2010年07月31日

変調

米国市場はどうもおかしい。

何か市場の反応が、ニュースや指標の発表にあわない感じだ。

こういうときは何かが起こる。

一番おかしいのは為替。ドルが安くなりすぎている。

これは、これまで強くなりすぎたことの反動とも考えられるが、それで対ユーロは説明できるが、対円は説明できない。

そうなると円が変だ、というのが普通の解釈だが、それはそうなのだが、米国市場全体も変な気がする。

ドルが安くなっているのに、金も安くなっていることはどう考えたらいいのか。

直感的な結論は、相場全体が下降へ向かっているということだ。  

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2010年07月30日

講演会

明日、31日12時過ぎから、東京八重洲で、大証と岡三オンライン証券の共催で行われる講演会がある。

久しぶりに個人投資家の方々と議論になりそうだ。  
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2010年07月29日

これから

これからが問題だ。

ドル円は、やはり下落。ちょっと急速すぎた。

米国株式市場の下落も当然。さすがに理由をつけて下がるだろう。決算もほぼ終了し、これからマクロ指標となれば、悲観的になりやすい展開か。

日本株式市場は、昨日の上げが極端だったから、今日はその反動が出るかどうか。いじられる可能性もある。  
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2010年07月28日

今日の東京

円安とともに株価も大きく上げた。しかし、大きすぎる。

今朝(深夜)のエントリーで、短期には、この流れが続くと書いたが、あまりに大きすぎ、ちょっと不穏で、今晩は警戒する必要があるかもしれない。

短期ではなく、超短期の乱高下か。  
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円安

急に進んでいる。ユーロは114円20銭前後、ドル円は88円目前だ。

といっても、このところ、円高が進みすぎていただけということもいえる。

ただ、いずれにせよ、短期には、リスクテイクの展開。問題はどこまで続くか。欧州のストレステストも、悪材料とはされていないが、いつ仕掛けられるかわからないともいえる。

やはり、それは夏休み明けか。少なくとも8月半ばまでは、のんびりムードというのが普通の予測だろう。休み気分のままの夏休み最後の頃から仕掛けられるか。あるいは日本を狙うなら日本のお盆か。

いずれにせよ、短期の細かい上下の相場が続くと予想する。  
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2010年07月27日

辻本議員 社民党を離党

no surpriseだ。

社民党が連立を離脱した直後の日曜日の政治討論番組で、辻本氏は、政権に未練たっぷりというか、そのときから涙ぐんでいた。

彼女は、与党になり、内閣に入り、人生が変わったのだろう。実務を実際に行えることの喜びに取り付かれ、もうその魅力の虜になっていたように見受けられた。

意外と、彼女は役人のほうが向いているかもしれない。

実際に自分の手で、何かを動かし、実現する。そして、それが国民のためになる。それは国会やテレビの論戦とは比べ物にならない快感だ。

彼女は、もうその快楽から逃れられない。  
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Lady Gaga と Perfume

私が評価しているPerfomerは、Lady GagaとPerfumeである。

今年の夏休みの私の自由研究は、この二者の類似性についてである。

****

彼女たちは、だいぶ前に、ミュージックステーションで、競演した。

私は、Lady GagaがPerfumeのファンになるのではないかと予測していたが、出演順から、PerfumeのPerformance中は、Gagaは衣装の着替えの最中で、ライブでは見なかったため、その予測は実現しなかった模様だ。

この二者の共通点は、独創性があり、熱狂的なファンが多く、業界人にもファンが多く、かつプロ的にも評価が高い。それにもかかわらず、嫌われないという点だ。これはすごいことだ。

嫌われない、不快感を与えない、これは独創的なPerfomerとしては稀だ。

私的な研究会で、Perfumeは嫌われているという批判も受けたが、それは誤りだ。

Perfumeは嫌われない。Perfumeファンがまれに引かれるだけだ。


  
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2010年07月26日

素晴らしき欧州銀行ストレステスト

予想通り、無難な結果だ。

批判されているように、甘い査定であろう。

しかし、シナリオを開示しており、それに対する批判も高まるであろうから、第一弾の打ち出しとしては、こんなものだろう。

実際には、91行中7行がクリアできなかっただけだが、ボーダーだった銀行が10行あるとも言われている。

政策当局と当事者の考え方は以下のようなものと推測する。

ボーダーおよびその次のグループに対しては、自力で再生するプランの策定を促す。公式には問題ない、しかし、自主的にさらに財務基盤を強化、というストーリーで、増資が行われ、少しずつ資産売却が進むのではないか。

要は、今回のストレステストは時間稼ぎおよび、当事者間の情報、認識の共有により、再生プロセスを静かに速やかに行うためのものであろう。

したがって、今回のストレステストは、政策のプランとしては、素晴らしいものだったと思う。

問題は、これからの静かなるexecutionだ。

着実に実行できるか。スパイ的な能力が必要だ。  
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2010年07月25日

華麗ではないが素晴らしい一族

函館記念は、予想は完敗。しかし、マイネルスターリーは完勝だ。

コメントは二つ。やはり、札幌、函館は中央開催とは別と考えたほうがいい。この馬は、異様な札幌巧者。夏という季節性と、洋芝、そして切れ味というスピードではなくパワーのある差し脚。典型的なパターンだ。

そして、もうひとつは、私の大好きな母系だったこと。あのマチカネタンホイザを出したクリプシー一族。祖母のシバスキーはそれにマルゼンをかけた夢のような血統。シバスキーはリヴリアの代表産駒でこれまた大好きな名牝ワコーチカコを出している。

