2011年01月31日

let's note 修正が効かないのか?

ノートパソコンを多用せざるを得ない私は、thinkpadかlet's note.キーボードで前者だが、重量から後者を選んだこともある。一般的には、モバイルとしてはlet's noteの完成度は高く、普通はこれが一番ではないか。

しかし、最軽量のモバイルモデルが、前回からジャケット付の使用となり、ウリのタフモバイル、本体の丈夫さをあえて落として、その代わり合成皮革のジャケットをつけた。

これは日本人が常にケースに入れることからすれば合理的だが(ブックカバーもみんな大好きだから)、あまりに分厚く、無駄に重くなり、そしてかっこ悪い、と三拍子そろっており、最悪の評価だった。

当然、次のモデルでは、すぐに戻すと思ったが、それが違う。そのまま出てきた。

不人気さは、その値崩れにも現れていたのに、なぜ修正しないのか。組織的な問題、官僚的な問題と予想するが、それがあっているとすると、これは日本企業の本質的な問題を現している。

この先数年はlet's noteを使うことはないだろう。  

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2011年01月30日

きことわ

悪くはない。

読む価値があるかと問われれば、興味があるのなら読んでみたら、と言うだろう。

好きか嫌いかと問われれば、味がなさ過ぎてわからない、と答える。

どんな本かと問われれば、水彩画のような絵本だ、と答えようか。

意外とバランスは悪い気がする。モチーフはやや強引。途中のプロットもやや刺激のある話も、むしろ何もないほうがいいかもしれない。

印象派の絵画のよう、といえばいいか。これは悪い意味での、である。  
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驚くべき変化

依然体調不良で、復帰は程遠いが、少しは娑婆に出てみることにした。

夜中トイレに起きたときにサッカーを見た。サッカーを愛する私が今回は一試合も見られなかった。

このときも30秒見ただけだが、前半30分、何か、画面から伝わる気迫が違う。パス回しのスピード、正確性などもちろんだが、攻撃のためのパス回しという迫力がある。

あまりの違いに驚いた。ワールドカップのときとも違う。

変われば変わるものだ。

指導者、リーダー、チーム、雰囲気。

やはり日本はサッカー新興国なのだ。上がりだせば、この12年の蓄積がものをいう。やはり日本はすごい国だし、このように結果が見えてくるように、ほかの分野でもなんとかしたい。もったいない。

政治にもザックを。


朝、これまた久しぶりに政治番組を見る。

驚くほど退化している。国会自体もそのようだが、これ以上低下するはずのない低レベルの国会が、さらにレベル低下している。驚嘆した。

どうしたことか。

国会が動かない理由ははっきりしている。

参議院がねじれており、しかも衆議院で3分の2がない。そして党内も分裂している。先があると党内にも信頼感がない。さらに有権者、世論、メディアの支持もない。これで動くわけがないのだ。

それにもかかわらず、討論番組での民主党のスタンスは普通だった。普通の与党として振舞おうとしている。

無理だろう。

内閣改造でも、人事の劣化でこれはもうどうしようもない。

ザックの成功は、リーダーももちろんだが、それまでに使われていなかった世代を大量に起用したことにある。香川の存在は以前からみんな知っていたのに、前のリーダーも知っていたのに、ワールドカップでは試合に出られない補助メンバーだった。

政治もリーダーの登場と新しい人々の登場。

これしかないだろう。  
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2011年01月29日

twitter

自分はtwitterは好きではないし、向かないと思っていたが、ずっとtwitter向きと言われることも多かった。

最近、古くから存在したアカウントを使って再開してみたが、やっぱり向いていない。

しかし、一方で、twitterの力も改めて思い知らされた。やはり流行っている、というのはすごい力なんだね。


そして、皆さんのパワーにも恐れ入る。twitterを続けるのはしんどいよ。みんなすごい。

恐れ入りました。  
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不調なりに

体調は絶不調だが、そうなると省エネを図るので、それなりに頭脳は働く。まあそのくらい回復したということか。

市場は危険だと思ったが、エジプトもあり、ダウは大幅下落。まあエジプトよりも頃合というものだろう。

相場は当面不調と思う。  
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2011年01月28日

危険な市場

原油が下がって、金が下がり、ドルもユーロでは下がり、これは危険すぎる。  
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不思議なアナリスト、ストラテジスト

