2014年05月31日

ダービー

混戦のときは、普通に実力馬から入るのがセオリー。

ダービーは、やはり底力が問われる。実績もあり、底力もあり、古馬になっても走るタイプの馬を選ぶ必要がある。

本命は、トゥザワールド。

皐月賞上位組を優先するのがセオリーで、別路線は勝負付けは済んではいないが、皐月賞に出られなかったのは、ここまで順調ではないことで、完成度で劣り、また厳しいレースをしながら馬は育っていき、とりわけ、3歳クラシック路線でのレースは成長にとって重要なので、例外的な場合を除いて、皐月賞組を重視したい。オークスでの桜花賞と同じだ。

ただし、オークスと違うのは、距離はダービーでは微妙に関係してくる。桜花賞からオークスが1600から2400で、皐月からダービーは2000から2400で、後者の方が、距離の変化の影響が大きいというのも変な感じだが、やはり、男馬の2400というのは底力の争いになり、距離が影響するが、牝馬は、2400と言っても、前半はほとんどの馬がためる競馬をするので、結局東京の直線だけの競馬になるため、かかる気性でなければ距離は関係ないのだ。

そこで難しくなるのが、イスラボニータ。ここまでの成績が完璧で、荒れた中山は向かないと見て、私は前走軽視したが、中山が皐月賞にあわせてか、馬場が急回復し、2分を切るレースになった。その結果、圧勝したので、実績のある東京に変わって、軽い馬場の勝負で悪いわけがないが、やはり距離はひっかかる。

フジキセキも距離をいわれるが、それ以上に母系のコジーンは大好きな血統だが、やはりマイラー。ここではどうだろうか。勝てばあっさり、負ければ、4着以下もありうる、ということで、押さえるなら、へんな買い方だが、馬券は1着のみで買いたい。

これは皆の共通認識か、彼が圧倒的1番人気になるのが普通だが、そうではなく、ワンアンドオンリーが一番人気。普通狙いたくなるが、鮮やかな追い込み馬は見かけほどは、勝ちきれるわけではなく、先週のハープスターでさえ、あのような結果なので、ここは、1番人気なら軽視したい。押さえまで。

となると、やはりトゥザワールド。血統的な好みもあるが、先行押し切りの馬というのは、切れ味がないというが、底力においては勝っており、人気が落ちる分、こちらで行きたい。やはり素晴らしい母系に、キングマンボはミスタープロスペクターでありながら、母系からの異次元の底力で、子孫にもその底力を伝えている。川田君の先週の雪辱にも期待する。

相手は、こうなるとあまりいなくなってしまうが、やはり前述の二頭。

そのほかでは、トーセンスターダムとハギノハイブリッド。前者は、穴党としては絶好のねらい目だが、皆がそう考えるので、そこそこ人気か。私はクラシックはやはり実績を重視したく、皐月賞11着では、やはり買いたくない。ハギノハイブリッドは、まだ底を見せておらず、別路線ではこれか。ウィリアムの馬を酷使するが、やはりここ一番の豪腕は怖い。

もちろん、好みからいえば、この二頭よりは、断然レッドリヴェールなのだが、馬券的には人気になることから軽視せざるを得ない。人気がなければ買ってもいいが。ただ、彼女こそ、むしろオークスに出るべきで、ハープスターがダービー、もしくは宝塚に出るべきだった。

実力馬が実力を発揮するレースを期待する。
  

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2014年05月30日

今日

今日は凄く沢山仕事をして疲れたような気がしたが、よく考えると、英語で投資家と議論しただけだった。

あとは、実家に見舞いに。

いかんな。もう少し頑張らないと。  
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2014年05月29日

名古屋

疲れた。

しかし、パネルディスカッション以外も、とても充実していた。  
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2014年05月28日

日経平均

明らかにいじられているが、やはり海外主導だと思わざるを得ない。

いまさらいうことでもないが。  
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2014年05月27日

5月29日 パネルディスカッション 名古屋

明後日です

名古屋、栄です。

お近くの方はお時間ありましたら是非。  
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2014年05月26日

6月20日 講演会

先週末までに、申込者が殺到し、締め切りとなったそうです。

ありがとうございます。

どうぞよろしくお願いします。  
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2014年05月25日