この母系ならスターオブコジーンではなく、コジーンをつけたかったところ。しかし、スターオブコジーンだから、このような札幌(函館)巧者になったのだろう。ただ、むしろ私には、昔の函館記念の覇者ウインザーノットあるいはウインドストースのような馬になって欲しかった。あの頃は洋芝ではないし、まったく違うのだが。ウインザーノットは、母系が超良血で、ルドルフ世代のライバルだった。

ワコーチカコも函館記念を圧勝しており、やはり、血は争えない。

そしてさらに、血統とは何かを駆り立てるものがある。

だから競馬は面白い。  
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2010年07月24日

函館記念

セオリーに反して、函館記念は、格上馬を狙ってみたい。

本命はティエムプリキュアとシャドウゲイト。調子は絶好調でもなく、夏向きの馬でもなさそうだが、調教から、悪くはなさそうだ。洋芝適性は、シャドウは十分、プリキュアは不明だが、プリキュアはここで大逃げを見てみたい。

相手は、これまた1年半の休養明けを一たたきされたナムラマース。洋芝は得意なはずだが、調子次第。100%ではないが、次まで待ってもいいが、ここでも狙ってみたい。

この三連複ならかなりつきそうだ。

後は、夏もコースも得意なサクラオリオン。調子の良いマンハッタンスカイ、メイショウクオリア。前走一番人気から人気を落としているフィールドベアー。マヤノライジンは人気がなければ。

  
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2010年07月23日

ダウ200ドル上昇よりも重要なこと

日本国債10年物が1%割れ目前だ。

外国人投資家にとっては、不思議な現象だが、過去1年、日本に投資するなら、10年物国債を買っておくのが最も高いリターンを得られた投資だったことになる。円高と金利低下で、かなりのおいしい投資だったはずだ。

しかし、理屈では投資できないだろう。少しでも経済学を学び、日本の政治状況をきちんと知っていれば、絶対に買えない。

ダウが今日200ドル上がったのは、理屈ではなく、短期の乱高下、やりたい放題だから、予測できようが出来まいが、たいしたことではない。

しかし、円の高騰、日本国債の急騰、理屈にまったく合わないだけに、むしろ理屈があるはずだ。

今、最も重要な分析対象だ。  
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2010年07月22日

ないものねだりの米国市場

米国株式市場は、バーナンキ議会証言を受けて、大幅下落。

バーナンキが追加的な金融緩和策を打ち出すという期待で昨日上げた分が下がった、ということだ。

今、これ以上の金融緩和をどうやれと言うのか。

数ヶ月前までは、出口戦略について、議論されていたのがうそのようだ。

市場は、金融政策を引き締めて欲しいのか、緩めて欲しいのか。

バーナンキが、経済は「異例に不透明な」見通しに直面、と発言したことが嫌気されたそうだが、強気の見通しは、引き締めの前倒しを示唆するので、市場にはネガティブと言っていたのは、出口戦略と同じく数ヶ月前。いったいバーナンキが強気で居て欲しいのか、弱気になって欲しいのか。市場はないものねだりをしている。

金融政策にないものねだりをするというのは、経済は予想よりも弱くなっているときにおきる現象で、今後は悪くなる展開だろう。  
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2010年07月21日

欧州危機とJapanese financial crisis in 1998 or in 2002

欧州は駄目だろう。

欧州銀行の資産査定の結果がまもなく公表になる。どんな結果が出ても、おそらく無難な結果が出るだろうが、マーケットには関係ない。とりあえず、安心感が出るだろう。

なぜなら、欧州を今ノックアウトする力は世界最有力投資家たちにはないし、それは彼らの利益にならないからだ。

なぜなら、欧州はtoo big to fail for global marketであり、彼らは既にdeeply involvedだからだ。

1998年の日本の金融危機はどうだろう。日本は勝手に沈没していった。アジアもそうだ。欧米金融機関はこぞって突っ込んでいったが、十分収益を上げ、そして痛手を被るも、多くは現地資本を大きく巻き込んでおり、引き上げた方が損失は少なく、そして、グローバルベースではたいしたことがなく、また、それまでに十分儲けていたから、トータルでは負けていなかった。

そして、目先損した分は、全く投資していなかった、日本を売り浴びせることによって、儲ければよかった。

2002年の日本はどうだろう。ITバブル、エンロン危機を受けて、日本も大暴落。1998に一通り終わっているから、いまさら売り浴びせることもなかったのだが、ITバブルで膨らんでいたから、もう一度つぶす余地はあったし、小銭を稼ぐ必要もあった。しかし、エンロンなどがあるなかで、急に回復するのは日本ぐらいしかなく、とことん叩いていたから、上げ余地も多くあった。そして、かなり欧米資金は投入されており、土地を中心に資金は投下されていた。だから、結末は上げ、と言う方向で行った方が都合が良かった。

****

結局、最重要投資家たちの意向が、市場に反映されるのである。売りしかけるヘッジファンドは、市場の流れに乗って、それを刺激することによって儲けるが、市場の方向性を作ることはできない。あくまで受身だ。せいぜい、表面の波しぶきを大きくするかどうかという程度だ。