昨日の国債格下げで、短期には株式市場にはプラスという見方があった。耳を疑ったが、彼らの論理は円安は短期にはプラス。

まさか。

しかし、多くのアナリスト、ストラテジストがそうであったのだから、私が常識はずれだったのだろう。

市場の動きは常識はずれなもので、円安でも下落。

シンプルに言えば、悪い円安の典型だから、それは悪いはず。

細かく言えば、銀行などの資産懸念から金融株を中心に下落。

銀行株が下がってトピックスが上がると言うのはなかなか難しい。

まあみんな不思議だ。  
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2011年01月27日

日本国債 円 急落

平穏な市場のはずが、足元から。

日本国債の格下げだ。

これは一番嫌なシナリオで、すべての日本関連資産が下落することになる。  
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シュウカツ

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不思議な安定感

リスク資産市場は平穏だ。

為替は懸案のユーロが不安解消からかなり回復を鮮明にしてきたし、米国は為替が弱含みながらも株価は堅調。決算もほぼ予想通りで、順調だ。

何の不安もないようだが、これはある意味怖い。これ以上良くなるシナリオが見えないからだ。

ただ、一方で、不安になるような兆候はこれまでのところはなく、まだ変化は先か。

何も投資できないが、ヴォラティリティが上がることに賭けるぐらいか。

または休むか。  
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2011年01月26日

林原 私的整理

林原が私的整理。これは驚きだ。

非上場企業の問題点として、研究材料としては大注目だが、しかし、この問題は日本経済にとって、最重要だ。

非上場の弊害をもう一度考えてみよう。  
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2011年01月25日

体調不良

やばい。
なんとかせねば。  
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2011年01月24日

宮崎

今日は宮崎で講演。

いろいろ勉強になる。  
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2011年01月23日

AJCC

少頭数で、有力馬もはっきりしており、簡単に見えるが、意外と馬券的には難解なレース。

私は常にトーセンジョーダン本命だが、この相手で2.0倍というのは、狙い目ではない。勝つ確率は一番高いと思うが、今までに買うべきレースは沢山あったので、ここは本命だが、今日のレース自体馬券を見送る。

コスモファントムが強い4歳世代で圧勝する可能性もあるが、ネヴァブションもここで急に人気を落とす理由もない。使われすぎというが調子はむしろあげているという調教師の言葉を信じたい。

そして私の信頼する音無師で、かつ馬も好きなサンライズベガ。音無師が期待したいと言っているから可能性はある。ただし、冬の休み明けで、惨敗もありうるか。

ほかにもミヤビランベリなどもいて、なかなか難解なレース。

好レースを期待したい。  
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2011年01月22日

小学校の同窓会

30周年。

4クラスの担任の先生もそろい、当時の生徒達の出席率も5割に近づく勢い。

恐ろしい。

意外でもないが、女子の出席率が高い。そしてみな変わっていない。

変わった人は出てこないということか。

また改めて。  
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2011年01月21日

審議会のガバナンス

審議会ではないが、構造が似ているものに出席し、自分の感覚だけがほかの出席者からずれており、空回りした。

失敗だ。

しかし、この構造自体がおかしいのではないか。

審議会のガバナンスについて考えたい。  
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2011年01月20日

日経平均下落

これは円高だけではない可能性に注意が必要だ。

米国は流れが変わった感がある。昨日、今日の無風はおかしい。嵐の前の静けさだ。

日本から始まるか。

ただ、そうはいっても明日からリーマンショックになるわけではなく、やや変調という程度だろう。

ただ、ポジションを持っていれば、一旦整理したいところ。もっていなければ、少しギャンブルしてヴォラが高まるほうに賭けてみたいところ。  
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米国市場

