無駄か。

しかし、経済対策をGDPの効果でしか見ようとしない、しかも、過去のまったく異なる状況の平均的な実績を使って評価することしかできない、エコノミストも無駄だ。今回の米国金融崩壊は、過去のデータに基づき、トリプルAだと太鼓判を押した信用が命の格付け会社によって、加速されたことを知っているくせに、そして批判しているくせに、自分でも同じことをやっている。

そんな無駄な人々を時間を使って、分かりきった批判をしている、私が一番無駄か。  
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昨日の会話

私は、投資取引は、現在、無期休養中であるが、昨日は久しぶりにかつての投資パートナーと会話した。

「相場はどう思いますか?」
「上げ過ぎと言いたいのか。」と私は答える。
「もう何だかわからなくなってきました」と自信をなくしている彼。
「相場に自信がないのか、それとも人生か。」
「両方です」

「相場は、完全に火曜日の日経平均一瞬6000円台、月曜夜の先物6800円で、完全に流れが変わった。為替も、あそこまで極端に下がったのは、反発を呼び込むという点ではプラスで、クライマックスを演出するには最高だった。」
彼は私にさらに尋ねた。「流れが変わったとは、いつまで続きますか?」
「明日。」

彼が、訳が分からなくなっているのは、むしろ正常な感覚で、彼の投資家としての感覚の鋭さをむしろ表しているといえるだろう。現状をまともに説明しているやつら、彼らこそいんちきだ。

ただ、日本の利下げ報道ショックは、流れの変化を確定的にした。異常な円ドル以外の通貨安の後、流れが反転したところへの絶好のタイミングだった。株式市場も、世界の流れは、いまや日本から始まっている。ダウを見て流れが決まるのではなく、日本を見て、世界が決まっている。

現実を正しく反映している。いまや、世界最強(というか最高のディフェンシブ)通貨の円で、実体経済も、世界一崩れ方が少ない。世界は実体が悲鳴を上げているのに、日本はまだ、金融市場の悲鳴にぎりぎりとどまっている。

今日、日銀が利下げしないと大変なことになると思うが、まさか、この状況で、やっぱり利下げはなし、とはならないだろう。まともな感覚なら、たとえ、利下げ報道が意図的なリークで、反発したい気持ちがあったとしても、世界の金融市場を守る立場からすれば、そんなことはできないはずだ。

いったん流れは戻ったが、ここからは、普通に実体経済勝負。となると、欧米はかなり悲観的、日本は普通だ。日本経済実体の減速を株価にどれだけ織り込んでいると、投資家たちが解釈するかどうか。実際に織り込んでいるかどうかではなく、投資家たちが、どう考えるかがポイントで、足りないと彼らが思えば、足りないのであって、株価は下がるし、織り込み済みと思えば、下がらない。

しかし、ここ2週間の乱高下は、意味はなく、まともに市場の本質を感覚で受け止めようとすると、刺激が強すぎて、感覚が麻痺してしまうだろう。したがって、ここからは、三連休もあり、この二週間の動きは忘れ、また自分のポジション(投資状況)のことは忘れ、無心で市場を見るのがいい。

ここからだ。  
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2008年10月30日

経済対策

金融以外は、全く不要であり、財政悪化を考えるとマイナスだ。

そして、消費税。これは、もちろん必要なことだが、今、このタイミングで言うことは、あり得ない。すべての経済効果をわざとフイにしているようなものだ。

意図が読めない。  
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2008年10月29日

協調利下げか

条件は整った。

11月15日の緊急金融サミットまでは、何もできない。ここで流れを変えないと、さらに金融恐慌は深まる。何か、政策を打つしかないが、15日までは動けない。欧州では、サルコジが頑張り、英国ブラウン首相の金融界での評判は最高だが、これが世界に広がるには、米国、日本もついていかないといけない。いまや、世界金融恐慌で、世界中の為替が暴落しているから、米国、欧州、日本、それぞれが単独で動いても意味がない。世界だ。

しかし、国際的に何ができるのか?というと、協調利下げ、ぐらいしかないのでは?というのが、先週末の私のパートナーの意見。それはそのとおりだ。

欧州、米国は下げたくてたまらない。そして、FOMCにあわせたかのように、今週は、日銀の政策決定会合もある。日本も、日経平均の歴史的急落、そして実体経済の景気も一気に悪化し、日本も利下げの理由ができた。