一方、最重要投資家たちは、流れを作る。方向性、根底の潮流は彼らが作る。

これがヘッジファンドと最有力投資家たちの違いだ。

さて。欧州。最重要投資家たちにとっては、小銭稼ぎはしたいが、つぶす度胸も力も利害もない。だから、根底では支えるだろう。

ただ、欧州は長期にわたる問題なので、懸念が払拭されることはない。あり得ない。懸念は事実だからだ。

ただ、それで売り浴びせるか、静かに停滞させるか、どちらかだ。

短期には乱高下させながら、静かに停滞させることになるだろう。

一方、日本は心配だ。

彼らは投資していない。

翻弄されることになるし、根底では、とことん壊される可能性もある。

中国と最有力投資家たちの技術などの奪い合いとなるだろう。

守るよりも、奪い合いをさせる中で、生き残りの道を探るべきだ。  
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米国相場

改めて言うまでもないが、今日の乱高下も、予定通り。十分下げたから、今度は上げる。それだけだ。

欧州のストレステスト(銀行の資産査定)の結果に対しては楽観ムード、企業業績はIBM,GSと朝悪く、住宅着工も悪くて、悪材料てんこ盛り。しかし、アップルの決算がいいはず、FRBが金融緩和策を打ち出すという期待から一本調子で上昇という解釈。

そうではない。

悪材料出尽くしで、次は上げたい。それだけなのだ。

まあいい。 Nothing newだから。

問題は、この流れがどこまで、いつまで続くか、ということだ。

もちろん短期だが、その短期とは何日ぐらいか、というのが問題だ。

それは彼らに聞いてくれ。



  
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2010年07月20日

アイルランドよりハンガリー

アイルランド国債の格付けをムーディーズが引き下げたニュースが出ているが、それよりも問題なのは、ハンガリーとIMFの交渉が決裂しそうなこと。

これは一大事だ。  
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2010年07月19日

カノヤザクラ 予後不良

昨日は寝付けなかった。

夜一旦起きて、カノヤザクラが予後不良であったことを知る。その後、眠れなかった。

57キロ、超スピード馬場、頑張り屋さんのカノヤザクラ。追える小牧。昨日のパドックでの変調。

すべてを恨みたくなる。

嗚呼。だから競馬はいやだ。

じゃあやるなと言われるだろう。昨日、馬券を買っていないのが、若干の罪悪感の軽減に繋がっているのなら、競馬を全否定すべきではないか。

わからない。

悲しむために競馬をやっているのか。

わからない。



ただ、母馬になって血を残してほしかった。

それが生命であり、生物であり、競馬なのだと思う。

  
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2010年07月18日

アイビスサマーダッシュ パドックと結果

カノヤザクラは、パドックからして覇気がなかった。この次かもしれない。

ケイティラブはこのコースのために生まれてきたような馬。コース適性は予想以上に重要で、オッズに織り込まれている以上だった。反省。枠順もそうだが、それ以上にコース適性は重要だと感じた。札幌(洋芝、夏)適性以上に1000直線競馬の適性は重要かもしれない。  
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2010年07月17日

アイビスサマーダッシュ

夏競馬は得意ではないが、気晴らしに予想してみよう。

夏に強いのは牝馬と言われるが、馬によって夏だけ走る馬もいるし、夏は駄目な馬もいる。それは過去の実績で判断することになるが、新潟の直線競馬も得意不得意がある。

1000メートルの直線と言うのは、スタミナも必要で、コーナーのある1400よりもスタミナが必要とされる。コーナーが得意でないワンペースで押し切るような馬に向いており、もちろん追える騎手が良い。

さらに新潟の直線競馬は外枠が圧倒的に有利と言われており、開き直って、内枠を走ってもいいはずなのだが、そういうレースで勝った例はまれだ。

さて、そう書いておきながら、本命はシンボリグラン。実績はこのメンバーでは1,2を争うだろうが、内枠、58キロが嫌気されて人気がない。しかし、このところ好調で、中舘なら思い切った競馬をしてくれそうだ。

相手は、エーシンエフダンス、アポロドルチェ、好調ウエスタンビーナス。もちろんカノヤザクラは有力だが、オッズ的には妙味がない。外枠にこだわらないのも、オッズに必要以上に織り込まれているから、逆に人気のない実力馬を狙ってみたい。もう少し押さえるなら、ショウナンカザン、テイエムカゲムシャ。  
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市場の流れ

金曜日は、日本も米国も、予想通り大幅下落となった。ちょっとしたパニックだ。

しかし、理由は明確でなく、そういう雰囲気になってきたと言うことに尽きる。

為替も円が買われている。

ただ、日本は3連休に入り、月曜の米国で流れが変わる可能性もあり、なんともいえない。

ただ、当面、小さな乱高下を繰り返しつつ、弱気ムードが続く流れになる雰囲気である。  
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2010年07月16日

マーケット異変

強い警戒が必要だ。

一見、株式市場も安定し、何もないように見える。しかし、この状況で株式市場が安定しているように見えるところが一番危ない。

米国株式市場は連日の好決算企業続出で、株価は上昇。今朝は、製造業指数など、マクロデータは不調なものの、JPモルガンなどの好決算、ゴールドマンのSECとの和解などを受けて、盛り返した。

これが危ない。

景気の先行きは変調。明らかに、住宅などをはじめとする景気刺激政策が期限切れになることに伴い、消費は失速、節約の反動から来た消費増加も一巡し、今後はプラスの材料はない。ブッシュ時代の減税も続々と期限切れを迎え、政策的にはネガティブなことばかりだ。