ゴールドマン失望決算、住宅着工悪く、IBM、アップル決算出尽くし。それで一旦利益確定の流れといいつつ、ダウは高々12ドル安。強すぎるが、それが問題だ。  
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本日 講演会

慶應MCC 夕学五十講 1830- 丸の内   
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2011年01月19日

KARA

運命や如何。

普通にがんばって、普通にいいタレントを、普通に楽しむことができない不幸。

やはり日本のほうが先に進んでいるか。日本もかつてはそうだった。  
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今日

宇多田の誕生日。  
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2011年01月18日

今日

永田町で昼食。  
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2011年01月17日

朝焼け

あまりに素晴らしい。

今週こそ。  
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今週のメディア

朝日ニュースター 「ニュース解説 眼」 月-金(毎日) 2300-2308

月~金
夜 11:00~11:08
再放送
月~金
朝 7:00~7:08
(NEWS MORNING内)
昼 0:00~0:08
午後 4:00~4:08  
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2011年01月16日

宇多田 再放送決定

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宇多田のライブ、ドキュメンタリー NHK

妻によると素晴らしかったらしい。

宇多田は大人になったね。と。

彼女の大好きな虹色バスも良かったとのこと。

私は仕事で見られなかったが、再放送を期待する。  
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2011年01月15日

真実は理論よりも貴なり

今日は修士論文発表会。

なかなかアカデミックと実際のビジネスモデルとその狭間でどうやったらいいか、難しい。

うちのゼミの方針は、何でもいいから付加価値のあるものを。そして新しいことを。そして何より真実を。綺麗な仮説検証よりも、ただの真実を。  
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2011年01月14日

シュウカツの終焉

学生にも問題があるが、最も愚かなのは経団連だろう。

就職活動の早期化が問題になっているため、活動開始時期を遅らせ3年生の12月からとすると。

アホ過ぎる。

シュウカツ自体が諸悪の根源で、シュウカツをなくすことでしか問題は解決されないし、日本の衰退は止まらない。

シュウカツが続く限り、日本経済は衰退するし、シュウカツを行い続ける学生そしてそれを促している経団連的な大企業達は、衰退の道を辿るだろう。


かつては就職活動には多少の意味があった。兵役のない日本にとっては、唯一の成人式のようなもので、通過儀礼となっていた。

理科系の学生が会社で出世できないのは就職活動の洗礼を受けていないからで、社会人的には、うぶすぎるまま大人になった地味な夫としてはいい人、それが就職活動を経ない理系メーカー勤務の人々だった。

文科系の学生は就職活動を経て4年生の後期になると、突然大人びた口をきくようになる。にせの自信なのだが、それでもやはり洗礼の効果は抜群で、やはり彼らは大人になったのだ。

就職活動の面接では、これまでナンパの達人だった学生も、大人社会の厳しい面接でへこまされ、自分達の知らない世界の専門家達に圧倒され、その中で何も持っていない自分をアピールし、売り込まなければならない。自分は何者でもないことに、自己アピールを作成するときに気づき愕然とする。

今まで自分がなしえたこと、大学での成果?と問われ、わたくしはサークルで代表を務め、組織をまとめました。と答え、自分自身で、なんだそりゃ。遊んでただけジャン。と気づき自分がほかに何も語れないことに呆然とする。

この洗礼が必要なのだ。

エリート理系の人々は、研究に没頭し、就職は研究室の教授が斡旋してくれる。あるいは研究室ごとの割り当てで、くじなどで決まる。

このときは文科系の洗礼経験者のほうが先に大人になる。

そして、4年生の後半は女にも持てる。


しかし、これでお分かりのように就職活動には洗礼以外の意味はなく、それまで遊んでいた人々は何の蓄積もないから、大人になっただけで、中身のない大人になったとうことなのだ。

そして今のシュウカツは洗礼の意味すらない。ほとんどがマニュアル対応であり、親掛かりでもある。しかし、そうしないと切り抜けられないほど、事務処理能力が求められる。ネットに常にアクセスして、新しい説明会の情報があったら15秒以内にクリックしないと間に合わない。