上海馬券王

好きですな、彼も。

しかし、印の重いフォーエバーモアまでは、面接する時間がなかったのかな。それと、バウンスシャッセは、中性化が進む人間社会、馬社会についての、彼の見識を聞くことができるいい機会だったのに残念。共学と併願だったのにね。  
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2014年05月24日

金縛り

酷い金縛りにあった。

酷い金縛りにあう夢を見ながら、金縛りにあった。

  
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2014年05月23日

オークス

牝馬というのは、本来、繁殖牝馬を選ぶためのレースだけが必要だ。

だから、牝馬の三冠は軽視されるのであり、秋華賞もエリザベスもほとんど意味がなく、近年の調教の進歩などによって、高齢まで走る馬が多くなったことから、牝馬の古馬の重賞を増やしたりしているが、これは邪道で意味がない。馬主の財政事情を考えれば、賞金を稼ぐ、しかも、日本のJRAのように世界一美味しいレースが山のようにある場所では、そうなるのもやむを得ないが、本筋から外れている。

ハープスターは、もはや現世代最強、史上最強かどうかは意見が分かれるだろうが、能力がずば抜けていることは明らかで、オークスで走る意味は全くなく、故障の心配がある分、走らせないのが筋だ。和田共弘であれば、もう繁殖にあげていただろう。

シャダイソフィアを忘れるな。

ハープスターの兄、ピュアソウルが死亡した直後だけに、嫌な感じだ。とにかく無事なレースを祈る。


もちろん、凱旋門に挑戦すれば、日本一から世界一になるチャンスがあり、子供たちを中東のオーナーたちに売りつけるにはそれは正しい戦略であり、日本競馬界の悲願であるから、3歳牝馬という凱旋門においては、特別有利な条件で参戦するのは、意味のあることだと思う。

しかし、それならば、東京の2400のスローレースをローカルの3歳牝馬相手に勝つというのは、賞金1億円を取る以外に何の意味もなく、イギリスのマイル戦に参戦するか、少なくとも、ここはパスして、ダービーではなく、宝塚記念を使うのが、凱旋門に勝つという目的からすると正しい選択だと思う。

だから、このオークスは見たくもないレースだが、ともかく無事を祈る。

馬券を買うなら、二着、三着探しで、オークスは、毎年言っているとおり、距離は関係ない。気性だけの問題で、入れ込み、かかる馬でなければ、ほぼ桜花賞と同じレースと考えていいだろう。

したがって、ハープスターは不動。二着も桜花賞上位、または上位人気で敗れた馬。ヌーヴォレコルトとフォーエバーモア。

  
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2014年05月22日

君は黒田総裁の会見を見たか?

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2014年05月21日

6月20日 講演会

慶應義塾大学 三田キャンパスにて 1900-2100

「Perfume, AKB, そしてKPP 〜 新しい時代のファイナンス理論:KPP理論 」  
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2014年05月20日