そこへ、FOMC議事録などが判明し、FRBは景気先行きに不安感を持っていることが判明、物価も下落傾向であることから、細かい悲観材料も多い。

市場を見ると、債券、為替市場は急変。ドル安が一気に進み、ユーロドルは1.3ドルに近づこうとしているし、円ドルですら87円台前半に、ここ数日の円安傾向から逆戻り。債券も一時の金利上昇が転向し、再び10年物は3%割れへ。日本国債も金利急低下だ。

危険すぎる。

表面的には静かなだけに、強い警戒が必要だ。  
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2010年07月15日

選挙は誰のものか

選挙から3日。街はすっかり選挙のことなど忘れたかのようだ。

忘れたかのようではなく、東京では忘れられてしまっている。関係者を除いては。

友人や知り合いで落選した候補者たちがいる。彼ら、彼女らの人生は、当落で大きく変化する。関係者にとってはつらい。

しかし、関係者とは誰だろうか。

われわれは関係者ではないのか。

われわれの生活は、選挙前と後で何も変わらない。表面的には。

表面的に気づかなくても、意味のない選挙を繰り返しているうちに、日本は沈没している、という議論がある。

そうなのだと思う。

しかし、本当にわれわれはそう思っているのか。

村上春樹の小説の中の出来事よりは現実感をもって、しかし、それは依然としてテレビの中の出来事のように、われわれは、流している。

選挙も政治も、退屈な出来の悪いエンターテイメントに過ぎない。  
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2010年07月14日

ヤフーとCCC ポイントで提携

号外を出してもいいくらいビックニュースだ。

さらなるビックニュースは、これで株価が動かないこと。

素晴らしい株式市場と投資家たちだ。  
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ダウ上昇

米国株式市場は続伸。流れが止まらない。

ユーロも回復し、米国債も金利上昇。すべて落ち着いて、リスク資産価格はすべて回復傾向だ。

ユーロ圏が一時的には落ち着いていること(ギリシャ国債の入札無事に終了)、米国はアルコアの決算がよかったことから景気回復に揺らぎはない、というストーリーだ。

インテルの決算も、本日米国市場終了後に発表され、ポジティブサプライズで、時間外で一時5%以上上昇ということから、日本市場も明日の米国も短期的にはとりあえず流れが継続するだろう。

ただし、これらのことは些細なことに過ぎず、大勢は何も変わっていないし、危機でも好景気でもない。ごく普通の緩やかな回復期と停滞期の中間ぐらいの状態が続くだろう。金融市場は、実体経済の実態と関係なく、いちいちニュースに理由をつけて、軽く揺さぶる展開が続くだろう。

これもまた、まあそういうことだ。  
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2010年07月13日

日本経済を動かしているのは誰か

少なくとも、日本国の首相ではないようだ。

政界は、今後、混乱が予想される。となれば、株式市場は混乱するのがセオリーだが、日本市場は無風。政治などどこ吹く風だ。

これは、日本政府が破綻しても、日本経済は大丈夫、ということの表れと開き直ってみることも出来るが、一般的には、政治に経済界は誰も期待していない、ということそのものと捉えられる。

社会は経済だけでないから、政治と経済とどっちがだめな方が困るか、といったら、当然前者なのだが、現状の日本では、政治は期待値ゼロだから、後者にかけるしかない、ということか。しかし、それでは社会の未来はない。

しかし、現実は、まあそういうことだ。  
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2010年07月12日

都市部のインテリは政治的知力不足

都市部のインテリは、日本政治をだめにしているのは、地方の利権と考えており、たとえば、かつての自民党が中央から地方へ道路などを通じて所得移転するメカニズムがその典型と思っていたし、今も同様だろう。

誤りだ。

都市部のインテリこそ、日本の政治をだめにしている。

政治に対してまったく見る目がない。何の改革も行う気のなかった小泉政権に心酔し、完璧な権力闘争、選挙戦術以外の何物でもない郵政解散に酔ったのは、彼らだ。

そして、彼らは民主党の政権交代に期待し、それに失望し、次の面白そうなものを捜し求めている。

彼らにとっては、政治は、選挙は、エンターテイメントなのだ。

自己の生活には、政治が影響しない。政治がどうなっても、政治家を馬鹿にして、自分の仕事に戻れば生きていける。

だから、何の実体も伴わない政治討論番組がすきなのだ。

たとえば、今日、みんなの党に投票した理由を問われて、街頭インタビューに答えている東京都心の通行人の中年男性は、「自民がだめだから、民主に期待したらこれもだめ。だから、そのほかを試してみたい。」と発言。

試すとは余裕だ。

地方は違う。地方は、自己の生活は政治に政策に依存している。だから、日本全体にとってどうであろうが、自分にとって一番いいものを持ってきてくれる政治家を信用するし、本当に彼が持ってくる約束を確実に守るか、当選前に見抜くことが出来るのだ。

日本政治をだめにしているのは、都心部のインテリなのだ。  
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有権者が求めているのは第三極ではない

まず、今回の選挙結果は、みんなの党が勝ったのではなく、自民党が改選第一党になったことがすべてだ。

よく、民意は第三極を求めていると解説されるが、それは誤りだ。

都市部で、みんなの党が票を得ているのは、この第三極に政権に加わってもらいたいとは思っていない。民主党のマニフェストが非現実的というなら、みんなの党は、少なくともそれと同様に非現実的だ。