ある意味の要領は良くなるだろうが、洗礼ほどの価値はない。

そして、企業側も、大量に申し込みがありすぎて処理できない。だから、学歴などで適当に面接対象者を絞る。そうなると、どの企業の面接にも同じ、学歴経歴が綺麗な人だけが残る。

そうすると学生は面接にもほとんどたどり着けない。パニックになり、希望と関係なく、すべての企業に申し込む。何でもいいとなれば、どこから申し込むかと言うと、大企業で有名なところ。上から順番に申し込む。たしかに上のほうが募集人数も多いから面接人数も多い。しかし、通るのは同じ人。

こういう人たちが来ると、企業も面食らう。うちにあわないどころか、業界としても合わないところを受けてくるそつない学生ばかり。したがって、本当にうちを志望しているか気になるから徹底して志望動機を聞く。

学生はそんなのある分けないから、マニュアルどおり答える。マニュアルを正確に覚えているもの、もっともらしくせりふを語れるものが、この集団の中で頭一つ出る。すると内定。

ひとつ内定を取ると自信が付くから余裕が出てきて、演技もうまくなる。そして内定連発。

企業は、なんか面白くない学生ばっかり、個性がない人ばっかりと嘆きながら、あきらめてとる。そして、内定を出してもいわゆる格上の会社に逃げられる。

こうなると学生達も格上の会社に行きたくなってくるし、そういうやつが偉い気がしてくる。

悪循環だ。

こうして、壮大な無駄なシュウカツが行われ、日本の若者は人的資本をまったく蓄積せずに、日本経済が沈んでいく。企業はそれでも行きぬく道がある。くだらない日本人学生の採用割合を減らし、中国に出かけていって直接採用する。はるかにガッツのある学生が集まる。日本語が必要なら、研修してやればいい。


シュウカツを廃止しよう。

本筋に戻って、学生は人的資本の蓄積、企業は学生の本当の能力を見よう。

それには、時間をかけてインターンをして採用するしかない。実際に使ってみないで、学生なんてわかるものか。授業してもゼミにとっても、なかなか学生の本質はわからないぞ。ゼミを卒業することに初めてわかる。

インターンをさせずに採用するなんて、同棲もせずに結婚するのと同じだ。勢い、離婚、試用期間だけ利用、ということになる。

学生も本来なら、自分の働きぶりも見ないで、よく採用するなあ、と唖然とするべきだ。芸人だって、土下座して舎弟になって、何年か経って初めて師匠も弟子の実力がわかる。

まあほっといても機械的なシュウカツを続けている企業と学生は滅んではいくだろう。しかし、この波に疑問を持ちながら巻き込まれてしまっている学生はかわいそうだ。

だから、経団連が変わるべきだし、あほなのだ。  
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欧州金利

スペイン、イタリア国債の入札が予想以上に堅調で、利回りが予想を下回ったということで、ユーロドルは急騰。これらの国債のドイツ国債との金利差は縮小し、リスクプレミアムは低下。

これは一見素晴らしいニュースだ。

しかし、スペイン国債の5年物の利回りは、4.542%で前回の3.576からほぼ1%上がっている。しかも、応札が堅調だったと言っても、高々30億ユーロ。3300億円である。日本が国際的に資金調達することを考えると恐ろしくなるが、それとは別に、スペインにとっても、まだまだ今後も起債が続くので、油断ならない。

イタリアも好調だったと言うことになっているが、応札倍率は、1.4倍。これはちょっと間違うと1倍を割れてしまうから、そのリスクが出てくると怖くて起債できなくなるから、意外と瀬戸際だ。

かなり私は悲観的だ。

さらに、予想よりも低いと言っても、名目の利回りが5年物で、4.5%というのはかなりの利子負担で、少しずつ財政が物理的に(市場経由でなく)追い込まれていくだろう。

ニュースでは、今回は堅調だったが、財政赤字不安の完全な払拭には時間がかかりそうだ、というコメントだが、そもそも払拭できないのではないか。

日本も確実に同じ世界がやってくる。  
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内閣改造 終焉を早めたか