いよいよ、国際的協調利下げか、という話を日曜日にパートナーとしていた。

しかし、早くもこの話は、今朝の(昨晩の)米国市場の午後、米国で広まり、これが、ダウの一気の上昇をもたらし、円の急落をもたらした。

日銀が一躍スターとなるか。


  
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相場を預言する宗教学者

昨日の朝の出来事だ。

珍しく原稿に没頭していると、隣に突然現れた宗教学者が話しかけてくる。

「もう底?昨日が底?ブログに底って書くの?」

すごく嬉しそうに、ニコニコしながら、さらに畳み掛ける。

「投資したくてしょうがないでしょ。」

私は、珍しく戸惑った。この人は、私の思っていることだけでなく、相場をも見抜く力を持っているのかと。

そして、日経平均は459円上がり、ダウは、今、889ドル、前代未聞の11%の上昇で終了した。

人生の経験が違うのか。彼にとっては、社会も市場も同じことなのか。

  
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2008年10月28日

高橋尚子を殺したのは誰か

あれは殺人だった。犯人は、グループで、アテネオリンピックの代表選考委員達だ。その中の陸上関係者が主犯で、そのほかの人々は流されてしまったのだろう。

選考に漏れて、彼女の人生は狂ってしまった。出口のない人生となってしまった。彼女は出口を求めてさまよい走ったが、ここまで走り続けてしまった。

アテネで負けていれば、出口があっただろう。その出口を塞いだのは、人間たちなのだ。人災以外の何物でもない。

日本の現在の株式市場。シカゴの先物の水準では、日経平均が7000円割った。これも明らかな人災だ。

現在の日本政府は、全くひとごとのように株式市場の崩壊を捉えている。国民の資産が、年金が、日本経済の心臓部である大企業が、毀損され、壊されていても、それは自分の持ち株でないから、関係ないというのだろうか。株は株屋がやるものだから、関係ないというのか。我々の年金は、このままでは数十パーセント、政府の無策により失われることになる。

フランスのサルコジは、人気取りのため、ガッツを見せた。人気は上がった。欧州のリーダーとしてのフランスの復権をもくろんでいる。日本の内閣はなにをもくろんでいるのか。日本経済が崩壊して、選挙を先に送れば送るほど、経済が悪化し、負ける選挙になることを望んでいるのか。どうせ政権を失うのなら、日本経済はともに滅べばよいと思っているのか。

日本の株式市場の崩壊、それによる実体経済の崩壊は、明らかな人災だ。私は、人災は止めたい。止められるはずだから、なんとしても止めたい。

しかし、止める気がなく、それを諦めてしまっているトップでは、それは不可能だ。株式市場を救わなくては、日本経済は救えないことに早く気づいてほしい。だからこそ、米国も英国もフランスも戦っているのだ。日本のリーダーだけがそれを理解できないということはあり得ない。本当は、日本のリーダーは、誰よりも、日本経済のことを考えているのだから、市場への理解が深まれば、考えが変わるはずだ。

祈るしかない。  
Posted by sobata2005 at 08:28Comments(4)clip!

GM クライスラー 合併を政府が支援へ

財務省が検討中と述べた、とのこと。

これは筋論からはやってはいけないし、今後、無限にやらねばならず、金が尽きるから出来なくなるが、現状ではやるしかない。今、倒産したら、終わってしまう。理屈ではなく、現実優先だ。バブルではいつもそうだと、キンドルバーガーのバブルの一番有名な書の中でも述べられている。

しかし、今後、財政の破綻が近づいていくだろう。

日本も、米国のこの時間稼ぎの間に、一気の対策を打つ必要がある。  
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2008年10月27日

G7 緊急声明

「最近の円の過度の変動並びにそれが経済および金融の安定に対して悪影響を与えうることを懸念」「引き続き為替市場をよく注視し、適切に協力する」

という声明を緊急に発表。しかも、中川大臣のリードらしい。素晴しい。もちろん、世界が為替に翻弄されているのも事実。とにかく、世界で何とかしないといけない。

気合の勝負だ。  
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麻生首相が11時半に対策指示

中川財政・金融大臣の記者会見による。中川大臣と与党の政策責任者に対して対策を指示する方針だそうだ。

期待したい。  
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ゴールドマンがシティと合併交渉

FTの報道だ。

9月21日に、合併をゴールドマンがシティに打診。シティは拒否したということらしい。

やはりGSもそこまで追い詰められていたのだ。

もう一波乱、すでに終わったと思われている銀行再編も、何かありそうだ。  
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中川昭一金融大臣 9時に記者会見

何かサプライズがあるか。  
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追加的緊急市場対策

明らかに不十分だ。

資本注入枠の拡大が一番の要素だが、もちろんこれは必要なことだが、これでは、株価は下がるだけだ。これから、まだまだ銀行が破綻することを示しているに過ぎず、株価、為替にプラスの影響は与えられない。

銀行が株を処分するのを食い止めるのはもちろんだが、それでも融資は増えないだろう。今後、どこまで悪くなるかわからないのだから、融資は増やさず、貸しはがしの手を緩めることもないだろう。淡々と貸しはがしてくると思う。