秋田県美郷町

講演の後、大曲への道すがら寄った。

美郷町長と講演でお話した後だったので、より興味深く。

六郷湧水群

素晴らしかった。

米国のテレビで放映された、世界の奇祭として紹介された祭りの場所も通った。

ニテコサイダーを飲んだが、ニテコとはアイヌ語とのこと。

素晴らしい水と素晴らしいごく普通の落ち着いた町だった。

やはり、秋田は素晴らしい。  
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2014年05月19日

秋田県横手市増田町

今日から、横手出張。

明日は、横手で講演だが、今日は、妻と私の親友の実家を、親友抜きで訪れた。

そこは、増田町の有名な蔵

4年間に来たときに比べ、観光地として大きく発展していた。

25年前に友人たちが押しかけたときは、すげーなー、家の中に蔵があって、蔵の中に住んでんだ、とかいって、飲んでマージャンしてただけだったのに。

若くて価値が分からなかったんだ。

いや価値はわかったけど、それと観光は別だと思っていた。

観光が進歩したのか。

実際にずっと生活している場であるというのがすごい。

そして、りんご農家訪問と真人公園

日本はいい場所が溢れている。

秋田はどこに行っても、素晴らしいです。
  
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2014年05月18日

原点回帰

あるいは、初心に帰るか。

目が覚めた。  
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ヴィクトリアマイル 上海馬券王

久々の面接コース。やっぱり上海馬券王も女好き、メス好きなのだろうか。

でも、きいいいいいい! って言わないよね。そんな女見たことない。

あと、小説を書くときに困るのは、女性のせりふらしく書こうとして、「……よ。」 「……だわ。」とか使うんだけど、実際には、そんな言葉を使う女子は、いないんだよね。

まあいいか。

やはり、今年はレベルが高いと見て、正攻法で。

メイショウマンボは3番人気なら押さえる必要が。ラキシス、ストレイトガールも実力あり。大穴がフーラブライド。

ただ、本線は、人気のないエクセラントカーヴを中心に、デニム、ホエール。

一番人気のスマートレイヤーだけ切りました。

買い方も難しいが、実力勝負で。

  
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2014年05月17日

ゼミ OGOB会

今日は、ゼミの卒業生に、ゼミの現役生の修士論文、プロジェクトの中間発表を見てもらう。

その後、飲み会。

なぜか、結婚披露会。

卒業生と私が、証人として、署名捺印もする。

素晴らしい日でした。

次回は、今年は10月にもう一度やる予定なので、今回参加できなかった方も是非。  
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2014年05月16日

ヴィクトリアマイル

レベルの高い牝馬古馬のGIとなれば、原則は唯一つ。牡馬相手の実績である。

牝馬限定戦、とりわけ年齢限定の戦いは、参考にならない。

となると、メイショウマンボは無印。本当は一番好きで、この馬は実力もあると思うが、原則に従おう。スマートレイアーも絶好調のようだが、オープン特別勝だけで一番人気なら無印。

となると、有力なのは、JC2着のデニムアンドルビー。GIIIの東京新聞杯を勝ったホエールキャプチャ。そして、休養前のGIII京王杯AHを軽ハンデとはいえ、完勝したエクセラントカーヴ。この三つ巴と見る。

馬券は、人気のないエクセラントカーヴを中心に、三頭の馬単、三連単ボックス。

連下の抑えには、エリザベスやヴィクトリアのGI実績は入れてもいいとすると、メイショウマンボもそのほか有力馬も多数入ってくる。

ならば、人気薄の馬を注視して、ヴィルシーナ。ラキシス。フーラブライドの順。

大穴は、クロフネサプライズ、ローブティサージュ、ストレイトガール。

あとは、打倒、かんべえ

それだけだ。  
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2014年05月15日

5月29日 名古屋 パネルディスカッション

19時から21時で開催されます。  
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2014年05月14日

角川・ドワンゴ 経営統合へ

これは、いいニュースだと思うし、起こるべきことが起こり始めたということか。  
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2014年05月13日

不調

仕事も体調も、不調だ。  
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2014年05月12日

昨日

篭るはずだったが、親戚の相談事で喫茶店へ。妻も。

結局、電源ケーブルとピンケーブル談義が半分だったが。

彼は低周波とか。

私には関係ない。

彼に、彼の自作の電源ケーブルと、電源ボックスを返した。

あ。

競馬は、ミッキーアイルとダノンヨーヨーという予想だった。

ヨーヨーは惜しかったけど。  
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2014年05月11日

母の日

ということで、母の日も、洞窟に篭ることに。

しかし あまりはかどらない。

ううむ。

結構難しいな。  
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2014年05月10日

GWの最後

大きな といっても ちょっとしたことだが、動きがあったので

本当にお休みです。

今日は、大好きな友人と、平面駆動ヘッドフォンを聞きに行くはずだったのに。

残念。

友人も。ごめんね。  
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2014年05月09日

GW

私のGWは終わった。

GWとは、自分の信念をぶちまけて、自分の思いを文章にするということだ。

これ以上の快楽はない。

しかし、快楽というのは、疲れることでもある。

しかし、そう遊んでもいられず、それ以外のエクスタシーを感じない仕事もしないといけない。

ので、ちょっとお休みです。  
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2014年05月08日

連載 GPIF改革の論点 (14) どのようなポートフォリオ分散をはかるべきか 真のリスク要因

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GPIFについてのインタビュー

ブルームバーグで配信されました。

  
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2014年05月07日

連載 GPIF改革の論点 (13) 望ましいポートフォリオ

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GW中の連載 GPIF改革の論点 1−12

アゴラに連載

いまのとこ12回分あります。
  
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2014年05月06日

連載 GPIF改革の論点 (12) 日本国債を減らして何に投資すべきか

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2014年05月05日

連載 GPIF改革の論点 (11) 真のリスクとは何か

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連載 GPIF改革の論点 (10) どのような資産に投資すべきか