予想通りの失望人事だ。

ここで改造の意味があるとすれば、何か変わった、と有権者、メディアに印象付けるものが必要だった。

目玉がない。

野党から問責決議を受けた二人は交代するが、仙谷氏は、結局権力は維持するし、枝野氏が重用、岡田氏も代わらないのであれば、何も変わらないのと同じだ。

与謝野氏の入閣は波紋を呼んでいるが、これはむしろマイナスで、政界内部では、反発、妬みで、最大野党も弱小野党もかえって反発するだろう。

そして、有権者的には、フレッシュさの対極にいるいる人で、マイナスだから、トータルでマイナスだろう。

そして改造という切り札がもうなくなったことで、国会が動かなかった場合(実際動かないだろう)、いよいよ行き詰るだろう。

  
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2011年01月13日

値下げしたからこそ美味くなった吉野家の牛丼

行ってみてほしい。

***

今週は牛丼戦争で、三大チェーンは期間限定の値下げラッシュ。吉野家は380円を270円と大幅値引き。これは牛鍋丼280円よりも安くしたということだが、松屋やすき家の値引き価格よりは高い。しかし、来週以降の値引きクーポンももらえるので240円、250円、270円の差は客を引き寄せるには変わらず、いずれにせよ今週はどこも安い、という感覚だろう。

吉野家のクーポンは、固定客以外を値下げでひきつけて固定客にしようという単純な狙いでつまらないが、しかし、値引きの結果としての牛丼は、セール前に比べて美味くなっている。これはすごい。なぜ美味くなったのか。

***

美味くなったというのは、正確に言うと、美味い牛丼に当たる確率が高まったのである。つまり、アルデンテに当たる確率が高まったのだ。

牛丼には実は賞味期限がある。それは持ち帰りに買った牛丼の話ではない。あなたの目の前に、お待ち!と出てきた牛丼はアルデンテではないのだ。

牛丼の具は、出来立てから30分が賞味期限だ。ドリップのコーヒーが保温によって煮詰まってしまうのと同じで、だんだんぱさついてきて、かつ味が濃くなり、肉も固くなる。たまねぎは無残に縮んでいく。嗚呼、かわいそうな牛丼の具たち。

だから、早く食べてあげないといけないのだ。

したがって、牛丼が最高に美味かったのは、2003年のBSE騒動から牛丼の供給に販売の時間制限を設けていたときだ。あの時は、11時からで予定数終了までだったが、このときばかりは、食べ物に行列はしないというのを人生のフィロソフィーとしている私も10時55分に日吉の吉野家に並んだ。正確に言うと店内に入り牛丼を注文し、馴染みの意外とかわいい店員に、11時まで中で待っていていいですか、と言っていたのだが。毎日これをやっていたからすぐに仲良くなった。

いずれにせよ、11時に出てくる牛丼は100%アルデンテだ。盛りもサービスしてくれた。これが最高に美味い牛丼だが、有楽町駅前で同じ事をやったほうがさらに美味かっただろう。

店舗ごとの味の差はかなりある。だから、夜明けの六本木の吉野家は最悪だ。店の質、OJTとコーチングがうまく行っていないなど、いろいろ要素はあるが、要は、回転のよい店の回転の良い時間帯に行かないと駄目なのだ。回転がよければ、干からびた牛丼(もちろん時間管理で廃棄しているはずだから最低ラインは守られているはずだが)に当たる確率は下がる。ただ、回転が良すぎると、品切れを恐れて多めに作っているから、意外とベストに当たることは少ない。

さて、今回のセールで、270円に牛丼をした変わりに、牛鍋丼とキムチクッパはサービス停止だ(店によるが)。そうなると、牛丼一本だから、回転率が上がる。だからアルデンテの牛丼に当たる可能性が高くなるのだ。

牛鍋丼は、鍋の空きができるので、仕込みのローテーションに余裕が生まれる。キムチクッパは注文を受けてからサーブするまでに時間がかかるので、調理場、サーバー共に客を待たせるという緊張感が生まれ、他のもの、つまり。牛丼のサーブにも影響が出るし、店のオペレーション効率はぐっと下がる。