積極的に買い支え、市場にプラスの要素をもたらさない限り、株価は上がらない。下落を緩和するのには、一定の効果はあるが、上昇は無理だろう。しかし、今の株価は、日経平均7000円だ。1万円なら、下げの緩和でもいいが、7000円でもみ合いを続けられても金融機関、企業はたまらない。浮揚策が必要だ。

それには、資産、株式、土地を直接買い上げるしかない。今の市場の問題は、全くの買い手不在にあるのだから、買い手を持ってくる以外にはない。  
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2008年10月26日

近代の終焉と金融市場

島田論は、大袈裟なアジテーションに過ぎないのか。

金融市場を最大限活用する金融資本主義は、一旦終焉を迎えた。これは間違いなく、ここまで株式市場を始め、すべての金融市場が崩壊することで、やっと一般的にもコンセンサスができつつある。

しかし、それは近代の終焉を意味するのか。この議論をするためには、近代の定義について、コンセンサスを確立させてから議論せねばならないが、ここでは深入りせず、経済発展のための国民国家の成立を近代とする。あるいは、経済発展のための国家の時代が、ここで終わりを告げるかどうか、ということを議論しよう。

こうなれば、私の答えは当然、イエス、である。

少しだけ厳密に定義すれば、経済発展とはGDPの増大という意味に捉えることにしよう。そうであれば、GOP増大メカニズムは終焉を迎えた。これは、日本国内で見れば、都市と農村の二重構造の消滅、人口の減少により、終焉したのは明らかだが、問題は世界だ。世界経済は、フロンティアの消滅がこれに当たる。古くは、東インド会社の設立、その後の植民地の拡大により、フロンティアを作り上げてきた。19世紀後半からは、それが帝国主義となり、よりシスティマティックに世界のフロンティアを作り上げてきた。フロンティアを得られた国と得られない国とで、対立が起こり、第一次世界大戦、第二次世界大戦が起きた。

戦後は、その資源入手先としての植民地が民主化され、今度は、市場及び工場として使われ、世界経済の本当のフロンティアとなった。大恐慌から回復した米国、戦争からの復興の欧州、日本ということで、これ以上ない、経済成長の機会が生まれた。

中南米、アジア、旧社会主義国、そして再びアジア、21世紀になって、EU拡大による欧州のフロンティア拡大、そして最後はアフリカ、とフロンティアを拡大し、工場、市場を広げてきた。

これにより、フロンティアが消滅した後は、国内および開拓された新市場でのバブルに頼って、金融資本主義は自己の増殖欲を満たしてきた。しかし、それが行き詰まり、あるいは、当然、いつかは、自己増殖であるから、一旦止まれば崩壊するはずであったので、やはり崩壊した。

これが現状だ。

ということは、近代の終わりでもあるかもしれないが、端的にいうと、フロンティアの消滅が、直接の原因であり、近代が、フロンティアの開拓にあったのであれば、それは近代の終焉と呼べる。  
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金融資本主義崩壊は新たなスタートか? 島田裕巳ブログ

島田裕巳氏の、近代の終焉という議論は、一見大袈裟過ぎるように聞こえる。単なる金融市場のバブルが、近代社会の終焉をもたらすとすると、金融市場は、単なる賭場ではなく、末恐ろしいものだということになる。私ですら、ちょっと戸惑う議論だ。

  
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2008年10月25日

為替介入 補足

為替介入は勝つまでやらなければならない。

昨日は、もちろん、すべきであったと思う。先のエントリーと矛盾するようだが、ドルで言えば90円、ユーロなら113円で介入できれば、それはすべきだった。

問題は、それは不可能だった、ということだ。

株式相場と一緒で、結果的な底で介入するのは難しいからだ。介入する意図で、昨日の為替相場に臨んでいれば、ドルならば、95円で、ユーロなら115円で介入あるいは下手すると120円で介入してしまったであろう。そこでは早すぎたはずだ。しかし、それは結果論だ。介入の場合は、自分の動きによって、底を打たせることができる。だからこそ、早く介入しすぎてしまう、というリスクがある。行動ファイナンス理論で言うと、コントロールの誤謬というやつで、自分で何でもコントロールできると誤解してしまうことだ。

だから、昨日のような相場は介入すべきだが、荒波があまりに強く、歯止めの水準が見えないときに、介入すると、失敗する可能性がある。為替介入は一度失敗したら、もう終わりだ。ソロスにポンドがやられたようになってしまう。

勝つべきポイントで勝つまでやるのが為替介入だ。  
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日本政府としての対策