自民は問題外、民主に期待したが期待はずれ、となると、入れるところがないから、消去法でみんなの党、というのが都市部での流れだ。

しかし、有権者が本当に期待しているのは、いわゆる二大政党では少数意見が反映されないから第三極ということではない。第三極とは本来そういう意味だ。

現在有権者が求めているのは、ごく普通の、まあまあ信頼できる責任感のある普通の政権与党だ。それが自民党でも民主党でも実現できないから、イライラしているだけで、求めているのは、第三極ではなく、第一極、信頼できる政権政党、政府なのだ。

第三極は、二大政党が機能しすぎて、中道の多数派の意見だけになってしまうことに対する危機感から生まれるものであって、国民の誰の意見も反映できない、誰から見てもだめな政党が二つあるときに、三つ目が欲しいはずはない。まともな政党がまず一つ欲しいだけなのだ。


  
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中央銀行の終わりの始まり

東洋経済オンラインに先ほど掲載された。  
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選挙結果

結果は出た。

問題はこれからだ。

菅政権は、何が失敗だったのか、もう一度考え直す必要がある。

消費税は、表面的には大きかったが、根底にあるのは、仲間割れだ。それが最大の敗因だ。

今回、みんなの党にも注目が集まっているが、それはささいなこと。問題は、民主党にとっては、自民党の息の根を止めるべき選挙であった。

比例でみんなの党にいくらとられてもかまわないが、1人区で自民にひっくり返されたのが、致命的。党の歴史に残る失敗だろう。

一方、自民党は、これで息を吹き返すか。瀕死から立ち直る可能性が出てきた。

問題は、これからだ。

ここで、両党とも立ち直らないと、日本に近代政党政治が成り立つ可能性がなくなってしまう。

今日からが重要だ。  
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2010年07月11日

求められているのは何か

おととい、滝川さんに眼鏡がいけていないといわれ、仕方なく、昨日は銀座へ眼鏡を買いに行った。

馴染みのスタッフが、2年ぶりに店長として復帰、今日がオープンということで、偶然が重なり、非常に喜んでもらえ、こちらも妻ともどもとても嬉しい。眼鏡も気に入ったものが作れた。

****

夕方の銀座は、選挙戦最終日ということもあり、選挙カーと拡声器のおもちゃ箱だった。

しかし、それにしても、あまりにも多くの選挙カーがいたるところに出没していた。この銀座の混乱は、政界の混乱と有権者の心の混乱が投影されたものだ。

一方で、社会が安定していること(それが低位安定、停滞であったとしても)により、幼稚な混乱が許されているとも言える。

表面的には、この混乱は、多くの急造新党が乱立したことから生じている。テレビでの党首討論も9党をすべて呼ばなくてはならず、民主と自民の対決とそれを第三者的に捉えるみんなの党、という図式を作りたくても作れず、つまらなくなる。

かといって、これまでのように、その他、諸派、とくくって呼ばないというわけにも行かない。現役の議員が所属しているかどうか、というのが基準になるのが普通だろうが、どんなにかつての著名議員、実力議員が居ようが、諸派であり、国政にまったく影響がない。

これは、彼ら、つまり、鳴り物入りで新党を立ち上げた、元著名議員、メディア議員、かつての実力議員たちにとっては大いに不満であり、同時に驚きだろう。俺らが出ているのに、なぜメディアが取り上げないのか。もっと脚光を浴びせないのか。それはメディアへの八つ当たりになる。

しかし、それは有権者が無視しているからであり、メディアのほうは、かつての実力者に面と向かって責められると怖いし、いやだから、それなりに言及はするが、有権者にとっては、完全に意識外だ。

なぜ、かつての人気は雲散霧消してしまったのだろうか。

それは、現時点での有権者が求めているものは、かつての有名議員、あるいは乱立しているかつての有名人ではないからだ。

それは、あまりに当たり前のことだが、この根源的な現象に目をつぶっている政治業界の人々が多すぎるのだ。

今、有権者が求めているのは、tangibleな信頼だ。信じられるものを求めているのだ。

だから、政治の実績のない有名人は、何も地に足のついたことは出来ない。また、いまさら新しい党を作っても、今まで何も出来なかった人々が、数もないのに、何が出来るというのか。そして、党をころころ変わる人間は、利害優先で信用できない。古くからの政党は、いまさら、野党になって急にいろいろ言っても、どうせ何も出来なかったのだから、いまさら何ができるというのか。

ということで、本来であれば、民主党は、8ヶ月で信頼を失ったトップを変えれば、消去法で信頼できる唯一の政党となったはずだった。そうなれば、みんなの党も、消去法で選ばれているだけだから、勢いを失うはずだった。

ここで、注意しなければならないのは、有権者は第三極を求めているのではない。そこは、メディアに振り回されて誤解している政治家が多いが、そうではない。自民も民主もだめだから、それらから一番遠い、そして、それなりの数を集めて影響力をもちそうな党、ということで消去法的に選ばれているのだ。

だから、著名人が居ても、数がそろわず、政治、政策を変える影響力を持たない政党はまったく支持を受けない。小泉進次郎が新党を作っても、ほとんど支持を得られないだろう。彼は、自民党に居て、最後に自民党をもう一度変える可能性があるから、一部のファン以外の支持を受けているのだ。