したがって、この二つがなくなったことによって、牛丼ははるかに美味くなったし、アルデンテにあたる確率も上がり、店は混んでいるが、待ち時間は牛丼を頼んでも短くなった。

素晴しい。


君もアルデンテを目指してみないか。


  
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2011年01月12日

政府の役割

日本政府はアイルランド支援のためにユーロ債を購入すると表明

国際支援というのはそれでいい。日本経済にもプラスだろう。

しかし、財源は限られている中での対応、これで日本はいくら儲けたのか。

国際貢献をする中で、どうせするなら、それでついでにリターンもあげる。普通に国にとっては普通のことだが、お人よしなのか、戦略がないのか、能力がないのか、それとも儲ける気がないか。

儲けるのはもちろん日本国民のためで、将来の増税回避だから、全力で儲ける必要がある。

基本的な視点とガッツがかけている。

  
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2011年01月11日

twitter

activateした。

@sobata2005

です。

  
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2011年01月10日

経済政策の双対性定理

アゴラで書いたこの言葉に少し反響があった。

もう少し深めてみたい。

アゴラ「経済政策が本質的に機能不全となる理由」
  
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横澤彪氏

尊敬する横澤彪氏が亡くなった。残念だ。

一度批判されることを夢見ていたが、叶わなかった。

冥福を祈りつつ、テレビというものの将来を考えたい。  
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ロバート・シラー

日本の行動経済学会に来たときに、個人的にも話をしたし、ハーバード時代もセミナーでディスカスしたが、彼は、理論も実践も踏まえた素晴らしい学者である。

現実感があるところは、行動ファイナンスの学者の長所であり、それは理論よりもまず現実を観察するという考え方(当然だが、この30年、ファイナンスで失われていたこと)から当然だが、やはりこれは重要なことだ。

しかし、この記事はいただけない。どうしてしまったのだろうか。

そもそも全体のスタンスも意見が分かれるところだが、行動ファイナンス学者としての根本的な誤りは、金融商品の価格は需給でしか決まらないということだ。

それなのに、インフレ連動債と普通の国債との金利差を期待インフレ率とみなしている。それは机上の空論であり、机上あるいはパソコン上しか見ていない、おぼっちゃまファイナンス学者のせりふだ。

インフレ連動債と普通の国債とは投資家が異なり、あるいは同じ投資家でも需要の財布が異なり、その結果、それぞれのマーケットは分断されているので、別々の価格がつくと言うだけのことだ。

普通なら裁定取引ができるが、裁定取引の限界から、この二つの市場ではそれができない。なぜなら、完全代替資産がないからだ。これは裁定取引の限界の基本中の基本だ。

つまり、このケースでは、インフレそのものに掛ける商品がない以上、実際のインフレ期待とインフレ期待による差がつくべき二つの金融商品の価格差との間の裁定取引はできないのだ。

彼もIrrational Exuberanceという有名な本でも読んだ方がいい。  
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2011年01月09日

波に乗りたい

鶴岡では、祈祷をしてもらった。

愛する人々や自分について心配なことばかりだったから、祈祷をしたわけではないのだが、その後、何か流れがいい。

正月にうまくいかなかった実家訪問をもう一度。接待マージャンをするが、なぜか、かんちゃんを積もりまくる。

待ち人からのメールもあり、いいことばかりだ。

この波に乗って、仕事の長年のスランプから脱出したい。

  
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2011年01月08日

支持率と視聴率

すごいですな、このニュースは。

因果関係は厳密ではないが、それにしても。  
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Voice 本日発売

今週のメディア

Voice 2月号 
人間をハッピーにするのは食べ物とセックス、そして愛だけ?
「ドッグイヤー時代」の幸福論 
小幡 績vs.東 浩紀
  
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2011年01月07日

日本海

訳あって、妻と鶴岡に来ている。



日本海に面した湯の浜温泉の宿は室温が23度に設定されているが、寒い。それは居間から見える日本海のせいだ。
居間の窓は全面が一枚のガラスとなっていて、日本海がサッシにすらさえぎられず、眼前に広がる。
このガラス越しの海は、すべてのものを曇天の空のように灰色にしてしまう。荒涼とした日本海の北風が吹きすさぶ冬の海がここではすべてを支配している。