アゴラに投稿

ちなみに9の方もアゴラに投稿されています。  
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連載 GPIF改革の論点 (9) どのような資産に投資すべきか

現在のGPIF改革の論点は、ガバナンス改革とアセットアロケーション(ポートフォリオ(保有資産構成))の変更に集約されている。前者は原理原則及び仕組みの問題であり、後者は現実的な戦略の問題である。

ガバナンス改革は、GPIFという組織のあり方に関する法律を変更することになる可能性があり、その議論はこれからで、実際には、まだ余りなされていない。現在、政府によってなされたのは、運用委員会という取締役会と審議会の中間的な組織のメンバーである運用委員の人事で、ほぼ全員を入れ替えたことだ。人選の基準は、改革に積極的な人、株式投資に積極的な人を入れたと言われている。

つまり、今のところ、ガバナンス改革は、アセットアロケーションを変更するための一つの手段であり、改革の目的は日本株をGPIFがより積極的に買うようにすること、というある種うがった見方をするのが自然な解釈となる状況となっている。

この解釈の妥当性については議論しない。ここでは、実際のアセットアロケーションは具体的にどのような資産にどの程度配分するのが望ましいかについて、実質的で、実際的な議論だけをしよう。アセットアロケーションを決めるプロセスや権限、主体については、ガバナンスの話になるので、後日議論することとしたい。

しかし、一点だけ、方法論について触れておく必要がある。  続きを読む
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2014年05月04日

連載 GPIF改革の論点 (8) 日本国債への投資 結論

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連載 GPIF改革の論点 (7) 日本国債投資のメリット、デメリット

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天皇賞 予想

実力馬が揃ったので、ここは格で。

そうなると三強にフェノーメノを加えた4頭立て。

この中では馬場・コース適性と調子で判断したい。

キズナは絶好調で、コース適性もレース適性も実は一番だと思う。人気だが勝つ確率は一番。

ただ、オッズ的には、ウインバリアシオン。好調で、勝負はここしかない。京都の高速馬場は最適ではないだろうが、長距離は向いており、ゴールドシップが捲くるか、先行押し切りというレースをするなら、メジロマックイーンに襲い掛かったライスシャワーとなる可能性も。追い込むキズナを抑えて一着というシナリオ。

ゴールドシップは、高速馬場不適で、二番人気は意外。だから、馬券的な魅力は下と見るが、絶好調で、これまでの敗戦は、馬場と調子と騎手との相性の合わさったものと見て、可能性は十分。

フェノーメノは前走の敗戦が嫌われて、離れた4番人気だが、コース適性は十分だし、高速レースは向く。中山があわなかったのと、前走仕上げすぎでの敗戦と見れば、調子は回復したようで侮れない。なんといっても昨年の覇者。ただ、三強とは負かした相手がやや落ちるので、馬券的にはゴールドシップと同じ3番手評価はやむを得ないか。

本当は、大好きで、このレースと馬場に向くジャガーメイルを大穴に推したいが、ちょっと調子がいまいちのようだ。デスペラードも穴人気になりすぎた。

馬券は、ウインバリアシオンとキズナを1着とし、残りの二頭とあわせた三連単のボックス。  
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2014年05月03日

連載 GPIF改革の論点 (6) 日本国債への投資は過大か?

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天皇賞

久々に一流馬が揃った天皇賞となった。

ここ数年、一流馬の出走がないか、出ても凡走となっており、天皇誕生日でもなくなったことは関係ないはずだが、レースとしての重要性が落ちてきていた。

ただ、これは数年によるものではなく、日本の競馬、世界の競馬の潮流から行って仕方のないことだ。

キズナが菊花賞には眼もくれず、凱旋門を目指したわけだが、いまや世界で3000メートル以上のレースを勝つことを目標に馬が生産されることはない。血統がスピード優先になったこともあり、また凱旋門も2400で深い芝で、スタミナが要求されるが、それは距離のスタミナとはまた別のもので、スプリンターではもちろん持たないが、抑えが利き頭の良い馬であれば、距離適性は関係なく、精神的なスタミナが要求されると考えたら良いだろう。