そして、民主党は、鳩山、小沢という旧勢力を排除することによって復活するはずだったが、様々なミスが重なって、再び失速しつつある。

何を民主党は間違えたのか。

それは、有権者は、大きな変化ではなく、小さく具体的に信じられることを求めているのだ。

信頼回復のためには、消費税率ではなく、新成長戦略ではなく、目に見える、信じられるものなのだ。

だから、事業仕分けは人気がある。具体的なものが削られていく。それがテレビで見える。議論が見える。

ある意味、小沢排除もそうだ。目に見えて、人が変わる。排除されていく。それは具体的だ。

鳩山氏が失脚したのも、具体的な普天間、辺野古をめちゃくちゃにし、テレビで報じられる、顔の見える人々を振り回し、怒らせたからなのだ。

だから、消費税上げて、お金をぐるぐる回して、成長だ、というのではだめなのだ。

消費税も、むしろ打ち出すのであれば、財政は大事だ、という抽象的な議論で逃げるか、逆に日程も税率も還付制度も軽減品目もすべて具体的に決めて打ち出せばよかったのだ。

ただし、それは確かに反対も招く。

だから、選挙前にはあえて、具体的、個別に攻めるべきだったのだ。

ここに病院を作ります。銚子の市民病院をこれこれのメカニズムで再建し、こういう病院に作り直します、学校はこうします、保育所はここにまず、こういうものを作ります、雇用は、こういう職業訓練校を作り、まずこういう人たちに2500人の雇用を作ります、といった個別具体的なことを次々と打ち出していくべきだったのだ。

各党の論戦でも、与党は批判されてばかりで不利、といって、野党張りに野党を攻め立てるのではなく、それはむしろ逆効果で、抽象的な野党の批判を無視して、彼らは言っているだけだ、といって、すべて具体的な政策を主張し続ければ、それが仮に批判されても、抽象的な批判であれば、有権者には力を持たないし、具体的であれば、批判が深まるほど議論は具体的になっていき、それは、政府、与党側が断然有利になる。

すべては、有権者が真に求めているものを見失っていることにある。

それは、信頼。何かを実行してくれるという信頼だ。それは具体例で示すしかないのだ。

選挙後の議論も、そこにかかってくる。



  
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無責任な日本チアリーディング協会

この記事。

明らかにおかしいだろう。なぜ、そこまで形式基準にこだわるのか。常に実質で判断することから逃げていることの現れである。

これは厳格なルールに基づいているのではない。

日本の官僚制の無責任体質、誰も自分で判断、責任をとろうとしないことの象徴だ。

責められるべきは、大学ではなく、日本チアリーディング協会だ。
  
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2010年07月10日

プロキオンS

今日の福島は、織姫賞、彦星賞ときて、メインが七夕賞。なかなか粋だ。

一方、阪神では、初夏のダート重賞、プロキオンS.地味だが、例年将来のダート王を見定める重要なレースとなるが、今年は特に面白い。

ここまで6連勝のナムラタイタン。血統も、騎手も地味だが、さらに厩舎はまだ重賞未勝利。なんとかこのような馬がスターになって、競馬界の地味な活性化を期待したい。一方、連勝は一時途絶えたが、実質的には、連勝を続けており、底を見せていない、サマーウインド。大好きだったシンウインドの子だが、データを見ると、武豊がずっと乗っていたイメージだったが、いろんな騎手が乗っていたことがわかる。

この二頭がどこまで伸びるか。スターホースの出現を期待したい。オッズは偏っているので、馬券は買わず、スポーツ観戦するレース。  
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2010年07月09日

選挙公約の分析

昨日、BSフジのプライムニュースで、財政、税制に関する各党のマニュフェストの比較、分析をしていた。

視聴者からの素朴な質問、八木、反町のシンプルな質問に、誰もきちんと答えていなかった。

そう。

これらの公約を比較しても意味はない。

どの公約でも、日本財政は救えないし、そもそも、公約が現実を踏まえたものではないし、誰も踏まえようとしていないからだ。

そして、私はそれはそれでいいと思う。

実現性を問うのではなく、信頼感を競っているのだ。

どの党が信用できるか。将来責任を持って政策を打ち出すのか。

それを、公約の見せ方、スピーチの強さなどでアピールすることになるのだ。

だから、政策の中身そのものは重要でない。

いずれにせよ、日本政府の財政は破綻を免れないし、借金を減らすことはほとんど不可能なのだ。

今、重要なのは、一歩を踏み出す力があるか、将来、破綻したときに冷静に日本経済全体を考えられるか、これから少しずつやらなければならないことを、ほんのわずかでも、たった一つの例でも実現する力を見せているかどうか。

それが重要なのだ。

だからぶれるのは最悪なのだ。  
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2010年07月08日

どうでもいい話

今回のWCは何か迫力がない、という話になった。

選手がみな疲れている。

鬼気迫るものがない。強いて言えば、アメリカぐらいだったか。

やはり欧州でやって、昔みたいに、カップ戦がそれほどなくて、また重要でなくて、すべての選手がWCにすべてをかけるような雰囲気で。

ドイツでシュースターが出られなかったときは、何か世界から永久追放になったような雰囲気があった。

******

ところで、甘いもの、ケーキなどだが、おいしいが、おいしさに迫力がない気がしてきた。

アミノ酸の旨さには何か迫力がある。ラーメンも餃子もステーキも。

あとから思い出す旨さ、何時間でも残っている旨さがあるきがする。甘いものの旨さには、あと引きもないし、残らない。迫力がない。

ムラカミハルキもそうではないか。

後に残る、震えが残り続ける小説とは、どんなものだろうか。  
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ブログのネタ