荒れた海は、風と砂と波しぶきを、全面のガラス窓に打ちつける。雪も窓にたたきつけてくる。砂浜と宿の間にある道路の電灯は風で揺れている。

僕は「入水自殺するのにぴったりな海だ。でも、少し冷たすぎるかな。」とつぶやく。

妻は「土曜ワイド劇場の殺人事件の舞台になりそうな宿ね。」と答える。

空港からのタクシーの運転手も、後から証言をすることになるのが想像できたと言う。



僕はすっかりこの宿が気に入り、またこの荒涼とした海を見て、創作意欲が沸いてきたような気がして、thinkpadを立ち上げたが、筆は乗らない。この荒れ狂う海を描写する力は僕にはなかった。



波は、僕の感情とは関係なく、テトラブロックにぶつかり白濁し、海一面を白泡としている。雪は下から舞い上がるようになり、風と共に窓を襲う。

いつまでこれが続くのだろうか。僕らはいつまでこのままでいられるのだろうか。

  
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2011年01月06日

そろそろ

米国市場は、短期の転換点か。

民間雇用統計が非常に良かったことを受けて、原油と金が下がり、株が一旦は下落。国債利回りは上昇。

その後、非製造業の指数の強さを受けて、株は回復。

資源、商品、国債が下がっているというのは、投資の回収。ということは、株式へ投下した資金も回収となるだろう。

ただ、これは短期の話。中期も長期もまた別だ。  
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2011年01月05日

原油、金 大幅下落

ちょっと変な相場だ。

強さをはやし過ぎると危険だ。  
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2011年01月04日

株高

米国の株価上昇を受けて、日本の株価も上昇。これはあまりいい兆候ではない。

ほぼほとんどの投資家が十分買い込んだ後だけにさらに買えば、余地はほとんどなくなり、何らかのショックで売りが出てくることしか、相場が動く要素がなくなってきた。

どこで多くの投資家が利食うか。そのタイミングを見極めることだけが重要で、それは株だけではなく、すべての資産に目を配らないといけない。  
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2011年01月03日

箱根駅伝 今年の教訓

早稲田のMVPは大迫である。

そして、あそこに大迫を使うと派手に宣伝して、ほかのチームの監督に選手に自重するようにアドバイスさせることとした、渡辺監督である。そして、大迫がすごいと宣伝しまくったメディアである。

なぜ、あそこで、スローペースとわかって、ペースを上げなかったか。3位グループの選手およびその監督が一番の戦犯で、20秒差で負けたとなれば、東洋大学の責任は重い。

これは今年1年の日本社会全体のテーマとなるだろう。


誰が、あの牽制しあう自滅競争を生み出しているのか。

どうすればそこから脱却できるのか。

そもそも、あんなくだらない集団を作ろうと思うのか。

駅伝にとどまらず、経済全体、政治全体のイシューとなろう。

  
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箱根駅伝 早稲田 高野

素晴らしかった。感動した。

この3年間の苦闘をここにすべてぶつけたか。転倒直後に前を抜く気合には、これぞ鬼気迫るもの、だった。

私の嫌いな早稲田が大好きな東洋を抜いたが、それでも、高野を今日は応援していた。

素晴らしい。

感動した。  
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2011年01月02日

柏原と堂本

ガッツだけで得た勝利だ。

素晴らしい。そして、それを支えたスタッフとチームメイトに称賛を送りたい。

2区から4区までのランナー、特に4区の追い上げは素晴らしく、それが勝利をもたらしただろう。

しかし、それにしても柏原の勝利インタビューはまたもや素晴らしく、もらい泣きをしてしまった。



それに比べ、今日の1区のランナー達は何だ。頭脳もないし、そして何よりガッツがない。

早稲田の大迫についていったのは、日大の堂本だけ。大迫についていけないにしても、2分半は離されすぎだし、何よりペースが遅いのは誰もがわかっていたはず。けん制しあって、結局、早稲田を利しただけだ。