世界の流れには逆らえない。だから、為替介入は無理だ。流れに勝てない。

一方、国内市場は、勝負できる。不動産、株式も買い手がゼロで、かつ、銀行融資が付かない、というのが問題だから、不動産、株式を政府で買い捲り、銀行に資本を注入する、ということしかない。  
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金融恐慌

完全な金融恐慌だ。パニックを超えている。

ユーロは113円台、ドルは90円台。完全な異常事態だ。

株式も、日経平均は811円安、その後のナイトトレードで先物はさらに下がり320円安の7300円。欧州も、米国も5%安。異常というか、おかしい。

今、ダウは急速に戻ってきた。

恐慌そのものだが、実体経済が、まだこれからどんどん悪くなることを考えると、恐ろしくなってくる。

日本もすべての政策手段を投入すべきときが、既に来てしまった。このような恐慌は、もう少し先と思っていたが、11月15日のサミットなど待てない状況になった。  
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2008年10月24日

日本の危機の本質

日本は深刻な危機に陥っている。

金融市場及び経済も状況は急速に悪化しているが、それは問題ではない。

世界がここまで混乱すれば、日本も巻き込まれない方がおかしい。景気は当然悪いが、危機の本質はそこにはなく、機敏で大きなグランドデザインをもった政策の実行が望まれるが、それが実現しそうもないことが一番の問題だ。

まず、政界に危機感がなさ過ぎる。日本は相対的にいい状況だが、しかし、世界全体とともに沈んでいる。ここで、なんとかしないと、他の国よりも本来はいいはずなのに、もろとも沈んでしまう。日本は相対的にいい、という状況を結果に結びつけるために、機敏な政策出動が必要なのだ。うまくいけば、世界経済を席巻できるチャンスでもあるのだ。それが、中小企業対策、選挙対策に終始している。それでは、都市部で勝てるはずがなく、自ら惨敗を呼び込んでいるようなものだ。

ここで、危機に立ち向かう姿勢を見せ、世界をリードすれば、選挙も圧勝だ。それに気づいていない、その戦略を実行できない、ということ、それが日本の危機の本質だ。  
Posted by sobata2005 at 10:34Comments(10)clip!

サルコジ センスの良いポピュリスト

サルコジはポピュリストとして有名だが、センスの良いポピュリストは、悪いことではない。むしろ政治家の理想型の一つだ。

フランス版政府系ファンドの設立を発表。規模は2000億ユーロ、レートによるが、25兆円前後。素晴らしい。今、産業界が最も必要としており、経済に対してもプラスで、世界に対してもプラス。こんないいことをやって人気が上がるのであれば、やらないほうがおかしいが、世界で率先したのは、サルコジだし、そのアピールも派手だ。EU各国に設立を求めてもいるし、ユーロ圏の財務省も提案している。欧州はフランスがリードする、というのもかっこいい。

麻生総理も、かっこよさならむしろ上だし、そのセンスも本来はあるはずだ。先入観を持たず、現在の世界、日本経済を広い視野で見て、素晴らしいポピュリストとしての政策を打ち出してほしい。  
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金 ゴールドまで下落

ついに、ゴールドまで下落してきた。

すべての資産保蔵手段が暴落している。何も保蔵手段がない。金融の終わりと言っても過言ではない状況だ。次は、米国債だが、そこまでいくときは終わりのとき。その前に、何とかしなければならないが、かなり難しい。  
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いまさら住宅ローン対策 危機の本質

危機の本質がサブプライム、住宅市場にはないことがいまだにわかっていないエコノミストが多い。

米国が、住宅ローン対策で、4兆円を投入し、差し押さえを防止する対策をとると表明。これは、いいことだが、日本のテレビのコメンテイターが、これはおおきな転換点。今回のおおもとの原因にやっと踏み込むので、大きな効果が期待されると発言。そんな馬鹿な。

これが大きな効果を持つなら、さっさと米国政府だってやっている。これはむしろ、選挙直前の選挙対策に近い。もちろん、悪いことではないので、さっさとやればよかったのだが、経済的な効果、という意味からすると、大きな流れを変えるものではない。

散々このブログでも繰り返してきたように、今回の危機はサブプライムはきっかけに過ぎず、世界全体がバブルとなっていたことが原因なのだ。そして、膨張主義となっていた、リスクテイクバブル、キャンサーキャピタリズムが崩壊しているのが、現在の状況だ。

一番の証左は、ついに、穀物、原油、そして金までもが大きく下落してきたことだ。これらの市場は、債券市場、株式市場が崩壊したので、金融資本の逃げ場となって、バブルとなってきたのだ。それが、ついに、世界のすべての市場でバブルが崩壊し、世界中の投資主体が財務危機になっているので、とにかく何でも売って現金化、投資ポジションはすべて解消、という流れだ。だから、逃避先だった原油、穀物、金が下がっている。原油、穀物はピークの半分だ。

さらに、通貨で見ても、ドル以外の通貨はすべて大暴落。高金利、新興国通貨ほど悲惨なことになっている。

問題は、これが、ドル通貨、ドル国債にいつ波及するか、ということだ。ドルは円に対しては下落しているが、ほかの通貨に対しては、価値を高めており、これが逆流するときがくると、バブル崩壊の最後の局面がやってくる。  
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2008年10月23日

既に第四幕?