米国市場というより、リスク資産市場は急騰。

ダウは274ドル高。

ステイトストリートがどうしたとかで、上昇したらしいが、高々一社の業績で振り回されるのは、おかしい。明らかに上げ過ぎだが、これまでは下げすぎだから、まあどうでもいい。

欧州は銀行の資産査定、ストレステスト終了、結果公表がまもなく、ということで、これまではこれを材料に下げていたが、今はこれを材料に上げている。どうせ、おおむね予想の範囲内の結果で、ちょっと悪ければアク抜け、良ければ良かったで、良かったということで、今は上げたくてしょうがない感じだ。

まあ、いつものことで、騒ぐこともないが、このような意味のない乱高下がないとブログのネタにも困るので、まあいいか。

こんなものだ。  
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2010年07月07日

東洋経済オンライン 情報の価値とは何か

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2010年07月06日

経済学の終わり

そうではない。始まりの始まりだ。

師匠の島田裕巳が、経済学批判および小幡批判をしている。

しかし、島田師匠。それは、これまでの経済学が力不足なだけで、この新しい現実を踏まえて、新たな理論体系を作って行くのですよ。新しい理論は、これまでと違うフレームで、これまで説明されてきたことを新しく説明することになり、また日本の最先端の現象を解明もするのですよ。

新しい経済学を作らなければならない。我々が。


我々ではなく、お前がやれと。

それが島田の小幡批判なのだろう。

本、書きます。


  
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ケネス・ロゴフ

ケン・ロゴフが、中国の不動産市場崩壊が銀行システムを破綻させるという見解を述べたと、報道されたことから、今日、朝方は、円高、株安が進んだ、ということだ。

これは、彼は元から言っているし、彼でなくとも知っていることだ。

それが市場だが、誰かが意図的に流布しているのだろう。

関係ないが、ロゴフは、ハーバード教授あるいはIMFチーフエコノミストにしては、見掛けは地味なキャラ。しゃべりもゆっくりで穏やかだ。見掛けも。そして、教え方も。

論文はある意味大胆だが、それにしても珍しいタイプ。
   
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日本は世界のパーキングロット

それが、円高の理由である。

さて、これまでの2つのエントリーの続き、結論である。

日本は未来はなく、停滞。だから、魅力はない。

しかし、停滞というのは、急激に変化はしないということだ。長期のリスクはあるが、短期のリスクはない。

ということは、他の地域が危機の時には、ここに資金を逃避させれば、金を失うことはない。

中国の行動はまさにそうだ。短期に値下がりしない国債といえば、日本国債。現金よりは利子がつくのでましだ。他の通貨は為替が下落する恐れがある。日本はインフレもない。

安心して、資金をパークするディフェンシブとしては最高の場所だ。

当然長くいる気はない。中国も買うのは短期債。

これはいいことなのか、悪いことなのか。

日本中から、マンションもオフィスビルも工場も商業施設もなくなり、駐車場だけが残る。

短期には、小銭がちゃりんちゃりん入る。

儲かっている、上手く行っている気がする。

しかし、昔の駐車場、中長期の土地の値上がり期待で寝かせている状況とはわけが違う。

成長はなく、値上がりはない。

日本の土地活用も、円も、短期的な駐車場による安定が、長期的な危機をあらわしている。

だから、短期的な世界危機には、円高なのだ。

円も日本国債の運命も駐車場とともに。

  
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円の行方 続  円高の理由 

中国が日本国債の購入拡大、というのが、今日の日経一面トップ。

一面トップというのが、ネットで新聞を読むのが多数派の現在、古い言い方だが、それはともかく。

中国は、欧州危機の今年1−4月に、日本国債の保有を大量に増加させた、という記事。額は5400億円。内訳は満期まで1年未満の短期債が中心で、5177億で、中長期債は、234億円の買い越し。

このデータが円高の理由を説明している。

なぜか。

****

昨日の議論のプロ的な結論を出したい。

円の行方は、外国人投資家が握る。国内投資家ではない。国内資本が海外へ逃げるキャピタルフライトが話題になるが、個人の投資信託がほとんど海外ものであることなど、それもあるが、キーとなる、流れを変えて、作っているのは、外国人投資家。それに振り回されているのが国内勢。これが日本の金融市場の一番の問題点なのだが(1400兆円という巨額の資金があるのに主導権をとらないというのはありえない間抜けな行動)、それは今議論しても仕方がない。

さて、この外国人投資家が、なぜ円買いをするか。


日本はパーキングロットなのだ。


  
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2010年07月05日

円の行方

これほど難しい通貨もない。

普通に考えると将来性はなく、現状のファンダメンタルズも悪い。

じゃあなぜ上昇しているのか?

意味が分からない。

しかし、実際の理由を離れて、論理的な可能性だけを挙げると

1.インフレ率が低いこと
2.インフレ率、金利が上昇する気配がないこと
3.菅首相が財政再建を目指していると捉えられていること
4.重要でない通貨なので、日本は無視され、世界経済が弱り始めたので、すべての通貨が下落。無色透明で日本は無視されているので、気づいたら上昇していたということ。

正解は4.

というクイズでもやりたいぐらい、個人的には4の説を押している。  
Posted by sobata2005 at 10:26Comments(11)clip!