3位集団のランナーがライバルではなく、ライバルは早稲田大学なのだ。早稲田に話されないことが重要なのだから、少しずつペースを上げて、結果的に隣のライバルランナーに負けてもまったくかまわない。5時間後に何分でゴールするかが重要なのだ。

これは頭脳の問題だが、より重要なのは、ガッツの問題だ。ああいう展開になると、自分だけ飛び出して差されるのが怖いのだ。あほか。エリザベス女王杯ではないのだから勝負ではなく、タイムだから出ないとだめだ。周りが行かないから自分だけが行くのが不安なのだ。そして牽制。その間に前は逃げていく。

日大がこのリードを活かせなかったから目立たないが、今日の駅伝をつまらなくしたのは、彼らのせいだ。これがなければ、柏原は圧勝したかもしれないが、3位争いはさらにかなりもつれたはずで、5区のデットヒートは17位のチームまでに及んだことだろう。

今の若者はガッツがない、という評判を裏付けてしまう結果になったが、これは指導者にも責任がある。常に1区はこの問題が起きる恐れがあり、それはやはり箱根という特殊な舞台、監督が一番特別視していることをわかっているから1区はガッツではなく、安全策を取らせるのだ。確かに1区は普通なら若くて経験はなくても力があるランナーにとにかくついていけ、という指示で十分いける区で、2区や3区の走りのほうが難しい。しかし、その結果、1区ではこのような現象が起きる頻度が高まっている。

来年からはガッツのあるメンバーをそろえてほしい。しかし、本質的には、監督自体が選手と駅伝をだめにしているのだが、それはまた議論することにしよう。

したがって、今年のMVPは柏原ではなく、私なら鼻血を出しながら走り続けた日大の堂本に送りたい。  
Posted by sobata2005 at 18:51Comments(3)clip!

箱根駅伝

スタートした。

今年は、東洋大の柏原は不調のようで、どうなるか。

私は、柏原が大好きだが、彼のすばらしいところは、山登りではなく、賢いところとハートだ。

彼はプレッシャーで考えすぎたか。当然、回りの期待は年々高まるが、彼の能力の上昇余地は限られてくるので、プレッシャーは高まる。責任感のある彼は、3年生になり立場も難しく、スランプとなったか。

直前のインタビューを見る限り、吹っ切れた感じで、もし、今年また彼が好走するようなら、やはり彼の頭脳とハートは異次元ということだろう。

そっと見守りたい。  
Posted by sobata2005 at 08:08Comments(6)clip!

2011年01月01日

日本の分岐点

今年こそ、日本の分岐点と言われて15年。今年はどうなるだろうか。

それには日本の自己認識が重要で、今、日本はピンチなのかチャンスなのか、どちらも大げさで、普通の不調なのだろうか。

私は、緩やかな衰退過程のレールに乗り、そこから逃れられなくなってきた、という状態と思う。

今、NHKで日本再生の提言をしているが、これが象徴的だ。

どんな番組、討論会、経済産業省の提言でも、常に、日本の強みを再度強調している。中小企業が強いとか、ものづくりの強み、すりあわせ、日本のすごさ。

もう飽き飽きだ。

不調のときに、自分の良かったときのフォームを思い出すイメージトレーニングはアスリートには必須だが、日本の問題は違うだろう。環境が変わっているのだ。

これぞ衰退している証左だ。日本の課題ははっきりしていて、技術力の問題ではなく、強みをさらに強くすることでもなく、単に、マネイジメントの弱さ、産業内および産業間の新陳代謝が行われないことに尽きていて、この弱点を普通にすれば、大きく改善する。

その弱点を改善せずに、既得権益を守り続け、いくら技術を磨いても、それは全体としては衰退を続けるだけとなる。

普通の改善を必要な分野に起こすこと。これが経営でも産業政策でも政治でも、15年来変わらない日本の今年の課題である。  
Posted by sobata2005 at 21:29Comments(12)clip!