始まっているようだ。

昨日のエントリーでは、私は、今週は落ち着き、来週から始まると思っていた。

甘かった。

ダウの下落も、日経の下落も激しいが、何と言っても、ユーロ、ポンドの暴落。凄まじい。ドルがユーロに対して急騰したのに、このユーロの暴落を受けて、ドルは、円に対しては急落。ドミノ倒しというよりは、新しいヒエラルキーのようで、強いものへと次々に移動する。かつては、不動産から株、株から債券、債券から原油だったが、今は、円が一番強い。世界最強の価値保蔵手段になっていることに、首相は気づいているのか。この重要性は、とてつもなく高い。Cash is kingという言葉があるがが、日本円はまさに世界の王様なのだ。

ユーロの暴落、世界の株安。何か事件があったわけではない。犯人探しは行われたが、今のところ、明確な理由はない。だからこそ、怖い。原因が分からなければ、戻る理由も見つからないから、下がり続ける。実体経済が悪い、ということであれば、これからさらに悪くなるのは明らかだから、絶望的な気持ちになってくる。

日本の外為準備金は、1ドル102円になったときが、何か他の資産に振り返るチャンスだったが、最後のチャンスを逸してしまったかもしれない。

今後、日本の国内資産は投資チャンスが訪れると思うが、世界経済のアップサイドが見えない以上、日本も見えないから、下がりすぎ、というだけではなかなか買えない。上がる見込みが当分ないのなら、あせって買う必要は全くなく、光が見えてきた、という見方が多少増えてきてからで遅くないからだ。

第四幕は、長く重いだろう。そこへ、大手製造業が破綻すると、第四幕のまま、第五幕のクライマックスを迎えるのだろうか。
  
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2008年10月22日

欧州で政府系ファンド大ブーム

フランス大統領、サルコジが、欧州先進国で政府系投資ファンドを設立し、戦略的に連携して投資すべきと演説。一方、既に設立しているロシアは政府系ファンドが2兆5000億円を銀行へ注入すると発表した模様。

欧州はさすがに機敏で的確な政策運営だ。この政治力は、この世界危機を救う力となる。やはり、戦後(恐慌後)の世界は、欧州が中心となるか。日本もチャンスなのだが、政治力から、それを活かしきれないか。  
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ダウ下落だが…

重要かどうか。

感覚が麻痺して、ダウ200ドルぐらいの下げは誤差の範囲内、という感覚になってしまっている。

ニュースとしては、かなり悪いニュースが連続。シティをゴールドマンが格下げ、赤字が続くと予測。これで、シティは大幅下落。さらに、フォード株を、著名投資家、カーコリアンがすべて売却することを検討とコメント。カーコリアンのことだから、本気で売るなら、すべてもう売り払っているはずだから、フォードへのプレッシャーと考えたほうがいいかもしれないから、むしろ、好転も期待できるかもしれない。しかし、いずれにせよ、短期には良い材料ではない。フォードで駄目なら、他はどうなるのだ、ということだ。

今週は、とりあえず、落ち着いたと考えていいのではないか。第三幕は終了した、という感じだ。今後は、第四幕が、製造業の破綻とともに始まり、それは長い低迷期がとして続いていくだろう。それは、終わりが見えない第四幕となる。  
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アルゼンチン 民間年金を国営化へ 株式は11%暴落

アルゼンチン大統領が、民間の年金基金を国営化することを提案したというウォールストリートジャーナルの記事。その結果、株価は11%暴落したらしい。

これはひどい。つまり、政府の財政が破綻しそうだから、年金の毎年の収入、要は積立金を当てにして、それを財政収入として、政府財政の破綻を救おうという策。年金は新たに積み立てられた資金を運用にまわすのではなく、国家財政の経常費に当てられる、ということ。なんと言うことだ。

日本の年金は、まさかこんなことにはならないはずだし、公的年金も流用はされていないと信じているが、最近の世論からいくと、実質的には同じようなもので、我々の手元に払った年金は戻ってこない、という感覚が広まっている。