この結果、欧州の馬たちは、独特の深みを持った馬が繁殖や種牡馬として残っていくこととなり、器用に差しきることや単純かつ一瞬のスピード切れ味が重宝される日本の競馬では成功しないことも多い。しかし、底流に流れる底力は貴重なものがあり、それが、イタリア競馬やドイツ競馬などの多様なバックグランドも取り込んだ上での生産が欧州全体でなされているから、やはり、長期な持続性のある生産市場といえるだろう。

一方、アメリカ競馬はマイル戦やスプリント戦でも、スタミナが要求されるが、それはスピードの持続力である。これが、良くも悪くもダート競馬の適性で、序盤からかなりのペースで先行し、直線に入っても、そのままさらにスピードに乗って押し切るというスタイルのレースで、日本で言えば、大井競馬と新潟の直線競馬を併せたようなものと捉えてもよい。

したがって、日本に入ってくる米国産の馬のイメージは、日本馬と違って、ワンペースで力任せで押し切るようなレース振りをする馬が多く、血統も短距離血統と言われても、それなりに距離が持ってしまう馬がいて、展開に寄らず常に力を出し切る馬が多く、2歳戦から力を発揮し、下のレベルでは取りこぼしも少なく、圧勝を続けるが、オープンなどのある程度のレベルとなると、メリハリの効いたレースができず、常に直線で目標にされ、差し切られ、全く勝てなくなるという馬が出てくる。

ただ、馬の能力は常に100%発揮されるから、能力検定レースとしては優れたレースになっているのがアメリカのダート競馬で、日本の岩田騎手などはアメリカ競馬に向くかもしれない。そして、確実な力、タフさは確実に伝えるため、米国血統も、やはり成功を続けていく。

これに比べ、日本で生産される競走馬たちは、これまでのJRAのビジネスの成功を背景に、また、サンデーサイレンスの大成功により、いまや、世界一の良血馬の集まりとなった。生産者や育成者のレベルアップ、さまざまな人材の流入、産業としての発展もあり、競争能力としても間違いなく世界一の水準の馬を多数生み出すマーケットになった。

それにもかかわらず、凱旋門で勝ち切れなかったり、米国のチャンピオンレースに出走することが少なかったりするのは、底力においては、世界一とはまだいえないところがあるからではないかと思う。

それにはさまざまな理由があるとおもうが、私見としては、第一に、馬に対する過保護というものがあり、大事に育てすぎ、大事に乗りすぎる傾向があり、制御できない馬が現れる確率が高くなっていることがある。これはオルフェーヴルのときに議論したので、ここでは述べないが、それが、実力をレースで100%発揮できない一流馬の確率が高いことをもたらしている。ただ、オルフェーヴルのような馬は、日本以外では、早いうちに見捨てられていた可能性もあり、一長一短ではある。

過保護と言う点では、レースが騎手を過保護にしていることは否めず、それが外国人騎手に圧倒的な差をつけられている原因でもある。レースが、馬の力を100%問うものでなく、直線でうまく差せば勝てるというレースが中心になってしまえば、馬も騎手もレースの中で鍛えられるということがなくなってしまう。

これには、いつもいっているが、日本の軽い馬場、高速馬場が一つの要因になっており、また日本人の逆転が好きな気質からも、直線一気の追い込み馬が圧倒的な人気になることから、興行主のJRAとしても、あまり大きく馬場を変更することにもためらいがあると思われる。

そして、馬産としては、メジロ牧場がなくなり、ドイツ的な生産思想がほとんど失われ、これと連動して、長距離の軽視、スピードの重視、勝ち上がり率の重視などが相まって、軽いスピード馬ばかりで、底力のある馬の割合が減ることになる。

だから、フランスやイギリスなどの馬場に合わず、凱旋門に勝てないということもあるが、ただ、マイルでは昔から、タイキシャトルを始め何頭かの世界トップレベルの馬は出てきた。

問題なのは、馬場適性よりも、底力、精神的な大物というか、一流馬が超一流馬となりきれないところにある。欧州血統で良血にもかかわらず、不器用さから勝ちあがれず、ビジネスとしての馬産としては適合しないような血統の馬は、一旦強くなるととことん強くなる馬が出てくることが多い。日本で言えば、オペラハウス産駒のテイエムオペラオーやメイショウサムソンで、このような馬の生産は効率は悪いが、超一流馬を生み出すためには、このような血脈、生産の考え方は残していく必要があり、それが日本の競馬界の課題であると思う。

