2010年03月06日

馬は生き物

ウオッカが、ドバイで惨敗。

同じレースを鮮やかに差し切ったのは、レッドディザイア。余りに鮮やかであったため、また負かした相手が強力であったため、牝馬限定戦のシーマクラシックではなく、ワールドカップへの出走を検討しているようだ。素晴らしい。

レッドディザイアは、オールウェザーの馬場が合っているということらしい。それだけでなく、この馬は、どんな条件で走っても、常に好走。環境変化に強く、本当に強い馬なのだろう。一瞬の切れ味では、ライバルのブエナビスタの方が人気があるが、こちらの方が、総合的な実力では上だろう。遠征でも、どんな条件でも力を発揮するというのは、超一流馬の条件だ。

一方、ウオッカは、一流馬だが、もともと凡走も多いタイプ。だから仕方ない、と言う見方もできるが、しかし、今回ばかりは、陣営の方針は疑問だ。これまで、ドバイでは、4着、5着、7着ということだったので、相性が悪いと考えるべきだ。どうしても海外遠征したいのであれば、イギリス、フランス、米国と他にもチャンスはあるはずだ。信頼している陣営だけに、ドバイに拘る理由が何かあるのだろう。知りたい。

さて、先週は、エスポワールシチーがドバイに行かないと決定したことに対する批判が相次いだが、それは勝手過ぎる批判だ。エスポワールはもともと臆病で、まともに走れなかったのを、佐藤哲三と厩舎が手塩をかけて、ここまで育ててきたのだ。今では、それがうそのようにも思えるが、しかし、依然レース振りは、ワンペースで逃げるというもので、また、東京遠征で、馬体を減らしながらも、底力で圧勝しただけだ。つまり、遠征や環境変化には弱いタイプのはずで、精神的なダメージを受ければ、取り返しが付かないことになる。

今回断念した理由は、精神面ではないのかもしれないが、いずれにせよ、馬の遠征と言うものは、馬が生き物であり、また競走馬は、自分の意思に基づいて走っているわけではないので、外野からいろいろ批判するのは、適切でないと思うし、生き物としての馬を大切にしたい。



この記事へのコメント
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 「生きものとしても馬を大切にしたい!」という言葉に、ありがとう! といいたくて、書いています。
 木幡さんは、なかなか興味深い方ですね!
Posted by 生きもの at 2010年03月07日 09:47
生きものだから応援したいし、
生きものだから子孫を通じてロマンが続きますよね。
まったく同感です。

ウオッカのラストラン、それでも応援したい。
陣営もオールウェザーに変わったことに賭けたんでしょうけど…
Posted by Show高 at 2010年03月07日 10:07
なんて書いてたら…
ウオッカ…
夢をありがとう!
Posted by Show高 at 2010年03月07日 10:09
JRAもさっさとオールウェザーを採用すればいいのに。
Posted by ななし at 2010年03月07日 12:06
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Se correr 5% do que uma ferrari comum corre ja esta bom demais !
Posted by rozetka at 2011年12月08日 09:38