  
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2008年10月21日

ディカップリング 再来

ダウは、もうちょっと上がってもいい感じだ。

現在、日本時間2時22分、ダウは160ドル高。緊急サミット開催、米国追加刺激策の可能性、そして、何より、悪いニュースがあまり出なかった今日は、日本の日経300円高の方が正しく、また英国FT指数も5.4%高で、やはり、そうなのだろう。

解釈は3通り。(胴颪蓮引けにかけて上がってくる。¬斉(今日)日本は下がる。C鰐にディカップリング。

,有力だろうが、それとともに、私は、具体的エヴィデンスは提示できないが、の説の予感がする。今後は、大きく下がるときは、世界同時だが、戻す局面では、経済によって、その大きさが異なるという形で、差がついてくるのではないか。

一番駄目なのは、米国。一方、良いのは、本当は将来性のある、新興国だが、新興国は、バブル崩壊局面では、国、企業のガバナンスの悪さが、金融市場、企業の株価を大きく毀損する、というのが、1990年代末のアジアの金融危機からのレッスンで、新興国は、国による(意外にガバナンスがいいところが狙い目)ので、一般的には駄目だろう。となると、最有力は日本。期待したい。ただし、世界全体の水準としては、まだまだ下がっておかしくないので、実際の投資は難しい。  
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2008年10月20日

麻生氏の戦略

根本的なことが分かっていない。

麻生氏は、前の二人と違って、いよいよ大将登場。風格、オーラ、自信、すべてが揃っている。自民党、最後の大物だ。

したがって、前の二人のように、時間とともに支持率が下がるということは必ずしもないだろう。小泉の再来もあり得るどころか、本来であれば、小泉氏よりも人間的魅力は上の可能性まである。

しかし、戦略、戦術、ともに稚拙で、ここで大きく小泉氏と異なっている。

昨日は、選挙対策で、スーパーを回って、物価の話をして、庶民的な感覚をアピールしたが、それはほとんど効果ないだろう。土曜日は、東京国際映画祭に出席、華やかに三国志を楽しんだようだ。全然危機感がない。

今は、金融市場は大混乱、資本主義の終焉か、と言われるぐらいで、日本は無傷かと思っていたのが、景気が目に見えて悪くなり、庶民の感覚としては、経済危機寸前で、この先どうなるだろう、世の中はどうなるのか、というのが、都市近郊では一番の関心だ。

本来、麻生氏がやるべきことは、金融首脳会議、G8を緊急に東京で開き、各国首脳を前に、日本の指導力を発揮して、日本を中心に、今後は世界の経済が回っていくことをアピールすることだ。これはかっこいい。

今は不安な時代。庶民的なトップではなく、強く、カリスマがあり、かつ親しみやすいリーダーが求められているのだ。庶民性でなく、強さをアピールすべきなのだ。

結局、サミット、あるいはG8はニューヨークで行われる模様で、麻生氏は、賛同するも、いかにも受身で、日本は基本的には関係ない、米国の問題は米国が解決すべきだ、というひとごとの姿勢で、強さを見せようとしている。この他人事アプローチもよくない。

根本的に、リーダーというものが分かっていないのではないか。  
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2008年10月19日

日の出

今日も日の出が美しい。

しかし、これから人生で何度、美しい日の出を見られるのであろうか。あるいは、日の出を見て美しいと思える日が続くのであろうか。

美しい日の出を見られない地球が来る日が来ることもありうる。それは環境破壊によるかもしれないが、それよりは社会が崩壊することによる可能性の方が高い。経済がたとえ崩壊しても、社会は崩壊するわけではないし、社会さえ安定していれば、経済的損失は、いつでも取り返しが効くが、逆は成り立たないのだ。
  
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2008年10月18日

慣れ

慣れというのは恐ろしい。

日経平均株価が、1万円を割り続けると、それが当然の水準のように思えてくるし、また、一日で1000円下がっても、史上2番目の下落率と言われても、それほど驚かなくなってくる。

しかし、慣れは良くない。何らかの構造変化があったり、ショックがあれば、現状というものは何の意味もなくなるからだ。  
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2008年10月17日

GM Chrysler あせっているのはJPMorganとCerberus

GMは危機感が足りない典型的な会社だ。

このニュースでも、まだ、GMが動くことにはならなそうな雰囲気だ。

しかし、こういう案件が他にも多数あることを考えると、住宅、投資銀行とヘッジファンドの陰に隠れていたが、商業銀行、PEファンドそして商業用不動産が火を噴くのはこれからで、そうなると、経済の本命中の本命がすべて倒れることになる。  
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ダウ 結局400ドル上昇 深い意味はない

Googleの決算を期待して、引け間際に先に上昇した、という説明になっている。Googleは引け後8%高。

しかし、まったく意味はない。下のエントリーのG7も意味がなかったが、Googleも意味がない。昨日700ドル以上下がったことに意味がないのと同様に、今日の上げも意味はない。

一歩上がって二歩下がる、という展開だろうか。
  
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米国乱高下 緊急G7?