2010年07月04日

政策提言

参議院選挙の党首討論などをテレビ局各社でやっている。

つまらない。

他党の揚げ足取りをし合っていても始まらないし、何より、つまらない。

みな見る気をなくしているのではないか。

もっと建設的に具体的に議論した方が、世のためになるだけでなく、テレビ的にも盛り上がるはずだ。


では何を議論するか。



今必要な政策は、壮大なる景気回復の秘策ではなく、誠実で確実に生活をよくする具体的な提案だ。

回復させるべきは、景気ではなく、健全財政でもなく、政府への信頼だ。

それには、小さくとも具体的な提案だ。

*******

2兆円用意しよう。財源は、政府系金融機関と政府で折半する。ともに、新規の債券発行でいい。このプロジェクトファイナンス債券だ。そして、1兆円プラス利子部分を回収する事を目標にする。つまり、政府からの1兆円は赤字前提。ただし、その後は、採算の合うビジネスとして成り立つものとする。

1兆円は、高齢者生活支援プロジェクト。もう1兆円は、子育て支援プロジェクト。

これで国民の政府への信頼を回復(あるいは多くの人々にとって初めての体験)し、それから、政府の多くの課題に取り組む。そして、長期的課題についても、冷静で合理的な打開策、長期建て直し策が議論できるようになる。

もうすべてのことが手遅れであるからこそ、最初の一歩を踏み出すことがすべてだ。


  
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2010年07月03日

ウルグアイのハンド

あれは、得点でいいのではないか。

中学のときに体育の授業で、同じことをやったら、得点にされ、えらい怒られた。

今回も、えらい怒られるだろうが、彼はヒーローで、やったもん勝ちだ。

ルール上仕方がないらしいが、得点にするべきだと思う。

ガーナの人々のことを思うと、いたたまれない。  
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本田 スマスマ すべての取材、出演を辞退

素晴らしい。
当然だが、素晴らしい。

そして、本田にとっては、素晴らしいチーム、このチームに感動したのであるが、だからこそ、この大会は、彼にとって、感動の大会でなかった。そのチームで、最後の勝負どころで負けてしまった。

彼にとっては、今大会は、敗戦の大会だったのだ。  
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2010年07月02日

日本サッカー

ファンとメディアが駄目にする構造は変わらない。

この歓迎、感動ムードは何だ。

選手達は良く頑張った。それは素晴らしい。記者会見は笑顔で盛り上がっていたが、本田も遠藤も言っていたように、うれしいはずがない。悔しくて堪らないはずだ。

私のパートナーは、パラグアイ戦の後、悔しくて朝まで眠れなかった。

日本は実力をかなり発揮しただろう。素晴らしかったし、感動もした。

しかし、勝てた可能性のあった勝負に負けたのだ。

なぜ森本でなく玉田なんだ、ということもないわけではないが、そういう問題を超えた、勝利の可能性を逃したのだ。

このチームで戦うことはない。ここで勝たなければ次はなかったのだ。

それに負けた。

その選手達の悔しさを、勝手に感動に変えて、自分勝手に盛り上がっているファンとメディアは何なんだ。

サッカーに関して、やはり世界一レベルの低い日本と言わざるを得ない。  
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相場混乱

米ドルが下落してきたのがまずい。

今のところ、ユーロが戻しているという解釈も可能だが、金が大幅下落、原油続落というのは悪い兆候。

そして、米国債はなんと2.8%台を一時つけた。日本にいたっては、1.065%。これは非常にまずい。

欧州は落ち着いたものの、反動を短期に狙う以外には投資する気がせず、米国の景気減速(当然の流れだが)となり、新興国には十分投資したとなると、カネの行き場もない。原油も、実体経済は一息ついて、原則懸念だから難しく、儲かった金は利益確定。

そしてすべてのカネは、米国債になだれ込んだ。

日本の機関投資家はなすすべなく、為替リスクも怖いので、日本国債という、安全だか安全でないか良くわからないのに、異様に利回りの低いものへ資金を移動。

私だったら、現金にしておきたいところだが、機関投資家としては、さらに国債利回りが低下するようなことがあると、ほかの機関投資家が国債を保有し続ける中で、短期的に相対的な負けが大きくなってしまうので、逃げられない。

今、資金を委託されるのが一番つらい。

G?

ゴルゴのこと?

困った。  
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2010年07月01日

情報の価値

今日の米国株式市場は続落。

前日大幅下落だっただけに、今日も100ドル近くダウが下げるというのは事件だが、その理由は、ADP全米雇用報告。民間雇用の増加が予想を下回ったことで株価は下落した。

なぜ、この統計が注目されているかと言うと、7月2日に発表される(日本時間の今日の夜ではなく、明日の夜)政府統計である雇用統計の予測をする上で重要だからだ。

なるほど。

いや、なるほどと言えるのか?私には疑問だ。


ADPの統計は何の価値もない。

その理由は、ADPとほんちゃんの雇用統計の間にずれがあり、雇用統計の推測材料として使えないからではない。

2日後に明らかになる統計の推測のためだけに役に立つ統計は、何の付加価値ももたらさないからだ。

そんなに雇用統計を知りたければ、2日待てばいい。しかも、雇用統計をいち早く知っていれば、人材を有利に獲得できるとか、うまく削減できるとか、実体経済への影響は何もない。

金曜日の朝、知れば十分で、水曜日の朝、不十分な推測統計を知る必要はない。

誰が、そんなものを知りたいのか?

投資家、あるいは取引者(トレーダー)である。

つまり、実体的には何の価値もない情報が、トレーダーにとっては、大きな意味を持つ。

なぜか?

儲かるからである。人よりも早く知ることにより、儲けることができるのだ。

本当か?

ここからが問題だ。

  
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