つまり、春の天皇賞のレースとしての水準低下は、これらの問題点が顕在化したものである。単純な逃げ馬に逃げ切られたり、有力馬が集まらなかったり、距離は長いが京都の軽い芝で、底力を問うわけでもスピードを問うわけでもない(やはり3ハロン33秒台の脚は要らない)中途半端なレースになってしまったと言わざるを得ない。したがって、近年の春の天皇賞がつまらないのは当然の結果であった。

今年一流馬が集まったこと、ディープインパクトという切れ味とスピードに優れるが、馬によっては制御が利き、気性的には長距離もこなせる、 悍性も強いが精神的なスタミナのある馬を生み出すことができる種馬と、ステイゴールドというサンデーサイレンスにしては小さくて不器用だが、奥深い底力と魅力を持った馬(しかし、むしろ、これがサンデーサイレンス自身には最も近い馬だ)を生み出す種馬が同時に日本に存在することとなったこと、これをきっかけに、日本の競馬が一段と高みへ昇ることを期待する。ディープインパクトとステイゴールドの最高傑作オルフェーヴルが凱旋門で惜敗しているのも因縁で、今年こそ何かが起こることを期待したい。

付け加えれば、ステイゴールドのNICS(成功する血統配合パターン)がメジロ牧場の集大成メジロマックイーンであることも、深い意味のあることであり、個人的にも深い思い入れがあるが、ここで日本の競馬が大きく発展しなければいけないと思う。(エルコンドルパサーとダンシングブレーブについてはまた改めて書きたい)

さて、今年の春の天皇賞は、そのディープインパクトの牡馬での最高傑作ともなりうるキズナと、ステイゴールド産駒の現役代表馬ゴールドシップとフェノーメノが集まり、これらの馬が1,2,3番人気となっている。

普通に考えれば、ディープインパクトとレース振りもうり二つ(武豊にそうさせられているだけかもしれないが)キズナが本命だろう。春の天皇賞は距離よりも前半抑えが利き、終盤の持続的なスピードが発揮できることが重要で、キズナには向くレースだ。母系のストームキャットは米国で近年最も成功した(高値の)種馬であり、私が留学していたときの米国競馬界でのインパクトはものすごく、日本で感じるよりもはるかに超大物血統だ。ただ、短距離のイメージがあるが、超大物は何でもこなす器がある。極端なスローペースとならなければ、勝つ能力がある。

極端なスローにならないと思われているのは、ゴールドシップがいるからで、距離的、精神的スタミナは抜群のものがあるが、直線のスピードには不安があるので、前半から前につけるか、三コーナーから捲くるかすると思われるので、ゴールドシップがいる以上逃げ切りを許すことはないと思われる(オルフェーヴルが許したビートブラックの再来はない)。

ゴールドシップは、軽い芝、高速馬場の適性がないと思われており、確かに、東京、京都での成績は振るわないが、春の天皇賞はさすがに3200で33秒台の脚は要求されないので、菊花賞を勝っているし、東京で33秒台の足を使ったこともあるので、3200であれば、京都でも大丈夫であると思われる。

一方、フェノーメノは昨年の覇者であるが、前走が休み明けにしても期待はずれで、仕上げの失敗か、中山の馬場があわなかったのか、理由はあるが、それにしても負けすぎた印象はある。また、レースとしても昨年はライバルが弱かったこともあり、完勝だったが、目標にされやすく、力勝負ではゴールドシップ、切れ味ではキズナにそれぞれ及ばないため、勝つイメージは持ちにくい。ただ、春の天皇賞は中途半端なレースなので、一番向いているともいえる。調子次第。

しかし、ひねくれモノの私の本命は、ウインバリアシオン。2番人気だと思っていたが、現在三頭に離された4番人気で、これならギャンブルとしてはここからいくしかない。

屈腱炎に泣かされてきたが、ここはこれまでにない順調さで、勝つのも、買うのもここしかないか。

ハーツクライ産駒で、成長力は裏づけされている。長くなったので、今日はここまで。  
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2014年05月02日

今日のメディア 報道ステーション

本日 2日金曜日 2154− テレビ朝日 報道ステーション GPIF改革と成長戦略について

ヴィデオ出演です。  
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連載 GPIF改革の論点 5 GPIFへの信頼

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2014年05月01日

連載 GPIF改革の論点 4 ガバナンスとは透明性でも説明責任でもない

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今日のメディア

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