毎日乱高下だから、いまさら驚かないが、今日は、400ドル下がったところから盛り返し、現時点では、250ドルのプラス。あと、30分ちょっとの間にいつも大きく動くから、今日の最終的な水準については、何も言えない。要は、上がる理由も下がる理由もないからだ。

しかし、今日の米国時間14時半過ぎからの急騰は、米国が11月に緊急G7会合を計画しているという報道がきっかけかもしれない。今は、実体経済が悪くなる一方だから、もう政策的なサプライズしかない。

しかし、政策サプライズも、先週末のG7後の、欧州の公的資金注入、銀行間取引の保証、そして、米国がこれに続いたことで、株価が大きく戻した後、玉切れ、となっていた。そこへ、さらに新たなこと、となれば、昨日暴落しているだけに、上げやすい。

しかし、問題は、本当にさらなる玉があるのか、ということだ。ここでG7だけやってたいした玉でない、となると、米国金融安定化法案下院否決並みの打撃を受けてしまうだろう。しかし、緊急だから、そんなことはないと予想はするが、リスクではある。  
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2008年10月16日

しかし、朝日は昇る

朝焼けが雲を美しく紅に照らし、素晴らしく美しい。そして、真紅の太陽が昇ってきた。そして、みるみる黄金色になってくる。

宇宙は、金融市場などとは比べ物にならないくらいダイナミックでかつ安定している。金融市場とは意味はあるのか。資本主義そのものの意味は何なのか。  
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これが真の姿

まだまだこれからだ。

ダウは733ドル安と、史上2番目の下げ幅。ナスダックは、さらに激しく8.5%の下げ。

理由は、米国小売売上が前月比マイナス1.2%ということだ。しかし、こんなのは当たり前で、米国がリセッション入りしないわけがなく、売上が減らないわけがない。今後、さらにこのような数字は何度も出てくるし、さらに深刻化した数字が出てくるだろう。

日本の景気も極めて悪い。朝も夜も、東京の道路はすき過ぎている。夜の町にくり出す人々は激減。銀行融資は、不動産融資どころか、製造業でも、まったく融資が出ない状況に、先週の1週間の暴落で激変した。

米国よりも日本はましなはずだが、政府の資金、銀行の資本は、さらなる危機に備えて、とっておくべきだ。公共事業による景気対策などに使っている余裕はない。現金を個人も政府も貯めて置くべきだ。  
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2008年10月15日

各国政府 中央銀行 奔走

先週は、破綻、あるいはその噂などのニュースが錯綜し(企業どころかアイスランドという国家まで)、また、その量が多すぎて、フォローできない状態だったが、今週は、政策対応の具体策が次々と打ち出され、フォローできないほどだ。

これは素晴らしいことだ。

米国株式は、寄り付き後の400ドルの上げから、現時点では300ドル近い下げと、乱高下しているが、仕方ない。しばらく、乱高下が続くだろう。個人的には、米国経済については悲観的だが、株式市場については、それをどこまで織り込んでいるか不明で、予測はつかない。先週のような、狂ったような一方的な下げというよりは、乱高下が続く展開となるという見方が普通だと思うが、何かが起きればガラッと変わり、それはいつ起きてもおかしくないから、要はよくわからない。

日銀も緊急の政策決定会合を夜に開き、気合を見せた。素晴らしい。  
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2008年10月14日

米国 ついに動く

9つのトップバンクに、優先株で出資、すなわち、公的資金を注入することが決定。

素晴らしい。ポールソン、ついに、ガッツを見せた。素晴らしい。最も、重要な局面で、渾身の一撃で、これは、本当に大絶賛に値する。

もちろん、これからが、米国大不況の本番だ。しかし、何はともあれ、現時点では、最高のパフォーマンスだ。  
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三菱 モルガンスタンレー

三菱は、早くも出資を先に完了させた、とのこと。

そして、普通株を優先株に切り替えた、ということだ。もっと、条件を変更しても良かったと思うが、損をしているが、三菱にしては、こんなものだろう。  
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ダウ 史上最大の上昇

ダウは、936ドル高。率で見ると、ナスダックとともに、11%以上の上昇となった。

一旦流れは変わるが、これから先は長い。まだまだ戦いは続く。  
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米国 ポールソン 銀行トップ 全員集合

ポールソンが、IMF世銀総会に出ている全ての銀行トップを召集したという記事が。

何が具体策が出れば、と期待している。  
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2008年10月13日

Krugman ノーベル賞受賞

特に文句はない。

彼は、学問に貢献したし、素晴らしい頭脳も持っているだろう。

唯一の欠点は、彼の大好きな現実経済の議論において、彼の言うことは、ほとんど間違っているということだ。日本においては、流動性のわな(liquidity trap)で100%間違いを語っており、インフレターゲティングの主張も誤りだった。  
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今週の市場

雰囲気が変わるのではないか。

G7はいまいち、米国の発表も、最低ラインはクリアしたが、ピリッとしない。しかし、今週は、先週とは違う気がする。

それは、欧州の日曜の会合の結果が割りと良かったこと、必要なものを全て、ガッツを見せてクリアしてきたこともある。銀行間取引は保証されたし、各国は、公的資金をしっかり注入する姿勢を見せた。ドイツは、60兆円とかなり大きな数字で、素晴らしい。米国のガッツのなさと大きく異なる。

しかし、それよりも何よりも、時間が雰囲気を変える。週末は素晴らしいのだ。

一息つくし、怒涛のような売りも、一旦休んでみると、恐怖感も、少し冷静になる。そこまで、売る必要もないのではないか、と考え始める。買おうかどうしようか守っている主体も、十分に精査し、かつ、決心する時間が有る。組織的にも意思決定ができる。そして、何よりも、人間は、時間がたつと、前のことは忘れるし、気分も変わってくる。

今週は、同じイベントに対して、気持ちが違うから、受け止め方も異なり、プラス思考で来る可能性がある。

週末がなければ、G7も欧州の結束も、不十分、という解釈もあり得ただろう。しかし、冷静になれば、そうは言っても、これ以上、今すぐやれといっても無理だから、これなら、現状としては、精一杯ではないか、と思い始める。

市場全体が、そう思えば、みな売る理由はなくなる。そうなってくれば、金曜日があまりに下がりすぎたことは、土曜日に市場が開いていれば、恐怖として受け止められ、さらにパニックとなって売る理由となるが、週末が休みで、それをはさめば、下がりすぎたことは、むしろ、これなら、そろそろ買ってもいいのでは、という捉え方になる。

さらに、日本は、米国、欧州のような問題がないのに、闇雲に投げ売りし過ぎており、また、売るべき日とは売ってしまったので、もう売るものもないので、もう下がりようがなく、それなら、雰囲気が変われば、大きく戻る可能性がある。

一方、一番、気がかりなのは、米国だが、欧州のいい雰囲気の流れに乗って、少しは反発するか。ただ、金曜日の引けにかけて大きく戻してしまったのはマイナスだし、政府の毅然とした気合が見えないのも、マイナスだ。

今後は、世界同時金融恐慌から、米国、欧州、日本、新興国、それぞれで、動きにかなり違いが出てくるのではないか。  
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欧州 一定の合意

良かった。インターバンクの債務保証も合意されたという報道もあるが、早く形になった成果を見たい。
  
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朝日ニュースター 山ちゃん

今回の金融危機の解説ということで、朝日ニュースターの番組に出演した。

山里亮太氏(南海キャンディーズ)の番組だが、私は、いつもどおり(いつもの飲み会通り)しゃべってしまったので、一部で波紋を呼んでいる。

最近、テレビに出たときに、大学の肩書きが意図的に落とされているという噂もあるが、この番組ではどうか。ちなみに、放送は明日23時から。
  
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2008年10月12日

GM scramble to survive

GMもいよいよか。

昨日は、クライスラーとの統合、今日は、フォード。

明らかに戦略は、too bigにして、政府に救済させようというものだろう。米国から、自動車メーカーがなくなる、ということが政治的に出来ないはず、という読みで、それならば、フォードと合併してしまえば、本当に唯一残った自動車メーカーになるからだ。

クライスラーは、単独で生き残りは無理で、かつ、サーべラス(というファンド)が所有しているから(GMも一部持っている)、必ず、どこかに売りに出るか、ファンドが解散しても、売りとして出てくる。売られる先は、海外の同業者以外あり得ず、会社ごと、あるいは、工場だけ、あるいはブランドだけ、など、何らかの形で買われることになろう。

となると、米国の自動車メーカーは、GMとフォードが一緒になったものだから、これがなくなれば、米国籍の自動車メーカーがなくなるわけで、それは政治的に無理だろう、という戦略と推察される。

しかし、現状の金融情勢は、そんなに甘くないと思う。米国政府は、もちろん、通常の状態であれば、その戦略に嵌るが、今は、その余裕すらない。次の選挙も何も、国が破綻してしまえば終わりなので、大きくなればなるほど、救う余裕がなくなり、かえって、難しくなるのではないか。  
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マーケティングの変化

米国型分析的マーケティングのブームは去り、情緒的なマーケティングとなるのではないか。  
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